本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。
違法手段ではないので、安心してください。
『ちびまる子ちゃん』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『ちびまる子ちゃん』はこちらの集英社が運営する漫画アプリ『マンガMee』にて全巻無料で読むことができます。
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『マンガMee』では、『ちびまる子ちゃん』第1巻から最終巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。
安心安全に、そしてタダで『ちびまる子ちゃん』を最終巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。
『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
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また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。
- この音とまれ!
- ヒロイン失格
- ハニーレモンソーダ
- 美食探偵 明智五郎
- ダメな私に恋してください
- 雛鳥のワルツ
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- 高校デビュー
- 俺物語
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- 椿町ロンリープラネット
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半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!
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また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する漫画アプリ『マンガワン』や集英社が運営する『ヤンジャン』も特にオススメです。
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- ダンベル何キロ持てる?
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「無料でマンガを楽しみたい!」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
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こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています。「無料で多くの有名漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。
次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『マンガMee』の基本的な使い方
『マンガMee』では、アプリ内アイテムである『チケット』と『ボーナスコイン』を使用して読むことになります。
簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。
『ちびまる子ちゃん』も1日に最大5話まで読み進められます。
ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテム『チケット』『ポイント』のそれぞれの使い方を簡単に説明します。
『マンガMee』のチケットとは?
『チケット』はチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。
各作品ごとに1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。
つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです。
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『マンガMee』のボーナスコインとは?
『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます。
マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)
↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。
「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。
1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)
また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!
1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。
単行本にすると1~2冊分です。
このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!
アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。
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『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む
『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります。
その仕組みがこれ、
見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
- チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
- 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
- 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む
以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。
遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/
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『ちびまる子ちゃん』の読者の反応や評価は?
ちびまる子ちゃんは漫画が最高に面白い
— 弦:)PH/DL (@YuDuuuuu) August 25, 2021
最近ちびまる子ちゃんの漫画読み始めたら死ぬほど面白かった。元々さくらももこのエッセイは好きだったけどそのテイストが漫画にも反映されてて最高。アニメしか見たことなかったから漫画がこんなに面白いとは思わなかった。コジコジも読みたい。
— 早乙女響子 (@agreement1212) July 9, 2021
最近ちびまる子ちゃんのことわざや慣用句の本を買ったら4コマが面白いってずっと読んでて。
娘、学習漫画は読んだことあるけど、普通の?漫画本は全然読んだことなくて。
小3女子にはどんな漫画がお勧めかな?
— タナカからの手紙 (@tanakaletter) June 30, 2021
ちびまる子ちゃんは面白いのぉ…進撃の巨人は面白いのぉ…こんなにも面白い漫画が読めてわしゃ幸せじゃ…
— ひなわ (@hinawa_8_sp) June 1, 2021
アニメも面白いけど原作のちびまる子ちゃんは本当に面白いのでみんな読んで欲しい…。好きな漫画はちびまる子ちゃんって言うと「え?w」みたいな反応されるの悲しい
— Yura (@Yura_edamame) May 30, 2021
持ってる『ちびまる子ちゃん』の漫画。何回読み返しても面白い
#ちびまる子ちゃん #さくらももこ #漫画 pic.twitter.com/GjGLlyjLZE— ビクくん(コマツナ少年) (@bikkle450) May 8, 2021
プライムビデオにちびまる子ちゃんあるんだけど、漫画にもある話は本当に面白い。
— – (@keitter615) April 20, 2021
『ちびまる子ちゃん』序盤ネタバレ紹介!
おっちゃんのまほうカードの巻
主人公は小学3年生の「さくらももこ」。通称”ちびまる子ちゃん”。
ちいさかったから”チビ丸”、女の子なので”子”をつけて、”ちびまる子ちゃん”と呼ばれています。
今日は一学期の終業式。
明日から夏休みの生徒たちは、「うれしー」「やっほー」と浮かれながら帰っていきます。
そんな中、まる子は炎天下の中、両手で抱え切れないほどの1学期の荷物を持ち帰っていました。
他の子どもたちはずいぶん身軽です。数日前から小分けにして持ち帰っているからです。
そんな中、ちびまる子ちゃんと同じくらいの量の荷物を持ち帰っている人を発見します。
どんな顔をしているのか興味本位に覗きこんでみると、なんとまる子のお姉ちゃん。
血は争えません。
2人で一緒に帰っていると、沢山の子どもたちの集団を発見します。
彼らの真ん中には一人のおじさんがいて、女の子の絵が描かれているカードを、一瞬で男の子の絵に変えてしまうという技を披露していました。
そのカードをおじさんは「まほうカード」と呼んでいました。
おじさんは、「これを持っていたら夏休み中大人気まちがいなし」「ほんとうは1万円するものを今日だけは特別に80円で売ってやる」と言います。
すると、見る見るうちにまほうのカードは売れていきます。
まる子とお姉ちゃんも欲しかったのですが、二人の手持ちのお金を合わせても70円。
一旦家に帰ってお金をもらおうと考えました。
お母さんからは、「そんなつまらないもの買うんじゃない」と断られました。
その様子を見ていたおじいちゃんがちびまる子ちゃんにもお姉ちゃんにもそれぞれ100円ずつくれました。(その後おじいちゃんはお母さんから怒られます。)
ちびまる子ちゃんとお姉ちゃんは、走っておじさんのもとに向かいます。
しかしそこには誰もおらず、おじさんはもう帰っていました。
2人はしょんぼりしてその場に立ち尽くします。
ちびまる子ちゃんは落ちている一枚のまほうカードを見つけました。
よく見てみると、女の子の絵と男の子の絵が半分づつ書かれていて、あれだけ売れていたまほうカードはインチキだということが分かりました。
2人はその事実にがっかりしましたが、不思議とおかしくなって笑ってしまいました。
せっかくお金をもらったからと、お姉ちゃんの提案で駄菓子屋さんにかき氷を食べに行くことにしました。
通信簿を家で見せることを憂鬱に思ったりしますが、明日から楽しい夏休みが始まります。
宿題をためたまる子ちゃんの巻
今日は8月31日。夏休み最終日。
毎日書くはずの日記は8月3日で止まっていて、ランドセルの中には未知なる大量の宿題がぎっしり。
なんとか終わらそうと慌てていると、友達2人が川原で遊ぼうと誘ってきます。
まる子は宿題を終わってないことがバレないように断ろうとしますが、「なつやすみの友」を2人が持ってきていると聞いて、答え合わせをして完璧にしたいという名目で「なつやすみの友」を借りることに成功します。
うつす気満々で取り掛かりますが、2人とも難しい文章問題は抜かしています。
借りる時に2人には「違っているところがあったら直しておいてあげる」と言ってしまった分、難しい文章問題を参考書で調べるはめになります。
やっと終わったと思ったら夜の9時。
お姉ちゃん、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、家族を総動員して(明らかに手伝ってもらったと分かる)28日分の日記を完成させます。
23時に思い出した工作の宿題は、家族から見捨てられ、自分一人で泣きながらやることになります。
工作では貯金箱を作りましたが、できは作った本人も二度と見たくないようなヘンテコリンなもの。
そして、やっと全ての宿題を終えることができました。
いよいよ2学期。
担任の先生が、夏休みの思い出を生徒一人一人に発表してもらった後、工作の宿題を見せて欲しいと言います。
みんなの作品は予想以上に上手です。
まる子は急いで作ったマヌケな貯金を見せるのが嫌で、見せたらすぐ捨てればいいと考えていました。
すると担任の先生の提案で、みんなの工作を後ろのロッカーの上に飾って授業参観日まで飾ってお母さんに見てもらうことになりました。
まる子が作ったゴミみたいな貯金箱は、日が経つにつれロッカーから転がり落ちたりして、ますますゴミっぽくなっていきます。
どうせならゴミと間違えて捨てられてしまえばいいというまる子の願いとは裏腹に、名札だけはどうしても剥がれず、誰が作ったものかすぐに分かってしまい何度もゴミ箱から拾い上げられてしまいます。
明日は授業参観日です。
まるちゃんは遠足の準備が好きの巻
明日は遠足。
まる子は遠足自体は疲れるので嫌いです。
しかし、遠足の準備は大好き。
学校ではバスの席順を決めたり、友達とお弁当を一緒に食べる約束をしてみんな浮かれています。
家に帰ると、いつもクールなお姉ちゃんのテンションも上がっていて、一緒にお菓子を買いに行こうと誘われます。
近所の子供たちも明日のお菓子を買いに来ていて、お菓子屋さんは混雑しています。
まる子には、200円という限られた予算内で遠足用のお菓子を買うときのコツがあります。
その1、まず100円くらいで量が多いお菓子を買う
これはみんなとのお菓子交換により、いろんなバリエーションを楽しむためです。
誰からも愛される高感度の高いお菓子を選んでおきます。
その2、自分専用に50円くらいのお菓子を買う
これは自分一人で楽しむためのお菓子です。
その3、最後の50円でいつも遊びながら食べているようなお菓子を買う
これは気付くとポッケに入っていたりするので嬉しい存在。
まる子もお姉ちゃんも自分たちのお目当てのお菓子を買い終わり、おまけに入れてくれたお菓子を自慢し合いながら家に帰ります。
家では、お母さんに明日のお弁当に入れて欲しいものを頼んだり、明日着ていく服を選んだりして、楽しい遠足の準備の時間が続きます。
お母さんに服装のことを質問しすぎて怒られることもあります。
まる子にとって、「遠足」は「遠足の準備」についてくるおまけのようなものなので、遠足の準備が終わったちびまる子ちゃんはぽかーんとしてつまらないと思うようになります。
翌日。
雨が降ってしまい、遠足は延期になってしまいます。
学校ではいつも通りの授業です。
みんながっかりしている中、まる子は内心喜びまくっています。
また来週、遠足の準備を楽しむことができるからです。
まる子は、今日のために買ったお菓子は今日食べよう、来週の遠足のためのお菓子はまた買いに行かないと、、、と妄想を膨らませています。
しかしその頃母は、まる子の企みを予想して、昨日買ったお菓子を来週の遠足に持っていってもらうため、見つからないように戸棚の奥に隠しているのでした。
いとこの七五三の巻
今日は七五三。
いとこのあけみちゃんとひろあきくんが今年7歳と5歳ということで、わざわざ遠くからおじいちゃんとおばあちゃんに晴れ姿を見せにくるようです。
まる子にとって、あけみちゃんは良い子でかわいいですが、ひろあきくんは生意気なのでかわいくありません。
内心、なんでわざわざ来るんだよと思っていました。
ひろあきくんは到着するなり部屋に入ってきてまる子に向かってビービー弾を打ってきます。
命中したので怒って追いかけていると、お母さんに見つかってまる子が怒られます。
おじさんとおばさんに挨拶を済ませ、お姉ちゃんは用事があるというので、まる子とあけみちゃんとひろあきくんで外で遊ぶことになりました。
すると、ひろあきくんが、見せびらかすために持ってきたと、「たまごボール」を取り出しました。
「たまごボール」とは、昭和49年前後に人気を博していた「たまごめん」というラーメンを買うと抽選で当たる遊び道具。輪の部分を足首にはめてフラフープの要領でくるくる回して遊びます。
たまごボールで遊んでいると、あけみちゃんと同じ歳くらいの子が着物を着て歩いているのが見えました。あけみちゃんがその日着ていたのはワンピース。あけみちゃんはその子を見て、「あの子かわいい。私もお着物着たかったな」と言います。
あけみちゃんが悲しそうな顔をしているのを見たひろあきくんは、「まる子にいじめられたのか?」「いじめられたら俺が誰でもやっつけてやる」と言います。ひろあきくんは実はお姉さん思いなのです。
駄菓子屋さんからの帰り道、再びあけみちゃんと同じ歳くらいの子を見かけます。3人いて全員着物を着ています。
あけみちゃんがまた羨ましそうな顔をしているのを見たまる子は、「この子(あけみちゃん)が一番かわいいなあ」と言います。
あけみちゃんは「いっしょに帰ろう」と手を繋いできました。
まる子は照れながらも、ひろあきくんに「こっちの手あいてるよ」と伝えます。
ひろあきくんは「そこまで言うなら小指一本くらいならにぎってやる」と言って、3人で仲良く帰ります。
お別れの時間、ひろあきくんが千歳飴をまる子にくれました。
かわいいヤツだと思いながら袋をよく見てみると、「おまえには1本、あとの3本はおねえちゃんにあげること」との文字。
本当にかわいくないと再び思ったまる子でした。
まるちゃん町内のクリスマス会に参加するの巻
12月23日は、毎年町内のクリスマス会が行われます。
まる子は「町内」という単位にカッコわるさや、「町内」で企画することにくだらなさを感じつつも、近所付き合いにヒビが入らないようしぶしぶ参加します。
会場は、ラジオ体操や新年会・老人会などあらゆるイベントでも使われている、神社の集会所。
会場に着いてみると、近所の子供たちがみんな集まっているので、まる子はなんだかんだワクワクします。
クリスマス会では、「ミスターX」と名乗る見たことのないテンションの高い人が司会を務めています。
毎年恒例の全員参加の劇、「イエス様の誕生」が始まります。この日のために数日前から練習が行われていて、皆何回も同じものを見ています。しかし出番になれば一生懸命演じてしまうし、熱い拍手をおくってしまいます。
会もそろそろ佳境を迎える頃、突然音楽が流れ始めます。「ミスターX」の誘導のもと、皆がしかたなく「サンタさーん」と呼びます。
登場したサンタさんは明らかに近所の駄菓子屋のおじさん。子供たちにバレバレの中、本人はうろたえながらも、入場の際に子供たちから受け取ったプレゼントをやみくもに配ってまわります。その結果、男の子に女の子用のプレゼントが当たったり、逆に女の子に男の子用のプレゼントが当たったり、中には自分のプレゼントが当たったりすることもあります。
最後に賛美歌を歌ってお別れです。
帰り道、まる子はお姉ちゃんと、最後に渡された町内からのお土産や、当たったプレゼントの見せ合いをしていました。
町内からのお土産の中身は、クリスマスだしチョコかクッキーだろうと考え、帰ったらすぐにお母さんにコーヒーとココアを入れてもらうように頼み、ワクワクしながら手を洗いにいきます。
しかしその中身は実は紅白まんじゅう。二人ともまだまだ町内に関してはビギナーズなのでした。
年越しまるちゃんの巻
今日は大晦日。
家族が忙しくしている中、まる子は「笑いぶくろ」という、ただただ袋が笑うというシュールな現象を退廃的に繰り返すおもちゃで遊びながら、大爆笑していました。
するとお母さんから、自分の机の上をきれいにするように言われます。自分は別に汚くてもいいんだと言いながらすぐには動かずにいると、お父さんが踊りながら部屋に入ってきます。
お父さんは忙しくしている素振りをして、実はサボっているように見えます。そんなことを言いながらジャレ合っていると、お母さんに2人とも注意されます。
まる子が台所に行くと、お母さんとお姉ちゃんが2人でおせち料理を作っていました。その姿を見てまる子は内心、みんなおせちよりもお雑煮の方ばかり食べてしまうのにな・・・と気まずさを感じます。
お父さんに、たんすの整理をしたいと呼ばれます。おじいちゃんも手伝ってくれるようです。たんすからは、みんなで競争して拾ったどんぐり1000個や昔の写真、お父さんの学生時代の夏休みの日記などが出てきて、3人で盛り上がります。
すると、お母さんからの注意がまた入ります。結果、3人で散らかしたゴミを片付けます。結局3人がやったことは、自分たちで散らかして自分たちで片付けただけ。それでも3人には達成感があったようです。
そうこうしているうちに、レコード大賞の時間になり、家族みんながテレビの前に集まってきます。
まる子の家では毎年大晦日にコーヒーサイフォンをするのが恒例。みんなで珍しげに見つめる姿も楽しい時間です。
小学3年生のまる子にとって、夜の12時まで起きているということはものすごいこと。気合を入れてお菓子やみかんなどの準備もします。
紅白歌合戦が始まりました。まる子の眠さが最高潮の時、演歌歌手の時間になり、まる子は寝てしまいます。起こされた頃には紅白歌合戦は終わっていました。まる子は悔しさでいっぱいです。
カウントダウンの末年越しをすると、挨拶もそこそこに寝る準備を始めます。
寝る直前、まる子はお姉ちゃんに「去年のイヤなこと、スッキリ忘れちゃった。今年もがんばろう」と言います。するとお姉ちゃんに「一昨日貸した220円、お年玉もらったら返してよね」と言われます。
去年のことはスッキリ忘れてしまったまる子に対し、一昨日のことはしっかり覚えているお姉ちゃんなのでした。
まるちゃんはまだおとそ気分の巻
まる子はもらったお年玉の金額を数えています。今年になって何度数えたか分かりません。千円札が26枚もあることに喜びを隠しきれません。
その様子を見ていたお母さんが、「まる子の通帳を作っておくから2万円分よこしなさい」と言います。
まる子は嫌がります。しかし、毎日30円のお小遣いをやめるか、2万円を貯金するか選択肢を与えられ、2万円を貯金して30円のお小遣いを毎日もらうことを選択します。(2万円を手元に置いておくほうがよっぽど有益ですが、目先の欲につい惑わされて計算できなくなっています。)
残ったお年玉を何に使おうか考えていると、電話が鳴ります。
出てみると、たまちゃんからの電話でした。連絡網です。明日、雑巾を2枚持っていくようにとのことでした。
まる子はそこで、明日から学校だという事実に気がつきます。この時、おとそ気分が少しずつ消えていくのを感じました。
あまりのショックに連絡網を次にまわすのも忘れてしまいました。
お父さんから呼ばれたので行ってみると、年賀状が届いていました。よりによって家族に見られたくない内容が書かれています。こういう年賀状は時期外れにポツンと届くので嫌がらせ以外の何者でもないような気すらしてきます。
まる子はお父さんに花札をやろうと誘います。しかしお父さんは断ります。次にお母さん、お姉ちゃんに声をかけると誘いに乗ってくれました。おじいちゃんとおばあちゃんも仲間に入ってみんなで盛り上がっています。
お父さんは一人で寂しくなってテレビをつけます。テレビが面白いアピールをするも、父はまるっきり無視されます。
まる子から、七草がゆを食べるなら食べにきてと声がかかりました。お父さんは仕方ないと言わんばかりに居間に向かいます。
まる子にとって「七草がゆ」は熱くて食べにくい上にただの塩味なので、「おせち」に続いてお正月に食べる、大して美味しくないものの第二弾です。しかし、おばあちゃんだけは七草がゆの大ファンです。
まる子はこたつでうたた寝をします。それはまるで極楽浄土の気分。このまま寝たら風邪をひくかなと思っても、しんぼう強く寝ていると、誰かが毛布をかけてくれたりします。ラッキーな時はそのまま布団に移動させてくれることもあります。しかし大抵の場合、無理矢理起こされます。
今日はお父さんが起こしに来ました。強情を張って起きないでいると、そのうち色々な迫害を受けます。さっさと起きたほうがいいと思いつつも、つまらない意地を張って起きようとしません。そしてお父さんには見放されました。
しばらくしてお母さんが起こしに来ました。いつまでも正月気分でいるまる子に対してお母さんは今年の抱負について聞いてきます。
まる子は「睡眠と栄養をしっかりとる」と言います。すると「そんなのん気でどうするんだ、世の中は競争だよ」と言われ、ふとマラソン大会の話になります。まる子は何よりもマラソン大会が嫌いです。
まる子は逃げるように居間を出ます。まる子は、今年のマラソン大会が終わってもどうせ来年のマラソン大会もあって、、、と先のことまで気にしています。
しかし、明日の連絡網を次に回すことには気がついていないのでした。
まるちゃんはマラソンがいやの巻
今日はマラソン大会前日。
まる子は憂鬱な気分でいました。
家に帰るとお姉ちゃんが布団に横たわっています。体調が悪くて、明日のマラソン大会は休むことにしたそうです。
まる子はお母さんに、自分も体調が悪いから連絡帳に「マラソン大会は休みます」と書いてハンコを押すように頼みます。しかしお母さんは「絶対ダメ」と断固拒否します。
次におじいちゃんのところに行ってお母さんへのお願いと同じことを頼みます。するとおじいちゃんは快諾してくれますが、その姿を見ていたお母さんに叱られます。
実はまる子はマラソンは意外と速かったのです。お母さんから、「10番以内に入って賞状もらってきてよ」と期待を込めて言われます。お母さんからのプレッシャーがますます苦悩へ導きます。
マラソン大会当日。
その日もまる子は仮病を使おうとします。お母さんは「マラソン大会が終わったらおひな祭りがあるじゃないの」と元気づけます。
まる子は「ひな人形はお姉ちゃんのものじゃん。まる子は次女だからひな人形ないもん」と言います。お母さんはあのひな人形は2人のものだよと言いつつ、「まる子もひな人形欲しい?」と聞いてきます。
まる子は「・・・ん。」とだけ返事をします。
出発直前。スタート地点に並ぶ同級生はそわそわています。ドキドキしている時のおまじないとして、手のひらに人を3回書いてベロでなめると落ち着くということを教えられたり、「一緒に走ろう」と誘われたりします。
いよいよスタート。みんな一斉に走り出します。まる子は、個人的な恨みがある子がいたら思いがけないパワーを発揮して抜かします。道案内のおじさんやおばさんが知り合いだと、声援をくれたりもします。
もう少しでゴールだという時、担任の先生から「あと一人抜いたら10番だぞー」と教えられます。まる子は最後の力を振り絞って一人抜き、晴れて10番目にゴールすることができました。
終わってみると、今まで思い悩んでいたことが嘘のように感じられ、晴れやかな気持ちです。
家に帰って、早速お母さんに10番とったことを報告します。お母さんも喜んでくれます。お姉ちゃんの体調は良くなったか聞くと、「元気になってまる子のおひな様を見てるよ」と言います。
お姉ちゃんのもとに行くと、初めて見るひな人形がありました。お姉ちゃんは「お母さんがまる子に買ってくれたんだよ」と言います。
まる子はお姉ちゃんにもマラソン大会の順位を報告します。賞状をもらったらおひな様にも見せてあげようと盛り上がります。
しかし、この頃世の中はオイルショック。紙不足が心配され、紙の値段が高くなっていました。その結果、紙の節約のためだと、今年のマラソン大会の賞状は7位までとなりました。
賞状をもらえなかったまる子は追い討ちをかけるように風邪をひいてしまい、楽しみにしていた3月3日のひな祭りもあっさり去ってしまったのです。そして残る行事は、ちっとも面白くない、「通知表わたし」のみとなったのでした・・・
生き物係のキザ野郎参上の巻
新学期早々に行われる、クラスの係決めはかなり重要です。面倒な係になると一学期中ずっと苦労するので、気をつけなければいけません。
まず、学級委員は投票で決めることになりました。まる子は学級委員には縁がありませんが、委員バッジに憧れはありました。
開票していくと、まる子に一票入っていました。一票という変な目立ち方をしてしまい、自分で票を入れたのではないかと思われるのが嫌で、「私はえびすくんに入れたんだけど、惜しかったねー」と自分が投票したクラスメイトに向かって声をかけます。しかし、気が動転していて恩きせがましくなってしまい失敗に終わります。
次にそれぞれの係を決めます。自分の好きなものを選んでいき、多数の場合はジャンケンになります。まる子はお花係をやりたいと思いましたが、間違いなくジャンケン合戦になると思い、手堅く第二希望の生き物係に手を挙げました。
生き物係に手を挙げたのはちょうど二名で決定。相手はキザで嫌みな花輪くんです。まる子は誰と一緒にやるかが重要なポイントだということを忘れていました。
花輪くんは早速、今日の放課後カエルなどを取りに行こうと提案します。まる子は断りたかったのですが、花輪くんのペースに乗せられて行くことになりました。
午後1時。待ち合わせて田んぼに向かいました。
どじょうを見つけたのでまる子がすくおうとすると、花輪くんが大騒ぎして取ろうとします。結果逃げられてしまい、まる子のせいにしてきます。
次はカエルを見つけました。花輪くん、今度は捕まえました。しかし、入れるものがありません。まる子は、せっかく捕まえたんだから花輪くんが首に巻いているスカーフに入れるのはどうかと提案します。花輪くんは内心嫌でしたが、思い切りの悪いやつと思われるのが嫌で従います。
花輪くんは道に穴を見つけました。アメリカザリガニの穴だと思い、引っ張り出そうとしますが、ヘビの穴かもしれないとまる子に言われ、冷静を保つフリをしてやめます。
花輪くんはカエルの卵をとり、まる子はたまたまアメリカザリガニが取れました。アメリカザリガニは花輪くんの帽子に入れることになりました。
花輪くんは、カエルが入っているスカーフを腰に巻き、帽子にはアメリカザリガニを、一方まる子はバケツいっぱいのカエルの卵を持ち、それぞれの帰路につきます。
翌日、まる子と花輪くんははりきって教室に行くと、クラスメイトがカナリアを持ってきていました。クラス中の人気がカナリアに集まり、カエルやザリガニには誰も見向きもしません。
カナリアの持ち主は、この高級なカナリアはエサのやり方が難しいから自分で世話をすると言います。
こうして、まる子と花輪くんはクラス全員から忘れられているカエルとザリガニとカエルの卵のめんどうを見ることになりました。
そのうち、カエルとザリガニがいなくなりカエルの卵だけとなりました。エサもいらず、ただ見ているだけでいいので、まる子は楽で喜んでいました。そんな時、花輪くんが「クラスのみんなにカエルの卵の観察をしてほしい」と提案しました。クラスのみんなは嫌がり、罵声が飛びます。
しかし先生が賛成したので、クラス全員不満を持ちつつも、観察日記をつけることになりました。
5月が近づくと、続々と卵がかえり始めました。かわいいおたまじゃくしを見て、みんなの心もウキウキしてきましたが、しばらくすると膨大な数のカエルとなりました。
こうして、生き物係としての苦悩は続いていくのでした。