九条の大罪 犬飼の最後は死亡?嵐山刑事の娘や京極の息子を殺した?半グレモデルや結末ネタバレ!

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今回はウシジマくんの作者・真鍋先生が描く「九条の大罪」で半グレとして描かれている犬飼勇人(いぬかいゆうと)について紹介します。

 

登場から現在に至るまで存在感を増してきている犬飼勇人。

 

様々な事件に絡んでおり、今後さらに話の展開に欠かせない重要な登場人物になっていくと予想されます。

 

そんな「九条の大罪」において重要な人物、犬飼について刑事である嵐山との因縁や、半グレ壬生との関係、さらに犬飼の現在についても紹介していきます。

 

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「九条の大罪」半グレ犬飼の初登場はいつ?嵐山刑事の娘を殺した?

半グレである犬飼の初登場は、コミックス5巻の途中から始まる「事件の真相」という章からです。

 

嵐山刑事の娘である小川愛美殺害の実行犯として登場するところから始まります。

 

10年前の話であるが地元の不良仲間と帰宅中の嵐山の娘である嵐山信子を襲い、意識を失ったところを強姦し、殺害したという事件です。

 

初登場時は、その罪により少年刑務所で懲役10年以上、15年以下の服役中でした。

 

弁護士である流木が犬飼に面会した際に、壬生(みぶ)に300万円でいいように使われたこと、そして3億円を用意できなければ壬生を殺す、と語っており地元の先輩である壬生に恨みがあることがわかります。

 

嵐山は犬飼が逮捕された後も、他の刑事が噂をするほど執拗に事件を追っており、犬飼の地元の先輩である壬生やその上の伏見組若頭である京極清志(きょうごくきよし)たちの関与を疑っており、10年たった現在も京極たち半グレ連中の逮捕を目論んでいます。

 

「九条の大罪」半グレ犬飼のモデルは誰?

犬飼の見た目は金髪の髪を上に立ち上げ、切れ長の鋭い目をしています。

 

さらに、タトゥーもジャージを捲った腕から見えており、左の頬に大きな十字の傷があることでより恐怖が増しています。

 

そんな犬飼のモデルが誰なのかを調べてみましたが今のところ情報がまったくなくモデルとなった人物がいるかどうか定かではありませんでした。

 

ただ、実際にモデルがいるとすれば殺害を行っても後悔や反省をすることがなく、相当な凶悪人であることでしょう。
引き続き調べてみたいと思います。

 

「九条の大罪」犬飼と壬生の関係は?

重要な繋がりになるので、犬飼と半グレ壬生憲剛(みぶけんご)との関係について紹介していきたいと思います。

 

半グレの壬生は犬飼にとっては地元の先輩であり、先に触れた事件でも当時から慕っていた壬生の指示で、地元の仲間と共に小川愛美に乱暴した上で首を締めて殺害したのです。

 

犬飼にとって接点がなにもない小川愛美を殺す理由はなく、本人が語っている通り、当時若く無知であった自身を壬生が300万円という金を餌にして実行犯にしたということです。

 

また、その壬生自身も小川愛美とは直接の関わりがなく、当時小川愛美と不倫関係で交際していたアダルトビデオ会社社長のトゥールビヨンの小山義昭(こやまよしあき)がヤクザの京極に依頼をし、その依頼を半グレである壬生にしたと推測できます。

 

「九条の大罪」犬飼がヤクザ京極の息子を殺した?

少年院を出てからの犬飼は弁護士である流木に面会中に話していた通り壬生に対して、300万円という安い金額で殺人の実行犯を依頼され自身の10年が奪われたことを大変恨んでおり、壬生に接触を図り3億円を要求しようと画策しています。

 

犯行自体を反省している様子は全くなく、少年院の中でも同じ房の人間の指の骨を折るなど暴虐の限りを尽くしています。

 

出所後、地元の先輩である久我や壬生に連絡をしないことを不信に思う久我だったが、犬飼は久我の予感通り、同じく因縁があり壬生を憎んでいる菅原と会っていました。

 

犬飼は壬生から3億を取るか、渋ったら殺すとの会話をしており菅原と共に壬生を貶めようと考えるのです。

 

犬飼は菅原の手下となり小さい悪事を働くが、段々と菅原に対して不満を募らせていきます。

 

後日、犬飼は壬生の手下である久我を拉致した上で、壬生の働くガレージに武器を持って会いに行きます。

 

ガレージの外では菅原と仲間たちが待機していましたが、この日は脅しただけに留まり後日に金を用意するように伝えただけでした。

 

その後少し経ってから、菅原のクラブに犬飼、菅原との決着をつけに来た壬生が現れます。

 

15人くらいの凶器を持った大男に囲まれており、菅原はバット、犬飼はナイフを持って3億円を持ってきたかを壬生に問いかけます。

 

壬生が持ってきていないと答えると菅原からの攻撃を受けるが、囲んでいた敵の中に壬生に寝返った男たちがおり、菅原と犬飼に暴行を加えます。

 

殺されることも覚悟した菅原と犬飼だったが、壬生自身もヤクザである京極のいいなりになっているだけであると言い、壬生は2人に対して仲間になってくれと伝えます。

 

今は京極の犬だがいずれ時期をみて首輪をはずし京極に復讐するという壬生の言葉を聞いて菅原と犬飼は壬生の手下として共に行動を始めることとなるのです。

 

その後はすっかり地元の先輩である半グレ壬生の手下になった犬飼だったが、コミックス8巻の「検事の権限」で再登場します。

 

嵐山の娘である小川愛美殺害事件の頃から気性の荒い性格は変わっておらず、壬生に電話越しに「面倒を起こした人間を拉致した」と話す場面から新たな展開となっていきます。

 

小川愛美殺害の時と同様、犬飼自身は拉致した人物と関わりはないとのことで、壬生は携帯の電源を切り、どこかに捨ててこいと指示を出します。

 

その後すぐにヤクザの京極から壬生のスマホに連絡があり、息子が行方不明であることを知ります。

 

嫌な予感を感じ再度電話をする壬生でしたが、犬飼は指示通りスマホの電源を切っており電話が出来ない状態になっていました。

 

壬生の嫌な予感は的中し、なんと犬飼が拉致し殺害しようとしている人物はヤクザ京極の息子である京極猛(きょうごくたけし)だったのです。

 

その後、ヤクザ京極と半グレ壬生たちによる犬飼、京極猛の捜索が始まりますが、連絡も付かず、見つけることが出来ず捜索は難航します。

 

「九条の大罪」犬飼の現在は死亡?最後はどうなった?結末ネタバレ

 

大捜索が行われる中、犬飼は仲間たちと拉致した京極猛を生き埋めにするため山まで車で運ぶことに成功します。

 

そこで穴を掘り、仲間たちと手足を縛ったままの京極猛を穴に落とし、スコップで土をかけて生き埋めにして殺害してしまいます。

 

その後仲間と京極猛拉致の依頼した人物の自宅に無理やり押しかけ、脅して金を出させます。

 

仲間と逃亡しようと目論んでいますが、壬生や久我の仲間たちが血眼になって探しており、ヤクザの京極も弁護士九条の事務所に部下を引き連れて押しかけて壬生と息子を殺害した人物を探しています。

 

京極は九条のデスクの上にバッグに入った切断された足を叩きつけるように置きます。

 

スマホの画面を九条に見せるのですが、その画面には犬飼に京極猛の拉致を依頼した人物が、拷問を受けている様子が写っていたのです。

 

京極はその依頼者を拷問し、京極猛を拉致、殺害した実行犯が犬飼であることを吐かせていたため、すでに知っていたのです。

 

犬飼がどこかに逃げる前に居場所を教えてほしいと九条に頼むが、九条は利益相反になるとの理由を伝え断ります。

 

京極が若頭を務めている伏見組も直々に動き出しており、壬生と犬飼を殺害しようとヤクザの若い衆2人を差し向けようとしています。

 

そんな中、破門絶縁元ヤクザの艮克成(うしとら かつしげ)も壬生、犬飼殺害犯行に加担しようと伏見組の若頭補佐に電話をします。

 

若頭補佐である雁金正美 (かりがねまさみ) は動くなと伝えるが、艮克成は止められたにも関わらず壬生の工場にトラックで突っ込んだのです。

 

そのことを別の場所で車の中で知らされる壬生が、おそらく自分だけでなく、犬飼もすぐに見つかり拷問を受けた後すぐに殺されるだろうと予見しています。

 

そんな、悲観的な壬生がどうせ殺されるなら京極たちをぶっ殺すか?と久我に告げるのです。

 

今のところ居場所がわかっていない犬飼の今後ですが、見つかった場合壬生側でも京極側でも死は免れないでしょう。

 

犬飼を中心とした今後の話に目が離せません。

 

追記:犬飼は壬生に銃殺されました。

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