今回は「東京リベンジャーズ」で、犯罪組織と化した現代の東京卍會(とうきょうまんじかい)の最重要人物の一人、稀咲鉄太(きさき てった)を紹介します。
東京リベンジャーズの物語で、主人公タケミチの目的は中学時代の彼女・橘日向(たちばな ひなた)を救うことです。
日向は現代で東卍(とうまん)の抗争に巻き込まれて死亡しているため、タイムリープという能力で過去に戻って東卍を巨悪化させないのがタケミチのミッション。
その東卍を巨悪化させ、「日向を現代で殺し続けている」と言われる人物こそが稀咲鉄太なので、稀咲を阻止しない限りタケミチのミッションは成功しません。
「東卍を巨悪にしたのは稀咲鉄太だ」とタケミチが気付くのは第2巻8話なので、稀咲が黒幕として認識されるのはかなりの序盤。
しかし物語が進むにつれ、東卍をめぐる様々な抗争の裏で稀咲が動いていたこと、稀咲が東卍を巨悪にしてそのトップに立とうとしている理由、そして日向を殺し続ける理由など、少しずつ稀咲の思惑が明らかになっていきます。
ここからは、稀咲が日向とタケミチに執着する理由、そして稀咲が最期に残した言葉の考察なども交えて解説していきます。
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稀咲鉄太(きさきてった)の正体は現代で日向(ヒナ)を殺し続けている黒幕?
稀咲については、日向の弟で現代のタケミチにとって最大の協力者である橘直人(たちばな なおと)が第5巻36話で解説しています。
稀咲は総長代理という立場に就いており、東卍のツートップの1人と言われています。
過去では中学生が結成した1つの暴走族に過ぎなかった東卍を日本最大の犯罪組織にしたのも稀咲だと言われていますが、稀咲はなぜ、そしてどのように東卍を巨悪化させていったのでしょうか。
過去で稀咲は、ある理由から「日本一の不良」になることを目指していました(理由は後述)。
しかし稀咲は「(オレが)主役になれねえのはわかってる」と後に語ったように、自分自身に人を率いていくようなカリスマ性がないことも悟っていました。
そこで目を付けたのが、東京卍會総長の佐野万次郎(さの まんじろう)、通称マイキーです。
稀咲は、マイキーが日本のトップになれる器を持っていると確信していました。
東卍を日本最大の犯罪組織にし、そのトップであるマイキーを媒体として操ることで間接的に「日本一の不良」になるという壮大な計画を立てます。
過去で東卍は、愛美愛主(めびうす)、芭流覇羅(ばるはら)、天竺(てんじく)など複数のチームと抗争になりますが、全ては稀咲の計画の一部でした。
抗争の裏では必ず稀咲が動いており、東卍とマイキーが悪の道に堕ちていくよう策略していたんですね。
稀咲がどんな計画を立ててきたのかは第17巻149話や第21巻183話で本人の口から語られているので、手っ取り早く知りたい方は一度読んでみることをおススメします。
以上、稀咲が日本一の不良を目指して過去で行動を起こしてきたことを解説してきましたが、次は「なぜ稀咲が現代で日向を狙うのか?」という理由です。
現代で日本の裏社会のトップに君臨する稀咲と、一般人として穏やかに暮らしていたであろう橘日向。
2人に接点はないように思えますが、実は稀咲と日向、そこにタケミチも加えた3人が小学生だった頃から物語は始まっていたのです。
稀咲鉄太(きさきてった)は過去で日向と出会い恋をしていた?関係性とは?
第11巻89話で日向がタケミチに打ち明けた話の通り、稀咲は小学6年生だった頃に日向と同じ塾に通っていました。
日向をいじめていた中学生たちにタケミチが勇敢に立ち向かっていく姿を見て、日向がタケミチに恋をしたという話です。
第21巻183話で、今度は稀咲の目線で同じ話が語られます。
稀咲は、タケミチが日向を助け、そして日向がタケミチに恋をする瞬間をその場で見ていたのです。
成績優秀で神童と呼ばれていた稀咲は、この頃から日向に恋をしていました。
そして日向も同じように自分のことを好きだと思っていたのに、日向の心はタケミチに奪われてしまいます。
それでも稀咲は諦めず、タケミチを超えるために「日本一の不良」になる計画を立てて、実際に現代では東卍のツートップにまで上り詰めました。
第21巻182話では、稀咲が日向に告白していたことまで判明します。
指輪を差し出していることから、おそらくプロポーズだったのでしょう。
しかし、それでも稀咲は最後まで日向を振り向かせられませんでした。
日向を手に入れられなかったことで、稀咲の恋心は殺意へと変貌します。
タケミチと決着をつけるシーンで言い放った「(日向は)テメェなんかに渡さねぇ!!渡すぐらいなら殺してやる!!」という台詞は、日向にフラれた稀咲の絶望と狂気をストレートに表現しています。
現代で稀咲は東卍を使って日向を殺害し、日向がいまだに恋心を寄せていたタケミチのことも駅のホームから突き落すよう部下に指示して殺そうとしました。
第9巻77話で橘直人が「稀咲は明らかにタケミチ君と姉さんに執着している」と気付いた通り、稀咲は自分が昔から好きだった日向と、その日向が恋をしていたタケミチの両方に執着していたんですね。
稀咲鉄太(きさきてった)がタケミチのことを「オレのヒーロー」と呼ぶ理由とは?
稀咲はタケミチのことを何度か「ヒーロー」と呼んでいます。
例えば第9巻73話では、現代で東卍幹部となったタケミチに銃を突きつけて涙を流しながら「じゃあな、オレの”ヒーロー”」と言っています。
アニメ版ではちょうどこの場面でシーズン1が終わってしまったので、稀咲の言葉の真意が分からないままだった視聴者も多いかもしれません。
稀咲にとって、なぜタケミチがヒーローなのか。
それは前述した通り、稀咲が片想いしていた橘日向の心を奪っていったのが当時小学6年生だったタケミチだったからです。
タケミチの登場で稀咲は恋に破れたことになりますが、稀咲は決してあきらめずタケミチのことを観察し始めました。
稀咲はタケミチが「日本一の不良」を目指していることを知ると、自分も同じところを目指すようになります。
全国模試で1位を取るほど成績優秀だった稀咲が不良の道に進んだことを日向が知ったとき「嘘!似合わない!」と驚いていますが、きっかけはタケミチだったんですね。
稀咲の目的は、タケミチと同じ道に進んだうえでタケミチを超えて、日向と結ばれることでした。
第21巻183話で稀咲はタケミチに向かって「(お前のことを)リスペクトしてたのに!」と本音をぶつけています。
日向の心を奪われて悔しかったのと同時に、稀咲はタケミチに憧れと尊敬の気持ちを持っていたのが分かります。
だから稀咲にとってタケミチはヒーローでした。
前述した第9巻73話でタケミチを撃ち殺そうとしている稀咲が涙を流していたのも、「ヒーロー」と呼ぶほど憧れていたタケミチを自分の手で殺すことにどこか寂しさを感じていたからかもしれません。
稀咲鉄太(きさきてった)は死亡が確定?復活する可能性は?
稀咲は第21巻185話、「関東事変」と呼ばれる抗争の最後で死亡します。
稀咲は天竺という横浜の不良集団をけしかけて東卍を潰そうとしていましたが、タケミチらの奮闘により計画が失敗。
タケミチに追い詰められて逃げている途中、横断歩道で立ち止まったところをトラックに衝突されてそのまま死亡しました。
日本一の不良を目指して陰で悪事を重ねてきた稀咲ですから、いろんな人間から恨まれていたのは間違いないでしょう。
そのため「誰かに殺されたのでは?」と疑いたくもなりますが、稀咲が横断歩道で立ち止まったことも、トラックの運転手があくびをしていて注意力が落ちていたのも、明らかに偶然です。
稀咲が殺された可能性は低く、最期は事故で命を落としたことになります。
また稀咲は、「関東事変」を締めくくる解説の中で死者の1人にカウントされているので、死亡は確定しています。
過去で死亡したため、「血のハロウィン」で死亡した場地(ばじ)など同じく今後の物語で復活する可能性もありません。
ただし復活するわけではありませんが、稀咲が死亡したあとの第23巻205話では、稀咲と長く行動を共にしていた半間修二(はんま しゅうじ)から見た稀咲の姿が描かれています。
稀咲と半間の出会いや、お互いのことをどう思っていたのかが少し分かる話になっているので、気になる方はぜひ。
稀咲鉄太(きさきてった)はタイムリープ能力を持っていなかった?
タケミチは第15巻127話で、「自分と同じように稀咲もタイムリープしているんじゃないか」と仮説を立てました。
タケミチがいくら過去を変えても現代が一向に良くならないのは、タケミチのあとで稀咲が過去をさらに改ざんしているのが原因だと考えたんですね。
しかし、結果的に稀咲はタイムリーパーではありませんでした。
稀咲はトラックにひかれる直前、タケミチに「オマエ…まだオレがタイムリーパーだと思ってんのか?」と言い残しています。
その言葉を受けてタケミチも、稀咲が死んだ後の第21巻187話で「オレ…勘違いしてた。稀咲はタイムリーパーなんかじゃない」と明言しています。
稀咲とタケミチの言葉から、稀咲がタイムリーパーではなかったのは確定でしょう。
稀咲鉄太(きさきてった)が他の能力を持っていた可能性は?最後の言葉の意味とは?
タイムリープに関わる他の能力として、タイムリーパー以外にトリガーという能力があります。
トリガーとは、タイムリーパーが過去と現代を行き来するための引き金役の人物のことで、2人が握手をするとタイムリープが発動します。
例えば、タケミチにとっては橘直人がトリガーですね。
稀咲はタイムリーパーではありませんでしたが、誰かのトリガーだった可能性は残っています。
理由は2つあります。
1つは、稀咲がタイムリープ能力について以前から知っていたような発言をしているからです。
「関東事変」の終盤でタケミチが稀咲に未来の出来事を伝えたとき、稀咲は「やっぱりそうか…オマエタイムリープしてんだな」と、あまりにもあっさりと受け入れました。
稀咲の話では「完璧だったはずの計画がタケミチに何度も潰されたから」という理由でタイムリープ能力の可能性に気付いていたようですが、それだけでは不自然に思えます。
実際、タイムリープについて橘直人はタケミチに「(自分がタケミチのタイムリープ能力を信じたのは)たまたまオカルト的なことにハマっていたから」「(他の人にタイムリープの話をしたって)そんな話信じる訳ないでしょう?」と第2巻9話で話しています。
タイムリープ能力なんて、普通なら信じないし自分から思い付くこともないんですね。
しかし、もしも稀咲がタケミチ以外のタイムリーパーと既に出会っていて、しかもその人間のトリガーだったとしたら。
稀咲自身がタイムリーパーではなくても、タイムリープ能力について知っていて当然です。
もう1つの理由として、稀咲がトラックに引かれる直前にタケミチに言いかけていた台詞です。
稀咲は「オマエ…まだオレがタイムリーパーだと思ってんのか?」と言ったあと、「オレは」と何か言葉を続けようとしていました。
会話の流れからして一つ考えられるのは、「オレはタイムリープなんて能力を使わずにここまで上り詰めたんだ。オマエとは違う」と言って自分の能力をタケミチに誇示したかっただけ、という可能性もあります。
しかし、能力を誇示するためだけの台詞だったすると物語にはほとんど影響がありません。
わざわざそんな台詞を言いかけている途中で稀咲ほどの重要キャラが死んでいったとは考えにくいため、タケミチが知らない何か重要な事実を言いかけていたと考えられます。
しかも「オレは」という前にはタイムリーパーについて話しているため、「(タイムリーパーじゃなくて)オレはただのトリガーだ」などという言葉を続けようとしていた可能性があります。
稀咲は既に死亡しているため、稀咲の口から最期の言葉の真意が語られることはありませんが、今後何らかの形で判明することはあるかもしれません。
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