ハガレン グリードの最後は死亡?いいやつでかっこいい!名言やリンとの関係・強さや登場回!鋼の錬金術師

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荒川弘先生によって、2001年から2010年まで月刊少年ガンガンで連載されていた漫画『鋼の錬金術師』

 

作品を見たことがなくても、『ハガレン』の愛称を聞いたことがあるという人も少なくないのではないでしょうか。

 

今回はそんな『鋼の錬金術師』の中でも主人公のエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟の敵となる人造人間集団“ホムンクルス”の一人、グリードについて紹介します!

 

 

追記:漫画アプリの『マンガUP!』では『鋼の錬金術師』の作者・荒川弘先生の最新作『黄泉のツガイ』を無料で読むことができます!

 

筆者も最新話まで『マンガUP!』で読みましたが、とても面白いです!

 

謎が謎を呼び、『鋼の錬金術師』の世界観を彷彿とさせます。

 

2022年6月に1巻が発売されたばかりなので、追いかけやすいです!

 

ぜひ、『マンガUP!』で無料で読んでみてはいかがでしょうか?

『マンガUP!』はスクウェア・エニックスが運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

※追記:現在『鋼の錬金術師』も『マンガUP!』で無料で読めるようになりました!

 

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また漫画アプリに関していうと、小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶりや集英社が運営するヤンジャンも特にオススメです!

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グリードの初登場回はいつ?“強欲”を司る彼の能力の強さは?

グリードの登場回と紹介!

『鋼の錬金術師』において、グリードは第25話“師弟のけじめ”で初登場します。

 

グリードは錬金術によって生み出された7体の人造人間集団“ホムンクルス”の一人であり、他のホムンクルスと同様に身体にウロボロスの紋章を持っています。(グリードの場合は左手の甲)

グリード特有の能力は一体何?!なぜ全身硬化しないのか?

ホムンクルスはそれぞれ七つの大罪(カトリックにおいて人間を罪に導く可能性があると見做されている欲望や感情)のうち一つを司っており、グリードは“強欲”を有すホムンクルスになります。

 

そんな彼のホムンクルスとしての固有能力は“身体の硬化”

 

これは人体の構成物質のおよそ3分の1を占める炭素で表皮を硬化させることで、ダイヤモンド並みの硬さを手に入れ、それを攻撃や防御に応用することができます。

 

一見とても強力に思えるグリードの固有能力ですが、硬化時にはホムンクルス特有の再生能力を使用することができず、また連続攻撃に弱いなどいくつかのデメリットもあるようです。そのため、常時硬化した状態で戦闘を行うことは難しいのかもしれませんね。

 

グリードの最後はどうなった?ラストは死亡?

当初は敵キャラとして登場しながら、実はファンの間で高い人気を誇るグリード。

 

ここではその理由について、ラストシーンを深掘りしながら考察していきます。

強欲なグリードが迎えた結末とは?!

グリードは最終27巻で『鋼の錬金術師』作品中のラスボス、“お父様”との最終決戦で壮絶な結末を迎えます。

 

そもそもお父様とは『鋼の錬金術師』における黒幕であり、グリードを含めたホムンクルス集団の創造主でもあります。

 

詳細については後述しますが、作品の中でグリードはシン国という国から不老不死を求めてやってきた“リン・ヤオ”という人物に取り入り、その身体を乗っ取ります。

 

初めは自分の都合のいいようにリンの人格や身体を操っていたグリードでしたが、作品が進むにつれ、いつしか共存関係になり最終的にはグリード自身の生みの親であるお父様と対立するようになりました。

 

ストーリーの最終決戦において、お父様に吸収されそうになったグリード(身体はリン)は自分だけお父様に取り込まれることで、リンの命を救いました。

 

そしてお父様に取り込まれる際には、自身の炭化能力を逆に使用することでお父様をボロ炭にすることに成功しますが、その直後お父様に噛み砕かれ、グリードは絶命してしまいます。

 

朦朧としていく意識の中でグリードが最期に見たものは、自分を“かけがえのない仲間”として心配してくれているリンやエドワードたちの姿であり

 

「あぁもう十分だ なんも要らねぇや」

 

と残し、散っていきました。

 

強欲なグリードが真に欲していたものは“仲間”であり、一番欲しかったものを手にしていたことに気づき、そして死んでいったというグリードの一生は『鋼の錬金術師』の中でも屈指の感動エピソードではないでしょうか。

 

初登場時には敵キャラとして現れたグリードでしたが、ある意味一番人間臭いホムンクルスだったと言えるかもしれませんね。

 

このエピソードも含め、続いては仲間思いの良いやつだと評されるグリードについてもう少し深掘りしていきます!

 

“強欲”なのに良いやつ?仲間思いのグリードとそのかっこいいエピソードを紹介!

“強欲”だからこそむしろ良いやつ?!

グリードは“強欲”の名が表す通り、『鋼の錬金術師』の作中では常に自分の欲求に忠実なキャラとして描かれています。金・女・地位・名誉とありとあらゆるものを欲し、ついには永遠の命を求めるようになります。

 

実はグリードが他のホムンクルスとは異なり、生みの親であるお父様のもとを去っていたのも、自身の欲を満たせないことをグリード自身が悟ったことが理由でもありました。

 

そんなグリードは強欲であるが故に自分の部下たちを所有物と称しますが、ありとあらゆるものを欲していることもあってか部下をただの駒としては扱わず、仲間として守ろうとしたり、部下から慕われていたりするようなシーンもストーリーの中で多く描かれています。

 

グリードは敵キャラでありながらも、読者の共感を得られるような人間らしさがあったからこそ、『鋼の錬金術師』内での人気を確立したといえるのではないでしょうか!

 

グリードとリンの関係性は?残した名言も併せて紹介!

リンとグリードの関係性は?

『鋼の錬金術師』内でグリードを語る上で、切っても切れない関係にあるのがリン・ヤオの存在です。

 

リンは錬金術大国であるアメストリスの隣国、シン国の出身で次期皇帝争いに勝ち残るため、不老不死を求めてアメストリスに不法入国したという経緯があります。

 

不老不死の法を求め、エルリック兄弟やその仲間たちと行動する中で、リンは強欲を司る“賢者の石”をお父様によって身体に注入されてしまいます。

 

その賢者の石にはお父様によって石に戻されてしまったグリードの意識が宿っていたのですが、リンは自身を取り込もうとするグリードを逆に受け入れ、その強欲さをグリードに気に入られたことから、人間ベースのホムンクルス(主導権はグリード)として行動し始めます。

 

しかし、当初は記憶を失っていたグリードがとある事件をきっかけに記憶を蘇らせたことやその他様々なエピソードを共に経験していくことで、いつしか主導権を半々で握り、局面ごとに人格が入れ替わるようになっていきました。

 

グリードがリンによって気付かされたものとは?!

そして先述したように、物語の最終決戦ではグリードはリンの体ごと取り込もうとするお父様に対し、リンを巻き添えにしないようにと彼から分離し、自身の能力を活用しお父様をボロ炭にするという致命傷を与えてその最期を迎えます。

 

グリードが本当に求めていたものが“仲間”であるという事実も、実はリンから気付かされたものであり、薄れゆく意識の中でお互いを大切な仲間であったと認め合えたことは、グリードの“強欲”を何よりも満たすものであったことでしょう。

 

『鋼の錬金術師(ハガレン)』実写化のグリード役は誰か紹介!

ここまでは原作ベースでグリードについてご紹介してきましたが、実は『鋼の錬金術師』が実写映画化されていたことをご存知でしょうか。

 

最後は実写版の『ハガレン』について少しご紹介します!

 

実写版の『鋼の錬金術師』は

  • 鋼の錬金術師(2017年)
  • 鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成(それぞれ2022年)

と、合計三部作として公開されています。

 

主演はHey!Say!JUMPの山田涼介さんですが、気になるグリード役は

 

渡邊 圭佑(わたなべ けいすけ)さんが演じられています。(ちなみにリン・ヤオ役も渡邊さんで一人二役!)

 

原作では大きなインパクトを残したグリードが、実写版ではどのように活躍したのかもファンとしては気になるところですよね!

 

気になる方は『ハガレン』劇場版もご視聴してみてください!(ちなみにグリードは第一作では登場せず、第二作以降の登場になるようです…)

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

不朽の名作である『鋼の錬金術師』

 

今回ご紹介したグリードの活躍も含めて、原作・実写ともに是非チェックしてみてください!

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