マイホームヒーロー鳥栖哲雄は恭一や麻取・窪を殺した?歌仙との出会いや過去とは?最新話までネタバレ!

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平凡な会社員である鳥栖哲雄と、半グレ集団やカルト団体との戦いを描いたサスペンス漫画「マイホームヒーロー」。

 

哲雄が娘を守るために半グレの一人を殺害してしまったことから全ての事件が始まります。

 

今回は、物語の主人公である「鳥栖 哲雄」について解説します。

 

一見優しい普通のサラリーマンだった哲雄が、なぜ殺人を犯し半グレ集団との抗争に巻き込まれていったのか。また、妻・歌仙との出会いについても詳しく解説していきます。

 

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鳥栖哲雄の仕事・年齢・趣味は?プロフィールを紹介!

哲雄は妻と娘一人がいる47歳の平凡なサラリーマンです。

 

仕事はおもちゃメーカーの営業職をしています。

 

趣味は推理小説で、自身で書いた推理小説をネットに公開するほどのミステリオタクでもありました。

 

哲雄は若くして両親を交通事故で亡くしており、両親を亡くしたあとは祖父と暮らすも、その祖父もすぐに亡くなってしまっています。

 

大学進学の費用をアルバイトで貯め、同級生から数年遅れる形で大学生となりました。

 

アルバイト時代に一度歌仙と出会いますが、歌仙の実家の複雑な環境から一度はそれきりとなってしまいます。

 

大学入学後、哲雄は演劇サークルに所属し、趣味である推理小説の執筆を進めながら演劇の脚本を描いていました。

 

その演劇部に歌仙が後輩として入部してきたことで再会を果たし、歌仙との交際を始めます。

 

結婚に至るまでは歌仙の実家と揉めるなどトラブルが続きますが、歌仙と結婚後には愛娘の零花も生まれ、事件が起こるまではとても幸せに暮らしていたのでした。

 

歌仙との結婚の際に、妻の実家に婿入りという形で「鳥栖」という名字になりました。

 

恭一と協力して延人の事件を調査する哲雄!頭脳戦で半グレ集団を出し抜く!

幸せな哲雄の暮らしが一変したのは、一人暮らし中の娘・零花の顔に殴られた後を見つけた時です。

 

零花はぶつけただけと言いますが、哲雄は偶然にもその傷が零花の恋人・延人に殴られたものであると知ってしまいます。

 

哲雄は、零花の部屋で延人と直接対峙しますが、その際に延人が零花への殺意めいた発言をしているのを聞き、零花を守るために延人を殺害してしまいます。

 

零花のためにこの件を隠し通すことを決意し、哲雄は歌仙とともに延人の遺体を隠蔽します。

 

しかし延人は半グレ集団のトップ・麻取の息子だったため、行方不明になったことが組織の中で大問題となっていました。

 

そこで延人を捜索するために登場したのは半グレの恭一です。

 

恭一は、事件当初からずっと哲雄が怪しいと睨んでいましたが、他の半グレメンバーは哲雄のトリックと歌仙の演技力に騙され、恭一の発言を一瞥します。

 

哲雄が怪しいと言うばかりの恭一は半グレの中で疎まれていき、とうとう恭一自身が延人行方不明の犯人であると疑いをかけられるまでになってしまいました。

 

そこで恭一は苦肉の策として哲雄と手を組み、二人でいるはずもない「真犯人探し」を進めるのでした。

 

恭一と哲雄は知恵を出し合いながら調査を進めますが、なかなか核心に辿り着けません。

 

それは、恭一が真実に気づかないように哲雄が巧妙に細工をしながら調査を翻弄していたためでした。

 

そしてついに麻取が業を煮やし、半グレ集団の中では誰でも良いので犯人をでっち上げて麻取に差し出さねばならない状況となっていました。

 

恭一はそれを察し、おそらく差し出されるのは哲雄であり、そうなった場合には哲雄はもう生きてはいないだろうと考えます。

 

恭一の部屋で哲雄と話している際に、哲雄が何気なく放った「お腹すきましたね」の声で恭一は哲雄のためにオムライスを作ります。

 

哲雄にとってこれが最後の食事になるであろうと考え、恭一なりの気遣いでした。

 

しかし哲雄は、恭一がそう考え、料理をしている間だけ自分から注意を逸らすだろうということをはじめから読んでいました。

 

そしてその隙に哲雄は恭一の部屋に仕掛けを施し、延人殺害の罪を恭一に着せることに成功したのです。

 

半グレに捕らえられた恭一は哲雄に嵌められたことに気がつきます。

 

恭一は命からがら半グレ集団から逃げ出し、哲雄が延人殺害の犯人であると確信を持ちながら、その姿をくらませるのでした。

 

そうして哲雄は延人殺害の容疑から逃れたことで半グレ集団から解放され、束の間の平穏を取り戻したのでした。

 

哲雄に息子を殺された麻取!哲雄は罪悪感から自首を決意?

恭一が罪を背負ったまま逃亡したことで、半グレ集団の監視から逃れた哲雄は延人殺害現場である零花の一人暮らしの部屋を訪れます。

 

そして時を同じくして麻取も零花の部屋を訪れました。

 

延人が殺害された場所で絶望して嘆く麻取を見て、哲雄は罪悪感に苛まれます。

 

哲雄は零花を守るために延人を殺害しましたが、延人もまた誰かの子供だということを痛感したのです。

 

哲雄は麻取に対して、延人殺害の犯人は自分であることを自白し、自首すると伝えます

 

しかし麻取が自首程度で哲雄を許せるわけもなく、取っ組み合いとなります。

 

麻取は半グレのトップではあるものの、詐欺部隊のブレーンであり暴力沙汰には不慣れでした。

 

最愛の息子を殺害した哲雄を組み伏せることもできず、今まで人を殴ってこなかった自分の人生を悔やみます。

 

そして最後の手段として、哲雄をより重い罪にするために自分自身を包丁で刺して警察を呼び、自分の殺害の罪を哲雄に着せようとするのでした。

 

そのことに気づいた哲雄は、包丁で腹を刺して瀕死の状態で警察を呼ぶ麻取の口を塞ぎ、そのまま見殺しにしてしまいます。

 

麻取の死体が明るみになれば、歌仙や零花を守りきれないと感じた哲雄は麻取を山に運び埋葬しました。

 

こんなことをして自分が許される日が来るのだろうかと絶望しながらも、穴を掘る手は止めないのでした。

 

歌仙との出会いや結婚までの経緯は?カルト村の実態も紹介!

幼少期の歌仙はとあるカルト村の後継者として偏った教育を受けて育てられていました。

 

10代半ばのある日、村から逃げして当時山奥のガソリンスタンドでアルバイトをしていた哲雄と出会います。

 

当時の歌仙にとっては袴姿が普段着で、自動販売機やお金の存在も本でしか知らない浮世離れした存在でした。

 

歌仙の母は降霊術を行うことができると村人から信仰されていましたが、修行を受けている零花は降霊術が演技であることに気がついていました。

 

信者を騙しているという罪悪感と、村人から金銭を巻き上げている両親に強い不快感を抱き、村から逃げ出してきたのでした。

 

当時の哲雄はカルト村の実態を歌仙から聞き、あまりにも非現実的で本当の話なのか確証が持てませんでした。

 

そこで後日歌仙の暮らす村まで出向いたところ、そこには歌仙の話通り自給自足で暮らす閉鎖的な村が広がっていたのでした。

 

村人たちは他所者の哲雄を怪しみ、哲雄は捕らえられてしまいますが、歌仙の力を借りてなんとか村から逃げ出します。

 

後日哲雄は、村での出来事をまとめた資料といくつかの証拠写真を持って出版社を訪れます。

 

歌仙を救うべく週刊誌にカルト村の実態を暴いてもらおうと考えたのです。

 

しかしどこの出版社にも取り合ってもらえず、「この村には関わらないほうがいいよ」と言われてしまいます。

 

出版社をも恐れさせるカルト集団に計り知れない圧力を感じた哲雄は、週刊誌へのリークを諦め、いつの間にかカルト村のことも思い出さなくなっていくのでした。

 

数年後、哲雄が大学3年になったある日、大学の演劇部に歌仙が現れます。

 

歌仙は哲雄に再び会うために大学の4年間だけ自由な学生生活を送れるよう両親を説得していたのでした。

 

その後、哲雄と歌仙は順調に交際を重ねます。

 

歌仙の両親からは結婚を強く反対されますが、歌仙による嘘の降霊術でカルト村の村人たちを味方につけ、両親を脅すような形で結婚に漕ぎ着けたのでした。

 

その後歌仙は零花を産み、哲雄が事件を起こすまでの十数年間を平凡な主婦として暮らしていたのでした。

 

カルト村で鳥栖哲雄と窪が直接対決!窪は死亡?殺した?最新話までネタバレ!

カルト村に残された歌仙の両親は、零花を次の後継者にしようと企てていました。

 

歌仙は零花をカルト村から守るために自身が後継者になることを名乗り出ます。

 

しかしそれは歌仙のこの先の人生を諦めることを示していました。

 

哲雄は歌仙をまた村から救い出すため、歌仙の父・郷一郎を殺害します。

 

そして郷一郎を殺害した罪を半グレ集団に着せることで、半グレ集団とカルト村の全面戦争を勃発させ、その隙に歌仙を連れて逃げようと考えていました。

 

カルト村からの総攻撃で半グレ集団は次々に仲間を失いとうとう生き残りは窪ひとりになってしまいます。

 

窪は傭兵時代の身体能力を生かし、日本刀や斧などの武器を使って次々とカルト村の村人を殺害していきます。

 

この時窪は、心から殺しを楽しんでいました。

 

窪は欲望のままに村人をしらみ潰しに殺害していき、最後には無抵抗な女性たちの首までも次々にはねていきます。

 

抵抗した様子もなく首をはねられた村人の死体の山を見つけた哲雄は、窪と村人を引き合わせたことを後悔します。

 

しかし窪は、ずっとたくさん人を殺したかったんだと哲雄に告げ、その願いを叶える場を作ってくれた鉄雄に対し感謝の気持ちを示します。

 

窪は「家族を守るために殺したお前と、殺したくて殺した俺。一緒だろ?結果が同じなんだから。」と哲雄告げます。

 

しかし哲雄は村人の亡骸を思い出し、自分が窪と同類であるとは思いたくはありませんでした。

 

哲雄が仕込んでいたトリックによって窪に深傷を負いながらも逃亡し、その後の窪の足取りはつかめなくなってしまいました。

 

カルト村での哲雄と窪の戦いでは、一旦は哲雄が勝利したと言えます。

 

カルト村大量殺人事件の後、哲雄はニュースなどで英雄のように取り上げられ、罪悪感を感じます。

 

そもそもカルト村と半グレの全面戦争は哲雄が引き起こしたものだからです。

 

しかし、歌仙にその時が来るまで家族で暗そう、と説得され、自首などはせずに断罪の時を待つ決意をするのでした。

 

そして窪は最新刊18巻で登場しており、哲雄の前に立ちはだかります。

 

これからどんな戦いが繰り広げられていくのか、見逃せない展開が続きそうです。

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