葬送のフリーレン フランメの死亡理由や魔法の強さ過去紹介！最後は何年生きた？名言や命乞いも

今回は｢葬送のフリーレン｣に登場するフリーレンの師匠であるフランメについてネタバレを含みながら、解説・考察をしていきたいと思います。

フランメは物語中の回想シーンでも幾度となく登場する人物です。

しかし、彼女はヒンメルと同様に登場回数が多いものの、未だにどういった人物であったのか、掴みきれていません。

そんな彼女について、今回は深掘っていきたいと思います。

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フランメとは一体どんな人間？命乞いをする性格だった？魔法の強さは？ 

フランメはどんな性格だったのか？

フランメはどういった性格だったのか。

それは、フリーレンの性格や発言から読み取ることができます。

まず、フリーレンはフランメの性格については以下のように表現しています。

フリーレン曰わく、彼女は捻くれ者、かなりの変人、といった趣旨の言葉が作中では登場しています。

作中内には他にも、｢先生からはよく命乞いをされていた｣という台詞があります。

よく命乞いをされるというフリーレンの台詞にフェルンも困惑していたことから彼女の変わり者っぷりが覗えます。

そもそも、フリーレンも中々の変わり者であるにも関わらず、そんな彼女ですら変わり者と評するからには相当な変わり者であったと推測できます。

他にもフランメはフリーレンの師匠であったので彼女から魔法の訓練も受けましたが、彼女が伝えた魔法は魔族を殺めるための魔法だったと言います。

それは、フランメ自身が魔族に対して大きな恨み、敵意を持っていたことが関係していると思われ、彼女は幼い頃に魔族の襲撃によって自身の住んでいた街を失っていることから、深く魔族を恨んでいてもおかしくはありません。

しかし、彼女は変わり者で魔族を恨んでいるという側面だけではなく、優しい面も持ち合せており、そのことは孤児であったフリーレンを拾い育て、人類に魔法を伝えたことからも覗えますが、彼女が優しかったことがより分かる台詞があります。

｢きれいな花畑を出すような魔法のような人の心を少しだけ幸せにする魔法を誰もが使えるようになってほしい｣

この台詞から人が安心して幸せに暮らせる平和な世界を心から望んでいたことがわかります。

フランメが自身の一番好きな魔法である「花畑を出す魔法」をフリーレンに教えてたのすき#フリーレン pic.twitter.com/iVmZ9MRHWr

— 戸影ポータ (@pota_buru) March 1, 2024

そして、彼女の好きな魔法が花畑を出す魔法であり、フリーレンに死んだら墓の周りを花畑にするように頼んでいることから、あれだけ戦闘に特化した魔法を使う彼女がそういった魔法を好み、そして願った内容から察するに、やはりフランメという人間は根は優しい性格であったように思えます。

フリーレンとフランメの関係性は？

フリーレンとフランメの関係性ですが、二人の出会いはフリーレンの住んでいたエルフの里が魔族に襲われた時でした。

フリーレンの里の他のエルフは皆魔族に殺されてしまいましたが、彼女だけは生き残り、そこをフランメが見つけて拾ったところから二人は出会います。

そして、フランメはフリーレンを自身の弟子として立派な魔法使いに育てるのでした。

フランメとフリーレンの二人は師匠と弟子という関係で長い時間を過ごしたのです。

フランメは一体何歳なのか

フランメの生涯は大体８０～９０歳で亡くなったと推測されます。

しかし、フリーレンが彼女に始めて出会ったときはもっと若い時です。

その当時の年齢はフリーレンとフランメが５０年間共に過ごしたという話しがあることと、出会った段階でフランメは成人はしていると思われるため、大体２０代後半から３０代辺りであることが推測できます。

フランメは何年生きたのか？年齢や過去・最後はどうやって死亡した？ 理由は？

フランメはどういう人生を送ったのか

フランメは８０歳～９０歳で命を落としていることから、生涯はその長さであると思われます。

しかし、彼女が亡くなるまでに残してきた功績はとても大きいものでした。

彼女はまず、幼い頃に自身の街を魔族によって滅ぼされており、孤児になります。

その後、ゼーリエに拾われ育てられると共に、魔法使いとして弟子にもなります。

そして、彼女も成長し自身と似た境遇のフリーレンを弟子として拾うことになりました。

それから５０年の間フリーレンと共に過ごします。

その間にあった詳しい出来事は細かい描写は未だ描かれていませんが、彼女の生涯で人類に大きく貢献したことがひとつ明確に描かれています。

それは、人類に魔法を伝えたことです。

彼女は人類に魔法を伝えた魔法の祖として、作中フェルンやヒンメルが旅する時代にも伝説の人物として名を残しています。

彼女は生涯でそれまで人にとっては禁忌であった魔法をもたらしたという功績を残したのでした。

フランメの最後とは

フランメはフリーレンを育て、そして統一王朝の宮廷魔道師として人類の魔法の発展に尽力しましたが、それも道半ばで亡くなってしまいます。

そこで、フランメは遺書にて、ゼーリエに自身の後任として教育途中だった魔法使い達を育成して欲しいと頼んだのでした。

それが彼女の残した最後の願いだったのでした。

フランメのオレオール到達のあたりの経緯、時系列的に「魔族の技術」という点で人間の文化圏における禁忌だった行為に盛大に踏み込んでるのやっぱきな臭いなあ pic.twitter.com/bBzA5Sal8n

— ニド (@2ewsHQJgnvkGNPr) November 17, 2023

フランメの師匠であるゼーリエ、二人の関係は？強さはどれくらいの差が？ 

フランメの強さとは

彼女は、ゼーリエの弟子であり、フリーレンの師匠です。

フリーレンが七崩賢(しちほうけん)を圧倒して倒していることから、フランメも七崩賢と同等かそれ以上の敵を相手にしても勝てる可能性は大いにあります。

また、彼女が戦闘に特化した魔法をフリーレンに教えたことから、彼女自身戦闘が不得意であるとは思えず、作中でも相当上位の魔法使いだと思われ、人類に魔法を伝えた人物であることから魔法使いの大半は彼女に勝てるかは疑わしいところです。

フランメの師匠であるゼーリエと強さを比較した場合は？

フランメとゼーリエは直接戦ったという描写は描かれていないため、分かりませんが、ゼーリエの活躍からその強さを比較することはできます。

まず、ゼーリエの強さを作中の発言から取り上げると、ゼーリエ自身は魔王を倒す可能性を持った人物であることが分かります。

しかし、彼女自身が魔王を倒して平和な世界に居るという想像が出来なかったため、実際に倒すというところまでは至りませんでした。

この時点で、魔王を倒す可能性があり、それに相応しい実力はあると考えられます。

そして、もう一つ、彼女の実力が分かるシーンがあります。

それは、黄金郷にてマハトとの戦闘で圧倒的な強さでマハトを相手したというものです。

マハトと言えば、フリーレンやデンケンが苦労して戦った七崩賢の一人でしたが、ゼーリエは軽くマハトの相手をしてしまいます。

この点から、マハト・フリーレンよりは彼女が強いことが分かります。

そして、最後に彼女はフリーレン世界の殆どの魔法を熟知しており、使いこなすことができます。

このことから、作中では誰よりも魔法を使いこなすことができる人物であることが分かります。

これらのことから、フランメとゼーリエを比較するとゼーリエの方が強い可能性が極めて高いです。

『葬送のフリーレン』人類に魔法を伝えたフランメの名言とは？ 

フランメはこの世界がどういう世界なのか、それを説明してくれるような台詞やフリーレンの心に残った台詞を沢山残しています。

ここでは、そんな名言の数々を振り返ります。

フリーレンが旅に出るきっかけを作った台詞

｢お前はいつか大きな過ちを犯し、人を知りたいと考えるようになる。そん時はここに帰ってこいって言ってんだ。手助けしてやる｣

この台詞はフリーレンがフランメの手記を探す時に思い出した台詞であり、彼女は無事手記を見つけ出し、魂の眠る地(オレオール)の存在を知ることになり、ヒンメルに会うために旅に出ることになります。

彼女のこの台詞は将来的にヒンメルのような人間にフリーレンが出会い、そして後悔し、人を知りたくなるということを予期した台詞になっているのと同時に死後もフリーレンに助言を送っているかのような台詞になっています。

フリーレンがオレオールへの旅を決めるきっかけになった台詞であり、物語の中でもとても重要な台詞のひとつです。

フリーレンがアウラを倒せた理由がここにあった

｢魔族が言葉で人を欺くように、お前は魔力で魔族を欺くんだ｣

この台詞はアウラとの戦いでどうしてフリーレンが勝てたのかを表した台詞になっています。

どうしてアウラに勝てたのか。

それは、フリーレンがアウラに魔力を偽ったからです。

アウラとフリーレンの戦闘時、アウラはフリーレンの魔力量をあまり多くは感じませんでした。

そこで、アウラは彼女自身の魔法、自身より魔力量の小さい敵を服従させる魔法を使います。

しかし、アウラが見た魔力量はフリーレン本来の魔力量ではありませんでした。

フリーレンは常に本来持っている魔力量を制限して活動していたのです。

これは、かつてフランメが魔族を欺くための技のひとつとしてフリーレンに教えたものでした。

常に魔力を制限することによって魔族を欺く。

#葬送のフリーレン 10話
“強い魔法使い”のフランメとフリーレン。生きてきた時間のほとんどを魔法の制御に費やす

全ては”欺く”ため

人を言葉で欺く魔族。魔力の強さが秩序であり存在価値。そこに生ずるクソみたいな驕りと油断。それはアウラも同じ
驕れる者には自害で償いを
#フリーレン #frieren pic.twitter.com/VV0KJHEHfs

— 青のまっぷ🟦 (@mapwalkinthesky) November 10, 2023

彼等が言葉を使って人を欺き倒すように、フリーレンは魔力を欺き、アウラを倒すことに成功したのです。

この後、見誤ったアウラは魔力の小さい敵を服従させる権利をフリーレンに取られたため自害を命じられ、命を落とすことになるのですが、この台詞はフリーレンとフランメがどうやって魔族を倒してきたのかが丁寧に描写されたものであるのと同時にフランメの考え方がよく現れた台詞でもありました。

フランメはドイツ語でどんな意味？

葬送のフリーレンの登場人物の名前はヒンメルがドイツ語で天国、フェルンは遠い、シュタルクは強い、フリーレンは凍るという意味であり、それぞれがドイツ語です。

では、今回の記事で紹介してきたフランメはどういう意味なのでしょうか。

フランメは炎という意味を持っています。

これは、作中の役割も想起させるような気がしますね。

フリーレンが凍るという意味であるのに対してフランメは凍ったものを溶かす炎という意味なのはとても興味深く、フリーレンが困った時に思い出す登場人物の一人であるフランメは彼女の心の不安を溶かす存在の一人でもあるため、納得出来ます。

以上、フランメに関する考察・解説でした。

最後までお読み頂きありがとうございました。