「ハクメイとミコチ」は漫画誌ハルタで2012年から連載されている漫画です。
漫画のほかにもアニメ版が2018年に放送されています。
オリジナルのストーリーのほかに、解説本「ハクメイとミコチ・ワールドガイド足元の歩き方」も販売されており、物語の奥深さやファンの多さが伺えます。
ハクメイとミコチは、自然豊かな森の中で暮らす、身長９センチの小人の女の子たち。
動物や昆虫など様々な仲間が登場し、おしゃべりをしたり、仕事をしたり、一緒に社会生活を営んでいます。
彼らの住む森や街の様子はとても美しく、生い茂る木々や花々、活気あふれる街の様子などが精細に描かれており、カラーのページは色使いも豊かで、とても優しい雰囲気が溢れています。
その美しく丁寧な画風は「ハクメイとミコチ」の人気の理由のひとつでもあります。
そんな「ハクメイとミコチ」の最終回や結末の予想をご紹介します。
『ハクメイとミコチ』は漫画アプリ『マンガBANG！』にて無料で読める？
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『ハクメイとミコチ』は完結した？最新巻は何巻？
原作は完結した？
結論から述べますと、『ハクメイとミコチ』は完結していません。
2023年1月現在、11巻が最新刊となっています。
2024年1月15日発売予定の12巻では、ハクメイは新米大工として、ミコチは裁縫の腕を買われて衣装の発注を受けるなど、それぞれが新たなステージで活躍します。
『ハクメイとミコチ』の世界観は悠久的で物語の終わりは見えません。
ふたりの活躍がまだまだ楽しめそうです。
【1月14日発売】『ハクメイとミコチ』11巻 （著・樫木祐人）
身長9センチの挑戦！慣れた職場を離れ、不慣れが続くハクメイ。一方ミコチも珍しい仕事の依頼を受ける。ふたりが辿り着く新しい境地とは？
（もちろん食べたり遊んだりも沢山してます）巻末にはミニイラスト集も収録！ pic.twitter.com/ds7Lk711pq
— ハルタ (@hartamanga) January 11, 2023
最新巻は何巻まで出ている？
2023年1月現在、コミックス11巻が最新刊となっていますが、2024年1月15日に12巻の発売が予定されています。
これまで年１回のペースでコンスタンスに単行本が販売されています。
定期的に発売されることは、ファンにとってはうれしいですね。
あと何巻で完結する？
『ハクメイとミコチ』は悠久的な物語で、時間の流れがあまり感じられないこともあり、物語があとどのくらい続くのか予想が難しいですが、あと４～５巻はかかると思われます。
ハクメイとミコチ、仲間たちとのマキナタでの楽しく陽気で豊かな暮らしを見守っていきましょう。
『ハクメイとミコチ』最終章に至るまでのネタバレまとめ
ハクメイはどこから来た？ミコチとの出会いは？
ハクメイは昔、緑尾老（しっぽの先を緑に染めた狼の老女）率いるキャラバン隊と共に旅をしていましたが、マキナタに足を留めることとなり、引っ越し先の住所を間違ってしまったことからミコチの家に転がり込むことになりました。
活発でガテン系のハクメイと、料理や裁縫が得意なミコチ。
でこぼこなふたりの日常生活には思わぬハプニングや、楽しい出来事がたくさん溢れています。
小人や動物、昆虫など、楽しい仲間たちとの暮らしはどうなる？？
ハクメイとミコチの物語では、ハクメイとミコチのような９センチほどの大きさの小人をはじめ、昆虫や動物、付喪神までもが登場して日常生活を送っています。
みんな普通に会話したり、仕事をしたり、異種同志で結婚している夫婦も。
緑豊かな森や、賑やかで活気にあふれた街の暮らしは、眺めているだけで楽しく、心が温まります。
小さな喧嘩はあっても、大きな争いや政治問題などがあるわけでもなく、みんな穏やかで堅実な暮らしを営んでおり、この平和な日常はずっと続いていくと思われます。
個性的なキャラクターたちの以外な素顔！これからの展開は？
「ハクメイとミコチ」の魅力のひとつは、個性ゆたかな登場人物たち。
物語が進むにつれ、それぞれの関係はより深いものとなり、以外な一面を知ることができます。
物静かでまじめに研究にいそしむセンが、研究途中のトラブルを解決すべくハクメイと一緒に歌を歌ったり、マイペースで自分の時間を楽しむことが多いジャダがハクメイとミコチの家にお泊りすることになって、様々なもてなしを心の底から楽しい！と感じたり。
友達どうしの関わりの中で、自分でも気が付かなかった変化を見つけることは、人生がより豊かになることでもあります。
これからも以外な一面、小さな変化をたくさん見せてくれることでしょう。
『ハクメイとミコチ』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ！ハクメイとミコチの生活は続く？
豊かな才能の持ち主、ミコチがさらに活躍する？
ミコチは料理だけでなく、裁縫や歌の才能に長けています。
そして、何に対してもやるときは全力で取り組みます。
料理については彼女の作る保存食は大人気でリピーターも多く、祭りで料理を出せば完売するほど。
また、裁縫については、有名な洋服のコンテストではミコチをモデルにして、旅人が集まる街マキナタをイメージしてデザイン・製作した服が準優勝に輝くなど、相当な腕を持っています。
今後彼女がさらに腕を磨きがかかり、彼女の憧れるブランド「ナイトスネイル」と改めて競う機会があるかもしれません。
そして、有名なブランド「ナイトスネイル」より高い評価を受けるようなことがあれば、彼女の生活は一変するかもしれません。
彼女が新しいステージに羽ばたいていくという展開があるかもしれません。
生まれながらの旅人、ハクメイが新たな旅へ？？
マキナタにふらりと現れ、ミコチと共に暮らすようになったハクメイですが、彼女も彼女の父親も生粋の旅人です。
ミコチが幼い頃、旅人だった父親が語っています。
旅人には特に特別な旅立ちの日というものがあり「ほら今だ、行っといで」という声が聞こえるのだと。
その声がいつか、ハクメイに届くことがあるかもしれません。
ハクメイが新たな旅立ちを迎える日は訪れるのでしょうか。
ハクメイとミコチの関係は？ふたり暮らしは続く？
ハクメイもミコチも豊かな才能と、仕事に対する情熱を持っています。
それぞれの分野で活躍し、経験を積んでいくうちに、おのおの新たなステージに向かって羽ばたいていくことも考えられます。
ハクメイは大工として更なる技術を身に着けるべく、他の街の建設業者に移ることがあるかもしれませんし、または、しばらく落ち着いていた旅人の血が騒ぎだしてミコチのもとを離れることになるかもしれません。
ミコチも彼女は社会的な成功を望むような性格はしていませんが、社会が彼女を求めて誘いをかけてくる可能性は十分にあります。
ハクメイとミコチ、それぞれが活躍していく中で、いつか別れの日が訪れるかもしれません。
しかし、ふたりがこれまでの暮らしの中で重ねてきた日々はかけがえのないものであり、一緒に暮らすことがなくなっても、ふたりの絆が断ち切れることはないでしょう。
『ハクメイとミコチ』主要キャラクターを紹介！
ハクメイ（薄明）
主人公のひとりで、ボーイッシュな23歳の女性。
長旅の末に縁あって、ミコチの家で一緒に暮らすようになりました。
天真爛漫、竹を割ったような性格で言葉遣いや行動が男らしいので、中性的な雰囲気なキャラクターです。
旅が好きな行動派で、木の葉でテントを使って野宿したり、大きな魚を釣ったり、竹を割って露天風呂を作るなど、様々な経験と知識を持っています。
仕事熱心で、高い志と集中力で大工仕事や修理業務をこなし、職場の仲間の男性たちからも信頼れるほど。
活動的な彼女ですが、読書家の一面もあり、図書館の司書にも負けないほどたくさんの本を読んでいます。
運動神経が良いのにカナズチであることや、歌がすごく苦手なところはご愛嬌。
誠実で懸命で仕事熱心、ガテン系の職場でも皆に愛される頼もしい女の子なのです。
今月号のハルタの、ハクメイとミコチ
このコマ好き pic.twitter.com/8Kbu8Iz8tH— テッド（武装神姫、FA:G等アカ） (@ted27182818) June 15, 2021
ミコチ（美東風）
物語のもう一人の主人公ミコチは、長い黒髪がきれいな24歳の女の子。
活動的なハクメイとは対照的に、インドア派で裁縫と料理が得意です。
「いざとなれば酒と料理でうんと言わせるわ」というほどの料理の達人であり、その腕前で喧嘩を仲裁したり、友達との中を深めるなど、たくさんの人の胃袋をわしづかみにしてきました。
物語の随所で描かれる料理はとても美味しそうで、食べてみたいと思わせるものばかり。
家が焼け野宿になったときでも、あり合わせの干し肉と積んできた野草でリゾットを作るなど、ミコチの作る料理の描写は「ハクメイとミコチ」の魅力のひとつでもあります。
裁縫の腕前も相当なもので、洋服のコンテストで準優勝に輝くなどの実績を持っています。
料理や裁縫のために買い出しに出かけた時は、素材の良し悪しを見極めたり、どこまでも歩き続けたり、作るものに対するイマジネーションを膨らませるなど、その集中力、情熱は、仕事熱心なハクメイに負けないほど。
ふたりがお互いを大切なパートナーとして認めあっているのは、こうした似た者同士であるということが大きいのかもしれません。
コンジュ（胡飲酒）
ハクメイとミコチが暮らす街、マキナタの歌姫。
数々のイベントやコンサートにゲストとして呼ばれたり、路上演奏には遠方から足を運ぶファンがいるほどの人気ぶりです。
マキナタの収穫祭でコンジュとミコチ、ふたりの歌姫が選ばれたことが初めての出会いでした。
歌がうまいという自覚がないミコチに対して、歌姫のプライドを傷つけられてしまったコンジュでしたが、本番直前に喉を傷めてしまったところをふたりに助けてもらったことで大の仲良しになりました。
好きなことはとことん楽しみ、自分の気持ちをはっきり言う性格ですが、友達の気持ちには人一倍敏感な一面も。
お酒が好きで、飲み騒いだり、酔って隣人の家に転がり込んだり、なにかとお騒がせな彼女ですが、誰からも愛されています。
セン（泉）
静寂を愛する物静かな女性で、生命専門の研究科。
音に反応するランプを使って生物の骨を動かすことができ、ハクメイとミコチとの出会いも、彼女が動かしていた魚の骨が暴走してミコチが驚いたことがきっかけでした。
人一倍まじめで、フグの骨でできた潜水艦で湖の底にもぐっているときも「水中散歩だ」とはしゃぐハクメイに「これは潜水実験だ」とカツを入れるほど。
しかし、ハクメイとミコチの失敗から住む家を燃やしてしまったときは、魚の骨を大胆に使って家を再建してあげるなど大胆な発想力と友達想いな一面を見せました。
そんな良い友人のセンですが、生真面目で頑固な彼女は陽気で人騒がせな歌姫コンジュとはなかなか気が合いません。
ふたりが町の飲み屋でばったり居合わせたときは、センはあからさまに怪訝そうな顔をするほどでした。
しかし、何度も衝突したり、仲直りを繰り返して少しずつ距離は縮まってきており、今では仲間みんなで温泉旅行に行ったりするようになりました。
ジャダ
ダチョウの卵の殻で造られた美容室「翡翠の卵」を経営する美容師の女の子。
マイペースで気まぐれなところがあり、経営している美容室も気分ややる気次第で不定休にするなど、独特なペースで過ごしています。
気負わない性格で、ハクメイとミコチと出会ってすぐに仲良くなりました。
モヒカンが大好きで、誰にでも薦めますが腕は一流。
ハクメイをキュートなベリーショートにしたり、人気役者のカーネリアンに一目置かれているなど、技術力は大したものです。