今回紹介するキャラクターはアリス・ウサギとビーチで出会った、水鶏 光(くいな ひかり)通称クイナです。
ビーチ内では幹部ではなく中心人物というわけではありませんでしたが、謎多きキャラクターのチシヤと共に行動し、妄信されるビーチの在り方に疑問を呈していた冷静な人物の一人です。
ビーチ崩壊後はアリスらと共に行動し、共にげぇむにも参加します。
ドレッドヘアーでビキニ水着を着た、関西弁の快活なキャラクターが魅力の女性ですが、、実は多くの秘密を持つクイナの魅力を読み解いていきます。
またクイナついてご紹介する前に漫画『今際の国のアリス』を全巻無料で読む方法をご紹介します。
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漫画『今際の国のアリス』を全巻無料で読む方法は?
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クイナは実は男?かわいい外見からは想像がつかない性別をネタバレ!過去幼少期に何があった??
ビーチの強者、ラスボスとの戦いで明かされたクイナの秘密とは!?
ビーチがげぇむの会場となった♡(ハート)の10「まじょがり」はロビーでナイフを心臓に貫かれた死体が発見されたことから始まります。
その犯人である「まじょ」を火にかけることがクリアの条件で、クイナらの面々はロビーで平和的に話し合いを始めようとします。
しかし、ビーチ内で武闘派と呼ばれるアグニ達一派の暴走により、まじょを見つけるまで殺し続ければいずれはまじょを狩れる、と宣言しビーチは混沌としてしまいます。
その中でビーチの幹部である安 梨鶴奈(あん りずな)は、元鑑識の経験を活かして凶器に使用されたと思われるナイフの指紋を調べることで犯人を見つけてこのげぇむを終わらせようとします。
クイナも無益な争いはしたくないとアンに賛同して共に動きますが、指紋回収のためにロビーに向かったところにアグニ一派で幹部の1人であるラスボスと遭遇してしまいます。
ラスボスは現実世界では無職で親のすねをかじる、さらにその上で面倒を見てくれる母親に癇癪を起こすようなどうしようもない人間でした。
そんなラスボスは今際の国に来て、ヒリつくような生死を掛けた環境で、ラスボスは初めて生きる意味というものを見出します。
過酷なげぇむを次々とクリアしていき、ラスボスのように強いから、とビーチ内でラスボスと呼ばれるようになったのです。
ラスボスは今際の国に永住したいとの思い、彼に言わせると決意表明から元の世界ではもう生きられないような入れ墨を顔一面に入れています。
そんな過去を持つラスボスは武闘派一派の中でも過激なキャラクターで、アンの力で犯人を見つけてげぇむをクリアしようと提案するクイナ達の話に聞く耳を持たず持っていた日本刀で襲い掛かってきます。
げぇむの制限時間も迫る中、クイナは一人残りラスボスと戦って足止めすることを決意します。
日本刀を持つラスボスと対峙し、ラスボスは一切の迷いなくクイナに日本刀を振り下ろしますが素早い身のこなしでクイナが躱します。
その動きに、ラスボスは驚きながら今際の国に来る前は何をしていたと問うとクイナはひきつりながらもアパレル店員だと答えます。
ラスボスの攻撃を間一髪で躱しながらも防戦一方だったクイナは、息を切らしながらラスボスに語り掛けます。
「戦国時代やあるまいし、少しくらい、ためらいっちゅーもんはないんかいな…!?アンタこそ…今際の国に来る前何しとったんや…!?」
問われたラスボスは一瞬同様した表情を見せ、ニート時代の記憶がフラッシュバックしますが、すぐにオレに過去などないと答えます。それを聞いたクイナは大笑いし始め、ラスボスも思わず困惑します。
「ああ…スマン…ようやく…わかったんや…ウチとアンタが、どこか似とる気がしとったワケが…」
ラスボスは「…オレと、オマエが…?」と驚きますが、クイナは続けます。
「ウチらは互いに、自分の過去を嫌っとる…ウチにもあるんや…今際の国に来てからも、どんなに死の瀬戸際に立たされても、今日まで頑なに、封じ込め続けてきた過去が。」
「けど…アンタという鏡を見てようやくわかった…ウチは、アンタみたいにはなりとうない!!」と自身の持つ暗い過去と向き合う覚悟を見せてラスボスに対して強く言い放ちます。
「アンタのおかげでようやく決心がついたわ…アンタはこれからも、過去に背を向け続ければええ…ウチは生きるために…今一度、過去と向き合う!!」と、据わった目つきで空手の構えを見せるクイナ。
その眼を見たラスボスは、驚きながらもクイナが男であることに気付きます。
クイナの生まれた家は空手道場で、父親から厳しい指導を受けていました。
道場の後継者として育てたい父親はしきりにクイナに向かって男なら泣くな、男ならこの程度の試練に耐えられると男ならと繰り返します。
クイナの母は父親に対してもう少し優しく出来ないのかと窘めますが、幼少期のクイナは自分が原因で父と母が口論する姿を見たくなく、その一心でどんなに辛くても父の期待に応えようとします。
しかしクイナは自身の中の女の部分に気付いており、隠れて口紅を塗ったりしていた過去があったのです。
「そう…か、それが…オマエの過去…皮肉にも…同じ眼に…なったな…認めよう…オレ達は…同類…だと…」
ラスボスはクイナを認め、肩に掛けていた鞘を下し再び刀を構えます。
「まさか…こんなげぇむで…真剣に命の獲り合いができるとは…」
ラスボスとの戦いでは生きる意志の強さを見せる!
武術家として戦いに臨むクイナは、日本刀、刃物を持つ殺す気で襲ってくる敵に対しては自分も相手を殺す気で挑まないといけないことをわかっていました。
クイナは父に指導を受けていた幼少時代にも、組手の稽古をしていた際にも相手を倒した後、なぜとどめを刺さないのかと父の怒号を受けますが、クイナは俯いて出来ないと呟きます。
怒りを隠せないクイナの父に対し、クイナの母は諭すように言います。
「もう少しあの子を、わかってあげることはできへんのですか…?あの子はね、周りの人のために、自分の幸せを我慢するような優しい子なんですよ。」
また、クイナが本当は女性の心を持って可愛い姿に憧れていることに気付いていた母は、隠れて口紅を塗っているクイナに壁越しに声を掛けます。
「そのままでええから聞いて。父さんは、光にこの道場の立派な後継者になってほしいと思ってる…けれどももし…光の、本当の居場所がここやないと感じとるんなら…光の思うように生きなさい。母さん、応援しとるから。」
その言葉にクイナは勇気をもらい、意を決して家を出る決意をして父と話します。
「今日までお世話になりました。それから…父さんの望む息子になれんくて、ごめんなさい…」
父はクイナを見ることなく二度と家の敷居をまたぐなと言われて別れクイナは自らの道に進んでいきます。
ラスボスと対峙するクイナは、ラスボスの刀がこれまでに人を斬りまくっていることから血の油で切れ味が悪くなっていることを狙い、骨折覚悟で初太刀を防いで懐に入り込もうとラスボスに向かっていきます。
しかし次の瞬間、思っているよりも切れ味が悪くなっていなく腕を切り落とされてしまうイメージが浮かんでしまい、直前で尻もちをついてラスボスが振り下ろした刀を避けます。
その姿を見たラスボスは落胆します。
「死に直面しても、未だに恐怖という感情すら支配できていない…やはり…オレとオマエでは…生きる覚悟がまるで違う…」
それを言われたクイナは激昂します。
「大切な人に、会えへん気持ちがわかるか?死ぬより辛い。」
クイナは、家を出た後に女性らしい姿に変貌し、アパレルショップで働いて第2の人生を謳歌していましたが、母が倒れたと聞き病院に駆け込みます。
変わり果てたクイナの姿をみても母は優しく言います。
「あら、光。何年も見いひん間にえらい雰囲気変わったなぁ。その髪、よう似合っとるよ。」
実は母はその後父と離婚しており、クイナが知るまでずっと一人で寝たきりの状態でした。
そんな母に、クイナは自分が勝手なことをしたからではないかと自分を責めますが、母は言います。
「またすぐそうやって、自分のせいにしたがる…ええ加減親離れせんかい。アンタはもっと自分の幸せを考えたらええんや。」
その言葉を聞いたクイナは涙を流しながら、これからは何があっても自分が一生そばにいると強く言います。
「それがウチの、幸せや…!!」
そんな母を置いてくる形で今際の国に迷い込んでしまったクイナは、人一倍元の世界に戻りたい思いを持っていました。
ラスボスにクイナは言い放ちます。
「生きる覚悟がまるで違う…?そらそうや…墨入れたらカッコええか?ポン刀振り回して侍気取りか?強くなれる気がするんやろ?守ってくれると思うんやろ?」
「オマエはガキや。乳離れもできてへんガキや。誰かを守ろうなんて思ったこともない。いつまでもオカンの乳すって守られたがってるマザコン野郎と、一緒にされてたまるかいな!!」
母に甘えて引きこもっていた過去を持つラスボスが図星を突かれクイナに向かって刀を思いっきり振り下ろします。
クイナはロビーの机に転がっていたペットボトルでラスボスの攻撃を受け、動揺したラスボスに対してすかさず回し蹴りをかまします。
ラスボスは刀の扱いは素人で、ただ刀を力任せに振り下ろすだけで、さらにクイナの予想通り切れ味も悪くなっていたことで十分に防げたのです。
さらに倒れこんだラスボスに対してクイナはとどめとして正拳突きをして吠えます。
「オトン…教えは守ったで…ためらわずとどめは刺す。生きて、大切な人を守るためなら。」
クイナのルーツが明かされ、強敵だったラスボスを沈めたクイナの大きな見せ場のシーンでした!
今際の国のアリス観終わったけどクイナちゃん超可愛い💕💕💕
ドレッド似合う女の子がすごい好きなんだよーーー😍
— Ruki (@ruki_xxchuxx) December 14, 2020
クイナは最後どうなった!?死亡する?漫画ネタバレ
アリスたちと離れた後も戦い続けていた!♠︎のJ(ジャック)をクリアしていた!
クイナは、ビーチ崩壊後の「ねくすとすてぇじ」が始まってから、残ったビーチの面々とアリス、ウサギらと行動を共にしていました。
そしてアリス、ウサギ、タッタ、ニラギと共にクラブのK(くらぶのキング)に参加します。
クラブのKクリア後、「ねくすとすてぇじ」の敵である今際の国の国民の残酷な秘密を知ったアリスは、今後のげぇむには参加しないと宣言しウサギと共にげぇむに参加しない日々を過ごします。
まだ戦う覚悟があったクイナはアリス達とは別れる決意をします。
最後までアリスを説得しようとするクイナは涙ながらに語ります。
「多分これが…今生の別れや。最後まで…2人で仲良うな。アリス…ホンマに…考えは…変わらんのか?」
共に死線を掻い潜ってきたアリス、ウサギがげぇむに参加しないと宣言し、クイナも共にげぇむにはクリアしており「びざ」には余裕がある状況でしたが、逃げることなくげぇむに参加し、今際の国と戦う意思を見せるクイナの意思の強さが見れる場面でした。
アリス達と離れた後の描写はしばらくありませんでしたが、「ねくすとすてぇじ」開催から1週間、次々と「ぷれいやぁ」達がげぇむをクリアしていく中、のJ(くらぶのジャック)を傷を負い血を流しながらもクリアしているクイナの姿がありました。
アリス達と別れた後も独力でげぇむに参加し、独力で絵札のげぇむをクリアしていたのです。
げぇむクリア後の残酷な問いに迷わず答えを出す!
その後立ち直ったアリスとウサギが最後の絵札の「げぇむ」である♡のQ(ハートのクイーン)をクリアすると、今際の国で花火があがり、「ねくすとすてぇじ」げぇむくりあ、とアナウンスがされます。
そして生き残った「ぷれいやぁ」達は、この今際の国で生きていく権利、「永住権」を手にするかどうかを問われます。
問われたのは永住権を手にするかしないかのみで、手にしなかった場合にどうなるのか、現実世界に戻れるのか、それとも強制排除として、「びざ」が切れた人と同様頭上からビームが降ってきて殺されてしまうのかわからず、困惑します。
しかし、そんな中クイナが先陣を切ります。
「ビームが怖あて国民になりますってか…アホぬかすな!」
「元の世界に戻れるかどうかやない。戻りたいかどうかやろ?少なくともウチはそのために、今日まで戦ってきたんや…聞かれるまでもあらへん。ウチが選ぶのは、『永住権を手にせぇへん』や!」
母のため、大切な人のために元の世界にずっと戻りたいと願っていたクイナはブレることなく力強く言い切り、その言葉を聞いて共に戦ってきた仲間たちも続々と永住権を手にしないと宣言します。
最後に明かされたのは、東京に巨大な隕石が落下してきて、事故によって多くの人が心肺停止状態になっていたとのことでした。
今際の国での出来事の記憶はないようでしたが、今際の国での状況が現実世界にも反映されていて、今際の国で大怪我をしていた人は元の世界に戻った時も、事故で大きな怪我をしていました。
おそらく、今際の国は臨死体験の一種であり、生きる意志の強さで戻ってこれるかどうかが決まるものだったのです。
また、国民を中心に今際の国に来たタイミングが人によってバラバラであったことも作品の中の謎の1つでしたが、おそらく現実世界での事故による重傷度であると考察されます。
重傷度が高いと、生き残るハードルは高く、長くげぇむを戦わなければならず生き残るのが難しかったと考えられます。
目を覚ました後クイナがどうなったのか描写はありませんでしたが、永住権を手に入れなかったのでおそらくアリスたち同様、無事目を覚ましたと考えられます。
クイナは最終盤でも大きな負傷はありませんでしたので、目を覚ましてすぐに母に会いに行ったのでしょう。
水鶏光・通称クイナの正体は?初登場はいつ?チシヤとの関係は!?
ビーチに染まらずチシャと共に反乱を企てていた!?
クイナの初登場は、16話でアリスとウサギが「びいち」に後悔しながらも一員となった時でした。
「びいち」では毎夜「げぇむ」の前には全員が集まってNo.1であるボーシヤのまるでカルト宗教の演説のようなものに盛り上がりを見せていました。
そんな様子をみて、自分たちはトランプを集めるだけの替えのきく兵隊であることを悟っていたアリスが思わずうすら寒ぃ…と呟いたのを近くにいたチシヤが聞いていました。
そんなチシヤと一緒にいたのが当時No.13のクイナでした。
チシヤとクイナは前々から「びいち」の在り方に疑問を持っており、とある計画を考えていました。
そこにビーチのまやかしに染まらない人材としてアリスに目をつけたのでした。
アリスとウサギに対して心配する一面も見せる!
アリスに対して試す意味もあり、クイナはアリスに気さくに話しかけます。
「ウチの名前はクイナや。アンタ、今日「ビーチ」に来た新入りやろ?わからんことは気軽に聞いてんか。」
火のついてないタバコを咥えながら話すクイナを不思議そう見るアリスに、今際の国に来て禁煙を始めたとい言います。
「…おかしいか?明日死ぬかもしらんのに。こいつはな、決意表明や。病気のオカンが家で寝とるんや。オカンをほったらかしにして、先に死ぬ親不孝モンがどこにおんねん。生きて元の世界に戻るんや。そのためなら、手段は選ばん。」
強い目で語るクイナに、アリスはビーチにもこんな人もいるんだなと安心した表情を見せます。
アリスとクイナが話していると、「げぇむ」からビーチの武闘派一派、アグニ達が戻ってきます。
その時に、クイナはアリスに対して忠告をします。
「ビーチで平穏に過ごしたいなら、アイツらには関わらんことや。」
「どこの派閥にも入れず、なんの後ろ盾も持たん新入りは、目ぇつけられんように大人しくしとるんが賢明や。」
アリスを評価しているが故の忠告でしたが、運悪くウサギがアグニ達に絡まれてしまい、思わずアリスはウサギを庇う動きを見せます。
「見込み違いやったか…策でもあるんか?」
と呟くクイナでしたが、アリスが機転を利かし、通りがかったボーシヤをダシに使って利用することでこの窮地を逃れます。
一部始終を見ていたチシヤがクイナにアリスはどうだったと尋ねられ、クイナは笑顔で気に入った!と返します。
チシヤとクイナの計画は、ビーチで集めたトランプを奪うというものでした。
ずっとタイミングを伺っていたチシヤとクイナでしたが、ビーチを揺るがす大事件であったボーシヤ死亡事件で、No.1が武闘派一派のリーダーのアグニと入れ替わるタイミングを実行のタイミングとします。
チシヤはアリスをその計画に勧誘し、武闘派一派に目をつけられていたアリスはその計画に乗ります。
しかし、チシヤはアリスを裏切り、アリスはビーチの反逆者として痛めつけられて捕らえられてしまいます。
アリスを助けに行こうとするウサギを、チシヤが裏切ったことを知らないクイナはアリスと共に行動していたウサギは共犯者として疑われているから逃げろと真剣に説きます。
「やめとき!アリスを助け出すなんて無茶や!アンタは一刻も早く、ビーチから逃げ出した方がええ…」
忠告を受けながらもアリスを助けに向かったウサギですが、待ち構えていた武闘派一派に捕らわれてしまいます。
そこまで織り込み済だったチシヤは武闘派一派がウサギの元に向かう間に自分はトランプを回収してビーチから出ようとします。
チシヤがビーチから出る直前、クイナがチシヤを呼び止めます。
「おおかた、そんなことやと思ったで…アリスははじめからまき餌か…ウサギは共犯者のカモフラージュ。あわよくばウチも…か。理解できへんな。今頃2人は武闘派連中に殺されとるかもしらんのやで?何がアンタを、そこまでさせるんや…!?」
アリスとウサギを犠牲にしてまで目的を果たそうとするチシヤにクイナは詰め寄ります。
クイナの表情には手段を選ばないチシヤに対する怒りと、困惑がありました。
クイナはチシヤの本当のプランは知らなかったので、結果的にアリス達を騙してしまったことへの罪悪感もあったのでしょう。
クイナはアリスにも武闘派と関わるなと忠告したり、情に厚い一面が見られます。
結果的にトランプを持ってビーチを出ようとしたチシヤは門をくぐる直前でビーチが「げぇむ」会場になってしまいます。
そうして「♡(ハート)の10」まじょがりが始まったのでした。
クイナの強さは最後まで諦めない心!周囲を気遣う優しさも!
ビーチを出た後仲間たちを気遣う優しい一面を見せる!
ビーチで行われた絵札を除く最後のトランプである「♡(ハート)の10」まじょがりは、アリスの活躍もありクリアしますが、多くの仲間を失い、最後はビーチが全焼してしまいました。
生き残ったビーチの面々は憔悴しきっており、前に進むためにと「まじょがり」で死んでしまった仲間たちのことを語る追悼式をしたりしましたがそれでも空気は重いままでした。
そんな中思い空気を吹き飛ばしたのは、整備士としてビーチの車を管理していた、お調子者のキャップ帽がトレードマークのタッタがランボルギーニを整備して登場して高速をかっ飛ばしてくる、と宣言していきます。
そんな姿に呆然とする面々の中、クイナが始めにその空気に乗ります。
「何ボケッとしとるんや!ウチラも遊ぶで!いつまでも辛気臭い顔してても仕方あらへん!楽しめ!それが生きてる人間の、義務や!」
空気を一変させたきっかけはタッタのランボルギーニでしたがその空気を切らさずに繋げたのはクイナでした。
楽しむことが生きてる人間の義務、という言葉は作中でも屈指の名言です。
♣︎のK(きんぐ)すうとりでも見せた最後まで諦めない強さ!
ねくすとすてぇじが始まり、アリスが最初に選んだげぇむ、♣︎のK(くらぶのきんぐ)すうとりではアリス、ウサギ、タッタそして会場で待っていたニラギと5人で参加します。
すうとりではのKチームの1人を犠牲にする決死の作戦から劣勢になり、クイナ自身も相手の屈強な男に肉弾戦を挑んで一度は敗北してしまいます。
しかし、アリスの作戦で、相手を陣地から引きはがすことを目的に、挑発してその男と再び1対1をすることを一度敗れた相手に勝負を挑みます。
「個人的なアンタへの頼み事なんやけども…アンタに敗れたままげぇむで死ぬのは…武術家としてのウチの気がおさまらんのや。最後にもっぺんウチと、どつき合いで決着つけてくれへんか?」
刺激に飢えるのKチームは見え透いた挑発でも乗ってきて、クイナとの1対1を受けます。
クイナは相討ち覚悟で相手の攻撃と同じタイミングで回し蹴りをします。
「ウチはウチのやり方で、死んでった仲間のために、オマエらに一矢報いな気が済まんのじゃ!」
クイナの強い覚悟で相討ちにはなりましたが一度敗れた相手に攻撃を当てて両者気絶します。
この隙にアリスとニラギの連携で相手からポイントを奪うことに成功しました。
しかしこの攻撃が成功してもアリスチームはのKチームには届かない差がついていました。
残り時間を残しながら勝ち目がなく意気消沈するアリスたちでしたが、クイナはたとえ無駄になっても最後まであがく、と1人で行動しポイントを獲得しました。
ポイントを獲得した時には「自己満足完了…」と呟くクイナは諦めない心を持つクイナもさすがに応えている様子でした。
最終的にすうとりはタッタが自分を犠牲にした行動をすることでアリスがのKであるキューマを出し抜き終了直前に逆転に成功します。
結果的にクイナが諦めずにポイントを稼いだことで逆転に繋がったのです。
『今際の国のアリス』実写版でも大活躍!原作版とは違った魅力をみせる!キャストは!?
クイナのキャストは朝比奈彩さん!ドレッドヘアーが特徴!
今際の国のアリス、は2013年にアニメ化、そして2020年にNetflixオリジナル作品として実写ドラマ化されており、世界約40ヵ国の地域でトップ10入りするなど話題となり、2022年12月からはNetflixでシーズン2の放送が決まっています。
アリス役に山崎賢人さん、ウサギ役に土屋太鳳さん、監督は「キングダム」を手掛けた佐藤信介監督と豪華なメンバーで製作されています。
クイナ役には朝比奈 彩さんが起用されています。
今際の国のアリスの水鶏光、最高。クイナ役の朝比奈彩ちゃんとても美しい。 pic.twitter.com/DCIeSRnhK5
— honapi (@oys333__) December 13, 2020
ネトフリの『今際の国のアリス』。クイナvsラスボスが私のフェチに刺さり過ぎて死ぬかと思いました pic.twitter.com/pJ3s50c4Xs
— 梅 (@umebohzu) October 16, 2021
ドラマでのラスボスとのアクションも見応え抜群!シーズン2での活躍は!?
ドラマ版でもクイナの一番の見せ場はラスボスとのアクションシーンです。
このシーンは朝比奈さん自身が語っていますが、実は朝比奈さんはずっとアクションをやってみたかったそうで、この今際の国のアリスが念願叶ってアクションシーンを演じられたそうです。
しかし、自分が思っていたようには体が動かせずもどかしい気持ちにもなったそうです。
とてもそうとは思えないほど迫力抜群のアクションでしたけどもね!
シーズン2も続投は決まっていますので、今度は朝比奈さん自身が納得できるようなアクションが見られることを期待したいですね。