マチネとソワレ全巻無料で読む方法紹介!完結最終回した?アニメ化は?面白い?漫画アプリでタダ?wiki的登場人物紹介

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悩んでいる人
『マチネとソワレ』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。 

『マチネとソワレ』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『マチネとソワレ』はこちらの小学館が運営する漫画アプリサンデーうぇぶりにて全巻無料で読むことができます。

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『サンデーうぇぶり』は小学館が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

『サンデーうぇぶり』では『マチネとソワレ』を惜しげもなく1巻から最新巻まで全巻無料で公開してくれています

 

安心安全に、そしてタダで『マチネとソワレ』を読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法が最もお得です。

 

また『サンデーうぇぶり』では、『マチネとソワレ』以外にも

  • 名探偵コナン
  • YAIBA
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • からかい上手の高木さん
  • あしたは土曜日
  • ふだつきのキョーコちゃん
  • 恋に恋するユカリちゃん
  • くノ一ツバキの胸の内
  • ドロヘドロ
  • GS美神 極楽大作戦
  • だがしかし
  • よふかしのうた
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • 境界のRINNE
  • うる星やつら
  • MAO
  • 今日から俺は
  • 天使な小生意気
  • お茶にごす
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
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  • 月光条例
  • マギ
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  • MIX
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  • 信長協奏曲
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  • 結界師
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  • 名探偵コナン ゼロの日常
  • 湯神くんには友達がいない
  • アオイホノオ
  • 葬送のフリーレン
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  • ハヤテのごとく!
  • 魔王城でおやすみ
  • 古見さんはコニュ症です
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  • チ。地球の運動について
  • アオアシ

などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。

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オススメ漫画アプリ紹介

漫画アプリに関していうと、講談社が運営するマガポケや小学館が運営するマンガワンも特にオススメです。

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『マガポケ』で無料で読める主な作品一覧
  • 進撃の巨人
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  • 新宿スワン
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  • ダイヤのA
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  • ザ・ファブル
  • 頭文字D
  • ベイビーステップ
  • ホームルーム
  • ちはやふる
  • トモダチゲーム
  • カイジ
  • Dreams
  • 十字架のろくにん
  • 可愛いだけじゃない式守さん
  • お願い、脱がシて。
  • 復讐の教科書
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  • はじめの一歩
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  • ランウェイで笑って
  • 七つの大罪
  • カメレオン
  • ドラゴン桜
  • 砂の栄冠
  • のだめカンタービレ
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  • ジパング
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  • マイホームヒーロー
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などなど…

 

『マンガワン』で無料で読める主な作品一覧
  • 闇金ウシジマくん
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  • 土竜の唄
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 今際の国のアリス
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  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100
  • 教え子がAV女優、監督がボク。
  • 釣りバカ日誌
  • ゾン100
  • 裏バイト逃亡禁止
  • 美味しんぼ
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  • イキガミ
  • 闇金ウシジマくん外伝 肉蝮伝説
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などなど…

 

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

 

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『サンデーうぇぶり』の基本的な使い方

『サンデーうぇぶり』では、アプリ内アイテムであるチケットポイントを使用して読むことになります。

 

簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』を使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。

 

『マチネとソワレ』も1日に最大5話まで読み進められます。

 

ここでは『サンデーうぇぶり』で使うアプリ内アイテムチケット』『ポイントのそれぞれの使い方を簡単に説明します。

『サンデーうぇぶり』のチケットとは?

チケットはチケットアイコン(↓黄色い線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。

各作品ごと1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。

つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読めるシステムがこの『チケット』なのです

サンデーうぇぶり

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『サンデーうぇぶり』のポイントとは?

『ポイント』は毎日、5~15秒程度の広告動画を見ることで30ポイント(作品1話分に値する)を取得することが出来ます

 

サンデーうぇぶりに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読む事ができるという意味)

 

↓『サンデーうぇぶり』のホーム画面に『POINTゲット(黄色い線で囲んである)』アイコンが出てくるので、そのボタンをタップして短い広告動画を見ることでポイントをゲット出来ます。

15秒程度の広告を流しておく(見なくてもよい)だけで、1話分の漫画を無料で読めてしまうので、絶対活用するべきです!

 

この『POINTゲット』アイコンは毎朝8時に回復し、ホーム画面に表示されます。

【重要】さらに今なら『サンデーうぇぶり』のアプリを新規ダウンロードすることで1000ポイントの特典が付いてきます。※1000ポイント=単行本3冊分

アプリのダウンロードは、もちろん無料です。

 

操作も簡単なので、すぐに使いこなせますよ!

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『チケット』『ポイント』以外で1日3話分の漫画を読む

『チケット』『ポイント』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります

 

その仕組みがこれ、

 

見たい話の漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む あと3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分を新たに無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでを簡単にまとめると

ここまでのまとめ
  • チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
  • 短い広告動画を見て毎日30ポイント獲得し1話分の漫画を無料で読む
  • 短い広告動画を最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む

以上の事から『サンデーうぇぶり』は、1つの作品において、1日に最大で5話分を無料で読むことが出来るかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。

 

遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

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『マチネとソワレ』あらすじ紹介!

主人公の三ツ谷誠(みつや まこと)は、役者として活動していました。

 

演技に対する強烈な執着と、役を完璧に演じ切ることに対する貪欲さは、狂気的とまで言えるほどです。

 

しかし、そんな彼には大きなコンプレックスがあります。

 

それは、1年前に亡くなった兄、三ツ谷御幸(みつや みゆき)の存在でした。

 

誠は演技に対して必死にシュミレーションや練習を重ねる努力家です。

 

しかし御幸は演じることそのものを楽しみ、役に入り込むことに喜びを感じるような、演技の天才とも呼べる存在であり、そんな彼は役者として大成していたようです。

 

誠がいくら舞台を成功に導いても、どれだけ輝かしい舞台で大きな役を得たとしても、それは兄の知名度のおかげで、結局彼は御幸の代わり、2号でしかないのだと周囲は評価し続け、誠は自分自身を見て欲しいと強く願いました。

 

そんな彼は、ある日死んだはずの御幸が生きている世界に迷い込んでしまいます。

 

芸能人の三ツ矢御幸に叶わぬ恋心を夢見る女性の世良碧(せら あおい)や、その兄にしてヤクザの若頭の世良氶(せら さとる)を巻き込んで、誠は誰も三ツ谷御幸の弟として自分を見ないこの世界にて、御幸に勝つことを誓います。

『マチネとソワレ』は面白い?見どころ紹介!

『マチネとソワレ』は面白いです!

 

見どころを3つ解説します!

見どころ① コンプレックスを抱えた誠の葛藤

 

テレビやネットを見れば、自分とは違う世界を生きる人々の華々しい人生が目に映る現代。

 

そんな世界に生きていると、自分が周りよりも劣っていて、どこを見ても自分よりもすごい人がいて、自分はなんのとりえもないのではないかと思ってしまうことがありませんか?

 

主人公の誠も、そんな劣等感を抱える現代の若者の一人です。

 

それも彼の場合は、そのコンプレックスの対象が最も身近にいる兄という存在。

 

既に亡くなっているにも関わらず、その影響力を強く示してくるのです。

 

自分の成果を肩書きで評価されてしまう。

 

自分がいくら努力をしても、同じことを労せずに成してしまう存在がいる。

 

なんでもいいから、とにかく一番になりたい。

 

誰もが一度でも感じたことがあるであろうそんな感情を抱えながら生きる誠の存在に、強く共感してしまう人は多いはずです。

見どころ② 登場人物の狂気的なまでの生き様

 

上述したとおり、主人公の誠は天才役者である兄の御幸に対し、強烈なコンプレックスや劣等感を抱えています。

 

他人が御幸を通した誠を評価するのと同じように、誠もまた御幸の存在を強く意識しています。

 

御幸の存在は彼の人生に嫌が応にもついて回る枷とも言うことができるものであり、この物語で描かれるのはそんな嫉妬、執着、自己顕示欲を大きく育てたまま兄に勝つために舞台に立つ誠の生きざまです。

 

一方の御幸も、誠に負けず劣らず、むしろ生まれながらの天才であるだけあり、誠以上に狂気的な人物として描かれています。

 

一巻では残念ながら御幸の内面が描かれる場面はあまり見られないものの、役に入り込みすぎて体調を崩し、病院で診断をもらうなどといったように、彼にもまた演技に対する強烈な執着が垣間見えます。

 

他にも、一巻では誠とぶつかりあった丞も、かつては夢をあきらめざるを得なかった立場にあり、誠の夢を否定する過程で自らの人生を省みるなど、登場人物のそれぞれに濃厚な生き様が見られます。

見どころ③ 演劇バトルとしての完成度の高さ

 

ときにマチネとソワレは、演劇兄弟バトルと評されることがあります。

 

確かに誠が御幸を越えるために奮闘し、激しくぶつかり合うさまは、剣や銃を持たずとも血肉涌き踊る興奮を読者に与え、バトルと呼ぶに相応しいものだと思います。

 

その様子が詳しく描かれるのは、誠がたどり着いた世界で役者として新たなスタートを切る2巻以降で本格的に描かれるのですが、1巻でも既に2人のぶつかり合いは始まっています。

 

例えば1話冒頭、誠が演じる青年は仲間を犠牲にして大金を手にしたのですが、誠演じる青年はその大金をそこら中にばら蒔き、鬼気迫る表情で「いらねえよ……!」と言い放ちます。

 

一方御幸が同じ役を演じた際は青年は1万円札を口にくわえたかと思えばあっけなく吐き出し、「いらねぇよぉ」と、絶望に満ちた表情で吐き捨てました。

 

その演技に対する勝敗の結果は、御幸の受けた万雷の拍手喝采から火を見るよりも明らかでした。

 

このように、同じ役でもそれぞれが持つ役者としてのスキルによってどのように差が出るのか、また、違う役として同じ舞台に立った際にどこまで役として感情をぶつけ合うことができるのか、舞台の上で登場人物たちが繰り広げるぶつかり合いは、この作品の大きな魅力の1つだと思います。

『マチネとソワレ』wiki的な登場人物紹介!

『マチネとソワレ』の主な登場人物を紹介していきます!

 

多少のネタバレも含みます。

三ツ谷誠(みつや まこと)

本作の主人公で、役者として舞台に立つ20歳の青年です。

 

普段はおとなしくておどおどしたところを見せることもありますが、舞台に立つと別人のように役を演じて見せます。

 

しかし彼には天才役者として活躍してきた兄がおり、兄が亡くなってからも誠は2号と呼ばれ、兄を通してではなく、自分自身を見て欲しいと強く願っていました。

 

そんな彼がたどり着いたのが兄が生きており、自分が死んだことになっている世界です。

 

誰も自分のことを三ツ谷御幸の弟として見ない世界で、役者として兄に勝つために奮闘するのが本作の物語です。

三ツ谷御幸(みつや みゆき)

誠の兄であり、誠が元居た世界では1年前に亡くなった天才役者です。

 

我々凡人は天才に対し、何を考えているかわからずどこか頭のネジが外れているといったイメージを思い描きがちですが、彼もまたそういった人物です。

 

瞳は真っ黒で一見どこを見ているのかわからず、無表情にじっとこちらを見つめていたかと思えばにんまりと不気味な笑みを浮かべ、仕草はどこかそわそわさせられるような歯がゆさを覚えるものです。

 

その天才性は見た目や仕草だけに表れるものではなく、演技のために努力を積み重ね続ける誠に対して、御幸は演技そのものを心の底から楽しみ、役に入り込みすぎて体調を崩してしまうことすらあるほどです。

 

誠に強いコンプレックスを抱かせる彼の存在は、本作において今後も誠の最大の障壁となることでしょう。

世良丞(せら さとる)

ヤクザの若頭であり、後述する碧の兄です。

 

第1巻では、違う世界に迷い込んでしまった誠に対する最初の壁として立ちはだかります。

 

行き場を失った誠に追い打ちをかけるかのように、ちょっとした勘違いから誠を本気で殺そうと集団で暴力の波に晒します。

 

しかしもともと彼がヤクザの若頭になることは本意ではなく、彼にはかつて夢をあきらめざるを得なかった過去がありました。

 

取り巻きから「2代目」と呼び掛けられる場面もあり、丞は夢を諦められずにいる誠の対比となる人物として描かれています。

 

強敵として描かれた丞ですが、第1巻の最後では、誠と交わした取引の代償としてあることを頼まれます。

世良碧(せら あおい)

丞の妹で、元の世界で誠が住んでいたはずの部屋で兄と暮らしています。

 

男性が多いこの作品には貴重な女性のキャラクターで、第1巻での誠との出会い方からしても本作のヒロインのようにとらえられてしまいそうですが、彼女の本作における立ち位置は、読者の代弁者のように感じられます。

 

1巻では三ツ谷御幸のファン、それどころか御幸の抱き枕や等身大パネルを部屋に置き、さらには自らを御幸の恋人に置き換えた夢小説を執筆しているなどの三ツ矢御幸ガチ勢っぷりが発揮されていました。

 

他の人物のように内面が深く描写されていることは少なく、そのオタクっぷりが可愛らしく描写されたり、受け手の視点から物申したりと、発信する側のキャラクターが多い本作で独自の立ち位置を確立している人物です。

『マチネとソワレ』アニメ化情報!

マチネとソワレのアニメ化は、2022年9月現在予定されていません。

 

もしアニメ化するのであれば作中で演者としての実力を発揮する登場人物たちをどの声優さんが演じるのか楽しみなところです。

 

続報を待ちましょう。

『マチネとソワレ』作者・大須賀めぐみとは?

マチネとソワレの作者は大須賀めぐみさん。

 

2007年に伊坂幸太郎さんの小説『魔王』『グラスホッパー』をリミックスして少年漫画向けにアレンジした『魔王 JUVENILE REMIX』が初連載となります。

 

高校時代に漫画家を目指すも根性がなく挫折、その後一度はデザインの道を目指しますが、就職にあたって再び漫画家への道を歩んだとのことです。

 

当初は恋愛要素の薄いバイオレンスな殺し屋漫画を少女漫画雑誌に投稿しましたが、少年誌か青年誌に行った方がいいとアドバイスされ週刊少年サンデーに投稿を開始します。

 

しかし、少年漫画らしい作品作りが思うようにいかずに悩んでいたところに『魔王』の漫画化の話がとびこみ、それをきっかけに初めて漫画を描くことが楽しいと思えるようになったそうです。

『マチネとソワレ』は最終回完結した?

『マチネとソワレ』は2022年10月現在、完結しておりません。

 

11巻まで発売されており、最終回まではまだまだ続きそうです。

 

完結した場合は、こちらの記事にてお知らせいたします。

 

『マチネとソワレ』序盤ネタバレ紹介!

第1話

物語は主人公の三ツ谷 誠(みつや まこと)が、一万円札でう〇こを拭いた日から始まります。

 

万札を便所紙同然に扱った感傷に浸る誠。シーンはとある劇場の舞台上へと移り変わります。

 

役者として舞台に立つ誠が扮する、大金を鞄に詰めた青年。

 

青年は金と引き換えに多くの仲間たちを失いました。

 

役者としてその絶望を理解するために、冒頭のシーンで誠は大金を便所紙同然に扱ったのでした。

 

やがて舞台が明け、役者たちの集まる楽屋では、和気あいあいと打ち上げムードの会話が繰り広げられます。

 

そんな空気に馴染めずにいる誠でしたが、やがて舞台のプロデューサーと思われる人から舞台の成功に一役買ったことを労われる言葉をいただきます。

 

2号様の知名度はさすがだと言われ、何とも言えない気持ちを抱えたまま彼は翌日に控えた大逆転の日を心待ちに、自室へと駆け込みます。

 

そして翌日、巨匠率いる大舞台『ヴァニラフィクション』の制作発表。

 

その主演として、誠は記者会見の場に立ちます。

 

しかし、記者たちから彼にあてられた質問は、彼が2号と呼ばれる所以となった兄、三ツ谷御幸(みつや みゆき)のことばかりでした。

 

憤りを残したまま帰る実家には、遺影に写った御幸の姿があります。

 

亡くなった後も兄にアイデンティティを奪われ続ける誠に追い打ちをかけるかのように母親は、誠に「帰ってたの?御幸ちゃん」と、声をかけます。

 

御幸の死を受け入れることができなかったショックから彼の母は誠を御幸と認識するようになってしまいました。

 

その場は役者として、完璧に御幸の仕草を演じで見せますが、抑えきれない涙を零すままに誠はタクシーに運ばれます。

 

しかし降りた先に辿りついた世界は一変していました。

 

おびただしい数の蝶が舞う渋谷の街。

 

それを気に留めない人々。

 

そして、本来誠が主演を務めるはずのヴァニラフィクションの主演として街頭ヴィジョンに映し出されたのは、死んだはずの兄の姿でした。

第2話

1年前に死んだ兄が、街頭ビジョンで自身が主演を務めるはずの舞台の話を生き生きと語る姿を目にした誠は、きっと自分の思い違いだと思うことにして、自らの住処とするアパートへと帰宅します。

 

しかし、何度ドアの鍵を差し込もうとしても、鍵が入ることはなく、たまらず何度も何度もドアノブをひねって開かないドアをこじ開けようとします。

 

やがて、向こう側から開けられたドアの先には、こちらの様子を伺う若い女性の姿がありました。

 

1年以上前からこの部屋に住んでいると語る女性、表札に書かれた『世良』という名字、電源のつかないスマートフォンなど、あらゆる状況が誠を追い詰めます。

 

帰る場所を失った誠は、アパート下にあるごみ捨て場付近で一人涙を流していました。

 

やがて、ゴミ出しに来た女性は、改めて誠の顔を目にし、衝撃を受けます。

 

先ほどまでとは態度が一変し、しどろもどろにその女性、世良碧(せら あおい)は、誠を室内へと案内します。

 

壁際には三ツ矢御幸の等身大パネル、ベッドの傍らには抱き枕、ノートPCを開くとR-18タグのついた三ツ矢御幸の夢小説。彼女は、芸能人の三ツ矢御幸に叶わぬ恋心を抱く、夢女子なのでした。

 

御幸によく似た顔だちをした誠を思わず部屋にあげてしまった碧ですが、当の誠は開いたPCを用いて御幸についての情報を集めます。

 

そこに兄が亡くなったという事実はありませんでした。

 

一方、誠が1話冒頭にて出演した舞台は御幸が出演したことになっていました。

 

自分とは全く違う形で金の無価値さと仲間を失った絶望を表現してみせた彼の姿と、自分にはなかった喝采の拍手を目にして、誠は画面の向こうに立つその姿が生きている兄のものであると確信しました。

 

さらに検索を進めると、見つかったのは三ツ矢御幸の弟である誠自身が、この世界では既に他界したことになっているという情報でした。

 

酷く錯乱し、思わずテーブルの上のお茶を零してしまった誠の、濡れてしまったシャツを脱がそうと碧は誠のシャツに手をかけます。

 

そこに碧の兄、世良丞(せら さとる)が帰宅し、妹が部屋に連れ込んだ男の服をめくっている状況を目の当たりにします。

 

丞は碧と和やかに笑い合ったかと思えば、次ページで、唐突に誠は顔面をボコボコにされた満身創痍の状態で厳つい男たちに土に埋められようとしています。

 

丞はヤクザの若頭だったのです。

第3話

自身があまりに危険な状況に置かれていることを察知した誠は、早くここから逃げ出さなければならないと、考えを巡らせます。

 

しかし逃げた先に待っているのは、誰もが死んだ兄の幻影を追い続け、誠自身のことを見てくれない世界であるという事実に思い至り、誠は逃げ道を見失ってしまします。

 

そんな誠の心境とは裏腹に、妹の純潔を軟派な男に奪われたと勘違いしている丞は、誠に対する暴力を続けます。

 

小学生の頃に初恋の少女をあまりに唐突な交通事故で亡くしてしまった過去すら運命で決められてしまったものだと乾いた笑いを零す丞は、誠がここで殺されることすらも運命だと言い放ち、誠に何度も何度も拳を叩き込みます。

 

そんな誠が走馬灯のように思い起こすのは子供のころの兄の姿でした。

 

御幸は幼いころから日常の中で筋肉がどう動くかを意識してそれをパントマイムのように再現することを楽しんでいました。

 

誠はそれがいかに効率よく演技をするために役に立つものかと感心します。

 

しかし、当の兄はただただ演じることそのものを楽しんでおり、その天性の才に誠は劣等感を覚えます。

 

そして現在、丞は一通り誠を叩きのめし、今まさに誠の落とされた穴を土で埋めようとしているところです。

 

誠はうわごとのように、自分が被っている過酷な状況に対して反射で動く筋肉を「胸骨筋、大頬骨筋」と、ひとつひとつ、読み上げます。

 

非日常な体験から様々なことがインプットできることに対して悦びを覚える誠に堪らず、丞の取り巻きの一人が、勢いよく拳を振りかざします。

 

しかしその拳が誠の頬を振りぬくよりも先に、誠の上半身は頭から後方へ振り飛ばされます。

 

暴力を受けている人間の状況を淡々と解析し、誠はその身一つでまるで胸倉を掴まれて殴られているかのように頭や上半身を振り飛ばされては動きを止め、振り飛ばされては止めを繰り返します。

 

その様子にうろたえる男たちを前に一通りの動きの再現を終えて満足した誠は地面に横たわります。

 

自分の行く末を考えながら、自分が殺されても死体も発見されないであろうこの世界で、兄を越えて自らの存在を証明するために戦うことを決意します。

 

ところ変わって、煌びやかな舞台にて花形を演じ終えた御幸。

 

しかし舞台裏、化粧室にて嗚咽をもらし周囲からは心配の声があがっていました。

 

急いで病院に向かい、検査の結果医者から伝えられた症状は、想像妊娠でした。

 

それを聞いた御幸が思わず笑いを堪えられずにいる理由は、彼の次に演じる役が「妊婦の殺人犯」だからなのでした。

 

幼いころのシーンに引き続き、ここでも御幸の演じることに対する狂気的なまでの執着が垣間見えますね。

第4話

この世界で兄を越える役者になるという目標ができた誠は、なんでもするから殺さないで欲しいと丞に命乞いをします。

 

「兄貴ばっかりズルい!俺だってチヤホヤされたい!特別扱いされたい!」

 

「俺を見くびってるやつらを黙らせたい!」

 

「大金を稼ぎたい!モテたい!」

 

「オンリーワンになって頼られたい!」

 

「誰かの人生を変えられるくらいの影響力が欲しい!」

 

兄に勝って、兄を通した自分ではなく、自分自身を見て欲しいと誠は叫びます。

 

それを聞いた丞は、誠が今から一時間瞬きをしないことを条件に誠を解放し、なんでも言うことを聞くことを提案します。

 

無茶と思われる取引に対し、誠は力強く成し遂げて見せる意志を宣言し、挑戦が開始されます。

 

10分が経つ頃には瞳孔が揺れ始め、取り巻き達からは目にたばこの吸い殻を投げられる、土をかけられるなどの嫌がらせを受けます。

 

夢のために必死に苦行耐える誠を見た丞が思い起こすのは、家業を継ぐことを目指さず、映画監督になることを夢見ていた若き日の自分でした。

 

20分が経った頃、取り巻きの一人が誠の目の前でおもむろにズボンのチャックを下ろし、誠に向けて小便をかけます。

 

取り巻きに夢を見るのはやめろと吐き捨てられる誠を目にして丞が思い起こすのは、父との約束の期限までに結果を残して夢を叶えるために己を信じていたかつての自分でした。

 

40分が経つ頃、目が血走ってもなお、瞼を閉じない誠に取り巻きたちは動揺していました。

 

試行錯誤するも、何も成し遂げられないまま約束の期限を迎えてしまい、夢をあきらめた日を思い出す丞は、残り5分、夢をあきらめた人間の虚しさを誠に言い聞かせます。

 

しかし誠はそんな丞を才能がなかったとこき下ろし、自分はそうではないと言い張るのです。

 

何度も否定され、たまらず拳銃を誠に突きつけるもなおも力強い否定を重ねられた丞は引き金を引き、銃弾が何度も誠の側頭部を掠めます。

 

それでも誠は自分を信じ続け、瞼を閉じずに約束の1時間は経過しました。

 

誠を解放した丞でしたが、誠は丞が言った何でもいうことを聞くという約束を忘れていません。

 

誠は、丞の人生を自分に預けて、自身のマネージャーになるようもちかけるのでした。

漫画『マチネとソワレ』の読者の評価や反応は?

 

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