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ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。
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『未成熟』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『未成熟』はこちらの集英社が運営する漫画アプリ『マンガMee』にて全巻無料で読むことができます。
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『マンガMee』では、『未成熟』第1巻から最終巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。
安心安全に、そしてタダで『未成熟』を最終巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。
『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
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また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。
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半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!
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オススメ漫画アプリ紹介
上記で紹介した『マンガMee』以外にも講談社が運営する漫画アプリ『マガポケ』や小学館が運営する『マンガワン』も特にオススメです。
マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ
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「無料でマンガを楽しみたい!」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
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こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています。「無料で多くの有名漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。
次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『マンガMee』の基本的な使い方
『マンガMee』では、アプリ内アイテムである『チケット』と『ボーナスコイン』を使用して読むことになります。
簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。
『未成熟』も1日に最大5話まで読み進められます。
ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテム『チケット』『ポイント』のそれぞれの使い方を簡単に説明します。
『マンガMee』のチケットとは?
『チケット』はチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。
各作品ごとに1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。
つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです。
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『マンガMee』のボーナスコインとは?
『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます。
マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)
↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。
「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。
1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)
また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!
1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。
単行本にすると1~2冊分です。
このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!
アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。
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『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む
『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります。
その仕組みがこれ、
見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
- チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
- 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
- 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む
以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。
遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/
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『未成熟』読者の評価や感想は?
未成熟って漫画めちゃめちゃドロドロだけど面白い。
— つる♡ (@yanduver) May 7, 2020
やばい、未成熟って言う漫画めっちゃ面白い。漫画Meeで読んでたんだけど、ドロドロしてて面白い
— ずぼら@ツキアカリ (@zuboran_song) August 30, 2020
『未成熟』あらすじ紹介!
幼い頃、千暁は初恋だったお隣のお兄ちゃん、快からいきなり拒絶されてしまいます。
そのまま千暁は、父が継母と再婚することが決まり、引越ししてしまい、快と会うことは出来ていませんでした。
何か悪いことをしたのかな、と子供ながらに手紙を書いたけれど、返事はまだ来ていません。
千暁はずっとその事がきっかけに心の中に闇を抱えているため、男の人と付き合ってもどこか心ここに在らずでした。
家に帰るとそりの合わない継母とのバトルが始まります。
昔、千暁の大好きなおばあちゃんと家族みんなで住んでいたものの、継母とおばあちゃんとそりが合わなかったためにおばあちゃんが家から出ていくという形になってしまったのです。
千暁はその事で、継母を今も許せずにいました。
子供の頃から継母に懐くことはなく、そんな千暁を慕う継母の最愛の子供、大倭、そして千暁を大事に思う夫、とお互いに妬ましい存在になっている2人の仲は最悪でした。
継母はお父さんや大倭にバレることなく千暁に対して固執な嫌がらせをしてきます。
千暁は家族を壊さないためにみんなに知られないようにずっと我慢していたのです。
そしていつかおばあちゃんと一緒に暮らすという夢をもち、早く実現するために千暁はキャバクラで夜の蝶になっていたのです。
ママからの信頼も熱く、お客様からも立ち振る舞いを褒められますが、皮肉だけどそれは継母のおかげだとしみじみ感じます。
そこでまさかの出会いを果たすのです。
そう、それは幼い時に拒絶された初恋で大好きだった快が上司と来店してきたのです。
名刺を見て、はっとした千暁は、その珍しい名前と面影を見て、本人だと確信します。
自分の過去は明かさず接客していくうちに、千暁はドキドキが止まらずまた恋に落ちます。
なぜ、快は千暁を拒絶してしまったのか、継母はなぜ千暁への嫌がらせを辞めないのか、ラブきゅんドロドロストーリーになっています!
『未成熟』は面白い?見どころ紹介!
見どころ① 継母の毒親っぷりがえげつない
継母の父と大倭にバレないようにする千暁への陰湿すぎる嫌がらせがとっても胸糞悪いです。
1学年に1人はいるかな?レベルの男を味方につけて自分の手を汚さず自分は何も悪いことしてないと見せかける術は見ていてため息もの。
どこまでも計算高い女は1人にターゲットを絞っていじめ倒す。
そんな嫌がらせに、千暁、負けないでと応援したくなります。
継母の化けの皮は大倭と父に明かされることはあるのかどうなのか。
いや、是非継母に制裁される事を願いたいです!
見どころ② 快との出会い、これは運命の出会い?知りたいようで知りたくない過去のこと
仲がいいと思っていた相手から急に拒絶されたらどうでしょうか?
何かしたかな?悪いことを言ってしまったのかな?
と、自分を責めてしまいますよね。
大人なら割り切って過ごせるかもしれませんが、それが子供ならその出来事をいつまでも引きずってしまいますよね。
千暁はそれを大人になった今もずっと引きずって、人を好きになれない、どこか真剣に恋愛出来ない、男の人に冷たい人間になっていました。
幼いながらに考えて書いた手紙の返事もこないままもう一生会えないのかな、と諦めていた矢先、キャバクラで運命的な出会いを果たします。
果たして、快は千暁の事を気づいているのか、気づいていないのか、千暁はまた快に恋に落ちます。
恋をした以上に、生きる喜びまで与えられ、モノクロだった世界が一気に華やぎ、日々が活性化していきます。
千暁は快に過去の事を明かしたいけど、拒絶された理由を聞きたくない、と心のどこかで引っかかってしまい、なかなか言うことが出来ません。
このまま明かさない方がこのままの関係を続けられるのかもと葛藤しています。
果たして快が千暁を拒絶した理由はなんだったのかー…。
見どころ③ 弟、大倭の千暁への思い兄弟愛?
血の繋がらない三つ下の弟は、いつも千暁にベッタリで、それは千暁が大学生になっても変わらないままでした。
千暁に前髪を切って貰う時に千暁の胸元や足元を見て、ドキドキしています。
そんな大倭の千暁への思いは兄弟愛ではなく恋愛へ変わっています。
そんな大倭の気持ちを継母もこっそり盗み聞きしてまた千暁を妬んでいました。
継母の千暁を妬み、睨んで恨む姿はまさにホラー物ですが、そんなことより大倭の異常すぎる千暁への思いが隠しきれなくて暴走してしまうのではないかと心配になります!
『未成熟』登場人物紹介!
千暁
おばあちゃんが大好きな心の優しい女の子の千暁。
誰が見ても思わず1目置かれるような美貌の持ち主。
現在大学生で、おばあちゃんと一緒に暮らすために、おばあちゃんの事を考えて管理栄養士専門の大学に通っています。
小さい頃に実の母親が他界してしまって、父親が今の継母と再婚してから千暁の人生は転落続きでした。
早く家から出るためにみんなに内緒でキャバクラでバイトし、引越し費用をコツコツためているのです。
家庭環境は最悪だけれど、キャバクラのママやヘアスタイリストの時人の支えもあって、なんとか夢を実現しようとしている健気な女の子です。
紺野快陽
千暁の初恋の相手快陽こと、快。
小さい頃からよく遊んでくれるお兄ちゃんだったのだが、いきなり快から拒絶され、そのまま千暁が引っ越して会うこともないままの相手でした。
が、千暁の働くキャバクラで運命的な出会いを果たすのでした。
その容姿は大人になってからも堪能で、いかにもモテる王子様風な快。
千暁の事はどう思っているのだろうか。
大倭
千暁の義理の弟、大倭は小さい頃から千暁に懐いていて、学生になった今も千暁千暁とまとわりついています。
大倭が千暁に抱く気持ちとは兄弟愛、それとも…?
初江(おばあちゃん)
お父さんのお母さんで小さい頃は一緒に住んでいたけれど、継母とそりが合わなくて、おばあちゃんが出て行ってしまう形に、、、。
千暁と一生に暮らし始めるが、なんだか会話が成立しなくなってきたり、物忘れが酷くなってきたりして、、、?
道男(お父さん)
千暁の実の父親です。
優しすぎる故に継母が千暁に嫌がらせしていることも気づかず、千暁が継母に意見すると、すかさず継母をかばう鈍感でお人好しなお父さんです。
千暁の事が好きすぎるあまり、おばあちゃんと一緒に暮らす事を頑なに反対するのだか、その千暁への愛情も、継母は鬱陶しそうで、、、。
百合(継母)
大倭の実の母親で、お父さんの再婚相手です。
大倭やお父さんの前では天然な少女を演じているのだけれど、千暁の前では素の姿で、陰湿な嫌がらせをしたり、嫌味を飛ばしたりしています。
自分を悲劇のヒロインにするのが上手で、すぐに周りの男達を味方につける演技派女優。
お父さんとの結婚はなんのために、何かの狙いのためなのかー…。
時人
千暁がキャバクラへ出勤する前にヘアアレンジをしてくれる時人は、ジェンダーな雰囲気で男でも女でも大丈夫という噂を持つ特殊な人でした。
その人の前では千暁も不思議と快との出会いや、継母との鬱憤を素直に話してしまうほど、不思議なパワーをもった人です。
千暁の事を本気で心配して、応援してくれて、後押ししてくれる、千暁にとってなくてはならない人になっていました。
ママ
千暁の働くキャバクラのママで、何も言わなくても千暁の事を理解してくれて、千暁が落ち込んでいる時にはそっと優しく素敵な言葉をかけてくれる千暁の恩人とも言える人でした。
『未成熟』作者・Mariaとは?
Mariaのデビュー作は恋人と呼ばせてで、実の妹も漫画家の高倉みどり、妹の夫も漫画家の飛永宏之という漫画家一家なのです。
作品は未成熟を始め、こっちにおいでよ、ほしいのはあなただけ。@キラキラバーズ!、自分らしく恋しようなど、レビューの高いものがほとんどです。
絵がとても綺麗で、こんな美少女と美男子ばかりの世界、ありえる?と突っ込んでしまいそうですが、イケメンと美女達が官能的でとても読みやすいです。
少女漫画さながらな恋愛を盛り込んだかと思わせれば、家族との闇や、自分自信との葛藤などを表現するのがとても上手かと思います。
『未成熟』序盤ネタバレ紹介!
第1回
幼少期の千暁の出来事。
初恋で大好きだったご近所の快から急に拒絶されます。
5個上のお兄ちゃん的存在で、毎日のように遊びに行っていたのに、急に遊べないと断られてしまいます。
千暁が泣いてせがんでも快は理由も何も話さず帰ってしまいます。
と、そんな幼い頃の出来事を夢で見て涙して目を覚ました千暁は現在大学生、そして、男の人と裸で抱き合っていました。
千暁は幼い頃快から拒絶されたことを今も引きずっていました。
拒絶された後、何度も家に行ったけれど、会うことは出来ず、それからすぐ、お父さんと継母との再婚と引越しが決まり、幼いながらにお別れの手紙として、何か悪いことをしてしまったのかな、や怒らせてしまったのかな、謝りの言葉と新しい連絡先も添えたけれど、あれから14年、いまだに返事はもらえていなかった。
千暁はその事をふと思い出しては胸を痛めて快を思い出しては甘味な感情に耽ていました。
着替えようとしていたら、後ろから彼氏に抱きつかれ、泊まっていけよと言われます。
ですが、千暁はすかさず無理と言って、外泊なんかしたらあの人(母親)にネチネチいわれて大変だと断ります。
そんな千暁の態度に、彼氏は母親のことあの人呼ばわりは感じ悪いし、育ててもらったんだからと怒られます。
千暁は分かったと言ってその場を後にし、彼氏も千暁が納得したとおもって笑顔で見送ります。
が、千暁は心の中で何も知らないくせに、またねと言ったもののまたはない、と怒り心頭で帰ります。
家に帰ると継母が出迎えてくれます。
継母はとても上機嫌でご飯の心配をしてくれますが、千暁は゛いる゛と感じます。
リビングに入るとそこには継母の最愛の子供、大倭がソファで座っていました。
千暁に前髪切って欲しいんだけど、とねだりますが、千暁は疲れてるからと断ります。
そこで継母が大倭に媚びるように甲高い声で私が切ろうか、と接しますが、その声を聞くのも千暁はたえられません。
千暁が耐えかねてお風呂に入ると言うと、継母からボソッと今日はシャワーしてこなかったのねと嫌味を言われます。
千暁は大倭の前だから、心の中でぶちっと怒り、その場を去りますが、ぶん殴ってやりたいと怒り心頭です。
そこへ、大倭が前髪を切ってもらおうと追いかけてきます。
それを険悪な顔で見つめる継母なのでした。
仕方なくお風呂場で前髪を切りながら、あんたさ、と言うと、大倭はあんたじゃないと言い返します。
そして、千暁はそろそろ姉離れしないと、や受験だからしっかり勉強しなきゃと説教します。
すると、大倭は千暁と同じ大学を受けようかなと言います。
千暁は驚いて管理栄養士になりたいの?と聞きますが別に言い、千暁と一緒に通いたいからと答えます。
千暁は馬鹿じゃないのとあしらって大倭を相手にしません。
それを継母はひっそりと聞いていました。
そして、大倭は千暁に美容師の彼氏とはどうなの?と聞きますがマザコンだから別れたと答えます。
その答えにださいねと言いながら大倭は内心嬉しそうな態度を出すのでした。
そんな大倭のことを千暁はそれなりに可愛いけどめんどくさいと思っていました。
お風呂に入りながら、千暁は美容師の彼の連絡先を削除します。
美容師の押しの強さに負けて付き合ったし、それなりに一緒にいたけど、心が動かない、とどこか冷静な千暁でした。
人を愛せない欠落人間なのかな、と思い込みます。
後日、千暁はおばあちゃんの家を訪ねていました。
実習で作ったものを届けに来たのです。
おばあちゃんはお父さんや継母は元気なの?と聞きますが、千暁は継母の悪口が止まりません。
おばあちゃんとは実のお父さんの親で一緒に住んでいたのだけれど、千暁の実のお母さんが早くに亡くなってしまって、お父さんが継母と結婚して継母とおばあちゃんが合わなくておばあちゃんが家から出ていくという形で離れてしまったのです。
千暁はおばあちゃんの事が大好きで、高校を卒業したら一緒に暮らしたいと思っていたけれど、お父さんから高卒で就職なんてと反対されて今の管理栄養士の大学へ行っていたのです。
管理栄養士の道に進んだのも、おばあちゃんに栄養バランスのいいものを食べて欲しいからで、とてもおばあちゃん思いの千暁なのでした。
千暁はおばあちゃんの事が大好きすぎるあまり、おばあちゃんを追い出した継母が好きになれず、いつまでも懐かないまま、そしてその千暁を慕う継母の子供、大倭に、千暁を思う夫。
そんな関係にお互い妬ましい関係だよね、と心をシャットダウンしていました。
一刻も早く家を出たいと考え、千暁はアキという名前で夜の蝶になるのでした。
前日にしっかりリンパを流した効果で、千暁はミニドレスを身にまとっていました。
千暁は派遣で入っているけど、ママからとても信頼されていて、お客様の前でも聞き上手喋り上手で他の人にもフォロー出来るし要領がいいとべた褒めされていました。
お客様から両親の教育がいいのかな?と言われ、厳しく育てられましたからと言う心の中では、継母の空気を読む力、コミュ力、スルースキルを見て学んだのだと皮肉だけど千暁はしみじみ感じていました。
そして、お客様から千暁の着ているドレスについて意見を求められます。
そう、お客様は千暁の着ていたドレスを作っているメーカーさんだったのです。
千暁はドレスをべた褒めします。
すると、今から若いのが来るからアドバイスしてやって、と言われます。
そこに来て、千暁に名刺を渡します。
そこに書かれていた名前は、昔拒絶された相手、快の名前だったのです。
千暁は一瞬時が止まり、昔の事を思い出します。
人違いかもしれない、だけど珍しい名前で漢字、顔も雰囲気も昔のままだったので千暁は快だと認識します。
千暁は感極まって、快から質問されているにも関わらずタイムトリップしてしまいます。
落ち着いて、MDのお仕事とはどういうものなんでしょうと質問すると、快は優しく丁寧に解説し、千暁に近づいてコソッと人
使い荒いんですよと目の前にいる上司の悪口を耳打ちします。
それを上司が聞いていて、聞こえてるぞーとドッと笑いが出ますが千暁は快が近づいてきたことにドキドキが止まりませんでした。
そして、このドレスを選んだ理由を聞かれ、昨日足のリンパを流したのでミニドレスを着れたと答えました。
快は、努力されているんですね、と褒めてくれます。
そして、首元の大きいリボンもお気に入りですと答えると、快が千暁の背中に近づき、千暁の色白なお肌と華奢な体でとても品のある着こなしになっているとべた褒めします。
千暁は照れて喜びます。
そして、ママとお客様を一緒に送ったあと、快はまた千暁の元へわざわざ戻ってきて、また来ますと言って去って行きました。
快が去ったあと、千暁はドキドキでその場でよろよろと倒れ込んでしまいます。
家に帰り、千暁は快と会えた余韻でいっぱいで胸を高まらせています。
また来ます、と言われた言葉に、いつ来てくれるか分からないから今日もリンパを流してパックして学校も勉強も色々頑張ろうとやる気が蘇ります。
こんなに心が滾るなんて、自分にもこんな感情があったんだと興奮します。
会えて良かったと思って目を閉じるといつの間にかソファで眠っていました。
千暁、と呼ばれて起きるとそこには大倭がいました。
大倭は千暁の顔をのぞき込むとなんかあっただろと千暁を問いただします。
そんな姿を夜な夜なにも関わらず継母はドアの向こう側からひっそり聞いているのでした。
第2回
大倭は千暁の目をじっと見て、男関係で何かあっただろと問いただします。
千暁はいちいち絡んでくるなと一発殴り部屋を出ようとすると、継母がじっと聞いていて、誑かすのが上手ね?と嫌味を投げられます。
千暁は快との出会いを胸にぐっとたえて何も言わず部屋へ去りました。
次の日千暁はミニスカートでリビングにいました。
そんな千暁を心配する大倭は千暁に悪絡みしていました。
それをよく思っていない継母はギリッと下を俯いたままでした。
千暁は美容院へ行き、髪を整えてもらっていました。
スタイリストの時人は特殊な男の人で、千暁の心の内をさらけ出すのが上手な人でした。
快との出会いを打ち明け、アドバイスしてもらっていました。
そこで、千暁が働いているキャバクラのママも、千暁を心配しているからよく面倒みるようにって言われている事を時人は打ち明けます。
千暁は周りの人達に恵まれたのかなと微笑んでいました。
一方継母は、朝の千暁と大倭の様子を思い浮かべて、千暁の下着をハサミでジョキジョキ切り刻んでいました。
千暁は快の事を考えながら、幼い頃の自分の事を打ち明けたら快がどんな反応するか、知りたいようで知りたくないと葛藤していました。
家に帰ると、ゴミ箱から千暁の下着の切れ端を見つけます。
それが何か気づき、千暁はお父さんと大倭がいるにも関わらず継母に問いただします。
継母はワイヤーがへこんでいたから捨てたと言いますが、千暁はこんなにジョキジョキにする必要ある?と怒りが止まりません。
すると、継母ごめんなさいと泣き崩れて土下座して謝ります。
何軒でもハシゴして同じものを見つけるから許してくださいと言い、それでも怒る千暁をお父さんは止めに入ります。
結局お父さんは継母をかばい、千暁は自分の心を踏みちぎられていました。
その夜、千暁はバイトに行くため、時人にヘアセットしてもらっていました。
時人に継母の事を打ち明け、ブルーなままの千暁はこんな気持ちじゃ快に会えない、と嘆いていました。
第3回
千暁は頭の中がグルグル負のループに陥っていました。
それを見かねたママが、未来を作るのは自分自身だと千暁にアドバイスします。
千暁はその言葉にはっとし自分を変えようと好きなバラに触れます。
すると後ろから快が現れます。
快は千暁を指名し、ドレスのことについて質問します。
千暁は自分のドレスに対する好みを熱弁し、ようは見えそうで見えないドレスが1番お客様からも好評なのだと暴露します。
快は千暁に逞しいと褒めますが、千暁はキャバ嬢はみんな夢のために逞しいと言います。
そこで、快に千暁の夢について聞かれますが、千暁はおばあちゃんと一緒に暮らしたい事、継母と合わないことまで深く話してしまいます。
色々と語ったところで、千暁は他のお客様から指名が入り、その場を後にします。
帰ってきた時に、快は千暁におばあちゃんとの二人暮しについて初期費用や防犯面などをアドバイスします。
そこへ、ママがやってきて他へhelpにつくことになりました。
千暁は思い切って快に自分の連絡先を渡しました。
その行動に快は怒られたりしないか気にかけてくれますが、千暁は怒られたっていい、と腹を括ります。
その帰り、家につくと、大倭が外で待っていました。
こないだ千暁の味方をしてやれなかった事を謝ります。
千暁は別にと言って部屋に入ると継母に遭遇してしまいます。
千暁はそんな継母の様子に耐えかねて行動する、とバタバタと荷物を準備します。
第4回
次の日の朝、千暁はリビングに置き手紙をしておばあちゃんの元へ出ていきました。
それを見つけた継母はあざ笑い、お父さんにみせます。
継母はわざとらしく私のせいだと涙し、お父さんを翻弄し千暁の家出を認めさせます。
一方千暁はおばあちゃんから歓迎され、今までの思いを激励してくれました。
千暁はイキイキと新しい新居を探します。
そんな姿をよそに、大倭はおばあちゃんの元を訪れていました。
そこでは千暁と一緒に暮らすという事を聞き、大倭は話と違うと怒ります。
家に帰り、継母は千暁が帰ってきたらお帰りパーティしようねと意気込んでいるのをよそに、大倭はこんなによくしてもらっているのに、千暁は何に不満があるんだろうと疑問を持ちます。
一方千暁はキャバクラで酒癖の悪い親父から触られたり悪がるみされたりしていました。
そこへ千暁を助けるように快が現れて、お客を追い払ってくれました。
千暁はドキドキが止まらず、胸いっぱいになっていました。
一方の大倭は絶対に千暁を取り戻すと意気込んでいるのでした。