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『はなにあらし』4巻は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で読める
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【最新版】サンデーうぇぶりの使い方やメリットを徹底解説！おすすめ漫画ランキングも紹介！
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『はなにあらし』4巻 ネタバレ紹介！
第37話◆ちどり の かくれんぼ
家でゆっくりと過ごしていた千鳥。
すると、急になのはから電話がかかってきて、千鳥は驚きます。
家族に会話を聞かれないように脱衣場に駆け込み、会話を続けます。
千鳥が、「どうかしたの？」と尋ねると、「ん？やー、なんていうか・・・声とか聞きたいな・・・って」と答えるなのは。
千鳥はそれを聞いて照れます。
その時、千鳥の祖母が大声で、「ちーちゃんスイカ食べるー！？」とドア越しに聞いてきたので、千鳥は焦り、家族に会話を聞かれない場所を探してうろうろします。
電話の向こうから千鳥と家族のやり取りが聞こえてきて、なのはは微笑みます。
なのはは気を遣って、「大丈夫？取り込んでるなら切ろうか？」と聞きますが、千鳥は「や・・・ヤダ！」と答え、最終的に押し入れの中で電話を続けることにしました。
なのはが、「千鳥、おうちで『ちーちゃん』って呼ばれてるの～？」とからかうと、「ちーちゃんって呼ぶのはおばーちゃんだけだし・・・基本は『千鳥』だもん！」と言い返します。
なのはがさらに、「ちーちゃん♡」とからかうと、千鳥は「もーっやめてよ！！」と恥ずかしそうな様子。
少し間があって、なのはが「・・・千鳥、すきだよ・・・」と言うと、千鳥も「私も・・・」と答え、二人とも真っ赤になるのでした。
第38話◆みんな で かいすいよく①
いつものメンバーで海水浴に来ています。
なのは・あすみ・梨香子が千鳥・伶を探していると、2人が遅れてやってきました。
伶によれば、水着に着替えてみたものの、下着のように見えてしまうのが恥ずかしくて、千鳥が中々更衣室から出ようとしなかったようです。
千鳥は胸が大きい上に、水着も露出が多く、なのはと千鳥は赤面してしまいます。
なのははというと、とてもスタイルが良いので、それを見て千鳥は、（こんなぷよぷよのお腹で隣になんて立てるか！なのはもきっと、恥ずかしいよな・・・こんなのが彼女だなんて・・・）と思います。
その時、梨香子が後ろから忍び寄ってきて、千鳥の胸に触ろうとしてきたので、なのはが注意します。
荷物番を引き受けて、梨香子・あすみ・伶に泳いでくるよう促すなのは。千鳥はほっとします。
3人に呆れつつも、「千鳥も油断しすぎ！」となのはが注意します。
「もーホントその水着！」となのはが言うので、千鳥が「やっぱこれ・・・ダメ！？」と聞くと、「いや、ダメっていうかその・・・めちゃめちゃかわいいから・・・誰にも見せたくない・・・」と言うのでした。
なのはは、自分のTシャツを千鳥に貸して一安心しますが、千鳥が水着の上からTシャツを着ると余計セクシーに見えたので、結局悶々とするのでした。
第39話◆みんな で かいすいよく②
周りには、彼女が浮き輪に乗り、彼氏がその浮き輪を押して、イチャイチャしているカップルがいます。
それを見つめる千鳥。
なのはが千鳥の気持ちを察して、同じことをやろうと提案しますが、千鳥は素直になれません。
結局、大きな浮き輪をレンタルして、そこに千鳥・梨香子・あすみ・伶が乗り、なのはが4人を沖まで押すことになりました。
なのはの頑張りで、沖まで辿り着くと、今度はサメがいるんじゃないかと心配になってきた4人。
なのはが落ち着かせますが、4人の不安は消えません。
するとなのはが、「そん時はわたしが守ってあげるから。ね♡」と言います。
それを聞いて、梨香子・あすみ・伶は思わずときめきます。
しかしすぐに、「そーやっていつも女をたぶらかしてんのか！」と、なのはに言います。
それを聞いた千鳥は、（あーやっていつも女をたぶらかしてんのか・・・なるほど）と複雑な気持ちになるのでした。
第40話◆みんな で かいすいよく③
海を満喫し終えた5人は、それぞれ個室でシャワーを浴びながら、今日の海での出来事について話しています。
梨香子・あすみ・伶が先にシャワーを浴び終えて、更衣室に向かったので、シャワー室にいるのは千鳥となのはだけになりました。
すると、千鳥がシャンプーを忘れてしまったようで、なのはに貸してくれるようお願いします。
カーテンの隙間から顔だけ出して、シャンプーを受け取った千鳥を見て、（そっか・・・シャワー中ってことは千鳥も・・・）と、お互い裸であることを意識して、なのははドキドキしてしまいます。
そうとは知らず、なのはの水着姿を褒める千鳥。
なのはも千鳥の水着姿について褒めようとしますが、「肌とかめっちゃ白くてきれいだし・・・それに・・・なんか全体的にフワフワしててさ・・・もちもちで・・・」と上手く言えない様子。
千鳥はそれを聞いて、「どうせおもちですよ！」と怒ってしまいます。
なんとかフォローしようとするなのはですが、逆効果に。
なのはは心の中で、（だって・・・すごいエッチだったなんて・・・言えないじゃない・・・！！）と、真っ赤になりながら思うのでした。
第41話◆なつ の あらし
お互いの家で、電話で話していた時のこと。なのはが千鳥を花火大会に誘います。
二人で浴衣で、という提案に、テンションが上がる千鳥。
しかし、手帳を確認すると、花火大会の日はオープンスクールが予定されていることを思い出します。
オープンスクールは、入学希望者など、学校外の人に向けたイベントで、千鳥は部活動紹介の仕事がありました。泣く泣く、花火大会は諦めかけます。
オープンスクール当日。
なのはと花火大会に行けそうにないので、部活動紹介も身が入らない千鳥。部室でボーッとしていると、人気の無さを心配したユカちゃん先生が入ってきて、千鳥を励まします。
すると、そこになのはも飛び入りでやってきて、部活動紹介の手伝いをすると申し出ました。
なのはが来たお陰で、安心して先生が部室を出ていきます。
その瞬間、なのはは千鳥に先日の電話のことを問い詰めます。
花火大会に行けそうもない千鳥は、「誰か他の子誘ったほうがいいよ」となのはに言ったのでした。
それについてなのはは、「千鳥さ、わたしと付き合ってるって自覚ある？」と不満げです。
「わたしは、千鳥と行きたかったの！千鳥とじゃなきゃ行く意味ないよ・・・」と続けます。
さらに、部活動紹介を一人で背負い込もうとしていたことに関しても、「もっとちゃんと話し合って、二人で解決していこうってこと」と、伝えます。
それを聞いて、心が温かくなる千鳥。伝えたかったことを伝え、満足したなのはは、早速、新入生の呼び込みのため、はりきって部室を出ていきます。
なのはに言われたことを部室で一人、噛み締める千鳥。そこへ、ある人物が訪ねてきます。
それは、卒業生の五十嵐先輩でした。
「千鳥、久しぶりだね・・・」と話しかけられ、固まる千鳥なのでした。
第42話◆いつか の こと・前編
時間が遡って、千鳥たちが入学した頃のこと。
クラスには知らない人ばかりなので、千鳥はなかなか馴染めず、一人で読書をしていました。
同じクラスにはなのはが居ましたが、この時は名字を知っている程度。
ひとりぼっちの千鳥にも、気さくに手を振ってくれるなのはに対して、会釈しかできない千鳥なのでした。
千鳥はその後、文芸部に入ることにしました。
新入生は千鳥だけだったので、先輩たちは千鳥を可愛がってくれました。
そこへ、1ヵ月ほど海外留学していた3年生の五十嵐先輩が戻ってきて、これをきっかけに2人は知り合うことになります。
千鳥と五十嵐先輩は、好きな本の話題で意気投合し、急速に仲良くなっていきました。
ある日のこと。
まだ長かった千鳥の髪の毛に、ふと触る五十嵐先輩。
千鳥はなんとなく赤面してしまいます。
五十嵐先輩が、「何？照れてんの？彼氏とかこういうことしなかった？」と聞いたので、「いたことないです！」と千鳥は答えます。
「マジ～！こんなに可愛いのに？」と五十嵐先輩が言うと、咄嗟に、「からかわないでくださいよ！今までそんな風に言われたことないし・・・」と千鳥が答えます。
すると、五十嵐先輩はまっすぐ千鳥を見つめて、「マジで言ってるよ？」と言うのでした。
それを聞いて、千鳥は、（・・・私・・・女の人相手になんでこんなドキドキしてんの？）と顔を真っ赤にするのでした。
第43話◆いつか の こと・中編
それからというもの、千鳥は五十嵐先輩への気持ちを段々と自覚していきます。
五十嵐先輩から目が離せないようになったり、ふとした瞬間に先輩を探すようになったり・・・。
そしてついに、（ドキドキするのは、五十嵐先輩だけだ・・・）と、自分の気持ちにはっきり気づくのでした。
それと同時に、女の人を好きになったことに対し、千鳥は動揺と不安を感じます。
そんなある日、部室で読書をしている五十嵐先輩に、千鳥は見とれてしまいます。
先輩が千鳥に気づくと、「あまりに先輩が綺麗だったんで・・・」と、つい言ってしまい、一人で大慌てします。
しかし、五十嵐先輩は、千鳥の髪に優しくキスしながら、「好きだよ。千鳥」と呟くのでした。
その言葉を聞いて、お互いに好きだということに、千鳥は安心するのでした。
それから数日たったある日。部活動を早めに切り上げた五十嵐先輩は、何か用事があるようで、急いで部室を出ていきました。
千鳥が窓の外を見ると、校門の前で彼氏と待ち合わせている先輩を目撃してしまうのでした。
千鳥の表情は一瞬で固まってしまい・・・。
第44話◆いつか の こと・後編
五十嵐先輩には、長く付き合っている彼氏がいたことを知る千鳥。先輩と二人きりの時に、千鳥がそのことを問い詰めます。
「私のこと、好きって言ってくれたじゃないですか・・・なんで言ってくれなかったんですか？付き合ってる人が・・・男の人がいるんだって言ってくれてたら・・・そしたら私・・・こんな勘違いしなくてすんだのに・・・」。
そして千鳥は、「私たちって・・・何だったんですか？」と聞きます。
すると、五十嵐先輩は冷静に、「なんでもないでしょ。私たち、女同士だよ？」と言うのでした。
それからというもの、千鳥と先輩は顔を合わせることがなくなりました。
（全部、私の勘違いだったんだ。）と、無理やり先輩を忘れようとする千鳥。
その後、時間が流れ、バレンタインの出来事に話が飛びます。
バレンタインで先輩からチョコを渡された千鳥でしたが、それを本人に返していました。
この時、千鳥の中では先輩とのことにけじめをつけたつもりだったのですが・・・。
ここで回想シーンが終わり、41話の部室での再会シーンに戻ります。※4巻92ページまるごと
第45話◆ふたり の しれん
突然、千鳥を訪ねてきた五十嵐先輩。
「な、なんで・・・」と千鳥は動揺します。
卒業生との交流会のついで、としつつも、「でも、会いたかったのはホント。」と先輩が言います。
千鳥が呆れたように、「相変わらずですね。」と言ったので、先輩は「何が？」と聞きます。
「そうやって、相手をぬか喜びさせるようなこと言うとこ、とかですかね。・・・でもそういうこと言われても、今は私、困るだけなんで・・・」と、千鳥はあくまで冷静です。
先輩は、「そういえば私、フラれちゃったんだっけ。バレンタインの時。」と、悪びれることなく言ったので、「あれは元はと言えば先輩が・・・！！」と言いかけたところで、千鳥は昔のことを思い出してしまいます。
五十嵐先輩には以前から付き合っている彼氏がいたこと、そして、それを問い詰めた時に言われた、「私たち、女同士だよ？」という言葉。
先輩は構うことなく、「そっか。そうだった・・・でも、惜しいことしたなあ。」と、千鳥の頬に触れます。動揺を隠せない千鳥。
ちょうどその時、なのはが見学者を連れて部室に戻ってきました。
五十嵐先輩の存在に気づくなのは。
二人は初対面だったので、千鳥がなのはに、先輩を紹介します。
すると、あろうことか、先輩はなのはの耳元で、自分のことを「千鳥の元カノってやつかな。」と伝えたのでした。※45話8ページ目上段、握手する五十嵐先輩となのは。
それを聞いたなのはは、一瞬固まります。
焦る千鳥に対して、先輩は、「あはは、ごめんごめん、ジョーダン！！じゃあまた明日ね、千鳥。」と言い残して、部室を出ていきました。
見学者も帰った後、部室に二人になった千鳥となのはですが、先程のことがあってか、気まずい空気が流れています。
千鳥が、「あのさ・・・先輩のことだけど・・・違うからね、元カノって、その・・・」と切り出します。
するとなのはも、「いやいや、大丈夫大丈夫！気にしてないから！」と、明るく振る舞おうとしますが、二人の表情は全く晴れないままなのでした。
第46話◆けつい と わかれ
オープンスクール2日目。
千鳥は今日も部活動紹介のため登校していました。
しかし、昨日のことがあってか、なのはは登校していません。
なのはのことを思う千鳥。
一方のなのはは、やはり家で昨日の部室での出来事について考えていました。
五十嵐先輩の「元カノ」発言について、千鳥に真偽を確かめる勇気が持てず、モヤモヤしているようです。
そこへ妹のかえでがやってきて、買い物についてきてほしいと言います。
かえでは、今日の花火大会に浴衣で行く約束をしているらしく、髪飾りを見に行きたいとのこと。
これを聞いたなのはは、今日の花火大会に千鳥を誘っていたことを思い出すのでした。
そして、再び、千鳥と五十嵐先輩について去年の記憶を辿るうちに、1年のバレンタインでのある出来事を思い出します。
千鳥はあの日、綺麗にラッピングされた紙袋を持っており、それが五十嵐先輩と何か関係しているのではないか、と気づきます。
場面は学校に戻ります。
オープンスクールの2日目が終わり、またしても五十嵐先輩が千鳥の元を訪ねてきます。
千鳥は、昨日の「元カノ」発言のことを先輩に問い詰めます。
しかし、あまり悪びれる様子がない先輩は、「なんでそんなに怒るの？」と聞いてきます。
千鳥が、「なんでって・・・なのはは私の・・・」と言いかけたところで、突然なのはが現れ、「今カノだからに決まってんじゃないスか！」とハッキリ言ったのでした。
それを聞いた先輩は、少し驚いた様子で、「本気のお付き合いってこと？」と聞きます。
「そうです。」と答える千鳥。
二人の様子を見て、先輩は、「ごめんね。変なこと言って。」と謝ります。
そして、「大丈夫よ、心配しなくて。私たちホントになんでもないし・・・」となのはに言い、最後に、「さよなら、千鳥」と言って、帰っていきました。
五十嵐先輩の背中に向かって、千鳥は「さようなら・・・五十嵐先輩」と呟くのでした。
第47話◆あめあがり の はな
朝から降っていた雨が止み、千鳥となのはは花火大会に行くことにしました。
会場に着くと、後ろの方ではありますが、花火が見える場所がとれて喜ぶ二人。
しばらくの沈黙の後、なのはは、千鳥と自分の関係を先輩にバラしたことを謝ります。
そして、去年のバレンタインの時に千鳥が持っていた紙袋と、五十嵐先輩に、何か関係があるのではないかと思った、と伝えます。
千鳥も、それが先輩からもらったものだったこと、すぐ返しに行ったこと、先輩は本気じゃなかったこと等を伝えます。
そして、「だから今日、あんな風に言ってくれてすごく嬉しかった。」と言います。
また、五十嵐先輩に対して、自分が一方的に勘違いしていたこと、女同士の恋愛を壁に感じていたこと、自分の「好き」が人とは違うと思っていたこと、そしてもう恋愛しないと決めていたこと等を打ち明けます。
「でも、そういう気持ちをなのはが断ち切ってくれた。」と続けます。
「なのは・・・今日来てくれて、ありがとう・・・」と千鳥が言ったので、なのはも、「行くに決まってるよ。だって二人で解決しようって言ったじゃん！」と言い、しっかりと手を繋ぎました。
前方では次々と花火が上がり始めています。千鳥が、「・・・なのは」と呟いたので、なのはが「ん？」と千鳥の方を見ると、突然、千鳥がなのはにキスします。
※4巻138ページ、なのはと千鳥のキスシーン。
びっくりしたなのはが、「な・・・なんで！？」と聞いたので、千鳥は、「なんでって、大好きなんだもん！」と笑顔で答えました。
いきなりだったので驚いてしまったなのはは、もう1回キスしてほしいとねだります。
二人は２回目のキスをしようとします。
しかし、そこへちょうど、見回りをしていたユカちゃん先生が声をかけてきたので、慌てて二人は離れます。
先生には、なんとかごまかすことができた千鳥となのは。
その後、二人は手を繋ぎながら仲良く帰るのでした。
第48話◆かのじょ の じじょう
今回は五十嵐先輩視点のお話です。
仙台駅を発つ新幹線に乗車し、千鳥と初めて出会った頃のことを思い出していました。
終始、つかみどころのないように見えた五十嵐先輩でしたが、実は本当に千鳥をかわいいと思っていました。
そして、千鳥に言った、「好き」もまた本音でした。
しかし、千鳥も自分を好きだと知った瞬間、そのまっすぐな想いが怖くなり、わざと突き放すようなことを言ったのでした。
五十嵐先輩は、窓の外を眺めながら千鳥のことを想います。
そして、「まさか、二回もフラれるなんて・・・」と、一人で涙を流すのでした。