今回は、スペードのクイーンのゲームについてご紹介していきます。
チェックメイトとは、どのようなゲームなのか？またスペードのクイーン・リサの正体や原作では登場するのか？など徹底解説していきます。
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『今際の国のアリス』スペードのゲームとは？
今際の国で繰り広げられるゲームはトランプのマークと数字を模しており、それぞれのマークで特徴があります。
心理型と呼ばれ、相手の心の読みあいが行われる♡（ハート）
バランス型であり、チーム戦で行われチームワークが重視される♧（クラブ）
肉体型、身体能力が試される♤（スペード）
知能型、知識や閃きを試される♢（ダイヤ）
数字は高いほど難易度が高いことを示します。
スペードのゲームは肉体型と呼ばれるだけあり、非常に過酷なゲームになります。
アクション映像が派手で見応え充分なゲームです。
スペードのクイーン『チェックメイト』のルールを解説！
♤のQ（スペードのクイーン）チェックメイトはシーズン２の5話・6話で放送されたゲームです。
このゲームについて解説していきます。
チェックメイトは、工場のような場所が舞台のゲームです。
参加者は全員背中にボタンがついた装置を装着させられます。
クイーンチーム4名、チャレンジャーチーム16名でスタートします。
各チーム5分間を16ターン行い、相手チームにボタンを押されると電流が流れてしまいます。
そしてそのターンは動けなくなり、次のターンからは相手チームとして行動しなければならなくなってしまいます。
例外として各チーム代表者として「王」の存在がおり、「王」はボタンを押されてもチームが変わることはありません。
16ターン終了後に最終的に人数は多かったチームの勝利となり、負けチームのメンバーと「王」は死亡します。
そのため、少なくともどちらかの「王」は必ず死んでしまうというゲームです。
クイーンチームの「王」はもちろんスペードのクイーンであるリサが努めます。
チャレンジャーチームの「王」はスペードのクイーンの指名によって、ウサギと行動を共にしていた、今際の国で生きられる権利であるビザがあと1日しかない少年・コウタが指名されてしまいます。
スペードのクイーン リサの正体は？結末ネタバレ！
スペードのクイーン・チェックメイトの結末はどうなったかをネタバレ込みで解説していきます。
ゲームが始まると、このゲームでは暴力が禁止されておらず、無理やりボタンに触れることが出来ることが明かされます。
スペードのクイーン・リサが圧倒的な身体能力を武器に次々とチャレンジャーチームのメンバーをクイーンチームに取り込んでいきます。
さらに、実はクイーンチームの4人も元々はプレイヤーであり、クイーンチームに入れば安全に生き残れることが出来るとチャレンジャーチームのメンバーに対して勧誘をします。
クイーンチームの人数が徐々に増えていくと、勝っているクイーンチームに入れば安全に生きられると考え、自らクイーンチームになる者も現れ始めます。
スペードの肉体型のゲームですが、ゲームが進んでいくとまるでハートのゲームのような心理戦の様相を展開していきます。
13ターン目に入った時にはついにチャレンジャーチームはアリス、ウサギ、コウタの3名だけになってしまいました。
絶望的な状況下で、リサはアリスのことがタイプだと言い、アリスに狙いを絞ってきます。
ウサギはそれを許さないとアリスを庇うように肉弾戦で対抗しますが、圧倒的な実力差によってボロボロにされてしまいます。
リサはウサギのボタンを押すことはせず、いたぶります。
チャレンジャーチームの「王」であるコウタを守るために戦うというウサギに対してリサは偽善者と罵ります。
しかしウサギは決して諦めません。
その間アリスは、クイーンチームに引き入れられた参加者たちに対して、ゲームに勝って生き残ることよりも元の世界に戻ることの重要性を訴え説得していました。
それによって参加者たちの心に変化が訪れ始めます。
残り2ターンとなったところで、アリスは追い詰められたフリをして相手を油断させて、ターン切り替わりのタイミングでクイーンチームに対してアタックを仕掛けることに成功し状況は一変します。
そして最終的にはチャレンジャーチームが一致団結し、1対19でリサ以外の全ての参加者を取り込むことに成功し、チャレンジャーチームの勝利で幕を閉じます。
素直に負けを認めるリサに対して、アリスはゲームに勝てば元の世界に戻ることが出来るのかと問い詰めます。
しかしリサはハッキリと言うことはしません。
「元の世界に戻れるかは、全てのゲームが終わった後のお楽しみ。」
と言い残し自ら高所から飛び降ります。
潔く自ら死を選んだ姿には、最後まで気高いクイーンの姿を見せたリサには、敵キャラながらカッコいいと話題になりました。
スペードのクイーンはオリジナルで原作漫画にはない？
スペードのクイーンのゲームは、原作漫画には特に描写がなく、ドラマ完全オリジナルストーリーです。
スペードのジャックやクラブのクイーンはマヒル、クイナがクリアしたという描写もありましたが、スペードのクイーンに関してはダイジェストのようなものもなかったため、誰がどうクリアしたのかもわかりません。
しかしスペードのクイーンは今際の国のアリスの世界観にマッチしており、他のゲームと比べても遜色ない完成度でした。
オリジナルでここまで面白く魅力的なストーリーとキャラクターを描けるというのは、称賛と驚きの声が多かったです。
スペードのクイーン リサ役の女優は誰？キャスト紹介！
スペードのクイーン役は山本千尋さんです。
山本千尋さんは映画「キングダム」に出演した際も壮絶なアクションシーンが話題になった女優さんです。
そのアクションを超えるほどのアクションシーンをこの今際の国のアリスシーズン2では演じています。
自身が筋肉をつけすぎたと語るほど、山本千尋さんが仕上げてきたこの芝居では、土屋太鳳さん演じるウサギとのバトルシーンは特に必見です。
この今際の国のアリスはシーズン1から映像技術とアクションのこだわりは強く話題になっていました。
このシーンの撮影に向けて、アクション部の方々とパルクールの指導をはじめアクションに対するディレクションは細かく行われたそうです。
山本千尋さんは元アスリートで、中国武術をやっており、世界大会で槍術や長拳という部門で優勝を飾るなど輝かしい成績を残していました。
さらにプロボクサーの資格も有しており、身体能力は折り紙付きです。
ジャニーズJr.のグループが主演を務める舞台「JOHNNYS’ World Next Stage」では、中国武術・剣術の指導も務めています。
ボクシングに殺陣、中国武術と幅広いスキルを持つ山本千尋さんはいまやアクション業界には必要不可欠な女優さんになっています。
山本千尋さんはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」など話題作にも出演しており、今後の活躍にも要注目の女優さんです。
スペードのクイーン チェックメイトのロケ地はどこ？
スペードのクイーンのロケ地には北九州の火力発電所だと言われています。
二酸化炭素が出にくい工場、と言われている場所だそうです。
工場のような場所が舞台のゲームで、鉄階段やはしごが無数に散りばめられた場所で行われました。
迷路のような作りになっていて、スペードのクイーン・チェックメイトでは、抜群の身体能力を誇るリサから逃げる参加者の映像などは臨場感溢れるシーンになっていました。
またリサとウサギのアクションシーンでは、鉄はしごや柵を用いたパルクールの動きを組み込んだ、躍動感溢れる姿を見せてくれます。