映画化もされ、誰もが知る名作ファンタジーアクション漫画として連載終了後も根強い人気を誇る「鋼の錬金術師」！
今回はそんな「鋼の錬金術師」の中でも主人公・エドワード・エルリックの実父であり、物語の重要なキーマンとなるヴァン・ホーエンハイムについて紹介していきます！
キングブラッドレイ（ラース）の最後は死亡？過去や正体は？強すぎる能力や名言を紹介！
ロイマスタングの最後は死亡？失明した？最強だけど雨に弱い！かっこいい名言やラストやエンヴィーとの結末紹介！
追記：漫画アプリの『マンガUP！』では『鋼の錬金術師』の作者・荒川弘先生の最新作『黄泉のツガイ』を無料で読むことができます！
筆者も最新話まで『マンガUP！』で読みましたが、とても面白いです！
謎が謎を呼び、『鋼の錬金術師』の世界観を彷彿とさせます。
2022年6月に1巻が発売されたばかりなので、追いかけやすいです！
ぜひ、『マンガUP！』で無料で読んでみてはいかがでしょうか？
『マンガUP！』はスクウェア・エニックスが運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
※追記：現在『鋼の錬金術師』も『マンガUP！』で無料で読めるようになりました！
オススメ漫画アプリ紹介
漫画アプリに関していうと、講談社が運営する『マガポケ』や小学館が運営する『マンガワン』も特にオススメです。
- 進撃の巨人
- フェアリーテイル
- 新宿スワン
- ドメスティックな彼女
- ダイヤのA
- DAYS
- ザ・ファブル
- 頭文字D
- ベイビーステップ
- ホームルーム
- ちはやふる
- トモダチゲーム
- カイジ
- Dreams
- 十字架のろくにん
- 可愛いだけじゃない式守さん
- お願い、脱がシて。
- 復讐の教科書
- ハコヅメ～交番女子の逆襲～
- デスティニーラバーズ
- 島耕作
- はじめの一歩
- 食糧人類
- 神さまの言うとおり
- 監獄学園（プリズンスクール）
- ランウェイで笑って
- 七つの大罪
- カメレオン
- ドラゴン桜
- 砂の栄冠
- のだめカンタービレ
- 亜人
- 鬼灯の冷徹
- ジパング
- 天空侵犯
- ハレ婚。
- マイホームヒーロー
- ナニワトモアレ
- 満州アヘンスクワッド
- 僕たちがやりました
- 親愛なる僕へ殺意をこめて
- 四月は君の嘘
- カッコウの許嫁
- 累
- RAVE
- ライアー×ライアー
- GIANT KILLING
- コウノドリ
- PとJK
- 彼岸島
- 君のいる町
- 好きっていいなよ
- エリアの騎士
- いぬやしき
- シャーマンキング
などなど…
- 闇金ウシジマくん
- アフロ田中
- 土竜の唄
- アイアムアヒーロー
- ケンガンアシュラ
- ケンガンオメガ
- 今際の国のアリス
- 青のオーケストラ
- 薬屋のひとりごと
- からかい上手の（元）高木さん
- ダンベル何キロ持てる？
- めぞん一刻
- プロミスシンデレラ
- おやすみプンプン
- 灼熱カバディ
- 送球ボーイズ
- バトルグラウンドワーカーズ
- 出会って5秒でバトル
- モブサイコ100
- 教え子がAV女優、監督がボク。
- 釣りバカ日誌
- ゾン100
- 裏バイト逃亡禁止
- 美味しんぼ
- 医龍
- イキガミ
- 闇金ウシジマくん外伝 肉蝮伝説
- 九条の大罪
などなど…
「無料でマンガを楽しみたい！」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか？
もちろん、ダウンロードする際もお金はかかりません。
『鋼の錬金術師（ハガレン）』エドとヴァンホーエンハイムの確執とは？
物語の序盤から存在が明らかにされていたヴァン・ホーエンハイム。
主人公であるエドワード・エルリック、通称エドの実の父親ですが、エドが物心つく頃にはすでに家にはいなかったため親子の思い出はほとんどありません。
それどころか母親トリシャが流行り病に倒れて苦しんでいるときも、亡くなってしまったときでさえも帰ってこなかったホーエンハイムに対してエドは嫌悪感を抱いています。
ひょんなことから再会を果たしたときでさえも、懐かしむホーエンハイムに反してエドは父とは呼ばずに「ホーエンハイム」と呼び捨てにし、憎しみにも近い眼差しを向けます。
その際に、トリシャの苦労を責め立てるエドの怒りもお構いなしに振る舞うホーエンハイムをエドは「宇宙人」に例えました。
一方ホーエンハイムはそんな自分に反抗する息子の姿を見て一言。
「おれの若い頃にそっくりだな」
この時点では親子の溝が埋まる日はまだ遠いようです。
ヴァンホーエンハイムの抱える秘密とは？
謎多き男であるヴァン・ホーエンハイムですが、自分自身のことを「化け物」と称するなど初登場時から謎の多い男であることが分かります。
エド達と暮らしているときは何かを熱心に研究し、その後長い間旅を続けていましたがその目的も謎です。
エド達に何が起ころうとしているのかが分かっているようですが誰にも明らかにせずに意味深な言葉を残すホーエンハイムの謎は深まるばかりです。
ヴァンホーエンハイムの過去は何話で正体は？ホムンクルス達のお父様との関係とは？
謎の多い男であるホーエンハイムに対し、一部の読者が立てていた仮説があります。
それは「ヴァン・ホーエンハイムの正体はお父様説」です。
お父様とはエド達の敵であるホムンクルス達を作り出した張本人であり、作品中のラスボス的存在です。
なぜそのような説がたってしまったのかというと、たまに部分的に出るお父様の容姿がホーエンハイムに酷似していたためです。
何かを知っているような振る舞いやホムンクルスのような不死身の肉体を持っていることが相まってそういった仮説も立てられましたが、実際はその予想をはるかに上回るような衝撃的な真実が隠されていました。
ホーエンハイムはお父様ではなく、お父様という存在が生まれるきっかけを生んだ人物だったのです。
はるか昔、まだホーエンハイムが若く不老不死の力も持たない普通の人間だった頃、ホーエンハイムは錬金術師のもとで奴隷として働いていました。
いつものように雑用をこなしているとどこからか声をかけられました。その声の主が後にホムンクルス達のお父様となる始まりのホムンクルスでした。
そのときのお父様は人の姿を持たないフラスコの中を漂う黒いもやのような姿をしていました。
ホーエンハイムの血液を材料に作られたというそのホムンクルスとの出会いをきっかけにホーエンハイムは奴隷という生い立ち故に学ぶことができなかった文字や計算などの多くの知識を得ていきます。
ホーエンハイムとホムンクルスは知識を武器にどんどんのし上がっていき、王様に呼ばれるまでになりました。
そして王様の望む不老不死の錬成陣を完成させたのです。
しかし、ホムンクルスは最初から王様を不老不死にしてやるつもりなどありませんでした。
ホムンクルスの目的はホーエンハイムと出会ったときからただ一つ、自分の肉体を得て狭いフラスコの中から出ることだけでした。
こうして王様を含む国民全員を犠牲に行われた人体錬成によってホムンクルスは多くの人間たちの生命エネルギーを体内に含む肉体を得ます。
ホーエンハイムは長きを連れ添った情としてその半分のエネルギーを体に宿すのでした。
この日から自分とホムンクルスとの出会いがきっかけで犠牲となった国民達への贖罪と不老不死になってしまったことによる孤独との戦いが始まるのです。
良親？毒親？父としてのヴァンホーエンハイムのかっこいい名言とは？
エドの話を聞く限りお世辞にも良い父親とは言いがたい様子のホーエンハイムですが、実際のところはどうだったのでしょうか？
作中では番外編などで父としてのホーエンハイムの姿が描かれています。
そんなホーエンハイムの父としてのエピソードを3つほど紹介していきます。
1つ目はエドとエドの弟であるアルフォンス・エルリック、通称アルがまだ幼い頃の話です。
エドはトリシャがアルばかりに構っているためへそを曲げてしまいます。
八つ当たりでアルに意地悪をするエドはトリシャに叱られ、家の廊下でふてくされていると近くのトイレからホーエンハイムが声を掛けます。
「自分のことなんか好きじゃないんだ」とこぼすエドにホーエンハイムは水が満杯に入ったバケツを持たせます。
重くて持っていられずすぐに床に置いてしまったエドに対してその重さは赤ん坊と同じ重さなのだとホーエンハイムは話しました。
「お前のお母さんはお前が生まれるまでずっとずっと持ち続けて守った、お前を嫌っている人間ができる苦労ではないだろう、愛情が無いとかそんな事言うな」
ホーエンハイムからの言葉をきっかけにエドはアルに優しくなるのでした。
人の命の重さを誰よりも知っているホーエンハイムだからこそできた諭し方ですね。
2つ目はまだエドもアルも物心が付く前の話です。
ホーエンハイムは何人もの命を犠牲にした生命エネルギーを体内に持ち、不老不死の体を持つ自分に対して「化け物」だと負い目を感じていました。
トリシャにエド達とのスキンシップを促されても「化け物がうつったら困る」と自分から子供達を遠ざけます。
しかしある日トリシャに誘われて家族写真を撮ることになり、その際トリシャに自分は化け物だからと距離を置かないで欲しいと言われます。
家族として一緒に歳を重ねていきたいのだと語るトリシャの言葉にホーエンハイムは涙し、この日をきっかけに諦めていた自分の不老不死を解く方法を探し続けました。
全てはトリシャや子供達と一緒に歳を重ねていくために、そのたった一つの目的のためホーエンハイムは寝る間も惜しんで調べます。
「俺はトリシャと子供達と一緒に、一緒に老いて死にたい」
そんな中でかつて自分がきっかけで肉体を得てしまったホムンクルスの恐ろしい計画に気づいてしまうのです。
過去の決着をつけるため、家族を守るためにホーエンハイムは旅に出るのでした。
自分達には目もくれず、いつも机に向かっていたホーエンハイムはエドにとって家族に無関心な冷たい父親に見えていたようです。
しかし実際は家族を大切に思うが故の姿だったようですね。
そして3つ目はプライドとの戦いです。
アルと協力してプライドと戦うホーエンハイム。
ホーエンハイムと対峙したプライドはその中でアルを侮辱するような言葉を吐きます。
それを聞いたホーエンハイムは静かに怒りをあらわにしました。
「俺の息子をバカにするな」
どこかぼんやりしていて感情をあまり表に出さないホーエンハイムが初めて怒りの感情を出した場面です。
自分の子供を侮辱されて怒る、親として至極当然な姿ですが、エド達との再会時の反応が淡白であったことからなんともギャップのある反応が印象的でした。
ヴァンホーエンハイムとトリシャとの約束とは？家族写真が泣ける
ホーエンハイムとトリシャはある約束をしていました。
それは「一緒に老いて死ぬ」こと。
普通の夫婦であれば当たり前にできることではありますが、不老不死のホーエンハイムにとっては難題です。
そんなトリシャとの約束を果たすため、ホムンクルスの企みから家族を守るためにホーエンハイムは「家庭を顧みない父」のレッテルを張られながらも旅を続けてきたのです。
果たしてホーエンハイムはトリシャとの約束を果たすことができるのでしょうか？
息子達への贖罪・・・最後の力を振り絞るヴァンホーエンハイム
お父様との最終決戦の最中、エドを助けるために自分の魂を対価にしたアル。
お父様を倒したエドはこの世とは違う真理の扉の空間へと行ってしまったアルをどうにか連れ戻そうと考えますが、いい方法が見つかりません。
そんなエドにホーエンハイムが自分の命を対価に使うことを提案します。
お父様との戦いによって体はボロボロで、再生能力も働かないほどに疲弊しているホーエンハイムにとってその提案は死を意味します。
それを察したエドは拒みますが、ホーエンハイムは「最後くらい父親らしいことをさせて欲しい」と食い下がります。
どうしても自分が犠牲になろうとするホーエンハイムを見てエドは涙を流しながら拒み、「クソ親父」となじります。
そんな憎いはずの自分の死を拒む息子の姿を見たホーエンハイムは
「はは、やっと親父と呼んでもらえた」
と嬉しそうに笑うのでした。
ホーエンハイムを憎み、父と呼ぶことさえ拒んでいたエドがようやく父親としてホーエンハイムを認めた瞬間です。
ヴァンホーエンハイムの最後は死亡？『鋼の錬金術師（ハガレン）』
最終的にホーエンハイムの命を使うことはなく、エドは自分の錬金術師としての力を対価にアルを取り戻します。
アルの帰還にエドを始めとした周囲の人間が喜ぶ中でホーエンハイムはそっとその場を後にします。
エド達の故郷にあるトリシャの墓の前にホーエンハイムは座り込んでいました。
ホーエンハイム見つけたピナコは驚いて声を掛けますが、ホーエンハイムはすでに息絶えていました。
穏やかで幸せそうな表情をしてこと切れているホーエンハイムを見たピナコは驚きながらもどこか安心したような顔で「バカたれが」と毒づくのでした。
そして死後の世界でトリシャと再会したホーエンハイムはエド達の成長を嬉しそうにトリシャに報告します。
自分の役目は終わったのだと話すホーエンハイム。
「あとはこの世界が子供達を強く育ててくれるさ」
そう言いながらホーエンハイムはトリシャと手をつないで故郷の景色を眺めます。
自分の過去の過ちと不老不死との気が遠くなるような戦いの旅がやっと終わりを迎えたのです。