ホタルの嫁入り朝霧はかっこいい用心棒？三枝や柳田・紗都子や進平との関係ネタバレ

今回は、漫画『ホタルの嫁入り』に登場するキャラクター、朝霧（あさぎり）をご紹介します。

朝霧は「天女島」の遊郭「いせ吉」で一番人気を誇るベテラン遊女です。

朝霧の魅力はたくさんあります。

36歳という年齢ながら若々しく華やかで、同性が感嘆するほどの美貌を持っています。

性格は奔放で自由を愛しており、気さくで話しやすい印象を与えます。

しかし、その奔放さの裏には冷静で知的な側面があり、「天女島」のすべてを知っているとも言われるほど、さまざまな状況に通じています。

猫のように気まぐれで奔放な振る舞いと人を見透かすような面のギャップが、彼女の大きな魅力のひとつです。

今回は、美しくも飄々とした、魅力たっぷりの朝霧について紹介していきます。

『ホタルの嫁入り』は漫画アプリ『マンガワン』で全巻無料で読める？

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朝霧（あさぎり）は綺麗？かっこいい？年齢やチャームポイントなど、魅力を徹底紹介！

朝霧のプロフィール

朝霧は、『ホタルの嫁入り』に登場するキャラクターです。

年齢は36歳、前髪をふんわりと後ろに流したアップスタイル……現代風に言えば、ポンパドゥールのような髪型が特徴的な美女です。

太めの眉と大きな瞳を持ち、愛らしい顔立ちをしています。

彼女は「天女島」の遊郭「いせ吉」で圧倒的な人気を誇るベテラン遊女で、その魅力と実力は群を抜いています。

性格は奔放で自由を愛しており、気さくで話しやすい印象を与えます。

また、他の遊女にお土産を買ってあげたり、おつきの女の子たちにも気さくに話しかけるなど、面倒見の良い一面もあります。

しかし、その奔放さの裏には冷静で知的な側面があり、まるで島の出来事や裏事情をすべて把握しているかのように、驚くほど物事に通じています。

彼女は非常に頭の回転が速く、「天女島」のすべてを知っているとも言われるほどです。

また、身請けの話が絶えないにもかかわらず、すべて断る頑固な一面も持ち合わせています。

彼女はまるで猫のように気まぐれで、人を試したり振り回したりすることもあります。

その奔放な振る舞いと、ときおり見せる人を見透かすような鋭い眼差しのギャップが、彼女の魅力を一層際立たせています。

朝霧は他の遊女たちとは一線を画す存在であり、その存在が物語の展開に大きな影響を与えています。

朝霧のチャームポイント

朝霧のチャームポイントは、その卓越した美貌と大人の色気にあります。

『ホタルの嫁入り』において、彼女は「いせ吉」の遊女として不動の人気を誇る存在です。

朝霧の魅力をいくつかご紹介します。

まず、彼女の美貌とミステリアスな雰囲気は、他の遊女たちとは一線を画しています。

特に印象的なのは大きな瞳と豊かな長い黒髪で、その美しさは紗都子が思わず感嘆するほどです。

また、気さくで親しみやすい一面と冷静で知的な態度のギャップも、彼女の大きな魅力の一つです。

さらに、朝霧は非常に聡明で、「天女島」のすべてを把握しているとも言われるほどの洞察力を持っています。

36歳という年齢ながら若々しく華やかな美貌を保ち、洗練された振る舞いや凛とした姿勢がさらに彼女の魅力を際立たせています。

そして何より、客を取らないにもかかわらず、多くの人々を惹きつける圧倒的なオーラを放っています。

その存在感は、まさに唯一無二です。

さらに、朝霧は身請けの話をすべて断り、従来の遊女の枠にとらわれない生き方を貫いています。

強い意志を持ちながらも、どこかつかみどころのない自由な雰囲気が、彼女の魅力を一層引き立てています。

朝霧は、物語に深みを与え、強い印象を残す存在として欠かせないキャラクターです。

朝霧と紗都子（さとこ）はどんな関係？上司と部下？進平（しんぺい）を利用している？ネタバレ紹介！

朝霧と紗都子の関係

朝霧と紗都子の関係とは、一体どのようなものなのでしょうか。

この二人の関係は、「お互いの目的を果たすために利用し合う」というものです。

きっかけは、三枝からの「朝霧に身請け話を受けさせてほしい」という依頼から始まりました。

これを果たせば、紗都子を攫った依頼者が三枝たちに出した依頼書の書面を譲るというのです。

悪事を暴くための重要な証拠を手に入れるために、紗都子たちは行動します。

進平や康太郎は力ずくで解決しようと考えますが、紗都子は違いました。

同性である自分が朝霧に近づき、関係を深めて説得する方法を選びます。

そんな紗都子に対し、朝霧は「課題をクリアすれば、身請けの話を考えてやってもいい」と告げます。

彼女は紗都子を「退屈しのぎの遊び道具」として扱いながらも、別の思惑を秘め、紗都子と進平の距離が縮まるような課題を出していきます。

果たして、朝霧と紗都子が打ち解けるときは来るのでしょうか。

今後の展開にも注目です。

紗都子と進平をどうしようとしている？

朝霧は紗都子と進平の関係に大きく関与し、その行動や発言は二人の絆を深めるきっかけを作っています。

朝霧からの課題をこなせば身請け話を考えてもらえるという話だったため、紗都子は一生懸命に課題をこなそうと頑張ります。

課題の内容はどれも紗都子と進平が関係を深めることを期待するようなものばかりでした。

例えば、二人きりでお使いに行かせたり、進平へのお礼の手紙を書くよう後押ししたりするなど……さまざまな形で二人の関係を進展させようとします。

朝霧は二人をどうしたかったのでしょうか。

彼女にとって紗都子と進平は、「退屈しのぎの遊び道具」であると同時に、「二人が駆け落ちしてすべてを投げ出せば、身請けの話も消えるだろう」と考えていました。

しかし、彼女の心に一番残っていたのは、「自由に未来を選択できる二人が疎ましかった」という思いでした。

朝霧自身は、諸事情で幸せな未来への希望を見出すことが難しい立場にあります。

だからこそ、好きな人と結ばれるために努力する紗都子と進平に対し、どこか妬ましい気持ちを抱いていたのかもしれません。

朝霧の事情については、「朝霧の秘密」の項目をご覧ください。

『ホタルの嫁入り』
5巻発売おめでとうございます💜🖤

表紙！表紙！！えっっっも(悶死😇)
紗都子の照れ顔可愛過ぎんか？？
からの特典の美しさ惚れます惚れてます
幸せな時間永遠に続いてほしい🍡#ホタルの嫁入り pic.twitter.com/KBoDltnez6

— む☁ (@mu_____i0808) August 20, 2024

朝霧と三枝（みつえだ）はどんな関係？用心棒？付き合っている？ネタバレ紹介！

朝霧と三枝の関係

朝霧と三枝の関係は、いったいどのようなものなのでしょうか。

二人の間には意味深な視線のやり取りがあり、お互いを強く意識していることは間違いありません。

かつて朝霧にとって、三枝は心から惚れ込んだ相手でした。

彼のために懸命に客を取り、「会いたい」「そばにいたい」と可愛らしいことを言っていた時期もあったのです。

しかし、現在の朝霧はその面影もなく、三枝の前に姿を見せることすら少なくなりました。

それどころか、彼の仕事を邪魔しに来ることすらあるのです。

三枝はそれに対し、「何考えてんのか、全くわからねぇ」と愚痴をこぼしつつ、「しょうがない」とも「大事に思っている」とも取れる複雑な感情を滲ませます。

また、三枝にとっての朝霧は、かつて無邪気に想いを寄せてくれた存在であり、同時に多くの客を惹きつけた価値のある遊女でした。

そのため、彼は彼女の将来を案じ、「余生くらいはこの島を出て、金持ちの妾にでもなった方が幸せだろうに……」と漏らします。

彼女がより良い人生を歩めるよう、三枝は身請け話を受けるように紗都子たちへ依頼を出すほど気にかけているのです。

朝霧と三枝の関係は、ただの「遊女」と「殺し屋集団の親玉」という枠には収まりません。

それは、かつての情、未練、そして互いに相手を想うがゆえの複雑な感情が絡み合う関係と言えるでしょう。

二人は結ばれるのか？

朝霧と三枝が結ばれるのかは、6巻時点ではまだ明らかになっていません。

二人の関係は非常に複雑で、多くの要素が絡み合っています。

朝霧は、ある「秘密」を抱えているがゆえに、三枝から距離を置くことを決めました。

「傷」を負っても決して三枝には話さず、そのことを知られたくなかったのです。

彼に想いを寄せ信頼しているからこそ、自分のすべて、自分の弱い部分を見せるのが怖く、嫌われたくない……という不安を抱えていました。

しかし「傷」のことが知られてしまったとき、三枝はただ心配し、少し怒りながらも「命があるだけでよかった」と安堵（あんど）します。

二人は反発しているように見えながらも、お互いのことを守ろうとしていました。

果たして、この先二人の関係はどうなっていくのか……ぜひ本編をご覧になってください。

朝霧の秘密とは？彼女の傷、謎の男・柳田など、気になる問題に迫る！

朝霧の秘密

朝霧は明るくマイペースな性格で、お客を取ることもなく、身請けを願う三枝の希望を無視し続けています。

一番人気の座も譲ろうとせず、自由気ままに過ごしているように見えます。

また、紗都子に課題を与えるものの肝心なことは決して教えず、ただ振り回すばかり。

そんな彼女には、一体どんな秘密が隠されているのでしょうか。

朝霧が客を取らない理由、身請けを拒む理由……それは、彼女の身体に刻まれた「傷」にあります。

詳しくは後述しますが、この傷は単なる個人的なものだけではなく、島の運営や紗都子にも関わる大きな陰謀の一端を示しているかもしれません。

また、朝霧が遊女になったきっかけや、どのようにして遊郭に入ったのかは一切語られていません。

しかし、彼女の洗練された教養や立ち居振る舞いからは、遊郭にいる普通の遊女以上の背景がうかがえます。

彼女の過去には、多くの謎が残されています。

かつて高貴な家庭に生まれ、特別な教育を受けていた可能性もあり、家族との関係や何らかの不幸な出来事が関係しているのかもしれません。

ただし、朝霧自身は過去について多くを語らず、それが彼女の謎めいた魅力をより一層引き立てています。

朝霧の傷

それでは、朝霧の「傷」とは、いったい何なのでしょうか。

この「傷」は精神的な比喩ではなく、彼女の身体に刻まれた、消えることのない痛ましい痕跡です。

朝霧の身体には無数の傷が刻まれており、それは「とある人物」の残酷さを象徴しています。

その人物である謎の男・柳田（やなぎだ）は彼女に対し、自分の名前や何らかの回数とも取れる、まるで落書きのような傷を刻みつけました。

それらは卑猥な意味を含み、彼女がどれほどの地獄を経験してきたのかを物語っています。

そして、彼女の心にもまた、身体の傷と同じくらい深い傷が刻まれていることでしょう。

これこそが、彼女が客を取らない理由であり、身請けを拒む原因だと考えられます。

さらに、恐らく好意を寄せていた三枝のことさえも、諦めざるを得なかったのかもしれません。

現在の無軌道とも言える朝霧の行動は、この傷ゆえに幸せな未来を諦めざるを得なかったことの表れではないでしょうか。

彼女の傷は、これまでに経験した苦難の証であり、そのキャラクターに深い奥行きを与えています。

朝霧がこの傷をどのように克服し未来へ進むのかが、大きな見どころの一つと言えるでしょう。

謎の男・柳田について

『ホタルの嫁入り』に登場する謎の男・柳田は、フルネームを柳田 宗光（やなぎだ むねみつ）といいます。

彼は大物政治家であり、「天女島」随一の太客として島の運営にも深く関与しています。

その影響力は絶大で、機嫌を損ねれば一声で誰かを消すことすらできるほどの人物です。

物語の中では、暴力的な行為を繰り返し、他者を支配しようとする存在として描かれています。

性格は極めて好色かつ異常性を持ち、女性の肌に傷をつけてその反応を楽しむという非人道的な嗜好（しこう）を持っています。

また、彼が利用する遊女屋は護衛たちによって厳重に監視されており、いざという時にはすぐに逃げられるような構造になっています。

さらに、出入りが許されるのは柳田が認めた女性のみという徹底ぶりで、慎重かつ執拗（しつよう）な一面も見せています。

「ホタルの嫁入り」
康太郎さんやさしいなぁ
いつだって紗都子のためなんだね…
そして朝霧さんの真実…キツイ｡ﾟ(ﾟ´ω｀ﾟ)ﾟ｡
早くあのジジイに鉄槌を下してやりたい
進平さんの美女っぷりゾクっとしますな⭐️ pic.twitter.com/mig9JX8a05

— POPO (@popo777popo) December 21, 2024

進平や康太郎（こうたろう）、紫（ゆかり）など、朝霧のまわりの個性的なキャラクター達を紹介！

進平（しんぺい）

後藤 進平（ごとう しんぺい）は、漫画『ホタルの嫁入り』の主要キャラクターです。

黒髪に端正な容貌、そして光のない瞳が特徴的な、細身で長身の男性です。

「天女島」で生まれ育った彼は、「鬼のよう」と評されるほどの剣術の腕を持ち、用心棒や殺し屋として生計を立てています。

自らの過去や立場を受け入れてくれた紗都子に対しては深い愛情を抱き、時にヤンデレとも言えるほどの強い執着を見せることもあります。

朝霧に対しては、「生きることに無頓着」な姿勢にどこか自分と似たものを感じているようです。

また、朝霧と紗都子の関係や、紗都子の家の事情にはさほど関心がないものの、朝霧の出す課題については「自分にとって嬉しいことばかりだった」と評しています。

彼は朝霧の課題に対し、紗都子とは異なるアプローチで解決を図ろうとします。

ホタルの嫁入り、周りの人間のドラマを描いてそれを経由して主人公たちの仲間に引き入れて巻き込んでいく流れが最新刊でグッと加速したような感じで面白くなってきた。
三枝を人質にして躊躇なく刺すところ、進平のキャラを上手く活かして一気に立場の逆転を演出するの良いなあ。 pic.twitter.com/L8H4aeudEz

— 弐酸化マンガ（否定能力『UNNATURAL-不自然-』） (@manga_dioxide) January 11, 2025

小川 康太郎（おがわ こうたろう）

小川 康太郎（おがわ こうたろう）は、『ホタルの嫁入り』に登場する重要なキャラクターの一人で、紗都子の従者（護衛）として仕える男性です。

柔らかな顔立ちと、真面目で冷静沈着な性格が特徴。

鍛え抜かれた身体を持ち、護衛として優れた実力を誇ります。

非常に忠実で実直な性格で、桐ヶ谷家への忠誠心は人一倍強い人物です。

特に紗都子に対しては深い敬意を抱いており、護衛という立場を超えた特別な想いを秘めながらも、それを決して表には出しません。

彼女の想いを尊重し、その願いを叶えるため、常に陰から支え続けています。

「いせ吉」では裏方の力仕事を手伝い、その力強さや誠実な人柄、そして格好良さから、遊女たちの間でも人気を集めています。

紫（ゆかり）や店のものたち

紫（ゆかり）は、朝霧と同じく「天女島」の遊女屋「いせ吉」に所属する遊女です。

年齢は不明、リボンのような特徴的な髪型と、顔にある二つのほくろが魅力的な美女です。

「いせ吉」では朝霧に次ぐ人気を誇る売れっ子です。

かつては進平の情夫でしたが、彼が紗都子に関心を寄せるようになったことで嫉妬し、大きく衝突する場面もありました。

しかし、次第に紗都子を認めたのか、現在は陰ながら彼女と進平の関係を見守り、応援しているようです。

普段は、初音（はつね）や早蕨（さわらび）と行動をともにすることが多いです。

朝霧からは気まぐれにプレゼントをもらうこともありますが、同時に余った品を押し付けられたり、部屋まで運ばされたりすることも。

そのため、紫にとって朝霧は「世話の焼ける姉」のような存在なのかもしれません。

また、朝霧は彼女のおつきの女の子たちとも気軽に話しており、彼女は下の者には優しく、慕われている様子がうかがえます。