ブラックジャック本間先生は死亡？名言おこがましいや本間血腫を解説！初登場は何話？娘やアニメも

ブラックジャックの恩人とされている本間先生ですが、どのような人物だったのでしょうか。

また、なぜ恩人と言われているのでしょうか。それらを探っていきたいと思います。

『ブラックジャック』をお得に読む方法はあるの？

昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。

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しかし、『ブラックジャック』に関しては今現在、無料で読める漫画アプリはありません。

見つけ次第、追記いたします。

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本間丈太郎（ほんま じょうたろう）の登場は何話？ブラックジャックの恩人

不発弾の事故からブラックジャックを救った人物

ブラックジャックは子供のころに不発弾の事故で、彼の母親とともに大けがをした過去があります。

その際彼の手術を担当した医師が本間先生でした（『友よいずこ』の回より）。

やけどや骨折でひどい状態だったブラックジャック少年の命は先生の大手術によって奇跡的に取り留められ、その結果ブラックジャックが本間先生のような医師になりたいと志（こころざ）すきっかけになります。

このことから本間先生がブラックジャックの恩人や恩師と言われているのでしょう。

ちなみに本間先生にブラックジャックが師事（しじ）したような描写は漫画ではないようで、あくまで医者を志すきっかけになった出来事だったということのようです。

メスを体内に置き忘れる医療事故？

そんな立派な本間先生ですが、ブラックジャック少年の手術中にあるミスを犯していたことが発覚しています。

なんと彼の体内に手術で使用したメスを置き忘れていたのです。

そして発覚を恐れた結果、7年もの間それを放置していたというのです。

何とか理由をつけて再手術をし、ブラックジャックのからだからメスを取り出したとき、それはカルシウムの固い殻（から）でおおわれていたということです。

本間先生は老衰で死亡する間際、殻に包まれたメスをブラックジャックに送りそのことを懺悔（ざんげ）します。

殻に覆われたメスを発見したときに生命の不思議さを感じたという流れに物語は進んでいくのですが、結構大変なミスですね。

本間先生自身もメスがいつかブラックジャックの体内を貫通して大出血を起こすという夢にうなされるなど葛藤があったようですが、ついには言い出せずにいたということです。

ブラックジャックはそのことについて気にしている様子はなかったのですが、何事もなかったから良いというスタンスだったのでしょうか。

「おこがましいとは思わんかね」という名言はどのシーンで出てきたのか解説

ブラックジャックが恩師・本間丈太郎先生の命を救えなかったシーン。

帰納的な分析が主体となる医療経済・公衆衛生学の分野からこんな論文がたくさん出てきますと、本間先生の言葉が身にしみます。

「死亡率に最も関連するのは平均余命、公衆衛生、経済、および気温、紫外線指数などで…（続く pic.twitter.com/ZskE0AyAHG

— 森田洋之@コミュニティードクター／医療経済ジャーナリスト／「医療」から暮らしを守る医師／音楽家 (@MNHR_Labo) January 28, 2021

本間先生の一番有名な名言

本間先生の名言で有名なものといえば「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」でしょう。

このセリフは『ときには真珠のように』の回の最後に出てくるものです。

不発弾事故の手術の際にブラックジャックの体内にメスを置き忘れるというミスを犯した本間先生ですが、そのメスはブラックジャックの体内でカルシウムの殻に包まれた状態で手術の７年後に取り出されます。

これは生命の奇跡だと本間先生はブラックジャックに語りかけます。

そして「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」と言ってそのまま意識を失い亡くなります。

本間先生の最期の言葉はブラックジャックの心に強く残りました。

他にもある本間先生の名言

2021りんくる入店回数更新❣️

松本　71回🆕

ガハマちゃんの生誕祭の後は、ブラックジャック先生ご登場❣️という事で、恩師の本間丈太郎先生❣️今年の新キャラ29個目‼️でのブラックジャック併せ‼️今日も楽しかったです。

photoトトさん
いつも有難うございます。

明日の予定➡️2回目ウェディング併せ👰‍♀️ pic.twitter.com/CB4I3c6ycV

— tomo@りんくる見回り隊&昭和歌謡担当 (@tomo19670405) June 18, 2021

「医者は人をなおすんじゃない　人をなおす手伝いをするだけだ　治すのは…本人なんだ　本人の気力なんだぞ！」

『人生という名のSL』で患者の治療法についてブラックジャックの意見を聞いた際に本間先生が言った言葉です。

大けがをした患者の器官の大半を人口のものに取り換えてしまおうと言うブラックジャックに対し、本間先生は「人間をロボットに改造するつもりか」と言い、そうやって治したとしても患者自身がロボットのような体を悲観することになったらどうするのだと問いかけます。

医者は神様ではない、人をなおす手伝いをするだけなのだということをブラックジャックに強く言い聞かせました。

本間先生の中にはやはり医者は万能ではなく、人間のからだの神秘や病気を治したいという強い精神力を信じているのではないか、と感じる描写が多いような気がします。

本間血腫（ほんまけっしゅ）という病気の正体とは？アニメ版ブラックジャックにも登場

ブラックジャックにも治療することのできなかった病気は存在します。

それは本間血腫という病気で、本間先生も治すことはできなかったそうです。

人体実験と罵られた

本間血腫という病気は心臓の左心室（さしんしつ）に血栓ができ、いくら除去しても再発するという奇病でした。

その名の通り本間先生がこれを発見し、そしてとうとう手術は成功しないままでした。

そして治療を続けようとする本間先生は「生体実験をしようとしている」と世間から非難され医学会を退（しりぞ）いてしまいます。

新しい病気が見つかってそれを治そうとためすのはみんな生体実験になってしまうと反論はしましたが、世間には受け入れてもらえなかったようです。

確かに何であっても新しいことをしようとするときは失敗をすることもありますね。

ただ、それによって人の命が失われることになるかもしれないとなると事情が違ってくるのでしょうか。

治療と称した生体実験は悪いとされていても、最初にその治療を受ける方は必ずいると思うので難しいところですね。

ブラックジャックすら苦戦した

ブラックジャックも後に本間血腫の手術を依頼され、葛藤しつつも患者の心臓を人工心臓取り換えてしまおうと挑戦しました。

しかし心臓を見たところでブラックジャックはそれが既に人工心臓であることに気が付き、手術は中止となります。

つまり本間血腫は人工心臓の故障によるものだったのです。

アニメ版改変で印象深かったのが、本間血腫。
原因不明の奇病、本間血腫を治療するにはもはや心臓を取り替えるしかないとして、一か八かBJは人工心臓を作り上げるも、実は原因そのものこそ別の人工心臓だったという…

この時、BJは医学の限界に打ちのめされた……んだけど（続く） https://t.co/5RDpB8PxMu pic.twitter.com/a9JvoXahlv

— 地獄卍固め (@j_manjigatame) December 13, 2019

取り付けられていた人工心臓はかなり精巧なもので、それでも完全ではなかったことにブラックジャックはショックを受け「医学の限界だ…』とうなだれます。

ここで本間先生の「おこがましい…」発言を思い出すブラックジャック。

恩人の言葉が身に染みる場面だったのでしょう。

本間先生には娘がいた！ブラックジャックとの関わりは？

ブラック・ジャックに見るクッシング病（満月病）。左が罹患中、右が手術後　#ドクターX pic.twitter.com/3DOpoP3aRs

— 連盟 (@Remmei) November 3, 2016

ブラックジャックの恩人として有名な本間先生ですが、娘がいたことが分かっています。

山下クミという名の彼女はいわゆる満月病（まんげつびょう）という奇病を患っており、それを聞きつけたブラックジャックが彼女の部屋まで押しかけて手術をするよう説得します。

満月病とは体に脂肪が増えて丸くなったり、多毛症（たもうしょう）などの症状が出ると言います。

そんな病気のせいで彼氏にも振られ精神的に参っていたのでしょうか、クミはブラックジャックを誰なのか理解しないまま部屋から連れ出され手術することになってしまいました。

毎度のことながら市内の病院の手術室を借りて手術するという現代ではなかなかないシチュエーションです。

約半年後、美しい元の姿に戻ったクミは本間先生の墓参りでブラックジャックと再会します。

病気が治ったことで手のひらを返したように復縁を迫ってきたクミの元カレを撃退したブラックジャックに、なぜそんなに親切にしてくれるのかと尋ねるクミ。

ブラックジャックは「君が美しいからな」といって去ってゆきます。

その後お寺のお坊さんらしき老人がクミにブラックジャックの正体を明かしはしますが、とてもキザな去り方ですね。

クミの手術は無償で行い、しつこい元カレからも守ってあげるとは、やはりブラックジャックは本間先生にかなりの恩を感じているようです。

本間先生は死亡？最後は老衰（ろうすい）で亡くなる？

本間先生といえば「おこがましい」発言が有名です。

そして『人生という名のSL』では患者の器官を人工物にかえると言ったブラックジャックを「人間をロボットに改造するつもりか」と諌（いさ）めました。

本間先生としては、人間をロボットのようにしてまで生かすことに対しては抵抗があったのでしょうか。

ブラックジャックの懸命のリハビリを見守っていたことからも、あくまで患者の元気になろうとする頑張りの手助けをすることこそ医者の役割だと思っていたのでしょう。

どちらかと言えば自然に生きて死んでゆくのがよいという考え方の持ち主なのかもしれません。

そんな本間先生は『ときには真珠のように』の中で老衰で死亡しています。

ブラックジャックは本間先生を助けようと手術をしましたが、そのまま意識が戻ることはありませんでした。

ブラックジャックはこのことにかなり落胆していたようですが、本間先生自身はどうだったのでしょうか。

「生き死にを自由にしようなんておこがましい」と言うだけあって老衰でなくなるということは本望だったのではないでしょうか。

ブラック・ジャック　3-25　ときには真珠のように

ＢＪ界では有名な本間丈太郎師匠登場、この話はかなりのトップギアで医療ミス、カルシウムケースメス、本間先生、ＢＪの無念と重要な展開がたった一話で完結している名エピソードである、ラストも最終回的で象徴的だ。 pic.twitter.com/Q5XJburKCJ

— ほりかー (@osamuhorikawa) September 29, 2020