カイジ全巻無料で読む方法紹介!漫画アプリで全話タダ?「賭博黙示録カイジ」作者・福本伸行

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『カイジ』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

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『カイジ』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?

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『カイジ』読者の評価や感想は?

『カイジ』序盤ネタバレ紹介!

1話「希望」

主人公の伊藤開司(いとうかいじ)は、無職であるにもかかわらずギャンブル三昧の日々を送る、典型的なダメ人間。

 

しかも、ギャンブルに負けた日は、憂さ晴らしに路上駐車中のベンツを見つけてはエンブレムを盗むという、救いようのない男です。

 

ある日、またもやギャンブルに負けたカイジは、ベンツのエンブレムを盗んで憂さ晴らしをしようと考えます。

 

しかし、その日はたまたまベンツが見つからず、仕方なく違う車種の外国車にイタズラをすることに。

 

ナイフでタイヤに穴を開け、車体にキズを入れ、満足してカイジはその足で自宅へと帰ります。

 

帰宅後、今後の人生について悩むカイジの元に、コートにサングラスを身に纏った見知らぬ男・遠藤(えんどう)が訪ねてきて、「古畑武志(ふるはたたけし)という男を知らないか」とカイジに問います。

 

カイジが

 

「古畑とは1年ほど前までバイト先が同じだった」

 

と語ると、遠藤は

 

「その男について話がしたいから、部屋にあげてくれ」

 

といいます。

 

しかし、部屋にはこれまでに道端のベンツから奪ってきたエンブレムの数々が誇らしげに飾られており、それらを遠藤にみられてはまずいと考えたカイジは、

 

「自宅以外で、食事でもしながら話したい」

 

と申し出ます。

 

遠藤は

 

「わかった、では車を出そう」

 

と了承し、路上駐車していた自分の車の元に戻ります。

 

しかし、そこにはタイヤに穴を開けられ、車体には無惨にも傷をつけられた車の姿が。

 

そう、さきほどカイジがイタズラをしかけた外国車は、あろうことかこの遠藤の車だったのです。

 

変わり果てた愛車の姿に唖然とした遠藤は、

 

「クルマはパンクしてしまったため、外には行けない。部屋に上げてくれ」

 

とカイジに頼みます。

 

遠藤が車を確認しに行っている間、カイジは部屋の壁に飾っていたベンツのエンブレムをまとめ、目につかないよう棚の上に隠しており、ひとまずエンブレムがバレる心配がなくなったため、カイジは遠藤を自宅へと迎え入れました。

 

遠藤を部屋に上げたカイジは、

 

「それにしても、世の中にはタチの悪いイタズラをする奴がいるものですね」

 

と口を滑らします。

 

この言葉に、勘の鋭い遠藤は、

 

「俺は『車がパンクした』としか言っていないのに、なぜそのパンクがイタズラの仕業だと分かった?」

 

とカイジを問い詰めます。

 

遠藤からの詰問に動揺し、後退りしたカイジは背中を棚にぶつけ、その拍子に棚の上に隠してあったベンツのエンブレムが床に落ちてしまいます。

 

嘘が隠し通せなくなったカイジは、憂さ晴らしに外国車にイタズラする習慣があることを遠藤に告白し、

 

「でも俺、見ての通り、ベンツしか狙わないんです!だから今回のイタズラの犯人は俺じゃないです。信じてください!」

 

と必死に訴えます。

 

しかしこれが墓穴を掘ってしまい、遠藤は

 

「なぜ俺の車がベンツじゃないことを知っているんだ」

 

と再びカイジに詰め寄り、カイジは返す言葉を失います。

 

遠藤が新たに手配した移動車に乗せられ、遠藤の事務所に連れていかれるカイジ。

 

その車内で、古畑が遠藤の金融業者から30万円を借りたまま蒸発したこと、カイジがその借金の保証人になっていることが明らかになります。

 

以前、古畑に頼まれて保証人になっていたことを思い出したカイジは、

 

「俺には30万円を返せる余裕なんてない」

 

と吐露します。

 

その言葉をあざ笑うかのように、遠藤はカイジにこう伝えます。

 

「古畑が借りた30万円は、月20%の複利で14ヶ月転がって、今は385万円にまで膨れ上がっている」

 

あまりの巨額に言葉を失うカイジに対し、遠藤は続けます。

 

「まあ、今後は金利を下げてやる。カイジくんが保証人として月6万円ずつ返済してくれれば、11年で完済だ」

 

「そんなバカな話があるか」

 

と頑なに返済を拒否するカイジに対して、遠藤は、

 

「カイジくんのお姉さんは公務員、お母さんもまだパートで働いてるらしいね。家族で協力すれば5年で完済も可能だ」

 

と、闇金業者さながらの脅しをかけます。

 

事態を飲み込めないカイジに、遠藤は、

 

「ここからが本題だ」

 

と話題を変えます。

 

遠藤によると、1ヶ月後に埠頭からとある船が出るとのこと。

 

フランス語で「希望」という意味をもつ「エスポワール」と名付けられたそのクルーズでは、一夜限りの大規模なギャンブルが開催されるとのことなのです。

 

勝てばカイジの借金を完済しても有り余るほどの大金を手に入れられる一方、負ければさらに借金を背負い、某所へ連れていかれ1〜2年の強制労働を余儀なくされるという、とても危険なニオイのするこのエスポワール。

 

遠藤はカイジに、このエスポワールへ乗船し、人生を変えるように勧めます。

2話「岐路」

エスポワールへの乗船を勧める遠藤に対してカイジは、船内で行われるギャンブルの内容と、負けた場合の強制労働の内容を質問します。

 

しかし、遠藤はそのどちらにも答えられないと言います。

 

エスポワールへの不信感を募らせるカイジに対して、遠藤は、

 

「このクルーズは某大手企業がスポンサーとして付いているから、無理矢理なことはしないだろう。なによりも、これは負債者の救済を目的としているんだ。仮にギャンブルに負けて強制労働になったとしても、シャバで10年以上かけてダラダラと返済するよりも、寮があるような労働環境で1〜2年働いて集中返済できるならその方がいいじゃないか」

 

とカイジを説得し、

 

「実際に、毎回参加者の半数はギャンブルに勝って船を降りているんだ」

 

と念を押します。

 

さらに遠藤は、今のカイジの人生が行き詰まっている原因を

 

「お前がまだ金を掴んでいないからだ」

 

と断言します。

 

「もしもお前が今1000万円を手にしていたら、道端の外国車にイタズラなどしないだろう」

 

と核心をつかれ、カイジはぐうの音も出ません。

 

人生を変えるためにエスポワールに乗るべきか悩むカイジを前に、遠藤に電話が入り、クルーズの残席が2つしかないことが伝えられます。

 

焦りつつも決断できないカイジを尻目に、無情にも再度電話が鳴り、参加枠が埋まってしまったと言われます。

 

すると、それまで参加を渋っていた態度から一変して、カイジは遠藤に

 

「どうにか参加させてもらえないか」

 

と嘆願し始めます。

 

遠藤は、クルーズの主催者と思わしき人物に電話をかけ、無事にカイジのために参加枠を増やしてもらうことに成功します。

 

カイジは遠藤に感謝した後、乗船契約書にサインの捺印を済ませて事務所を後にします。

 

しかし、先ほどの電話のやりとりは、事務所の奥の部屋に隠れていたスタッフと遠藤による演技であり、遠藤は自分に課せられたノルマを達成するために、カイジを利用していたに過ぎないのでした。

3話「漆黒」

1996年3月4日。

 

約束の日程通りに指定された埠頭に来たカイジは、暗がりの中にポツリと光るエスポワールを見つけます。

 

船に乗り、待合室に入ると、そこはカイジと同じような多重債務者でひしめき合っていました。

 

その後、クルーズ運営側の黒服が数名、カイジたちの前に姿を現します。

 

黒服は台車に乗せた大量の札束を指して、

 

「いまから軍資金の貸付を始めます」

 

と言います。

 

黒服によると、参加者ひとりあたり最大1000万円、最低でも100万円を借りることがルールで、クルーズが開催される4時間の間、その貸付金には利益1.5%の10分複利が設けられるといいます。

 

「クソやろう!」

 

「悪党め!」

 

すでに借金に苦しんでいる自分たちから更に金を貪り取ろうとする黒服たちに対して、参加者から次々と反対の声がぶつけられます。

 

それらの罵詈雑言にびくともせず、黒服は淡々と告げます。

 

「このクルーズは負債者の救済を目的としており、全ての参加者に借金一括返済という未曾有のチャンスを与えているのです。そのチャンスを考えれば、この金利は非常に良心的です。我々が悪党なはずがありません」

4話「出航」

利益1.5%の10分複利、4時間のクルーズを通して4割ほどの金利を「極めて良心的」と言い張る黒服に対して、とある参加者が訴えかけます。

 

「俺たちみたいな負債者からまだ金を搾り取ろうというのか。無茶を言うなら俺たちは船を降りる!」

 

この言葉に対して、黒服の回答は意外なものでした。

 

「どうぞ、降りても構いません。今抱えている借金を、数十年かけてコツコツと返済するというのも、皆様一人ひとり選択の一つですので、我々は止めません」

 

「そんな決断ができれば、俺たちは今頃こんな船になんて乗ってないだろう。他人の足元を見るとはこのことだ」

 

と黒服を呪うカイジの予想通り、参加者たちは結局1人、また1人と、渋々ながら軍資金を借りていきます。

 

参加者の誰もがギャンブルに負けた場合の高利を恐れて、貸付最低限度額の100万円を借りる中、カイジの横にいた男がぽつりと呟きます。

 

「どいつもこいつもボンクラや。今からなにをやらされるかも分からんっちゅうに」

 

船井と名乗るその男は、黒服から上限額いっぱいの1000万円を借り、会場をどよめかせます。

 

「確かに、俺たちはまだ今日どんなギャンブルをやらされるのかしらない。もしもポーカーのようなギャンブルなら、軍資金が多いに越したことはない。ギャンブラーにとって、金は寿命に等しい」

 

そう悟ったカイジは、船井と同様に限度額いっぱいの1000万円の貸付を申告します。

 

全員の貸付が終わると、黒服は参加者それぞれの上着の左胸にマジックテープをつけ、A・Bの2つに分けられた紙袋を手渡しました。

 

参加者は案内されたプレイホールに足を踏み入れると、そこには定間隔に置かれたボックス、そして「4:00:00」という時間と「G:412/C:412/P:412」という得体の知れない情報が表示された電光掲示板があります。

 

ステージ前に集められた参加者たちを前に、今回のギャンブルのホールマスターを務める利根川(とねがわ)が口を開きます。

 

「これから、本日行われるギャンブルについて説明する。ただし、時間がないので説明は一度のみ、質問も受け付けません」

 

そして利根川は、参加者たちにAの紙袋を開封するように指示します。

 

そこには、ジャンケンのグー、チョキ、パーそれぞれの手のイラストをあしらったカードがそれぞれ4枚ずつ、計12枚入っています。

 

利根川は説明を続けます。

 

「今回のギャンブルは、そのカードを使って行われます。グー、チョキ、パーそれぞれは4回までしか出せません。これは通常の自由無制限で行われるそれではなく、その可能性が限られている、言うなれば『限定ジャンケン』です」

 

カイジはこのゲーム名を聞いて、この勝負を左右するのは運ではないこと、他人を出し抜けるものが勝てるゲームであることを直感します。

5話「遊戯」

限定ジャンケンというゲーム内容にどよめく参加者たちを尻目に、利根川は淡々と説明を続けます。

 

次に開封されたBの紙袋には、裏側にマジックテープの付いた星のバッジが、1人につき3つ入っており、参加者はそのバッジを左胸のマジックテープに付けるよう指示されます。

 

「今宵のギャンブルは、カードを使ってジャンケンを行い、胸につけた星を奪い合うだけ、極めて単純なものです」

 

利根川はさらに説明を続けます。

 

「ジャンケンの手順として、まず皆様の後ろにある計画14のボックスの両端に一対一で向かい合います。互いに勝負する意志を確認したら、「チェック」と言ってこれから自分が出すカードを顔の斜め前に出して確認します。次に「セット」と言ってカードを伏せた状態でボックスに置き、最後に「オープン」と言ってお互いにカードを開きます。

 

じゃんけんの結果があいこの場合、星の移動はありません。勝ち負けが生じた場合、勝者が敗者の胸から星を一つ奪い、自分の胸に付けます。

 

また、勝ち負け、あいこの結果に関わらず、ジャンケンで一度使用したカードは、ジャンケン終了後にボックスの真ん中にある投入口に入れるため、一度勝負で使ったカードは二度と使えません。ボックスの投入口に入れられたカードは自動的に集計され、場に出ているグー、チョキ、パーそれぞれの残り枚数がステージ前の電光掲示板に表示されます。今、この会場には103名の参加者がいて、各人がグー、チョキ、パーを3枚ずつもっているため、電光掲示板は「G(グー):412/C(チョキ):412/P(パー):412」と表示されているわけです。」

 

そして、話題はついに

 

「今宵のギャンブル、限定ジャンケンにおける勝ちとは何か」

 

という確信が明らかになります。利根川は続けます。

 

「限定ジャンケンは、4時間のゲーム時間の中で自分が持っているグーチョキパーのカード計12枚を全て使い切り、最終的に星を3つ確保すれば勝ちです。」

 

「裏を返せば、限定ジャンケンにおける負け方は3つ。

 

一つは、星を3つ以上もっていても、時間内に全てのカードを使いきれなかった場合。

 

二つは、時間終了時に星を二つ以下しか持っていない場合。

 

三つは、時間もカードも残っているが、全ての星を失ってしまった場合。

 

なお、途中退場者が出た場合、その退場者が使いきれなかったカードは、黒服の手でボックスに投入するため、カードの残数に狂いは生じません。

 

以上で私からの説明を終わります。皆様の健闘を祈っております」

 

あまりにも一方的な説明と、あっけない終了に、参加者たちは動揺を隠せません。

 

そそくさと退場しようとする利根川に向かって、カイジは質問します。

 

「さっき借りたこの金はギャンブルとどう関係するのか?」

 

利根川は立ち止まり、毅然とした態度で答えます。

 

「冒頭で申し上げた通り、説明は一度のみ、質問は一切受け付けません。軍資金は各自ご自由に判断して使用してください」

 

曖昧な回答に狼狽えるカイジの横で、別の参加者が声を上げます。

 

「ギャンブルに負けた場合の処遇について知りたい。俺は仲介のヤクザから、負けた時のことは船で聞けと言われたんだ!」

 

利根川は淡々と答えます。

 

「残念ながら、質問には一切お答えできません」

 

あまりにも冷徹な対応に、栓を切ったように参加者たちの不満が爆発します。

 

「バカにするな!」

 

「俺たちには命が掛かっているんだ!」

 

「私たちには知る権利があるはずだ!」

 

カイジもその勢いに便乗しようとしたその時、ステージ上からドスの効いた声が聞こえました。

 

「Fuck you…」

 

それまで参加者の怒号に顔を伏せていた利根川が、顔を上げて言い放ちます。

 

「ぶち殺すぞ、ゴミめら…!」

 

6話「変貌」

突如として自分たちに向けられた暴言に狼狽える参加者たちに対して、利根川は言います。

 

「お前たちはまだ、自分が幼子であるかのように勘違いしている。自分の要望通りに渡りが右往左往して世話してくれると錯覚している。

 

甘えを捨てろ。質問すれば答えてもらえるのが当たり前だと思っているなら、それは誤解だ。世の中は、肝心なことについては何一つ答えない。これは企業や省庁に限らず、個人間でもそうだ。もちろん中には、質問に答える大人もいるだろう。しかしそれは、彼らにとって回答する方が都合のいい質問だからそうしているだけであり、そんな回答を信じるということは、お前たちはまんまと相手の策略に乗せられてるということだ。どうしてそのことに気づかない?」

 

参加者たちは、利根川の口から発せられる正論にぐうの音も出ません。

 

利根川は続けて言います。

 

「言うなれば、今ここは地獄の釜の底だ。しかし、かろうじて救いの糸は垂らされている。ここにいる参加者のうち、約半数はこの地獄から引き上げられるのだから。

 

そのためには、勝負に勝たなくてはならない。

 

お前たちはこれまで、シャバでの勝負に負け続けて今ここにいる折り紙付きのクズどもだ。そのクズを集めた今宵の勝負にもまた負けるような奴の運命など、俺は知らない。そんなやつは本当にどうしようもない。勝ちもせず生きようとすること自体が論外なのだ。負けた時どうなるのかという質問など、泣き言に等しい。おまえたちに必要なのは泣き言ではなく、ただ勝つこと。勝つことだ。勝つことが全てだ。勝たなきゃゴミだ!」

 

利根川からの本気の檄を受け、カイジを含めた参加者は全員押し黙るしかありません。

7話「火蓋」

利根川がプレイホールから退場し、電光掲示板の残り時間はカウントダウンが始まりました。

 

カイジはプレイホールの端に座り込み、このギャンブルを生き抜く作戦を立てようと頭を働かせます。

 

そこに、ある男が声をかけてきました。

 

「カイジさん、あんたさっきの軍資金貸付のとき、俺の後で限度額まで借りとったな。あのとき、この人はできる人やと思ったよ」

 

男は、利根川のスピーチの前に行われた貸し付けのときに、参加者の中で初めて上限いっぱいの1000万円の貸付を申し出た船井でした。

 

船井は続けて、カイジにある提案を持ちかける。

 

「カイジさん。俺と組もうや。このギャンブルは、信頼できるパートナーを見つければ100%生き残れるんや!」

 

突拍子もない提案に不信感をあらわにするカイジに対して、船井は説明します。

 

「このギャンブルは、時間内にカードを全部使って、星を三つ確保すれば勝ち。この星3つっちゅう条件がミソで、要は現状維持でいいんや。誰かと組んで、口裏を合わせて、手持ちのカード12枚全部あいこにすれば、100%生き残れるんや!」

 

思わぬ提案に、カイジは興奮を隠せません。

8話「裏技」

「先ほど説明を受けたばかりのギャンブルなのに、どうしてそんなに早く裏技を思いつくんだ?」

 

驚くカイジに対して、船井は言います。

 

「俺はこのギャンブル船のリピーターなんや。俺以外にもちらほら、前回の船で顔を合わせた連中が今回も混ざってるで」

 

そんなの不公正だと怒るカイジをなだめつつ、船井は続けます。

 

「このあいこ作戦は、人間の欲望を無視した机上の空論にすぎん。なぜなら、俺たちが胸につけとるこの星は、ギャンブル終了時に星が足りてない参加者に高く売れることを、リピーターや勘の良い参加者は知っているからや。この船には一攫千金を狙う奴らも山ほど乗ってきてるから、一緒にあいこにしようと約束しても必ず途中で裏切る奴が出てくる。でもな、この船は負けるとどんな悲惨な運命が待っているか分からん。ウワサによると、新薬の実験台にされるだの、鎖で繋がれて売春を強要されるっちゅう話も聞く。そんなリスクを考えたら、借金を完済することだけを考えるべきで、それ以上の欲を張るべきではないんや。そのためにも、信頼できる相手とあいこ作戦をするのが一番なんや。カイジくんは俺と同じく、貸付の時に限度額まで金を借りとった。これは10分複利とかいった目先の損得に流されず、冷静に生き残る確率を高めるための判断や。カイジくんなら信頼できる。一緒に生き残ろうや。いまからなら、ゲーム開始から20分以内にカードを全部使って生き残れるから、金利も安く済む!」

 

カイジは、この提案に乗ることに決めました。

 

カイジと船井は、グー、チョキ、パーの順で12枚のカードを全てあいこにすることを約束し、ゲームを開始します。

 

9回目の試合まで順調に進め、カイジ、船井ともにグーチョキパーそれぞれ1枚ずつを手元に残して残り3回の試合に臨みます。

 

異変が起きたのは、10回戦目でした。

 

本来はグーであいこのはずが、船井が出したカードはパーでした。

 

事態が飲み込めないカイジを前に、船井が頭を抱えて言います。

 

「あちゃー!なんや、俺はなんちゅうミスを…!カイジくんごめん、出すカードを勘違いしてもうた!次の試合で俺はグーを出すから、カイジさんはパーで俺に勝ってくれ。それで星の数を合わせようや」

 

そして船井は、

 

「黒服が見張っているから、怪しまれないように形だけ」

 

と言って、カイジの胸から星を一つ引き剥がし、自分の胸に付けました。

 

どうしてカイジは、このときに船井の企みに気づけなかったのでしょうか。

 

ジャンケン11回戦目、約束通りパーを出したカイジに対して、船井のカードはまさかのチョキ。

 

事態が飲み込めないカイジの胸からまた一つ星を引き剥がし、船井はほくそ笑みながら言います。

 

「クックック、今回の乗船に備えて、このトリックを散々練習してきたんや。ほな、ごちそうさん」

 

カイジは思わず

 

「ちょっとまて、これはどういうことだ」

 

と船井を引き止めますが、船井はそんなカイジをあざ笑うように言います。

 

「さっき言うたやろ。この星がゲーム終了後に高値で売れるんや。カイジさんも早くこのギャンブルの本質を理解することやな」

9話「絶命」

ゲーム開始から20分弱、あっさりと騙されてしまったカイジは、奪われた星を取り返そうと船井に掴みかかるも黒服に止められてしまいます。

 

その後、カイジはプレイホールの片隅に腰掛け、残り星一つ、残りカード一枚という危機的状況に頭を抱えていました。

 

どうしてカイジは、人生を賭けた勝負の行く末を他人に委ねてしまったのでしょうか。

 

思えばこれまでの人生も、カイジは大事な決断を全て人任せにしてきました。

 

ここにきてカイジは、そんな自分の習性を深く悔います。

 

そんなとき、カイジはプレイホールの人混みのなかに、どこか見慣れた顔を見つけます。

 

それは紛れもなく、カイジに借金保証人のサインをさせた張本人で、カイジが今回この船に乗ることになった理由でもある、古畑でした。

 

10話「共闘」

カイジは古畑の跡を付け、ホール奥の休憩室に入ります。

 

そこはカイジ同様に敗色濃厚な参加者たちの吹き溜まりとなっており、古畑も手元のカード4枚と左胸の星一つという絶望的状況に頭を抱えていました。

 

カイジは古畑に声をかけると、挨拶もしないままに部屋の外へと連れ出します。

 

カイジに迷惑をかけたことをひたすら謝罪する古畑に対して、

 

「そんなことより、」

 

とカイジはある提案を持ちかけます。

 

「俺たちで協力して、2人で星を6つに増やそう。俺たちが持っているカードと金をかけ合わせれば…!」

 

と、そこでカイジは何かを閃いたかのように、古畑に指示を出します。

 

「古畑、さっきの休憩室に戻って、星二つでカード0枚の男を見つけ出すぞ!」

 

そうして休憩室内を探し回ると、狙い通りに星二つ、カード0枚の男、安藤を見つけました。

 

カイジは、古畑と安藤に提案します。

 

「俺たちは3人で1人の運命共同体だ。俺たち3人の金を合わせて1400万円。カードは5枚で、内訳はチョキ4枚にパー1枚。これらを使って、3人で星を9つにするための作戦を立てよう。今から俺がトイレ行ってる間も、お前ら2人で考えとけよ」

 

そう言ってトイレで用を足すカイジの横に、古畑が並びます。

 

「カイジさん、俺嬉しいです。1人の時よりと希望が出てきました…!」

 

呑気なことを言う古畑に呆れつつ、カイジはある異変に気付きます。

 

「古畑、お前、カード4枚持ってたよな?なんで今3枚しか持ってないんだ…?」

 

古畑は答えます。

 

「あ、それなら安藤さんが一枚持たせてくれっていうから、さっき渡しましたけど」

 

カイジは顔色を変え、トイレを飛び出して血眼で安藤を探します。

 

何がそこまで問題なのか理解していない古畑に、カイジは説明します。

 

「安藤はさっきまで、星二つでカード0枚、つまりカードをあと一枚持ってさえいればよかった男だ!そんな男がいま、カードを一枚手に入れたんだぞ。そうなれば奴は必ず一人で勝負に挑むだろう。そこでもし勝てば、奴は俺たちの仲間を抜けるに決まってるだろ!」

 

一瞬とはいえ、古畑と安藤を二人きりにしてしまった自分の間抜けさを呪いつつ、カイジはプレイホール中を探し回ります。

11話「謀叛」

ついにホール内で安藤を見つけたカイジですが、安藤はすでに別の参加者と勝負に臨んでいました。

 

カイジは安藤に勝負を止めるよう呼びかけますが、近くにいた黒服に止められてしまいます。

 

「チェック…!」

 

安藤はカイジの顔を見ることなく、勝負を続けます。

 

相手のカードはチョキ、それに対して安藤のカードは、よりによってカイジと古畑が一枚しか持っていなかったパーでした。

 

結果的に、貴重なパーと星を一つ失って帰ってきた安藤は、カイジと古畑にこう言い訳します。

 

「すみません、なんとかみんなの星を増やしたくて…単独行動をとったのは悪かったけど、裏切るつもりはありませんでした。それだけは信じてください!」

 

しかし、カイジは安藤の顔を睨みつけながら言い返します。

 

「舐めるなよ。俺がお前の名前を呼んで止めにかかったとき、お前はまだチェックを宣言する前だった。つまりお前次第で、あの試合は中止できたんだ。だがお前は試合を止めるどころか、急いで勝負に踏み切ったじゃないか。あんな姿を見せられて、信じられるわねがねえだろ」

 

図星をつかれて言葉が出ない安藤に対して、カイジは続けます。

 

「だが安心しろ。お前のことは切らねえ。お前を切れば、俺と古畑の関係も消滅してしまう。だから切りたくても切らねえ…」

 

その言葉に

 

「あ、あ、ありがとうございます…これからは俺、頑張って、協力して…」

 

と涙を流す安藤に対して、カイジは声を荒げます。

 

「協力じゃねえんだよ…俺らは1人じゃなくて3人だから、もしかしたら生き残れるかもしれねえって言ってんだよ…それは協力なんて言う甘いもんじゃねえ…一頭のライオンが三つに分裂したって、生きていけるわけねえだろうが!くそったれ!」

 

そうしてなんとかチームの分裂は回避したものの、1400万円の軍資金と、カード4枚いずれもチョキという絶望的状況に変わりはありません。

 

「なんでよりによって1枚しかないパーを持っていくんだよ!」と安藤を責める古畑に、安藤は言い返します。

 

「残ったカードのバランスが悪いのは、もともとチョキ3枚にパー1枚なんていう残し方をした古畑さんにも原因がありますよ」

 

その安藤のセリフを聞いて、カイジは何かを閃きます。

 

キーワードは「バランス」

 

ここに、絶望的なカイジたちを勝利へと導くヒントが隠されていたのです。

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