今回は週刊少年マガジンで、大人気だった漫画『七つの大罪』の続編『黙示録の四騎士』に登場する、予言の騎士の1人で主人公のパーシバルについて紹介します。
パーシバルは『黙示録の四騎士』の主人公で、緑色で翼のような髪型の小柄な少年です。
神の指と言われる辺境の地で祖父のバルギスと共に暮らしていたのですが、そこへ突如イロンシッドという騎士が現れ、パーシバルは重傷を負わされ、バルギスは殺害されてしまいます。
バルギスを殺害したイロンシッドを倒すために神の指から離れ、世界を旅する場面から『黙示録の四騎士』は始まります。
今回はそんな可哀想な生い立ちのパーシバルについて解説していきます。
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パーシバルの父親はイロンシッド？おじいちゃんやディオドラとの関係を解説
アニメ面白いです🦊 #七つの大罪 #黙示録の四騎士 #パーシバル pic.twitter.com/NVVXrUgopW
— meIL (@meIL_08) March 14, 2024
まずはパーシバルの家族構成について解説していきます。
パーシバルの家族と思われる人物はおじいちゃんであるバルギスと、バルギスを殺害したイロンシッドです。
冒頭文の紹介から3人が家族とは思えないストーリーですが、実は家族なのです。
パーシバルとイロンシッドとおじいちゃんの関係とは？
早速結論ですが、パーシバル目線で説明すると、イロンシッドがパーシバルの父親でおじいちゃんのバルギスが祖父にあたります。
つまりバルギスは実の息子であるイロンシッドに殺害されたのです。
バルギスが殺害された理由は、イロンシッドガ仕えるキャメロットの王アーサーにあだなす＜黙示録の四騎士＞の可能性があったためです。
結果としては、バルギスではなくパーシバルが＜黙示録の四騎士＞だったので、バルギスは間違えて殺害されたことになります。
たとえ仕える王の命令だからと言っても、実の父親を殺害してしまうイロンシッドの性格には、恐怖を覚えます。
パーシバルとディオドラは兄弟？
実は、パーシバルにはイロンシッドとバルギス以外にも家族がいるのです。
それはイロンシッドのもう1人の息子ディオドラです。
ここからはネタバレになるので、原作を読んでいない方は注意して読み進めてください。
まず、ディオドラとはイロンシッドの実の息子なのですが、聖戦の影響で毒に侵されており、キャメロットの中でしか生きられないのです。
そんなディオドラをどうしても生かしたいイロンシッドは、どこからか赤子の死体を拾ってくるのですが、それがパーシバルです。
その赤子に禁呪を使用し、精霊を宿らせそれをディオドラの新たな体として利用しようとしていたのです。
しかし、パーシバルの体にディオドラの精神は宿らずに、作中に登場するパーシバルの自我を持ってしまったのです。
そのため、イロンシッドはパーシバルを自身の子どもとは認めておらず、パーシバルをも殺す勢いでバルギスを襲ったわけです。
バルギスといろんシッドはパーシバルへの禁呪から、確執が生まれてしまいます。
結果、バルギスはパーシバルを連れて2人で暮らすことになったのです。
自身の出生の秘密を知ったパーシバルは、ディオドラや複数の人の命を奪ってしまったことを重く受け止め、自我を失い息を引き取ってしまいました。
それにはランスロットも相当こたえたようで、かなり凹みながらバンの元へ帰っていった様子が描かれていました。
しかし、作中ではパーシバルは意識を取り戻さないだけで未だ生きているとされており、今後復活する可能性は大いにあります。
パーシバルの仲間はランスロットとトリスタン？メリオダスとの共通点を解説
ガチ呆れてるパーシバルの顔良すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww pic.twitter.com/uGa0PZhbZh
— みそぎ (@_3isg) March 10, 2024
ここからはパーシバルの仲間や、前作の主人公メリオダスとの共通点について解説します。
パーシバルの仲間を紹介
まずパーシバルの仲間ですが、＜黙示録の四騎士＞と呼ばれるキャラクター以外にも個性豊かな仲間が登場します。
パーシバル隊と呼ばれるメンバーで、＜黙示録の四騎士＞ではない仲間で、イロンシッドを倒すための旅の途中でそれぞれと仲間になりました。
ドニー、ナシエンス、アンがそのメンバーで、『七つの大罪』から読んでいる人からするとかなり弱いと感じてしまう実力です。
しかし、それぞれが旅をしていくうちに自身の力の使い方を学び、見事パーシバルを助けられるまでに成長します。
登場当初はキャメロットの聖騎士と渡り合えずにいた3人ですが、最新話付近では見事成長し、単体でキャメロットの聖騎士を倒すほどまでに成長しています。
そして、＜黙示録の四騎士＞ももちろんパーシバルの仲間です。
メリオダスとエリザベスの息子トリスタンや、バンとエレインの息子ランスロット、さらには敵国の王アーサーの姪であるガウェインが＜黙示録の四騎士＞です。
それぞれが＜七つの大罪＞に並ぶ実力と予想されていましたが、今のところはランスロット以外はそこまで強い印象は受けません。
ただし、彼らも同様に成長していくことが予想されます。
物語の題名にもなっているくらいなので、今後彼らが成長し＜七つの大罪＞に並ぶ強さを手に入れ、キャメロットの聖騎士たちと戦うのでしょう。
どのように成長し、どのような激闘を繰り広げてくれるのか期待が高まります。
パーシバルとメリオダスには共通点がある
パーシバルとメリオダスとの共通点、それは背が同じくらいということです。
正直、前作の主人公との共通点はもう少しあるかと探してみたのですが、他にはパーシバルの武器パーシバルソードの柄に「常闇の棺」の一部を使用していることくらいでした。
あとは無理矢理ですが、常に何を考えているのか分かりづらいところでしょうか。
作者の鈴木先生も無理に共通点を作っているようには見えないので、2人の共通点はこれくらいだと思います。
主人公同士の共通点はありませんが、前作の登場人物の子どもたちが多く登場するので、親子で同じ技を使う場面が多くあります。
したがって、親子での戦い方の違いや、共闘などを楽しめるのが『黙示録の四騎士』の見どころだと思います。
パーシバルの能力や神器を紹介！暴走するとどうなる？
今日初めて知った
ﾊﾟｰｼﾊﾞﾙと誕生日が同じということを…
誕生日は4月15日です
ｷﾝｸﾞも近かったような気がする…
忘れたけど4月1日だったかな？ pic.twitter.com/fwPkmDiAMM— 蒼猫🥀𓈒 𓂂𓏸 (@Ammon_Lead_ao) March 16, 2024
ここからはパーシバルの能力や神器、暴走するとどうなるのかについて紹介していきます。
力を自由自在に扱えているわけではないですが、＜黙示録の四騎士＞の名は伊達じゃありません。
今後どんどんパーシバルは強くなっていくでしょう。
パーシバルの能力や神器を紹介
まずはパーシバルの能力ですが、＜希望(ホープ)＞という英雄型の魔力で、原作を読む限りなんでもありの能力です。
仲間がパーシバルに向ける希望の思いが強いほど能力も幅が広がり、パワー強化・ナイフ型にオーラを形成・回復・爆弾・飛行・蘇生などが登場しています。
紹介している最中も改めて、パーシバルの能力の化け物さを実感しています。
そして神器ですが、＜黙示録の四騎士＞たちは＜七つの大罪＞のメンバーのように神器を持っているわけではありません。
パーシバルも特別な武器は持っておらず、「常闇の棺」の一部を柄としたパーシバルソードがパーシバルのメイン武器です。
他の装備はバルギスから受け継いだものばかりで、パーシバルがどれだけバルギスを愛していたのかが分かります。
もしかしたらこれから物語が進むにつれ、＜黙示録の四騎士＞それぞれにあった合った神器が登場する可能性はあります。
そうなった場合は彼らの更なる強化が予想されるので、神器の登場も期待しておきましょう。
パーシバルは暴走するとどうなる？
ここからはパーシバルが暴走した際の様子を紹介します。
そもそもパーシバルの暴走は未だ解明されておらず、おそらく＜希望＞の能力の一部だと思われます。
パーシバルが暴走したのは、トリスタンの部下ジェイドによって顔の周りを闇で覆われた際の出来事です。
その状態になったパーシバルは突然、女神族でも魔神族の言葉でもない言葉を発します。
そして、その状態のままトリスタンの部下のキオンの腕を掴むと、キオンの腕がミイラ化してしまいました。
この現象については未だ解明されておらず、謎に包まれており、パーシバルの意志で使いこなせるように慣れば強力ですが、また暴走してしまい、敵味方関係なくこの力を使われると厄介です。
今後パーシバルが成長し、能力を自在に操れるようになるのが楽しみです。