人気少女マンガ『プライド』。
今回は、そんな『プライド』の最終回・結末はどうなったのか？を分かりやすく解説します！
『プライド』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める
『プライド』はこちらの集英社が運営する漫画アプリ『マンガMee』にて全巻無料で読むことができます。
『マンガMee』では、このように『プライド』第1巻から最終巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。
安心安全に、そしてタダで『プライド』を読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。
『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
オススメ漫画アプリ
また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する公式漫画アプリ『サンデーうぇぶり』や講談社が運営する『マガポケ』も特にオススメです。
- 名探偵コナン
- YAIBA
- MAJOR（MAJOR2nd)
- switch(スイッチ)
- からかい上手の高木さん
- 銀の匙
- ドロヘドロ
- だがしかし
- 犬夜叉
- らんま1/2
- 境界のRINNE
- 今日から俺は
- お茶にごす
- 天使な小生意気
- 今際の国のアリス
- 焼きたて!!ジャぱん
- うえきの法則
- からくりサーカス
- 月光条例
- うしおととら
- 双亡亭壊すべし
- マギ
- 烈火の炎
- H2
- タッチ
- 信長協奏曲
- 天野めぐみはスキだらけ！
- くノ一ツバキの胸の内
- 結界師
- チ。地球の運動について
- よふかしのうた
- 葬送のフリーレン
- MIX
- クロスゲーム
- KATSU
- ラフ
- ジャガーン
- トニカクカワイイ
- 古見さんはコニュ症です
- BE BLUES
- ダンスダンスダンスール
- 土竜の唄
- 魔王城でおやすみ
- アオアシ
などなど…
- 進撃の巨人
- フェアリーテイル
- 新宿スワン
- ドメスティックな彼女
- ダイヤのA
- DAYS
- ザ・ファブル
- 頭文字D
- ベイビーステップ
- ホームルーム
- ちはやふる
- トモダチゲーム
- カイジ
- Dreams
- 十字架のろくにん
- 可愛いだけじゃない式守さん
- お願い、脱がシて。
- 復讐の教科書
- ハコヅメ～交番女子の逆襲～
- デスティニーラバーズ
- 島耕作
- はじめの一歩
- 食糧人類
- 神さまの言うとおり
- 監獄学園（プリズンスクール）
- ランウェイで笑って
- 七つの大罪
- カメレオン
- ドラゴン桜
- 砂の栄冠
- のだめカンタービレ
- 亜人
- ジパング
- 天空侵犯
- ハレ婚。
- マイホームヒーロー
- ナニワトモアレ
- 満州アヘンスクワッド
- 僕たちがやりました
- カッコウの許嫁
- ライアー×ライアー
- GIANT KILLING
- コウノドリ
- PとJK
- 彼岸島
- エリアの騎士
- いぬやしき
- シャーマンキング
などなど…
「無料でマンガを楽しみたい！」という方は『マンガMee』と併せて使ってみてはいかがでしょうか？
『プライド』あらすじ紹介！
オペラ歌手を目指す麻見史緒（あさみしお）は音大卒業間近のある日、家にハウスクリーニングがやってきます。
ハウスクリーニング業者の一人、緑川萌（みどりかわもえ）もまた史緒と同じようにオペラ歌手を目指す音大生でした。
父親が会社経営しており、幼い頃から何不自由なく暮らしてきたお嬢様の麻見史緒。
史緒とは対照的にシングルマザーに育てられて貧乏で苦学生の緑川萌。
そんな二人は史緒が持っているオペラのチケットが余っている…という状況となり史緒と萌は二人でオペラを見に行く事となります。
オペラ劇場での休憩の合間、史緒は多くの業界人と楽しそうに会話をします。
史緒の取り巻く華やかな世界を目の辺りにした萌は自分がみじめな気持ちになりひがんでいってしまいます。
その直後、史緒は自宅に戻ると父親から衝撃的な事実を聞かされます。
それは父親の経営する会社が倒産したというものでした。
史緒は卒業後、海外へ留学することが決まっていましたがその話ももちろんなくなり途方に暮れていました。
そこで大学の先生からオペラのコンクールを進められます。
それは素人ならだれでも応募のできるオペラコンクール、金賞はイタリア留学です。
史緒はさっそくそのコンクールに応募することにしました。
そしてまた、生活に困窮している萌もこのコンクールに応募してたのです！
『プライド』登場人物紹介！
『プライド』の主要な登場人物を簡単に解説します！
麻見 史緒（あさみ しお）
母は有名なオペラ歌手であった木原さわこ、父は会社経営者という恵まれた環境に生まれた生粋のお嬢様。
高いプライドの持ち主で気高いお嬢様ですが素直で正直な性格です。
母親である木原さわこは史緒が幼い頃に亡くなっており、その為若干のファザコン気味です。
無一文になった史緒を何かと助けてくれた池之端 蘭丸（いけのはた らんまる）に恋心をいだきます。
しかしオペラの道を諦めきれず海外留学の為に神野 隆（じんの たかし）からの契約結婚に承諾します（神野に資金援助をして貰うかわりに結婚するという契約結婚）
ヒョンスくんの作画ってなんだろう〜〜〜〜〜っておもってたんだけどやっとわかってしまった 彼は一条ゆかり作画 プライドの史緒とかモロ pic.twitter.com/LN56oL4R1i
— 桶 (@Pasuta_Obake33) February 8, 2023
緑川 萌（みどりかわ もえ）
オペラ歌手を目指す苦学生。
史緒とは対照的な家庭環境にあり、父親はおらず唯一の肉親の母は金と男にだらしなく萌が働いて得た授業料に手を出すような母親です。
そんな母親を萌は殺したいほど憎んでいます。
可愛い顔に似合わず僻みっぽく残忍な性格をもち、恵まれた環境の史緒が気に入らず何かと攻撃的な態度を取っています。
史緒の婚約者である神野 隆に好意を寄せてます。
一条ゆかり「プライド」の萌 pic.twitter.com/aQRhL2eNEV
— 龍玄だりあ (@RYUGEN_D) April 3, 2021
池之端 蘭丸（いけのはた らんまる）
史緒と同じ大学に通う音大の生徒。専攻はピアノ。
史緒の父親の会社が倒産し、史緒が生活に困ってるときも何かと助けたあげたことから二人の関係は始まります。
徐々に蘭丸に惹かれる史緒とは対照的に蘭丸は史緒に対しては恋愛感情はありませんでした。
ピアノを弾き作曲している蘭丸は自分の曲のイメージがかきむしられるような、どうしてもその子に曲を捧げたくなるような自
分だけのディーヴァ（女神）を探していました。
神野 隆（じんの たかし）
レコード会社クィーンレコードの御曹司であり副社長。
家族からそろそろ身を固めろとうるさく言われてる際に史緒に出会います。
父親の倒産の件で海外へ留学ができない史緒に、結婚することで資金的な援助をするという取引を持ち掛けます。
非常のドライな提案で愛が無いような取引ですが、実は神野は史緒の母親である木原さわこが初恋の人であり母親の生き写しである史緒に一目ぼれをしていたのでした。
『プライド』最終回に至るまであらすじ紹介！史緒に憎悪を向ける萌…
『プライド』の最終章までのあらすじを紹介します。
史緒に憎悪を向ける萌…
同じ音大生で、同じようにオペラ歌手を目指す萌と史緒ですが、二人の人生は全く違います。
小さな頃より何不自由なく暮らし、両親にも愛されてきた史緒とは対照的に萌の人生は壮絶です。
萌は酒と男に溺れる母親に「産まなければよかった」と日々罵倒されています。
設備が悪くレベルの高くない音大に通ってますが、その学費も自分でバイトして稼いでます。
そのバイトのハウスクリーニングで史緒の家に訪れた萌は、史緒の生活を見せられどんどん自分が惨めになっていきます。
ロンバケのキムタクぐらい髪が暴れてしまい邪魔になったので自分でザクザクと雑に切ったら、一条ゆかり｢プライド｣に出てくるコンプレックス・モンスターの緑川萌の髪型になりました pic.twitter.com/fkRSsuDujg
— サラ (@Chuchnsdboy) May 25, 2019
父親の会社が倒産し留学する資金のない史緒は素人のオペラコンクールに応募します。
そのコンクールは金賞がイタリア留学できるというものでした。
史緒と同じようにお金のない萌もそのコンクールに参加していました。
そこで萌は表向きには史緒には嫉妬してる顔など見せず、史緒の歌を褒める始末でした。
しかし最終審査で史緒が舞台へ向かう途中、萌は史緒を引き止めます。
萌は史緒にいいます。
「ねぇ麻見さん」
「木原さわこが何の事故で死んだか知ってるんですか？」
「自分の娘をかばって車にひかれて死んだんですって」
その事実を知らなかった史緒は衝撃を受けます。
萌は更に「かわいそうな木原さわこ」「あなたをかばって死んだのに」と言い放ちました。
史緒は母の死の真実に動揺したまま舞台に出ますが、思ったように声が出ず金賞を逃してしまいます。
そして史緒を蹴落とした萌は金賞を獲得しイタリア留学への切符を手に入れます。
その後も萌は史緒を嫌い続け、なにかにおいて突っかかるのでした。
史緒と萌…相性も関係も最悪！しかしユニットを組むことに
父親の会社が倒産後、史緒は生活費を稼ぐために蘭丸に誘われて、蘭丸の母親がオーナーをしているクラブのプリマドンナとして働きはじめます。
蘭丸がピアノを弾き、史緒は歌います。
そのクラブには、萌もホステスとして働き始めました。
萌がクラブで働くと決めたのはイタリア留学までの大学の学費を稼ぐ為と大人としての上品の振る舞いを身につけるためでした。
そんなある日客からのリクエストで、萌と史緒はデュエットをすることになりました。
いやいやながらも仕事と割り切って歌った二人でした。
しかし一度歌いはじめると二人は互いのデュエットに戸惑いを覚えます。
「なに？この感じ…歌いやすい声が気持ちよく出せる」と史緒は衝撃を受けながらも歌うことの気持ちよさを覚えます。
萌もまた自分の声なのに私の声じゃないみたい「私ってこんなに上手かった？」と衝撃を覚えました。
萌と史緒は初めて一緒に歌ったのにまるで何年も前から一緒に歌ってるような気になります。
萌と史緒は性格の相性が最悪でも歌の相性は抜群でした。
萌のムードに流されやすい不安定な歌い方を史緒がしっかりと支え、のびのある史緒の美しい声が萌の表現力を印象付ける。お互いの足りない所を補いあい、お互いの長所を高めあう。そんな二人の歌声に蘭丸は自分の探してたディーヴァは萌と史緒の二人だったんだと確信して３人でユニットを作ろうと誘いSRMという３人のユニットを結成します。（Sio Ranmaru Moeの頭文字をとってSRM）
史緒の恋の行方は？
父親の会社が倒産し、史緒が生活に困ってる時に何かと世話を焼いてくれた蘭丸。
史緒は蘭丸の優しさに触れて徐々に蘭丸の事が好きになっていきます。
ただ蘭丸への気持ちがあやふやな時に神野に取引結婚をしないかと持ちかけられます。
神野は家族から身を固めろとうるさく言われており、そこでオペラ劇場で出会った史緒に結婚相手として目をつけます。
自分と結婚するかわりに留学費用は全額負担する、歌も好きなようにやって構わないという神野のあまりにもドライな提案を持ちかけられます。
蘭丸の事が気にはなっていますが、肝心の蘭丸は優しくはしてくれますが自分には恋愛感情がない事に傷つきショックを受けた史緒は神野との契約結婚を受ける事にします。
神野と史緒がそんな取引を結んでるとは知らず神野に恋心を抱いていた萌はその事を知った時、いつも自分の欲しい物をすべて持っていく史緒に怒りが爆発。
我を忘れ史緒に襲いかかりました。
史緒と婚約中の神野…神野を諦めきれない萌は
SRM結成後しばらくして萌はイタリアに、史緒はウィーンに留学。
蘭丸もNYで活動するようになっていきます。
3人がそれぞれ離れていてもSRMのユニットは解散していませんでした。
ある日SRMのCDレコーディングとCM撮影のため、３人はそれぞれ日本に集まることになります。
CMの撮影で海にきてた３人。
撮影中に史緒は波に飲まれてしまいます。
史緒は蘭丸と萌に助けられ病院に運び込まれます。
婚約者である史緒が病院に運ばれたと聞き慌てて病院にやってきた神野。
神野の帰り際に萌は無理やり神野の車に乗り込みます。
萌はイタリア留学後の待遇について誓約書を求め、神野に言及します。
萌との話の最中、神野の車は接触事故を起こしてしまいます。
神野は接触した親子にも目もくれず車を発進させ逃げ出します。
慌てて史緒の元にやってきた神野はお正月ということもあり実は多少のお酒を飲んでいました。
更に自身の会社の株主総会を控えていた為、接触事故が公になる事が困るためそのまま逃げ出してしまいます。
しかし萌は接触事故で車が当たってしまった親子の元へ行き、神野に１０万を出させて、その１０万で和解させます。
そんな萌の姿に神野はついほだされてしまい、神野と萌は一夜を共にしてしまいます。
萌の妊娠
神野との一夜を共にした後イタリアに戻った萌は少しだけ状況が好転しはじめます。
萌は順調にコンクールの準備を進めていましたが、萌はある日自分が妊娠している事に気づきます。
イタリアで住む場所を確保するために付き合ってるマルチェロか神野か。
どちらかの子供を身ごもって戸惑います。
日本に帰国した際に病院で妊娠日を逆算してもらい、神野の子だと確信を得た萌。
しかしそんなところに金に汚い母親がやってきて神野からお金をむしりとるように言われます。
母親からの追及を逃れるため、子供は堕ろした事にしてイタリアに一人で戻ります。
萌は子供を一人で育てる覚悟を決めました。
漫画映画完結ラスト『プライド』最終回結末ネタバレ！のその後の最後はどうなる？
『プライド』の最終章のネタバレです。
徐々に神野に心を開き神野の事が好きになっていく史緒。
神野の子供を身ごもった萌。
この二人は一体どうなってしまうのでしょうか？
SRMのレコーディングの為に帰国した史緒と萌
SRMのレコーディングのため3人共が日本で集まります。
その時にはもう妊娠中の萌のお腹はすごく大きくなっていました。
久々に3人で音を合わせますが、妊娠したことで萌は棘の落ちた優しい歌に。
教科書通りの優等生な史緒の歌は神野との関係が落ち着き艶のある魅力的な歌になっていってました。
蘭丸のピアノの腕も磨かれていて、音合わせはスムーズに終えることができます。
レコーディングの休憩中に、萌は愛おしそうにお腹を触りながら歌っているのを史緒は見かけます。
史緒はそんな萌の姿を見て、初めて萌のことを美しい人だと思います。
ずっと満たされず他者を僻み欲しがってばかりいた萌。
しかし今は与える喜びに満ちています。
史緒は、人はこんなにも変わる事ができるのかと驚きます。
「今のあなたは素敵だわ。あなたと歌える事は私の誇りよ。ずっと一緒に歌っていきたい。」
何よりも自分の誇り（プライド）を大切に生きている史緒に、「私の誇り」だと言われた萌。
その時初めて自分がどれほどの史緒に酷いことをしてきたのか気づくことができます。
（神様、私はもう二度とこの人を傷つけたくないです！）と萌は強く思いました。
お互いを認め合い、優しい笑顔を交わす史緒と萌。
翌日レコーディングを無事終え別れ際に、萌は最後のお別れを史緒に言います。
「イタリアで子供産んで育てるの！だから史緒さんとはここでお別れを言います！ごめんなさい！ありがとう！！」
萌はこのまま史緒に父親が誰かは言わないまま去ることにしました。（実は萌は父親が神野であるとは史緒に一度言ったことがありますが、その時は史緒は信じませんでした。）
萌の妊娠を知った神野
二人のわだかまりが解けて、お互いに優しい気持ちになれた史緒と萌。
しかし、一方神野は悩んでいました。
神野は萌の子供の父親が自分であると知っていました。
萌には一人で育てると言われてはいましたが、史緒に嘘を付き続ける事は無理だと思い全てを告白します。
神野から萌のお腹の子の父親が神野だと聞いた史緒は、ショックを受けます。
「結婚は取引だって言ったのは、こういう事なんですね。自分は申し分のないほどの援助と自由をもらっているのに、あなたの自由は考えもしなかった。」
その事を神野は否定しますが、史緒は受け入れることができませんでした。
神野のことが許せず、史緒は結婚破棄を告げます。
今まで神野から権利ばかりをもらいながら、結婚という義務を拒絶する史緒は身勝手なことだと分かっていましたが、このまま結婚して「私はあなたが望むような妻にはなれない！」と言い放ちます。
史緒は「ごめんなさい」と謝り涙を流して神野の元を去ります。
史緒に拒絶された神野。
覚悟は決めてたものの神野はやはりショックは受けていました。
口ではこの結婚は取引だ。と言ってましたが、本当は史緒に一目惚れしていた神野。
しかし、婚約破棄になっても史緒の未来を守るために、援助は今まで通りすることを決めます。
史緒と神野の結婚は3日後に行われる予定でした。
一方、結婚式は中止と聞いた神野の秘書の有森は、なんとか会社の為にも結婚式だけでもやってもらえないかと奮闘します。
有森は、神野には内緒で史緒の説得を蘭丸の母親に頼みます。（蘭丸の母親は史緒と萌が働いてたクラブのオーナーです。）
母親から史緒と神野の事情を知った蘭丸はすぐに史緒の元へ駆けつけます。
蘭丸は史緒の本心を聞き出し、史緒が後悔しない選択を進めます。
蘭丸は史緒が神野の事を愛し始めてる事に気づいてました。
「好きだから嫌なんだよ！言いたくないけど愛してんの！」
かつて好きだった蘭丸にそう言われて、史緒ようやく神野のことが好きだと自覚をしました。
自分の気持に気づいた史緒はすぐに神野の元へ行き、自分の気持ちを伝えます。
「ばか！他の人を触らないで！あんな辛い思いをさせるなんて酷い。一生かけて償って下さい！」
史緒のこの言葉で二人は仲直りをし、結婚式も予定通り行われることになります。
萌の出産
萌は元々SRMのレコーディングの為に日本に帰国したのではなく、幼い頃より自分を大事にしてくれてた“ふみよおばちゃん”が心臓の手術をすると聞いて日本に戻っていました。
SRMのレコーディングも終わり史緒に別れを告げ、ふみよおばちゃんの手術も無事終わったので、イタリアに戻る前に感謝の気持ちを込めてふみよおばちゃんの店を掃除をしていました。
「今頃、史緒さんと神野さんの結婚式かな。幸せに、誰よりも幸せになりますように。」
史緒にした今までの行為を悔いて、心から史緒と神野の幸せを願ってるところに萌の母親がやってきます。
萌の母は子供を神野の子だと公表しろと言ってきます。
萌は抵抗し反論しますが、萌の母は決してお金が欲しいだけではなく、子供には父親が必要だと思ってるからだと萌に言います。
今まで自分に酷い仕打ちしかしてこなかった母親でしたが、この言葉を聞いて母親なりに自分を愛してくれていたのだと萌は知りました。
萌は嬉しくて泣きじゃくっていたその時、地震が起こります。
ふみよおばちゃんのお店は老朽化しており、地震により崩壊しはじめます。
そして萌と母親は建物の下敷きになってしまいますが、母がとっさに萌をかばいます。
「私だって何か1つはあんたのためになりたい！」
萌とお腹の子は守られましたが母は建物の下敷きになり亡くなってしまいました。
母が亡くなる所を目の当たりにしてしまった萌。
ショックで破水してしまい今にも産まれそうな状態になりますが、弱気になり泣いていました。
「私のせいでママが死んだのに、こんな私が子供育てるなんて無理。だめ！こわい！私じゃ無理！」
そのまま病院に運ばれた萌。
萌が危ないと聞き史緒が萌の元に駆け付けます。
弱気になりパニックになっている萌に史緒は言います。
「産みなさい！あなたのママが命をかけて守った命をこの世に送り出すのはあなたの使命よ！私が育てる。あなたは産むだけでいいわ。そのくらいできるでしょ。」
史緒の言葉にパニック状態だった萌は正気に戻り、なんとか女の子を出産することができました。
「史緒さんみたいに育てたい。自分に誇りを持って生きて欲しい。あなたは私の憧れなの。」
その言葉を最後に萌は亡くなってしまいました。
それから、3年後。
萌が亡くなった後、萌の娘は美恵と名付けられ神野と史緒の養女として引き取られました。
史緒はオペラ歌手となり世界中を飛び回ってました。
史緒は公演が終わり自宅に向かいます。
そう今日は美恵の3歳の誕生日。
家には美恵の誕生日を祝うため、家族や蘭丸が集まっています。
美恵はその後順調に成長しており、今では蘭丸のお嫁さんになりたいと言ってます。
史緒は神野と美恵、家族の待つあたたかい家に帰るのでした。
『プライド』読者の評価や感想は？
一条ゆかりの『プライド』を十数年ぶりに一気読み。一条ゆかりの何がすごいってさぁ…展開だけならものすごいご都合主義で少女マンガちっくなのに、貧乏で毒親育ちの萌は不幸になり、裕福で愛されて育った史緒は幸せになるとかそういう超不動の真理だけは絶対に揺るがないとこだよ…
— くぽい (@Q4udkvmkxNrOXnR) April 18, 2023
一条ゆかりの『プライド』を読み返してるんだけど……神野さ～～～ん！！！！！いや昔読んだ時も嫌いじゃないというか好きなタイプですらあったんだけど、史緒クンのお相手は蘭ちゃん一択でしょう！としか思えなくて神野ルート解せなかったんだけど……トシをとって染み渡る神野のよさよ……🤭
— ミユ (@miyuchiha) April 14, 2023
一条ゆかりさんのプライドとか、
昔よく読んだなぁ。今携帯の無料で観てた。— やまだ多恵 (@NwMb0DsaTHI6M0v) April 14, 2023
一条ゆかりのプライド読み終わっ…えぇー…
いやそこがハッピーエンドになるのは最高なオチだしホント良かった、泣いた…
えええええーでもそこそうなる必要あった…？
なんでそうなる…可哀想過ぎない…？普通に生みの親と育ての親でみんなで育てるで良く無い…？酷い…— まゆmi (@mayumixtt) April 11, 2023