ハコイリのムスメ最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画ドラマ】珠子と紀之その後の最後はどうなる?

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今回は、そんな『ハコイリのムスメ』の最終回・結末はどうなったのか?を分かりやすく解説します!

『ハコイリのムスメ』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める

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『ハコイリのムスメ』あらすじ紹介!

ハコイリのムスメはcookieで2015年から2021年まで連載されていた少女漫画です。

 

主人公の園田珠子(そのだ たまこ)は祖父が一代で財を築いた園田家の孫娘です。

 

お嬢様学校に通い、門限や外出制限を厳しく課せられる環境で育った箱入り娘ですが、素直で明るい性格の高校3年生。

 

そんな珠子にも初めての彼氏が出来ます。

 

卒業したら上京すると彼氏に告げられた珠子は、彼との夢の東京生活を実現するため祖父を説得しようと試みますが、撃沈してしまいます。

 

そんな時に出会ったのが同じ高校3年生の津川紀之(つがわ のりゆき)、彼は地元の名料亭「つがわ」の長男で、経営に困った両親が珠子の祖父に融資を頼み断られていたのです。

 

融資を頼み頭を下げる紀之の両親が目に入っていなかった珠子でしたが、津川家の事情を知り、大学進学を諦めかけている紀之を助ける為、祖父に「東京に行かず、家にずっといるから津川さんを助けて欲しい」と頼みます。

 

初めは驚く園田家の面々でしたが、母親が珠子は紀之の事を好きなのだと勘違いしたことで、紀之と珠子の結婚を条件に津川家を助けるという条件が祖父から飛び出してしまいます!

 

初めは断固拒否する紀之ですが、珠子から「大学を卒業したら婚約解消すればいい、それまでの偽装婚約にしましょう」と提案され、条件を飲み、結納を交わす事になります。

 

お互いに大学生活は楽しもうと決めていた二人でしたが、「東京では一緒に暮らしてもらう」という祖父の条件からドキドキ・ワクワクの二人の東京生活が始まるのでした。

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『ハコイリのムスメ』登場人物紹介!

『ハコイリのムスメ』の主要な登場人物を簡単に解説します!

園田珠子(そのだ たまこ)

お嬢様学校に通う高校3年生。

 

祖父が一代で築き上げた園田の孫娘で厳しくも大切に育てられた生粋の箱入り娘。

 

明るく素直で優しい性格の持ち主ですが、世間知らずな為、トラブルに巻き込まれやすい体質で、紀之に助けられながら日々成長していきます。

津川紀之(つがわ のりゆき)

料亭「つがわ」の長男です。

 

とにかくイケメンで頭脳明晰、スポーツ万能で年の離れた弟のヒロくんの面倒も見る優しい人柄です。

 

何不自由なく暮らして苦労知らずの珠子に最初はきつく当たりますが、大学進学や両親の為に珠子との偽装婚約に同意します。

 

はっきりと物を言うタイプでドライな一面もありますが、しっかり者で珠子をきちんとサポートし、守ってくれる存在です。

 

おじいちゃん

一代で財を築いた資産家で、珠子の祖父。

 

珠子にとっては逆らえない怖い存在ながらも、きちんと怒ってくれる頼りになる存在です。

お母さん

珠子の母。

 

珠子が紀之を好きなのではと勘違いして、一緒に東京に行かせてやろうと言い出したのがお母さんです。

 

少し天然な感じですが、珠子のサポート的な存在でおじいちゃんにも物申してくれる人物です。

クマちゃん

津川家に長く使える家政婦さんです。

 

子供の頃から珠子を良く知っており、珠子が信頼を置いている人物です。

 

無表情ながら常に冷静で鋭い視点をもっていて、紀之からも一目置かれる存在ですが、プライベートは謎に包まれています。

佐久(さく)

大学に入って最初にできた珠子の友達で、珠子のよき相談相手です。

木嶋卓(きじま たく)

紀之の幼馴染で大学も一緒に進学します。

 

一見軽そうなイメージですが、紀之の事をよく知っているため、適格かつハッキリとしたアドバイスをいつもする人物です。

 

珠子と紀之の大きな助けとなってくれるキャラクターです。

 

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『ハコイリのムスメ』最終回に至るまであらすじ紹介!珠子と紀之の二人暮らしの始まり

『ハコイリのムスメ』の最終章までのあらすじを紹介します。

珠子と紀之の二人暮らしの始まり

婚約を済ませた二人に祖父が出した条件は、“東京で一緒に暮らす事”でした。

 

お互いに大学生活は自由に楽しもうと思っていた二人でしたが、祖父が用意してくれた東京のマンションで二人暮らしを始めます。

 

大学では2人の関係を隠し、遠い親戚とすることや、一緒に暮らす上で“お互いに干渉しない”というルールを決めます。

 

しかし彼氏との楽しい東京生活を楽しみにしていた珠子が、入学早々彼氏に振られてしまい、夜中の2時に帰宅すると紀之に怒られます。

 

泣きながら彼氏に振られたと話す珠子でしたが、“干渉しない”と言いながら心配して慰めてくれた紀之に感謝するのでした。

ハプニングを乗り越えて付き合う2人

世間知らずの珠子は、ある日先輩に飲まされて酒に酔い、連れて行かれそうになるのを紀之に助けられます。

 

家に連れて帰ると、酔った珠子から「大学生活を楽しまないともったいない」と言われた紀之は、卓の誘いでフットサルサークルに珠子と一緒に入会する事にします。

 

そこで知り合った彼女のいる先輩を好きになった珠子は、先輩から告白され、罪悪感を持ち悩んでしまいます。

 

紀之に相談する珠子でしたが、喧嘩になってしまい“先輩とデートする”と告げて家を出て朝帰りをします。

 

外泊した珠子に腹を立てていた紀之でしたが、なぜこんなに自分が怒っているのかふと考え、珠子への気持ちに気付き始めます。

 

悩んだ末、2人の深い絆に気付き、断る事にした珠子でしたが、サークル内で“先輩とキスしていた”という噂が広がり、問い詰められることになります。

 

しかし、噂が広まる前に先輩と話し一緒に外泊していなかった事や、付き合わなかった事を聞かされていた紀之は“珠子とキスしていたのは自分”だと名乗り出て珠子を助け事態は収まります。

 

そんな矢先、大学内で知り合った綾乃(あやの)という医学生の家庭内暴力に珠子が巻き込まれる事件が起きます。

 

無事ではあったものの、精神的に不安定な珠子を紀之は優しく支えます。

 

その事件がきっかけで紀之の存在の大きさに気付く珠子、紀之もまた同じ想いを抱いていたのです。

 

落着きを取り戻した珠子と2人でピクニックに出かけたある日、紀之は珠子に「好きだから付き合いたい」と思いを伝えます。

 

珠子も紀之の事が大好きだった為、「よろしくお願いします」と答えます。

 

お互いに偽装婚約だからと気持ちに気付くのが遅い2人でしたが、付き合い始めるのでした。

 

会えなかった父の存在

付き合い初めて幸せに暮らしていた2人の元にある日、珠子の妹だという百香(ももか)と名乗る女の子が訪ねてきます。

 

百香は生き別れていた珠子の父の再婚相手の連れ子だったのです。

 

劣悪な環境で生活していた百香は、珠子の存在を知り、血の繋がりのない珠子を頼って家出をして来たのです。

 

関わらないように注意を受ける珠子でしたが、何か力になってあげたいと思い、2人が暮らす家に百香をしばらく住まわせる事にします。

 

最初は大人しかった百香ですが、自分と違って何でも持っている珠子に次第に嫉妬していきます。

 

珠子のお金を盗んで使ったり、紀之を脅したりと行動は段々とエスカレートしていき、自殺までほのめかす百香に珠子と紀之は振り回されてしまいます。

 

家から出ていくように告げる紀之と喧嘩してしまった珠子は、いつまでも百香を置いておく訳にはいかないと考え、大好きだった父親が幼稚園の時にいなくなったと百花が話していたのを思い出し、父の事を知る為、母親に話を聞く事にします。

 

母から今まで聞かされる事のなかった父の話を聞いた珠子でしたが、事情を察した母親が弁護士の敬一郎(けいいちろう)に連絡し、千葉で暮らす父を探しだすのでした。

 

見つかった父親が百香の事を気にかけており、引き取りたいと言っているのを知った珠子は、百香にそれを話し、翌日迎えに来るという場所に紀之と2人で付き添う事にします。

 

待ち合わせ場所から少し離れた所で百香と別れた2人は、陰ながら様子を伺う事にします。

 

現れた父親と目が合ったにも関わらず気付かれなかった珠子は、百香だけの父親になってしまったと落ち込み泣いてしまいます。

 

そんな珠子を見て、紀之は珠子の母親が幼い頃の珠子の笑顔に元気付けられ、珠子の笑顔はお父さんにそっくりだと言っていたと話し励ますと、父親はいなくても今の家族に愛されていると気付き元気を取り戻す珠子でした。

揺れる気持ち

付き合って1年半経った頃、デート中の2人はある女性に遭遇します。

 

ただの紀之のバイト先の新人だと思っていたその女性は珠子の小学校時代の同級生でもあったのです。

 

彼女の名前は楓御紀(かえで みき)、自分の生きる道としてクライミングを選び、そのためにアルバイトをして生計を立てていました。

 

仕事での息もピッタリで、仲良くなっていく楓と紀之。

 

自分のやりたい事がわからず、園田家に入る決心も出来ずにいた紀之は楓の人間性に大きな影響を受けます。

 

楓のクライミングを見に行ったある日、2人の微妙な空気を感じた珠子はお互いに惹かれ合っているのではないかと不安な日々を送るようになります。

 

そんな矢先、園田家と親しい弁護士の敬一郎(けいいちろう)が家に訪ねてきます。

 

弁護士を辞めて園田不動産の仕事を始めると言う敬一郎に珠子は泣きながら感謝しますが、敬一郎は紀之に「中途半端に園田家に入る事を考えてもらっては困る」と一喝します。

 

見透かされた事を言われ思い悩む紀之は、腹を括る為夏休みの間旅に出たいと珠子に話します。

 

楓への想いに揺れる紀之や将来について複雑な想いの珠子でしたが、楓がアメリカに行くと知り、紀之に「私だけを好きな紀之さんしか欲しくない!」と言い本当の本音で判断して欲しいと伝え楓の元に向かわせます。

 

不安ながらも信じて待つ珠子の元にすぐに帰ってきた紀之が出したのは、これからも珠子と一緒にいる、それが自分のやりたいことの一つだという答えで、珠子は紀之を信じようと決めるのでした。

 

トラブルから生まれた大きな出会い

少し落ち着きを取り戻した2人の日常に新たな波がやってきます。

 

ある日サークルにいきなり登場したミーという強烈キャラの女の子、彼女は紀之に一目惚れして、サークルに入会します。

 

苦手なタイプにうんざりする紀之、そこにミーを大人しくさせるからとユラというイケメンが現れます。

 

一見人当たりの良いリア充キャラのユラですが、実は過去に何度もトラブルを起こしては親の金でもみ消していた問題児だったのです。

 

高校時代に親友から彼女を奪い、優越感を覚えていたユラは、紀之の写真を見た時に過去の親友を思い出し、同じ優越感に浸る為2人を別れさせようと企んでいたのです。

 

しかしユラの誘いに簡単になびかない珠子にしびれを切らしたユラは、知人を使って珠子を襲わせようとします。

 

無事に戻ってきた珠子でしたが、紀之は激怒!しかしその日を境にミーとユラ2人とは音信不通になります。

 

そんな中、もう一人音信不通になっていたサークルメンバーがいました、後輩の大森ちゃんです。

 

年末の帰省の日、紀之は偶然大森ちゃんに遭遇しますが逃げるように立ち去って行きます。

 

すぐ傍にいた大森ちゃんの姉にひっぱたかれ、怒鳴られた紀之は事情を察し、「人違いしていますが、事情は大体把握できたので、いつでもサークルに戻ってくるように」と伝言を頼みます。

 

そう、大森ちゃんはユラに遊ばれて傷付き、サークルに顔を出せなくなっていたのです。

 

後日、謝罪がしたいからと家に招かれた紀之は、大森ちゃんの実兄が自分の好きな作家、大森達夫(おおもり たつお)、だと知り驚きます。そしてこの出会いが後に紀之の将来に大きな影響を与える事になるのです。

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漫画ドラマ完結ラスト『ハコイリのムスメ』最終回結末ネタバレ!珠子と紀之のその後の最後はどうなる?

『ハコイリのムスメ』の最終章のネタバレです。

自分らしさを見つける珠子

大学の仲間が就活を始める時期がやってきました。珠子は紀之が本当に園田家に入ってくれるのか心配だったので、意を決して紀之に「就活はどうするの?」と聞きますが、紀之は「園田不動産に入るからしない」と答えます。

 

園田家に入る決心をしてくれたと喜ぶ珠子ですが、不本意に園田家に入ると言っているような紀之の言葉が引っ掛かり、友達の佐久に相談します。

 

「津川は不本意な結婚はする人じゃないと思う」という佐久の言葉に悩んでいた気持ちがスッと晴れる珠子、改めて園田家に入る決心をしてくれた紀之に何かお礼がしたいと考え、悩んだあげく祖父に内緒でアルバイトをすることを決意します。

 

初めてのアルバイトは思った以上に大変でした。面倒な人間関係や仕事でのミスに疲れる一方で、友人の活躍や就活を頑張る姿を目の当たりにし、自分には何もないと落ち込むようになります。

 

ずっと一人で悩みを抱えていた珠子でしたが、ある日紀之に相談すると「俺がこんなに一緒にいて楽しいと思える珠子もすごい」と言われ自信を取り戻すのでした。

 

改めてバイトに精を出す珠子でしたが、人間関係は悪化、紀之と付き合っているとわかるとイジメに発展していきます。

 

ある日初めてのクリスマスに紀之からプレゼントされたネックレスをバイトの先輩に故意に失くされた珠子は悔しさと不甲斐なさに号泣します。

 

それでも目標金額の為に最後までバイトをやり遂げる珠子は最終日にお客様から感謝の言葉をもらいます。

 

バイト終わりにネックレスを失くした先輩からまた絡まれますが、迎えに来てくれた紀之が撃退、色々大変だったけど、働く事や接客の楽しさを学んだ珠子の社会人デビューは無事に終了、紀之とお祝いをしに行くのでした。

園田家の跡取りの憂鬱

珠子がバイトしている間、紀之は自分の好きな作家大森と親しくなり、バイトをして欲しいと頼まれていました。

 

自分のやりたい事に深入りしないよう断った紀之でしたが、珠子にすすめられてバイトを始める事にします。

 

珠子は一人実家に帰省しますが、翌年からの紀之との生活に備えて準備がしたいというと、“紀之とは結婚するまで一緒には住ませない、4~5年先”だと言われてショックを受けます。

 

祖父が言った事は絶対の家で育った珠子は紀之と一緒に暮らせない事に落ち込みますが、そんな珠子を心配して遊びに来てくれた綾乃と佐久に相談します。

 

「おじいちゃんに早く認めてもらえるように頑張るしかないよね」という珠子に対し綾乃は、“紀之の負担が大きすぎる、お互い一緒に暮らしたいなら自分も何かすることがあるんじゃないのか、同棲したくらいで見放すような薄情な家なのか”と言われ、綾乃と険悪なムードになってしまいます。

 

園田家の跡取りとして育てられ、家を出る事も祖父に逆らう事も出来ない珠子は思い悩む事になります。

 

紀之の決意

年明け、実家から戻った珠子は紀之と穏やかな日々を送っていました。

 

紀之は大森の元で働くうちに、自分が書き手としてやっていきたいと思い始めていました。

 

そんなある日、話があると言われた珠子は、紀之から「園田家には入らない、やりたい事がわかって腹が決まったから話そうと思った」とジャーナリストを目指す覚悟を告げられます。

 

その覚悟の確固たる強さを見た珠子は「園田家に収まる人ではないと思っていた、約束通り私から婚約解消するね」と答えます。

 

しかし紀之は、「珠子と別れるつもりはない、付き合うのに誰かの許可は要らないから、卒業したら2人で両家に話をしに行こう」と言い、珠子との会話は終了します。

 

後日、大森の家に招待された珠子と紀之は、今後の紀之のジャーナリストとしての活動にアドバイスをもらい、楽しい時間を過ごします。

 

その帰り道、珠子が東京タワーに登りたいと紀之に話します。たまには外で待ち合わせて贅沢なデートがしたい、そしてそのホテルから私は実家に帰るから、と。

 

紀之も賛成し、デートが決まりますが、なぜかその時の珠子がすごく綺麗に見えたのでした。

珠子の決意

大学最後の年末、帰省の前日に約束通り2人はデートを楽しみます。

 

楽しい時間を過ごした翌朝、紀之は珠子に起こされます、送るよという紀之に珠子はある決意を話し始めます。

 

「紀之さん4年間楽しかったありがとう、お付き合いは終わり、紀之さんを振ります」

 

そう。思い悩んでいた珠子は紀之との別れを決めていたのです。

 

“婚約破棄しようとしても無駄だ”と答える紀之の言葉を遮って珠子は話し続けます。

 

園田家はそんなに甘くない事、借金などのハンデを背負ってやりたい事は本当にできるのかという事、このままでは誰も幸せになれない、だから誰にも痛手を負わせず自分で言い出したことにケリをつけたいという内容でした。

 

何も言えない紀之に珠子はさよならを告げて地元へと帰ります。

 

2人で暮らした部屋に戻り、ここにはもう珠子は戻らないと実感し、涙する紀之。

 

こうして2人の生活は終わりを告げたのでした。

 

年が明けて正月を迎えた園田家では珠子が祖父に話しをしていました。

 

“紀之は園田家に入らない、別れる事にした”と話す珠子に祖父は大激怒、津川家には代償を払ってもらうと言い出します。

 

珠子は“津川家に何かしたら家を出て戻らない”、“津川家を守ってくれるならずっと家にいます”と条件を出し、どちらか選んでと言いますが、「自分の祖父を脅す気か!」と怒らせてしまいます。

 

しかし動じず、引かない珠子の様子を見て祖父はどちらを選ぶか考える事になります。

 

珠子が愛する人と結婚し、子供を産む、それを強く願っていた園田家でしたが、祖父が出した答えは“津川家を守る”でした。

 

珠子からの一歩的な婚約解消という形で話しをまとめてくれた祖父に珠子は深く感謝するのでした。

 

2人の再会

大学卒業から2年のが経ち、珠子は卒業後にバイトでの経験を活かしてキッチンカーを開業していました。

 

祖父は珠子の結婚相手を探していましたが見つからず、敬一郎に相談します、すると敬一郎から「2人の婚約の始まりは爺さんが紀之に一目ぼれした所から始まったんじゃないのか」と指摘され、ハッとするのでした。

 

後日、クマちゃんから来客があると呼ばれた珠子は旦那様が気に入ればその方が珠ちゃんの婿になると言われ、覚悟はしていたものの、この日が来たかと玄関に向かいます。

 

そこにはなんと紀之が立っていました!

 

世界を旅しながら動画配信していた紀之を祖父が呼び戻していたのです。

 

驚く珠子の前で祖父は紀之に「敬一郎が家業を継ぐので生業は何をしても構わない、改めて珠子と結婚し、園田家に入ってくれまいか」と頼みます。

 

紀之は簡潔に答えます。

 

「はい、よろこんで。」

やっと手に入れた幸せの形

再会から1年が経ち、2人はささやかな結婚式を挙げていました。

 

紀之は海外と日本を忙しく行き来していましたが、日本にいるときは祖父の話し相手になり率直な意見を返せるいい関係を築いていました。

 

そんなある日、珠子の匂いや表情に何度か“ん?”と異変を感じた紀之は珠子の妊娠に気付きます。

 

珠子の妊娠に園田家の面々は大喜びしますが、祖父は過去の自分が仕事の事しか考えず生きてきたことを後悔するように紀之に話すようになります。

 

そして珠子と紀之の子供が生まれると、珍しく花束を抱えて病室に現れる祖父、みんなそんな姿に驚きます。

 

子供は2人で見に行く、と祖父を連れて病室を出る紀之。

 

そんな2人を見て珠子が言います。

 

「おじいちゃんは園田家の誰にも弱い所を見せられなかったけど、紀之さんとはお互い気を遣わずに話が出来る、それが1番良かった」と。

 

紀之と2人で子供の顔を見に行く途中、自分の娘も孫の珠子も女の子だった事にがっかりしたと話す祖父でしたが、生まれた子供を見て「全ての赤ん坊が可愛いに決まっているな」と涙する祖父。

 

こうして2人の偽装婚約は本物のハッピーエンドを迎えたのでした。

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