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余談なのですが、違法な無料漫画サイト（zipやrarファイルを含む）では、ウイルスによる感染率が年々高くなっています。
今回、『幸色のワンルーム』を無料で読む方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。
『幸色のワンルーム』8巻のネタバレだけ知りたい！という方は、目次から『幸色のワンルーム』8巻のネタバレ紹介！に飛んでください。
『幸色のワンルーム』を無料で読む方法は？
こちらのスクウェア・エニックスが運営する漫画アプリ『マンガUP！』では、『幸色のワンルーム』を無料で読むことができます。
この記事を執筆している2020年8月現在、『幸色のワンルーム』第5巻に収録されている第32話までが『マンガUP！』にて無料で公開されています。
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『幸色のワンルーム』第1巻から第5巻までを安心安全にそして無料で読みたい方は、『マンガUP！』を活用することをオススメします。
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『幸色のワンルーム』最新8巻をお得に読む方法は？
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U-NEXT31日間無料トライアルで貰える600円分のポイントを使って漫画をタダで購入する手順を紹介！U-NEXT登録方法も解説
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ドラマ『幸色のワンルーム』は全10話で完結しています。
続いて『幸色のワンルーム』8巻に収録されているエピソードのネタバレ感想をご紹介します！
『幸色のワンルーム』8巻のネタバレ紹介！
7巻のふりかえり
『幸色のワンルーム』7巻のネタバレは、こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ！
幸色のワンルーム7巻ネタバレと無料で読む方法紹介！漫画アプリでタダ？zip,rarは危険｜松葉瀬の予想外の提案に幸とお兄さんは…？
第44話
河川敷で仲間と共に暮らすホームレスの太田は、赤ん坊を拾います。
ホームレスの仲間は太田に反対しますが、太田は自分なら大丈夫と言います。
桜の咲く春に拾った赤ん坊を、太田は「ハル」と名付けます。
ハルは成長し少年と呼べる年齢まで育ちました。
太田はハルに自分のことを「父さん」と呼ぶように言っていました。
しかしハルは太田を「おっさん」と言い、ぶっきらぼうな態度を示します。
ハルと太田はホームレスの老人、川端を中心に数人のホームレスで寄り添い、河川敷で生活していました。
太田とハルは空き缶拾いなどの仕事をしながら日銭を稼ぎます。
ハルは都会で空き缶を拾いながら、道を整った格好で歩く「普通の人間」と自分の違いについて考えます。
それは家があるか無いかとハルは思います。
ハルは幸せになるために家を手に入れることを目標とし、そのためにお金を貯め始めます。
数百円の貯金に成功したハルでしたが、拾ったアパートの家賃数万円という額を見て呆然とします。
大金を手に入れようと焦ったハルは、川端老人の物置から金品を物色します。
しかし川端に見つかり、川端は口止め料としてハルを犯そうとします。
すんでのところで太田が川端を殴り気絶させます。
しかしホームレスの中心だった川端に暴力を振るった太田は、その集落からハルを連れて逃げ出します。
家を手に入れるために盗みをしようとしたハルの言葉に、太田は施設への移動を勧めます。
まだ子供のハルを施設に預けることは、太田にとって難しいことではありませんでした。
しかしそれはハルと太田が離れることを意味します。
ハルは太田の言葉から彼が真剣に自分の身を案じていると感じます。
ハルは太田の言葉の意味を理解した上で、それでも太田と今の生活を続けていくことを選びました。
集落を逃げた二人は当てもなく歩いていきます。
しかし二人の顔には悲壮感はありませんでした。
太田は施設に行かず自分の選んだハルに、「父さん」と呼べと笑いながら言います。
ハルは既に太田のことを親と認めていましたが、気恥ずかしさから「父さん」と呼ぶことはできませんでした。
第45話
集落を逃げたハルと太田は二人での生活を始めます。
しばらくは河川敷でホームレスとして生活を続けていました。
時が経ち、ハルは少年から青年と呼べる年まで成長します。
ある日、太田はハルにとあるアパートの部屋に連れていかれます。
そこはハルが自分で手に入れたアパートの部屋でした。
ハルは太田に隠れ、 捨てられた保険証を利用して仕事を得ていました。
仕事、家、そして太田と、自分の望むものをハルはこぼさず手に入れました。
後は幸せな人生を送っていこうとハルは希望を持ちます。
ハルは仕事を得るために丁寧な口調に変え、 さらに部屋を手に入れた後は自炊もするようになっていました。
太田はホームレスの時とは大きく変わったハルの姿に戸惑いを覚えます。
ハルへの太田の態度はよそよそしいものになります。
太田は家では過ごさず、昔を懐かしむように河川敷に居ることが多くなりました。
なぜ太田の態度がそうなったのか。望んだ生活を手に入れたはずのハルは疑問を抱えていました。
太田の態度を気にしたハルは、河川敷にいた彼に言葉を選んで話しかけます。
ちょうど春の時期だったため、ハルは初めて自分の名前について気になり、太田に由来を聞きます。
太田は赤ん坊を拾い生活させたという自分の行いを、毎年思い出せるように「ハル」と名付けたと言います。
太田は続けてホームレスになる前の過去を話します。
太田は嫁と身近な知り合いの数人で会社経営を行っていました。
しかし業績が悪化して会社は倒産し、周りの人間全てから見限られることになりました。
その後太田はホームレスの生活をするようになります。
そして太田は捨てられていたハルを見つけます。
彼は人からも社会からも見捨てられ、名実共に社会の底辺と言える自分の境遇をハルに重ねていました。
太田は自分と似た境遇のハルを育てることで、太田自身が立派な人間だと思いこみたかったとハルに告白します。
しかしハルは自力で部屋を手に入れ、少しずつ立派になっていきました。
成長していくハルにどう接してよいかわからないと、太田は自分の気持ちを打ち明けます。
ハルは太田の言葉を理解できず、もっと生活を充実させれば太田の心も安定するのではと思いました。
そのためハルは仕事を続け、部屋には少しずつ家電も充実するようになりました。
しかし生活環境の充実と反比例するように、太田は部屋にいない時間が多くなります。
太田との気持ちのすれ違いをハルは感じていましたが、ハルは半ばその違いを埋めることを諦めていました。
ある日ハルは、太田と見知らぬ少年が仲良くしているのを見つけます。
少年はトモヤという名前で家に帰りにくい事情があり構っていると太田は話します。
太田やトモヤという少年にも苛立ちを覚えたハルはその場を去ります。
太田は立派に自立したハル自身にはもう興味が無く、拾った時のハルの代用品を探している。
ハルは太田の内面を想像し吐き気を感じます。
ハルの想像を裏付けるかのように、とある部屋での夕食の時間、太田はトモヤを部屋に入れられないかとハルに相談します。
第46話
太田はトモヤの事情をハルに話します。
トモヤは親から虐待を受けている。
トモヤも「帰る家が無い」と言っており、その気持ちが理解できるハルに一緒に住んで欲しいと太田は言います。
しかしハルは太田の言葉に激高します。
ハルは自分が想像していた太田の気持ちを彼自身にぶつけます。
「あんた（太田）は可哀想な子供と傷の舐めあいがしたかっただけで、俺（ハル）のことはどうでも良いんだな。他人を心配するなら、無職でしかない自分の現状を何とかしろ」
怒りを露わにするハルの様子に太田は驚きます。
しかし次の瞬間には何事も無かったように乾いた笑いを浮かべて、太田は提案を引っ込めました。
太田の態度に「自分はどうでも良い存在になった」と、ハルは太田自身に見切りを付けます。
それからハルは太田を無視するようになります。
太田自身は部屋に帰る時間が遅くなり、ハルに会う度に謝るようになります。
しかしハルは太田が謝る様子を見せても、彼と話そうとは思いませんでした。
時が過ぎ、太田がトモヤを見つけてから数カ月が過ぎようとしていました。
ある日、ハルは部屋に出されていた保険証、そしてその保険証で作られ預金されていた銀行通帳を見つけます。
それは太田がハルのために自分で仕事を見つけ、少しずつ貯金されたものでした。
太田は自分のことをどうでも良くは思ってなかった。
そう気づいたハルは太田に謝るために、彼を探そうと部屋を飛び出します。
ハルが河川敷に行くと人だかりと警察がいました。
ハルは不吉な予感を感じながら河川敷を見下ろします。
其処にはずぶ濡れになって泣きじゃくるトモヤ少年と、カバーをかけられた溺死体が横たわっていました。
死体の靴は太田がいつも履いているものと同じでしたが、ハルは勘違いだと無理やり思いこみ部屋に帰ります。
しかし部屋で待ち続けても太田は戻って来ませんでした。
ネットで見た警察の捜査では「住所不定、無職の男がトモヤを誘拐し川で溺れさせ男だけが死んだ」という結果となっていました。
実際はトモヤを助けるために太田が犠牲となったのでしょうが、虐待していたトモヤの両親が口止めしたのだろうとハルは推測します。
太田を失ったハルは涙こそ出ませんでしたが、生きる目的を見失ってしまいます。
時は現代に戻ります。
自分の過去を話し終えたハルは「太田と幸は関係ない」と言います。
しかし幸は「自分とあなたがワンルームで過ごして来た時間は、太田と過ごしたかった幸せだった」とハルの心境を言い当てます。
その上で幸は過去に交わした約束、「お兄さんが死にたくなったら殺してあげる」という発言を取り消します。
新たに幸は「ハルと共に生きる。だから死なないで生きて欲しい」と言います。
呆然とするハルは幸を共に生きる存在として認めても良いのかと、心の中で太田に問うのでした。
第47話
ハルに自殺を止められた亜実は、その後松葉瀬、八代と出会っていました。
松葉瀬は亜実の死ぬ意思を否定しませんでしたが、その上で自分の過去を例に出し「声を出し助けを求めろ」と亜実に言います。
松葉瀬達と別れ一人で歩いていた亜実でしたが、彼女の夫から通報された警察が亜実の前に現れます。
実際に夫にカッターを振るったのは幸でしたが、亜実は自分のことであると言います。
警察に聴取をされることになり、亜実は震えながらも自分が家庭内暴力を受けていると明かします。
ハルと共に生きると決めた幸は、アパートまでの道のりを二人で歩いていました。
すると幸の側に、以前から幸の行動を否定していた母親の幻影が現れます。
母親の幻影は「誘拐犯を信頼できるわけない」と幸を否定します。
しかし幸は「裏切られても良い。例え失敗しても元から永遠なんてないから死ぬだけだ」と言い返します。
すると母親の幻影の幻影は虐待されたころの幸の姿となります。
幸を否定していたのは母親ではなく全てを諦めていた幸自身の心でした。
過去の幸は「生きようとすること、希望に縋ることが気持ち悪い」と否定を続けます。
しかし幸は「生きることは目的じゃない。ハルと一緒にいたいからそのための手段として生きていく」と、笑顔で言います。
それを聞いた過去の幸は、ただ「そうだね」というとその場から姿を消しました。
自分の幻影と会話していた幸でしたが、現実にはそれほど時間が経っていませんでした。
少しの間立ち止まっていた幸をハルが呼びます。
幸は笑顔を浮かべ「幸色のワンルームに帰ろう」と言い、ハルと歩いていきました。
その頃、幸の母親は幸の祖母から連絡を受けていました。
最初は祖母が幸の行方を確認するものでしたが、実際には母親の学歴や人格を否定し、さらには金の仕送りを催促するものでした。
母親を最後まで否定した祖母は電話を切ります。
受話器を母親は生気の無い瞳で無表情に見つめていました。
第48話
幸とハルは松葉瀬達と再会します。
松葉瀬は以前幸を引き取ると提案し、その時幸は動揺していました。
ハルと生きると決めた幸は強い表情で松葉瀬の提案を断ります。
松葉瀬は幸の提案に納得します。
幸の変化をからかう松葉瀬に、幸は彼をおじさん呼ばわりして二人は言い争います。
口喧嘩をしつつも仲良さそうにする幸と松葉瀬を、ハルは不思議そうに見ます。
そんなハルに、八代は「松葉瀬は幸もハルのことも心配している」と伝えます。
その夜、休んでいたハルは松葉瀬によって隣の部屋に連行されます。
部屋には酒が並んでおり、松葉瀬曰く「男子会」が始まります。
松葉瀬は当初幸だけを助けようとしていましたが、ハルの事情も知りたいと思ったゆえの行動でした。
男子会は進み松葉瀬達は、ハルが孤児だったこと、幸とハルが知り合った状況もぼんやりと理解します。
幸との関係をハルは「利害の一致」、「信用」といった理屈で表そうとします。
しかし松葉瀬はハルも含め「大人は他人に対してそのように小難しく考えていない」と言います。
松葉瀬は孤児のとき救われ自分も就職したという、警察官時代の経験を語ります。
人を救いたいと思ったが警察はその理想通りには行かなかったこと。
金や物で充実しても幸せとは限らないこと。太田とホームレス生活をしていたハルにはその言葉に共感を覚えます。
失敗して経験を積みながら理屈だけではない、信頼できる人間を見つける。
そんな松葉瀬の人生論にハルは心を揺さぶられます。
深夜に幸は目覚め、ハルがいないことに驚きます。
隣の部屋を覗くと松葉瀬とハルが仲良く話していました。
仲間外れにされた感はありましたが、幸が虐めを受けていた時とは違い彼女の心に重いものはありませんでした。
朝になっても部屋に戻らなかったハルを幸は迎えに行きます。
八代が出迎えますが彼から漂ってきた酒の匂いに、幸は顔を青ざめさせます。
幸にとってお酒は酔って暴力を振るっていた父親を思い出させる、恐怖の引き金でしかありませんでした。
幸の事情を聞いた八代はやんわりと否定し、酒で潰れたハルと松葉瀬のところに案内します。
八代は松葉瀬が幸だけではなくハルも救いたいと考えていると彼女に伝えます。
その時、松葉瀬とハルが目を覚まします。彼らはひどい二日酔いでうなされていました。
夜から二人の世話をしていた八代は松葉瀬に容赦のない言葉を浴びせます。
ハルも交え三人の間で遠慮の無い会話が繰り広げられ、幸は思わず笑顔を浮かべます。
それは幸がハルに匿われていた時にも無かった、作り笑いでも諦観からくる笑いでもなく、本当に楽しいと感じた故の自然な笑顔でした。
その頃、幸の行方を調査していた警察署内では、ハルが逃走に使った車が特定されていました。
警察官の桐山巡査部長は、その車が松葉瀬から以前調査を頼まれた「誘拐犯とは関係ないはずの車」と気づきます。
虚言に気づいた桐山は松葉瀬を調べ始めます。
いよいよ警察の捜査がハルと幸に迫ろうとしていました。