MFゴーストの作中では数々のキャラクターが登場し、中には「頭文字D」の時のキャラクターも出てきます。
アニメやマンガの中でも特に勝負事が発生する作品では、「ライバル」の存在が必要不可欠であり、中にはライバルがいる事によって作品全体がより華やかで刺激的な作品に変わる事もあります。
頭文字Dでは、主人公の藤原拓海のライバルは数多くいますが、代表的なキャラクターで言うと、高橋啓介や秋山渉、小柏カイなどが拓海のライバルであると言えるでしょう。
では、MFゴーストの主人公である片桐夏向のライバルは誰でしょうか。
今回紹介するミハイル・ベッケンバウアーはそんな片桐夏向のライバルの1人であると言えるでしょう。
ミハイル・ベッケンバウアーは容姿もカッコよく、また二つ名の「皇帝」という名にふさわしいほどの高いプライドとドライビングテクニックの持ち主であることから、MFゴースト内でも根強い人気のあるキャラクターです。
そんなミハイル・ベッケンバウアーを本記事では紹介していきます。
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ドイツ出身のドライバー、ミハイル・ベッケンバウアーとはどんな人物か？
ミハイル・ベッケンバウアーのプロフィール
『閃光のハサウェイ』でキャラデザ・総作画監督をされていた恩田さんが携わっているから頭文字D後継作『MFゴースト』観てたんだけど、毎回熱いレースを堪能できるし、ベッケンバウアーが超美人になっててビジュアルがJamieだし、中村悠一が劇中でプライベートと同じポルシェに乗っているので最高 🏁´- pic.twitter.com/8G4bBJmojz
— 𝑟𝑖𝑡𝑜 🕯 (@_morris16) November 30, 2023
ミハイル・ベッケンバウアーは20歳のドイツ人のドライバーです。
髪は金色と茶髪の中間のようなブロンズのような色をしており、加えてサングラスなどをかけても非常にスマートでクールな見た目をしているため、イケメンという言葉が非常に似合う青年です。
一方で自信過剰からくる傲慢な発言も数多くあり、また気性も荒い部分があるため、少しとげのある部分もあります。
ミハイル・ベッケンバウアーの家族構成は？
ミハイルの細かい家族構成は明かされていませんが、姉が存在するのは作中でも明確になっています。
そのミハイルの姉になるのが「アグネス・ベッケンバウアー」です。
アグネスはミハイルの兄弟でありながらかなり異なる部分も数多くあります。
例えば日本に対する印象ですが、ミハイルは日本に対してあまり好意的に思っていない部分があるのですが、アグネスは日本をかなり気に入っています。
またミハイルが理屈っぽい部分があるのに対し、アグネスはそんなミハイルの姿を「中二病」や「自信過剰で自己中でコミュ力ゼロで情緒不安定」と言っています。
このような姉との関係を見ていくのも、ミハイルというキャラを見ていく上では大切になっていきそうです。
様々なポルシェを乗っている！？ミハイルの車を紹介！
最初に乗っていた車は？
作者のモチベ低下もあってかなり微妙なことに…
MFゴースト1話を見る感じ男キャラも微妙な気がする😭ベッケンバウアーはかなり良い感じ pic.twitter.com/SN9y5QbiLE
— ソルバー (@yunasora) October 1, 2023
ミハイルが作中で最初に乗っていた車は「982J2型 ポルシェ・718ケイマンS」です。
982J2型 ポルシェ・718ケイマンSは海外スポーツカー特有のミッドシップの駆動方法であり、車の中心を軸に車体のバランスを取るため、ハンドリングの部分でも非常に高いスペックを兼ね備えています。
それだけでなく、最高出力の部分でも高い性能を持っており、チューニングが無い状態でも300馬力の最高出力を出す事ができるという点もこの車の大きな特徴であると言えるでしょう。
ミハイルが作中に乗り替えた車は？
しかしそんなハイスペックの車であってもミハイルは作中で何回か乗り換えを行っています。
まず、MFG第二戦の時点で「982J2型 ポルシェ・718ケイマンGTS」に乗り換えています。
これは先程紹介した内容のものとほぼ同じではあるのですが、最大出力が350馬力出るため、よりハイパワーな車となっています。
また、MFG第四戦の時点で「982C型 ポルシェ・718ケイマンGT4」に乗り換えています。
これも最大出力が420馬力出るため、最初のスペックの時点から、より速くより強い車に乗りたいというこだわりが見えますね。
若き天才！？皇帝！？ミハイルがMFGに出るまでの華やかなエピソード！
ミハイルの初登場時はどんな人物だったのか？
ミハイル、ベッケンハウアーかっこいいよな、MFゴースト買っちゃおうかな！#MFゴースト#頭文字DAC pic.twitter.com/rh9PIQJzRW
— Misaki (@Black18002400) January 19, 2022
ミハイルの初登場は第3話になっています。
このシーンというのはMFGラウンド1の小田原での予選のシーンで走行しているシーンとなっています。
そのシーンで彼はこんな事を話しているのです。
「何もかもイージーすぎる……」
なんとMFGに対してまるでやる気のないような発言をするところから始まるのです。
それだけでなく「本気を出して戦うべき対象を見つけられない」「ここはボクがいるべき場所ではなかった……」などという発言も続けざまに出てくるのです。
このようにかなりテンションが低い状態のシーンが映し出されるのでした。
最初から神15入り！？ミハイルのMFG初参戦時のエピソード！
ただし、そのような発言が出てしまう裏にはとてつもない実績がありました。
ミハイルのこのシーンは第4回大会、ミハイルの参戦2年目の出来事なのですが、ミハイルは参戦1年目の第3回大会で全体総合成績12位を記録しています。
MFGでは全体総合成績15位までに入った選手の事を「神15（フィフティーン）」と呼ばれ、トップの実力を持つ存在として称賛されるのですが、彼はその中に入っているのです。
加えて、ミハイルの凄い点は彼はシーズン途中から参加しているという部分です。
MFGは各レースの結果ごとに成績が加算されていくのですが、ミハイルはシーズン途中から加算していき、シーズン全体で12位の結果を残しているのです。
このような圧倒的な実力があるからこそ先程のような言葉がただのモチベーションの低下では無く、もっと高いレベルで戦いたいという意味なのだと伝わってきます。
そして先程のシーンに戻りますが、彼は予選で第2位になり本戦に参加し、本戦では前年に2年連続でチャンピオンを獲得した石神風神の乗る「ポルシェGT3」と戦うのですが、ミハイルは全く力を入れる事なく圧倒し、ラウンド1を優勝してしまうのでした。
片桐夏向に沢渡光輝！ミハイルとライバルとのエピソード！
沢渡光輝とのエピソード
そのような圧倒的な中、ミハイルにとってのライバルが現れます。
まずは沢渡光輝が立ちはだかります。
沢渡とはラウンド2の芦ノ湖でバチバチに戦う事になります。
まず予選で先に沢渡が走ったのですが、なんとそこでコースレコードを叩きだしてしまいました。
ただ、ミハイルもそれに負けじと、さらにコースレコードを更新する記録を叩き出し、ポールポジションを獲得しました。
また、本戦でも2人の戦いは激化します。
本戦では雨が降っており、他のレーサーは苦戦し順位を落としていたのですが、ミハイルと沢渡の2人は3位以下を突き放し、2人でのデッドヒートを繰り広げます。
結果的にミハイルが優勝したのですが、試合途中で一時的ではあるものの沢渡にトップを譲った事で、ミハイルは本気を出したため、ミハイルも沢渡の事を認めるようになります。
こうしてミハイルと沢渡の因縁が始まりました。
片桐夏向とのエピソード
本日発売のヤングマガジンにて第138話掲載です。
MFG第3戦は、最終周5周目。
レース大づめで、ついにみせるぜミハイルの本気！ オーバー！#MFゴースト #頭文字D #ハチロク pic.twitter.com/b15Dbd8na3— 【TVアニメ放送中！】新公道最速伝説『MFゴースト』公式 (@mfg_ym) April 5, 2021
そしてそこにもう1人のライバルが参戦します。
それが主人公である片桐夏向になります。
夏向は、ラウンド1では9位、ラウンド2では4位という記録を残していたものの、彼の乗っている86の馬力の低さが影響し、なかなかトップ層との争いには組み込めていませんでした。
しかし、ラウンド3の真鶴で、とうとうミハイルとや沢渡と並ぶ事になります。
本戦で300馬力までパワーをあげた86を乗った夏向がミハイルと沢渡に追いつき、三つ巴の戦いになります。
ここでミハイルは一瞬焦りを覚えてしまいますが、レース内で「平静をとりもどせ……呼吸を整えて……上がりかけた心拍数を下げろ……」と自分に言い聞かせるようにマインドコントロールを行い、このレースでもミハイルが優勝を記録します。
ただ、この結果により夏向がミハイルや沢渡と戦い合えるだけの存在になってきている事は確かであると言えるでしょう。
彼女はいる？結婚は？ミハイルベッケンバウアーの恋愛エピソードは？
ミハイルに彼女や結婚の話はある？
さて、そんなかっこよくて憎いほど強いミハイルですが、彼女や結婚などの部分はまだ出てきていません。
作中でミハイルの恋愛の話は出てくる？
また、そもそもミハイルに関しては現時点では恋愛話が出てきてはいません。
ただ、彼のような完璧主義で尖りのある人間に、どのような彼女ができるかなどという点は非常に楽しみですね。