現在幅広い層から人気の高い異世界転生系マンガ『転生したらスライムだった件』
主人公リムルが人間からスライムに転生し、自由気ままに国作りをする様子が描かれています。
テンペストの主要幹部の一人であり、リムル信者でありながら謎も多い悪魔のディアブロ。
彼はこの世界が誕生した原初より存在する最強の悪魔であり、なぜかリムルに執拗なまでに執着しています。
仲間には優しく基本敬語で話しますが、敵やリムルをバカにした相手には一切容赦しない冷徹さを持っています。
また、悪魔にしては珍しく強くなる事に興味がなく、一方でリムルに怒られるだけでしょんぼりする可愛らしい一面もあります。
今回はそんなディアブロについてプロフィールや強さ、その後の考察などを解説していきます。
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悪魔種族最強の一柱ディアブロの強さは？能力や強さについて解説！
ディアブロとは一体何者なのか？
ディアブロは、リムルが真なる魔王に覚醒するハーヴェストフェスティバルによって意識が朦朧とする中、虐殺したファルムス王国兵の死体1万5000体を生贄に召喚した悪魔です。
召喚前からリムルが悪魔召喚する機会を伺っていたり、今後も仕えてたいという旨の提案を初対面時にしたり、最初から非常にリムルに心酔していました。
しかしその正体は、誰もが恐れる伝説の存在、原初の黒ノワールです。
原初の悪魔とは悪魔種族の最上位に君臨する最強の7体の悪魔のことで、その名の通り原初から生きる悪魔種はじまりの存在です。
その中の黒は好戦的な悪魔種の中でも異常で、変態な性格の持ち主が多いと言われており、自分勝手で興味本位、強さに対するこだわりが少ない傾向があります。
実際ディアブロはリムルに異常なまでに固執しています。
リムルに固執するあまり、リムルを馬鹿にした相手には一切容赦しない冷徹さも持ち合わせており、たまにやりすぎてシオンと共にリムルを困らせることもしばしば。
ディアブロの強さや持っているスキルは？
そんな個性的で人気の高いディアブロですが、戦闘力はかなり高くテンペスト内でもトップレベルで、その昔原初の赤ギィとは引き分けたこともあります。
ディアブロはユニークスキル誘惑者（オトスモノ）と大賢人（モトムモノ）を保有しています。
誘惑者は自分に屈服した者の生殺与奪権を手中に納め、恐怖によって支配することができます。
対象者が叛意を抱くとその情報が一瞬でディアブロの元に伝わるので敵意は筒抜けとなり、瞬時にディアブロに殺され魂まで奪われてしまう、なんとも恐ろしく悪魔らしいです。
大賢人はリムルの大賢者によく似たスキルで、思考加速などが付いています。
どちらも非常に強力なスキルとなっています。
また、悪魔の特性の「倒されても蘇る」性質上ある意味不死身であり、精神攻撃にも耐性を持っています。
実際の戦闘シーンは少ないですが、初登場時は世界各国にその名が轟く最強の魔法使い「英雄ラーゼン」が持つ最強の核撃魔法を息だけで吹き飛ばしました。
物理的な戦闘力も高く、武闘派の異世界人ショウゴの肉体に乗り移ったラーゼンとの戦闘にて、自らアンチマジックエリアを使い魔法を封印するも、一方的にボコボコにしていました。
【追加キャラ＆キャスト発表！】
ディアブロ CV. #櫻井孝宏正体不明の謎の男。
宣伝T#転スラ #tensura pic.twitter.com/Mxo8RVTy5J
— 【公式】アニメ『転生したらスライムだった件』 (@ten_sura_anime) January 14, 2019
ディアブロの正体はバレているのか？周りの反応を徹底解説！
テンペスト陣営
結論から言うと、原初の黒と言うのはばれていないと思います。
なぜならリムルに召喚されて以降、誰もディアブロの存在を恐れず、さもその場にいるのが当たり前と言うような雰囲気すらありました。
自分らと同じくリムルを慕う仲間が増えた、といった感覚が強いと思います。
特にシオンはリムルを慕う点で意気投合する一方、第一書記の座をめぐってよく張り合う仲になっています。
また、当のリムル本人は全く気がついておらず、天帝エルメシアに「そこの原初が暴れ始めたらどうするんだ」と問われた際、原初…？と言う反応をしていました。
その時リムルはディアブロの事を原初だと認識せずに会話は終わってしまったため、リムルがディアブロの正体を知るのはもっと先になりそうです。
このように、テンペストではディアブロが原初かどうかは関係なく、仲間として友好関係を築いているのが伺えます。
諸外国の人々
人魔会談時に居合わせたヒューズ、ガゼル、エラルドなど各国のトップ層達の前で紹介をしても特に反応がなかったことから、彼らにディアブロの正体はバレていなかった可能性が高いです。
しかし、ディアブロの正体に気づいた者もいます。
それは魔導王朝サリオンの天帝エルメシアと英雄ラーゼンです。
ラーゼンは実際に戦い、核撃魔法の不発、上位精霊をワンパン、圧倒的な肉弾戦闘力など力の差を痛感しました。
そして原初だと気がついた際、あまりの恐怖に失神するほどです。
またエルメシアも最上級に警戒し、ディアブロが暴走したらどうするのだ？とリムルに詰めていました。
戦闘描写はありませんが高い実力を持っていることが予想されるエルメシアがここまで警戒することからも、いかに原初の悪魔という存在が恐ろしいかが伺えます。
最強の魔王ギィとディアブロ、強いのはどっち？原初の二柱の力関係を徹底考察！
ギィの強さは？
最古にして最強の魔王であり、ディアブロと同じ原初の悪魔（赤ルージュ）でもあります。
同じ原初の青と緑を配下にしていたり、同じく最強の魔王ミリムと互角の力を持っていたり、間違いなく作中最強キャラの一人です。
どちらの方が強いのか？
結論から言うとギィの方が強いと思います。
なぜなら、ギィは受肉後覚醒魔王に至っているからです。
元々ギィとディアブロは同格の存在で、戦闘力に差のある原初の中でも互角の力を持っていました。
しかしギィは受肉し生贄を得ることで覚醒魔王に至り、ディアブロは戦いがつまらなくなると言う理由で強くなることを拒み続けてきました。
そういった戦闘経験や魔素量の差などから、現状はギィの方が強いのではないかと思います。
ディアブロの正体謎すぎてググッちゃったけど昔のギィに匹敵するってあったよ。これガチだったらリムルえぐいつよいやん
— 贄殿遮那 (@AriatheBullet) September 22, 2021
ディアブロは本当に味方なのか？裏切りの可能性の有無を解説！
ディアブロはなぜリムルに従順なのか？
本編では明確に語られておりませんが、結論から言うとリムルが特別な存在だったからだと思います。
リムルとの接点はディアブロがシズと出会った時に遡ります。
二人はとある王城で出会い、一度戦っています。
ディアブロの力は圧倒的でしたが、抗魔の仮面に触れた瞬間ディアブロの手は弾け飛びました。
その仮面は無限に近い時間厚で、それはディアブロが生きた時間すら上回る者でした。
とても不思議な仮面を持つシズに興味を持ち観察をしているところ見つけたのがリムル。
リムルと出会ったことで仮面は割れ、さらにその仮面を完全に修復してみせたのです。
世界の真理を解き明かしたいと考えてるディアブロにとって、これ以上好奇心がそそられることもないでしょう。
「転生したらスライムだった件」外伝。２３話で水晶玉に映るリムルを見て笑ってた男が誰なのかということを説明したかったのかな。とりあえず最後にナレーションでリムルに召喚されてディアブロという名前をもらうとのことなので頼もしい味方になってくれそう。 pic.twitter.com/rejALebmzy
— もりしー (@yumemori205) March 21, 2019
ディアブロが裏切る可能性は？
結論から言うと99%あり得ないと思います。
悪魔は元々、契約者が自分と釣り合ってれば契約に従うと言う特性があります。
リムルの実力はディアブロと同格かそれ以上ですので、特製で考えてみても可能性は薄いと思います。
また、黒の属性の根幹を成している好奇心ど真ん中を射止めたのもあってか、周り引くレベルでディアブロはリムルに心酔しきっています。
もう帰っていいと言われた際は、あまりのショックに心核が崩れるシーンもありました。
ディアブロにとってリムルとは生きがいそのものなのです。
そういった背景もあって、ディアブロが裏切る可能性はほぼ無いと思います。
ディアブロの最後は死亡する？展開予想！
結論から言うと、その可能性は低いと思います。
現在ディアブロの底はまるで見えていませんが、テンペスト陣営トップ3に入っていてもおかしくない実力者です。
何より物理攻撃も精神攻撃も効かず、悪魔の性質上死んでも復活するので、死という概念すらディアブロには当てはまらないのかもしれません。
実際ギィの配下であるレインとミザリーは一度ギィに敗れ、復活後に配下となっています。
そういった事から、ディアブロが死亡し本編に出てこなくなるという可能性は低いのではないかと思います。
ディアブロの戦績は？倒した敵や死亡させたキャラなど戦いの軌跡を徹底解説！
VSラーゼン
リムルが悪魔召喚をするキッカケとなったのがファルムス王国の英雄ラーゼン。
彼を生け捕りにすべくディアブロを召喚し、その任を全うすべく二人は対峙しました。
この時は名付けされる前でしたが、それでもラーゼンを軽くあしらうほどの実力を見せていました。
ラーゼンの必殺技は全く通用せず、最後は原初の黒の名を聞いただけで恐怖で失神してしまいました。
《評価92点》アニメ「#転スラ 第2期」第㉟話‼️
今回の見所は――ついにディアブロ召喚🤩
転スラファンなら皆大好きオモシロ悪魔が、ついに本格的参戦ですねぇ。
ディアブロの正体を知ってからの大げさな反応までがワンセット。
普通に面白いけど笑ってしまう🤣 pic.twitter.com/oKcMh6EjWT
— 島吉 海気📖ShimayoshiKaiki (@shimayoshikaiki) March 30, 2021
VSサーレ＆グレンダ＆七曜の老師3人
神聖法皇国ルベリオスとの争いが起こった際、法皇直属近衛師団（ルークジーニアス）最強の3人（三武仙）のサーレとグレンダと戦い、途中割り込む形で七曜の老師3人と戦いました。
三武仙は全員が聖人の域に達しており、その力は魔王にも匹敵します。
七曜の老師たちも長年ルベリオスを支えてきた重鎮であり、紛れもない実力者です。
彼らが戦う前、悪魔ハンター達がディアブロを倒そうと奮闘しますが、擦り傷一つ付けられず魔王覇気によって気絶させられます。
その後ディアブロと三武仙達の戦闘が始まるものの、彼らは全く手も足も出ず、グレンダに至っては逃げ出してしまう始末。
その後、黒幕だと言って現れた七曜の老師たちでしたが、ディアブロのユニークスキル誘惑者による絶望時間（ディスペアータイム）と崩壊する世界（エンドオブワールド）であっという間にこの世から消えてしまいました。
今回もディアブロの力はほとんどわからず終わってしまいます。
ディアブロが本気になって戦える日はいつになるのでしょうか。
本気のディアブロを見れるのが楽しみですね。