戦国時代を舞台にした、高橋留美子によるアクションファンタジー漫画『犬夜叉』
週刊少年サンデーにて長きに渡り連載されていたこちらの作品は、完結から時が経った今でもなお人気の作品となっています。
今回はそんな犬夜叉に登場する重要キャラクター・桔梗について、プロフィールから他の登場人物との関係、彼女が辿る結末などネタバレを含みながらご紹介しようと思います!
『犬夜叉』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める?
『犬夜叉』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます。
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この記事を執筆している現在では第1巻から最終巻まで読むことができます。
安心安全に、そしてタダで『犬夜叉』を第1巻から最終巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法がベストです。
また『サンデーうぇぶり』では続編の『半妖の夜叉姫』も無料で読むことができます!
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【桔梗ってどんな人?プロフィール紹介!】
【キャラクター小話】
桔梗
「この人どうするんだろう」と描いててドキドキしました。出ると緊張感が走る。桔梗がもたらす負の感情にどう向き合うのかで、かごめの内面も見えてきた。案外犬夜叉は変わらなかったが、かごめは桔梗と出会って成長しましたね。
蘇り方法は、旅先での益子焼の体験から。 pic.twitter.com/HNRU0Wk31t— 高橋留美子情報 (@rumicworld1010) March 12, 2022
・桔梗(ききょう)
・性別:女性
・種族:人間(死人)
・年齢:18歳
50年前に四魂の玉を守っていた巫女であり村の巫女・楓(かえで)の姉。
長い髪を元結で束ねた眉目秀麗な容姿をしており、高い霊力を持っています。
また弓矢の名手でもあり、普段の戦闘では大型の弓を好んで使用しています。
生前は非常に冷静で落ち着きのある慈愛に満ちた性格をしており、多くの人から支持される人物でした。
奈落(ならく)の策略により当時恋人のような関係であった犬夜叉といがみ合わされ、彼を御神木に封印した後自身の亡骸を四魂の玉と共に燃やすよう妹に言い残しこの世を去りました。
Happy Birthday
本日は日髙のり子さん(桔梗役)の誕生日です!素敵な1年にして下さい。#犬夜叉 pic.twitter.com/l5CA25mdQ3— 犬夜叉情報局【非公式】 (@INUYASHA_info) May 31, 2023
【過去の裏切りが全ての始まり?桔梗と犬夜叉やかごめ、奈落との関係とは?】
《犬夜叉との関係と過去》
50年前に恋に落ちた、半妖犬夜叉と、桔梗。鬼蜘蛛から→(奈落に変貌)の嫉妬さえ、 なければ2人は結ばれ一緒に裕福な生活も出来て、桔梗も奈落の罠で命を落とす事もなかったんだろうにね。 #犬夜叉 #巫女の桔梗 pic.twitter.com/AS0pGNkpkX
— クロム (@k752SPS) July 30, 2018
犬夜叉と桔梗の出会いは50年以上前に遡り、きっかけは四魂の玉でした。
ある時桔梗は妖怪退治屋から穢れてしまった四魂の玉を清め、妖怪たちから四魂の玉を守って欲しいという依頼を受け、それを承諾した彼女は四魂の玉を守る巫女として妹の楓と共に日々四魂の玉を浄化しながら村で暮らしていました。
そんな中、半分は妖怪でありもう半分は人間である「半妖」という自身の立場に強いコンプレックスを抱いていた犬夜叉は、あらゆる野望を叶えてくれるという四魂の玉を狙って守り人である桔梗に挑むも敗退…
四魂の玉を諦められない犬夜叉はどうにかして奪うべく桔梗に何度も闘いを挑みましたが、自分より何枚も上手である桔梗には敵わず、結果はいずれも敗北に終わっていました。
ところがある日妖怪・百足上臈(むかでじょうろう)に楓が襲われ、それを犬夜叉が助けた事をきっかけに二人の仲には変化が訪れます。
犬夜叉に対し一妖怪としての扱いをやめ彼の事情や気持ちに寄り添おうとする桔梗…そんな彼女の対応に当初闇雲に四魂の玉を狙おうとしていた犬夜叉も心を許し始め、幾度も会話を交わすうちに二人は次第に惹かれ合うようになります。
しかし桔梗は恋愛に現を抜かして気を緩めてしまったせいか霊力が徐々に衰えはじめ、忍び寄る妖怪の気配を察知することが出来ず村は襲撃を受ける事に…その結果楓が右目を失明してしまうという悲劇が起こってしまいます。
このことで強く責任を感じ巫女としての限界をも感じるようになった桔梗は、犬夜叉に「人間になる気はないか」と持ち掛け、四魂の玉の力で犬夜叉を人間にすると共に玉をこの世から消し去り、晴れて人間となった犬夜叉と添い遂げようと考えます。
犬夜叉は桔梗の提案に悩みつつも結果的に人間になる事を決意。
約束を取り付けた桔梗は後日四魂の玉を持参して待ち合わせ場所に向かいますが、なんと犬夜叉に裏切られ致命傷を負わされてしまい、四魂の玉も奪われてしまいます。
裏切られた事で激昂し、最後の力を振り絞って逃亡する犬夜叉を御神木に封印…そして自身の死を悟った彼女は自身の亡骸を四魂の玉と一緒に燃やすよう楓に言い残した後、恨みつらみを抱いたままこの世を去ったのでした。
《奈落との関係と過去》
原作にあったかどうかは忘れましたが犬夜叉のアニメで鬼蜘蛛の生前のエピソードがあるんですよね
犬夜叉の物語における全ての元凶である彼がですが、顔だけが必ず映らないようにされていたのが不気味でした…彼がどんな顔をしていたのかは視聴者の想像にまかされているんですね pic.twitter.com/bdjMC38WTo
— トロ (@ootoro1216) July 30, 2022
桔梗と奈落の出会いは、犬夜叉と同様50年以上前。
そのきっかけは奈落がまだ野党・鬼蜘蛛(おにぐも)として生きていた頃、全身に大火傷を負い身動きが取れず洞窟で死にかけていたところを桔梗に見つかり、彼女に介抱されたことでした。
火傷の程度も酷く醜悪な容姿となっているにも関わらず、嫌な顔一つせずに渾身的に看病する桔梗に鬼蜘蛛は徐々に惹かれ彼女に恋愛感情を抱くようになり、彼女を手に入れたいと考えるようになります。
しかし彼が桔梗に向ける感情は真っ当な純愛心などではなく、清らかで気高さを誇っている桔梗が憎しみにまみれ穢れていく様を目の当りににしたいという酷く歪んだもの…そんな彼に対して桔梗はあくまで一人の患者としてしか見ておらず、既に犬夜叉という意中の相手が居たため彼から向けられている気持ちに気が付くこともなかったのでした。
桔梗の看病を受けてはいるものの全身の火傷が酷く身体の勝手が利かなかった鬼蜘蛛は自身の野望が叶わない事を察するも諦められず、悪党仲間の間で噂になり漠然的な憧れを抱いていた四魂の玉をも欲するように…桔梗一人だけでなく、彼女が守る四魂の玉をも手に入れようと目論み始めた鬼蜘蛛は自らの身体と魂を妖怪に売り「半妖・奈落」へと変貌を遂げるのでした。
奈落となり自由に動ける身体を手に入れた彼は、その代償に精神面をも妖怪に乗っ取られてしまったために憎しみとさらなる妖力を求める存在へと変化…愛し合う桔梗と犬夜叉を憎しみ合わようと企みます。
そして桔梗の前では犬夜叉の姿で、犬夜叉の前には桔梗の姿でといった姿に変化し、お互いに裏切ったように見せかけまんまと二人を憎しみ合わせる事に成功…犬夜叉は桔梗の手により御神木に封じられ、桔梗は命を落とすという結末に追い込んだのでした。
《かごめとの関係》
池田晶子さんは“犬夜叉で一番好きな作画の方”だったと事件後に知りました。
特に池田さんの描く桔梗とかごめは本当に美しかった。桔梗とかごめをちゃんと“似てる”ように描いてくださってたよね。
確か“骨喰いの井戸~”と“桔梗復活”の回は絵が好きでフィルム・コミック買ったんだよなぁ。 pic.twitter.com/3gz952k4lx— Greenwood0125 (@30stmTyler) August 27, 2019
雰囲気や性格はやや異なるものの、容姿は非常に酷似しているかごめと桔梗。
四魂の玉を浄化する力や破魔の矢を射る事が出来るなど共通点も多い二人ですが、実は現代から戦国時代へとタイムスリップしてきたかごめは50年前に亡くなった桔梗の生まれ変わりです。
かごめはタイムスリップしてきた当初、妖怪に襲われ横腹を食いちぎられるという事態に追い込まれましたが、その際に体内からかつて桔梗の亡骸と共に葬ったはずの四魂の玉が出てきた事がきっかけで判明しました。
とある経緯で死人として蘇った桔梗は攻撃的だったこともあり、かごめとの対面当初も犬夜叉の傍にいる彼女に嫌悪感を示し、かごめもまた犬夜叉の桔梗に対する気持ちの向きように嫉妬心のようなものを抱いていました。
しかし後に体内に穢れが溜まり身動きが取れなくなってしまっていた桔梗をかごめが救った事により二人の関係はやや変化しはじめ、やがてお互いの存在と気持ちを尊重するようになるのでした。
【もしかしてメンヘラ…?蘇った桔梗が憎む相手・犬夜叉にキスをしたのはなぜ?】
《桔梗が蘇った経緯》
とある妖怪の術により死んだはずの桔梗が蘇り…。
ふたりは「面差しが似ている」程度で性格も全く違うけど、ともに犬夜叉を好きになってしまう。また困ったことに犬夜叉はどちらも選べないわけで… この三角関係は時にシリアスに時にコミカルに、絶妙なるーみっく節で描かれます
私は桔梗派。 pic.twitter.com/Y8C6U2oA3s— しゅんか@失格会長は溺愛系 (@shunkamaromaro) June 2, 2023
50年前に奈落の策略により犬夜叉と対峙し、その結果命を落とした桔梗ですが、彼女は鬼女・裏陶(うらすえ)の手によってこの世に蘇る事となります。
裏陶は桔梗の墓から骨と墓土を盗み出しそれらを使って死人として桔梗を蘇らせようとしますが、魂の入っていない抜け殻が出来上がってしまいます。
失敗した原因は魂が既にかごめへと転生していたためだと気が付いた裏陶は、その後生まれ変わりであるかごめを捕らえ魂を抜き取ろうとするも、かごめはそれを強く拒絶し激しく抵抗。
しかし助けようと駆け付けた犬夜叉が横たわる桔梗の抜け殻を目の当たりにし彼女の名前を呼んだことでかごめは動揺…その結果魂は大いに桔梗の元へと移ってしまいます。
こうして魂を手に入れた桔梗は死人としてこの世に蘇る事となったのでした。
《犬夜叉への情緒不安定な行動の理由は?》
知らぬ間に最終回になっていた犬夜叉をいまさら読んでいる。奈落がどうこうより犬夜叉とかごめと桔梗の三角関係に目が離せない。
この作品の主人公は桔梗だな。最も感情移入してしまう
そしてスマートで優しくて全部75点取る優男よりも、20点と95点が混在する益荒男の方がモテるのほんと納得いかない pic.twitter.com/wKVv0E0wnK
— Soul-in@焼肉専門医 (@ngyx202) October 18, 2020
蘇った当初、犬夜叉に対し激しい憎悪や怒りを露わにしていた桔梗ですが、元々生前は穏やかで表立った激しい感情表現をしないタイプの女性でした。
ですがそれは元より自身の感情を抑えて生きていただけ…高貴な巫女としての誇りと妖怪に一切の隙を見せない為に感情を押し殺し霊力を高めて生きていた彼女は、無理矢理この世に呼び起こされた事に憤怒しており、さらに気持ちも奈落の策略とは知らぬまま犬夜叉に対し強い恨みを抱きこの世を去った当時の状態のままだったのです。
望まぬ生を受け死人として犬夜叉と再会を果たした桔梗でしたが、自分を裏切ったという憎悪の念を抱くその一方、彼への愛情も捨てきれずにいました。
そして憎しみと愛情で不安定な中、桔梗が目の当たりにしたのは自分の生まれ変わりであるかごめの存在…常に犬夜叉の側で行動を共にし、彼を助け癒すような役割を担うかごめのそのポジションは、本来であれば桔梗がいるはずの場所だったのです。
桔梗はかごめの存在を良くは思わず、かごめに対する嫉妬心や憎悪の感情が募った結果、かごめの動きを封じわざと彼女の目の前で犬夜叉とキスをし、そのまま犬夜叉を自分と共に地獄へ引きずり込むという行動にでたのでした。
情緒不安定のように見えた桔梗の行動は、自身に残る恨みや愛情、そして新たに芽生えた嫉妬心が原因だったのです。
【犬夜叉を巡る桔梗とかごめの嫉妬渦巻く三角関係の行方を解説!】
2003年9月1日は『犬夜叉』125話「かごめの心の闇」放送日。
かごめは、桔梗への嫉妬心を奈落の分身の赤子に利用されて心を掴まれ、操られてしまう。
(126話「心の痛みを勇気にかえろ」まで) pic.twitter.com/GiLdIScKfD— サイミンノトリコ (@saiminnotoriko) August 31, 2022
犬夜叉の元想い人であり死人として蘇った桔梗と、彼女の生まれ変わりであり犬夜叉と共に今を生きるかごめ。
立場や境遇は違えど同じ人物へ想いを寄せ互いに嫉妬心を向けていた彼女達に対し、当の犬夜叉はどっちつかずな行動と態度を示していました。
しかし物語の中盤で桔梗が奈落に追われている事を知った犬夜叉は、自分の桔梗を放っておけないという気持ちに気が付き、それと同時にこの気持ちがある以上かごめとはもう会ってはいけないと考え別れを決意します。
その一方でかごめは犬夜叉を想う自分の気持ちが「恋心」からくるものでであると自覚していましたが、それと同時に自分と彼とでは生きる時代が違っている事、お互いに想い合う桔梗と犬夜叉の間に自分がつけ入る隙は無いという事なども理解しており、それ故に苦悩していました。
のちに奈落から無事桔梗を助け出した犬夜叉は、再度桔梗を守ることを心に決め、その胸の内をかごめへ…彼の気持ちと覚悟の言葉を聞いたかごめは切なそうに表情をひそめながらも、非常に穏やかな口調で「一緒にいていい?」と告げ、それを聞いた犬夜叉も「一緒にいてくれるのか?」と返し、頷く彼女の手を取り再び共に居る道を選ぶのでした。
一方の桔梗は犬夜叉との因縁は奈落の策略であったことに気が付いて以降犬夜叉への憎悪の念は無くなりましたが、死人である以上彼と共に生きるという未来は無いと理解しており、奈落を倒すという同じ志を示したものの行動を常に共にするようなことはしませんでした。
嫉妬の対象であったかごめに対しても、瘴気に蝕まれ動けなくなった自分を躊躇いなく助けたことで認識が変化…彼女に破魔の矢を託したりなど信頼するような行動を見せるようになります。
結果として桔梗⇔犬夜叉⇔かごめというような三角関係の図が変わる事はありませんでしたが、それぞれの心境や置かれる立場の認識という面においては大きく変化したのでした。
#98「洞窟には桔梗とかごめの二人だけ」/『犬夜叉』京アニグロス第20回。二人のヒロインに対する池田作監のアプローチを十二分に堪能できるエピソード。髪や脚作画の柔らかさとクリーチャー的な妖怪のギャップもすごい。 pic.twitter.com/6yU7EeWudE
— tatsu2 (@tatsu2) October 13, 2020
【桔梗は再び死亡する?かわいそうな彼女の最後を紹介!】
《桔梗の身体は限界だった?》
お風呂の中でバブをこう手で包むように持つと桔梗の瘴気を浄化するかごめみたいな気分になるのでオススメです pic.twitter.com/EB92Raudyk
— えもん(exがもん) (@guintyo) February 3, 2020
自身の遺骨と墓土で作られた桔梗の身体は、崖から転落しても無事である程に頑丈かつ人離れしたものでしたが、一方で瘴気に対しては耐性が無く脆いもの…蘇った際の一件でかごめに魂の大半を取り戻されてしまった為に不足しがちだったため、定期的に死人の魂を取り入れ繋いでいる状態でした。
一度はかごめにより浄化され難を逃れた桔梗でしたが、奈落との戦いで弥勒(みろく)が吸い込んだ瘴気を自分の身体に取り込んだことと奈落が張り巡らした蜘蛛の糸が原因で再び身体を蝕まれてしまい、のちに浄化の力をも失ってしまいます。
機転を利かせたかごめの放った矢により桔梗は霊力を取り戻し、そのまま四魂の玉ごと奈落の浄化を試みるも奈落に身体を貫かれた事で体内に邪気が入り込み失敗した挙句、彼女の身体は遂に限界を迎えるのでした…。
《二度目の死と最後に放った桔梗のセリフ》
犬夜叉みたいなどっちつかずの未練タラタラ男はいややなって思ってたけど桔梗と結ばれてかごめと出会わずにしあわせになってほしかったなふつうにかわいそう四魂の玉さえなかったらさいしょから桔梗と両思いのハッピーエンドやったのにまぁそうなると話始まらんけどwwwwww pic.twitter.com/Y40RAauEFF
— (@c_c_l_l_a_a_) April 25, 2022
奈落に敗れ大量の瘴気に身体を蝕まれた桔梗は、守り続けていた琥珀(琥珀)と梓山の弓をかごめに託し、犬夜叉に看取られながら二度目の死を迎える事となります。
彼女の最期を悟ったかごめの計らいもあり二人きりの時間を与えられた桔梗と犬夜叉…
犬夜叉はろくに動けなくなってしまった桔梗の身体を抱きながら過去の事を懺悔し、初めて好きになった女性を守ることが出来なかったと嘆き悲しむ一方、桔梗はどこか満足げな表情を浮かべ最期に「やっと普通の女になれた」と微笑みます。
実は50年前、桔梗は犬夜叉に人間になって共に生きようと告げた時、同時に自分自身も四魂の玉を守る巫女ではなく、ただの女として犬夜叉と共に生きたいと切望していたのです。
長い時と困難の末最後の最期で願いが叶った桔梗は、犬夜叉と深くキスを交わした後に息を引き取り、身体は光に包まれ跡形もなく消滅してしまうのでした。
アニメ版犬夜叉ではこのシーンの後に追加の場面が描かれており、魂が成仏してしまう前に意識だけが妹である楓のもとへ行き、彼女へ今までつらい思いをさせてしまったことを謝り別れを告げるというシーンが描かれています。
なんとも切なく儚い結末を迎えた桔梗でしたが、その最期は積年の願いを叶え愛しい人の腕の中で息を引き取るという報われるものだったのでした。