コナン松田陣平は佐藤刑事にメールで告白?好き両想いで付き合っていた?死亡何話?生きている?

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多くの命を守るために、自分を犠牲に散っていった爆発物処理班のエース・松田陣平!

 

親友の仇を取るためになりふり構わない熱さを持った、ハードボイルドで「名探偵コナン」中屈指のイケメン刑事!

 

それだけじゃない松田の魅力は、顔と性格とのギャップにも!?

 

佐藤刑事との短い間での絆とは・・・安室に与えた影響とは・・・?

 

ファンにその死を惜しまれる松田陣平がどんな人なのか、その能力や活躍、恋愛や仲間たちとの絆についても見ていきましょう!

 

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  • 高校デビュー
  • 俺物語
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  • 素敵な彼氏
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  • シュガーズ
  • 僕に花のメランコリー
  • 乙女椿は笑わない
  • ひるなかの流星
  • メイちゃんの執事
  • 初×婚(ういこん)
  • これは経費で落ちません
  • ハル×キヨ
  • 悪魔とラブソング
  • 雛鳥のワルツ
  • きょうは会社休みます
  • ストロボエッジ
  • デカワンコ
  • 高台家の人々
  • G線上のあなたと私
  • ママレード・ボーイ
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『マンガがうがう』で無料で読める主な作品一覧
  • 監獄実験プリズンラボ
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  • クレヨンしんちゃん
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  • 復讐教室
  • 走馬灯株式会社
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  • 恋空
  • オオカミ王子の言うとおり
  • 京都寺町三条のホームズ
  • リベンジH
  • クラス転移で俺だけ…
  • 進化の実
  • 魔王様、リトライ
  • 小林さんちのメイドラゴン
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松田陣平の年齢や身長は?服装は親友への喪服?命日はいつ?

松田陣平の名前の由来とは?

苗字の由来、及びモデルとなったのは、70年代の伝説的刑事ドラマ『太陽にほえろ!』の俳優・松田優作氏です。

 

下の名前は、彼の役の柴田純(殉職シーンの叫びが有名な若手刑事さんです)が劇中で呼ばれていたあだ名「ジーパン」から来ています。

 

「ジーパン→じんぺい」ということみたいですね。

松田陣平の経歴

22歳で警察学校入校。

 

(旧知の親友・萩原研二とともに降谷零(安室透)・諸伏景光・伊達航という「警察学校組」として人気の5人組がここで出会います。)

 

松田刑事の警察適正能力としては、学科や実技、専門知識等の成績がずば抜けて優秀とのことでした!

 

面接では協調性に欠ける性格がマイナスとなりましたが、それを補って余りあるほど!

 

具体的には、特にメカに詳しく、何でも分解してみないと気が済まない気性の「分解魔」らしいです。

 

爆弾はもちろん、拳銃やバイク、スマホまで分解したり修理したりするのがお手の物。

 

その非常な手先の器用さが、携帯電話(当時主流だったガラケーPHS)の「早打ち」という特技にもつながっていきます。

 

(この「早打ち」が、佐藤刑事へ後々まで影響する重要なメールを残すことにつながっていきます。)

 

さらに、松田刑事はボクシングも得意で強いです。

 

警察学校卒業後、萩原刑事とともに警備部機動隊の爆発物処理班のWエースとなりますが、ある爆弾事件で萩原が殉職してしまいます。

 

この事が大きく松田刑事の運命を変えます!

 

親友の仇を取ることを深く心に決めた彼は、なりふり構わず爆弾犯を追うようになります!

 

爆弾事件を扱う特殊班係に転属を希望するも、暴走が懸念され、不本意にも爆弾と関係ない捜査一課強行班係へ移動させられてしまいます。

 

それが「名探偵コナン」本編から3年前のこと。

 

松田刑事は7日間のみ捜査一課に在籍し、佐藤美和子刑事と組んで仕事をしました。

 

というのも、在籍わずか7日後に追っていた爆弾事件の犯人が現れ、松田刑事は捜査に挑んだのです。

 

そして、多くの人の命を助けるために、今度は自分が殉職してしまうのです!

 

奇しくも、親友・萩原刑事と同じ11月7日(アニメでは1月6日)に殉職、享年26歳という若さでした。

 

犯人が当時と全く同じ日に爆弾事件を起こしたため、殉職日も同じになってしまいました。

 

殉職時の松田刑事の階級は巡査部長でした。

 

松田陣平の容姿と性格

松田陣平は、誰に言わせても必ず「イケメン」と評される、超絶イケメン!の刑事です。

 

身長の公式発表はなく、降谷(安室)と同じか少し高い180cm前後と読者に考察されていることが多いようです。

 

その容姿は、天パの黒髪で、黒いサングラスをし、くわえタバコのヘビースモーカー。

 

喪服である黒いスーツを着用し、亡き親友・萩原を弔い続けています。

 

親友を失った悲しみと仇討ちの決意からか、初登場時の彼はハードボイルドでめったに笑顔も見せない孤高の刑事として描かれていました。

 

それに、意にそまぬ捜査一課への転属であったため、粗暴な口調と反抗的な態度で、一課の刑事たちの反感を買っていました。

 

スピンオフで描かれた警察学校時代の松田とはだいぶギャップがある性格です!

 

その時より若い警察学校時代の彼は、むしろ愛嬌のあるベビーフェイス、無邪気でヤンチャな・・・しかしやはり傍若無人な問題児ではありました。

 

協調性がなく「致命的」とまで教官に評されてしまうほど。

 

警察組織、集団行動といったものを苦手としていた青年松田です。

 

一方で、仲間想いな熱く優しい性格が描かれていました。

 

例えば、過去のトラウマを抱える諸伏を気遣い、無理に聞こうとはせず、しかし思いやるからこそ黙っていられなくなり聞き出すキッカケを作ったのも松田。

 

協調性がないと言われていましたが、大事な友達のことはとても気にかけているようです。

 

ところで、松田刑事の超絶イケメンぶりに関しては特筆すべきことがあります!

 

「作品の中で一番かっこいい男」「(アニメ化に際して)すごいイケメンに描いてほしい」と、原作者青山剛昌先生が力を入れておられるのです!

 

本編では回想でしか登場しなかったに根強い読者人気を誇るのには、ベビーフェイスでカッコイイ!の意見が多数あります。

 

さらに声優・神奈延年(かんな のぶとし)さんの低くてイケボな声が、松田刑事をさらにカッコよくしています!

 

神奈さんは、子役・舞台役者を経られ、アニメ声優としては1991年「ドラゴンクエスト」フランク王子役でデビューされた人気声優さんです。

 

このようにカッコよくて超イケメンで、顔と性格とのギャップも魅力な松田陣平刑事!

 

少ない登場回数にも関わらず、人気投票ではレギュラーキャラを抑えてかなり上位にランクインする人気を誇っています。

 

「名探偵コナン」サイドストーリーとなる「警察学校編」が始まると露出も増え、さらに2022年の劇場版「ハロウィンの花嫁」でも活躍し、ますます多くのファンが増えていっているようですね!

 

松田陣平の家族構成

「警察学校編」にて、松田刑事の父親について詳細が語られています。

 

彼の父・松田丈太郎はプロボクサーでした。

 

その影響か松田自身もボクシングをしており、インターハイに出場するほどの実力です。

 

松田刑事の幼少期に、その父が殺人犯として警察に誤認逮捕されてしまうという事件が起こります!

 

その後、父親は飲んだくれになり、松田少年は警察が嫌いに!

 

それなのになぜ警察になろうとしたかというと、その積もった鬱憤をぶつけるために警察のトップである警視総監を殴りたいから!・・・という動機だったそうです。

 

松田陣平は佐藤美和子刑事と両想いだった?メールで好きと告白?付き合っていた?

少ない登場回ながら、強烈な印象を読者・視聴者に残した松田陣平!

 

彼が他のキャラクターに与えた影響も小さくありません!

 

佐藤刑事と高木刑事、そしてこの2人の恋人関係形成に与えた影響について解説していきましょう。

たった一週間の松田と佐藤の悲恋・・・

「名探偵コナン」において、出番も多くおなじみの佐藤美和子刑事!

 

警視庁きっての美人刑事で、男性刑事たちのマドンナ的存在です!

 

彼女は、警視庁刑事部捜査第一課強行班三係・警部補です。

 

その捜査一課へ、今から3年前松田刑事が配属され、出会ったわけですね。

 

そう、松田陣平最後の一週間、教育係として行動を共にしたのが彼女です。

 

最初はお互い反発していましたが、徐々に惹かれ合うようになります。

 

「松田くん」と呼んでいますが、佐藤刑事が年下です。

 

松田は26歳、佐藤は(現在28歳なので)当時25歳前後。

 

捜査一課では先輩、なので「くん」付けだそうです。

 

松田の転属から一週間後、萩原を殉職させた爆弾犯と同一犯による犯行予告が!

 

同じ時期に必ず送られてきていたので、松田刑事は予測し待っていました!

 

爆弾が仕掛けてある観覧車に、単身乗り込みます!

 

解体可能な爆弾でしたが、もう1つの爆弾の設置場所のヒントを爆発3秒前を告げる仕組みになっており、卑劣な犯人の罠でした!

 

迷うことなく松田刑事は、自分の命を犠牲にヒントを得ることを選びます!

 

そして、爆発までの3秒間という短い間に、もう1つの爆弾の場所と、そっと付け加えるように佐藤刑事への好意を伝える言葉を、遺言のように打ち込みます・・・!

 

そして、萩原の無念を晴らすことができなかった詫びを口にしながら、笑みを浮かべたまま爆発の閃光に包まれていきます。

 

最期までかっこよく、そして悲しいシーンです。

 

松田刑事の命と引き換えに、もう1つの爆弾は止めることができ、多くの一般市民の命が救われました。

 

佐藤刑事は、目の前で好きな人の乗った観覧車が爆発する光景を見ることになったのです! 

 

そのあまりの光景は深い傷として、何年も消えずに残りました。

 

あんたの事、割と好きだったぜ

 

死の間際に送られたその最後のメールを、何年も消すことができませんでした。

 

「割と」と軽い調子で言っているので、LOVEではなくLIKEな意なのか?

 

それとも、遺していく彼女の負担にならないために、あえて軽い調子で好意を伝えたのか?

 

憶測がなされますが、アニメの公式サイトに2人は「相思相愛」と明記されていることを踏まえると、松田刑事の気持ちは本物だったと思われます。

 

中身が松田に似ている高木と佐藤がトラウマを乗り越えて恋人同士になるまで

遺言のような松田の最後のメールをどうしても消せないまま、彼の死をずっと引きずっていた佐藤刑事。

 

彼女の心を徐々に開かせていったのが、彼女を一途に想う高木刑事でした。

 

一見、松田刑事とは正反対な、優男で頼りにならない感じの高木刑事。

 

ですが、実は内面の本質的な所が松田刑事に似ているのでした!

 

佐藤刑事も無意識に気づいていて惹かれていました。

 

松田刑事を忘れることができず、そしてまた再び失うことをも恐れ、一度は高木刑事を突き放しますが、2人の想いが終わることはありませんでした。

 

さて、松田刑事が殉職してもまだ犯人が捕まっていない7年前からの事件!

 

同じ犯行予告が今年ついにやってきて、佐藤刑事の傷を蘇らせます。

 

そして、奇しくも松田刑事と同じ道をたどるように進んでいく高木刑事でした!?

 

しかし、あの時と違うのは、高木刑事のそばにはコナンがいたということです!

 

コナンの手を借り、今度は爆弾の解体・もう1つの爆弾の阻止のどちらもやってのけ、ついに犯人を逮捕します!

 

松田刑事が乗り切れなかった峠を乗り越えた高木刑事!

 

3年前の松田刑事の奮闘があればこそ、高木刑事もコナンも犯人の手口を知り、手を打つことができたのです!

 

佐藤刑事の悲しみは繰り返されずにすみました・・・!

 

犯人を追い詰め、くだらない理由で爆弾を仕掛け松田の命を奪ったこと知った時、佐藤刑事は怒りを抑えることができませんでした!

 

すんでのところで撃ち殺してしまいそうな彼女に、高木刑事の言葉が響きます。

 

松田くんを忘れさせてよ!という彼女に、忘れてはいけませんよと語り掛けます。

 

そして、佐藤刑事は松田刑事を忘れることないまま、ひとつ吹っ切れて消せなかった彼のメールを消し、高木刑事と共に一歩前へ踏み出します!

 

松田刑事もきっと好きな人の幸せを願っているでしょうし、佐藤刑事の中でももはや傷ではなく大切な思い出として、松田刑事は生き続けるのでしょう。

 

松田陣平が犯人の爆弾で死亡した親友・荻原研二のために戦った最期とは?

松田の昔からの唯一無二の親友・萩原

松田刑事を語る上で外せない「警察学校組」!

 

松田陣平に、萩原研二・伊達航・諸伏景光・降谷零(安室透)の警察学校同期5人組。

 

その中でも入校前からの親友・萩原の死こそが、松田刑事の運命を変えてしまいます!

 

松田は「萩(ハギ)」と呼び、萩原は「陣平ちゃん」と呼ぶ気の置けない仲。

 

一緒に車いじりや激しい運転をしたり、アレで通じるツーカーの仲の、息ぴったりな2人です。

 

さらに、松田刑事の初恋の相手は、この萩原のお姉さんである萩原千速です。

 

(原作101巻で初登場した千速の回想で松田・萩原が登場していたので、今後も千速の登場のたびに、回想での2人が見られるのが期待できます。)

 

そんな親友の萩原が、警察学校組5人の中で最初の殉職者になったのが7年前のことです。

 

「揺れる警視庁 1200万人の人質」にてそれは描かれています。

 

先に爆弾解体を終えた松田刑事が、萩原刑事に電話している最中の事でした。

 

通話しながら萩原刑事が解体に取り掛かると、一度犯人によって止まった爆弾が、なんと再び動き出します!?

 

爆発まで数秒しかなく、萩原刑事は必死に逃げますがとても間に合いません。

 

爆発に巻き込まれ、萩原刑事は亡くなってしまいます・・・。

 

これ以降、松田刑事は執念深く犯人を追い続け、3年後捜査一課に配属されて佐藤刑事と出会っていくことになります。

 

亡き萩原を想い「送信しても受け取ってくれねぇ親友に」と、ケータイで頻繁に萩原にあてたメールを送っていた松田刑事。

 

そんな彼も最期は、萩原刑事の後を追う運命となってしまいました。

 

自分の命を捧げて手がかりをつかみ、事件解決は後の者に託していくしかなかった松田刑事。

 

死の間際、萩原に向けて「悪いな萩原・・・どうやらおまえとの約束は・・・」と自分の手で仇を討てなかったことを親友に詫びます。

 

「気に食わない!」から、「親友」へ!?降谷との関係

松田と降谷の関係は、いきなりハデな殴り合いのケンカから始まります!

 

父親を誤認逮捕された幼少期の体験から、警察を嫌っている松田。

 

純粋に警察官に憧れを持ち、綺麗ごとを言う降谷が気に入らず、ケンカをふっかけます!

 

「パッキン野郎」と降谷をののしる松田。

 

ですが、力を合わせて教官の危機を救う転機があってからは信頼関係が芽生え、「零(ゼロ)」呼びになります。

 

「警視総監を殴るため」警察官を目指した、と松田が告げた時には降谷に大笑いされてしまいました。

 

そして急激に仲良くなり、ジョークを言い合い軽口をたたくほどに!

 

青山先生いはく、2人は親友!だそうです。

 

「警察学校組」の絆と、そして皆の遺志を継ぐ降谷

7年前萩原刑事の殉職から始まった爆弾事件は、さらに3年前の松田刑事の殉職・・・と、大きな犠牲を払い、長い年月を経ながら、ついに現在のコナンのもとへと忍び寄って来ます!

 

そこに高木刑事・佐藤刑事も絡み、また殉職者の遺志を背負った多くの警察官たちも捜査に奔走し、そして米花町の市民達も何も知らずに巻き込まれながら、ついに終わりが訪れます!

 

コナン、そして高木・佐藤刑事達が、とうとう松田刑事たちの仇を取ったのです!

 

そのコナン達と後に降谷が出会い、劇場版「ハロウィンの花嫁」での決着へと、大きな流れは繋がっていきます。

 

さらには、コナンと萩原千速との出会いから、まだまだ松田や萩原たちの語られざる物語が待っている気がしますよね。

 

佐藤刑事だけでなく、様々な人の心に、そして読者・視聴者の心にも松田陣平は生き続けていくのでしょう!

 

そして、松田・萩原だけでなく殉職してしまった伊達・諸伏の「警察学校組」の4人も。

 

たった一人残った降谷が、皆の思いと受け継いだ技術を活かし、今も警察官として戦い続けています!

 

松田たち4人の存在が、これからもずっと降谷の大きな支えとなっていくのでしょう。

 

そしてまた、降谷を通して私たちは、彼ら4人の息吹を感じることができるのでしょう。

 

松田陣平が「ジン」?実は生きている説と真っ黒いサングラスをかけている理由は黒ずくめと関係?

前述の通り、松田刑事はすごい人気で、生きていてほしかったというファンの願いも強いキャラクターです。

 

そんな願望も手伝ってか、生存説がないこともないです。

 

それを少し紹介してみます。

ジンに通ずる点!?

「警察学校組」の中には、黒ずくめの組織に潜入している者が2人います。

 

「バーボン」こと降谷と「スコッチ」こと諸伏です。

 

2人もいるのだから、他に組織の一員がいる可能性もあるのでは?という考えに至る人もいるようです。

 

そして、松田刑事と組織の幹部「ジン」に共通点を見出し、同一人物の可能性を憶測する人も。

 

2人とも、乱暴な口調や、ヘビースモーカーでタバコをくわえていることなどが、似ている点として挙げられます。

 

そして名前も「陣平」と「ジン」。

 

確かにつなげられないこともありません。

 

そして松田刑事といえば、喪服の黒いスーツにサングラスで、言われてみると「黒ずくめ」な装いです。

 

サングラスに黒服の本当の理由

しかし、黒スーツなのは前述した通り親友への「喪服」であるためです。

 

気になるのはサングラスですね。

 

ウォッカもサングラスをかけているので、やはり黒ずくめだから黒いサングラスを・・・?と考えられなくもありません。

 

ですが、理由はただ「カッコつけだから」(「名探偵コナンSDB」より)という、それだけ!?な理由だそうです。

 

深い意味はありませんでした。

結論、ジンではない

極めつけは、生存説の可能性の低さ!

 

松田刑事の亡くなった状況を考えると、爆発3秒前に佐藤刑事にメールを打ち、直後に爆発!

 

どこにも逃げ場のない密室で、観覧車の高い位置で飛び降りられる高さではなく、爆死したのですから脱出不可能・・・、生存はありえないと思われます。

 

さらに付け加えると、バーボン(降谷)のジンへの態度、そしてジンもバーボンを本気で殺そうとしていたので、どうにもこの人が松田ということはありえないでしょう。

 

ですが、ちょっと無理のある生存説が聞こえてくるほど、松田陣平にどんな形でもいいから生きていてほしかった!というファンの強い想いが伝わってくるようですね。

 

スピンオフもアニメ化!登場回は何話?松田陣平の名シーンや死亡直前の名言をピックアップ!

当初、松田刑事の本編での登場回は少なかったです。

 

それが劇場版で突如、安室透(降谷零)とのつながりが判明しファンを非常に驚かせました!

 

そして、じわじわと「警察学校組」のメンツがわかってきて、スピンオフで松田含めた5人ががっつりクローズアップされるように!

 

本編で親友の敵討ちに燃える孤高の松田刑事と、警察学校時代の仲間たちに囲まれていた頃の無邪気な彼とでは、本質は同じでもやはりキャラが違います。

 

それぞれの松田刑事の魅力を味わってみましょう。

 

  • 初登場回の前日譚 原作36巻 アニメ301・302話 「悪意と聖者の行進」

高木刑事が捜査のために変装した姿で現れますが、その姿が偶然にも松田刑事ソックリでした。

その姿を見て青ざめる白鳥、由美、そして佐藤に至っては動揺が激しく高木を平手打ちしてしまいます。

ここで初めて、佐藤刑事にとって特別な殉職した刑事がいたことが語られます。

7年前から続く事件の再度の幕開けを告げる、次話の「揺れる警視庁・・・」へと物語が展開していきます。

 

  • 初登場回 原作37・37巻 アニメ304話 「揺れる警視庁 1200万人の人質」

青山先生ご自身が「あれはうまくいった!」と評する傑作として、コナンファンの間でも重要な名ストーリーに位置付けられているのが、松田刑事が大きな存在感を見せるこの佐藤・高木の恋物語です!

2003年のお正月2時間スペシャルとして放送されました。

佐藤刑事との一週間、松田刑事は彼女に対していくつか印象的な言葉を語ります。

父親の死を引きずる佐藤刑事は、忘れて前に進めと言われるのだろうと構えたら、意外にも忘れる必要はないと松田刑事に言われます。

あんたが忘れちまったらあんたの父親は・・・本当に死んじまうぜ?と。

おそらく、松田刑事自身も亡き萩原に生きていてほしいから忘れたくないのだろう、と思わせる言葉です。

爆弾解体の際には、「大丈夫・・・こういう事はプロに任せな・・・」という頼もしい言葉を残しています。

そして、爆弾爆発の間際、早打ちで「あんたの事、割と好きだったぜ」の最後の告白をメールで佐藤刑事に残します。

仇を討つと誓った萩原に対しても「悪いな萩原・・・どうやらおまえとの約束は・・・」と語り掛け、爆発の閃光の中に消えていきました。

松田刑事と佐藤刑事の関係、松田刑事と萩原刑事の関係に関して、詳しくは後述します。

 

  • 原作40巻 アニメ359話 「本庁の刑事恋物語5 後編」

前述の通り、高木&佐藤のラブストーリー「本庁の刑事恋物語」は人気シリーズ!

そして2人の関係進展には、どうしても松田刑事の存在が大きく作用してきます。

観覧車のバックに花火が打ちあがる光景を見てしまい、佐藤刑事が松田刑事殉職時のトラウマを思い出してしまいます。

佐藤刑事にとって松田刑事のことが大きな傷になっていること、いまだに大きな存在であることがわかるお話です。

 

  • 原作 巻 アニメ535話 「古き傷跡と刑事の魂」

 

  • 原作96巻 アニメ984話 「キッドVS高明 狙われた唇 後編」

警察学校組の5人が佐藤刑事の回想で登場し、仲の良い問題児っぽい5人の雰囲気のわかる貴重な1コマです。

 

  • 原作101巻 (アニメ未放送)「風の確保」

萩原研二の姉・千速の回想で、松田刑事と萩原刑事が登場します。

 

  • File (単行本未収録・アニメ未放送)「婚活パーティ殺人事件」

 

  • 劇場版第20作「純黒の悪夢(ナイトメア)」

「焦りこそ最大のトラップ」という名言で、松田刑事の顔が安室の脳裏に浮かびます。

安室に爆弾解体を教えてくれた同僚(松田)がいたことがコナンに語られます。

 

  • 劇場版第25作「ハロウィンの花嫁」

青山先生の原画が見どころ!

そして、事件のカギが松田刑事の最後の一週間にあった、という松田刑事に関わりが深い描写がされます。

 

  • スピンオフ 「ゼロの日常(ティータイム)」

1巻 「眠れないんですか?」

4巻 「花びらのおまじない」

5巻 「思い出の料理」

安室の回想や写真にて登場します。

 

  • スピンオフ 「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story 上・下」 アニメ1029話

「名探偵コナン」本編より7年前の、松田陣平を含む5人の同期の警察学校時代を描いた物語なので、全編に渡って松田が登場します!

その中でも松田陣平編は最初の3話。

CASE.1 「竜虎相搏(りゅうこそうはく)」

CASE.2 「傍若無人(ぼうじゃくぶじん」」

CASE.3 「戮力協心(りくりょくきょうしん)」

(以下、伊達航編3話・萩原研二編3話・諸伏景光編3話そして最終話と続きます。)

松田は「ボクちゃん警察大好き」という根性が気に食わないと言って降谷に殴りかかったり。

腹の中じゃ「警察なんて・・・クソ食らえ」と思っていると降谷に語ったり。

本編では語られることがなかった松田の人となりが知れる、最初から名言のオンパレードです!

5人協力しあって教官を助けるシーンでは「そうだな・・・大体・・・1R(ワンラウンド)だ」と、1R(3分)で拳銃を組み立て性格に撃てるよう完璧に調節をする!と言い切ります。

最初は反発しあっていた降谷(安室)とも、信頼関係が芽生え友情に発展していくと、松田の仲間想いな一面が分かる名セリフも出てきます。

過去を背負い込み、降谷にも話せないでいる諸伏に対して「俺らのしょーもない助言が、何かの助けになるかもしれねえぜ?」と語りかけたり。

そうして諸伏自ら話すまで遠慮しているも、次第に「あーもう止めだ止め!」と両親を殺した犯人を捜してるんだろ!と単刀直入に聞き、諸伏が打ち明けるキッカケを作ります。

どちらも友達を想っての事です。

また、爆発物処理班にスカウトされ迷う萩原への「俺には元々・・・アクセルしか付いてねぇからよ!」という言葉が、萩原の危機を救ったり決心するキッカケになります。

松田と萩原が負傷したため、代わりに爆弾解体に挑む降谷に対しては「慌てるな零(ゼロ)・・・焦りこそ最大のトラップだぜ?」と、松田といえば!な最も有名なセリフが・・・!

警察学校卒業日、殴りたかった警視総監が登場した時は「バーカ殴るかよ・・・ガキじゃあるめーし・・・」と笑って言います。

さらに上巻の質問コーナーにて、松田の初恋の相手は萩原の姉・千速であったことが、青山先生のご回答で判明します。

知れば知るほど、もっと知りたくなるほど松田陣平の魅力が満載ですね。

これからも色んな形でもっと描かれることを期待したいですね。

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