本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。
違法手段ではないので、安心してください。
『太陽が見ているかもしれないから』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『太陽が見ているかもしれないから』はこちらの集英社が運営する漫画アプリ『マンガMee』にて全巻無料で読むことができます。
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『マンガMee』では、『太陽が見ているかもしれないから』第1巻から最終巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。
安心安全に、そしてタダで『太陽が見ているかもしれないから』を最終巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。
『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
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また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。
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半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!
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オススメ漫画アプリ紹介
上記で紹介した『マンガMee』以外にも講談社が運営する漫画アプリ『マガポケ』や小学館が運営する『マンガワン』も特にオススメです。
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「無料でマンガを楽しみたい!」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
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こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています。「無料で多くの有名漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。
次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『マンガMee』の基本的な使い方
『マンガMee』では、アプリ内アイテムである『チケット』と『ボーナスコイン』を使用して読むことになります。
簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。
『太陽が見ているかもしれないから』も1日に最大5話まで読み進められます。
ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテム『チケット』『ポイント』のそれぞれの使い方を簡単に説明します。
『マンガMee』のチケットとは?
『チケット』はチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。
各作品ごとに1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。
つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです。
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『マンガMee』のボーナスコインとは?
『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます。
マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)
↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。
「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。
1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)
また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!
1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。
単行本にすると1~2冊分です。
このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!
アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。
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『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む
『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります。
その仕組みがこれ、
見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
- チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
- 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
- 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む
以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。
遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/
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『太陽が見ているかもしれないから』読者の評価や感想は?
太陽が見ている(かもしれないから)
潔く柔く 読んだ!どちらも登場人物みんなクセありで性格も重いな〜って思うんだけど、実際人間の本質に近いよね。こういう性格の人嫌だって思うんだけど、心の中では自分にもこの感情あるよなってドキリとさせられた。面白い漫画でしたよ。— corocoro (@1205nacci) May 23, 2021
『太陽が見ている(かもしれないから)』という少女漫画、最近読んだ中で一番面白いな
— もてぃ氏🐹 (@mtmtchiii) March 16, 2021
太陽が見ているかもしれないからが面白すぎる。
面白い。
久しぶりにぐーーーーーときた。
いくえみ綾良い。めちゃくちゃ良い!— HappyPerson (@Happy_OL_) August 10, 2017
いくえみ綾のマンガは面白い。
私・空・あなた・わたし、プリンシパル、太陽が見ている(かもしれないから)はぜひ見てほしい。— トヨナガアキヒロ@副業プロデューサー (@t040aki) April 17, 2017
私は連載中の「太陽が見ている(かもしれないから)」が友達にもオススメするくらい好きなんですが、昨日一から読み直したら、普通にストーリー暗かった(笑)単に面白いよって言うと語弊があったかも。綺麗で意味深なモノローグが満載で心が揺さぶられるんだよ。。
— anuy (@u77777) April 7, 2017
太陽が見ている(かもしれないから)面白いな。全巻読みたい。そして、恋愛漫画はむずがゆくなる😂
— hinaco (@rukooo9nina) April 9, 2016
太陽が見ているかもしれないからめっちゃ面白い…楡かっこよすぎでござる…
— 前川 楓/Kaede Maegawa (@K_S1082) April 4, 2016
あぁ、いくえみ綾の漫画はなんであんなに面白いんだ。太陽が見ている(かもしれないから)①②読んだ。楡大好きだ。哀しさと愛の溢れ方が絶妙だ。
— :✿+えいり゚+:✿ (@27oreiri) October 22, 2015
『太陽が見ているかもしれないから』あらすじ紹介!
主人公の深山 岬(みやま みさき)と廣瀬 楡(ひろせ にれ)、井田 日帆(いだ かずほ)の3人の恋愛模様が描かれた作品です。
中学3年生のとき、3人は出会い、大人になるまでの関係が描かれています。
岬、楡と日帆は、暗い過去や複雑な家庭環境で育ちました。
そんな3人は紆余曲折を経て、成長していきます。
恋敵の飯島(いいじま)兄弟も登場します。
最後は、岬と楡のハッピーエンドとなっています。
『太陽が見ているかもしれないから』見どころ紹介!
見どころ① 飯島兄弟の存在
サブキャラクターとして登場する、飯島兄弟はこの物語で重要な存在です。
この兄弟は優しく、それぞれが岬と日帆にどこまでも尽くすところが、見どころのひとつです。
兄は、日帆のことを好きになります。
しかし、日帆は楡と付き合ってしまいます。
それでも、日帆が楡と付き合っているとき、日帆と連絡をとり続けます。
目的は、日帆の不安を取り除くことです。
愚痴を聞くだけの存在でもいいと思っていて、見返りを求めず、尽くします。
弟は、中学3年生のときに岬に告白して、1回フラれています。
それでも諦めきれず、岬のことを想っていました。
岬と楡に距離ができたタイミングで、付き合うことになります。
付き合って4年の月日が流れたとき、岬から別れを告げられます。
しかし、楡のことが気になっていてもいいから別れないでほしい、と伝えます。
それほど岬に尽くしています。
見どころ② 猫が可愛い
フラットハウスの庭で、拾われた猫です。
名前は、レバサンです。
名前の由来は、レーズンバターサンドの略で、岬と日帆が名付けました。
レバサンの登場回数は多く、とにかく可愛いしぐさが見どころです。
作者が猫を飼っているので、細かい描写が魅力的です。
飯島(弟ののほう・岬の彼氏)にはなついていないけど、楡にはなついているのが面白いです。
レバサンが、赤ちゃんのときから面倒をみているので、成長する姿がみられます。
猫好きには、たまらいと思います。
話と話の間にある、空白ページに描かれているレバサンにも癒されます。
見どころ③ 三人の恋愛模様
なんといっても、一番の見どころは、三人の恋愛模様でしょう。
太陽が見ている(かもしれないから)は、登場人物が少ないのが特徴の作品なので、心情の変化が細かく描かれています。
楡とキスしたことを、岬が日帆に告げるシーンは切なさ全開です。
また、楡が3人でフラットハウスに住めばいいと言うシーンも、岬と日帆の気持ちを揺さぶります。
三人の成長や関係の変化、その時々の感情の揺れ動きに胸が苦しくなったり、ハラハラします。
さらに、3人各々の特に見どころだと思ったところを挙げてみます。
<楡> 楡が好きなのは、岬なのか日帆なのか、本心が分からないように話が進みます。
楡の本当の気持ちが知りたくて、続きをもっと読みたくなります。
<日帆> 今まで友達がいなかった日帆にとって、岬は初めて友達になれた、唯一の存在です。
楡のことが好きだけど、それよりも大好きな岬を失いたくない、という気持ちの葛藤が切ないです。
<岬> フラットハウスで、楡にアプローチするも失敗に終わり、その後、飯島と付き合うことになります。
その後、自分の気持ちに嘘をついていることに気づいて、再度楡にアプローチするシーンは、ドキドキします。
見どころ④ 岬と日帆の友情関係
二人は恋敵だけど、ドロドロしている感じはなく、お互い尊敬しあっている関係です。
日帆にとっては、初めてできた友達であり、岬のことが大好きです。
岬も日帆に気を使って接している感じは全くなく、正直に気持ちを伝えています。
この二人の友情関係は、素晴らしいものがあります。
見どころ⑤ ハッピーエンド
最後のページでは、日帆から届いた手紙を読む、岬と楡が描かれています。
以前住んでいた、フラットハウスで一緒に暮らしていて、レバサンも一緒です。
岬の左手の薬指には、指輪がつけられています。
日帆とも変わらず友達で、二人はハッピーエンド、となります。
『太陽が見ているかもしれないから』wiki登場人物紹介!
深山 岬(みやま みさき)
私生児(法律上の婚姻関係にない男女間に生まれた子のこと)で、家に居場所がないと感じています。
母親の恋人に襲われそうになったこともあります。
学校でも、友達に馴染めずにいます。
自分のことばかり主張してくる友達に、うんざりしています。
そんな状況を変えてくれたのが、楡です。
明るくて、心優しい女の子です。
廣瀬 楡(ひろせ にれ)
家業が貸金業を営んでおり、お金持ちです。
小さいころ友達の親が、自分の親の貸し金業の取り立てにあい、一家心中したことがあり、心に傷を負っています。
日帆の親に取り立てに行ったとき、日帆の親が楡に怪我を負わせました。
成長しても、その時の傷がおでこに残っています。
どことなく影のある、かっこよく、モテモテの男の子です。
井田 日帆(いだ かずほ)
親が、楡の家業の貸金業に追われたことで、おじさんとおばさんに育てられます。
ですが、楡のことは恨んでいません。
楡とは、小さいころに会っています。
その頃から、楡のことが好きです。
岬に出会うまでは、友達が一人もいませんでした。
物静かな女の子です。
『太陽が見ているかもしれないから』作者は誰?
作者は、いくえみ 綾(いくえみ りょう)さんです。
1964年生まれの北海道出身で、女性漫画家です。
他の作品に「バラ色の明日」、「潔く柔く」があります。
「G線上のあなたと私」は、2019年にテレビドラマ化されました。
猫好きの一面もあります。
『太陽が見ているかもしれないから』序盤ネタバレ紹介!
第一回
この物語は、主人公の深山 岬(みやま みさき)が、中学3年生のときから始まります。
岬は、学校でも家でも居場所がないように感じている女の子です。
学校で、友達の美優(みゆう)に漫画を早く貸してほしい、と言われます。
岬の心の中は1冊失くしたのが見つからない、自分で漫喫で読めばいいのに、と思っています。
そんな学校生活を送っていると、岬は飯島(いいじま)から告白されます。
しかし、岬は好きな人はいないけど、なぜか乗り気になれませんでした。
飯島から詰め寄られ、逃げてしまいます。
家では、母親にそばを食べに誘われますが、岬は断ります。
岬は私生児(婚姻関係を結んでいない両親のあいだに生まれたこども)なので、自分の意見をあまり言わず、静かに生活しています。
休み明け、学校に美憂が読みたがっていた漫画を持って行った岬。
しかし、美優はそんなのもういらない、と空返事します。
岬は、ますます学校にいるのがイヤになっていきます。
そんなときに登場するのが、廣瀬 楡(ひろせ にれ)です。
楡は、親が貸し金業を営んでいます。
金持ちで、かっこよくモテモテです。
しかし、自分の親が友達の親を取り立てて、一家心中させてしまったという悲しい過去があり、心に傷を負っています。
席替えで、楡のとなりになった岬。
そこから二人は、いつも一緒に行動するようになります。
岬は、友達の美優たちといるのは、うんざりしていました。
楡と過ごすことで心が軽くなり、毎日が楽しくなっていきます。
楡の高校の志望校に、岬も入学したいと思い始めます。
見事、楡と同じ高校に入学した岬。
高校でも、いつも二人は一緒にいて、楽しく過ごしていました。
楡は高校入学祝に、父親に「フラットハウス」をプレゼントしてもらいました。
岬と楡は、フラットハウスで一緒に過ごす時間が増えていきました。
岬は、フラットハウスで寝泊りをし、家に帰るのは週に1・2回になっていました。
そこへ入学式の前日に、はしかになってしまい、登校できていなかった井田日帆(いだ かずほ)が登場します。
日帆は、楡を見てすぐに声をかけます。
昔、日帆の親が、貸し金業に追われていました。
それが、楡の親の貸し金業だったのです。
日帆は、自分の親が楡に怪我させたことを、ずっと申し訳ないと思って過ごしていました。
日帆の父親が、貸金業の息子(楡)のひたいに怪我をさせたのです。
日帆も暗い過去を抱えています。
叔母と叔父のいる家で育ったのです。
そのため、遠慮して暮らしてきました。
それから岬、楡、日帆の三人は、フラットハウスで過ごすことになります。
第二回
岬と楡が、フラットハウスで草むしりをしていると、日帆が現れます。
日帆が、二人でなにをしているのかたずねると、岬の誕生日プレゼントとして草むしりをしていると答えます。
日帆は、まだ二人に敬語で話していて、いつになったら敬語をやめるのか岬と楡につっこまれます。
日帆がクッキーを持ってきたので、三人で食べることになりました。
日帆は、岬と楡がいつも一緒にいるので、付き合っているものだと思っていました。
本人たちに確認すると友達!と答えが返ってきてビックリします。
学校で、日帆が女の子たちに、楡について質問攻めされていました。
楡はモテるからです。
それをさりげなく、岬は助けてあげます。
日帆は、助けてくれてありがとう、と言います。
楡が岬に声をかけてきました。
岬は、今日はフラットハウスに行かないと伝えます。
それを聞いていた日帆に岬は、わたしがいなくても、フラットハウスに行けばいいのに。と伝えます。
日帆は、まだ勇気がでないと言います。
岬は、日帆に「楡のこと恨んでないの?」と聞きました。
日帆の両親が、楡の親の貸し金業に取り立てにあっていたからです。
日帆は全く恨んでいない。
逆に、楡は私の「おまじない」であることを伝えます。
自分の親が怪我をさせてしまった子(楡)は、今どうしているのか、いつも気にしていたのです。
それに対し岬は、楡の存在を「喜び」であるといいます。
フラットハウスで、楡と日帆が、過去の取り立てについて話しています。
日帆の父親が、楡に怪我を負わせたことについてです。
楡は、親が貸し金業の取り立てをしたことを日帆に謝ります。
日帆は恨んでいないし、こっちが悪い、と思っていることを打ち明けます。
これで、楡の親の貸し金業の脅しと、日帆の親が楡に怪我をさせてしまったことのわだかまりが解けました。
ある日、岬が家に夏服を取りに帰り、夜寝ていると、酒臭いにおいがしてきました。
義理の父が、近くにいたのです。
岬は、義理の父に襲われそうになります。
岬は逃げ出し、楡に連絡をして、迎えに来てもらいました。
楡になぐさめてもらいました。
三人は街へ、映画を見に出かけます。
楡は、岬と日帆のそれぞれにキーホルダーをプレゼントしました。
岬は黄色、日帆はピンクを選びました。
いつものように岬が、フラットハウスに入ろうと、鉢の下に置いてある鍵をとろうとしましたが、ありませんでした。
部屋に入ってみると、日帆がベットで寝ていました。
それをみた岬の感情が、揺れ動きます。
心のなかで、嫌いな色はピンク、とつぶやきます。
第三回
暑い夏の日、岬と楡はフラットハウスにいます。
暑いから、エアコンを取り付けよう、という話になります。
楡は岬に、フラットハウスで暮らしていることを、親に何か言われてるか、たずねました。
岬は、なにも言われていないと答えます。
すると楡は、それじゃあずっとここに住むといい、といいました。
でも、なぜか岬の心は、複雑な気持ちになります。
学校で、楡と日帆が話しています。
日帆が楡に、フラットハウスでずっと二人で暮らすのか、と質問します。
楡は、何でそんなことを聞くのか、たずねます。
さらに、あまり深く考えないで三人で暮らしたらいいじゃないか、と答えます。
そんな楡の態度に、日帆もモヤモヤし始めます。
野球部の3年生(岬が中学3年生のとき、告白をしてきた飯島の兄)に、日帆は告白されます。
エアコンの室外機を三人で買いにでかけているとき、告白をしてきた飯島の話になります。
付き合っちゃえばいいのに、と二人は茶化します。
日帆と岬が二人きりになり、告白されたことについて話をします。
岬は日帆に、飯島と付き合わないのか、聞きます。
日帆は、付き合わないと答えます。
だってこわい人だもんね、と日帆は岬にいいます。
岬は、日帆がこわいのは楡か、と意味深なことをいいます。
すると日帆は、岬はつよいんだね、と返します。
それを岬は、ピンクの気持ちはよくわからい、と表現します。
「ピンク」とは、日帆が楡にもらったキーホルダーのこと。
日帆は、かばんにつけています。
学校で、野球部の3年生の飯島が、日帆を教室にたずねてきました。
そのとき楡が近くいて、飯島は楡のひたいの傷を確認します。
同じ中学にいたよね、と絡んできます。
それを見た日帆は、楡を守るように、飯島に平手打ちします。
これをみた岬は、私の役目をとられた、と思います。
三人で、フラットハウスでくつろいでいると、外に怪しい人影があります。
楡が窓を開けると、そこにいたのは飯島でした。
飯島は、友達が楡の親の取り立てにあい、一家心中したのだと話します。
楡は、親のことは自分とは関係ない、といい返します。
そこで、飯島が土下座をします。
飯島は、謝りにきたのです。
その後、岬の携帯に飯島(同級生・弟のほう)から、連絡がはいります。
兄貴が悪いことをした、と謝ってきます。
飯島は、この前岬をみかけた、楡と付き合ってるんだろ、と聞きます。
岬は、寂しそうにただの友達、と答えます。
電話が終わり、外から部屋にはいると、親のことを言われた楡が、落ち込んでいました。
それをなぐさめていたのは、日帆でした。
岬のこころが揺れます。
私の愛している人をとらないでほしい、と思うのです。