からくりサーカス全巻無料で読む方法を紹介!漫画アプリで最終43巻までタダ?鳴海・勝・しろがねの死闘が始まる!

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悩んでいる人
『からくりサーカス』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

yuuu
『からくりサーカス』は週刊少年サンデーで連載されていた藤田和日郎先生による人気バトルファンタジー漫画です!

 

今回は『からくりサーカス』をまだ読んでない方orもう一度全巻読み返したい方へ向け、『からくりサーカス』を全巻無料で読む方法をご紹介します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してくださいね。 

『からくりサーカス』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『からくりサーカス』はこちらの小学館が運営する漫画アプリサンデーうぇぶりにて全巻無料で読むことができます。

サンデーうぇぶり-小学館のマンガが毎日読める漫画アプリ

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『サンデーうぇぶり』は小学館が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

このように『サンデーうぇぶり』では『からくりサーカス』全43巻を惜しげもなく無料公開してくれています

 

仮に書店や有料電子書籍で『からくりサーカス』を全巻そろえた場合、19,866円もの大金が必要になってきます。

1冊462円×43冊=19,866円

19,866円は、普通に大金です。学生はもちろん、社会人の私でも支払うのに躊躇する金額です。

 

安心安全に、そしてタダで『からくりサーカス』を全巻読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使うのがベストです。

 

また『サンデーうぇぶり』では、『からくりサーカス』以外にも

  • 名探偵コナン
  • MAJOR(メジャー)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • あおざくら防衛大学校物語
  • タッチ
  • H2
  • 古見さんは、コミュ症です。
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則

などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

 

サンデーうぇぶり-小学館のマンガが毎日読める漫画アプリ

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また同じく小学館が運営する漫画アプリマンガワンや集英社が運営する漫画アプリマンガMeeも特にオススメです。

マンガワン-小学館のオリジナル漫画を毎日配信

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マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ

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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

『マンガワン』で無料で読める主な作品一覧
  • 闇金ウシジマくん
  • 青のオーケストラ
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • ブラックジャック
  • 火の鳥
  • 土竜の唄
  • からかい上手の(元)高木さん
  • 薬屋のひとりごと
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • プロミスシンデレラ
  • 血の轍
  • アオアシ
  • 灼熱カバディ
  • 出会って5秒でバトル
  • 未来日記
  • 文豪ストレイドッグス
  • アオアシ
  • モブサイコ100

などなど…

 

『マンガMee』で無料で読める主な作品一覧
  • この音とまれ!
  • 悪魔とラブソング
  • 美食探偵 明智五郎
  • ダメな私に恋してください
  • 雛鳥のワルツ
  • 虹色デイズ
  • 高校デビュー
  • ごくせん
  • ストロボエッジ
  • アオハライド
  • NANA
  • 青空エール
  • 素敵な彼氏
  • デカワンコ
  • G線上のあなたと私
  • センセイ君主
  • シュガーズ
  • 僕に花のメランコリー
  • ひるなかの流星
  • メイちゃんの執事
  • 初×婚(ういこん)
  • ハニーレモンソーダ

などなど…

 

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『サンデーうぇぶり』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

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サンデーうぇぶり

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こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています。「無料で多くの漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。

完全無料!おすすめ漫画アプリをランキング形式で紹介!【お金がかからない読み放題のマンガアプリ!知らなきゃ大損!】

 

アニメ『からくりサーカス』を全話無料視聴する方法は?

『からくりサーカス』は、アニメ化されており、そちらも大好評です。

 

こちらの「U-NEXT31日間無料体験」では、無料&高画質で『からくりサーカス』を視聴できるだけではなく、新作マンガや新作映画の購入に使用できる600円分のポイントがタダ貰えるので、特にオススメです。

 

安心、安全にアニメ『からくりサーカス』を無料で視聴した方は、「U-NEXT31日間無料体験」一択です。

 

「U-NEXT」の登録の仕方については、こちらのページをご参照ください。

U-NEXT31日間無料トライアルで貰える600円分のポイントを使って漫画をタダで購入する手順を紹介!U-NEXT登録方法も解説

無料体験は31日間以内に解約すればお金は一切かからないので、ご安心ください。

 

追記:映画好きとしても知られている『からくりサーカス』の作者・藤田和日郎先生がアシスタントに必ず勧めている映画があるのだとか!

 

それが、こちらの『オーロラの彼方へ』『潮風のいたずら』

 

人気マンガ家がイチオシする映画って気になりますよね!

 

今、調べたところU-NEXTの見放題でどちらの映画も見ることが可能でした👇

『オーロラの彼方へ』あらすじ

ニューヨークにオーロラが出現した夜。刑事のジョンは、殉職した消防士の父が愛用していた無線機を発見する。そのスイッチを入れたところ、聞こえてきたのは亡き父の声だった。30年の時を超え、父との交信に成功したジョンは、未然に事故を防ごうとするが…。

 

『潮風のいたずら』あらすじ

大金持ちの夫人・ジョアナは、クルーザーから海に転落して記憶喪失になってしまった。大工のディーンは、傲慢な彼女への意趣返しのつもりで「自分が夫だ」と偽る。ジョアナは疑問を感じながらも、彼と4人の息子の世話をし、生活を共にするようになる。

 

私自身、かれこれU-NEXTに登録して1年間、かなりの数の映画を見てきたつもりでしたが『オーロラの彼方へ』と『潮風のいたずら』は、まだ見ていません!

 

ネットの評価も高いので、楽しみです(^^)/ 

藤田和日郎の最新作『双亡亭壊すべし』も『サンデーうぇぶり』にて無料で読める

上記に紹介した『からくりサーカス』に加えて、同作者・藤田和日郎先生による最新作マンガ双亡亭壊すべしも『サンデーうぇぶり』にて無料公開されています。

 

👇こんな感じに

Twitter検索をかけてみるとかなり評判がいいですね。

 

私自身まだ未読なので、『サンデーうぇぶり』でゆっくり読んでみようと思います!楽しみが増えましたぜぇ!!!

引用:Youtube.com

漫画アプリ!サンデーうぇぶり!小学館の人気マンガを毎日更新

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次に『サンデーうぇぶり』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

『サンデーうぇぶり』の基本的な使い方

『サンデーうぇぶり』では、アプリ内アイテムであるチケットポイントを使用して読むことになります。

 

簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』を使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。

 

『からくりサーカス』も1日に最大5話まで読み進められます。(もちろんタダで)

 

ここでは『サンデーうぇぶり』で使うアプリ内アイテムチケット』『ポイントのそれぞれの使い方を簡単に説明します。

『サンデーうぇぶり』のチケットとは?

チケットはチケットアイコン(↓黄色い線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。

各作品ごと1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。

つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読めるシステムがこの『チケット』なのです

 

サンデーうぇぶり-小学館のマンガが毎日読める漫画アプリ

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『サンデーうぇぶり』のポイントとは?

『ポイント』は毎日、5~15秒程度の広告動画を見ることで30ポイント(作品1話分に値する)を取得することが出来ます

 

サンデーうぇぶりに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読む事ができるという意味)

 

↓『サンデーうぇぶり』のホーム画面に『POINTゲット(黄色い線で囲んである)』アイコンが出てくるので、そのボタンをタップして短い広告動画を見ることでポイントをゲット出来ます。

15秒程度の広告を流しておく(見なくてもよい)だけで、1話分の漫画を無料で読めてしまうので、絶対活用するべきです!

 

この『POINTゲット』アイコンは毎朝8時に回復し、ホーム画面に表示されます。

また『サンデーうぇぶり』のアプリを新規ダウンロードすることで1000ポイントの特典が付いてきます。※1000ポイント=単行本3冊分

アプリのダウンロードは、もちろん無料です。

 

操作も簡単なので、すぐに使いこなせますよ!

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『チケット』『ポイント』以外で1日3話分の漫画を読む

『チケット』『ポイント』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります

 

その仕組みがこれ、

 

見たい話の漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む あと3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分を新たに無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでを簡単にまとめると

ここまでのまとめ
  • チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
  • 短い広告動画を見て毎日30ポイント獲得し1話分の漫画を無料で読む
  • 短い広告動画を最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む

以上の事から『サンデーうぇぶり』は、1つの作品において、1日に最大で5話分を無料で読むことが出来るかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。

 

遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

 

↓さらに詳しく『サンデーうぇぶり』の使い方を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください!

【最新版】サンデーうぇぶりの使い方やメリット・デメリットを徹底解説!おすすめ漫画ランキングも紹介!

 

サンデーうぇぶり-小学館のマンガが毎日読める漫画アプリ

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『からくりサーカス』のあらすじ紹介!

『からくりサーカス』あらすじ

「人を笑わせなければ死ぬ」という謎の奇病・ゾハナ病にかかってしまった加藤鳴海(かとう なるみ)は、クマの着ぐるみを着てチラシを配り、子供たちを笑わせるアルバイトをしていた。

そんなとき、黒スーツを着た謎の男たちに追われている子供(才賀勝:さいが まさる)を発見した加藤は、得意の拳法を駆使して助け出す。

その子供・才賀勝は、大手精密機械メーカー”サイガ”グループの社長・才賀貞義(さいが さだよし)の愛人の子供であり、先日亡くなった父・貞義から全財産である180億円を相続していたことを加藤は勝に聞かされた。

全財産180億円を相続した愛人の子・勝から財産を奪おうと、才賀の親族が雇った傀儡使いたち(くぐつ:操り人形)が勝の命を次々に狙いに来る・・・。

容赦ない傀儡たちの攻撃から絶体絶命の危機に陥った加藤と勝の元に、謎の美女・「しろがね」が現れた!

彼女は、「あるるかん」という操り人形(傀儡)を使い闘う。

彼女はいったい何者なのか?

勝は、これからくる壮絶な未来にあらがう事ができるのか?

加藤、勝、しろがね、3人が出会ったことで運命と言う名のからくり劇場が開演する・・・!!!

以上が簡単なあらすじです!

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『からくりサーカス』の作者・藤田和日郎の経歴

『からくりサーカス』の作者・藤田和日郎(ふじた かずひろ)先生は、北海道旭川市出身の人気漫画家です。(生年月日1964年5月24日)

 

多くのヒット作を生み出してきた漫画界の巨匠です。

 

藤田和日郎の代表作一覧
  • うしおととら(全33巻+外伝1巻)
  • からくりサーカス(全43巻)
  • 月光条例(全29巻)
  • 双亡亭壊すべし(連載中~)

 

趣味の映画からマンガの着想が思い浮かぶことがあり、『オーロラの彼方へ』『潮風のいたずら』という洋画がオススメだといいます。

 

 

ちなみに、この記事👇で藤田和日郎先生のオススメ映画を知りました。

 

マンガ家『藤田和日郎』 何を思ってどう仕事している?

 

また、もっとも尊敬する漫画家のひとりに『犬夜叉』や『うる星やつら』『めぞん一刻』などで知られる高橋留美子先生をあげています。

 

『犬夜叉』は『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読め、『めぞん一刻』は、『マンガワン』で全巻無料で読む事が出来ます。

漫画アプリ!サンデーうぇぶり!小学館の人気マンガを毎日更新

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『からくりサーカス』主要登場人物を紹介!

才賀 勝

からくりサーカスは、プロローグ、サーカス編、からくり編、からくりサーカス編、機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)編という5つの物語によって構成されており、その都度主人公が異なります。

 

才賀 勝は、その中でも、サーカス編、からくりサーカス編の主人公です。

 

大企業「サイガグループ」の総帥、才賀貞義と愛人の間に生まれた子どもで、母の死をきっかけに父に引き取られます。

 

腹違いの兄弟達から辛くあたられ、学校ではお金持ちの子どもという偏見からいじめに遭い、不遇の日々を送っていました。

 

そんな中で、父が亡くなったことにより、180億円の莫大な遺産を相続してしまい、腹違いの兄弟達から遺産目当てに命を狙われる羽目になってしまいます。

 

その生い立ちから、作品開始当初は非常に内向的かつ気弱ないじめられっ子でしたが、鳴海やエレオノールとの出会いにより、逃げてばかりの自分と決別するべく、どんどん成長していきます。

 

たった11歳の少年が、運命に立ち向かうべく奮闘する姿は、大人になった今だからこそ身につまされ、見ていて胸が熱くなりますよ!

 

彼自身の資質として、一度目にしたものは忘れることなく記憶し、目にした動作を忠実に真似ることが出来るという特技を有しています。

 

そのため、本来であれば、才能がある者であっても10年近い英才教育の末に習得する“人形繰り”を初見で再現し、短期間の修行で完璧に会得することに成功しています。

 

実は彼は、この物語の黒幕であるフェイスレス(才賀貞義)の野望である『永遠の命』のために用意されたスペアの肉体です。

 

年齢によって衰えてしまったフェイスレスに肉体を提供するために、特別教育クラスの中から選び抜かれた一人でした。

 

そのため、才賀貞義との血縁関係は一切ありません。

 

旅の途中で出会ったギイに師事することで、自分の存在の意義や秘密、しろがねとフェイスレスを中心とした全ての物語の真実を知ることになります。

 

彼の大きなターニングポイントは、間違いなく、加藤 鳴海、才賀 エレオノールとの出会いです。

 

内向的で周囲の顔色ばかり窺っていた少年は、自分を守って死んだ鳴海の姿を見て、運命と戦う決断をくだします。

 

体中に傷を刻み、多くの理不尽に晒されながらも、真っすぐに成長していく勝の姿は、この物語の根幹と言っても良いでしょう。

加藤 鳴海

からくり編の主人公である鳴海は、直情的で熱血漢な19歳の青年です。

 

人を笑わせないと生きていけない奇病「ゾナハ病」の罹患者ですが、壊滅的に人を笑わせるのが下手くそで、連載開始当初はその発作に悩まされていました。

 

かつては勝同様、気弱で内気な性格をしていました。

 

しかし、母が第二子を妊娠したことで、兄となることを自覚し、「強くなりたい」と拳法を習い始めたことで徐々に前向きになっていきます。

 

結局、母が流産してしまい、以降も妊娠を望めない体となってしまったため、弟妹が出来ることはありませんでしたが、師の言葉で「どこかに生まれ変わったであろう弟妹」を守るために拳法を続けることを決め、現在に至っています。

 

その経験から、子どもに対しての思い入れが非常に強く、愛情をもって接してくれます(ただし、笑わせるのは非常に下手くそ)。

 

才賀善治に誘拐された勝をエレオノールと共に助けることに成功するも、左腕のみを残し、行方不明となりました。

 

当初は死亡したものと思われていました(勝やエレオノールも、鳴海は死んだと思い込んでいました)が、からくり編で再登場し、主人公の一人として大いに活躍することとなります。

 

左腕を失った才賀勝誘拐事件の際に、ゾナハ病に罹患してから左腕を失うまでの記憶をなくしてしまいます。

 

勝やエレオノールとの出会いも、彼の記憶から消えてしまったのです。

 

その後、鳴海は、「しろがね」ギイに命を救われ、不死の霊薬である生命の水を飲み、「しろがね」の一員となりました。

 

左腕に懸糸傀儡(マリオネット)「あるるかん」の腕を義手として装着し、ゾナハ病をまき散らす自動人形達との壮絶な戦いに身を投じていくのです。

 

複数の主人公を据えたオムニバス形式の物語だからこそ、このからくりサーカスという物語はより面白味を増していると思います。

 

鳴海を慕う勝、鳴海に惹かれていたエレオノールは、彼のことを死んだと思い込んでいますが、読者である我々は、記憶を失いつつも生き延びている彼の存在を知っているわけです。

 

それぞれの主人公の目線で、少しずつ世界の真実が解き明かされていくのはワクワクしますし、主人公が物語上ですれ違ったりするのを、神の視点で楽しめるからこその面白さがありますよね。

才賀 エレオノール

本作のメインヒロインです。

 

懸糸傀儡「あるるかん」を操る美女で、白銀の髪に人形のように整った容姿を持っています。

 

勝の祖父である才賀正二の命により、勝を守護するために現れます。

 

連載開始当初は、感情が表に出ず、まさしく人形のような人物でした。

 

しかし、勝や鳴海と出会い、人間としての感情がより大きく育ったことで、素直な感情を表に出せるようになっていきます。

 

彼女は、鳴海の真っ直ぐな気質に感化され、徐々に惹かれていきます。

 

それは、鳴海のゾナハ病の発作を和らげてあげられない(心からの笑顔を向けることが出来ない)自分に対して、怒りや悲しみの感情を抱くことからも読み取れます。

 

勝に対しても、当初は義務的な意味での守護者という立ち位置でしたが、素直で優しい彼の気質に触れることで、徐々に家族のような関係性を築いていきます。

 

サーカス編に入る頃には、かつて「芸をする人形のよう」と評されていたとは思えないほど感情表現が豊かになり、コミカルな表情を見せるようになります。

 

若干過保護なきらいがあり、勝が行方不明になったり、彼から拒絶されたりしてしどろもどろになっている姿は、普段のクールな彼女とのギャップに驚かされますよ。そこがまた、可愛らしいのですけれども。

 

実は、才賀正二と才賀アンジェリーナの一人娘であり、この物語の根幹にかかわる重大な秘密をその身に宿した人物でもあります。

 

幼い頃から、最古の「しろがね」ルシールに人形繰りを教えられ、ギイと共に自動人形達との争いに明け暮れていました。

 

彼女が、最後の最後で見せる本当の笑顔。その美しさは、まさしく、一見の価値ありです!

ギイ・クリストフ・レッシュ

「伝説のしろがね」「人形200体破壊者」という通り名を持つ「しろがね」の一人で、エレオノールを育てた人物でもあります。

 

才賀正二と彼の二人だけが、唯一「フランシーヌ人形」と、それに連なる全ての謎を知っており、その特性上、からくり編、サーカス編の両方の物語に登場し、狂言回し的な立ち位置をとっています。

 

一見すると、冴え渡るような白銀の髪を持つクールな美人という印象のキャラクターですが、過去のトラウマにより、極度のマザコンというギャップを背負っています。

 

母の写真が入ったペンダントが宝物で、それを奪われたりすると、通常からは考えられないほどに幼児退行します。

 

道化がかった口調で、相手の神経を逆撫でする態度をとることもありますが、鳴海、勝、エレオノールの三人を導き、彼らの師として多くの力を授けてくれた人物でもあります。

 

彼が「しろがね」になるに至った事件と、彼のマザコンの原因である「アンジェリーナ」との交流、そして愛する人達のために人生をかけた姿を目の当たりにすると、好きにならざるをえません。それほど魅力的な人物でもあります。

 

彼の操る懸糸傀儡「オリンピア」は、愛するママン(アンジェリーナ)のデスマスクを使って作られており、その美しい技の数々で自動人形を圧倒していく姿は、非常に格好良く、爽快です。

 

フェイスレス(才賀貞義)

全ての元凶である白金(オリジナル)が、生家から攫った子どもに、自らを溶かした「生命の水」を飲ませた結果誕生した、この物語の真の黒幕。

 

白金の記憶を受け継いでいながらも、その正体を隠し、表向きには「しろがね」の「オルガン部隊」のリーダーとなり、その後改造人間「しろがね-O」のリーダーとなっています。

 

才賀正二と共に明治以来、サイガグループを率いてきた人物でもあります。

 

社会的には才賀正二の息子、勝の父という立場にあります(それぞれとの血縁関係はありません)。

 

口調と態度は非常にふざけていますが、それは表面上、自らをピエロのように演出しているだけ。

 

実際には「自分の思い通りにならないなら世界がどうなっても良い」という、非常に幼稚な思考回路を有しており、自分の考えこそが正しいと信じて疑わない厄介な人物として描かれています。

 

彼が狂気に落ちるきっかけとなったフランシーヌとよく似たエレオノールを我が物にするために、勝と自分を入れ替えようと企てており、その執念は見ていてゾッとするほどです。

 

物語を読み進めるうちに、様々な悲劇の元凶が、彼の「子どもじみた我が儘」だと分かっていきます。

 

たった一人の女性に、自分を好きになってほしい、笑顔になってほしいという純粋な願いだったはずのそれは、兄への嫉妬や劣等感、思い通りにならない憤りによってどす黒く染まり、多くの悲劇を生みだしてしまったのです。

 

ただ、狡猾で残酷な人物でありながらも、どうしても憎み切れない。数々の悲劇を生みだした張本人なのに、全てを否定出来ない。そんな不思議な魅力にあふれたキャラクターとも言えます。

 

最後の最後で、「一人ぼっちは寂しい」という本心を吐露し、自分が間違っていたと、かつて嫉妬に狂ったが故に対立した兄への謝罪と共に死にゆく姿は、非常に胸に迫るものがありました。

 

『からくりサーカス』見どころ紹介!

見どころ①

一番の見どころはなんといっても熱い展開が繰り広げられるストーリーです。

 

この漫画は勝が鳴海やしろがね、仲町サーカスの団員達との出会いを通して、精神的に成長していく少年漫画の王道ともいえる物語です。

 

最初はとても頼りなかった勝が、物語の終盤に向かうにつれて見違えるほどたくましくかっこいい少年になっていきます。

 

特に物語の序盤、勝の父親の遺産を狙う叔父に勝が誘拐されてしまう話では勝が別人のように変わります。

 

様々な事から逃げていた勝が鳴海たちに感化され、強くなるためには自分自らが変わらなければならないことに気づきます。

 

そして、勝は鳴海のような強い男になることを決心します。

 

主人公である勝が徐々に心身共に成長していく様子は注目です!

 

勝の成長の他にも、かつては敵だった人物が味方になり共に戦うような熱いシーンや涙を流さずにはいられない感動のシーンもたくさんあり、見どころは満載です。

 

特に最終決戦は涙なしには読めません。

 

作中に多く張られた伏線をしっかり回収しているのも、この漫画の面白いところの一つです。

 

熱い展開のストーリーが読みたいとか、最近泣いてない、漫画を読んで泣きたいという人にはオススメです!

見どころ②

心に残る名言が多いこともこの漫画の魅力の一つです。

 

この漫画にはかっこいい名言や心に浸透する名言がたくさんあります。

 

私が特に好きな言葉は勝と鳴海が叔父の追手から逃げるシーンで鳴海が言った言葉です。

 

勝と鳴海は勝の父親の遺産を狙う追手たちに電車の中で追い詰められてしまいます。

 

その時、自分一人が死ねばよかったのにといった勝に対して、鳴海は勝の顔を打ち

 

「あきらめるな!おまえはまちがっちゃねえんだよ。キツい時には『助けて』とどなれ!ハラが立ったら悪態をついてやれ!!おとなしくかっこつけてあきらめんな、あがいてあがいてダメだったらそん時ゃ……にっこり、笑うしかねえけどよ。」

 

と言って、勝を励まします。

 

この時の言葉を勝は胸に刻み、その後の闘いに身を投じていきます。

 

どんなに絶望的な状況でも決してあきらめない鳴海のこの言葉は勝だけでなく、私の心も震わせました。

 

この他にも作中にはたくさんの心に響く名言が出てきます。

 

そして、それらがその後の物語の伏線となっていることも少なくありません。

 

この漫画を読む際には、ぜひ登場人物たちのかっこいい魅力的な言葉にも注目してみてください!

見どころ③

最後に紹介したいこの漫画の魅力は「画力の高さ」です。

 

やはり漫画を読む上ではストーリーだけではなく、作画も読者を引き付ける大きなポイントですよね。

 

この漫画の作者である藤田和日郎先生の作画は、とても画力が高く迫力のあるシーンがたくさんあります。

 

中でも私が一番好きな作画は物語中盤の絶望した鳴海の顔が書かれた一コマです。

 

この一コマは物語の中盤で鳴海が衝撃の事実を知り、絶望に陥るシーンの一コマです(ネタバレになってしまうので詳細は言えませんw)。

 

この時の鳴海の絶望の表情にはかなりの迫力があり、絶望や怒りがひしひしと伝わってきます。

 

私はこれほどキャラクターの感情が作画から伝わってきた漫画を読んだことがありません。

 

なんと、この一コマを先生はインクをつけた自分の指で描いているのです!

 

普段使っているペンやマジック、筆ペンではこのシーンを書くには適切ではないと思い、何かいい筆はないかと考えた結果、指に至ったそうです。

 

この他の場面では、割りばしにインクをつけて作画を書いたり、修正液を白色のペンのように使ったりもしています。

 

藤田先生はそのシーンを書くのに適した道具を使っているため、キャラクターの感情が読者に伝わってくる画力のある絵を描けるのだと思います。

 

この漫画ではシーンによって様々な道具を使い分ける藤田和日郎先生の作画が存分に楽しめますので、ぜひ読んでみて下さい!

漫画アプリ!サンデーうぇぶり!小学館の人気マンガを毎日更新

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『からくりサーカス』の世間の評価は?

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『からくりサーカス』序盤ネタバレ紹介!

第1幕 「勝 第1幕 開幕ベル」

主人公、加藤 鳴海(かとう なるみ)は熊の着ぐるみを着て街中でストローサーカスのビラを配っています。

 

そして、鳴海は「でかいスーツケースを持った子供に…、サーカスに連れていってくれませんか……って頼まれたら あんたはどうする?」と問います。

 

目の前には小さな少年が居て着ぐるみ姿の鳴海に、そう頼んでいました。

 

しかし、それどころではない事情が鳴海にはあり少年を無視しました。

 

鳴海は父親が貿易関係の仕事だったので、しばらく中国にいたのです。

 

そして拳法に魅了されていきましたが病気に、かかってしまったのです。

 

他人を笑わせなければ呼吸困難になり死に至るゾナハ病という病気でした。

 

鳴海は人を笑わせて生き残るために、熊の恰好でサーカスのビラ配りのバイトをしていました。

 

しかし数日間、誰も笑ってくれなかったために追い詰められていた鳴海は呼吸が苦しくなっていました。

 

冒頭のでかいスーツケースを持った少年は、そんな着ぐるみ姿の鳴海を見て「くすすっ」っと笑って会釈をして去っていきました。

 

笑ってもらった事で、助かった鳴海は恩を返すために着ぐるみ姿のまま少年の後を追いかけました。

 

鳴海が追いつくと、少年は黒いサングラスに黒いスーツ姿のモノたちに連れ去られているように見えました。

 

家出の子供を連れ戻しているだけかもしれないとも思いつつも、間違ってたら後で謝ると考え殴りかかりました。

 

そして、「まちがってたら、すまんね。誘拐か?」と尋ねると少年は頷き(うなずき)ました。

 

誘拐を確認した鳴海は警察に突き出すために黒いスーツ姿のモノ達と戦闘を始めましたが、拳が首に当たると異様に曲がってしまいました。

 

「くっくく、首のホネ折っちまった!?」と焦る鳴海、しかし相手は平気な顔をしています。

 

力も人とは思えない程に強く「こいつら、いったい何なんだ!?」と鳴海は驚愕していました。

 

少年と大きなスーツケースを抱えて、鳴海は逃げました。

 

周りには野次馬が集まっており近くでやっているサーカスのビラを、あの熊が配っていたと話していました。

 

黒いスーツ姿のモノ達は、無表情で逃げる鳴海と少年を見ていました。

 

逃げた先で鳴海と少年は、電車に乗り込んでいました。

 

理解の出来ない状況に苛立つ(いらだつ)鳴海は、少年に説明するよう要求しました。

 

「クマさん、思ったより ずっとコワイかおしてるんだねぇ」と言い涙ながらに謝罪しました。

 

しかし、ゾナハ病の鳴海は苦しくなり少年に「笑えってんだ!ぶっとばすぞ!」と少年の頬を持ち上げて無理やり笑わせます。

 

少年は、訳が分かっていません。

 

落ち着いたところで、二人は自己紹介を始めます。

 

鳴海は「オレは加藤鳴海(かとうなるみ)18歳。おまえは?」と聞くと「さ、才賀勝(さいがまさる)…小五(しょうご)…です」と答えました。

 

父親が死んでから黒いスーツ姿のモノ達を見かけるようになったと、勝は話します。

 

同情する鳴海に勝は説明を続けます。

 

勝の父親は、機械関係の会社[サイガ]の大社長だったのです。

 

そして、父親は高速道路での交通事故で死んでしまっていたのです。

 

原因はタイヤに-何かを-巻き込んでハンドルを取られたではないか、ということでした。

 

話を聞いた鳴海は「何か?」と返します。

 

勝は、「人形みたいな…もの…」と答えました。

 

父親が亡くなった時、勝は祖父との会話を思い出していました。

 

勝の祖父は、才賀に生まれた男は機巧人形(からくり人形)に興味を持つと言うのです。

 

そして勝の父親も機巧人形に興味があり、東京の家の地下に鍵の掛かった部屋を持つほどだと話しました。

 

才賀家は、機巧人形で得た技術を使って[サイガ]という会社は成功していたのです。

 

勝は父親に、いずれ全部おまえのものになると言われていた事を祖父に話しました。

 

それを聞いた勝の祖父は「何か変な事があったら…このカバンを持ってすぐ お逃げ。しろがねが、おまえを守ってくれるだろう。」とも言っていました。

 

鳴海は、しろがねとは誰なのかと聞きましたが勝は知りませんでした。

 

祖父からは、いつでも勝から一番近い所のサーカスにいると。

 

鳴海は、なぜ勝が自分にサーカスに連れて行って欲しいと頼んだのか理解できました。

 

そして勝が、親戚に遺産目当てで狙われていると考えた鳴海はサーカスよりケーサツに行った方が良いと考えました。

 

そこに、また黒いスーツ姿のモノ達が現れました。

 

鳴海は、殴りかかりましたが相変わらず人間とは思えない力で投げ飛ばされました。

 

さらに鳴海たちが乗っている電車の進路方向の線路に、黒いスーツ姿のモノが立っていました。

 

電車を止めるためとはいえ、正気とは思えない行動に鳴海は驚愕しました。

 

止まりきれない電車が、衝突すると黒いスーツ姿のモノは歯車や体のパーツがバラバラとなった人形でした。

 

バランスを崩し脱線した電車は、ストローサーカスのテントへと突っ込んでいきます。

 

どうにか、勝だけでも逃がそうと鳴海は考えていました。

 

勝は熊の着ぐるみを見たとき、大きくて強そうだから助けてくれるんじゃないかと思ったと鳴海に話しました。

 

そして「死ぬなら…死ぬなら………ぼく一人で死ねばよかったのにさあ~」と涙を流します。

 

そんな、勝に鳴海は平手打ちをしました。

 

鳴海は「あきらめるな!おまえはまちがっちゃねぇんだよ。キツい時には、「助けて」とどなれ!ハラが立ったら悪態をついてやれ!!」と勝に言います。

 

続けて「おとなしくかっこつけて あきらめんな、あがいてあがいてダメだったら そん時ゃ………にっこり、笑うしかねえけどよ。」と笑っていました。

 

人形を抱えて、鳴海は窓を割り電車を飛び降りました。

 

ストローサーカスに突入して止まった電車、勝は鳴海を呼びます。

 

背後には人形が一体、立っていました。

 

涙をながしながら恐怖する勝は、しろがねを呼びました。

 

しかし誰かも知らない居る保証もないと諦めようとしますが、鳴海の「あきらめんなって…」という言葉を思い出します。

 

しろがねと呼びながら近くのガレキを人形にぶつけて抵抗します。

 

その時、上の方を見上げると綱渡りの綱に立つ女性を見て、「え!し…ろ…が…ね…?」と勝は言葉をこぼします。

 

女性が綱から飛び降りると「坊ちゃま…お下がりください」と言いました。

 

勝の持っていた大きなスーツケースから糸の繋がった人形が飛び出し、女性はそれを操り敵の人形を一瞬で破壊しました。

 

それを見た鳴海は、とんでもない選択をしてしまったのかもしれないと、驚きました。

 

といったところで 勝 第1幕 が終わります。

第2幕 「勝 第2幕 しろがね」

鳴海は、人生の選択肢を良くない方に選んできてしまっていると回想していました。

 

病気に掛かり、ビラ配りの仕事を始めて大社長の息子の勝に会い人形に追いかけられることになったためです。

 

勝は助けてくれた女性に、「あ…あの…しろがね…さんなの……」と尋ねました。

 

その女性は「お坊ちゃま………」と言い駆け寄ってきてくれました。

 

勝を助け出してくれた女性こそ、しろがねでした。

 

そして、しろがねに勝は「スゴい人形だねぇ…」と語り掛けました。

 

しろがねの操る人形の名前は[あるるかん]でした。

 

そして、しろがねは勝の祖父が滞在していたフランスで雇った乳母(うば)の娘だと自己紹介しました。

 

勝は当時4歳だったために、その事を覚えていませんでした。

 

起き上がった鳴海に勝は駆け寄ろうとしましたが、しろがねが[あるるかん]を使って阻止しました。

 

鳴海が何者か分からないために、しろがねは警戒して「何者だ」と尋ねました。

 

鳴海は「外人か!?銀色の目…髪の毛まで銀だ!」と思いつつも敵視されたことに「おまえこそ何だ!」と言いました。

 

さらに敵は人形だったこともあり[あるるかん]を使っている、しろがねは怪しいと返しました。

 

しろがねは勝の祖父から、もしもの時に[あるるかん]を使って勝を守って欲しいと言われていたことを鳴海に話します。

 

しかし鳴海は勝が一人っきりで逃げていた時に近くに居なかったのは何故なのかと、しろがねに食って掛かります。

 

それを聞いた、しろがねは鳴海に「言うなァ!」と攻撃を仕掛けます。

 

それに鳴海も応戦しましたが割って入った勝に二人の攻撃が当たり、飛ばされてしまいました。

 

鳴海としろがねは、そんな勝を見て自分の攻撃が止められなかったことに後悔しました。

 

救急隊を呼んでくると言う鳴海に、しろがねは安全な所で診てもらうと返します。

 

鳴海は、ついていってやると言いましたが、しろがねは「これからは あなたに関係のないことだ。」と断りました。

 

そして、しろがねは勝を自分が守るから鳴海は安全な日常に帰るように言って去っていきました。

 

鳴海は、言い返さず「ふん。ま、いいか。」と辺りの負傷者を助けながら一日の出来事を思い返していました。

 

自分には関係が無いことで、成り行きで勝を助け自分も人を笑わせないと死にかけてしまうという所まで考えました。

 

しかし、目の前で負傷して泣いている女の子を見て鳴海は思います。

 

「オレは…そんなコトを知ってて、まだ…他人を笑わせて…いられるんだろうか…」と、ゾナハ病で苦しみながら勝の笑顔を思い出していました。

 

しろがねは雨の街中で勝を抱えて病院を探していましたが上手くいってはいませんでした。

 

近くで怪しい男が、一般人と人形使いの邪魔が入り仕事が失敗したと電話で話しています。

 

そして、[プルチネルラ]を使って良いのか尋ねていました。

 

しろがねは勝を連れて途方に暮れていましたが、鳴海が探しに来てくれました。

 

しかし、しろがねは鳴海の助けを拒もうとします。

 

鳴海は「勝のコトを考えろっ。そいつはオレ達のせいで そうなったんだぞ。」と言い放ちました。

 

しろがねは悲しい表情をしながら「あ…ああ…」と返し、鳴海はまるで別人みたいだと感じていました。

 

一行は鳴海の知っている個人病院に着き、勝の治療をしてもらっていました。

 

医者は綺麗な女性を連れてきたと言いましたが鳴海は、しろがねとの相性は最悪だと返しました。

 

そのとき横たわっている勝が鳴海と、しろがねの手を握りました。

 

医者は、「ははは………その子は そう思ってないらしいな。」と言い2階に消えていきました。

 

しろがねは鳴海に、なぜ追ってきたのかを聞きました。

 

「オレのためさ。」を優しい表情で鳴海は勝を見守っているのでした。

 

さらに鳴海は、しろがねに自分の日常は安全ではないと食って掛かりました。

 

その時、病院の外に人形がいることに二人は気付きます。

 

[あるるかん]を出した、しろがねは自分自身のために追ってきたという鳴海の理由に納得したと話します。

 

といったところで 勝 第2幕 しろがね が終わります。

 

第3幕 「勝 第3幕 プルチネルラ」

勝は親が忙しく、ご飯は一人で食べ聞き分けの良い子供だと思われていて寂しかったという夢を見ていました。

 

目を覚ますと、敵が迫ってきていて鳴海が応戦していました。

 

そこに、しろがねの[あるるかん]が攻撃して危うく(あやうく)鳴海も巻き込まれるところでした。

 

「お坊ちゃまは私が一人で守る。」と、しろがねは言います。

 

そこに、敵の人形使いが現れ[プルチネルラ]を使って攻撃を仕掛けてきます。

 

もしも一人で大勢と戦っている間に勝に何かあったらどうすると鳴海は、しろがねに言い聞かせようとします。

 

しかし[あるるかん]は最強だと引かない、しろがねを見て勝は「だめだよ一人は…」と思うのでした。

 

その時、2階から医者の悲鳴が聞こえてきました。

 

それに気付いて駆けつけようとした鳴海に「一人にしないで」と勝は言います。

 

そんな勝を見て、しろがねは「お坊ちゃまには私が!・・・私が一人で お坊ちゃまを!」と伝えます。

 

しかし勝は、鳴海に頼り戻ってくるから大丈夫だと伝えます。

 

それを見た、しろがねは悲しい顔を少し見せ敵と戦い始めました。

 

敵の人形使いが人形使い同士の戦いを申し出てきて、しろがねは受けて立ちます。

 

勝の祖父から譲られた[あるるかん]を使って、しろがねは勝に戦いを見てもらいながら圧倒的な強さで敵の人形を倒しました。

 

しかし戦っていた、しろがねの隙をつき勝が捉えられてしまいます。

 

戦いに精一杯で勝に気が回らなかったことを、しろがねは悔やみます。

 

そこに鳴海が現れ敵を一掃し、しろがねと勝を救い出します。

 

人形使いは、逃げていきました。

 

悔やむ、しろがねを見て鳴海は責めようとしますが勝が止めます。

 

勝は一人で何もかもやろうとする、しろがねに「私は一人ぼっちだ…かわいそうだ」と言っているように見えたと話します。

 

そして、しろがねが勝を忘れていっているように見えて寂しかったと伝えたのでした。

 

といったところで、勝 第3幕 プルチネルラ が終わります。

第4幕 「勝 第4幕 鳴海乱心」

しろがねは、敵が引いた後に勝の無事を確認します。

 

勝は、自分のせいで病院が壊れたと医者に謝りました。

 

医者は、大したことがなかったのだからと許してくれました。

 

しかし、勝は自分のせいで乗っていた電車の乗客や病院がめちゃくちゃになったと思いどうしたら良いのか分からなくなり泣き始めてしまいました。

 

そんな勝に鳴海は、泣くのをやめて「そして…笑え!」と伝えました。

 

こんな時に、笑えないと勝は返しました。

 

鳴海は、襲ってきたやつらの都合でめちゃくちゃになっただけで勝のせいではないと言います。

 

そして、苦しみだした鳴海を見た医者は鳴海がゾナハ病に掛かっていることに気付きます。

 

ここで、しろがねと勝は鳴海の病気の詳細を初めて知るのでした。

 

医者は、しろがねと勝に他人が優位な状態でないと全身に激痛が走り呼吸が困難になる症例の少ない病気だと説明します。

 

鳴海は、自分からリラックスした人に近づいたり、笑っている人の近くに行っても不思議と症状は良くならないと言います。

 

そんな時、警察が近づいてきていました。

 

迷惑を掛けられないから、警察に全部を話すという勝に対して医者は鳴海が長時間の事情聴取に対して体が持たないと言います。

 

そこで鳴海に笑ってあげて欲しいと医者は頼みますが昔から笑うこがなかったからという理由で、しろがねは悲しそうな顔で断りました。

 

誰かを笑わせるとくると一人で、鳴海は病院を後にしました。

 

勝は鳴海についていこうとしますが、しろがねに止められます。

 

そんな、しろがねに対して鳴海に恩返しがしたいと勝は言いました。

 

礼を言って勝は医者に自分の通帳を渡そうとしますが、子供がこんな謝り方をしてはいけないと怒られます。

 

しろがねが勝を追いかける際に、医者はあの子は良い子だと言いました。

 

ありがとうと、しろがねは笑顔で返しました。

 

鳴海は街中を苦しみながら歩き、笑わせられる人を探していました。

 

やっとコンビニを見つけて、人を笑わせようと奮闘するが逆効果になっていました。

 

逃げ惑う人々を追いかけていると「笑わせる人を恐怖に陥れて(おとしいれて)どうする!?)と、しろがねが鳴海に蹴りを入れました。

 

鳴海の醜態(しゅうたい)に突っ込みを入れる、しろがねという二人の状況を見て周囲の人は笑い始めるのでした。

 

症状から解放されて鳴海は助かりました。

 

二人とも、すごく面白かったと勝は満面の笑みで笑うのでした。

 

といったところで 勝 第4幕 鳴海乱心 が終わります。

第5幕 「勝 第5幕 鳴海の家にて」

騒動のあったコンビニで鳴海、しろがね勝は食材を買いました。

 

そして、しろがねは鳴海の家でご飯を作っていました。

 

何か「なんか手伝うか?」と、しろがねに話しかけ世話を焼こうとします。

 

そんな鳴海に対してしろがねは、勝を助けた理由が分かったと返します。

 

続けて異常なほど、おせっかいだからだと話しました。

 

それを聞いた鳴海は怒って勝の居る部屋に入っていきました。

 

勝は、何があったのかと尋ねます。

 

おせっかいだと言われた話す鳴海に勝は、しろがねはフランスから来たから日本とやり方が違うんだとフォローしました。

 

カゴいっぱいに、好きな物を買ってあげると母親に約束していた事を思い返しコンビニで勝はカゴいっぱいに買い物をしていました。

 

勝は、3年前からお手伝いさんが居たため買い物を出来なかったのです。

 

鳴海に勝は自分の母親がアイジンで小さい頃は一緒に二人きり暮らしていた事、母親が死んでから才賀家に引き取られた事を話しました。

 

そしてお母さんの墓をたててあげたいという思い伝えます。

 

鳴海は、どんな顔をしていいか分からず顔をそらします。

 

そこに料理を作り終えた、しろがねが部屋に入ってきました。

 

勝は、鳴海の家族の話を知りたいと話しました。

 

鳴海の父親は仕事先の中国で病気になり死に母親は、その仕事を引き継いで祖父は死んだと話します。

 

勝に料理を褒められると、しろがねは満面の笑みで感謝します。

 

その顔を鳴海は、見とれてしまうのでした。

 

勝は、鳴海に風呂を借りて入りに行きました。

 

風呂で勝がシャワーを浴びているとケガを心配した、しろがねが風呂に入ってきてしまいました。

 

それに気付かず勝の事を心配した鳴海も風呂に入っていってしまいましたが、しろがねに気付いて慌てて出ていきました。

 

その頃、鳴海の家の外では怪しい人影と人形が現れていました。

 

といったところで 勝 第5幕 が終わります。

第6幕 「勝 第6幕 約束」

風呂で、しろがねを見てしまった鳴海は気を落ち着かせるために庭で体を動かしていました。

 

勝が現れ、鳴海に「憲法の練習?」と話しかけます。

 

そこに、鳴海が貸した服を着たしろがねも現れましたが上着しかきていませんでした。

 

鳴海は、それを注意しますが深くは止めませんでした。

 

風呂を覗いてしまったことを気にしていたので、文句を言えないと考えていたためです。

 

しかし集団で暮らすサーカスではよくあることと、しろがねは言います。

 

覚えられていては迷惑だから忘れなさいと続けました。

 

勝は、鳴海の動きを見て何をしているのか尋ねました。

 

鳴海は、形意拳(けいいけん)の竜形(りゅうけい)の練習だと話します。

 

勝は、そんな鳴海を見て「いいなァ。ぼくも強かったらよかったのに…」と話しました。

 

しかし鳴海は強そうに見えても怖いと思って戦っていること戦う理由は、したかったからだと言うことを勝に伝えます。

 

それを聞いた勝はアイジンの子供で金持ちだと、いじめられても何も言い返せなくて弱い自分が強かったら笑っていられるのにと悔し涙を流します。

 

鳴海は、そんな勝にアルバムを渡します。

 

そこには小さい頃の、ひょろひょろだった鳴海が移っていました。

 

そして、勝に拳法をやってみないかと勝を誘うのでした。

 

自信のない勝に鳴海は、ひょろひょろだった俺と似てるのだから大丈夫と伝えます。

 

そして俺より勝は強くなれると勇気づけ、強くなれるまで一緒にいると鳴海は約束するのでした。

 

夜にトイレに向かった勝は、襲撃してきた人形に掴まります。

 

それに気付いた鳴海と、しろがねは飛び起きます。

 

鳴海が庭に出ると勝は捉えられ、しろがねは倒れていました。

 

といったところで 勝 第6幕 が終わります。

 

第7幕 「勝 第7幕 誘拐組」

庭に飛び出た、鳴海は敵の奇襲で攻撃を受けます。

 

「てめーら………何者だよ………」と敵の素性を鳴海は聞きます。

 

敵は、人に頼まれ人形を使って誘拐する仕事をしているものだと返します。

 

敵は再度、攻撃を仕掛けてきますが鳴海は防ぎます。

 

気功を使う鳴海に興味を持った敵の増村が勝負を仕掛けてきます。

 

素人だと見下していた敵は、鳴海の威圧感に圧倒されつつも攻撃をしかけますがゴムみたいに固い足に驚きます。

 

しかし、勝を人質に捉えられていたことで隙を見せ鳴海は増村の攻撃を受けます。

 

そこに[あるるかん]を操った、しろがねが現れ尾崎から勝を救い出します。

 

鳴海と、しろがねは勝だけを何とか逃がします。

 

それを見た尾崎と増村も[グリモルディ]に乗って勝を追いかけるのでした。

 

といったところで 勝 第7幕 が終わります。

第8幕 「勝 第8幕 逃げる」

街中を必死に逃げる勝は、尾崎と増村に[グリモルディ]で追いかけられています。

 

鳴海と、しろがねは勝に何とか追いつきます。

 

しかし尾崎と増村の二人は勝を捕らえた[グリモルディ]と一緒にトラックに乗り込み、飛び出してきた車を押し飛ばして逃げていきます。

 

鳴海は警察に電話しようとしますが、「やめときな………」と電話で話している男がいる事に気付きました。

 

病院で襲ってきて、しろがねとの闘いに敗れて逃げた男でした。

 

その男は誘拐の証拠もなく捜査に時間のかかる方法では、勝を早く助けられないと鳴海に説明します。

 

しろがね胸ぐらを掴んで、その男に「何を言う!!おまえが お坊ちゃまを さらったんだろ。」と言い勝の居場所を聞き出します。

 

しかし男は狙っていたことは事実だが、さらっていないと返しました。

 

男は、阿紫花 英良(あしはな えいりょう)という名前で[ぶっ殺し組]の者だと自己紹介しました。

 

そして[ぶっ殺し組]は勝の身内の依頼を受けて、勝を殺すのが目的であって誘拐は目的ではないと説明します。

 

それを聞いた鳴海は、「笑うんじゃねえ!」と怒鳴り小さい子供を本気で殺そうとする[ぶっ殺し組]に許せないといった表情をしていました。

 

阿紫花は「そうっすね、商売ですからねえ。」と返します。

 

それを聞いた鳴海は「なにィ~」と我慢できない様子でしたが、しろがねが制止して阿紫花に勝を誘拐した奴らについて聞きました。

 

阿紫花は、養子にしたい親戚の誰かが[誘拐組]を使い勝を連れ去ったと話し[ぶっ殺し組]と[誘拐組]は同じ一族で出し抜きあっていると話しました。

 

勝は、母親との夢を見ています。

 

見知らぬ部屋のベッドの上で目を覚ましました。

 

阿紫花は軽井沢に[サイガ]元社長の別荘があり勝は、そこに向かっているでしょうと話します。

 

さらに人形一族出身の手練れ(てだれ)が六人居て、からくり屋敷だと伝えました。

 

それを聞いた、しろがねは「私は、お坊ちゃまを守るためにいる。」と返します。

 

鳴海は、「あいつだってガキなりに必死に生きてんだよ。勝、絶対 助けてやるからな。」と言い放ちます。

 

といったところで 勝 第8幕 逃げる が終わります。

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