犬夜叉 奈落の最後や分身・最終形態を紹介!半妖で強さや桔梗との過去は?技や正体目的ネタバレ!

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少年漫画雑誌・週刊少年サンデーにて連載されていた高橋留美子原作の大人気アクションファンタジー漫画『犬夜叉』

 

2008年に連載終了し完結後も幅広い年齢層から支持を受け続け愛されていたこちらの作品は、その後の世界を描いた作品・『半妖の夜叉姫』が登場した事で再度注目を浴びるものとなっています。

 

今回はそんな『犬夜叉』に登場する最重要キャラクターであり宿敵の『奈落(ならく)』について、その詳細や作中で辿った結末などネタバレを含みながらご紹介していこうと思います!

『犬夜叉』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める?

『犬夜叉』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリサンデーうぇぶりにて全巻無料で読むことができます。

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『サンデーうぇぶり』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

この記事を執筆している現在では第1巻から最終巻まで読むことができます

 

安心安全に、そしてタダで『犬夜叉』を第1巻から最終巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法がベストです。

 

また『サンデーうぇぶり』では続編の『半妖の夜叉姫』も無料で読むことができます!

オススメ漫画アプリ紹介

上記で紹介した『サンデーうぇぶり』以外にも双葉社が運営する漫画アプリマンガがうがうや小学館が運営するマンガワンも特にオススメです。

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『マンガがうがう』で無料で読める主な作品一覧
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  • 復讐の未亡人
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  • オオカミ王子の言うとおり
  • 京都寺町三条のホームズ
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  • クラス転移で俺だけ…
  • 進化の実
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  • 薬屋のひとりごと
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  • ダンベル何キロ持てる?
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  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100
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奈落の正体は?プロフィール紹介!

《奈落のプロフィール》

  • 奈落(ならく)
  • 種族:妖怪(半妖)
  • 性別:男性
  • 年齢:50歳(人間換算:23歳)

 

主人公である犬夜叉一行の宿敵。

 

非常に冷酷な性格で戦闘時は基本的に直接手は下さず、自分の手駒や配下にある妖怪を差し向けたり人の弱みに付け込むような卑劣な策略を行います。

 

半妖でありながら非常に強い邪気と妖力を持ち、濃い瘴気を纏っているため全身は毒の塊となっています。

 

異常なほど高い再生能力を持っているため並大抵の物理攻撃は通用しませんが、浄化の力を持つ聖なる霊力等には弱いため、桔梗やかごめのような存在を脅威としています。

 

また姿を変化させる能力も持っていますが奈落自体に固有の姿はなく、時代毎に姿形を変えて周囲を利用しており、作中ではある城の城主・人見蔭刀(ひとみかげわき)に成り代わったのを機に基本的には蔭刀の姿をしています。

 

ただし姿を変えるのにはある程度時間がかかりその間妖力も著しく落ちるため、登場初期は狒々(ひひ)の皮を被って姿を隠していることが大半でした。

 

50年前に自身の能力で犬夜叉と桔梗それぞれに化け2人の仲を裂いた事で、犬夜叉は御神木に封印され桔梗が死に至る元凶となりました。

 

《奈落の正体・鬼蜘蛛とは》

 

奈落の正体は野党・鬼蜘蛛(おにぐも)という人間であり、彼は人間でありながら妖怪を凌ぐほどの邪気を持っていました。

 

鬼蜘蛛が全身に火傷を負い身動きが取れない状態であった際、彼が抱いていた浅ましい野望や邪心に引き寄せられた無数の妖怪達にその身を喰われ融合した結果『奈落』となりました。

 

奈落となってから鬼蜘蛛の意思等は消滅してしまいましたが、邪心や感情はそのまま受け継いでいます。

 

背中にある蜘蛛の模様の傷跡は人間である鬼蜘蛛の感情を受け継いでいる証となっていますが、背中の皮ごと蜘蛛の傷跡を剥がしても再生した肉体には蜘蛛の傷跡が必ず浮かび上がります。

 

奈落の目的は何?過去の桔梗との関係とは…

《全ての始まりは桔梗との出会いだった》

奈落が生まれたのは物語の始まる50年前、彼がまだ人間の野党・鬼蜘蛛だった頃に桔梗(ききょう)と出会い、彼女に恋に落ちた事がきっかけでした。

 

鬼蜘蛛はある時全身に酷い火傷を負い瀕死の状態となっている所を桔梗に発見され介抱されることになりますが、日々甲斐甲斐しく自分の世話を焼いてくれる桔梗に対し鬼蜘蛛はやがて恋心のような気持ちを抱き始めます。

 

しかし元より邪心に満ちていた彼に純粋な感情は生まれず、桔梗を手に入れたいという鬼蜘蛛の感情はやがて清らかで気高さを誇る彼女の憎しみにまみれ穢れていく様を目の当りににしたいという酷く鬱屈したものへ…。

 

さらに以前仲間内で噂になっていた「四魂の玉」にも漠然的な憧れを抱いていた鬼蜘蛛は、どちらも手に入れようとするあまり自らの身体と魂を妖怪に売り「半妖・奈落」へと変貌を遂げることで動ける身体を手に入れる事に成功します。

 

しかし奈落となったことで鬼蜘蛛の頃に抱いた桔梗への感情と妖怪が持ち合わせていた桔梗への憎悪が入り混じることとなり、桔梗や四魂の玉を手に入れたいと願った筈の彼の目的は変化してしまうのでした。

《鬼蜘蛛の目的と奈落の目的》

鬼蜘蛛であった頃は漠然的な憧れを抱いていた四魂の玉と恋焦がれる相手であった桔梗の双方を手に入れたいという願いと目的がありましたが、奈落となって以降は半妖である自分の状態をなによりも嫌悪し、完全なる妖怪となるために四魂の玉を欲するようになってしまいます。

 

妖怪になるためには自身に残る桔梗への感情を無用なものと捉え消し去ろうとしますが、感情は簡単には消し去れず自らの手で桔梗を手に掛ける事も出来ない奈落は、日々自身の中に混在する感情に苦悩することとなります。

 

そして最終的には妖怪として絶対的な存在になることを望み完全なる力を求めるが故に「桔梗への感情を彼女の存在もろとも消し去る」という当初の鬼蜘蛛の目的とはかけ離れた手段に出てしまうのでした。

 

奈落は犬夜叉と同じ半妖?彼等の違いとは?

《そもそも半妖とは?》

 

漫画・犬夜叉の世界での「半妖」とは妖怪と人間の中間に位置する種族のことで、所謂人間と妖怪の「ハーフ」にあたります。

 

作中では妖怪と人間の間に生まれた混血児、人間をベースとして生まれた妖怪の集合体の二種類が主に「半妖」と呼ばれ存在しています。

 

特徴として半妖は人間に比べると寿命は非常に長く、妖怪の血を引くため並の妖怪と比べても力は劣らず妖力も持っていますが、定期的に妖力を失い弱体化するといった欠点があります。

 

妖怪であるとも人間であるともいえないどっちつかずな存在であるために双方から蔑まれ迫害されているような描写が多く、犬夜叉や奈落も自身の半妖という立場に強いコンプレックスを抱いていました。

《犬夜叉と奈落の決定的な違い》

犬夜叉と奈落は同じ半妖ではありますが、生まれ方や特色においていくつか違いがあります。

 

前述(半妖とは)で説明した通り、妖怪には「混血児」と「集合体」という分類があり、犬の大妖怪である父と人間である母との間に生まれた犬夜叉は「混血児」にあたり、元々人間である鬼蜘蛛が複数の妖怪に身体を明け渡した事で生まれた奈落は「集合体」となるのです。

 

また元より妖怪に近い奈落のような「集合体」とは違い、犬夜叉のような「混血児」は受け継いだ妖怪の血と妖力が濃い場合に限り、自身の命の危機に瀕した際妖怪の血が暴走し完全な妖怪に近い状態となり理性を失ってしまう危険があります。

 

さらに定期的に妖力が弱まり人間のような姿となってしまうという弱点は双方ありますが、そのタイミングが毎度「朔の日」と決まっている犬夜叉に対し、奈落は自分の意思で弱体化するタイミングを決められるという違いがあるのです。

 

同じ半妖ではあるものの似て非なるような存在である2人には、上記のような決定的な違いがあるのでした。

 

奈落の最後は死亡?最終回での結末ネタバレ!

 

最終決戦において奈落は四魂の玉の邪念の化身である曲霊(きょくれい)と共に犬夜叉を妖怪化させたり、珊瑚(さんご)と弥勒(みろく)を仲違いさせようとしたりなど肉体的・精神的に追いつめようと迫ります。

 

しかしかごめに自らの潜在的な願いや心を見透かされたことにより動揺し、最終的に四魂の玉と同化して人の心を完全になくしたおぞましい妖怪の姿・最終形態へと変化してしまいます。

 

最終形態となった奈落の力は殺生丸(せっしょうまる)ですらも溶かすほどの瘴気弾を放ったりなど凄まじく、犬夜叉が何度爆砕牙で攻撃を仕掛けても致命傷には至りませんでしたが、犬夜叉の最大出力の冥道残月破とかごめの破魔の矢には敵わず、かごめの放った矢が貫通した四魂の玉、肉片から繋がる首だけの無様な姿となり、そのまま骨喰いの井戸へと落ちていきます。

 

これにより消滅したかに思えた奈落でしたが、なんとその後四魂の玉の中の空間で蜘蛛の巣の中心に生首だけが鎮座したような姿で囚われているところを同じく四魂の玉の空間に閉じ込められたかごめに発見されます。

 

実は四魂の玉は本当の願いだけは叶えずに欲する者の欲を駆り立て利用する真の黒幕であり、奈落ははじめから四魂の玉の思惑により玉の中で合体妖怪と翠子(みどりこ)が永遠に繰り返していた戦いの座をかごめとともに継がされる運命だったのです。

 

しかしかごめが唯一の正しい願いである「四魂の玉の消滅」を告げたことにより、四魂の玉は翠子や合体妖怪とともに完全に消滅…そして奈落も安らかな笑みを浮かべながら四魂の玉と共に浄化され消滅・死亡するのでした。

 

神無や神楽は奈落の分身!?特徴や強さを紹介!

神無(かんな)

 

分身の中でも第一妖怪にあたり、「無」の分身。

 

奈落が生み出した最初の分身であり、攻撃時は鏡を用いた妖術を使用します。

 

白髪で白装束に身を包んだ十歳ぐらいの少女の姿をしており、常に無表情。

 

「無の妖怪」ゆえに気配や妖力、自身の意思や感情すらも「無」に近く、そのせいか唯一奈落に従順な分身であり彼の指示には黙々と従っています。

神楽(かぐら)

 

第二妖怪であり「風」の分身。

 

真っ赤な瞳に羽の髪飾りを付けた芸者のような出で立ちの勝気な和服美人。

 

戦闘時には常時持ち合わせている扇子を用いて風を操り多様な攻撃を繰り広げます。

 

束縛を非常に嫌い、自身の性質である『風』のように自由を求めて常に奈落の支配を逃れようと隙を伺っています。

 

悟心鬼(ごしんき)

 

第三妖怪であり「鬼」の分身。

 

二足歩行する巨大なトカゲのような姿をしており、頭部に生えた長い2本の角や大きな鋭い牙が特徴的です。

 

非常に獰猛かつ好戦的な性格の持ち主であり、巨体ゆえに攻撃は物理的ではあるものの戦闘力は他の分身たちに劣らないほど強力なものとなっています。

 

また”相手の心を読む”という能力を持っており、相手の攻撃を先読みすることが出来るほか、ある程度近くに居れば相手の表層心理をも読むことが出来ます。

影郎丸(かげろうまる)&獣郎丸(じゅうろうまる)

 

第四妖怪・第五妖怪にあたる、「影」と「獣」の分身。

 

一つの壺で熟成され同時に産まれた双子であり、「影」の分身である影郎丸が第四、「獣」の分身である獣郎丸が第五妖怪となっています。

 

どちらも頭部は瓜二つですが、獣郎丸は人間と変わらない容姿であるのに対し影郎丸は鎌の両腕に回虫のような胴体といった人外の姿をしています。

 

一方の獣郎丸は影郎丸と違い人型ではあるものの影郎丸の言うことしか聞かず、本能のままに動くものは全て殺そうとするといった残虐性を持っています。

 

赤子(あかご)

 

第六妖怪であり「人」の分身。

 

「人」の分身というもののその正体は「奈落の心臓」であり、強固な結界を張る力を持っています。

 

人間の赤ん坊の姿をしているため身体能力は非常に低いものの、相手に触れることでその心を読み、さらに触れた相手の心の闇を掴むことで支配下に置くことができるといった能力を持っています。

 

作中では後に「奈落の心臓である自分こそ本物の奈落である」と考えるようになり、自らの分身・白童子(はくどうし)と共に奈落の抹殺を計画するようになります。

夢幻の白夜(むげんのびゃくや)

 

第七妖怪であり「幻」の分身。

 

なんとも掴み所のない雰囲気を放つ青年であり、一見すると女性と見間違えるほどの美貌の持ち主。

 

幻術使いであり、戦闘では小道具を用いて幻を見せたり幻と現実を織り混ぜて欺いたりしていますが、基本的には戦闘に参加せず「観察者」に徹しています。

 

奈落と犬夜叉達との闘いや因縁等には関心がないようで、基本的に奈落に忠実ではありますが彼に対して完全なる忠誠心や恐怖心等はないようです。

《分身達は奈落に忠実?》

 

四魂の玉の欠片を入手した奈落が自分の体を構成する妖怪を切り離すことで生み出した分身達ですが、前述(分身達のプロフィール)でご紹介した通りそれぞれ姿形や性格・能力など異なっています。

 

支配から逃げ出そうとする者や分身として生み出されるや否や奈落の首を切断した者、自分こそが奈落であると発言する者など様々…しかし彼等は心臓など命に係わる弱みを奈落に握られているため強く逆らう事は出来ません。

 

そういったことから彼等はそれぞれ奈落から生れ出た存在ではありますが、基本的に奈落への忠誠心のようなものは持ち合わせていないようで、ほとんどの分身達は自分が殺されない為に仕方なく奈落に従っているという状態に近いようです。

 

第一形態~最終形態が存在する!?奈落の使用技や強さなどネタバレ紹介!

 

最後に自身の固有の姿を持たない奈落の最終形態に至るまでの姿や、彼が作中で主に使用した技をご紹介します!

《奈落の形態変化》

  • 第一形態

登場初期の姿であり本来の姿。

常に狒々の皮をかぶっているため、この状態で素顔を見せることはありませんでした。

  • 第二形態

とある城主である人見蔭刀という比較的美形の人物に成り代わった姿。

奈落の姿として最も頻出した形態であり、その後の形態においても顔は彼のものとなっています。

  • 第三形態

全身に鎧を纏ったほぼ無敵状態であった姿。

両肩には突起があり胸元には目玉、背には3本の龍のような尻尾がありました。

  • 第四形態

巨大な蜘蛛の形をした姿。

体は大半が真っ黒であり、鎧のような硬さを誇っていました。

  • 最終形態

下半身がなく白髪で、能面と鬼を合わせたような不気味な姿。

四魂の玉を完全に取り込み非常に強い力と瘴気に満ち溢れていましたが、唯一その場から動くことが不可能というデメリットがありました。

 

《奈落の使用技》

  • 空間転移(くうかんてんい)

ワープのように一瞬にして空間移動を行う術。

物理的な移動を介する事なくその場から消え去り、次の瞬間には全く別の空間へ移動する事ができます。

  • 幻影殺(げんえいさつ)

奈落が最も得意とする妖術であり、魂を直接攻撃する魂縛術のひとつ。

囚えた標的の最も忌まわしい記憶を再現し、忌まわしい幻に囚われた標的はやがて魂を直接傷つけられ昏睡し、最終的には奈落の触手により締め上げられ死に至ります。

非常に強い能力ですが即効性なく、強い霊力を持つ者には効果がありません。

  • 瘴気の槍(しょうきのやり)

犬夜叉が会得した金剛槍破を魍魎丸(もうりょうまる)が奪い取り、奈落が魍魎丸を取り込むことで会得した技。

奈落の瘴気を纏ったことで、通常の金剛槍破から山をも溶かす威力を持つ「瘴気の槍」へと変化しました。

  • 瘴気の玉(しょうきのたま)

奈落の妖術の一つであり、最終形態でのみ使用できる最強の技。

凝縮された瘴気の塊を無数に打ち出し、高速かつ不規則な動きで敵を追い詰めます。

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