金色のガッシュ キャンチョメは最強？最後はどうなった？呪文能力（シンポルク技）の強さやフォルゴレとの関係紹介！

アニメ化もされた人気マンガ『金色のガッシュベル』。

今回は、そんな『金色のガッシュベル』に登場するキャンチョメは実は最強キャラなのか？最後はどのようにして魔界へ帰ったのか？などについてご紹介します。

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キャンチョメはどういう魔物？

キャンチョメはアヒルのくちばしのような口が特徴の魔物の子です。

飴やチョコレートなどが大好物で、不安になった時のためにいつも常備しています。

使う呪文は幻影作り出したりや自身や周りを変化させるものです。

魔物の子の中では珍しくやさしい心を持っており、弱いものを助けるために強くなって魔界をいい世界にしたいという目標も持っています。

ガッシュと清麿が出会ったときは、パートナーのフォルゴレがいないと何もできないほど弱虫で、お調子者な印象でした。

しかし物語が進むにつれ、キャンチョメは実はかなり頭がいいことが明らかになっていきます。

隠されていた巨大な魔物の正体にいち早く気づいたり、自身の術を最大限生かせる作戦を考えたりします。

魔物の子の中では稀なほど洞察力や想像力を持って居るのです。

魔界では同じ落ちこぼれとしてガッシュと仲が良かったそうです。

最初のほうの弱さは自分への自信のなさが影響していました。

キャンチョメとガッシュたちとの関係は？

出会い

キャンチョメがガッシュ、清麿と出会ったのは、清麿の部屋でした。

ガッシュが外から帰ってくると様子のおかしい清麿がベットに座っていました。

鼻がどう見ても明らかに長いのですがガッシュは気づきません。

本物の清磨は天井に金具などで固定されて、口にはテープを貼られていました。

ガッシュは、熱で寝込んでいた清磨のためにブリを生け捕りにするため出かけけていたのです。

そのことを聞いた偽清磨はガッシュが獲ってきたブリに生のままかじりつきます。

普段はそんな食べ方はしないとガッシュに指摘されますが、ガッシュをほめたり感謝したりしてやり過ごします。

その偽清磨はガッシュに対して魔本をどこにしまったっけと問いかけます。

ガッシュが答えそうになった時、清磨の同級生である水野鈴芽（みずの すずめ）がやってきて事なきを得ます。

しかし、水野も偽清麿に騙され、本物だと信じてしまいます。

そのことが悲しすぎた清磨は、とてつもない腕力で金具を外し偽物の頭を小突きます。

すると偽物は涙を流しながらキャンチョメの姿に戻りました。

仲間になった経緯

ガッシュの無くしている記憶の手がかりのためガッシュと清麿はイギリスに来ていました。

イギリスのロンドンを歩いていると大人気スターであるフォルゴレのロンドン講演の看板を目にします。

近くにキャンチョメがおりガッシュと清磨に気づくとこちらに走ってきます。

キャンチョメとフォルゴレにいい記憶がない清磨は一目散に逃げますが、話がしたいと泣きながら追ってくるキャンチョメを放ってはおけず、フォルゴレの控室で話を聞くことになります。

コンサートがあと1時間で始まるというのに、フォルゴレが見当たらず連絡の手段もないので一緒に探してほしいと頼まれました。

しぶしぶ了承した清磨はガッシュの嗅覚の鋭さをもとにフォルゴレの後を追います。

しかし、お菓子屋、花屋、おもちゃ屋、行く先々にフォルゴレはおらず、しかも店の女性店員にセクハラして回っていたので清磨はブチギレ始めます。

最後にたどり着いたのは病院でした。

怒り心頭で清磨がフォルゴレを探していると、ある病室からフォルゴレの声と楽し気な子供たちの声が聞こえます。

そこではフォルゴレあてに手紙をくれた女の子と、同じ病室の子供たちにお菓子や花、おもちゃなどを渡すフォルゴレの姿がありました。

フォルゴレは優しい心を持っているとわかった清磨はフォルゴレに「生き残れよ」と声をかけ踵を返します。

フォルゴレも「キャンチョメは守り通す」と強い信念がこもった言葉を返します。

このことから清磨はフォルゴレとキャンチョメが信用に足るコンビだと認めたのでした。

キャンチョメとパートナー・フォルゴレとの関係は？

キャンチョメとフォルゴレは雨の日にイタリアの路地で出会いました。

「高貴なる魂」を認め合ってともになったそうです。

キャンチョメはフォルゴレのことを人気であることや、無敵（とキャンチョメは思っている）であること以外にも、決して人に手を上げない姿勢や人のために何かをしてあげる姿勢など多くの部分を尊敬しています。

フォルゴレもキャンチョメを友として大切に思っており、時折キャンチョメが間違った方向に進んでしまわないよう助言をしたりしています。

キャンチョメの最後はどうなった？どうやって魔界に帰っていったのか？

話は終盤、クリア編になります。

クリア・ノートは「消滅」呪文を使う魔物で、魔界と自分自身も含めた魔物をすべて消滅させようと考えています。

そしてクリアに協力しているゴームという魔物と戦った時でした。

デュフォーによって新たな呪文を覚えたキャンチョメはフォルゴレとともに来るべき戦いに備えイタリアのミラノで修行を続けていました。

そこで友達になったパピプリオという魔物がゴームに襲われ、圧倒的な強さでボロボロになり、危機一髪の所にキャンチョメが現れました。

キャンチョメはゴームの放った術を「フォウ・スプポルク」で消滅させ「ミリアラル・ポルク」でゴームと同じ技を放ったりと、弄ぶかのように圧倒します。

そして「シン・ポルク」を唱えます。

空間を捻じ曲げて移動できるゴームは逃げ切れたかと思いましたが、そこはキャンチョメの術中なのでした。

キャンチョメは強大な力でゴームとゴームのパートナーをねじ伏せます。

強大な力に支配されたキャンチョメは必要以上にゴームたちを痛めつけます。

それを見かねたフォルゴレが、キャンチョメを止めに入ります。

フォルゴレの説得により、反省したキャンチョメは術を解き、ゴームたちに謝ります。

そしてゴームの本を燃やす前に、もう一度「シン・ポルク」を唱えゴームのための花畑の世界を作ります。

キャンチョメはゴームに魔界に帰ったら友達になろうといい、ゴームも喜びます。

そして術を解き本を燃やそうとしたその時、キャンチョメが「避けられない何か」を感じ取ります。

それはクリアが放った長距離弾道型の光線でした。

光線はキャンチョメとパピプリオの本に命中し、そこでキャンチョメは魔界に帰ってしまいます。

キャンチョメは実は最強？呪文能力（シンポルク技）の強さを解説！

第一の呪文 ポルク

人や動物、ありとあらゆるものに変化することができる呪文です。

見た目だけしか変化できず、大砲に化けても弾は出ないし、人に化けても顔などの一部が長くなってしまうなど完璧ではありません。

敵を誘いこんだりサポートとしては大変有用で、作戦や使い方によっては強力な呪文となり得ます。

第二の呪文 コポルク

体が小さくなる術です。

物理的な攻撃力も下がりますが、敵に気づかれずに行動したり、回避などの際に小回りが利く術です。

第三の呪文 ディカポルク

巨大なキャンチョメの幻影を出現させる術で、動きは本物と連動しています。

敵の注意を引き付けたり、敵に攻撃を無駄うちさせたりするときに有用です。

本体に気づかれると無意味という弱点があります。

第四の呪文 ディマブルク

実体を持った分身体を作る術です。

キャンチョメ自身の思いの強さで分身体も強くなり、「みんなを守りたい」「弱いままじゃ守れない」という気持ちが分身体を強くし、連携のとれた動きをさせます。

第五の呪文 フォウ・スプポルク

相手の術を消す術です。

実際はキャンチョメの手から出る音か光を、本の持ち主が見たり聞いたりすると、直接脳に心の力を止めるよう命令を出させる術です。

相手は自身の術が消されたように見えるため、混乱させることが出来ます。

第六の呪文 ミリアラル・ポルク

見たことのある術をそっくりに作り出すことができる術です。

その攻撃自体はガスの塊のようなものですが、錯覚により痛みなどを感じ、それが実際にダメージとなります。

再現された術について熟知している敵にしか効果がないので、基本的には実際に術を出した魔物やそのパートナーにしか効きません。

第七の呪文 シン・ポルク

キャンチョメの術の中でも最強の術です。

デュフォーがこの術について「魔物同士の戦いにおいて、最強の呪文」といった程です。

相手を催眠にかけ、キャンチョメの思った通りの幻覚の世界に取り込むことができます。

相手がその中で術を出してもキャンチョメが想像すれば、絶望を与えながら術を消すことも可能です。

巨大化や変形も思いのままにできます。

さらにそこで受けた攻撃は直接脳に作用し、幻覚にも関わらず痛みを伴うダメージを負います。

実際に傷も与えられますが、幻覚の中にいる間は本来出来た傷以上の見た目と痛みに苦しむ事になります。

キャンチョメを見つけ出し、なにがしかのアクションを加えれば術を解くこともできます。

しかし自由自在に姿を消すことも、分身体を作ることも可能な世界で抜け出すことは非常に困難を極めます。