本日は、K-1 65キロ級の王者である安保瑠輝也選手とK-1 70キロ級の王者である木村フィリップミノル選手の階級差を超えた王者同士のドリームマッチ実現の可能性について考察していこうと思います。
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安保瑠輝也が木村ミノルに対戦要求！喧嘩勃発？
事の発端は、安保瑠輝也選手が総合格闘家の朝倉未来選手のYoutubeに出演した際に、
「65キロの減量が厳しくなってきたから次の（山崎秀晃選手との）タイトルマッチで勝利したら階級を上げて70キロの木村ミノル選手を指名して闘う」と、今後の野望を語ることから始まります。
また動画内では、木村ミノル選手についてこう発言しています。
- （木村ミノルは）初回来日の外国人ばかり虐めている
- 強い選手とは、やっていると思うけど、それ（強いけど無名の外国人）でKOアーティストを名乗られてもw
と、やや木村ミノル選手を煽っている印象でした。
その動画が公開された数日後。
木村ミノル選手が自身のインスタライブにて、YouTubeの企画をファンから募集していた際に「安保瑠輝也とスパーリングをやってほしい」と書かれたコメントに反応し「ボコボコにしたろかい。安保瑠輝也くらい」と笑顔で回答しました。
この発言をファンから伝えられた安保瑠輝也選手は、SNS上で、
（木村ミノルのインスタを）直接は見てないからほんまかどうかは知らんけど次の試合で指名したるから吐いたつば飲むなよ。でもこれが格闘技の醍醐味やな敬意を込めて年内に万人の前でボコボコにさせてもらうわ
とアンサーします。
その後、木村選手は、この呟きを自身のインスタストーリーに引用し「Easy work（簡単な仕事さ）」と安保選手との対戦を快諾するようなアクションを見せました。
K1 王者同士の模範解答のようなバチバチの煽り合いにファンの期待も高まっています。
木村ミノルと安保瑠輝也の体重差は？大丈夫？
実は、安保選手はK-1スーパーライト級王者になる前（2019年6月のVS ゲーオウィラサクレック戦の前）から「ベルトを奪ったらファンが望む（当時）1階級上の木村ミノル選手と闘いたい」とかねてから木村選手との対戦を要望していました。
スーパーライト級王者である安保選手とスーパーウェルター級王者である木村選手の対戦が実現するための鬼門となるのが体重差。
木村選手は、2020年3月に開催された第3代K-1スーパーウェルター級王者決定トーナメントにて自身初となる70キロの契約体重にも関わらず自分より身長差のある選手をバンバンとKOし、全3試合のワンデートーナメントをすべてKO勝利で飾り、見事、第3代スーパーウェルター級王者に輝きました。
木村選手の70キロでのパフォーマンスは言うまでもありませんが、問題は安保選手。
65キロで王者とはいえ、2階級上げて、いきなりのタイトル挑戦は厳しいのでは？とファンからの声が上がっています。
しかし、安保選手は「通常体重はかなり絞っている状態で74キロから76キロ」と発言していることから意外と問題なく70キロでも通用してしまうのかと個人的には思います。
また、安保選手は身長180センチなのに対して木村選手は172センチ。
180センチの安保選手が70キロの体を作れた場合、勝機は十二分にあるのではないでしょうか？
安保瑠輝也の前に立ちはだかる難敵・山崎英晃
旧K-1 70キロ級世界王者のレジェンド・魔裟斗さんも
「今の70キロの選手は（旧K1と比べて）身長の大きい選手が増えてきている。（身長の低い）木村は必然的にパンチを上に打たなければいけないが、木村より身長の高い選手は、打ち下ろしのパンチができる。威力が出るのは言うまでもなく打ち下ろしのパンチ」
と身長差が木村選手のウィークポイントになると指摘しています。
安保選手は、今年2020年9月22日に行われるK1大阪大会にて2年前に激闘を演じ、延長ラウンドでKO勝利をした山崎秀晃選手とタイトルマッチとして再び拳を交えます。
まずは、この試合に勝たなくては木村選手との対戦の熱も一気に冷めてしまうため、なんとしてでも安保選手に勝って木村ミノル戦を実現させて欲しいものです。
仮に山崎選手が勝利した場合、7年前の2013年Kruh63キロタイトルマッチにて山崎選手に惨敗した木村選手が67、5キロのスーパーファイトで山崎選手にリベンジマッチを行うマッチメークも盛り上がるとは思いませんか？
個人的には、木村選手と安保選手の対決が一番見たいですが、山崎選手も相当強い選手です。
木村選手との前哨戦としては、かなり手強い相手となることでしょう。
木村ミノルが安保瑠輝也に正式なアンサー
こちら2020年8月28日にYouTubeに投稿された木村ミノル選手動画では、安保瑠輝也選手の対戦要求にアンサーしました。
木村ミノル選手曰く、
- 王者同士での対戦なら受けて立つ
- 久々に喧嘩売られて燃えている（煽って盛り上げてくれている安保選手に感謝もしている）
- 9月22日の大阪大会は、安保選手のタイトルマッチをリングサイドで見守る
- しっかり山崎英晃選手に勝って両極国技館で闘おう
と木村ミノル選手らしいオシャレなアンサー動画を演出しています。
このカードが実現したら盛り上がる事な違いなしですね！！！(^^)/