神様はじめました最終回結末ネタバレ【漫画アニメ完結ラスト】その後の最後はどうなった?子供は?考察!

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「花とゆめ」にて連載されていた人気マンガ神様はじめました

 

今回は、そんな『神様はじめました』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

 

また『神様はじめました』を全巻無料で読みたい!という方に『神様はじめました』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

『神様はじめました』は漫画アプリ『マンガPark』で読める

『神様はじめました』はこちらの白泉社が運営する漫画アプリマンガParkにて全巻無料で読むことができます。

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『マンガPark』は、大手出版社の白泉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

安心安全に、そしてタダで『神様はじめました』を1巻から最終巻まで読破したい方は『マンガPark』を使う方法がベストです。

 

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『神様はじめました』ってどんな話?あらすじ紹介!

『神様はじめました』とは、鈴木ジュリエッタによる漫画作品です。

 

2008年から2016年まで白泉社の『花とゆめ』にて連載されました。

 

単行本は、「花とゆめコミックス」より全25巻が発売されています。

 

累計発行部数は、2016年8月時点で520万部を突破しています。

 

2012年10月から12月までは、全13話のテレビアニメ第1期が放送され、2015年1月から3月までは、全12話のテレビアニメ第2期が放送されました。

 

ギャンブル好きの父親が借金を残して蒸発し、主人公の桃園奈々生(ももぞの ななみ)は、帰る家を失ってしまいます。

 

そんな時、奈々生は犬に吠えられて困っていたミカゲを助けました。

 

すると、ミカゲは「あなたに私の家を譲りましょう」と言って去ってしまいます。

 

奈々生がミカゲに言われた場所に行くと、そこはボロボロの廃神社でした。

 

そこには、土地神であるミカゲに仕えていた神使の巴衛(ともえ)、鬼火童子の鬼切(おにきり)、虎徹(こてつ)がいました。

 

奈々生は、ミカゲから家と一緒に土地神の位を譲り受けていたのです。

 

それから奈々生は、女子高生として学校に通いながら、土地神として巴衛たちと共に暮らし、神様として成長していきます。

 

そして、次第に巴衛に対して恋心を抱くようになるのでした。

 

『神様はじめました』主な登場人物紹介!

『神様はじめました』の主な登場人物を簡単に紹介します!

桃園奈々生(ももぞの ななみ)

宇治上(うじがみ)高校に通う女子高生。

 

とても明るく、活発な性格。

 

父親が蒸発してしまい、家を失いましたが、ミカゲに社と土地神の位を譲られて土地神になりました。

 

母親は幼い頃に亡くなってしまっています。

 

巴衛の優しさに惹かれて告白しますが、「俺は人間の女など好きにならない」と断られてしまいました。

 

しかし、奈々生はその後も一途に巴衛のことを想い続けます。

巴衛(ともえ)

ミカゲに仕える神使でしたが、奈々生が土地神になってからは、奈々生に仕える神使となりました。

 

元々は野狐で、悪羅王(あくらおう)とともに非道の限りを尽くしていました。

 

人間の女である雪路(ゆきじ)との恋に落ちてからは人間になろうと奔走しましたが、叶わず死に至る呪いを受けてしまいます。

 

ミカゲと出会ってからは、雪路の記憶と呪いを封じられ、神使として仕えるようになりました。

 

口が悪く、自分勝手なこともありますが、奈々生を気遣う優しいところもあります。

鞍馬/KURAMA(くらま)

「地獄の堕天使」という異名で人気を博している、ビジュアル系アイドルです。

 

奈々生と同じクラスに転入してきました。

 

その正体は鞍馬山を下山した烏天狗です。

 

奈々生の土地神の印を狙ったこともありますが、巴衛に返り討ちにされてからは、奈々生と仲良くするようになりました。

 

烏天狗としての本名は「真寿郎(しんじゅろう)」と言います。

瑞希(みずき)

ヨノモリ社の神使を務めていた白蛇。

 

奈々生と結婚しようとして、無理矢理ヨノモリ社に連れ去りましたが、巴衛に阻止されてしまいました。

 

それから何かと奈々生や巴衛を気にかけるようになり、後には奈々生の神使となりました。

ミカゲ

ミカゲ社の土地神です。

 

20年以上前に「街へ行ってくる」と言って、社を出て行ってしまいました。

 

その後、奈々生に土地神の位と社を譲りました。

 

犬が苦手で、狛犬を神使にすることができなかったため、野狐だった巴衛を神使にしました。

 

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『神様はじめました』最終回までのおさらい!

『神様はじめました』の最終章までのあらすじを紹介します!

奈々生、神様になる

ギャンブル好きの父親が借金を残して蒸発してしまい、家を失った主人公の桃園奈々生は、公園で犬に吠えられて困っていたミカゲを助けました。

 

そしてミカゲは奈々生に「家を譲る」と言います。

 

奈々生がミカゲに言われた場所へ行くと、そこはボロボロの廃神社でした。

 

社の中には、土地神に仕える神使の巴衛と、鬼火童子の鬼切と虎徹がいました。

 

なんとミカゲは土地神で、奈々生は家だけでなく、土地神の位も譲り受けてしまっていたのでした。

 

土地神だったミカゲは、20年以上前に家出してしまったとのことで、鬼切と虎徹は新しい土地神となった奈々生を大歓迎します。

 

しかし、巴衛は人間の小娘に土地神が務まるものか、と大反対。

 

その後、奈々生が土地神の力を狙う妖怪に襲われそうになっていると、巴衛は助けることなく、奈々生を馬鹿にします。

 

腹を立てた奈々生は、巴衛に無理矢理キスをして、神使の契約を結びました。

 

無理矢理神使にされて怒る巴衛でしたが、奈々生の世話を焼いたり、危険から守ったりと、優しい一面を見せます。

 

後日、奈々生の通う宇治上高校に人気のビジュアル系アイドル・KURAMAが転入してきます。

 

しかし、その正体は烏天狗という妖怪で、奈々生の持つ土地神の力を狙っていました。

 

巴衛はすぐに鞍馬の正体を見抜き、返り討ちにします。

 

巴衛によってダチョウに変身させられた鞍馬は、奈々生に助けられ、以降奈々生の妖怪や神様関連の相談ができる良き友達となりました。

神様、追い出される

奈々生が少しずつ土地神として成長を始めた頃、ミカゲ社に雷神・鳴神姫(なるかみひめ)が現れ、土地神の座を奪い、奈々生を追い出してしまいました。

 

さらに、奈々生を助けようとした巴衛は、打出の小槌で子供の姿にされてしまいます。

 

再び家を失った奈々生は、巴衛を連れて鞍馬の家でお世話になることにしました。

 

しかし、巴衛は熱を出してしまい、自分が奈々生の足を引っ張ってしまっていることに苛立ちを感じます。

 

そして、巴衛は自ら鳴神姫の元へ行くことにしました。

 

巴衛を心配した奈々生が鳴神姫の元へ行くと、巴衛は社のどこかに隠れてしまい、鳴神姫が社を壊そうとしているところでした。

 

鳴神姫に見つけられなかった巴衛を見つけ出し、奈々生は巴衛との絆を示します。

 

すると、鳴神姫は奈々生に土地神の座を返し、帰って行きました。

 

巴衛は奈々生に助けられた感謝の印としてキスをし、神使の再契約をしました。

神様、恋をする

巴衛と共に生活するうちに、奈々生は自分の心のうちにある巴衛への恋心を自覚しました。

 

ある日、奈々生は巴衛をデートに誘います。

 

デートの最後に夜景を見ていた時、奈々生は巴衛に告白しました。

 

しかし、巴衛は気の迷いだと言って、奈々生の気持ちを否定します。

 

「俺は人間の女なんて好きにならない」

 

ショックを受けた奈々生は、足を踏み外してビルの屋上から落ちてしまいます。

 

「もう二度とお前に触れないと約束するから、今だけは、助けさせてくれ!!」

 

奈々生は、巴衛によって助けられたものの、それ以降巴衛は奈々生に指一本触れなくなってしまいました。

 

気分の沈んだ奈々生を元気付けるため、奈々生たちは海へ遊びに行くことになりました。

 

巴衛が海に入った途端、竜王・宿儺(すくな)が現れ、巴衛を竜宮城へと連れ去ってしまいます。

 

かつて、巴衛は竜王の右目を奪ったことがあり、ずっと竜王に狙われていたのでした。

 

奈々生は、巴衛を解放してもらうために、白蛇の瑞希と神使の契約を結び、過去へと竜王の右目を探しに行きます。

 

紆余曲折を経て、やっとの思いで竜王の右目を手に入れ、巴衛を救い出すことができました。

 

そして、奈々生は自分の思いが報われるのを待つだけでなく、巴衛を自分に振り向かせられるように努力することを決意しました。

 

神様、お祭りを開く

ミカゲ社の廃神社というイメージを払拭するため、奈々生は夏祭りを企画します。

 

また、土地神の役割として、奈々生は夏祭りで神楽を舞うことになりました。

 

巴衛のスパルタ特訓を受けますが、奈々生はなかなか上手く舞うことができず、めげそうになります。

 

そんな時、とある人物が奈々生の前に現れます。

 

それ以降、巴衛の態度は急に優しくなり、奈々生ができないなら神楽もやらなくて良いと言い出すのです。

 

そこで奈々生は、巴衛が偽物であることに気づき、夢を見せられていたことを知ります。

 

奈々生の前に現れたのは、風神・乙比古(おとひこ)で、奈々生にミカゲ社の主としての能力があるのかを試していたのでした。

 

乙比古に及第点をもらった奈々生は、夏祭りに向けてさらに準備を進めて行きます。

 

奈々生に力を貸してくれたのは、鞍馬や沼皇女(ぬまのひめみこ)など、今までに知り合った妖怪や神様たちでした。

 

夏祭り当日、協力してくれたみんなのおかげで、たくさんの人や妖怪が集まりました。

 

祭りのメインとなる神楽を舞う奈々生は、緊張が高まります。

 

「お前は、この俺が主人と認めた娘だ。臆するな」

 

巴衛のおかげで緊張が和らいだ奈々生は、神楽を見事に舞って見せました。

 

さらに、舞っている最中に光る蝶が現れるという奇跡を起こし、土地神としての力を示すことができました。

神様、出雲へ行く

夏祭りを成功させた奈々生の元に、乙比古が出雲神議り(かむはかり)の召喚状を持ってきます。

 

奈々生は、同伴する神使に瑞希を指名し、出雲へ向かいました。

 

出雲大社に到着すると、奈々生は神議りの主宰である大国主(おおくにぬし)から黄泉の国の入り口・黄泉比良坂へ行くように言われます。

 

黄泉の国の門番をしている神が神議りに出席している隙を狙って、妖怪が境界を壊そうとしており、下界に慣れている奈々生なら、穢れを祓うことができるだろう、ということでした。

 

奈々生と案内役の乙比古が黄泉の国の入り口・巨岩門に着くと、たくさんの妖怪が集まっていました。

 

そこにはなぜか人間の男性も居て、奈々生は誤ってその男性と共に黄泉の国へと落ちてしまいました。

 

毛利霧仁(もうり きりひと)と名乗ったその男性の正体は、約600年前に野狐だった巴衛と一緒に悪虐非道の限りを尽くした妖怪・悪羅王(あくらおう)でした。

 

他の妖怪たちをけしかけ、黄泉の国にある悪羅王の体を取り戻そうとしていたのです。

 

奈々生と霧仁が黄泉の国を彷徨っていると、霧仁は黄泉の国の主・イザナミに捕らえられてしまいます。

 

それでも霧仁を助けて地上に戻るために、奈々生は奮闘します。

 

その時、乙比古から奈々生が黄泉の国に落ちて行方不明になった、という連絡を受けた巴衛が助けに来ました。

 

黄泉の国に入るため、神使の契約を解除して野狐に戻った巴衛でしたが、神使の制約が無くても奈々生のことばかりを考えていることから、自分が奈々生に恋心を抱いていることに気づきます。

 

奈々生が無事に助け出され、神議りの最終日の宴を迎えます。

 

そこで奈々生は、ミカゲと再会しました。

 

「巴衛が完全に私を必要としなくなるまで、巴衛に会う気はないよ」

 

ミカゲは、人を儚いものだと考え、人と関わることを恐れる巴衛と人の縁を結び直し、巴衛がミカゲではなく、奈々生の手を取るようにしてあげたいと、奈々生に話しました。

 

そして、巴衛が奈々生と話すミカゲに気づいた瞬間、消えていなくなってしまいました。

 

神様、鞍馬山へ行く

ある日、奈々生は鞍馬山から降りてきた小天狗・牡丹丸と出会います。

 

牡丹丸は、17年前に鞍馬山を下山して出奔した、僧正坊の嫡男・真寿郎(しんじゅろう)を探しにきたとのことでした。

 

そして、その真寿郎とは、鞍馬のことだったのです。

 

僧正坊が倒れ、鞍馬山は瘴気の雲に覆われ、後継者問題でも揉めているとのことで、牡丹丸は鞍馬に山へ戻るように言います。

 

奈々生が薬神から貰った霊薬・桃丹(ももたん)があれば、僧正坊の病気も治ると考え、鞍馬・奈々生・巴衛・牡丹丸は鞍馬山へ向かいます。

 

しかし、鞍馬山の中は新しい四代目・僧正坊と目されている二郎が取り仕切っており、僧正坊に薬を飲ませるのは難しい状況でした。

 

さらに、僧正坊の息子である鞍馬が山へ戻ってきたことで、天狗たちは鞍馬を四代目・僧正坊にしようとします。

 

そんな時、奈々生は枯れてしまった霊木・万年桜の前で、件の二郎と出会います。

 

二郎は奈々生を天女と勘違いし、一目惚れしてしまうのでした。

 

翌日、奈々生は鞍馬に「土地神代理」の札を渡し、客神として鞍馬山本道場に入れるようにしました。

 

二郎や他の天狗たちが鞍馬の対応をしているうちに、奈々生と牡丹丸は道場に忍び込んで僧正坊を探します。

 

奈々生が見つけた僧正坊は、病気で倒れているのではなく、魂を抜かれている状態でした。

 

驚く奈々生の前に、夜鳥(やとり)という妖怪が現れます。

 

夜鳥は、鞍馬山を悪羅王に献上して取り入るために、僧正坊の魂を抜き取り、天狗たちを混乱に陥れていたのでした。

 

それを知った奈々生は、退魔結界を張って、夜鳥を山から追い出し、僧正坊の魂を探します。

 

僧正坊の魂は、道場の地下にいる雷獣が飲み込んでいました。

 

それを探している時、雷獣の雷に打たれそうになった奈々生を庇って、二郎は重症を負いました。

 

僧正坊が回復して、万年桜も再び咲き、桃丹のおかげで二郎の怪我も回復し、鞍馬山は復活することができました。

 

鞍馬と奈々生、巴衛は、安堵して鞍馬山を下山することができました。

 

また、巴衛は、奈々生に好意を抱いた二郎に嫉妬し、奈々生への気持ちを膨らませました。

神様、友達の恋を応援する

ある日、奈々生はミカゲ神社の社ごと、犬鳴沼(いぬなきぬま)の妖怪たちに犬鳴沼へと連れて行かれてしまいます。

 

犬鳴沼の主・竜鯉錦(りゅうり にしき)が沼皇女と政略結婚するので、奈々生に仲人をして欲しいとのことでした。

 

その頃、沼皇女は人間に変化して、人間の想い人・小太郎とデートをしていました。

 

沼皇女と錦の騒動で、小太郎は怪我を負い、沼皇女が妖怪であることを知ります。

 

小太郎は急に知った事実に戸惑い、沼皇女は小太郎に別れを告げます。

 

その間、奈々生は錦が特殊な環境で育ち、他人を思いやることができない性格に育ってしまいましたが、根は素直であることを知ります。

 

そこで、奈々生は錦を地上に連れ出し、さまざまな経験をさせ、他人を思いやることを教えました。

 

それによって、錦は尊大な態度が和らぎ、愛情を得たいと思うようになりました。

 

そんな錦の元に沼皇女が会いにきます。

 

沼皇女は、怪我を負わされた小太郎の仇を取りにきたのでした。

 

それほどまでに小太郎を愛する沼皇女に、錦は興味を持ち、求婚します。

 

小太郎と別れ、全てがどうでも良くなった沼皇女は錦との結婚を受け入れますが、その表情は一切の感情が感じられないものでした。

 

沼皇女と錦の結婚式が行われようとしていたその時、小太郎は沼皇女が妖怪だとしても生涯を共にする覚悟を決め、結婚を阻止しに乗り込んで来ました。

 

小太郎がやってきて、初めて笑顔になった沼皇女を見た錦は、自分では沼皇女を笑顔にできなかったと、身を引きます。

 

初めての失恋と共に、錦は他人を気遣うことのできる主へと成長したのでした。

 

また、妖怪と人間という垣根を超えて結ばれた沼皇女と小太郎を見て、巴衛の中の奈々生への思いは、より一層大きくなりました。

 

神様、呪いを解く

巴衛は心の内で奈々生への思いを膨らませ続け、それによってミカゲに封印されていた過去の記憶を思い出し、呪いが再発しました。

 

約500年前、人間の雪路(ゆきじ)という女性に恋をした巴衛は、神落ちと「人間になって雪路と添い遂げる」という契約を交わしました。

 

しかし、巴衛は人間になることができなかった上に、雪路が死んでしまい、契約を違えた代償として死に至る呪いを受けたのでした。

 

無気力に死に場所を探していた巴衛に出会ったミカゲは、巴衛に雪路のことを忘れさせることで、呪いを封じていました。

 

巴衛が呪いで苦しんでいるところに、ミカゲが現れ、巴衛はあと7日の命だと、奈々生たちに残酷な宣告をします。

 

それでも奈々生は諦めず、巴衛の呪いを解くため、過去へ行くことにしました。

 

そしてなんと、奈々生は雪路の子孫で、過去で巴衛が恋をしたのは、雪路の身代わりになった奈々生だったのでした。

 

奈々生は、過去で巴衛と結婚の約束をし、巴衛の呪いを解くことができました。

 

ついに奈々生と巴衛は両思いとなり、過去に交わした結婚の約束を果たそうと誓いました。

神様、修学旅行へ行く

奈々生たちは、学校の修学旅行で沖縄にやってきました。

 

しかし、突然の悪天候で、ホテル待機することになってしまいます。

 

そして、お風呂に入っていたクラスメイトの猫田あみ(ねこた あみ)が突然姿を消してしまいます。

 

あみの誘拐も、悪天候も、人魚の長・ウナリの仕業でした。

 

霧仁に羽衣を盗まれ、霧仁の仲間だと勘違いしてあみを連れ去ったのです。

 

あみを解放してもらうため、奈々生が羽衣を取り戻してくることになりました。

 

霧仁は、炎を退けることのできる羽衣を使って、黄泉の国の炎の中にある悪羅王の体を取り戻そうと画策していました。

 

しかし、人間である霧仁の体は限界を迎え、死にかけていました。

 

そこに奈々生がやってきて、霧仁に精気を奪われるのと引き換えに、羽衣を取り戻すことができました。

 

一方で、奈々生とあみを心配した瑞希と鞍馬は、ウナリの棲家を見つけ出します。

 

鞍馬の機転のおかげで、あみは無事に救出されました。

 

瑞希は、孤独なウナリの姿に、ヨノモリ社で孤独だった頃の自分を重ね、ウナリを孤独から救おうと求婚します。

 

怒りが鎮まり、ウナリの心が満たされたことで嵐も収まり、奈々生はその後の修学旅行を楽しむことができました。

神様、悪羅王の復活を阻止する

巴衛は、人間と妖怪では生きる時間が違うため、いつか自分が奈々生の最後を看取ることになると知り、人間になって奈々生と同じ時間を生きたいと考えました。

 

そこで、進化の薬を飲み人間になろうとしましたが、人間になることはできず、狐の姿になってしまいました。

 

また、悪羅王の暴力を厭わない性格を知った奈々生は、巴衛に霧仁の正体が悪羅王であることを告げます。

 

約500年前、巴衛が愛した人間の雪路に興味を持った悪羅王は、雪路を殺してしまいました。

 

怒った巴衛は、悪羅王を殺し、神々によって悪羅王の体は黄泉の国に隠されたのでした。

 

奈々生が雪路のように悪羅王に狙われるのではないかと、巴衛は警戒します。

 

その後、大国主に巴衛の姿を元に戻してもらうため、巴衛とミカゲは出雲へ向かいました。

 

しかし、夜鳥によって大国主の御魂が奪われてしまっていました。

 

巴衛を心配した奈々生は、神のみが通れる道を通って、一人で出雲に向かっていました。

 

その途中、夜鳥と遭遇します。

 

奈々生が夜鳥に追い詰められたその時、奈々生を助けたのは二郎でした。

 

鞍馬山で休ませてもらっている時、奈々生は以前霧仁に精気を奪われたために、あと半年ほどしか生きられないことを知ります。

 

山の加護がある鞍馬山にいれば、奈々生は生き永らえることができますが、巴衛と共に生きることを願った奈々生は、鞍馬山を出て、再び出雲へ向かいました。

 

奈々生が出雲に到着し、他の神々と合流すると、黄泉の国へと向かいます。

 

大国主の御魂を手に入れた霧仁たちは、それを使って黄泉の国にある悪羅王の体を手に入れようとしていたのです。

 

黄泉の国で奈々生は、イザナミに死ぬことへの不安を吐露します。

 

イザナミは、巴衛が人間になれば死後同じ場所へ帰ることができる、と巴衛が人間になることに賛同してくれました。

 

しかし、今の巴衛では奈々生のことは好きでも、人間のことは好きではないため、巴衛が人間を心から愛することができるようになったら、元の姿に戻すことのできる花が咲くという球根を奈々生に渡しました。

 

奈々生たちが、悪羅王の体のある火の山へ向かう途中、黄泉の国を彷徨う生霊・亜子と出会います。

 

亜子は、霧仁の母親で、夜鳥に殺されて生死の境を彷徨っていたのでした。

 

生霊となっても、亜子は霧仁を心配し、気遣います。

 

霧仁もまた、人間として過ごす内に亜子のことを大切に思うようになっており、夜鳥の攻撃を受けそうになった亜子を庇って、霧仁は命を落とします。

 

悪羅王も変わって人を愛するようになったことを理解し、他人を愛する温かさを知った巴衛もまた、人間を愛するようになり、元の姿に戻ることができました。

 

霧仁は、最後に自分の精気を奈々生に譲ったため、奈々生は精気に溢れ、寿命を取り戻しました。

 

霧仁を失った夜鳥は、悪羅王の体と融合し、自分が悪羅王になろうとしましたが、体を保つことができず、黄泉の炎に飲み込まれてしまいました。

 

その後、悪羅王の魂の扱いについて神々が話していると、亜子が自分の子供として生まれ変わらせてほしいと願います。

 

人間でなくても、本物の霧仁でなくても、間違いなく自分の息子だったから、と。

 

そうして、イザナミの許可が下りれば悪羅王を転生させることが決まり、一件の騒動は幕をおろしました。

 

漫画アニメ完結『神様はじめました』最終回結末ラストのネタバレ!その後の最後は?子供は?考察!

神様、お金を稼ぐ

悪羅王の一件から数日後、大国主がミカゲ社にやってきます。

 

そして大国主は、巴衛を人間にしてくれると言うのでした。

 

しかし、ミカゲがそれを止めます。

 

巴衛が人間になるということは、奈々生も土地神をやめてただの人間として生きていくということであり、二人には生活の目処が立っていなかったためです。

 

奈々生と巴衛は一年後に大国主に巴衛を人間にしてもらう約束をして、ミカゲ社を出て生きていく準備を始めます。

 

その一つとして、奈々生はアルバイトを始めました。

 

巴衛は人間の生活に慣れていないから、と奈々生は一人でいくつものアルバイトを掛け持ちし、無理をしていました。

 

そのため、風邪をひいてしまいます。

 

それでも頑張ろうとする奈々生を見て、巴衛は自分には神使の仕事しかできないから、神使の仕事にバイト代を出してほしいとミカゲに頼みます。

 

そうして、巴衛はミカゲから今まで神使として働いてきた500年分の報酬を受け取りました。

 

新生活を始めるにあたっての大きな問題の一つである、金銭問題が解決し、準備は着々と進んで行きました。

神様、結婚する

十ヶ月後、奈々生は短大への進学が決まり、保育士になるという将来を選びました。

 

そして、奈々生と巴衛は人間となり、今まで出会った妖怪や神たちと別れるその日に、結婚式を行うことを決めます。

 

奈々生と巴衛が人間となってミカゲ社を出ていく日、それは奈々生の卒業式の日でした。

 

人間の女子高生として学校に通いながら、土地神として過ごす不思議な生活も最後を迎えました。

 

卒業式が終わると瑞希が迎えにきて、人間の世界と妖怪の世界を結ぶ道を歩いていく参進の儀が始まります。

 

道の途中には、沼皇女や竜王、犬鳴沼の錦、二郎たち鞍馬山の天狗、その他にも今までに関わった多くの妖怪や人間、神々が集って奈々生と巴衛を祝福します。

 

そうしてたどり着いたミカゲ社で、みんなに見守られながら、結婚式は厳かに粛々と行われました。

 

天狗、山へ帰る

高校卒業を前に、鞍馬は鞍馬山へ帰ることが決まりました。

 

現在の三代目僧正坊が高齢のため、四代目の候補を探すことになりましたが、鞍馬は候補にならない代わりに、四代目を選定する役目を受けたのです。

 

それは山を下山した鞍馬にとって、とても嬉しいことでした。

 

しかし、選定のためにはこれからどれだけの年月がかかるかわからないため、鞍馬はあみに別れを告げます。

 

それでもいつまでも待ち続けるといったあみに、鞍馬は心を動かされました。

 

数年、数十年の間にあみが成長して、たくさんの恋をしても、最後には自分がさらいに行くと宣言したのでした。

沼皇女、妊娠する

奈々生と巴衛が結婚式の準備をしていた頃、沼皇女は小太郎との子供を妊娠していました。

 

しかし、沼皇女の配下の妖怪たちは人間の子供を産む代わりに、今後は人間と関わらないようにと言います。

 

小太郎もまた、自分がどうすればいいのかに悩み、同じく人間と妖怪の垣根を超えた巴衛に相談しました。

 

巴衛は「さっさと別れてしまえ」と切り捨てますが、小太郎に沼皇女が妊娠していることを教え、小太郎の背中を押しました。

 

奈々生と巴衛の結婚式当日、奈々生の計らいによって、沼皇女と小太郎は配下の妖怪たちに邪魔されることなく再会することができました。

 

その後、結婚式に来ていた人間たちを神が送ることになります。

 

けれど小太郎は沼皇女と手を繋いだままで、妖怪たちの世界で沼皇女と共に生きることを選びました。

奈々生と巴衛、ミカゲ社へ帰る

奈々生と巴衛がただの人間になって十年後。

 

保育士として働いていた奈々生は、巴衛との子供を妊娠し、仕事をやめました。

 

巴衛は、「定時で帰りたい」という理由で就職した町のしがない工務店を、たった二年で大企業へと育てるほど優秀なサラリーマンになっていました。

 

人間社会の一員となり、面倒でも充実した日々を送り、奈々生のことをより深く理解できるようになったのです。

 

また、悪羅王は前世の記憶を持ったまま人間の女の子に転生し、巴衛と連絡を取り合っています。

 

その後、無事に男の子を出産した奈々生と巴衛は、奈々生が結婚式の時に言っていた夢を叶えました。

 

大人になって、足元を固めて自立したら、ミカゲ社に帰ってくるという夢を。

 

「ただいま」

 

社に帰ってきた奈々生たちを、ミカゲと瑞希、鬼切、虎徹は温かく迎えました。

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