「LaLa」にて連載された人気マンガ『彼方から』。
今回は、そんな『彼方から』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！
また『彼方から』を全巻無料で読みたい！という方に『彼方から』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。
最終回のネタバレの前に『彼方から』を全巻無料で読む方法です。
『彼方から』は漫画アプリ『マンガPark』で読める
『彼方から』はこちらの白泉社が運営する漫画アプリ『マンガPark』にて全巻無料で読むことができます。
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『彼方から』ってどんな話？あらすじ紹介！
ノリコは本人がいうには平凡な日本の女子高生。
ある日、ノリコは異世界に飛ばされ「天上鬼」であるイザークと出会います。そして、ノリコはまるで刷り込みをされたひなのようにイザークを頼って旅に出ます。
イザークは旅の中「天上鬼」を目覚めさせる存在である「目覚め」であるノリコを愛してしまったことに葛藤に駆られます。だけれども、二人の旅をやめさせることは運命が許してくれません。
それは、旅の途中で「目覚め」であるノリコと「天上鬼」であるイザークが知った「光」の存在です。ノリコとイザークは「光」の混乱状態の世界を救うことができる力を信じて戦っていきます。
『彼方から』主な登場人物紹介！
ノリコ(立木 典子：タチキ ノリコ)
現代日本から異世界に飛ばされた女子高校生。異世界では天上鬼の「目覚め」として陰謀渦巻く国家に狙われます。
おっとりとした性格の一方、女剣士と言われるほど気の強い一面もあります。
イザーク・キア・タージ
「天上鬼」という世界を破滅と混乱に導く存在として人々におそれられる存在である青年。
「目覚め」の存在であるノリコの存在に恐怖に感じる一方、イザークに変わらぬ愛情を注いでくれるノリコに愛を覚えます。
抜群の身体能力と西洋か東洋か言い難い風貌を持ちます。
ガーヤ・イル・ビスカ
元、灰鳥一族の剣士であり、イザークの剣の師匠かつ母親代わりの存在です。
面倒見がとてもよく、イザークとノリコが傷ついたときに二人を守り通します。その一方で激しい一面を持ちます。
イルクツーレ
朝湯気の木の精霊。ノリコとイザークのゆく先々で邪気を払う結解をはって、イザークとノリコ一行のピンチを救います。
ラチェフ
自由都市リェンカの宰相。
頭が非常に冴えていていますが、冷たい人間であり、自身の地位と名誉を守り抜くためには手段を選びません。
ケイモス・リー・ゴーダ
何物にも劣らない力を望み、手に入れては、また力を欲する若者。
タザシーナ
ラチェフに恋する占者であり絶世の美女。
『彼方から』最終回までのおさらい！
異世界に飛ばされてからイザークとの旅を始めるまで
現代日本の女子高生ですが異世界では「目覚め」であるノリコはある日、異世界に飛ばされます。
ヒカリゴケが繁茂する金の寝床で目を覚ましたノリコは花虫に襲われます。花虫を一刀両断したのが「天上鬼」であるイザークです。
ノリコはイザークと一緒に金の寝床から離れ、外に出ます。盗賊団の襲来で傷を負ったイザークは、「目覚め」であるノリコに守られます。
そして、イザークは「天上鬼」である己の運命を自嘲しながらも、「目覚め」であるノリコを殺すのではなく、守っていくことを心の中で誓います。そしてノリコとイザークの旅は始まります。
白霧の森の村の魔術と戸惑い
白霧の森にはいるノリコとイザーク一行。
邪気にあふれた森の中、一行は戸惑い、他者を傷つけていきます。さらに、ノリコが邪気に襲われ連れ去られます。
ノリコを追い、邪気と戦うイザークは邪気に飲み込まれます。イザークは邪気の中で「天上鬼」として母親に愛されなかった過去に身が引き裂かれそうな思いをしていきます。
そんな限界状態のイザークの脳裏にノリコの笑顔が浮かびます。そして、気が付いたらイザークは邪気から脱出していました。ノリコは白霧の森の精霊イルクツーレから力を得て「光」の力の一端を覚醒させます。
天上鬼として覚醒していくイザークと目覚めのノリコの二人の行く末
ノリコとイザーク一行は白霧の森から脱出をしました。
普段は人を襲わない大岩鳥がノリコとイザークの二人を狙います。何もできないノリコをみてイザークは怒りと苦しみ、悲しみから「天上鬼」の力を覚醒させます。
「天上鬼」として覚醒してしまったイザークは人間に戻ることができずもがき苦しみます。その中でノリコはイザークの名前を叫びます。そして、ノリコはイザークへの愛を叫びます。ノリコは叫び終わると身体の全身の痛みから倒れます。
「天上鬼」から人間に戻ったイザークはノリコをお姫様抱っこをして旅の一行のもとに戻ります。
国一番の占者ゼーナがノリコとイザークの関係性と未来を占ったところ、ぐしゃぐしゃに渦巻いてしまい弾けてしまいました。
二人の行く末を知る者はいるのでしょうか。ひとりだけいたのです。
ゼーナを陥れて国のお抱え占者となるタザシーナという絶世の美女が。そして彼女はノリコに噛みつかれたときにノリコへ叫びました。
「あんたが『目覚め』でなかったら殺してやるのに。」ノリコは戸惑います。
しかし、「天上鬼」のイザークと「目覚め」のノリコの二人の愛を変えることができるのも誰もいませんでした。
「天上鬼」の光の力の覚醒
ラチェフはイザークの圧倒的な力に敵対視するケイモスを利用し、ケイモスにノリコとイザークを襲撃させます。
ケイモスは最初にイザークと対峙した時とは全く異なる力をもってイザークをノリコから分かれさせます。
ノリコはラチェフに人質として囚われます。イザークとケイモスはラチェフによって現実世界から切り離された空間に閉じ込められます。
ノリコはドロスとイルクツーレの力を借り、イザークのもとへ向かいます。ノリコの気配を感じたケイモスとの戦いで「天上鬼」となり果てたイザークは自身を「天上鬼」ではなくて「おれ自身」であると自覚します。
イザークは「天上鬼」の「光」の力を覚醒させ巨大な光り輝く翼でノリコを迎えにいきます。
漫画完結『彼方から』最終回結末ラストのネタバレ！その後の最後は？ノリコとイザークの運命は？
灰鳥一族と光の伝説の地のエンナマルナ
武闘集団灰鳥一族が守る、古来天に守られた汚れを拒絶する『光の力』をもつエンナマルナへ「天上鬼」と「目覚め」と関係する人々が集まってきます。
ノリコとイザーク一行だけではなく、ラチェフやタザシーナ達の世界のすべてを手に入れるためにエンナマルナを蹂躙するであろう者達がエンナマルナに向かいます。それは最後の戦いに向けての序章でした。
望むものすべてを手に入れてきたラチェフの狂乱
幼い時に実母を手にかけて以来、ラチェフは自身の行く手を阻むものはその存在を排除してきました。
「天上鬼」を手に入れ世界のすべてを手に入れるためにたくさんの人を利用しては”使えない”とラチェフが考えた人は彼の視野から消されました。
「天上鬼」の「目覚め」であるノリコをテレポーテーション能力を持つチモを使って異空間に連れ込んだラチェフ。
彼の思い通りに動かないノリコにいら立ちます。
ノリコのラチェフを否定する一言に彼は怒り狂い、殺す勢いでノリコにナイフをノリコに向けます。
逃げまどうノリコ。
ノリコは髪をナイフでラチェフに切られます。ノリコはタザシーナによって逃げ出すことができました。
「天上鬼」イザークと「邪の力」ケイモスの最後の闘い
巨大なる主の「邪な力」を流れ込ませているケイモスと主の入れ物である「天上鬼」イザークは最後の戦いをします。
ケイモスは精神エネルギーを増幅させるという月貴石の結晶群から力を常に供給させています。そのため、イザークは月貴石の破壊を試みます。
戦うごとに強くなっていくケイモスの猛攻に推され、イザークは「天上鬼」の力におされていきます。そして、イザークの脳裏にはエンナマルナの言葉がよぎります。
「おれの内なる光を信じ、すべての力を出し切って」
そのように考えたイザークは再度、ケイモスとの闘いへ向かいます。ケイモスの強さをあらためて認識するイザーク。
そんなイザークは思考を繰り返し、ノリコの一言にたどり着きます。「からだの中心。お腹のあたり。」その一言は『魔の種』を示唆するものでした。
ケイモスの『魔の種』を撃墜するためにイザークはわざとケイモスの一撃を受け、「天上鬼」の力をぶつけます。
「天上鬼」の力をぶつけられたケイモスは「邪の力』」を失い普通の人間に戻ります。ずっと追ってきたイザークに背を向けられ怒りに震えるケイモスは再び「邪の力」をからだに取り入れようとします。
その過程でイザークによって『魔の種』を握りつぶされ、ケイモスは何も残らないチリとなり消えていきました。
光の力を覚醒させたノリコ
ラチェフのもとから逃げ出せたノリコは体調を崩しベッドで横になっていました。
無力な自分を攻めるノリコにガーヤはノリコが今できることは「ありがとう」と感謝をすることであることを幼子を諭すように優しく言葉をかけます。
ノリコは何かの役に立ちたくて生きているんだと考え、次に人はひとりでは満たされないと思考していきます。まどろむ思考の連続の中、イザークがノリコにささやきます。
「天上鬼の力の奥から、あの光があふれ出たのは、おれが、おれの内面に初めてめをむけたとき。」その一言でノリコの『光』の力は確固たる覚醒に向かいます。
『光』の力でノリコとイザークは一体となりエンナマルナの城壁を守ります。そして、ケイモスの精神エネルギーを増幅させた月貴石と巨大なる主。そして、ラチェフを光の世界に誘います。
もはや月貴石と肉体が一体化されていたラチェフの肉体もチリとなり彼の痕跡は何も残りませんでした。このようにしてエンナマルナを中心とした争いは終わりを告げました。
「天上鬼」が自ら光の側についたことは世界中の占者を通じて伝わっていき、「天上鬼」と「目覚め」をめぐる長い間続いた各国の争いは終わりました。
ノリコの日記帳
ノリコはこの一連の騒動が終わってもイザークと一緒にいたいため「目覚め」としてこの異世界にい続けることを選びました。
その代わり、ノリコはイザークに一つお願いをします。
その願いを叶えるためにノリコはイザークと一緒に一番最初に二人が出会った金の寝床に向かいました。
ノリコの願いとはイザークにノリコが異世界に飛ばされてからずっとつけていた日記帳を現代日本の家族のもとに送ってほしいことでした。
ノリコが現代日本だけではなく異世界でも存在していること。
それがノリコにとっては誰も不幸にさせないし、みんなで笑っていたい手段でした。
イザークはそのノリコのお願いを了承し、日記帳を日本に送ります。そしてその日記帳を受け取ったノリコの家族は驚きつつも、どこか納得します。
ノリコの日記帳はノリコの小説家の父親によって小説化され、ノリコの高校時代の友人たちも手に取ります。
その小説の序文はノリコの願いで、ノリコの原文が使われています。
『はるか彼方から皆さんへ。この物語を送ります。立木典子』
『彼方から』最終回の読者の反応や感想は？
彼方から読み終わった〜〜良い漫画だった〜〜〜最終回で明かされるタイトルの意味よ〜〜〜
— さくれ🐯🌸 (@sacre167) March 21, 2020
連載初回から「あっこれ大好き」って読み始めて、最終回までずーっと楽しく読める漫画って貴重ですよね。「彼方から」と「てるてる×少年」は途中何度も泣いたし胸熱くなったしやっぱり最終回でも泣いた
— nichole (@nico_hzk) November 26, 2015
今までに読んだ少女漫画の最終回で一番好きなのは彼方からなんだよなぁ。異世界トリップモノってなんとなく主人公が最後は現代に帰ってめでたしめでたしって印象が強かったから、あの最終回読んでノリコぉおおおおおおイザークと幸せになぁぁああああ(；；)ってなったわ。
— 祐天寺 (@ytnj_88) December 21, 2014