本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。
『バトルグラウンドワーカーズ』は漫画アプリ『マンガワン』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『バトルグラウンドワーカーズ』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『マンガワン』にて全巻無料で読むことができます。
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『マンガワン』は小学館が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
『マンガワン』では、このように『バトルグラウンドワーカーズ』を無料で読むことができます。
安心安全に、そしてタダで『バトルグラウンドワーカーズ』を全巻無料で読破したい方は『マンガワン』を使う方法が最もお得です。
また『マンガワン』では、『バトルグラウンドワーカーズ』以外にも
- 闇金ウシジマくん
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- アイアムアヒーロー
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- 今際の国のアリス
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などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。
半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!
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また漫画アプリに関して言うと、集英社が運営する少女マンガに特化した漫画アプリ『マンガMee』やスクウェア・エニックスが運営する『マンガUP!』も特にオススメです。
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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。
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「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガワン』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?
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こちらの記事では、👇特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています。「無料で多くの有名漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。
次に『マンガワン』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『マンガワン』の使い方を簡単に紹介
マンガワンを無料でお楽しみいただくには、以下の『ライフ』と『SPライフ』の使い方をマスターしておくだけでKOです。
簡単に説明していきます。
『ライフ』とは?取得方法と使い方を解説
- ライフとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
- 朝9時、夜9時に4ライフずつ配布される(1日計8ライフ貰える)
- 1ライフ消費で好きな作品(漫画)を1話無料で読むことが出来る
以上が簡単なライフの取得方法と使い方の説明です。
つまり毎日、計8枚配布されるライフを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムです。
但し1点だけ注意があり、ライフを4つ以上貯めこむことは出来ません。
朝9時に4ライフが配布され、その4ライフを使わずに夜の9時を迎えたとしても新たにライフが加算されることはないので注意が必要です。
『SPライフ』とは?取得方法と使い方を解説
- SPライフとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
- ライフがなくなってしまった場合でもSPライフを使用することで好きな作品(漫画)を1話無料で読む事が出来る
- 新規ダウンロード特典でSPライフが50枚付与される
- 毎日、短い広告動画を1度見るだけでSPライフが1枚付与される
以上が簡単なSPライフの取得方法と使い方の説明です。
下記画像のように新規ダウンロード特典では、SPライフが50枚無料配布されます。(50話分)
そして毎日、短い広告動画を視聴することで漏れなく1SPライフを取得することが出来ます。(アプリを起動すると↓の画面が表示されます)
つまり『マンガワン』を新規ダウンロードした暁には特典で貰えるSPライフ50枚で好きな作品を50話(巻数にして6~7冊分)を一気に読破できてしまうのです。
控えめに言わずとも読者ファーストの神アプリ。是非、一度試してみる事をオススメします。
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『バトルグラウンドワーカーズ』は面白い?世間の感想調査!
普段SFとかロボットモノ見ないけどバトルグラウンドワーカーズ面白い
— カヨウ (@enve_cop) October 14, 2021
バトルグラウンドワーカーズって漫画面白い マンガワンで読めます
— B (@gumikudasai4) October 13, 2021
竹良実先生のバトルグラウンドワーカーズ、完結おめでとうございます!
本当に面白くて、シャムシール対策あたりからは個人的に今の連載作品の中で1番面白いマンガで毎回楽しみにしてました!
最終話もとても良かった!
次回作も期待しつつ、最終巻を待とうと思います😄
本当にお疲れさまでした!
— ななな (@ZZZ_log_san) October 3, 2021
スピリッツのバトルグラウンドワーカーズ終わってしまったなぁ。面白いマンガだった。
— しーむた (@seemta) September 28, 2021
軽い気持ちで読みだしたバトルグラウンドワーカーズが面白い
— GYAKU@辻ノブはアストラゼネカ1回目 (@arakitamazo) September 26, 2021
バトルグラウンドワーカーズ、
堂々の完結!!
面白い漫画をありがとうございました、
竹良先生の新作を楽しみにしております!#バトルグラウンドワーカーズ#竹良実— しおん (@nya_no_suu) September 25, 2021
バトルグラウンドワーカーズ無茶苦茶面白いじゃん…。展開が全く読めない。細かい心理描写が凄く丁寧に描かれてるのにそれが煩わしさや読みにくさにはなってない。面白い。
— 下手タルト (@porkpiehut_boy) September 18, 2021
『バトルグラウンドワーカーズ』って漫画が面白い。
— Mr’フクロウ (@psychic28) September 19, 2021
バトルグラウンドワーカーズ💮
前作品もすこだったけど、こちらもとても面白い感動する。— お肉。 (@knt3a29) September 12, 2021
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『バトルグラウンドワーカーズ』見どころ紹介!
見どころ① 不器用な30歳主人公に共感!
ブラック企業を辞め、病院のベッドで孤独に30歳の誕生日を迎えた主人公の平(たいら)。
少なからず社会の厳しさを経験した彼が次に選んだ仕事は、人型兵器を操縦して戦うというものでしたが、隠れた才能が開花するわけでもなく、周囲と比べても全然上手く立ち回れません。
戦闘訓練での成績は最下位で、銃の命中率も低く、周りからは陰でバカにされてしまいます。
しかし、長官のアドバイスを素直に受け入れて自主トレーニングに励み、また、周りとは別の方法で仲間の助けになることを模索し、少しずつ活躍していきます。
これを言うと相手はどう思うだろうか。ということをよく考えて言葉を選ぶことが多く、敢えて理由を言わないことで誤解を招くこともあり、その不器用さに親近感がわく人は多いのではないでしょうか。
また、前職で理不尽な思いをした平は、社会とはそういうものだと、ある意味で諦めており、今回の仕事でも理不尽な目に合いますが、他よりも前向きに対応しようとしていきます。
今の仕事に不平や不満のある人は、平の行動に勇気をもらえる内容になっていると思います。(私はめちゃくちゃもらいました)
見どころ② 生死を懸けた戦いに緊張感マックス!
25年前、人類を大量に虐殺した謎の巨大生命体である亞害体。
平たちは生身ではなく、ライズという亞害体と同じくらいの大きさの人型兵器を操縦することで戦いますが、亞害体はライズの急所を理解しており、明確な殺意をもって平たちを殺しに来ます。
平たちは命の危険を感じた時に、ライズとの神経接続を強制遮断することで、急所である通信器を壊されても死なずに済みますが、強制遮断を6回以上行うと脳への甚大な負担により死に至ります。
中にはたったの5回しか使えない強制遮断を惜しんで、1回も使わずに殺されてしまう人もいて、命を失うことの恐怖が繊細に描かれています。
平の仲間たちも信頼関係の浅い間は自分の命が最優先で、仲間のために命を危険にさらすような戦い方はしませんでしたが、平の勇気ある決断に感化され、仲間のことを考えた戦い方をしていきます。
戦闘能力の高い亞害体に殺されず、殺せるように、平たちも戦闘訓練を行い実践に臨むのですが、その際の銃撃戦や肉弾戦は読んでいてかなりドキドキします。
更に、様々な経験を経て抜群のチームワークを手に入れた平たちが、突如として東京の街に現れた亞害体の群れから一般人を守るために戦うシーンは大感動の嵐で、感涙必至です。
まじで、何回読んでも泣けます。
見どころ③ まさか過ぎる衝撃の展開に思わず唖然!
亞害体との戦闘を重ねるたびに、平は少しずつ違和感を覚え始め、自分たちは何か大切なことを知らないでいるのではないかと思い始めます。
ある時、一体の亞害体が突然平の前に現れたかと思うと、特に襲ってくることもなく平の攻撃から逃げて、海に飛び込みます。
そしてその時、平は亞害体から何かのメッセージのようなものを感じ取ります。
海中での戦闘訓練も行ってはいましたが普段よりも危険性が高いため、平はその亞害体を追うことをやめますが、その際に亞害体と人が描かれた巨大な絵を見つけます。
以前にも平は任務中に洞窟で同じような絵を見たことがあったので、その時の映像を確認しに行くと、確実に見たはずの絵が映像から消えていて、組織が何かを隠そうとしているのではと考えます。
平はそのことを仲間に打ち明け、再びメッセージを感じたら亞害体を追ってみることにします。
後日、任務で同じ場所をパトロールしていた時、以前の亞害体が姿を現し、平に手招きをします。
平は覚悟を決めて、その亞害体に付いて行き、亞害体の正体を知ることになります。
組織からは漠然とした説明しかされておらず、亞害体関連の過去の記事などもいくら探しても見つからない。
亞害体とは一体何なのか?自分たちは何と戦っているのか?
そのあまりにも衝撃的過ぎる事実により、物語は急展開を迎えていきます。
『バトルグラウンドワーカーズ』登場人物紹介!
平仁一朗(たいらじんいちろう)
人類連合31小隊に所属する30歳独身の男性。
この物語の主人公であり、真面目で優しくて何事にも一生懸命に取り組みます。
ですが、不器用なところや言葉足らずなところがあり、周囲に舐められてしまうことがあります。
幼い頃に交通事故で両親を亡くしており、祖父母により愛情を込められて育ちましたが、祖父母が亡くなった今は一人で暮らしています。
前職はブラック企業での営業職で、幸せになるために頑張ってきたけれど、会社を辞めた今はそれを掴むことを諦めて、些細な生きがいを見つけようとしています。
その優しい性格から他人のために自己犠牲的な行動をとることがあり、それをおかしいと非難する者もいますが、少しずつ周りに認められていきます。
最初は少し頼りなさが目立ち、読んでいてもどかしくなる部分もありますが、一生懸命な努力が少しずつ報われていく中で、どんどんカッコよくなっていきます。
岡部圭護(おかべけいご)
平と同じ31小隊に配属された平の同期。
腕に入れ墨を入れており、強面で筋肉質な体形の青年です。
喧嘩っ早い性格で、煽られたらすぐに手を出してしまうこともありますが、正義感が強く理不尽な目に合った平をよく守ってくれるという一面もあります。
過去にキックボクシングで所属団体のパンダム級王者になるほどの実力の持ち主で、そのセンスを亞害体との戦闘でも発揮します。
キックボクシングを半ば強制的に引退に追い込まれた過去から、理不尽な話がとにかく嫌いで、自分や仲間が危険にさらされた時には強く反抗します。
平と同じく仲間想いの熱い男で、めちゃくちゃ良い奴です。
西数真(にしかずま)
岡部と同じく31小隊に配属された平の同期。
ぽっちゃり体形で眼鏡をかけた暗い雰囲気の少年ですが、自分の意見ははっきりと口に出すタイプで、初期では岡部と対立します。
常に冷静に周りを俯瞰しており、その場に応じて正しい判断をします。
高校時代はガリ勉で、模試で東大B判定を取るほどの学力をもっており、成績は常に断トツの学年1位、自分に絶対的自信を持っていましたが、正義感からいじめられていた友人を救おうとしたら自分もいじめられてしまい、3年生で高校を中退したという過去があります。
理不尽なことは許せなくても、自分に力がなければ抗うことはできないと考えていて、人類連合でも悔しい気持ちを押し殺します。
物語の中盤で人類連合を辞め、裏方に徹します。
能倉知子(よくらともこ)
平と同じ31小隊の女性のメンバーでスナイパーの腕を持ちます。
平が31小隊に配属された時点で既に5回の強制遮断を行っており、次に強制遮断を行うと死んでしまうことから、平に気を使われてしまいます。
記憶障害を患った母親を介護しており、そのためにシフトの融通が利き給料の高いこの仕事を辞めないでいます。
幼い頃に平たちの戦場である蘇芳島で暮らしていた過去があるが本人は覚えていません。
最初は平に気を使われることを迷惑に感じていましたが、その優しさに触れることで平に恋心を抱くようになります。
沼田美羽愛(ぬまたみゆな)
平と同じ31小隊の女性メンバーで愛称はみゅーな。
非常にマイペースな性格で、愛嬌のある優しい女の子です。
母親が子育てを放棄して彼氏と遊んでいたため、知らない人の家に泊まりながら暮らしていた過去があり、能天気に見えますが色々考えながら仕事をしています。
幼い子供のように我儘な発言をしたり、話す人全員にタメ口だったりと、ちゃっかりした一面がありますが、常に明るいムードメーカーで31小隊に欠かせない仲間です。
百沢紀和(ももさわきわ)
平が所属する31小隊の女性メンバーであり隊長。
状況判断能力に優れていて、戦闘でも的確な指示を行います。
前職では友人と立ち上げた会社の社長をしていましたが、その友人に婚約者を奪われ、追い出される形で自ら辞職し、人類連合の仕事に至ります。
命の危険があるこの仕事ですが、借金があるようで、それを返済するために隊長手当や追加報酬を狙い貪欲に仕事に取り組みます。
機嫌の悪い時には嫌味なことを言ってしまうこともありますが、根は優しく面倒見の良い頼れるリーダーです。
『バトルグラウンドワーカーズ』序盤ネタバレ紹介!
第1話「幸せの代わり」
ある冬の晩、主人公の平仁一朗(たいらじんいちろう)が家に着くと、ポストに心当たりのない手紙が入っていました。
見ると外務省からの採用通知書で、世界を守る仕事と書かれています。
不審に思いながらも手紙を読んだ平は、その仕事を始めることを決意します。
そして、初出勤日の朝、幼い頃に亡くした両親と、自分を育ててくれた祖父母の遺影に手を合わせて、平は職場に向かいます。
交通事故で両親を亡くした平は、愛情を込めて祖父母に育てられたことで、優しい性格の持ち主へと育ったのでした。
その頃、平の新しい職場である外務省人類連合では、業務連絡を行うために部長が長官のもとを訪ねます。
部長が、平たち第78期訓練生の初出勤を報告すると、長官は25年前の「亜害体」による悲劇を思い出します。
世界各地で突如として現れた謎の巨大生命体である亜害体。
たくさんの人が死に、建物もかなり壊されましたが、長い年月の経った今、その悲劇を思い出す人はいません。
「そうなるために、我々人類連合は戦ってきたのです。」と部長が言います。
すると長官は「でも、いえ、そうね、きっとこれはいいことなのね。」と何か含ませた返事をします。
暗い建物の中、手紙を見て来たであろう人たちと一緒に、平は案内に従って進みます。
案内された場所に行くと、指導担当の堂島という男が待っており「ここが君たちの職場、亜害体と戦う戦場の入り口だ。」と言われます。
それを聞いた平は、手紙の内容が真実だったと知り、小さく驚きます。
堂島によると、亜害体関連のニュースが無くなり、人々が平和な生活を送れているのは、人類連合がひそかに亜害体を撃退し続けているからとのことです。
そして、その亜害体を撃退する仕事を平たちも行うというのです。
堂島の熱い演説により、士気の上がった平たちは、訓練の準備のために更衣室へと向かいます。
平が制服に着替えていると、ぽっちゃりとした眼鏡の少年が平の後ろに吹っ飛ばされてきました。
混乱しながらも平が倒れた少年を心配していると、腕に入れ墨のある強面の青年が近づいてきます。
青年はかなり怒っているようで、「おい、もう一回言ってみろよ。」と少年に向かって言います。
すると少年も強気で引き下がらずに、ここにいる人たちは皆、社会不適合者で、死んでもいい人間だから集められたのだと言います。
青年はその言葉に苛立ち、更に少年を殴りかかりますが、平が身を挺してそれを守ります。
そして、この仕事にかける真摯な想いを青年に伝え、その場を収拾させます。
着替えを終えた平たちは、指定のタンクに入るように指示をされ、その後タンクの中の椅子に座り目を閉じます。
すると、目を閉じているはずなのに、雄大な自然の風景と複数の巨大ロボットが目に飛び込んできます。
そして自分は、そのロボットの1つの操縦席に座っていると分かります。
対・亜害体人型兵器である「RIZE(ライズ)」。
平たちは神経接続により、蘇芳島という南シナ海の離島にあるライズに意識を移動させ、操縦席からライズを操作します。
操縦訓練が始まり森を歩いていた時、突然平のライズが何者かに撃たれ、直後激しい痛みに襲われます。
周りを見ると、他のライズも痛みにうずくまっています。
物音に気付き平が振り向くと、そこに1体のライズがいて、突如銃で自分の頭を打ち抜きました。
平が驚いてそれを見ていると、そのライズから優しそうな女性が映し出されます。
なんとその女性は人類連合日本支部長官の与儀小百合(よぎさゆり)でした。
彼女は、ライズは唯一の弱点である通信器さえ壊されなければパイロットが死ぬことはないということを体感してもらうために平たちを撃ったと言います。
そして、若者を戦わせる戒めとして自身の頭を打ち抜いたのだと言います。
第1回の訓練を終え、基地に戻り神経接続を切ると、平は東京のタンクで目を覚まします。
訓練の期間中、平の成績は最下位でしたが、それでも一生懸命仕事に取り組みます。
平は今までの人生を振り返り、幸せに生きることは諦めたけれど、幸せの代わりになるもの、それがあれば胸を張って生きていけるというものを、この仕事に見出すと決めたのです。
いつものように訓練を終えたある日、緊急事態が発生します。
平たちの先輩である27小隊が亜害体と交戦し、武器弾薬が尽きかけていて、彼らに補給物資を届けるために平たちから3名を選出するというのです。
1人目は強面の青年である岡部が、2人目はぽっちゃり眼鏡の少年である西が選ばれます。
そして、3人目に吉崎が選ばれますが、吉崎はその任務を嫌がります。
それを見た平が手を上げて、3人目は平が選ばれます。
27小隊の近くまで来た3人は警戒しながら歩いていましたが、亜害体に気づかれてしまい銃撃を受けます。
どこから撃たれたのか分からず、混乱した平たちでしたが、ふと遠くにいる亜害体を見つけます。
初めて見る亜害体のおぞましく不気味な姿に恐怖を覚えながらも、平たちは作戦を立て、それを実行に移します。
岡部と西に守ってもらう形で平が補給物資を抱え、27小隊のいるところに向かって走り抜けます。
亜害体に首を撃たれ、激痛が走りますがかまわずに走り続け、平は遂に森を抜けます。
しかし、直前でその先は崖だという情報が入ります。
それを知った上で、平は崖を飛び降りながら強制遮断を行い、27小隊に物資を届けることに成功します。
タンクで目を覚ました平は急に吐き気を催し、その場で嘔吐します。
気を失い、医務室に運ばれた平が目を覚ますと、岡部と西が見舞いに来ていました。
2人の無事を確認して平が安堵したとき、堂島部長が来て衝撃の事実を伝えます。
平が嘔吐し気を失ったのは強制遮断をしたためであり、脳にダメージを与える強制遮断は5回行うとパイロットの死に至るというのです。
「先に言えよ!」と岡部が擁護してくれますが、平はその事実を冷静に受け止めます。
帰り道、平は今日の仕事を振り返りながら、世界を救う仕事に就いたことを実感しひそかに満足します。
第2話「2%の勇気‹1›」
訓練期間を終え、医務室にて平は改めて強制遮断の説明を受けます。
胸部につけられたコネクタに表示された星の数が強制遮断のできる残り回数だと。
平のコネクタには4つの星が表示されています。
その後、平たちは小隊への配属を命じられますが、なんと、平の配属された31小隊は岡部、西と同じ隊でした。
平は嬉しそうですが、西は岡部と一緒であることを露骨に嫌がります。
31小隊の個室に行くと、沼田(ぬまた)、百沢(ももざわ)、能倉(よくら)という3人の若い女性が平たちを迎えます。
そこで平は、能倉が以前遭難していた27小隊の人物だと気づきます。
能倉の暗い態度を岡部が指摘すると、27小隊の隊員が一人死に、27小隊は編成替えになったため、能倉が31小隊に配属されたと百沢が教えてくれます。
そして、平たちの初任務が開始します。
ライズに神経接続を行い、31小隊の6人で亜害体の襲撃を警戒しながら森を歩きます。
なんとなく見覚えのある場所に来た時、百沢が「さあ、着いたわ。」と言い、前を見ると崖の下で壊れたライズがうなだれています。
以前、補給物資を届けるために崖から飛び降りた際、平はライズを破壊してしまっていたのでした。
平のライズと27小隊の殺されてしまった人が乗っていたライズの回収が、今回の任務です。
壊れたライズを見ながら、ライズの値段は22億円もすると、百沢が教えます。
そして、そのお金は税金で賄われていると言い、それを聞いた平は「亜害体との戦いは前線にいる自分たちだけではなくて、社会という荒波の中で戦っている多くの人のものでもあるんだ。」と感じます。
27小隊のライズを探していると岡部から見つけたとの通信が入り、平は岡部と合流します。
そこには通信器も含めて大破したライズが倒れていました。
そのライズを運び出そうとした時、平はふと何かの気配を感じ森の奥を覗きます。
そして、一体の亜害体を見つけます。
平は慌てて緊急連絡をしようとしますが、岡部がそれを止めます。
全く動かない亜害体を見て、もしかしたら死体かもしれないと考えたのです。
死んでいることを確かめるために、恐る恐る平が亜害体に向けて発砲しますが、亜害体は死んでおらず、それを瞬時によけて、そのまま平へ襲いかかります。
第3話「2%の勇気‹2›」
亜害体は平に襲いかかり、平の銃口をへし折ります。
そして平を地面に押さえつけて殺そうとしたところで、岡部が亜害体を撃ち、平を助けます。
亜害体が逃げたことで平たちは助かりますが、その明確な殺意を直に感じた平は仕事への不安を抱きます。
平と岡部がペアを組み、いつものように森の見回り任務を行っていると、それを退屈に思った岡部が平を脅かしからかいます。
「早く戦場に出て暴れてーぜ!!」と岡部が言っているのを見て、能倉がそれを注意します。
その後、仕事を終えて東京に戻った平に、百沢が笑顔で事務作業を頼みます。
「ここぞという時に活躍する自信がないなら、なんでもない『いつも』をがんばるしかない。」
そう思い、夜遅くまで頼まれた仕事をしていると、急に部屋の電気が消されてしまいます。
平に気づかなかった清掃員のおじさんが、節電のためにうっかり電気を消したのですが、それを見て平はあることをひらめきます。
翌日、任務に向かうと平が訓練でずっと使っていたライズの修理が完了していて、嬉しいことに慣れ親しんだライズを使うことができるようになっていました。
平は修理をしてくれた方に深々と感謝をして、その日の任務に就きます。
任務を終えて、「1週間の出勤の個人データ」を見ながら平が考え事をしていると、百沢に何をしているのか聞かれます。
歩き方などを工夫することでライズの節電を試してみていると平が話すと、案の定岡部と百沢に笑われ小ばかにされます。
しかし、今のところ2%くらいの節電ができていると言うと、能倉はそれを肯定してくれます。
その頃、司令部では与儀から堂島に亜害体の群れを仕留めるように指示が下されます。
それを受け、今日出勤する部隊には少々のリスクを取ってもらう必要がありそうだと、堂島が不穏な発言をします。
第4話「2%の勇気‹3›」
いつも通り、見回りの任務をこなす31小隊に緊急任務が下されます。
亜害体と交戦中の第2小隊に31小隊の予備バッテリーを受け渡しに行くという任務です。
ライズのバッテリーは約10時間保つため、トラブルがなければ大丈夫ということで平たちは第2小隊のところに向かい、無事に予備バッテリーを渡します。
バッテリーを渡すことができ、安心したのもつかの間、基地までの帰り道が落石により塞がれていて、平たちは迂回を余儀なくされます。
バッテリー残量を考えると基地まで持つかギリギリで、百沢が司令部に応援を要請しますが断られてしまいます。
もしバッテリーが切れたとしたら、神経接続は維持されたままでライズが全く動かなくなり、パイロットは手足を縛られて目だけ開いているような状態になると知り、31小隊に不安がよぎります。
そこで、平が荷物を降ろしていくなどの節電を提案すると、百沢に「頼りになるわね節電男。ここにきて大活躍?」と皮肉を言われます。
しかし平は「ピンチの時に何かすると仕事したって気になるけど本当は何もない日を作るのが僕らの仕事ですものね。」と言い、それを聞いた百沢は荷物を置いていくことを決めます。
みんなのバッテリーが3%を切り、生命維持のためにパイロットの快適性などがオフになるレッドゾーンに突入したころ、平たちは基地の目前に到達します。
日本に帰れるとみんなで安心していたその時、亜害体に沼田が頭を撃たれます。
31小隊は2体の亜害体に襲撃されますが、バッテリー残量が少ないため思うように動けず、苦戦を強いられます。
岡部が全員での強制遮断を提案しますが、能倉には星が残っておらず、強制遮断をするとそのまま死んでしまうと伝えられます。
それを聞いて、西は自分だけでも強制遮断をすると言いますが、平がそれを止めます。
平は節電操縦のおかげで残っている2%のバッテリーを使い、1人で亜害体を食い止めると提案します。
第5話「2%の勇気‹4›」
平の提案にみんなが唖然とし、能倉は無謀だと言いますが、百沢はその提案を受け入れます。
能倉と岡部が10秒だけ亜害体の注意を引き、平以外のメンバーは全速力で基地に向かい、能倉と岡部もそれに合流します。
そして、基地に向かう仲間を撃たれないように平は必死で亜害体の気を引き付けます。
仲間が亜害体の射程圏外に出たことを確認した後、覚悟を決めて、平は2度目の強制遮断をします。
無事、基地に着いた百沢たちはバッテリーを交換してすぐに平を助けるために戻りますが、そこで平の強制遮断を確認します。
医務室で検査を受けた平のもとに31小隊メンバーが来ます。
平はみんなの無事を確認して安心しますが、岡部はすぐ戻ると言ったのに勝手に強制遮断したことを怒ります。
帰り道、いつまでも不貞腐れている岡部を百沢が注意します。
信用してなかったわけじゃないんだけどと平が謝りますが、6人の間に気まずい空気が流れます。
自販機を見つけた平が、何か温かいものをおごってもらってチャラにしたいと言うと、5人が1本ずつおごってくれます。
5人で1本のつもりだったので、驚きつつ感謝していると、西が平に「いいんですか、こんなんで。」と言います。
平が躊躇せずに星を使ったことに少なからずショックを受けていた西が「こんなことされても、僕は星を使って平さんを助けるか分からないですよ!」と言うと、平は「気にしてくれてありがとう。」と言います。
この日をきっかけに6人の絆が少し強まります。
第6話「勝負はそこから‹1›」
職場に向かう道で、平は百沢と沼田と会います。
平と一緒にいた岡部が亜害体の「巣」を攻撃する今日の任務を楽しみにしていると、後ろから能倉(よくら)が何かを食べながらやって来ます。
能倉は、神経接続は脳での戦いだから糖分補給をしていると言います。
亜害体との交戦中、平は亜害体の素早い動きに上手く的が絞れず苦戦します。
岡部もまた、銃の動作不良で思うように戦えず、イライラしています。
星がない能倉を心配した平は彼女の方を確認しますが、それが裏目に出て敵に能倉の位置がバレてしまい、31小隊の攻撃は失敗してしまいます。
東京に戻り、平は能倉に深々と謝りますが、無視されてしまいます。
自身のふがいなさを痛感し、平は射撃練習場に行きますが、管理人に「お前に貸す銃は無い。」と言われてしまします。
よく見ると、そこにたくさんある銃は全てメンテナンス中の物で、平は銃のメンテナンスを手伝うことにします。
結局、メンテナンスだけで閉場時間になってしまいますが、管理人に真摯な態度を気に入られ、明日1レーンを平のために空けてもらえることになります。
翌日職場に行くと、なぜか堂島部長に呼び出され、平は衝撃の事実を聞かされます。
平を31小隊から外してほしいと、31小隊の1人から相談があったというのです。
自分が戦力としてふがいないからそう言われたと思った平は、任務で亜害体と交戦した時、百沢が深追いするなと言った言葉を無視して、亜害体に自らぶつかりに行き、亜害体を倒すことに成功します。
そして、平は自身で掴んだ初めての勝利に歓喜します。
第7話「勝負はそこから‹2›」
任務を終えて、今回の戦闘での姿勢を平は褒められます。
じんわりと喜びをかみしめながら、東京に戻った平でしたが、今日の仲間の被弾指数や31小隊の評価が悪くなっていることを知り、自分勝手だった戦い方を反省します。
スーパーのレジに並んでいたとき、ふと平は自分の役割を思いつき、そこにあったダンボールを射撃練習場の管理室に持っていきます。
そして、管理人に頼み銃を借りて、自宅に持って帰ります。
岡部が戦場で困っていたように、銃の動作不良がよくあることなのであれば、それを直すことを自分の役割にしようと考えたのです。
以前の職場では営業職だったため、一緒に働いているのに周りが敵同士のようだったけど、今一緒に戦っているのは紛れもなく「仲間」なので、その仲間たちのために少しでも役立てるようにと平は練習に励みます。
そして平は、戦場でも役立てるであろうレベルにまで、速く銃の分解と組み立てができるようになります。
ある日、職場でのスキマ時間に銃を組み立てる練習をしていると、堂島が誰かに話しているのが聞こえます。
話している相手は能倉で、なんと、平を隊から外してほしいと言った件についての話でした。
平はショックで足元に銃を落としてしまい、その物音で堂島と能倉に気づかれます。
平が話を聞いてしまったことを謝った時、突然大きな音で31小隊へ緊急出撃の業務連絡が流れます。
第8話「勝負はそこから‹3›」
緊急出撃命令を受け、平たちは急いで任務に向かいます。
現在亜害体と交戦している22小隊を援護するために、百沢の指示により平は能倉とペアで指定の場所に行きます。
平は百沢の意図を組み、狙撃の腕が非常に良い能倉を守るために自ら盾となります。
そして、身を隠して狙撃できそうな峡谷を見つけ、そこから攻撃したことで、見事に敵を撃退することに成功し、平たちは一安心します。
そこで能倉が「私には星がないし、平さんは他人のために星を使ってしまうから、同じ小隊にいたらまずいと思ったんです。」と打ち明けます。
その直後、能倉の後ろで爆発が起こり、能倉が谷の下に転落し、平もそれを助けようと一緒に落ちてしまいます。
2人の命は無事でしたが平は左腕がもげてしまいます。
また、能倉のライフルは全損していて、通信エラーにより救護要請が一切できなくなっていました。
ひとまず2人は救護要請ができるようにするために、電波のある所と、失くしてしまった平のライフルを探すことにします。
光りの届かない洞窟のような場所に来た時、平は自分のライフルを見つけ、それを取りに行きます。
その時、能倉が混乱した表情で平に上を見るように言います。
見ると洞窟の天井に、複数の亜害体と人間の絵が大きく描かれていました。
誰が何の目的で描いたのか全く分からない謎の絵に、平たちが困惑していると、突然1体の亜害体が現れます。
能倉はとっさに平のライフルを拾い、攻撃しようとしますが動作不良により弾が出ません。
銃を確認した平は、分解すれば直ると分かりますが、左腕が無いために上手く分解できません。
あんなに練習したのに、本当に必要な時には使えないって。。
しかし、努力が裏切られることは普通にあるということを思い出し、平は無理やり開き直ります。
飛びかかるでも何でもして能倉を支援すると平が言うと、能倉は自分のライズを90秒だけ平に貸すことを提案します。
目の前に亜害体がいる中、能倉のライズを使って90秒という短い時間で銃の動作不良を直すことを、平は決断します。
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