めぞん一刻を全巻無料で読む方法を紹介!漫画アプリで最終15巻までタダで読み放題?zip,rarは危険|登場人物や見どころも紹介!

おすすめスマホアプリ

 

悩んでいる人
『めぞん一刻』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。 

結論!『めぞん一刻』は漫画アプリ『マンガワン』で全巻無料で読める

いきなり、結論です。

 

『めぞん一刻』はこちらの小学館が運営する漫画アプリマンガワンにて全巻無料で読むことができます。

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『マンガワン』は大手総合出版社・小学館が運営する公式の漫画アプリです

『マンガワン』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

こんな感じに『マンガワン』では『めぞん一刻』全15巻を惜しげもなく無料公開してくれています

仮に書店や有料電子書籍で『めぞん一刻』を全巻そろえた場合、9,075もの大金が必要になってきます。

1冊605円×15冊=9,075円

9,075円は、普通に大金です。

 

安心安全に、そしてタダで『めぞん一刻』を全巻読破したい方は『マンガワン』を使うのがベストです。

 

また『マンガワン』では、『めぞん一刻』以外にも

  • 闇金ウシジマくん
  • 土竜の唄
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • ブラックジャック
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?

などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

 

ここまでのまとめ
  • 『マンガワン』は小学館が運営する安全な漫画アプリ
  • ダウンロードする際も一切お金はかからない
  • 『めぞん一刻』は漫画アプリ『マンガワン』を使って全巻無料で読むことが出来る
  • 『めぞん一刻』以外にも数多くの名作マンガが無料で読める
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また同じく小学館が運営する漫画アプリサンデーうぇぶりも特にオススメです。
 
 
以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。
  • 名探偵コナン
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • YAIBA
  • switch(スイッチ)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • うる星やつら
  • 境界のRINNE
  • 今日から俺は
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • マギ
  • 烈火の炎
  • H2
  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 結界師

などなど!

 

お気付きかと思いますが、『サンデーうぇぶり』では『めぞん一刻』の作者である超人気マンガ家・高橋留美子先生の代表作うる星やつら』『らんま1/2をはじめ犬夜叉境界のRINNEなども全巻無料で読む事ができます!

 

「無料で高橋留美子ワールドを楽しみたい!」という方は『マンガワン』と併せて『サンデーうぇぶり』を使ってみてはいかがでしょうか?

サンデーうぇぶり

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アニメ『めぞん一刻』を無料で見る方法は?

悩んでいる人
『めぞん一刻』のアニメを無料で見たい。

 

そんな方もいると思います。

 

マンガも良いですけど、アニメも良いですからね~!

 

調べたところ動画配信サービス大手の『FOD』で『めぞん一刻』全96話が配信されている事が判明しました。

FOD』には、1か月間の無料トライアル期間がついてくるので、タダで『めぞん一刻』を視聴することが可能です。

 

また、今ならなんと『FOD』に無料登録することで新作映画や新作マンガの購入に使えるポイントが1200円分タダでもらえます

 

もちろん、無料お試し期間内(1ヶ月以内)に解約手続きをすれば、お金を支払う必要はありません。

 

ちなみに、高橋留美子先生の代名詞ともいうべき名作うる星やつららんま1/2も『FOD』にて全話、独占配信されています。

高橋留美子作品を安心安全に、そして高画質高音質で楽しみたい方は絶対に公式な動画配信サービス『FOD』がお勧めですよ。

『犬夜叉』を全巻無料で読む方法は?

高橋留美子先生を語る上で絶対欠かすことのできない超大作マンガ犬夜叉

 

連載終了後もファンの心に色濃く残る名作『犬夜叉』は、こちらの漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます

 

こんな感じに全56巻が公開されています。

『めぞん一刻』とは、また別の魅力があり、テイストの違う『めぞん一刻』と『犬夜叉』、『サンデーうぇぶり』も手軽にスマホ一台で読めるので、ぜひ活用してみることをお勧めします。

 

ここまで高橋留美子作品を無料で見る方法をいろいろご紹介してきましたので、少しおさらい。

作品サービス
めぞん一刻(マンガ全巻)マンガワン
めぞん一刻(アニメ全話)FOD
うる星やつら(アニメ全話)FOD
らんま1/2FOD
犬夜叉(マンガ全巻)サンデーうぇぶり

 

次に『マンガワン』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

『マンガワン』では1日に読めるマンガの話数に制限があります。分かりやすく説明しているので、読み進めてください。

※3分程度で読めます。

『サンデーうぇぶり』の使い方については、こちらの記事を参照ください。

【最新版】サンデーうぇぶりの使い方やメリット・デメリットを徹底解説!おすすめ漫画ランキングも紹介!

 

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『マンガワン』の使い方を簡単に紹介

マンガワンを無料でお楽しみいただくには、以下のライフSPライフの使い方をマスターしておくだけでKOです。

簡単に説明していきます。

『ライフ』とは?取得方法と使い方を解説

ライフとは?
  • ライフとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
  • 朝9時、夜9時に4ライフずつ配布される(1日計8ライフ貰える)
  • 1ライフ消費で好きな作品(漫画)を1話無料で読む事が出来る

以上が簡単なライフの取得方法と使い方の説明です。

 

つまり毎日、計8枚配布されるライフを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムです。

 

但し1点だけ注意があり、ライフを4つ以上貯めこむことは出来ません

 

朝9時に4ライフが配布され、その4ライフを使わずに夜の9時を迎えたとしても新たにライフが加算されることはないので注意が必要です。

『SPライフ』とは?取得方法と使い方を解説

SPライフとは?
  • SPライフとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
  • ライフがなくなってしまった場合でもSPライフを使用することで好きな作品(漫画)を1話無料で読む事が出来る
  • 新規ダウンロード特典でSPライフが50枚付与される
  • 毎日、短い広告動画を1度見るだけでSPライフが1枚付与される

以上が簡単なSPライフの取得方法と使い方の説明です。

 

下記画像のように新規ダウンロード特典では、SPライフ50枚無料配布されます。(50話分)

 

そして毎日、短い広告動画を視聴することで漏れなく1SPライフを取得することが出来ます。(アプリを起動すると↓の画面が表示されます)

つまり『マンガワン』を新規ダウンロードした暁には特典で貰えるSPライフ50枚で好きな作品を50話(巻数にして6~7冊分)を一気に読破できてしまうのです。

 

控えめに言わずとも読者ファーストの神アプリ。是非、一度試してみる事をオススメします。

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続いて『マンガワン』で読むことのできる有名マンガの一覧を記載しました

 

読んでみたい漫画があったら『マンガワン』をダウンロードしてタダで読んじゃいましょう。

『めぞん一刻』のあらすじ

『めぞん一刻』あらすじ

舞台は、古い木造アパートの「一刻館」。そこには、個性的な住人だらけ。

主人公・五代祐作(ごだい ゆうさく)は、うだつが上がらない大学浪人生。

住人たちによる軽いからかいがストレスとなり、勉学に集中できない五代は、転居を考えていた。

そんな矢先、清楚な美人・音無響子(おとなし きょうこ)が新たな管理人として「一刻館」へやってきて、五代は一目ぼれし、「一刻館」に住み続ける。

ヒロイン、音無響子を巡り、テニスコーチであり、一流大学を卒業している三鷹瞬(みたか しゅん)と熾烈な恋争いが勃発。

2人の恋争いにまんざらでもない音無響子。しかし二人のアプローチには一向に応えようとはしない…。

実は彼女、1年前に夫をなくした未亡人なのであった。

個性あふれる「一刻館」の住人達、そして五代と音無。二人の運命は交わるのか…?

以上が簡単なあらすじです。

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『めぞん一刻』見どころ紹介!

見どころ①まさにラブコメディマンガの金字塔!

『めぞん一刻』を読まずしてラブコメディを語ることなかれ!

 

そう断言できるほどの、ど定番かつ魅力的な恋愛要素に注目です!

 

ボロボロでとても綺麗とはいえない「一刻館」に住む浪人・五代裕作が、管理人としてやってきた音無響子(通称:管理人さん)に一目惚れするところから物語は始まります。

 

序盤から積極的にアプローチをかける五代ですが、年上である管理人さんはまるで「弟」をあしらうような対応しかしません。

 

ただ、それでも彼は諦めません!

 

恋のライバルにも負けず、気持ちのすれ違いがあっても諦めることなく、一途な気持ちで管理人さんを思い続けます。

 

ここで一つ好きなエピソードをご紹介します。

無事大学に合格し、平穏な日々を送ってた五代。

そんなある日、同じ学科の女性・黒木の計らいにより、半ば強引に人形劇クラブへの加入させられる。

それを境にして、クラブ員からの電話が頻繁にかかってくるように。

「一刻館」には管理人室にしか電話がなく、必然的に管理人さんが取り次ぐことになる。

ただのクラブ活動についての連絡ではあるものの、頻繁な女性からの電話に嫉妬した管理人さんは、ついに共同の電話を置くことにする。

誤解を解こうにも取り合ってもらえない五代がとった行動とは…?”

イケてるとは口が裂けてもいえない五代ですが、この後とった行動があまりにもスマートで思わず「ヒュー!」と口笛を鳴らしてしまうこと必至です!

続きが気になった方は漫画でお読みください(^^)/

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見どころ②賑やかな日常を彩る、個性豊かな登場人物

不器用で将来が不安だけど、根はいいやつな主人公・五代。

 

可憐でおしとやかに見せかけて、実はヤキモチ焼きで天然なヒロイン・管理人さん。

 

財力、容姿、スマートさをあわせ持った恋のライバル・三鷹。

 

「これだけでも十分に恋愛漫画としてやっていけるのでは?」とお思いの方。

 

ちょっと待ってください!

 

『めぞん一刻』を名作たらしめるのは、その他の登場人物がいてこそなんです!

 

とくに「一刻館」住人の癖が強いのなんの。

 

豪快で世話焼きな「一の瀬のおばちゃん」。

 

独特の雰囲気をまとう謎に包まれた男、「四谷さん」。

 

性格はだらしないけど姉御肌でサバサバしている「朱美さん」。

 

そんな個性豊かな住人に囲まれ、「一刻館」での賑やかな毎日が過ぎていきます。

 

みんな五代の管理人さんに対する気持ちを知っているため、チャチャを入れたり、からかったりとやりたい放題。

 

本人たちが楽しんでいるだけの迷惑行為でもあります。

 

「今そんなこと言っちゃダメだろ!」

「せっかくいい雰囲気だったのに…」

 

大体どのエピソードでも心の中で思います。

 

だけど、なぜか憎めないんですよねー。

 

兄弟や親戚がふざけあってる感覚といいますか、どこか「愛」がある印象というか…

 

そんなアクの強いメンツに囲まれ、トラブルに見舞われながらも人間的に成長していく五代の姿にも注目です!(立派な成長を遂げた最終15巻は必見です!)

 

気になった方は、是非、漫画でチェックしてみてください(^^)/

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見どころ③管理人さん、嫉妬しすぎでは!?

管理人さんの五代に寄せる思い、心境がこれまた絶妙です!

 

物語のかなり早い段階で五代の気持ちには気づいていましたが、恋愛感情が湧いてきません。

 

しかし月日を重ねるうちに変化が。

 

作中では「好き」と明言していないものの、五代に女性の影を感じるたび嫉妬します。

 

嫉妬、嫉妬、嫉妬…

 

そのあまりのヤキモチ焼き具合に朱美さんには「めんどくさい女」と言われる始末ですが、その姿がたまりません!

 

昼ドラでよく見るいわゆる「ドロドロ」としたものではなく、まるで少女のように「ピュア」な感情なんです。

 

年上なんだけど子どもらしいところのあるギャップが最高です!

 

話は戻って、五代に寄せる思いについて。

 

「嫉妬するってことは、つまり五代のことが好きなんでしょ?」

 

勘の鋭い方ならそう考えるかもしれません…

 

そんな簡単なことではないんです!

 

管理人さんはある過去の出来事から、自分の気持ちに素直になれません。

 

それを理解したうえで、五代と三鷹はそれぞれ違ったアプローチで思いを届け続けます。

 

果たして管理人さんはその気持ちに答え、一歩前へ進むことができるのか…?

 

気になる方は漫画でどうぞ(^^)/

 

読み始めたら最期、その心境の変化にページをめくる手が止まらないこと間違いなしです!

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『めぞん一刻』登場人物

五代 裕作(ごだい ゆうさく)

本作品の主人公でもあり、舞台となるアパート『一刻館』の5号室の住人。

 

超個性的な面々が集う一刻館の中では常識人であり心も優しい好青年ではあるものの、優柔不断な性格が災いしてかトラブルに巻き込まれることが多く周囲に振り回されがち。

 

物語開始当初は浪人生として上京するものの、一刻館入居日に隣人である四谷(よつや)に部屋の壁に穴を開けられプライベートがダダもれになります。

 

また五代の部屋は毎晩のように開催される酒宴の会場になるなど、非常識な住人たちの振舞から何度も転居を決意するも挫折を繰り返していました。

 

しかし我慢の限界を迎え一刻館を飛び出すまさにその時…!

 

管理人として一刻館に引っ越してきた未亡人である音無響子の美しさに一目惚れし、居住継続を決意。

 

以後は自身の進路だけでなく、響子への想いも胸に一刻館での破天荒な日々を乗り越えていくことになります。

 

物語の進行と共に、大学合格→就職→会社の倒産→再就職と波乱万丈な人生を送りますが、他の女性トラブルや響子とのすれ違い、三鷹といった強力なライバルも出現。

 

どんな問題にもくじけず、夫である惣一郎を早々に亡くし想いを抱き続ける響子に対しても、旦那への想いごと受け止めようとする五代の姿勢には胸を打たれること間違いなしです。

 

本作の見どころの一つでもある五代の妄想→電柱にぶつかるシーンはついつい笑ってしまいます♪

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音無 響子(おとなし きょうこ)

本作品のヒロイン。

 

管理人として個性豊かな住民が居住する一刻館にやってきます。

 

容姿端麗で明るく優しい、まさに理想の女性像といった人物。

 

一刻館でも当然注目の的となりますが、過去には高校時代の講師であった音無惣一郎と大恋愛の末結婚するものの、わずか半年で亡くしてしまい孤独となってしまった未亡人であることが発覚します。

 

夫を失ったショックから立ち直れずにいた響子でしたが、個性豊かな一刻館の住人と触れ合うことで少しづつ笑顔を取り戻していくと同時に自分への好意を抱く五代と、その五代のライバルでもある三鷹からもアプローチを受けることで響子の心は揺れ動いていきます。

 

一刻館では基本的にはおおらかで優しい管理人さんですが、性格は天然そのものでヤキモチ焼きや思い込みも激しいことからトラブルの原因となることも多く五代とも喧嘩やすれ違いを繰り返し物語は進んでいきます。

 

その中でもひたむきに自分を思い続ける五代と、五代を思う気持ちに向き合えなかった響子がとある誤解を境に初めて自分の感情と向き合うシーンはハンカチ必須です。

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三鷹 瞬(みたか しゅん)

響子と一の瀬が通う近所のテニスクラブのコーチであると同時に、響子をめぐり五代の恋敵となる人物。

 

一流大学出身で資産家の御曹司でありながら、容姿端麗で運動神経も抜群。

 

老若男女問わず気遣いも出来るジェントルマンという、まさにパーフェクトヒューマン。

 

社会的地位から自信満々な三鷹は五代にはない積極性で響子にアプローチをかけ、2人でデートをするなど序盤からリードを奪います。

 

しかしそんな完璧と思われた彼にも、たった一つの致命的な弱点があるのでした…

 

それは『極度の犬恐怖症』

 

大型・小型を問わず鳴き声を聞けば顔色が激変。顔を嘗められるようなことがあれば卒倒するなど、重要な局面においても犬によって野望が阻まれるシーンも多々。

 

しかも自身の恐怖とは裏腹に犬にはとことん懐かれることから、響子をはじめとした様々な人物から誤解を生む原因となります。

 

この恐怖を克服するために三鷹は自らも子犬(マッケンロー)を飼い始め、ついに犬の恐怖を克服するもののその先にはとんでもない展開が…

【物語に欠かせない一刻館の住人】

一の瀬 花枝(いちのせ はなえ)

一刻館1号室の住人であり、三人家族の主婦。

 

昼間から酒を飲むことが多く噂好きなことから、彼女のひょんな一言から発生したトラブルは数知れず。

 

それでもいざという時は頼れる典型的なオバチャンです。

四谷(よつや)

一刻館4号室の住人。

 

五代の入居当日に4号室と5号室の壁に穴を開け五代のプライベートを鑑賞しおちょくる男。

 

年齢・職業・経歴の全てが不明で趣味は覗きという、個性が強すぎる一刻館においても圧倒的存在感を放つ変人です。

 

正体が気になる住人達は、四谷を尾行し素行を調査しますが…。

六本木 朱美(ろっぽんぎ あけみ)

一刻館6号室の住人。

 

住人いきつけのスナック『茶々丸』で働く女性。

 

素行や言葉遣いが悪く大きなトラブルを生む元凶となりますが、彼女の本質を捉えた一言は五代と響子を大きく後押しすることも。

 

世間一般では考えられないくらい露出度の高い服装で生活しますが、一刻館ではこれが日常。

(犬)惣一郎(そういちろう)

響子の愛犬。

 

もともとは野良犬で『シロ』と呼ばれていましたが、夫の死後に名前を受け継ぐことに。

 

その名前から五代も響子の元夫への想いを感じ苦悩しますが、物語の要所で五代と響子を後押しするキーパーソンならぬキードッグです。

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『めぞん一刻』の世間の評判は?

何時読んでも、何回読んでも飽きません。世代を超えて永遠に愛される、永遠に不滅のラブストーリーです。

引用:LINEマンガ

 

何故もっと早くに読まなかったのか後悔してしまった。話を読み進めて行くうちにまるで自分も一刻館の一員になったような気持ちになった。最後まで彼らの行く末を見届けて、何故だか涙がボロボロとこぼれてきてしまった。移り変わる人間模様を是非とも皆様にも見ていただきたい!読んで損をする事は無いと保証してオススメしたい作品です。

引用:LINEマンガ

 

一番好きな漫画( ˶ˆ꒳ˆ˵ )あんまり漫画読まないけど、めぞん一刻は本当に大好き!

引用:LINEマンガ

 

五代君のキャラが最高‼︎不器用だけど優しさが光るキャラというのがたまりません!最後のお墓の前での名ゼリフもジーンと心に響く。傑作です。

引用:LINEマンガ

 

大好きなお話です。管理人さんのお父さんの気持ちが分かるお話が好きです。そこでもうるっときて、五代くんのプロポーズもうるっときます。キャラクターも、最初はサブキャラ、みたいな感じだけど結構大事な役をこなしてて。朱美さん、大好きです。四谷さんも好きだけど。

引用:LINEマンガ

 

完全版で全巻持ってますが本当に高橋留美子作品の中でも最高のラブコメ!これを大学時代に描いたのだから恐ろしい……未亡人と浪人生という壁ある二人がもどかしくも近づいていくストーリーは毎巻引き込まれていきますとりあえず一巻だけでも読んで欲しい。

引用:LINEマンガ

 

『めぞん一刻』序盤ネタバレ紹介!

PART1 「隣は何を…!?」

「出てゆく。出てゆく!」

 

寂(さび)れた木造アパートからドタガタと騒がしい音が聞こえてきます。

 

浪人生・五代(ごだい)は今日も今日とて、騒がしい住人たちが嫌になり、逃げだそうとしているのです。

 

昭和の香り漂る、ここ『一刻館(いっこくかん)』が本作の舞台となります。

 

「こんな所にいたら、ぼくの一生はメチャクチャだ!!」

 

止める住人を袖にして突き進む五代。まさにその時でした。

 

「私、きょうからこのアパートの管理人になりました。音無響子(おとなし きょうこ)と申します」

 

肩より伸びた艶やかな黒髪のきれいな女性が入ってきます。明日から管理人室に住み込みで働くようです。

 

それまでは変な住人しかいませんでした。

 

堂々と下着姿で歩き回るスナック勤めの朱美(あけみ)。

 

お節介な専業主婦・一の瀬(いちのせ)とその息子・賢太郎(けんたろう)。

 

職業不詳、のぞき趣味の男・四谷(よつや)。

 

五代は一瞬で、このアパートに住み続けることを決めました。

 

翌日、新しい管理人・響子の歓迎会が始まりました。大事な模試の前日だという、五代の部屋で!

 

「なんでこの部屋でやるんですかっ!!」

 

五代の叫びもむなしく、だってこの部屋、一番荷物が少ないから、という理由でどんちゃん騒ぎの始まりです。

 

邪魔なのでは、と心配する響子と対照的に、五代をからかい続ける住人たち。ついに、五代は我慢の限界に達し、押し入れの中にこもってしまいます。

 

「それだけ言えば傷つきます」と注意する響子でしたが、四谷・朱美たちは「あっ!! 管理人さんなにをするの!?」「あーっ!! 管理人さんがストリップやってるーっ!!」とうその話をはやし立てます。

 

戸惑う響子。

 

スケベ心から、閉じこもったはずの五代がひょっこりと顔を出します。

 

「まともに同情したら馬鹿を見るわよ」と朱美に言われ、響子も心配して損したと言わんばかりに「(メンタルが)タフですね」と肩を震わせました。

 

嵐のような歓迎会も終わった朝。

 

響子は庭を掃きながら、「惣一郎(そういちろう)さん、ゆうべは大変でした」と自分の飼い犬に語りかけます。

 

この住人たちとうまくやっていけるか不安な響子をよそに、「はなせーっ、飛びおりて死んでやるーっ!!」と飲みすぎて模試に遅刻した五代のわめき声が聞こえてきます。

 

犬の惣一郎を抱きながら、響子は今日も騒がしい一刻館の住人たちを見上げるのでした。

 

PART2 「惣一郎さんっ」

シロ、コウ一郎などと間違った名前で一部の住人たちに呼ばれる響子の飼い犬・惣一郎。響子はそれに憤慨(ふんがい)します。

 

あなたには惣一郎という立派な名前があるのに。

 

管理人室で「惣一郎さん……わたしの気持ちを察してほしいわ」と響子は祈るように手を組みます。

 

そこをたまたま下着姿の朱美に目撃されてしまいました。

 

一方、五代は自室で横になりながら「響子さんが……ちょうど、この上にいるんだなあ」「もう男がおるのかなー?」「好きやでー」と天井に向かって、つぶやいていました。

 

突然、「わっ」という朱美の叫び声に五代は驚きます。

 

「いつからいた!?」という問いかけに朱美はそんなことはどうでもいいと答え、意味深な言葉を残して去ります。

 

「あんたの好きな天井さあ…男がいるわよ!!」

 

雨雲が近づいてきています。

 

ぼろぼろの一刻館のこと、このままでは雨漏りするでしょう。

 

管理人の響子は雨漏りをふせぐため、一刻館の屋根の上で作業することにしました。

 

女性一人ではなかなか大変な仕事です。途中で疲れてしまい、そのまま屋根の上で眠ってしまいます。

 

夕方になっても降りてこない響子を心配して五代は屋根へと上ります。

 

響子に声をかけるものの、ぐっすり眠っている様子でした。

 

これはチャンスか?

 

五代は思わずキスをしようとします。

 

そのとき、「惣一郎さん…」と響子が寝言を言いながら、一筋の涙を流しました。

 

朱美の言葉『響子には男がいる』というのを思い出し、五代はショックを受けます。

 

この時点で『惣一郎』が犬の名前だと五代は知りません。

 

そうこうしているうちに雨が降り始め、響子は目を覚ました。

 

寝ぼけているのか屋根の上、ということも忘れ駆けだします。

 

落ちそうになる響子を慌てて、五代が抱きかかえました。

 

「あ…ありがとう」という響子に「いえ」と言いながら五代は響子の胸をさわります。

 

せっかく助けたというのに、五代はビンタされました。

 

胸をさわったぐらいでなぐるかなー、と五代はあまり反省していません(初版発行は昭和57年であり、このあたりは感覚が現代とは異なるのでしょう)。

 

五代にとってはそれよりも惣一郎、という男のことが気になって仕方ありません。

 

なんとかして、つきとめたい。惣一郎を知っているという住人の小学生にお金を払ってまで惣一郎の正体を探します。

 

「あ…あなたが惣一郎さんでしたか……」

 

公園で小学生と一匹の犬が遊んでいます。

 

響子に許可をもらって、小学生が惣一郎を連れ出していたのでした。

 

ようやく、惣一郎が犬であることを知って、五代はほっとします。

 

夜。

 

犬の名前が間違われないようにと響子は犬小屋に『惣一郎』とネームプレートを取り付けました。

 

そこで犬の惣一郎に「惣一郎さん、あなたは、私の一番大切な人の名前をいただいたのよ」と響子は告げます。

 

五代は「わたしは犬になりたい…」などと一人、のんきに空想にふけっていました。

 

PART3 「勝手に聖夜」

もうすぐクリスマスがやってきます。

 

響子にプレゼントするべく、五代はブローチを購入しました。

 

「どうして、私にプレゼントを?」

 

「それは………愛です」

 

渋く決める五代。

 

「実は…私も~(中略)~あなたを愛していたのでした!!」

 

脳内で繰り広げられる妄想。

 

さすがに、五代自身もこうはならないだろうと打ち消しました。

 

それと同時にプレゼントを渡す最大の障害が脳をよぎります。

 

そう、野次馬根性あふれる一刻館の住人たちです。

 

五代が一刻館に戻るとちょうど、朱美が響子と庭先で話しているところでした。

 

五代の顔を見つけ、朱美は「あんたも来る? うちの店」と自分の勤めるスナックのクリスマスパーティーに誘います。

 

「あー、論外、論外。今は追い込み、遊んでいる暇なんかないよ」

 

つれなく断る浪人生の五代でしたが、響子が来ると知るやいなやすぐさま手のひらを返しました。

 

朱美はあきれて「たまには息ぬきが必要だって言うんでしょ」と五代に言います。

 

「うん」

 

「クリスマスくらい勉強すればいいのに。年中、息ぬきしてんだから」

 

「うるさいっ!!」

 

小言を残して朱美は自室に戻りました。

 

これで響子と二人きり。

 

プレゼントを渡そうとする五代でしたが、今一歩、勇気が出ません。

 

そうこうしているうちに住人の小学生が響子にプレゼントを渡してしまい、五代は機会を逃すのでした。

 

クリスマス当日。

 

スナックでパーティーが開催されます。

 

美人で目立つ響子はさっそく、おじさんのセクハラの対象になりました。

 

客のおじさんから「恋人いるんでしょ?」と質問され「そんな…いません……」と答えます。

 

近くで聞いていた五代はひそかに喜んでいました。

 

パーティーも進んでいく中、小学生の男の子が「管理人(響子のこと)さんはおれと結婚するんだぞ」という他愛ない発言をします。

 

「おまえね…ガキだからわかんねーだろうけどね、結婚つーことはだな…」

 

五代は小学生相手に張り合います。

 

男の子は「浪人なんかしないで、一流大学に入って、いい会社に就職して、幸せな家庭を築くもんね」と言います。

 

「わかっとらんな、ガキが」と五代は一笑に付し、続けて「女のしあわせはなー…」と言いかけるのですが、男の子は驚くことを叫びます。

 

「でかけりゃいいんだろっ!!」

 

ずっこける五代。

 

「お、おまえ……」

 

「きっと管理人さんを満足させてやるっ!! 男の価値は……」

 

「わー、言わんでいいっ、それ以上言うな!!」

 

「でかい家を建てるというのは、そんなに恥ずかしいことなのか?」

 

響子「いえ…」

 

おじさん「家…」

 

五代はふたたびずっこけるのでした。

 

パーティーはまだ続いていますが、一刻館が心配な響子は途中で帰ります。

 

それを見て、五代も勉強を口実に一緒に抜け出します。二人きりになってプレゼントを渡したいのです。

 

しかし、眠くなってしまった男の子を響子が送ることになり、ここでも二人きりにはなれませんでした。

 

「情けなかー」五代は一刻館の自室で一人落ち込み、そのまま眠りにつきます。

 

午前三時。

 

ぐっすり眠っていた五代でしたが、そこにパーティーを終えた朱美が侵入してきます。

 

酔っぱらって自分の部屋を間違っているようです。

 

「あたしの部屋から出てってーっ」

 

「お、おい…」

 

冬の寒さが厳しい中、五代は廊下に追い出されました。

 

その騒ぎを聞きつけ、管理人の響子がやってきます。

 

五代は事情を説明します。

 

「…というわけです」

 

「朱美さんを裸にしてふとんにひっぱりこんだんですって?」

 

「冗談を言ってるんですか!!」

 

「ねぼけてるみたい」

 

寒そうにしている五代を見かねて、響子は自分の管理人室に五代を招きます。

 

ここで、ようやく響子と二人きりになることに成功しました。

 

渡せる、今なら渡せる……はずなのですが、この期に及んでもまだ勇気が出ません。

 

黙り込む五代を見て、響子は「オセロ、やりませんか?」と提案します。

 

とうとう五代はプレゼントを渡すことができず、だれもいない窓に向かって「勝手にせいやっ!!」と嘆くのでした。聖夜だけに。

 

PART4 「暁に鐘は鳴る」

昭和56年1月6日。受験生にとって大事な共通一次が明日から始まります。

 

※共通一次とは当時の受験制度で、センター試験の前身です。

 

それに気づいた響子は浪人生である五代をいたわろうと決めます。

 

五代が受験に専念できるように、住人たちにも注意を促すことにしました。

 

響子が一刻館に戻ると、朱美がまた下着姿で歩き回っています。ちょうど五代もその姿を見かけ、食い入るように朱美を眺めます。

 

「そんなこっちゃ二浪は決定だよー」と朱美に言われ、すごすごと五代は自室に引っ込みます。

 

「で、管理人さん(響子のこと)、あたしになんか用?」

 

下着姿で歩き回ると試験前の五代にとって悪影響、と注意するつもりだったのですが、すでに手遅れでした。

 

そんな響子の気遣いをむげにするかのように、すけべな五代はドアに隠れてこっそりと下着姿の朱美を見続けていました。

 

響子はもう一人の要注意住人・四谷(よつや)にもくぎを刺しに行きます。

 

「五代さんの前で、落ちるとかすべるとかまた浪人するとか、冗談でも言っちゃいけませんよ」

 

「は? よく聞こえません」

 

わざと聞こえないふりをする四谷に響子の声量は徐々に増します。

 

「落ちる、すべる、また浪人、ですってばっ!!」

 

「あーっ!! 落ちる、すべる、また浪人、ですかっ!!」

 

木造建ての一刻館のこと。この大声は五代に筒抜けでした。

 

五代を心配する姿勢に朱美と四谷は『響子は五代に気があるのではないか』とからかいます。

 

いろいろと釈明する響子でしたが、言えば言うほど相手の思うつぼでした。

 

「私は五代さんのためを思って」

 

朱美と四谷は声をそろえて答えます。

 

「やっぱり」

 

昼間、住人に邪魔されて勉強できなかった五代は、夜、遅れを取りもどそうと気合を入れます。

 

ところが、その矢先、運わるく停電してしまいます。

 

停電を直すため、急いで響子は電気配線のある部屋に向かいます。

 

五代も勉強どころではないと響子の手伝いを申し出ました。

 

二人で配線のある部屋に入ります。暗い密室で二人きり。

 

「がんばらなくっちゃ。五代さんの明日がかかってるんだから」

 

「ぼくのためにこんな真剣になっていただいて」

 

「えっ!? やだっ!! 違いますよ!! わ、私はただあなたのためを思って……」

 

「ありがとう」

 

すっかり変なテンションの五代に響子は若干、後ずさります。

 

そのとき、響子はつまづき倒れてしまいます。

 

頭を打ったのか気を失った響子を、五代はやさしく抱きかかえました。

 

響子の倒れた物音を聞いた朱美と四谷は『密室で何かあったのでは?』と邪推します。

 

気になった彼女たちは配線部屋にかけつけます。

 

五代に抱かれながら瞳を閉じている響子。

 

「やっぱり」「続きをどうぞ」二人は案の定、勘違いしました。

 

二人の声で気づいたのか、響子は目を覚まします。

 

五代の顔を見るなり、「きゃーっ」と叫び声を上げ、往復ビンタ。

 

「惣一郎さん、ごめんなさい、惣一郎さん」

 

飼い犬に謝るなんて変だなぁと思う四谷に五代は「倒れた時、頭打ったみたいですから」と答えます。

 

翌日、住人に見送られながら、五代は試験へと向かいます。

 

昨夜の雨の影響で路面が凍結しており、五代は滑り落ちていきました。

 

PART5 「春遠からじ」

二月になり、私大の受験シーズンに突入。

 

今年、初受験の五代に、不安な響子は気もそぞろで廊下を掃除しています。

 

そこに世話焼きな住人の専業主婦・一の瀬(いちのせ)がやってきます。

 

独身の響子にお見合い相手を見繕ってきたのでした。

 

部屋を管理人室に移し、一の瀬は次々と見合い写真を見せてきます。

 

しかし、どれも響子はいい反応をしません。

 

「いったいどういうタイプが好みなんだい?」

 

「私、結婚なんて考えてないんです」

 

「どうして? あんた適齢期だよ。好きな人もいないのかい?」

 

そんな会話をしているとき、試験を終えた五代が帰ってきました。

 

興味津々の五代は扉の前で盗み聞きします。

 

「さぁ、いるようないないような」

 

一の瀬の質問にはぐらかすように響子は回答します。

 

「その男、どこにいるの?」

 

「すぐそばにいます………いつでも。彼は私を愛してくれています。私だって………」

 

響子は内心で『言っちゃおうかしら、惣一郎さんのこと………』と思いますが、一の瀬は「そんなに浪人(五代のこと)が好きなのかい?」と言います。

 

「な……なんで、ここで五代さんが出てくるんです?」

 

扉の前で五代は狂喜乱舞(きょうきらんぶ)しています。

 

「いつも浪人のこと気にしてるみたいだし」

 

「いつ私が気にしました!!」

 

誤解に響子は反論しますが、一の瀬は意に介しません。

 

そのまま「秘密にしとくから」と言い、管理人室を後にします。

 

そこで扉の前に五代がいたことに気づく響子と一の瀬。

 

話を聞かれていたことで響子は顔を赤らめてしまいました。

 

また誤解されてしまう……と響子は落ち込みました。

 

これ以上、勘違いされるとたまらない、と響子は意地になり、五代へのかかわりを最低限に減らすことにします。

 

いつもなら、「五代さん、がんばってくださいね」と応援するのに、言うのをやめました。

 

五代は寂しそうに本命の受験へと向かいます。

 

買い物しながら街を歩く響子は「心の貧しい女だわ。今日の受験が一番大切だったのに……」とつぶやきます。

 

『五代さん、がんばってくださいね』

 

響子は心の中で五代のために祈るのでした。

 

連れてきた犬の惣一郎がじっと響子を見ています。

 

誰かに言い訳するように響子は「違うのよ、惣一郎さん、私は管理人として五代さんを……」と犬に語り掛けます。

 

そこをたまたま一の瀬に見つかり、無理やり響子は居酒屋へと誘われます。

 

ビール数杯で響子はすっかり出来上がってしまいました。

 

偶然とは重なるもので、その居酒屋には難しすぎて受験をすっぽかした五代もいました。

 

ふらつく足で響子は五代を発見します。

 

なぜ、こんなところに五代がいるのか? 受験は? 酔いも手伝ってか、激怒しながら質問する響子。途中であきらめた、という五代に心底あきれ、「次の試験には必ずついて行きますからねっ!! あなたが逃げ出さないように見張っていますっ」子どもじゃないからいいですよ、と断る五代でしたが、響子の勢いは止まりません。

 

「子どもみたいなことをしておいてなにを…あなたは放っておけません。いいですね、決めましたよ」

 

「はい」

 

次の受験日。

 

 

「あの~、五代さん、くどいようですけど………私、本当についてくるなんて言ったんですか?」

 

大学の門の前で響子は五代に尋ねます。酔っていた響子はすっかり記憶をなくしていました。

 

「きっちりおっしゃいました」

 

勢いよく五代が答えます。

 

響子についてきてもらって、すっかり上機嫌です。

 

「あの、いつものやつお願いします」

 

「え? あっ……五代さん、がんばってくださいね」

 

五代はあまりに感極まって、バッグも持たずに受験会場へと向かおうとします。

 

筆記用具も持たずにどうするつもりなのか。お調子者の五代を呼び止め、バッグを持たせます。

 

『まったく……ダメな弟持った気分よ』

 

響子はそう思いながら、厳しい目つきで五代を見送るのでした。

 

PART6 「サクラサクカ!?」

五代がもう一週間も一刻館に帰らず、音沙汰もありません。

 

朱美にとって何も心配はないですが、響子は五代のことを気にしていました。

 

「浪人生の自殺記事はなし。あんまりだわっ!!」

 

 

心配と怒りで新聞記事を読む響子。

 

そこに電話がかかってきます。

 

電話の主は『五代』。

 

とりあえずの無事に響子は胸をなでおろします。

 

「なにやってんですか、あなたはっ!! みんな心配してご飯もノドを通らなかったんですよ!!」

 

おそらく、それだけ心配していたのは響子だけですが、恥ずかしさから、『みんな』と言ったのでしょう。

 

「とにかく帰ってらっしゃい」

 

「はぁ、それなんですがの……道が分かりませんのじゃ」

 

どうも会話がかみ合いません。

 

実は五代は五代でも、五代の祖母からの電話でした。

 

失礼を詫び、響子は急いで出迎えに行きます。

 

五代はというと、友人の家に泊まり込んでいました。

 

せめて管理人には連絡すればいいのに、という友人に対し、「朱美や四谷氏にバカにされるのは慣れてんだ。でも、管理人さん(響子のこと)の、あわれみのまなざしだけは、耐えられもんね」と返します。

 

五代の祖母と会い、一刻館へと案内する響子は、ひとつ心配なことがありました。

 

それは五代が一週間も不在であるとばれること。おばあちゃんに下手な心配をかけないようにしたいのです。

 

朱美にも五代がいないことは秘密にしてほしいと頼みます。

 

「バレるのは時間の問題よ」

 

「でも夜までに探し出せればなんとか……」

 

「あたしが言いたいのはさぁ………」

 

朱美がそう言って指さす先には職業不詳・いやがらせをするのが大好きな四谷がいました。

 

「このたびはまことにご愁傷さまで」と四谷は祖母に話しかけています。

 

五代のことを隠してくれそうもない姿勢に響子は頭を抱えました。

 

「祐作(ゆうさく、五代のファーストネーム)は全部落っこったんですか?」と尋ねる祖母に四谷は「時間の問題かと……そんなわけでかれこれ一週間」と顔色一つ変えずに答えます。

 

「四谷さん!!」

 

「や、これは管理人さん(響子のこと)」

 

響子は人差し指を手に当て、しーっっとジェスチャーで伝えます。

 

が、「なんでですか、これ」と四谷には全く通じません。

 

大慌ての響子ですが、そんな様子を見て、五代の祖母は大きく笑います。

 

ごめんなさい、と響子に頭をさげ、話し始めました。

 

「逃げとるんじゃろ。あいつのやることはだいたい察しがつく。あれは根性がないからのう。まー心配するこたないよ。悩んでるふりしてるだけなんだから」

 

響子も一安心しましたが、祖母は受験に今年もだめなら五代を連れて帰る、と言います。

 

その言葉になぜか響子は動揺しました。

 

合格発表当日。

 

逃げている五代を抜きに、響子と祖母は発表を見にきました。

 

響子のひたいには汗が流れ、心臓の動悸が増しています。

 

もし落ちていたら、五代がいなくなる。それが響子の焦りへとなっていました。

 

合格か……、不合格か。

 

緊張感が高まりますが、祖母は肝心の受験番号を知りませんでした。

 

どうする、となったところで、ひっそりと合格発表を見にきた五代を見つけます。

 

「五代さん、見に行きましょう」

 

響子の前で落ちているところなんて見られたくない……しかし、見ないわけにもいかず、意を決っして五代は番号を確認します。

 

「あった…」

 

五代は静かにつぶやきます。

 

それを聞いて響子は目を真っ赤にして喜ぶのでした。

 

後日、一刻館のメンバーで合格祝いのパーティーが開かれます。朱美の勤めるスナックです。

 

「なんのお祝いですか?」

 

相変わらずの四谷にスナックのマスターは「あんたわかってて言ってんでしょ」と返します。

 

「飲めりゃいいのよ、飲めりゃ」と酒をあおる朱美。連絡がなかったことでけんかしている五代と祖母。

 

そんな五代を流し目で響子は見ていました。

 

PART7 「春のワサビ」

春になり桜の季節になりました。

 

五代も大学生です。響子との距離を詰めようとするのですが「ナチュラルに拒絶されているよーな気が」してなかなかうまくいきません。

 

五代は専業主婦の一の瀬(いちのせ)に話しかけられます。内容は響子との仲についてです。

 

「あたしの見立て違いだったかねー」

 

一の瀬は昼間からワンカップをあけながら、そう言いました。

 

「なんですか」と五代。

 

「一時は管理人さん(響子のこと)、あんたに気があるんじゃないかと思ってたけどさー。受験が終わったらさっぱりだもんねー」

 

お酒を飲んで笑う一の瀬とは逆に、五代は半泣きになるのでした。

 

管理人室の電話が鳴り、次の日曜日に大家がやってくる、と連絡が入ります。響子は受話器を置くと「惣一郎さん…」と思いつめたような声を出しました。

 

日曜日になり、大家がやってきました。白髪に眼鏡をした小柄な老人です。

 

「おとうさま!!」

 

響子は黒い髪を結い上げ、喜色を浮かべて駆け寄ります。響子のおとうさま、という言葉に住人たちは驚きました。

 

朱美は「あんた大家の娘だったのー!?」と声を張り上げます。

 

五代はといえば、ポイント稼ぎと言わんばかりに、にこやかに「いらっしゃいませ、おとうさん」とあいさつします。

 

大家と響子はしばらく二人で話し込み、その後、出かけようとするのですが、大家が急に腰を痛めてしまいました。

 

これでは出かけられない。そこへ五代があらわれ、ぼくがおともしましょうか、と介助を申し出ます。

 

このときの五代には、目的地がどこか知るよしもありません。

 

「すみません、せっかくの日曜日なのに」道中、響子は五代に謝ります。

 

「あっはっは。かまいませんよ」

 

大家を肩で支えながら、五代は答えます。

 

五代としては、響子の家族にいい印象を残すことのほうが大切なのです。

 

しばらくして、ついた先は墓地でした。

 

「あの…これ誰の…」

 

手を合わせながら、五代は疑問を口にします。墓石を見つめながら響子は言いました。

 

「主人ですの」

 

言葉にならない時間が二人の間に流れます。

 

それから、大家に五代は聞きました。

 

響子は惣一郎という大家の息子と結婚した義理の娘であること。

 

結婚して半年で惣一郎が逝ったこと。

 

『生きてさえいれば――いろんな欠点も見えてくるだろう』

 

『でも死人は無敵だ』

 

『彼女の中で理想像が増殖していく』

 

すっかり夜になり、大家も帰っていきました。桜が風に舞うなか、響子と五代は言葉を交わすことなく一刻館へと帰っていきます。

 

『響子さん、現実から背中を向けてはいけない』決してかなわないかもしれない男の存在に悩みながら、五代は心の中で決意するのでした。

 

『おれきっといい男になってあんたを守ります。だから、だから…しっかり前を見て……』

 

「五代さん、前を見て歩かないと…」葛藤するあまり道端の溝に足をつっこんだ五代に、響子は冷静にそう告げました。

 

PART8 「惣一郎の影」

響子が未亡人であり、犬の『惣一郎』が亡くなった夫から名づけられたと知った五代。ショックのあまり、犬の惣一郎と裸の響子が抱き合う夢まで見てしまいます。

 

目を覚ました五代は、大学生らしくのんびり午後から大学へと向かいます。玄関を抜けると、犬小屋から犬の惣一郎が「ばうっ」と五代に吠え掛かりました。犬とは直接関係ないものの、どうしても同じ名前ということから嫉妬心をいだき、じっと睨んでしまいます。

 

そこに響子がえさを持ってきました。犬の惣一郎は嬉しさのあまり、響子に抱きつきます。

 

その光景を見て、今朝見た夢がフラッシュバックした五代。

 

「わーっ」

 

「どうしたんです?」

 

「い、犬ですよ、それ……」

 

「犬がどうしました?」

 

「やっぱり犬が……いいんですか……?」とても失礼な五代の発言。

 

響子のビンタの音が、澄みわたる空によく響きました。

 

ぶたれた頬をさすりながら、せっかく大学に向かったものの、授業は休講でした。

 

五代は大学の友人たちと喫茶店に入ります。昼間の話をすると「アホか?」と呆れられてしまいました。

 

「コンプレックスだよなー」

 

五代がそう嘆くと、友人は男性としてあなたは頼りないのが弱点だ、と告げます。

 

「ふん、おれだって卒業するころには……」

 

頼りになる男になるはずだという五代に、友人は響子だって年を重ねるのに、その差はうまらないと辛辣な意見を述べます。

 

「あの人は年をとらないっ!!」

 

「病気だ」

 

友人たちは満場一致でそう答えました。

 

響子から頼られるような男になりたい。そう思う五代にうってつけの依頼が飛び込んできます。

 

響子の義理の姪の家庭教師をやらないか、という話が(響子経由で)来るのです。

 

響子としては夫の実家から頼まれたので伝えただけで、別に五代に引き受けてほしいわけでもありませんでした。

 

しかし、響子から頼られた、その事実に舞い上がり、五代は二つ返事で引き受けます。

 

家庭教師初日、五代を送り出したあと、朱美、一の瀬に誘われ、響子は管理人室でお茶をします。

 

「人妻と家庭教師の浮気」朱美が響子に向かって話を振ります。

 

「まさかっ。義姉は(五代と)そんなこといたしません!!」

 

だったら姪の方と浮気するかもしれない、と朱美はさらに煽ります。五代が浮気したら……。

 

夫の家族への申し訳なさなのか、五代が浮気することが嫌なのか、響子は胸が苦しくなります。

 

手を合わせ、どうか何事もないようにと祈るのでですが、その様子を楽しそうに朱美と一の瀬は見ていました。

 

五代はというと家庭教師のかたわら、響子が嫁いだばかりのころの写真を見せてもらえました。

 

亭主の顔はやぶれていて見えませんでしたが、初々しい響子の笑顔があります。

 

『あの安らかな笑顔……』

 

そんな響子の笑顔を、五代は見たことがありませんでした。

 

五代は深い衝撃を受けます。ただでさえあったコンプレックスが刺激されるようです。あんな笑顔ができるのは、男性に頼り切っていて安心できているからなのだ、と。

 

自分にはそんな力はまだない……。

 

暗い顔で五代は一刻館へと帰ります。

 

出迎えにでた響子は、すっかり落ち込んだ五代の顔を見て不安になりました。

 

『なにか悪いことがあったのかしら』

 

五代は五代でそんな響子の顔を見て、心配になりました。形だけでも笑顔にしてあげたい。

 

「管理人さん(響子のこと)、笑いましょう!!」

 

「え?」

 

響子は意味が分からず、怪訝そうに笑みを浮かべます。

 

「そうっ、笑顔が一番!!」

 

「そ、そうですね」

 

『無理に明るくふるまって………。やっぱりなにかあったんだわ』響子の不安はさらに募り、げっそりしました。

 

お互いの思惑がすれ違ったまま、二人は自室へと戻るのでした。

 

PART9 「アルコール・ラブコール」

夜。いつものように泥酔した朱美が一刻館の玄関で倒れています。

 

響子は仕方なく介抱していると、一刻館の外から何やら騒がしい音が聞こえてきます。声からすると、どうやら五代のようです。

 

「ご町内のみなさまーっ」

 

文字通り、町内に響き渡る五代の大声です。

 

響子は近所迷惑になると思い、急いで外に出て五代を止めようとします。

 

「私(わたくし)こと五代祐作は響子さんが、好きでありまーす」

 

「ご、五代さん……」

 

「響子さん、好きじゃあー」

 

自分をシラフだと言い切るほど酔っぱらった五代は止まりません。響子を抱きかかえ、そのまま自室のふとんへと連れ込んでしまいます。

 

響子の胸中は複雑です。そのまま受け入れてしまおうか、という気持ちと惣一郎へ立てた操がぶつかり合っています。

 

このままいけば……というところで五代は酔いが回りすぎ眠ってしまいました。

 

響子は激怒して、ぽかぽかと五代の頭をたたきますが、五代は朝までぐっすりでした。

 

飲みすぎた五代には昨夜の記憶がさっぱりありません。おもしろがった住人の一の瀬から嘘の情報を吹き込まれてしまいました。

 

いわく、裸踊りして響子に見ろ見ろ、と迫ったというのです。告白のことなど一切、触れられていません。

 

今朝、目を合わせても響子は顔を赤らめて目をすぐにそらします。告白された気恥ずかしさでしょうか。

 

しかし、五代は告白したことなど覚えていないので、裸踊りでよっぽど怒らせてしまったのだと、誤解を深めます。

 

一人になった響子は犬の惣一郎を見ながら、思い悩んでいました。

 

あの告白は本気? 五代に流されてしまいそうな自分ヘの嫌悪。様々な気持ちが交錯します。

 

時間がたち、五代は勇気を振り絞り響子へ謝罪をします。五代は裸踊りの謝罪をしているつもりですが、聞いてる響子のほうは告白の件だと思っています。

 

「シラフの時に真剣にやっていただい方が……」告白の話です。

 

「シラフでできますか、あんなこと」裸踊りの話です。

 

「ぼくが本気であんなことする人間だと思っているんですかっ!!」しつこいようですが、裸踊りの話です。

 

「じゃあ、冗談だったんですか? 冗談で好きだなんて言ったんですか!! あんまりだわ!!」

 

「え?」

 

致命的に間に合わないタイミングで五代は自分の誤解に気づきました。

 

傷心して管理人室に閉じこもった響子は、自分の愚かさを責めます。

 

「惣一郎さん、ごめんなさい。もうほかの男なんか見ません」

 

こうして近づきそうだった二人の距離は、遠く遠く離れてしまいました。

 

PART10 「金網は越えられない!!」

絶望的なまでに響子の態度は硬化してしまいます。五代が通っても徹底的な無視。周りからけんかしているの? と聞かれても、なんのことですか、と返すレベルです。

 

そんなおり、近所の主婦たちが響子のもとに来ます。若い男に告白されたら素直に受け入れればいいのに、などと余計なことを言いたてます。

 

「あ……あたしっ…死んだ夫に操をたててるんですっ!!」と響子が答えてもマシンガントークは続きました。

 

まだ若いんだから、そういう考え方はよくない。狭い世界に閉じこもっているから、視野を広げるために、たまには遊ばないと、などなど。

 

ということで、響子をテニスクラブに勧誘し、主婦たちは帰りました。

 

半ば強引な誘いでしたが、高校時代にテニスをしていたこともあり、響子も乗り気なようです。

 

日曜になりテニスクラブの時間になりました。響子のテニスウェア姿もなかなか様(さま)になっています。

 

「新入会員のかたですね?」

 

そう言ってコーチが近づいてきました。若く端正な顔立ちをしており、クラブの奥様がたからの人気を一身に集めています。

 

「コーチの三鷹(みたか)です」

 

名乗りながらさわやかに笑うと、白い歯がかがやきます。

 

久しぶりのテニスを堪能する響子。三鷹もなかなか筋がいいと褒めます。三鷹と練習する響子はにこにこして楽しそうです。

 

そのころ五代は苦学生らしく、バイトに精を出していました。今では想像もつきませんが、大きな氷の塊を自転車で運ぶバイトです。

 

自転車をこぎながら、たまたまテニスクラブの脇を通った五代に、おじさんが話しかけてきました。

 

「きみものぞきにきたの?」

 

「はっ?」

 

おじさんから響子がテニスをやっていると聞いて、五代は金網に食い入るようにコートを見つめます。

 

なぜ、あんな男に笑いかけてるんだ、と嫉妬心が燃え上がります。その間に、自転車の荷台に乗せていた氷はすっかり溶けてなくなりました。

 

日もすっかり暮れました。テニスを終え、帰宅しようとする響子を三鷹が車で送る、と申し出ます。響子(と一刻館の住人・一の瀬)はそれに応じました。

 

「新婚さんですか?」三鷹の問いに響子は一応、独身です、と返します。その答えに満足そうに三鷹は笑うのでした。

 

響子が一刻館に戻ると、ちょうど五代と鉢合わせます。

 

「お……お帰りなさい」

 

響子から五代に向かってそう言いました。テニスで汗を流したことで心境の変化があったのでしょう。

 

「どおも……」

 

響子がテニスをやっていた間、自分はバイトで大変だった、と話します。苦学生で頑張っているアピールをして、カッコつけたいのです。

 

響子は五代には言いませんでしたが、五代の顔面に金網のあとがくっきりついているのを見て真実を悟ります。

 

この人はバイトをさぼって私のテニス姿をずっと見ていたんだ、と。

 

『きまった』

 

本人がそう思っているだけなのですが、五代は瞳を閉じてその場を後にするのでした。

 

<一巻了>

まとめ

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