今回は「東京リベンジャーズ」で、東京卍會(とうきょうまんじかい)の弐番隊副隊長を務める柴八戒(しば はっかい)を紹介します。
八戒は弐番隊隊長の三ツ谷隆(みつや たかし)と子供の頃からの腐れ縁で、年齢は三ツ谷の一つ下、主人公のタケミチとは同年代です。
モデルのようにスラッとした長身と、渦巻柄のような剃り込み入りの坊主頭が八戒のトレードマーク。
本作に初めて登場した現代ではイヤミなキャラでしたが、過去でタケミチが出会った八戒はまるで別人でした。
ちょっと変わった性格ではあるけど、初対面のタケミチを「兄弟分」と呼んでくれるような明るくて良いヤツ。
しかし明るさの裏では、兄と姉をめぐるフクザツな家庭環境が原因で深い苦しみを抱えていました。
そんな八戒を救うため、東卍の仲間たちの手を借りられないままタケミチや三ツ谷が意地で戦い抜きます。
これが東京リベンジャーズの大きな抗争の一つ、「聖夜決戦」です。
ここからは「聖夜決戦」の鍵を握る最重要人物の柴八戒について、決戦の終盤で明かされる八戒の秘密も交えて解説していきます。
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柴八戒の性格は奥手で女子が苦手?三ツ谷への異常な愛が分かるエピソード紹介!
八戒のちょっと異常な性格は、第9巻78話で姉の柚葉から語られます。
まず八戒は異常な奥手で、姉の柚葉以外の女子から話しかけられるのが苦手です。
例えばタケミチとは初対面でも気さくに話しているのに、タケミチの彼女の日向から話しかけられると八戒は何も返せなくなります。
電源が切れたように無表情になって黙り込んでしまうので、八戒のこの反応を柚葉は「強制停止(フリーズ)」と呼んでいます。
そしてもう一つ異常だと言われているのは、東卍で弐番隊隊長を務める三ツ谷隆(みつや たかし)への愛です。
八戒は携帯の待ち受け画像を三ツ谷の横顔にするほどの「三ツ谷愛」を持っています。
八戒は弐番隊の副隊長なので、隊長の三ツ谷は東卍の中でいちばん近い存在でしょう。
だからといって携帯の待ち受けにまでしているのは、柚葉から「コイツの三ツ谷愛は異常だ」と言われても仕方がないかもしれませんね。
携帯の待ち受け以外に、三ツ谷の呼び方にも八戒の「三ツ谷愛」が現れています。
東卍では年上メンバーを「○○君」と呼ぶのが普通で、八戒も一つ上の世代のメンバーのことは基本的に君付けで呼んでいます。
でも三ツ谷のことだけは、「タカちゃん」と特別な呼び方をしているんですね。
八戒と三ツ谷は東卍が創設される前に出会っているので、昔からの親しい呼び方をそのまま続けていると考えられます。
ちなみに八戒が三ツ谷と出会うシーンが読めるのは、第10巻84話。
三ツ谷の言葉で八戒が涙ぐむ場面もある良い回なので、ぜひチェックしてみてください。
柴八戒の兄は黒龍に君臨する柴大寿!その因縁とは?
柴八戒には1つ上の姉の柚葉のほかに2つ上の兄がいて、名前は柴大寿(しば たいじゅ)です。
大寿は黒龍(ブラックドラゴン)というチームのボスで、黒龍は東卍と深い因縁のあるチームです。
東卍と黒龍の関係は、第10巻81話で壱番隊副隊長の松野千冬がくわしく解説してくれています。
千冬の話を3つにまとめると、「東卍が結成された理由は、当時九代目だった黒龍から仲間の一人を守るため」、「東卍は九代目黒龍を潰したことで有名なチームになった」、「新しいボスとして黒龍を蘇らせたのが十代目の柴大寿」です。
過去に抗争があった東卍と黒龍ですが、タケミチが八戒と出会った時点では少し落ち着いていて、お互いの縄張りを意識しながら均衡を保っていたようです。
この均衡を破ったのが柴大寿で、八戒に案内されて柴家へやってきたタケミチにいきなり襲いかかり、タケミチが東卍の壱番隊隊長だと知ったうえで殴り続けてきました。
八戒は大寿の暴力を止めるため、自分が東卍を抜けて黒龍に入ることを交換条件にタケミチを解放させます。
責任を感じるタケミチに対し、「オマエのせいじゃねえよ」「(黒龍に入ることは)前から決めてたんだ」と答える八戒。
八戒には、黒龍に入って成し遂げようと決めていることがあったのです。
それは、姉の柚葉を守るために大寿を殺すこと。
八戒と柚葉は、長男の大寿からの暴力に長いあいだ苦められてきたのでした。
大寿の暴力から姉・柚葉を守るために柴八戒が立てた誓いとは?
八戒の兄の大寿は十代目黒龍のボスとしてチームを仕切っていますが、家庭では妹弟のことも自分が仕切っています。
第10巻85話で八戒が「ウチの家庭フクザツでさ」とタケミチに語り始めた内容によると、父子家庭で父親がほとんど家にいなかった柴家を仕切っていたのは長男の大寿でした。
大寿は子供の頃から暴力をうまく使って人を支配する能力に長けており、八戒と柚葉はその暴力にずっと苦しめられてきました。
大寿は大寿なりに妹弟のことを愛しており、八戒の回想の中では「お前を殴りたいわけじゃない」「誰よりもお前に期待をしているぶん、裏切られると余計にツラいんだ」「愛しているぞ、八戒」という胸の内を語っています。
しかし、愛があるとはいえ暴力は暴力です。
それも、トイレの電気を消し忘れたくらいで殴られるような日常的な暴力でした。
そんな大寿に怯えながら子供時代を過ごしてきた八戒ですが、三ツ谷との出会いをきっかけに「自分が家族を守る」と誓いを立てます。
八戒の話では「柚葉の分も自分が殴られる」という約束を大寿と交わしたそうです。
しかし結局、大寿はそんな約束を何とも思っておらず、柚葉のことも変わらず殴り続けてきたと言います。
そして東卍と黒龍がモメそうになったとき八戒は、自分が黒龍に入る代わりに「柚葉を解放する」という約束を大寿と再び交わしていました。
この約束は、八戒の兄貴分である三ツ谷が「八戒を黒龍に譲り、東卍は黒龍に手を出さない代わりに」という条件で大寿に認めさせたものです。
それでも八戒は、大寿がそんな約束を守るはずがないと分かっていたため「柚葉を解放なんて、大寿は絶対しない」と断言。
「大寿さえいなければ…」と考えた八戒は、タケミチに「家族を守るために大寿を殺す」と決意表明をして去っていきました。
柴八戒が隠し続けてきた秘密とは?
東卍の仲間である八戒を人殺しにしたくない、そのために自分が柴大寿をぶっ飛ばすと決めたタケミチ。
第12巻101話で八戒は、大寿にいくら殴られても立ち向かっていくタケミチの勇姿を見て、大粒の涙を流しながら「オレを助けてくれ」と本心をさらけ出します。
そして、タケミチや三ツ谷たちにずっと隠し続けてきた秘密を打ち明けるのです。
それは「自分はずっと姉の柚葉に守られてきた」ということ。
タケミチや三ツ谷たちには「柚葉を守るため、柚葉の分まで自分が大寿に殴られ続けてきた」と話していましたが、それは八戒の嘘でした。
真実は全くの逆で、「弟の八戒を守るため、柚葉が八戒の分まで殴られ続けてきた」のです。
三ツ谷との出会いをきっかけに、八戒が「自分が柚葉を守りたい」という意識を持ったところまでは本当です。
それでも八戒には「柚葉を殴るのはやめろ。柚葉のぶんも俺を殴れ」と言い出す勇気まではなかったんですね。
八戒を守るため「自分が二人分殴られる」と大寿に逆らったのは柚葉のほうでした。
さらに柚葉は「八戒は女に守られているようなダセェやつ」という非難の声からも八戒を守りたいと思ったのでしょう。
実際に柚葉は、八戒が嘘を告白して「最低じゃん」「ダッサ」などと周りから非難されたとき、「オマエらには関係ない、アタシが自分で決めたことだから八戒は悪くない」と言って弟をかばっています。
おそらく柚葉自身が「アタシが八戒に守られていることにしよう。八戒にもそう言わせておけば、八戒は恥ずかしい思いをせずに済む」と考え、嘘を思い付いたのでしょう。
このように八戒の秘密と嘘は、どうしても大寿には逆らえなかった八戒の弱さと、なんとしても八戒を守りたかった柚葉の強さによって生まれたものでした。
八戒の嘘を打ち明けられたタケミチと三ツ谷は「ダセェな」と非難しつつも、「オレはもっとダサかった」「逃げてんのはオマエだけじゃねえ」と言って、八戒のことを決して見捨てませんでした。
こうして東卍の仲間たちの頼もしさに勇気をもらった八戒は、今度こそ自分が柚葉を守るため大寿に立ち向かっていきます。
第12巻102話で八戒が黒龍の特攻服を脱ぎ捨て、東卍弐番隊副隊長として大寿に堂々と宣戦布告をしてみせるこのシーン。
東卍と十代目黒龍の抗争を描いた「聖夜決戦」編の一番の見せ場といってもいいでしょう。
柴八戒は未来で死亡?現在はモデルとして活躍している?
柴八戒を殺したのはマイキー?
第9巻71話の現代(=未来)で初登場した八戒は、タケミチらと同じ東卍幹部の一人として生存しています。
稀咲に殺されかけていたタケミチを助け出した一虎の話では、この現代での八戒は十代目黒龍のボスを殺して十一代目を継いでおり、悪事で稼いだ金で東卍を腐らせた一因と言われていました。
しかしその後タケミチが過去に戻って「聖夜決戦」で奮闘したことで、十代目の大寿が殺される過去は変わり、八戒が十一代目黒龍を継ぐ現代を回避することにも成功。
東卍を巨悪化させる一因が排除されて現代が好転していると思いきや、「聖夜決戦」後にタケミチが戻ってきた現代で八戒は死亡していました。
タケミチが橘直人から聞いた話によると八戒の死因は「焼殺」で、八戒を含む東卍の主要メンバーを殺したのはマイキーでした。
実際に第14巻118話でマイキーは八戒の死に際を思い出しており、火の手のあがる倉庫のような場所で両手を拘束されている八戒と、それを無表情で見下ろすマイキーの姿が描かれています。
八戒ら東卍メンバーが殺された理由はハッキリとは明かされていませんが、タケミチと再会したマイキーは「難しいことは大抵、人を殺せば解決する」「邪魔なもんは消しちまえばいい」と語っています。
おそらくマイキーが悪の道へ堕ちてゆくのを止めようとした八戒が、マイキーにとって邪魔な存在になり殺されてしまったのでしょう。
柴八戒の未来は海外で活躍するトップモデル?
このように東卍主要メンバーが全員死亡している最悪の現代を経て、再び過去にタイムリープしたタケミチは「関東事変」と呼ばれる抗争で宿敵の稀咲と決着をつけます。
そして東卍の解散を見届けたあとにタケミチが新しい現代へ戻ってきた第22巻193話で、旧東卍メンバーは無事に生存しています。
バイク好きだったドラケンがバイク屋、裁縫が得意だった三ツ谷がファッションデザイナーになるなど、それぞれが過去と関係のある職業に就いている中、八戒は海外で活躍するトップモデルになっていました。
八戒がモデルの道に進んだ経緯については、過去でマイキーが未来の東卍メンバー宛てに書いた手紙にヒントが含まれています。
手紙の中でマイキーは12年後の東卍メンバーがそれぞれ何をやっているかを想像しており、八戒には「三ツ谷の事大好きだから近い仕事かな」と書き残していました。
三ツ谷はファッションデザイナーになっているので、ファッションモデルになった八戒の将来をマイキーはかなり的確に想像していたことになります。
マイキーの言う通り、三ツ谷のことが好きで行動を共にしているうちに八戒も自然とファッション関係の道に進んでいったのかもしれません。
ちなみにモデルになっても奥手な性格は変わっておらず、第22巻194話では八戒のマネージャーになった柚葉が「(街中で)ファンの女の子に囲まれた八戒がフリーズして大変だった」とため息混じりに語る場面も。
また、柚葉から異常と言われていた「三ツ谷愛」も健在で、タケミチのタキシードを採寸する三ツ谷の仕事ぶりを横から眺めながら「あー…マジ真剣な横顔イケメン…」とつぶやいています。
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