人気漫画『ザファブル』。
そんな『ザファブル』は本当に面白いのか？オススメで買う価値があるのか？などについてまとめました！
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『ザファブル』のあらすじ紹介！
どんな相手も6秒で殺す伝説の殺し屋の風変りな物語です。
ある日、殺し屋のボスから1年の休養を命じられ、その1年間は誰も殺してはならないという条件の元、大阪で一般人として生活することになりました。
こうして佐藤明（さとうあきら）の偽名を与えられた天才の殺し屋は、パートナーの洋子と共に兄妹と偽り引っ越します。
一般人に溶け込むため努力する天才殺し屋の少し風変りな日常とかっこいい殺しの才能が垣間見える素晴らしい作品です。
漫画実写映画『ザファブル』は面白い？おすすめ？見どころ紹介！
先に結論、『ザファブル』は全巻読む価値アリに面白いです！
『ザファブル』の見どころを3つご紹介いたします！
面白い理由① 殺しの天才が一般人に溶け込もうと努力する様が面白い！
今まで、裏社会で生きていたファブルは当然一般常識というものがありません。
自分の中にある一般人ならこうするだろうという発想が世間とずれていて面白いです。
焼き魚を頭から食べたり、配達の仕事を頼まれた際、一般人には不可能な速さで配達を終えたり不自然な行動を取ってしまうことも多いです。
しかし、殺し屋時代に培った周囲に溶け込む才能を発揮してギリギリ周りからは個性的な人と思わせている部分もこの作品の魅力の1つです。
今日の1冊。ザファブル 1巻 気になってた話題作。無駄がない分かりやすいバイオレンスだった。だけど、今の漫画って全体的になんか生理的なところで無条件受け入れってのが自分はしにくい。これもなんか殺伐としすぎててもう少しファンタジーが欲しい。あと女キャラがまだイマイチ添え物っぽいかな。 pic.twitter.com/e9oAhABBAo
— hiro C (@mikio696) July 10, 2019
面白い理由② 魅力的なパートナー、洋子の存在が面白い！
殺し屋時代の相棒でもある洋子は、今回引っ越しした大阪では妹として振舞っています。
容姿端麗でとても魅力的な女性であるが、さすがはファブルの相棒、常人離れした格闘能力、銃器の扱い等殺し屋としても完璧で美人とのギャップがとても面白いです。
また、洋子は大のアルコール好きでbarに来た下心たっぷりのモテ男をアルコールで潰して楽しんだりしており、常人離れしたアルコールの強さも魅力の１つです。
面白い理由③ 緊張感のある戦闘シーンが面白い！
誰も殺さず一般人として生きていくことを命じられたファブルですが、ひょんな所から多数のトラブルに巻き込まれます。
不殺の約束を守りながらも、殺しの才能が発揮される戦闘描写は迫力満点です。
明は変顔をして額をトントンと叩くことで、殺し屋モードと一般人モードを自分の中でスイッチを切り替えることが出来ます。
殺し屋モードに変わったときの明の最強っぷりが本当にかっこいいです。
『ザファブル』登場人物紹介！
『ザファブル』の主な登場人物を簡単に解説します！
佐藤明（ファブル）
本作品の主人公です。
あらゆる分野には天才が存在するが、明は殺しの天才と評される殺し屋です。
もし、殺しにオリンピックがあれば間違いなくダントツで金メダルだと数々の殺し屋を見てきたボスに評価されています。
依頼を受け人を殺してきましたが、実態は一切掴ませず、裏社会の人間からでさえ通称、「ファブル（寓話）」として都市伝説扱いされています。
組織のボスから、「佐藤明」の偽名と身分を与えられ、1年間殺しをせず一般人として生活するよう命じられ大阪に引っ越ししてきました。
人を殺す技術に長けているが、殺人に快楽があるわけではなく、あくまでプロとしてボスに命じられた仕事をこなす感覚で、仕事以外の無駄な殺生は好まない性格です。
基本的に感情が読みづらいですが、助けられたら恩返しをしようとする義理堅い男です。
佐藤洋子（さとう ようこ）
アキラの仕事の相棒で、大阪には兄妹としています。本名は作中では明かされていません。
茶髪ロングヘアの泣きぼくろが特徴で超がつくほどの美人です。
女性として完璧な見た目に反して天才的な瞬間記憶力を持ち、ボスの直弟子として格闘や銃器といった暗殺術にも長ける本物の殺し屋です。
料理がとても上手で得意料理は煮込み料理で、明も夕飯時に食べに来ることも多いです。
洋子は、実際に人を殺したことは無く、殺し屋としての仕事では運転や瞬間記憶力を活かした情報などでアキラをサポートしてきました。
ボスからアキラの妹という設定の「佐藤洋子」という偽名と身分を与えられ、明と共に大阪にやってきました。
裏社会の人間ではあるが明と比較すると世間のことをよく知っており、すぐに一般人としての生活に馴染むことが出来ました。
また、大のアルコール好きで1日中家で飲んでいることも多いです。
殺し屋組織に入った経緯として、記憶力に目をつけた組織によって10歳の時に両親を殺害され、組織に育てられたという悲しい過去を持っています。
清水岬（しみず みさき）
明の勤め先である「オクトパス」という会社でデザイン業務をしている社員で、この作品のヒロインです。
性格が良く可愛らしい美人で職場等まわりからが好かれています。
明の住む一軒家の近くにあるアパートで一人暮らしいます。岬の父が残した多額の借金を返済するため、22歳と若いが、オクトパス以外に様々なバイトを５つ掛け持ちしている苦労人です。どこの働き口でも性格の良さから気に入られています。
街に来て間もない明と出会い、その後、オクトパスの仕事を明に紹介し、彼の同僚になりました。数多くの事件や危ない出来事に巻き込まれることが、陰で明に助けられることが多いです。
一般人として暮らす明に段々と好意を抱いていますが、明が殺し屋ということが事実は知りません。
かつてはお金を稼ぐグラビアアイドルや、かなり際どい着衣のイメージビデオに出演していた過去を持っています。
現在はそのような仕事からは完全に引退し、距離を取っているが、一部の人間にはグラビアイドルの経験を知られており、騒動に巻き込まれる一因にもなっていきます。
田高田社長（たこうだ）
明が働いている会社「オクトパス」の社長です。
オクトパスは社長の自宅でもあるアパートの一室を事務所としている小さなデザイン会社です。社名の由来は自分の名前である田高田（たこうだ）のタコだと思われます。
面倒見の良い独身の中年男です。
元々社員であったミサキが連れてきた変人の明をオクトパスに雇うことを決めてくれた懐の深い人物です。
最初は明のことを変人扱いしていたが、時給800円でも仕事を真摯にこなす明の姿や、普段の素朴で天然ボケな反応を見て気に入るようになり身内同然の扱いをするようになっていきます。
ミサキと共にアキラの日常生活パートにおける主要人物です。洋子と同じく大の酒好きです。
浜田広志（はまだ ひろし）
暴力団真黒組の四代目組長です。ファブルの組織とは縁があるため、ボスに依頼されて明と洋子を自分の遠い親戚として受け入れてくれた人物です。
組織の長として落ち着いた人物であり、明と洋子には好感を持ち一般人として平穏に暮らせるようサポートしてくれています。
海老原剛士（えびはら たけし）
組では浜田以外にファブルおよび組との関係を以前から知っていた唯一の人物です。
大柄な体格に強面の中年男性です、武闘派で人を殺すことも躊躇しないヤクザらしい人物です。
ヤクザには厳しい現代の風潮に順応しながらも昔気質のヤクザとしての筋目や人情を重視し、カタギとの境を守り、法でカバーできない悪党から街を守っているという自負がある裏社会の人間であるが、常識人です。
物語初期において明を平然と人を殺せる危険人物と勘違いし、街から追い出そうとするが、後に彼の本性を知って和解し、むしろ好感を抱いて時に頼るようになります。
ミサキの事も自身の繋がりのある芸能事務所繋がりで存じていて、彼女とは自身らのような闇社会の人間とは絶対に関わらない様にしている男気溢れる人物です。
ボス
ファブルの組織のボスであり本名は作中では明かされていない謎の多い人物です。
明と洋子を幼いころに引き取り、殺し屋としての技術を教え込みました。
かつては殺し屋であったが現在は、組織の殺し屋を管理しており、新人の殺し屋が使い物にならないと判断すれば即殺してしまいます。
表の仕事は整体院の経営者をしています。
『ザファブル』漫画続編について
第1部で一度は完結しましたが、さらに魅力を増した続編が連載されています。
第1部がかなり面白かっただけに、続編のハードルも高い状態で読んでみましたがめちゃくちゃ面白いです！
第1部に魅力を感じた方なら続編もはまること間違いないです。
明と洋子はもちろん、第1部で敵対していたキャラも登場し、物語もさらに面白くなっています。
第1部でいい雰囲気になった明とミサキとの関係や、オクトパス社長の田高田社長の現在等、気になっていた点にも第二部では明らかになります。
メインストーリーとしては、真黒組と長年拮抗していた暴力団の紅白（クジラ）組の勢力争いが再び燻りはじめ明達も巻き込まれていきます。
真黒組に、昔からファブルと関係があったように、敵対組織である紅白組には、ルーマー（噂話）と呼ばれる伝説殺し屋との関係があります。
2つの伝説の殺し屋組織通しが衝突する等、緊張感のある展開が魅力の続編になっています。
『ザファブル1巻』
読了しました。
序盤からアキラとミサキの新婚場面が読めて新鮮であり、ほっこりしました。
今の現代のウィルスを第2部の世界観にも取り入れて、これはこれで共感出来ました。
ヨウコの登場場面のやり取りは、やはり面白くて見応えたっぷりです。#漫画好きと繋がりたい#漫画 pic.twitter.com/PaslKEFSSo— YA@漫画垢 (@book2911) November 7, 2021
『ザファブル』実写映画化情報！
漫画でも人気の高いファブルですが、映画も大人気です！
岡田准⼀（明役）主演の世界基準のド派手な豪快アクションが見ることが出来ます。
美しくて強い洋子役は木村文乃が見事に演じています。
他、豪華キャストの好演により、素晴らしい作品になっております。
一般的に漫画の実写化は、自分の作り上げたイメージとずれるため抵抗があるかたも多いと思いますが、ザ・ファブルの映画は大丈夫です。
日常回のクスっとくる笑い等、漫画の世界観を見事に表現できています。漫画のみで映画は見ていない方も抵抗なく楽しめると思います。
現時点で、2019年に公開された『ザ・ファブル』と2021年公開の「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の2作品が映画化されています。
初めてザ・ファブルの映画をみられる際は、1作品目から入るのが良いかと思います。
好きな漫画の実写版大体つまらないから避けてたんだけど，
ザ ファブル本当面白かったてか岡田准一がカッコ良すぎる
好きな映画に大体でてる pic.twitter.com/cR1Fp5KHmz— カメ in da house (@kame_9_2) April 2, 2023
『ザファブル』の作者・南 勝久とは？
作者は南 勝久先生です。
1999年にちばてつや賞を受賞した作品「ナニワトモアレ」で漫画家デビューしています。
男らしい作品が魅力で、元暴走族だったというちょっぴり怖い経歴を活かして、魅力ある作品を生み出しているようです。
魅力ある作品を生み出し続ける南 勝久先生が漫画家になった経緯についてご紹介いたします。
南 勝久先生学生時代、とにかく勉強が嫌いだったそうです。勉強というよりは親や他の大人にこれをやれとか指図されるのが嫌だったそうです。そんな思いもあり勉強は全くしてこなかったそうです。
人生を考えるようになった時に、得意なこと活かしたいことと運任せの人生は嫌だったのでなるべく実力主義の世界にいきたくて漫画の世界に飛び込んだそうです。
インタビューでは、平等なんて夢を見てるなら目を覚ました方がいいと発言されています。
男気溢れる作品を生み出しているのは、想像以上に男気たっぷりの作者でした。
漫画『ザファブル』読者の評価評判や感想は？
ザファブル面白いからもっと続編出して欲しい
— ゆシャン (@Minmiiku) June 24, 2023
ザファブル何回みても面白いわ
— 田中れお (@loxcha_) June 17, 2023
ザファブル気づいたら1/3ぐらい読んでた シンプルに面白い
— 籠目 (@kagome_popo) June 15, 2023