本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。
『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー最強種の猫耳少女と出会う』は漫画アプリ『マンガUP!』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー最強種の猫耳少女と出会う』はこちらのスクウェア・エニックスが運営する漫画アプリ『マンガUP!』にて全巻無料で読むことができます。
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『マンガUP!』はスクウェア・エニックスが運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
『マンガUP!』では『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー最強種の猫耳少女と出会う』を惜しげもなく1巻から最終巻まで無料で公開してくれています。
安心安全に、そしてタダで『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー最強種の猫耳少女と出会う』を全巻読破したい方は『マンガUP!』を使う方法が最もお得です。
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『マンガUP!』は課金してもお得に読める!
『マンガUP!』ではポイントが無くなってしまっても課金することでお得に読むことができます!
例えば『アラフォー男の異世界通販生活』最新4巻を普通に購入すると660円かかります。
そこで『マンガUP!』内の課金システムを使えば、610円で『アラフォー男の異世界通販生活』最新4巻を読むことができます!
『マンガUP!』では1日に無料で読める話数に限りがあるので、うまく『コイン』を購入して読む方がストレスなく読み進められますよ!
また漫画アプリに関していうと、小学館が運営する公式漫画アプリ『サンデーうぇぶり』や集英社が運営する『ヤンジャン』も特にオススメです!
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「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガUP!』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?
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次に『マンガUP!』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『マンガUP!』の基本的な使い方
『マンガUP!』に掲載されているマンガを無料で楽しむには、アプリ内アイテムである『MP(マンガポイント)』『MP+(マンガポイントプラス)』を使用して読むことになります。
簡潔に言うと『MP(マンガポイント)』『MP+(マンガポイントプラス)』などを使うことで、1日1作品において、12話分以上のマンガを無料で読むことが可能です。
要するに1日に最低でも単行本1冊分に値する量のマンガを『マンガUP!』にてタダで楽しむことができるということです!
『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー最強種の猫耳少女と出会う』も1日に12話分以上、読み進めることができます。
『マンガUP!』で使うアプリ内アイテム『MP(マンガポイント)』『MP+(マンガポイントプラス)』のそれぞれの使い方を詳しくみていきましょう!
『マンガUP!』のMP(マンガポイント)とは?取得方法と使い方を解説
- MPとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- 朝8時、夜8時に120MPずつ配布される(1日に計240MP)
- 30MP消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
以上が簡単なMPの取得方法と使い方の説明です。
毎日、配布される計240MPを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムがMPです。
但し1点だけ注意があり、MPを120MP以上貯めこむことは出来ません。
朝8時に120MPが配布され、その120MPを使わずに夜の8時を迎えたとしても新たに120MPが加算されることはありませんので注意が必要です。
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『マンガUP!』のMP+(マンガポイントプラス)とは?取得方法と使い方を解説
- MP+とは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- MPがなくなってしまった場合でもMP+を使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
- 『マンガUP!』新規ダウンロード特典で750MP+(25話分)が付与される
- 毎日、短い広告動画を1度見るだけで30MP+(1話分)が付与される
以上が簡単なMP+の取得方法と使い方の説明です。
下の画像のように『マンガUP!』新規ダウンロード特典では、750MP+(25話分)が無料配布されます。
そして毎日、短い広告動画を視聴することで30MP+(1話分)を取得することが出来ます。
アプリを起動すると画面右下に「ヒヨコ?」のような「ピーナップくん」というキャラが鎮座しているので、タップしましょう!
すると「短い動画を見る」というボタンが表示されるので、タップして短い広告動画を視聴します。(広告を見ずに流してるだけでもOK!)
たったこれだけの労力で、30MP+(マンガ1話分)が手に入ります。
やらない手はありませんよね(^^)/
短い広告を見て30MP+を獲得できるシステムは毎日、夜0時に回復します。
他にもMP+を取得する方法があります。
ホーム画面上に表示される「クエスト」をクリアしていく方法です。
「クエスト」と言っても簡単なもので、例えば「マンガUP!に毎日ログインする」や「~のマンガを3話まで読む」などの条件をクリアすることで、難易度に応じてMP+(マンガポイントプラス)が付与されます。
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『MP(マンガポイント』『MP+(マンガポイントプラス)』以外で1日3話分のマンガを読む
先ほど紹介した『MP』『MP+』が0ポイントになってしまった場合でも1日に3話分のマンガを無料で読むアプリ内システムがあります。
その仕組みがコチラ。
読みたい”話(はなし)”のページへ飛ぶと、「動画を再生して読む」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで新たに1話分のマンガを無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
ここまでを簡単にまとめると
- MPを利用して1日8話分のマンガを無料で読む
- 広告視聴やクエストをクリアして獲得したMP+を利用してマンガを無料で読む
- 短い広告動画を最大3本見て、3話分のマンガを無料で読む
以上の事から『マンガUP!』は、1つの作品において、1日に最低でも12話分のマンガを無料で読むことのできるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります!
ぜひ、この機会に遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/
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『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー最強種の猫耳少女と出会う』は面白い?見どころ紹介!
見どころ① 勇者とビーストテイマーの因縁
ビーストテイマーのレイン・シュラウドはを魔王討伐のために、勇者アリオス、戦士アッガス、魔法使いリーン、神官ミナ、この4人パーティーのサポート役として仲間と信頼関係を築いてきたつもりでした。
しかし、サポートしかできず戦闘の役に立たないレインを勇者たちは役立たず、足手まといと言い唐突に追放してしまいます。
そこからレインとアリオスの物語は始まります。
パーティーを追放されたレインは、冒険者になる試験の最中に助けた猫霊族のカナデ、冒険者ギルドから依頼されたクエストで出会った竜族のタニア、二人の最強種と契約をしていました。
依頼をこなしていく中でレイン、カナデ、タニアは信頼関係を築いていきます。
レインをパーティーから追放したアリオスたち勇者パーティーは、迷いの森、その名の通り冒険者を惑わす迷路のような森に、伝説の防具を探しに来ていましたが、今までレインに周囲の警戒や探索を行わせていたため道が分からず一週間も迷い続けていました。
そこでレインを一時的にパーティーに連れ戻し、迷いの森を攻略し伝説の防具が手に入ればまた追放すればいいと考え迷いの森を後にしました。
レインの前に現れたアリオスたちは魔王を討伐するために必要な宝具があると言いレインに協力を要求してきます。
魔王が倒されなければ世界は魔物で溢れ、自分が経験した悲劇が繰り返されるかもしれないと思い、アリオスたちを手伝うと決断します。
しかし、レインをパーティーから追放した勇者たちに怒っていたカナデとタニアはアリオスたちに土下座を要求します。
これをきっかけにレインvsアリオス、カナデvsアッガス、タニアvsリーン、ミナの対決が始まります。
それぞれ戦闘が始まり、カナデの挑発で本気になったアッガスでしたが半分の力を出したカナデに蹴り飛ばされ気絶してしまいます。
タニアはリーンとミナの魔法を相殺し自分には二人の魔法は効かないことを伝え戦意喪失させた上に、超級魔法で気絶させてしまいます。
レインは本来、アリオスに敵うはずがありませんでしたが、最強種であるカナデとタニアの二人と契約したことで、猫霊族の身体能力と竜族の魔力を身につけていました。
アリオスと互角以上に戦え、さらにはアリオスに馬鹿にされたビーストテイマーの力を使い勝利をおさめました。
その後、レインは迷いの森を攻略、宝具をアリオスに渡し、これでもうアリオスたちと二度と関わることはないとその場を後にしようとします。
しかし、勇者パーティーのアッガスがレインにパーティーに戻ってこないかと提案します。
一度追放した人間を認められないアリオスでしたがリーンとミナに今後のことを考えればレインの能力は必要だと言われ反論できずにいました。
そんな提案をレインはあっさり断ってしまいます。
断られたアリオスはレインに殴られた傷の痛みや屈辱、憎しみが増し、レインを消してやると考えるようになってしまいます。
その後、迷いの森の失敗を経て新メンバーをパーティーに入れようとするアリオスでしたが追放したレインと比べてしまい募集した数十人を失格にしてしまいます。
新メンバー募集を終わらせたアリオスはマジックアイテムの指輪を見て考えていました。
その指輪は、装着車が負の感情に囚われればその感情を源に膨大な力を引き出すことのできるというものでした。
勇者である自分が使うわけにはいかないと思うアリオスはどこかにレインを消してくれるいい駒はいないだろうかと呟きます。
しばらくしてレインは、新しく仲間になった精霊族のソラとルナを狙う領主の息子、エドガーの不正を暴くため領主の館に潜入していました。
館の一室には不正の証拠があるため焦るエドガーの前に、ローブを身に纏い顔を隠した男が現れます。
レイン・シュラウドを始末すれば問題ないとローブの男はエドガーに言い、指輪のマジックアイテムを手渡し姿を消してしまいます。
「邪魔者を排除できるなら悪魔でも利用してやる」とエドガーはローブの男の言う通りレインを始末することを決め大声で笑いました。
その笑い声を館の外でローブを着たアリオスが不敵な笑みを浮かべて聞いていました。
見どころ② レインの力
レインは動物と契約し使役することのできるビーストテイマーです。
普通、ビーストテイマーは一人一体しか契約することはできませんが、レインは複数の動物と契約し様々な依頼や困難を乗り越えて行きます。
ビーストテイマーの亜種であるインセクトテイマーの職業も使え、昆虫である蜂や蝶を使役して相手を麻痺させたりすることもできます。
勇者との因縁や最強種たちをめぐる戦いの中でレインの力は成長していきます。
同化やブーストといった技や魔法も使えるようになり冒険の幅が広がっていくようになります。
さらには、最強種の女の子たちと契約していくことにより、身体能力や魔力の大幅な向上、それをコントロールする高度な技術も身につけていくのです。
勇者と同じように成長限界のないレインは今後何を目的にしていくのかを考えるようになっていきます、
見どころ③ 「最強種」の女の子との関係
レインは色々な「最強種」の女の子たちと契約していきます。
猫霊族のカナデ、竜族のタニア、精霊族のソラとルナ、様々な困難に立ち向かう中で彼女たちとの出会いは特別なものになっていきます。
レインは勇者パーティーの一員でしたが唐突にパーティーを追放されてしまっています。
そうなった原因は互いに「信頼」というものがなく、あるのは利害関係だけだったと言います。
自分にも原因があると考えていたレインは自分が一緒に痛いと思う仲間達と「信頼」を築いていきたいと考えるようになります。
こうした人間関係もこの漫画を読んでいく上で大きな魅力となっています。
『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー最強種の猫耳少女と出会う』の登場人物紹介!
ビーストテイマー レイン・シュラウド
本作の主人公で勇者パーティーを追放されるビーストテイマーです。
ビーストテイマーは動物と契約することで使い魔にし、その力を使役することのできる職業です。
普通、契約は一人一体が限界でそれ以上は契約できないはずです。
しかし、レインは最強種の猫霊族カナデと契約し使役しているにも関わらず、依頼の薬草採取で薬草を集めるためにたくさんのうさぎと仮契約し依頼を達成、さらには道案内のために野良犬と何匹も仮契約してしまいます。
「おかしいにゃああ!」と驚くカナデですが、レインはビーストテイマーの亜種でインセクトテイマーの職業も使えるといい、職業を二つも使えることにも驚かれてしまいます。
インセクトテイマーの職業は盗賊団の壊滅や勇者アリオスとの戦闘の際にも幅広く活躍しています。
仮契約も最強種の竜族タニアの特訓で勝負を仕掛けられた際に毒を持った鳥を使役しタニアを動けなくして降参させたり、水浴びをしているカナデたちを心配してリスを使役して警戒させたりしています。
ビーストテイマーの技の一つにレインの魂の一部を操りたい動物に移してその動物を自由に動かせることもできる「同化」、ビーストテイマー独自の魔法に対象の本来の力を一時的に僧服させる「ブースト」が使え、タニアにはめちゃくちゃねと言われてしまう場面もあります。
そしてレインの力で一番の特徴は最強種と契約するたびに自身が強化されていくといったものです。
最強種、猫霊族のカナデと契約することで身体能力が強化され、Bランクの魔物ベヒーモスや、勇者アリオス、魔王軍のシャドウナイトとも互角以上に戦えるようになっています。
最強種、竜族のタニアと契約することで魔力が強化され、初級の魔法ヒールとファイヤーボールしか使えないレインでもファイヤーボールでベヒーモスを倒したり、勇者アリオスの雷撃魔法ギガボルトをファイヤーボールで打ち消すこともできています。
さらには今までは魔力不足で使えなかった「ブースト」が使えるようになりカナデの力を増幅させ、魔王軍のシャドウナイトを一撃で倒しています。
最強種、精霊族のソラとルナと契約することで高度な魔力のコントロール技術を手に入れています。
ファイヤーボールを複数同時に放つ事が出来るようになり今後魔法の活躍する場面が増えてきそうです。
勇者は魔王を倒すためにどこまでも成長し力を蓄えていく「限界突破」という力を持つために成長限界がないといいます。
最強種と契約し、どんどん強くなっていくレインにも成長限界はないのではないかと言われレインはこれからどうするべきなのか、何を目的に進むのかを考えだすようになります。
「猫霊族」カナデ
本作の一人目のヒロインで絶滅寸前の猫霊族の女の子です。
レインと出会う前は山奥でひっそりと暮らしていましたが、こんな生活はつまらないと思い旅に出ていました。
そんな中レインと出会ったカナデは、レインと契約をし一緒に冒険をする事になります。
猫霊族のカナデは身体能力が高く、戦闘時は足技を使い敵と戦います。
意外と好戦的で戦闘の際には真っ先に敵を攻撃しにいったり、領主と氣志團が裏で悪いことをしているという事でまとめてやっつけて解決しようとする脳筋的なとこもあります。
猫霊族特有の野生の勘もあり、いい人か悪い人かがなんとなくわかるようです。
初対面の相手の提案を罠かもしれないと心配するレインに、カナデがこの人は悪い人じゃないよと言うと、レインもカナデの言葉を信じ相手を信じる場面がありレインの行動の指針の一つになっています。
食べる事が好きで依頼が終わった後は「お腹すいたー」とお腹をグルグル鳴らせている場面が多々あります。
特に新しく仲間ができた際には歓迎会という名目で食べ放題を提案してきます。
「竜族」タニア
タニアは二人目に仲間になる最強種の竜族の女の子です。
初めはドラゴンの姿で現れレインたちを驚かせますが、変身して人型の姿になることもできます。
その際には、長い赤髪に角と尻尾といったドラゴンの面影が残った姿になります。
橋に現れるならず者をどうにかしてほしいという冒険者ギルドの依頼で出会う女の子になります。
このならず者というのがタニアでした。
タニアは「15歳になったら一人前の強い竜になるために旅に出る」という竜族の掟で、強い冒険者を探して橋を通る人たちに次々に勝負を仕掛けていました。
レインたちとも戦う事になるのですが、レインとカナデ二人がかりでも相手にできる身体能力、ドラゴンらしく口から炎のブレスを放ちカナデの尻尾をチリチリにしたりと相当の実力の持ち主のようです。
レインはピトーという毒を持った鳥と仮契約をし、タニアを動けなくして降参させます。
レインたちに負けたタニアはレインと契約して一緒に旅をする事にします。
勇者パーティーとの戦闘では相手の魔法構造を解析して魔力波をぶつけて相殺するといった魔法に関して高度な知識、技術を持っており、さらには超級魔法を使うこともできるようです。
「精霊族」ソラとル
ソラとルナは結界を張り、迷いの森で精霊族の里を守っていた精霊族双子の女の子です。
精霊族は過去に人間と衝突しており人間嫌いで有名でした。
迷いの森で出会ったソラはレインたちの話を全く聞かず問答無用で攻撃をしてきますが、レインの説得により勇者から依頼された伝説の防具を渡してくれます。
その際にソラの双子の妹のルナが魔王軍のシャドウナイトに捕まっていることを話しレインたちにルナを助け出してもらいます。
そのことをきっかけにソラとルナはレインと契約し共に旅をする事になります。
タニアと同じように相手の魔法を相殺して消したり、他人の記憶を除く魔法を使え、カナデとタニアが気絶させてしまった男たちの記憶を読み、敵の人数などを把握したりできます。
人間嫌いの双子でしたが、初めての訪れた人間の街を好きになり、街の人間に危険が及びそうになると助けようとする場面もありその心情も変わってきているようです。
『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー最強種の猫耳少女と出会う』の世間の評価は?
深山鈴先生の”勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う ”そろそろアニメ化来ないかな
— ゆゆゆ優希 (@cherrytrail_x7) November 18, 2021
この勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会うって漫画めっちゃ面白いので皆さん読みましょう pic.twitter.com/hSAkM5SSpp
— そらんち。 (@Sora_q3) November 11, 2021
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会うって漫画が面白い
— リュッセイ (@gundam796) November 6, 2021
最近のオススメ。
他面白いのあれば教えてくれ〜 勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う— そにの (@SoniNo_GG) November 6, 2021
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『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー最強種の猫耳少女と出会う』序盤ネタバレ紹介!
第1話 運命の出会い
動物と契約することで使い魔にしその力を使役することのできるビーストテイマーのレインは、戦闘向きではないが、勇者パーティーの一員として仲間と信頼を築いていたつもりでした。
「レイン、君はクビだ」
勇者アリオスから突然クビと言われ、理由のわからないレインは理由を教えてくれとパーティーの仲間達に問いかけます。
「あんたがお荷物だからよ」
パーティーの一人、魔法使いのリーンがレインに突きつけるようにして言います。
他の仲間にも、役立たず、迷惑だと言われてしまいレインはショックを受けてしまいます。
(何なんだこれは、俺は今まで仲間たちにこんな風に思われていたのか…⁉︎)
ついに、パーティーを追放されてしまったレインは、生きていくために冒険者になることにしました。
冒険者になる為に冒険者ギルドの出した試験はゴブリンを10匹狩ることでした。
レインは勇者パーティーの戦闘にはついていけませんでしたが、Fランクのゴブリン程度は余裕で狩れる実力を持っています。
ゴブリンを倒すとドロップする魔石を集め終え、レインが街に帰ろうとすると森の奥から悲鳴が聞こえてきます。
悲鳴の方に行ってみるとDランクのキラータイガーに女の子が襲われていました。
レインはキラータイガーを引きつけて女の子を逃がそうとします。
「君動けるか⁉︎ 今のうちに逃げろ‼︎」
女の子は立ち上がって大きく息を吸い込みます。
「最後の力を振り絞ってぇ…」
女の子がそう呟くと、飛び上がり、キラータイガー目掛けて蹴りを放ちました。
ものすごい衝撃の後、土煙りがはれるとキラータイガーは一撃で倒されていました。
「君は…一体…」
「にゃあ、もう限界…だよぉ」
そう言って女の子も倒れてしまいました。
心配したレインは女の子に駆け寄り抱きかかえました。
「おいっ!大丈夫か⁉︎怪我をしているのか⁉︎」
「お腹…すいたよぉ…」
そう言って猫耳のついた女の子はお腹を鳴らしていました。
第2話 最強種
最強種と呼ばれる規格外の力を持つ存在がいる、竜族、精霊族、神族、数多の最強種が存在するがその中で一際珍しいのが猫霊族である。
そんな絶滅寸前の猫霊族の女の子はレインの持っていた携帯食料をものすごい勢いで食べていました。
「ぷは~‼︎ ありがとー‼︎ 助かったよ、あのまま死んじゃうのかと思った~」
「大袈裟じゃないか?」
「そんなことないよ‼︎ もう何日も飲まず食わずで…天国に行ったはずのおじいちゃんたちが手を振っているのが見えたの」
割と洒落にならない状況から助けられた女の子は自己紹介をします。
「私はカナデ、見ての通り『猫霊属』だよ、よろしくね‼︎」
「俺はレイン・シュラウド、冒険者になる試験の最中で君と出会ったんだ」
これが二人の出会いでした。
街に戻ることにしたレインは道中、最近、自分の身に起きたでき事をカナデに話していました。
(不思議だな、思い出すのも嫌なはずなのにカナデには色々話してしまった)
レインがそう思っていると、話を聞いていたカナデは怒っているようでした。
「その勇者許せない‼︎ レインを追放するなんて、レインこんなに良い人なのに…」
怒るカナデに、レインは自分ために怒ってくれてありがとうと反射的にカナデの頭を撫でてしまいますが、カネデも気持ちよさそうにしています。
そんなカナデが、レインはビーストテイマーの才能がとびきり優れていると言います。
「レインなら多分、私を使役できるから。私を、使役してみる?」
思いもしなかったことを言われレインは最強種を使役できたらどれだけ心強いだろうと考えます。
しかし、その考え以上にもっとカナデと仲良くなりたいと思うようになっていました。
「分かった、やってみるよ」
「うん! 応援してるからね!」
レインは親指を噛んで流れた血を使い、手の平に契約のための魔法陣を描きます。
手の平をカナデに向けて契約の言葉を言います。
「我が名はレイン・シュラウド。新たな契約を結び、ここに縁を作る。誓いを胸に、希望を心に、力をこの手に、答えよ、汝の名は?」
(ここでカナデが自分の名前を答えれば契約が成立する。そうでない場合はーーー)
「…カナデ…」
自分の名前を口にしたカナデの手の平にも魔法陣が浮かび上がります。
契約できたことにカナデは手の平の魔法陣を嬉しそうに見て言います。
「コレが私とレインの絆の証なんだね♪ うれしいなぁ~」
「…絆」
「あれ、違った?」
「…いや、合ってるよ。それは俺とカナデの絆の証だ」
「うん‼︎」
こうして、レインは最強種を使役することになりました。
第3話 「最強種」を使役するということ
街に戻ったレインは、冒険者ギルドにゴブリンの魔石を提出します。
冒険者ギルドの受付嬢から冒険者の証、冒険者カードとゴブリン討伐の報酬を受け取ります。
早速依頼を受けようとカナデと共に掲示板の方へ向かうことにします。
「おっ、こいつは珍しい。本物の猫霊族じゃねぇか」
掲示板へ向かう途中、大柄な男が通路を塞ぐようにしてレインたちの前に現れました。
「何か用か?」
レインはカナデを守るように前に出て男に言います。
「初めて見たぜ、こんなとこに何しに来たんだ?ん?」
レインの言葉を無視して男はカナデに話しかけます。
「あなたに答えることなんてないよーだ!」
「そうつれないこと言うなよ、一緒に飲もうぜ。こんな冴えないガキと一緒にいるよりマシだろ?」
男の言った言葉にカナデは怒りだします。
「こらー‼︎ 私のご主人様をバカにしないでー‼︎ レインは私を使役してるんだからね‼︎」
「…は? 使役?」
男は何を言われたのか分からないような顔をします。
「俺はビーストテイマーなんだ」
レインがそう言うと男は急に笑い出しました。
「ははははは! このガキがビーストテイマー⁉︎ そんで猫霊族を使役した? バカ言うなよっ。猫霊族は最強種なんだぞ? こんなガキは使役できるわけねーだろ!」
レインを笑われたカナデは男を睨みつけながら言います。
「それはあなたの目が曇ってるからでしょ? レインはすっごいビーストテイマーなんだからっ。あなたの何倍も強いんだからね‼︎」
「ほぉ…このガキが俺様の何倍も強いってか。なら…勝負してみるか?」
男は挑発的な笑みを見せながら言います。
「力比べしようぜ。その猫霊族をかけて。猫霊族を使役できるようなビーストテイマーなら俺なんて相手にならないろう?」
男はレインに腕相撲で勝負をしようと言ってきました。
第4話 レインの力
(カナデが危険な目に遭う、それだけは絶対ダメだ…‼︎ たとえ悪あがきでも…俺にできることは何でもやってやる‼︎)
そう決意したレインは、腕の太さが自分の倍はありそうな男と勝負する為に手を組みます。
「くく、折れても文句は言うなよ」
カナデの合図で勝負が始まります。
「レディー…ゴー!」
勝負は一瞬で決まりました。
レインは男の手を押し切り、手の甲をテーブルが砕けるほどの力で叩きつけていました。
「…えっ?」
自分でも何が起こったか分かっていないレインにカナデは飛びついてレインの腕を持ち上げ大きな声で言います。
「勝者、レイン‼︎」
「ど…どうなっているんだ? 俺にこんな力あるはずないのに…」
「え⁉︎ レイン気づいてなかったの⁉︎」
戸惑うレインにカナデは契約の説明をしました。
最強種のように強い種族と契約した場合は、主人の力も強化されるというものでした。
自分の力が強くなっていたことに驚くレインですが、とりあえずカナデを守ることが出来たことに安心するのでした。
レインたちに絡んできた男はギルドの厄介者だったらしく受付嬢から感謝されます。
その後、レインたちは薬草採取の依頼を受け草原で薬草をぷちぷちと摘んでいました。
「何で薬草採取なの?」
つまらなそうにするカナデですが自分たちはまだFランクで簡単な依頼しか受けられないことを説明します。
「冒険者ってめんどくさいんだね~」
「まぁ、こういう依頼をこなして経験を積んでいくんだ。一緒に頑張ろう!」
「おーっ♪」
薬草採取の最中、レインはカナデは契約する前は何をしていたのかを聞きます。
「ただね、旅をしていたんだよ」
カナデは、猫霊族は個体数が少ないため山奥で暮らしていたこと、そんな生活がつまらないと感じ旅に出たことを話します。
「それで旅に出たらレインと出会ったんだよ。なんだか運命みたいだよねっ♪」
「あはは、そうだな」
何気ない話をしているとカナデは薬草とそうでない草を見比べながら薬草を探すのは結構大変だと言います。
レインもこのままでは時間がかかりすぎると思い辺りを見回します。
「おっ、いたいた」
レインがそう言うとビーストテイマーならではの方法で薬草採取を行うと言います。
第5話 薬草採取
「うさぎ?」
「そう。まずはコイツと”仮契約”する」
仮契約というのは短時間しか使役することが出来ない代わりに簡単に契約することのできるものです。
一匹のうさぎと仮契約をしたレインはうさぎに仲間を集めてもらいその全員と仮契約すると言います。
それを聞いたカナデは唖然としました。
そんなカナデをよそにレインはうさぎたちとの仮契約を済ませてしまいます。
「いいか、お前たち、この辺に生えている薬草を探して俺のところに持ってくるんだ‼」
うさぎたちに命令し終えたレインがカナデの方を見ると驚きでわなわなと口を大きく開けて震えていました。
「…ど、どうしたんだ?」
「どういうこと⁉︎ 複数の動物と同時にテイムするなんて聞いたことない…‼︎」
「そ…そんなに驚くことなのか…?」
「驚くことだよ‼︎」
仮契約といっても普通は一人一体が限界のはずで、それにレインはもうカナデと契約しているためそれ以上は出来ないはずと言います。
カナデはなんで?なんで?と頭をクラクラさせて不思議そうにしています。
「ビーストテイマーならこれくらい普通だと思うぞ?」
「そうかな?」
?でいっぱいのカナデをよそに薬草は集まっていきます。
草原で薬草を集め終えたレインたちは街道までやってきました。
「よしっ、街道までの案内ありがとうな、お前たち」
そんなレインの周りには仮契約をした犬が何匹もいます。
「やっぱりおかしいにゃああ‼︎」
当たり前のように何回も仮契約をしていくレインにカナデが我慢できずに叫びます。
「一日に何匹テイムするの⁉︎ レインはとんでもないことをしてる自覚を持った方がいいよ‼︎」
そう叫ぶカナデにレインは薬草が大分集まったことを言い落ち着かせます。
「もうツッコまないよ!」
仮契約に関してはもう諦めたという感じでカナデが言うと、急に耳をピクッと反応させます。
「…カナデ?」
「レイン、あっちで騒ぎが起きてるよ…何かの怒鳴り声とかが聞こえてる」
レインは少し迷いますが行ってみようと言います。
カナデに案内された場所に行くと商人とそれを取り囲むようにして男たちが騒いでいました。
男たちは漆黒の牙という構成員が百人を超える大規模な盗賊団で、残虐非道でとんでもない悪事を繰り返しているとのことでした。
商人が危ないと思ったレインは俺たちでなんとかしようとカナデに提案します。
そんなレインにカナデは嬉しそうに言います。
「ニャア♪ さすが私のご主人様だね」
「カナデは商人の保護を、俺は残りのやつをなんとかする」
「わかった」
「行くぞ‼︎」
二人は盗賊に向かって走り出しました。
第6話 漆黒の牙
カナデはレインに不安を感じていました。
レインはビーストテイマーの常識を覆すような才能を持っていて、なおかつ自分と契約をしたことで身体能力を強化されています。
それでも強化された力に振り回されてしまわないだろうか、自滅してしまわないだろうか、命令とはいえ自分が戦った方が良かったのではないだろうかと考えていました。
でも、そんな心配は杞憂でした。
レインは盗賊の攻撃を的確に避けて皮膚にかすることすらしません。
さらには盗賊を一撃で倒す痛烈な一撃を放ち次々に倒していきます。
そんなレインからカナデは目を離せないでいました。
「なんでだろう…ドキドキするよ」
そう言ってカナデは戦うレインを見つめていました。
レインは盗賊を全員倒し商人が無事なのを確認し、安心します。
「でもこんなところに護衛もなしっていうのは少し無防備じゃないか?」
レインがそう言うと商人は護衛は雇っていたのだが不利になると逃げてしまったと言います。
それよりも漆黒の牙から目をつけられてしまったかもしれないとレインたちを心配します。
それを聞いたレインは全員捕まえるかと言い出します。
慌てるカナデに少し考えがあると言います。
カナデの案内で漆黒の牙のアジトに到着したレインはカナデに考えを説明します。
「インセクトテイマーって知ってるか? ビーストテイマーの亜種で昆虫を使役する職業のことだ。そのインセクトテイマーの訓練も一時期したことがあってそれで昆虫も扱えるんだ」
レインは仮契約をした、アールビーという麻痺毒を持つ特殊な固体の蜂を盗賊団のアジトにけしかけると言います。
「カナデは街に戻って他の冒険者や兵士を集めてくれ」
「ラジャー‼︎ でもでも気をつけてね。レインだから大丈夫だとは思うけど…」
心配するカナデに危なくなったらすぐ逃げると約束しカナデを見送ります。
大量の蜂と仮契約したレインは漆黒の牙のアジトに蜂を送り込みました。
第7話 一方、その頃
「はあっ、はあっ、はあっ、おっ、追手は?」
「大丈夫です…‼︎ なんとか逃げきれました」
勇者アリオスたちが「迷いの森」攻略準備をしている間小遣い稼ぎのつもりで商人の護衛を引き受けていた勇者パーティーの二人、リーンとミナは息を切らし盗賊団から逃げていました。
リーンは千を越える魔法に、ミナは死者すら蘇生する治癒術を使うことができますが、接近戦は不利ということで他の冒険者を前衛として雇って商人護衛の依頼を受けました。
その前衛の冒険者が先に逃げてしまったため盗賊団相手に逃げてしまいました。
「あんた何してんのよ‼︎」
冒険者の胸ぐらを掴みリーンは怒鳴りつけます。
ヒッ、と声をあげ戸惑う冒険者ですが、自分はビーストテイマーで戦闘には向いていないことを事前に伝えていたと言います。
ではなぜ周囲の探索を疎かにしていたのかと問われると、リスをテイムして警戒していたが360度全方位の警戒は無理だ、ビーストテイマーがテイムできるのは基本一匹だけだと逆に声を荒げて言います。
その言葉に前衛での戦闘や、周囲の探索でいつも数十匹の動物を使役していた役立たずのレインはなんだったのかと考えますが、この冒険者が無能で嘘つきだと決めつけて今回の失敗の責任を押し付けてしまいます。
「とんだハズレを引いちゃったわね」
「本当です。おかしなことばかり言って」
そう言って二人は街に帰っていきました。
大量の蜂を漆黒の牙のアジトに送り込んでから一時間後、レインは鉢に刺されて動けなくなっている盗賊を確認してうまくいったと安心していました。
「レインー‼︎」
カナデが街から他の冒険者や兵士を連れてきました。
急いで連れてきてくれたようでカナデは息を切らしながら手でぱたぱたと顔を仰いでいました。
これで一件落着だなとレインが思っていると洞窟の奥から何かの鳴き声が響き渡りました。
第8話 キングリザード
「なんだ、この音は⁉︎」
「まずいよ‼︎ この気配…‼︎」
カナデが険しい表情でをう言うと洞窟の奥からCランクに匹敵する魔物、キングリザードが襲いかかってきました。
レインとカナデは協力してキングリザードと戦います。
「倒れてる人を連れて避難してくれ。その間俺たちがこいつの相手をする」
そう言われて街の冒険者たちは不安そうにしますが、大丈夫、俺たちがなんとかする、と言うレインたちの言葉を信じ、盗賊たちを連れて洞窟を出ていきます。
(以前の俺ならどうしただろうか、アリオスたちといた時の俺はキングリザードを相手に立ち向かえただろうか? きっと何もできないと判断しただろう。でも今は違う。カナデがいる‼︎ 最強種とかそんなことは関係ない、カナデと一緒ならなんでもできるような気がするんだ)
洞窟から脱出した冒険者たちはレインたちの戦闘の音を聞きながら二人の無事を祈っていました。
戦闘の音が止むと洞窟から二人が出てきてその姿を見た冒険者たちは大きな歓声をあげ二人を迎えるのでした。
第9話 仲間
漆黒の牙の壊滅に大きく貢献したレインたちは冒険者ギルドに呼び出され、特例でEランクに昇格することができました。
さらに漆黒の牙壊滅の内容自体はCランクに匹敵するものらしく、かなりの報酬を手に入れることができました。
当分の間、宿には困らなそうな報酬を手に入れたレインは、お腹が減ったと言うカナデとともにご飯を食べにいきます。
ご飯を食べたレインたちは宿に向かいます。
(どうしてこうなった…)
一人一部屋ずつ借りる予定だったのに他に空きがないとベッドの二つ並ぶ部屋に泊まることになってしまいました。
この状況にレインは野宿するといいだします。
「えええっ‼︎ なっなんで⁉︎ もう一週間も借りちゃったのに~⁉︎」
「そんなこと言ってもな…‼︎ 女の子と同じ部屋で寝るなんて…ダメだろう?」
「え~、私はレインが一緒でも気にしないよ‼︎」
「気にしてくれっ。俺も男なんだぞ…」
そう困ったように言うレインにカナデはレインは変なことするような人じゃない、信用していると言います。
レインは、自分たちは知り合ったばかりでまだ全然相手のことを知らないそんな相手のことをどうして信用できる?そう問いかけます。
「私ね、誰でも信用するわけじゃないよ。レインだから信用しているんだよ」
そう笑いながら仲間と言ってくれるカナデにレインは野宿はやめてちゃんと宿に泊まると言います。
「あっ、でもでも着替えの時は後ろを向いててほしいなー」
「分かってるから。流石にそう言う時は遠慮しないでくれ…!」
そう笑いながら言うカナデに顔を赤くして答えるレインでした。
第10話 カナデの想い
「にゃふふ~、レイン可愛い寝顔~♪」
カナデはレインと出会ってからのことを思い返していました。
カナデは最強種の中での特に珍しい猫霊族で、それを理由にカナデに近づく人間は何かを期待するような人間たちばかりだった為、カナデは人を信じられなくなりかけていました。
そんな中、レインは一人の女の子として普通に接してくれた、それが嬉しかったようです。
「レインはやっぱり勇者パーティーを追い出されたこと傷ついてるよね…」
吹っ切れたつもりでいるみたいだけど、きっとまだ心の奥では気にしてる。その傷を癒してあげたい。レインには心から笑ってほしい。そう思いながら眠りにつくのでした。
ところ変わって、迷いの森、その名の通り冒険者を惑わす迷路のような森、時間が経過するごとに道が変わり目的地が遠ざかるといわれる森です。
「くそっ‼︎ どうなっているんだこの森はぁ‼︎ 本当にここに伝説の防具があるのか⁉︎」
頭を抱えながら勇者アリオスは地図を片手に声を荒げていました。
探索に一週間もかかっていた為にパーティー全員疲れ切っていました。
パーティーの一人、戦士のアッガスかボソリと言います。
「…こんな時、レインの奴がいればな…」
「なんだって…⁉︎」
「レインの能力ならばこの森を隅々まで探索できる。新しい道を見つけることも可能だろう。役立たずではあったがそう言う使い道があるやつだった」
「それはつまり…あの無能の力を借りなければならないということか⁉︎ ボクは断じて認めないぞっ‼︎」
「あたしも反対よ。あのゴミ虫とまた一緒なんて!」
「それには私も同意見だ。しかし…この状況はどうするんだ?」
「それは…」
アリオスは言葉を詰まらせます。
役立たずと追放した男の能力がパーティーに必要だったというのを認められないアリオスでしたが、不敵な笑みを浮かべて言いました。
「なら…レインを連れ戻そう」
嫌そうな顔をするリーンとミナにアリオスは言います。
「だが、パーティーに戻すわけじゃない。あくまでここのガイドとして利用するだけだ」
「でも今更戻ってくると思う~?」
「問題ないさ。アイツはバカがつくほどのお人好しだからな。あの時は悪かった。本心じゃなかったんだ。とかなんとか言えばすぐに戻ってくるさ」
「わ~、きっちくぅ♪ でも賛成‼︎ あはははっ」
「良い案ですね」
「異論はない」
「決まりだな。一度レインを引き戻す為撤退。そしてこの迷いの森を攻略したら…また捨てればいい」
そうして勇者たちはレインを利用する為、迷いの森を後にしました。