ジョジョ吉良吉影のその後の最後は死亡?8部で復活?スタンド能力や元ネタ解説!手モナリザ

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「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの魅力の1つといえば、主人公たちと最後に戦うことになるラスボスでしょう。

 

そのなかでも「最強のラスボス」と評価が高いのが、第4部「ダイヤモンドは砕けない」の吉良吉影です。

 

この記事ではそんな吉良吉影の強さやスタンド能力、最後はどうなったかなどを紹介していきます。

 

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現在、読むことのできる作品は、以下のシリーズです。

  • ジョジョの奇妙な冒険 1部 ファントムブラッド
  • ジョジョの奇妙な冒険 2部 戦闘潮流
  • ジョジョの奇妙な冒険 3部 スターダストクルセイダース
  • ジョジョの奇妙な冒険 4部 ダイヤモンドは砕けない
  • ジョジョの奇妙な冒険 5部 黄金の風
  • ジョジョの奇妙な冒険 6部 ストーンオーシャン
  • ジョジョの奇妙な冒険 7部 スティール・ボール・ラン
  • ジョジョの奇妙な冒険 8部 ジョジョリオン

 

安心安全に、そしてタダで『ジョジョの奇妙な冒険』1部~8部までを全巻無料で読破したい方は『ヤンジャン!』を使う方法が最もお得です。

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  • 銀の匙
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  • マギ
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  • H2
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  • 信長協奏曲
  • 天野めぐみはスキだらけ!
  • くノ一ツバキの胸の内
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  • よふかしのうた
  • 葬送のフリーレン
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ジョジョシリーズ最強のラスボス・吉良吉影について解説!女性の手が好き?

概要

吉良吉影は、第4部の舞台・杜王町に住むサラリーマンです。

 

一見ふつうのサラリーマンにしか見えず、会社の同僚からも「目立たない」「冴えないやつ」と思われています。

 

しかし、その正体は20年ちかく杜王町で好みの(手を持つ)女性を殺害していた連続殺人鬼です。

 

第4部の中盤から登場し、主人公・東方仗助やその仲間たちと戦っていくことになります。

性格と性癖

吉良吉影の性格は「目立ちたくない」の一言に尽きます。

 

「植物のような平穏さ」が吉良の望みであり、目立つことや注目されることはそういった平穏さを奪う愚かな行為だと考えています。

 

これは子供の頃からの性格で、運動会などでもわざと3位などの目立たない位置を狙って取っていたほど。

 

もちろん、1位を簡単に取れる実力がありながらです。

 

しかし、吉良にはそれと相反する「性癖」がありました。

 

それは、「手のきれいな女性に目がない」ということです。

 

好みの手を持つ女性を見た時、その衝動は抑えられず、殺害して手首だけを切り取ってデートやドライブを楽しむなど異常な行動を見せます。

 

普段は平穏な生活を望む無害な性格ですが、己の欲望を満たすためであればその高い実力を惜しみなく発揮する……この二面性が吉良吉影の最大の特徴ともいえるでしょう。

 

活躍

ストーリー中盤、車の運転中に主人公・東方仗助とすれ違う形で登場。

 

仗助の仲間の1人でもあるしげちーに正体がバレかけ殺害し、これをきっかけに仗助たちから追われる立場となります。

 

わずかな手掛かりから3部の主人公・空条承太郎と広瀬康一に追い詰められますが、スタンド能力で切り抜け、2人を撃破。

 

その後到着した仗助に正体を知られてしまうのですが、逃走中にスタンド能力「シンデレラ」によって自身の顔を整形すると同時にそのスタンド使いである辻彩をも殺害します。

 

これによって完全な逃亡に成功し、その後は新たな顔の人物「川尻浩作」として生きることになるのでした。

スタンド能力

吉良吉影のスタンド能力はあらゆる物を爆弾へと変える「キラークイーン」です。

 

詳しくは後述しますが、この力があったからこそ、吉良は誰にも知られることなく殺人を行っていたといえます。

 

ジョジョ4部で吉良吉影の最後は死亡?その後はどうなった?

 

この項目では吉良吉影がどうなったのかを解説します。

 

また、外伝作品でもある「デッドマンズQ」についても紹介しているので、興味がある方はそちらも一読ください。

仗助との壮絶なバトルの末に

仗助を倒す寸前にまで追い込んだ吉良でしたが、虹村億泰の「ザ・ハンド」によって形勢が逆転。

 

爆発音により周囲に人が集まってしまい、もはや逃げ切ることができなくなった状況のなか、キラークイーン第3の爆弾「バイツァ・ダスト」を発動しようとします。

 

バイツァ・ダストのスイッチを押すあと数ミリといったところで、騒ぎを聞きつけた承太郎と康一のスタンド能力により発動を阻まれます。

 

追撃されたことで吹っ飛び、駆けつけていた救急隊員の女性に自身の本名と性癖を告白した後、最後は救急車に轢きつぶされて死亡。

 

その後は魂だけの存在として杜王町に留まっていましたが、「振り向いてはいけない小道」の力によってあの世でもどこでもない「安心なんて無い所」へ引きずり込まれ、文字通り消滅しました。

 

その後を描いた外伝作品「デッドマンズQ」

ジョジョの作者である荒木飛呂彦先生の短編作品集「死刑執行中脱獄進行中」に「デッドマンズQ」という作品があります。

 

この作品の主人公は、4部で死亡した吉良吉影の幽霊です。

 

ここでは吉良は名前のみが4部と同じで、それ以外がほとんど異なっています。

 

記憶がなく、ただ心の平穏を求めて(幽霊の)殺し屋として動いています。

 

ジョジョシリーズとは繋がりはないものの、吉良吉影を主人公とした作品だけあり、短編作品のなかでは抜群の知名度があるといえるでしょう。

 

吉良吉影の最凶のスタンド能力「キラークイーン」解説!元ネタは?

吉良吉影が最強といわれる理由の1つが、スタンド「キラークイーン」です。

 

この項目では、キラークイーンの能力に関して解説していきます。

第一の爆弾:キラークイーン

吉良が初めて発現させたスタンド能力で、「あらゆる物を爆弾へと変える」ことができます。

 

発動条件はかなり緩く、吉良が触れたものであれば物体であろうと生物であろうと爆弾にすることが可能。

 

爆発の威力を自在に変えたり固定物を地雷のようにしかけたりと、強力なわりには小回りがききます。

 

弱点といえば「爆弾にできる対象は1つのみ」くらいで、爆発したものは跡形もなく消え去り、殺人の証拠を一切残しません。

 

吉良はこの能力のおかげで、誰にも知られることなく殺人を行ってきたのです。

 

第二の爆弾:シアーハートアタック

シアーハートアタック」は、普段はキラークイーンの左手の甲に装着されている爆弾で、発動後この部分だけが戦車のような姿となって動き出します。

 

完全自動追尾型のスタンドで、ある程度の熱に反応してそれを追尾。

 

対象に接触すると自爆して、また新たな対象に向かって移動を開始します。

 

ただし、自爆によるダメージは一切なく、本体の吉良吉影自身にも影響がありません。

 

壊そうとしても異常な硬さを誇り、物理的に破壊することは不可能。

 

吉良自身も「無敵の能力」と自負しています。

 

第三の爆弾:バイツァ・ダスト

吉良が極限にまで追い詰められた際、「矢」が腕に刺さったことで発現した能力。

 

自分の正体を知る人物を爆弾へと変え、以降その人物から「吉良吉影を探ろうとする」だけで発動します。

 

発動すると強制的に爆発し、時間を1時間ほど巻き戻します。

 

時間が巻き戻っていると自覚できるのは「爆弾に変えられた人物」だけで、吉良自身もわかりません。

 

時間が戻っているため殺された人物も生きているのですが、殺害された時間が来ると強制的に死亡します。

 

吉良が能力を解除しない限り時間はループし続け、吉良の邪魔になる人間だけを殺し続けます。

 

発動条件は非常に厳しいものの、間違いなくキラークイーン最強の能力といえるでしょう。

元ネタ

ジョジョのスタンドは海外バンドの楽曲名が採用されることが多いですが、キラークイーンにも元ネタが存在しています。

 

「キラークイーン」、「シアーハートアタック」、「バイツァ・ダスト」は全てイギリスの伝説的バンド「QUEEN」の楽曲です。

 

ジョジョ8部で吉良吉影が復活!?

 

第8部となる「ジョジョリオン」にも吉良吉影が登場します。

 

この項目では8部「ジョジョリオン」の世界観と、8部の吉良吉影について解説しています。

ジョジョ8部「ジョジョリオン」の世界観

「ジョジョリオン」は7部「スティールボールラン」の未来の世界であり、それ以外の1~6部までのジョジョとは世界観を共有していません。

 

つまり、従来のジョジョのパラレルワールドのような世界となっているのです。

 

しかし、これまでに登場したキャラクターと同じ名前のキャラも存在し、吉良吉影もこれに該当しています。

 

8部の吉良吉影は別人?

吉良吉影という「名前」、「キラークイーン」というスタンド、「モナリザ」を好む、切った爪を保存しているなど共通点はあるものの、4部の吉良吉影とは別人です。

 

4部では仗助たちジョースター家とは一切関係のなかった吉良ですが、8部ではジョースター家の血を引いており、東方家とは遠戚にあたるなど大きく異なっています。

 

「ジョジョリオン」では物語が始まった時点で死亡。

 

8部主人公・定助とも深く関係しており、重要な役回りを果たすことになります。

 

ジョジョで吉良吉影が最強といわれる理由を解説!

 

数あるジョジョのラスボスの中から「吉良吉影が最強」である理由を解説します。

 

個人的な見解も含まれますので、あくまで参考程度にしていただけると幸いです。

主人公たちを全滅させた唯一のラスボス

先述したように、吉良は主人公たちに敗北し悲惨な最期を遂げました。

 

それは歴代ボスと変わりませんが、吉良は唯一「主人公を含めた主要キャラを全滅させた」ボスでもあります。

 

それは物語終盤、吉良が発動させた「バイツァ・ダスト」によって達成されました。

 

「吉良のことを探ろうとするだけで発動する」バイツァ・ダストによって岸部露伴を爆殺、それに連鎖していく形で広瀬康一、空条承太郎、虹村億泰、東方仗助の全員を爆殺することに成功するのです。

 

歴代ボスが主要キャラを殺害する場面はこれまでも描かれてきましたが、ここまで多くの、しかも主人公も殺害したラスボスは吉良のみでしょう。

 

爆殺するごとにループを繰り返し、ループ前に「誰を殺害したかを本体の吉良は知らない」という唯一の隙が弱点となり形勢は逆転しましたが、一歩まちがえればジョジョシリーズすら終わらせたボスになっていたかもしれません。

 

追い詰められるほど成長するスタンド能力

吉良吉影の強さはスタンド「キラークイーン」の強さにあります。

 

スタンド能力は1人1つまでというルールがあり、吉良自身が使えるスタンドもキラークイーンのみです。

 

しかし、キラークイーンは合わせて3つもの能力を持っており、ジョジョシリーズ全体で見てもかなり珍しいスタンドといえます。

 

こういった「スタンドの成長」は他でも見られましたが、敵でここまでの成長を見せたキャラクターはほとんどいません。

 

特に最後の能力である「バイツァ・ダスト」にいたっては、吉良本人に「弓と矢」の矢が刺さったことで発現したものであり、ストーリーでも重要なアイテムの新たな側面を見せることにもなりました。

絶対に諦めない精神力

最後にはなりますが、吉良吉影最大の強さは「精神力」です。

 

吉良はそもそもの能力自体が高いのですが、それを隠して生きてきました。

 

それらはすべて「誰にも自分の殺人がバレることなく、安心した生活を送るため」です。

 

この生活と自身の殺人衝動を両立させるために、どんな状況に陥ったとしても最後まであきらめません。

 

特に最大のピンチでもあった、(川尻浩作の)息子・川尻隼人に疑われ思わず殺してしまった際には、極限まで追い詰められつつもバイツァ・ダストを発現させたことでその窮地を脱しました。

 

吉良自身も「ピンチは最大のチャンスでもある」「危機的な状況は人を大きく成長させる」といった発言をしており、それを実行してきました。

 

こういった要素は主人公にこそ見られる特徴で、悪役ながらもどこか共感し、その生き方を尊敬するファンも少なからずいます。

 

作者の荒木先生も「殺人鬼である点をのぞけば吉良は自分のヒーロー像」と語っていたり、外伝作品や8部に「吉良吉影」というキャラを出していたりと、別格の扱いを受けていることがわかります。

 

自分が望む未来のためならば絶対に諦めない精神力、組織や手下などを使わず唯一人で主人公たちを倒した強さ。

 

これらがジョジョシリーズのラスボスで吉良吉影が最強と考えられる理由です。

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