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『裏バイト逃亡禁止』2巻は漫画アプリ『マンガワン』で読める
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『裏バイト逃亡禁止』2巻 ネタバレ紹介！
13話 人形供養 前編
高収入のため白浜和美(しらはまなごみ)と黒嶺ユメ(こくりょうゆめ)は人形供養のバイトを引き受けました。
今回のバイトは2人とシャーロット天ノ崎(あまのざき)という不思議な女の子もいました。
依頼者の黒柳(くろやなぎ)からバイトの説明を受けます。
職場には役目を終えて不要になった人形の供養が日本全国から集まり、これらの供養を依頼したいと説明がありました。
しかし、裏バイトで来た3人には「ふつうじゃない人形としばらく一緒に暮らし供養するように」と言われます。
早速人形と一緒に暮らす家に案内されます。
各部屋自由に使ってもいいが、2階の奥の部屋のみリフォーム中なので立入禁止と言われました。
3人はまず家を探索します。
何故か玄関、裏口は外側から鍵がかけられ、脱出ができないようになっていました。
二階を探索していた黒嶺ユメは黒柳から聞いていたリフォーム中の部屋を目撃します。
扉に板を貼り付けただけの大雑把なリフォームでした。
家を探索する白浜と黒嶺をよそに、天ノ崎はいわくつきの人形と共に部屋にこもっています。
不安になった二人は天ノ崎のいる扉を開けるとそこには人形と倒れる天ノ崎の姿がありました。
ここで13話は終了します。
１４話 人形供養 中編
異常にやつれた姿の天ノ崎を介抱する場面から始まります。
2人が目を離した隙になぜか人形が寝ている天ノ崎の横に・・・。
不気味に思った黒嶺は人形を抱きかかえ天ノ崎から離しました。
すると突然、黒嶺の首に痛みが。思わず人形を床に落としてしまいます。
心配した白浜が黒嶺の首を見ると子供の歯形があり血が垂れていました。
そして人形の口にも血が・・・。
2人は人形を縄で縛り上げ、自由に動けなくしました。
目を覚ました天ノ崎は可哀想と言い人形の縄をほどきます。
危険だからやめろという二人の忠告を無視して部屋に閉じこもってしまいました。
あきれた二人はリフォームの部屋をこじ開けました。
その部屋の中には・・・。ここで14話は終了します。
１５話 人形供養 後編
部屋に入った二人の前には「タスケテ ニンギョウガ ハイッテクル」と大きく書かれた壁と謎のメモ帳がありました。
メモ帳には前任者の体験が書いてありました。
監視カメラを見る黒柳。ミニターにはただ立ち尽くすだけの白浜、黒嶺、天ノ崎の姿がありました。黒柳が呟きます。「もう4時間・・・微動だにしないな。入られたか。」
三人が居る家に向かう黒柳。
鍵を開けると、玄関では「お疲れ様です。」と出迎える3人の姿が。
「はい、お疲れ様です。」と笑顔で応える黒柳。
人形供養のアルバイトの真の内容は人間の肉体を人形に供え、別の何かを人間の体に入れ替える事により黒柳自身が２００万円を手に入れることでした。
「あれ？」と驚く黒柳。体は縄で縛られ身動きが取れません。
「バイト代払って♡」と白浜は笑顔で言います。
３人は人形と入れ替わっていなかったのです。
前任者のメモ帳が役に立ち、黒柳の目的を知っていたため、芝居をしていました。
3人は200万円を条件に黒柳を解放し、無事、日当15万円と寸志として200万円を手にし、後にするのでした。
このアルバイトを通じて自分の殻を破れたようで、最初に会った時と別人になったように明るくなった天ノ崎と二人は別れました。
何故か黒嶺は腑に落ちない様子です。
その頃、役目を終えた人形を燃やそうとしていた黒柳の横には、「カラダトラレタ タスケテ 燃ヤサナイデ」と小さく呟く人形のコマで人間供養編は終了します。
16話 自然保護監視員 前編
自然保護監視員のバイトで雪山にやってきた白浜和美(しらはまなごみ)と黒嶺ユメ(こくりょうゆめ)。
雪山にはスノーボーダーやスキーヤーの姿がたくさん見えます。羨ましがる白浜と真面目に業務をこなす黒嶺は揉めている2人の姿を目にします。
どうやら、HOTEL HAKUGINと地元民が言いあっていました。
その晩、依頼主の馬岡(まおか)からこの雪山の都市伝説を聞きます。
古くからこの雪山にはしがらみ様と呼ばれる神様が住んでいると伝えられていて、地元の住民からあがめられていると。
住民の反対を押し通し、この土地にHOTEL HAKUGIN建設を進めた結果、建設中に大きな雪崩が起きたくさんの死亡者が出たそうです。
しかし、その雪崩は普通ではなく、回収された遺体は舌がなかったり、両面がくり抜かれたり、そして、なかみだけが取られて皮膚だけの遺体もあったそうです。
馬岡は「噂話だけどね」と場を和ませましたが、不信感を抱く白浜と黒嶺。
翌日実地調査をしていた2人は、吹雪に巻き込まれました。
拠点に戻ろうとする2人の目の前には白色の謎の生物が姿を現し、16話は終了します。
17話 自然保護監視員 中編
「Xデーはクリスマスだ！」住民たちが集会を開いていました。
どうやら、クリスマスにHOTEL HAKUGINで大規模なパーティーが開催され、撤退要請デモを計画していました。
その頃、謎の生物から逃げる白濱と黒嶺は吹雪の中にいました。
どこからともなく子供の泣き声が聞こえます。
少し進むと迷子の子供がいました。
2人は迷子の子供を一緒に連れて帰ろうと思い抱きかかえました。
すると黒嶺は謎の生物がいなくなっていることに気がつきました。
拠点に戻った2人に馬岡は今日の結果を見せて欲しいとカメラを要求しますが、白浜は「給料の前払い」と「この仕事の本当の目的を教えること」の2つの条件を提示します。
馬岡は初日の夜に話した内容は本当だといい解明することが目的だと伝え、カメラの中身の確認を始めました。
しがらみ様の存在を確信した馬岡の表情は穏やかではありませんでした。
カメラを渡し、依頼を達成した2人は迷子の子供をホテルに届けました。
白浜は折角雪山に来たのに遊んでいないと言い、2人はクリスマスパーティーまで雪山で滞在することを決め17話は終了します。
18話 自然保護監視員 後編
クリスマスパーティー当日メディアも来て会場は大盛り上がりでした。
そこに住民たちが押しかけ、日々の鬱憤が限界を迎えたホテル関係者との揉み合いで場は騒然になります。
黒嶺は何かを感じ、大声で雪崩が来たと会場全員に忠告しますが、営業妨害と外に追い出されてしまいました。
忠告を無視されて悲しむ黒嶺を白浜は慰めていると、雪崩にホテルが流れ込む光景を目にします。
しかしよく見ると雪ではなく、大量の白色の謎の生物でした。
テレビではこのことが速報で流れ、ホテルにいた人は1人も見当たらないと報道がありました。
雪山の山奥で何かを悟った様子で、人間という味を占めたしがらみ様から体を吸われ続ける馬岡の姿が描かれて自然保護監視員編は終了します。
ホテルと住民の揉め事はなんだったのでしょうか。
神様の前では人間は小さな存在と考えさせられます。
19話 助勤巫女 前編
巫女姿の白浜和美(しらはまなごみ)と黒嶺ユメ(こくりょうゆめ)。今回の裏バイトは離島の助勤巫女です。
白浜と黒嶺以外にミホとマコトが参加し、4人で勤務します。
職務内容は参拝者への応対などいたって普通ですが、参拝者の様子がおかしく、皆異常に羽振りが良く、賽銭箱はお札でいっぱいです。
これには4人も驚きます。
また、境内の中央には井戸があり、多くの人が集まっています。
4人は神主さんからこの神社について説明があり、井戸の中には福ノ神が住んでいて、この神社を訪れたのち成功を収めた人が多く、この島はマイナーな島ではあるが、たくさんの資産家がいると言います。
夜になると神社では住民が集まって新年会が行われ、とても賑やかです。
この新年会ではなんと巫女を生贄に、福ノ神に捧げていたのです。
一番働き者のミホが血だらけで首をつらされている描写で19話は終了します。
20話 助勤巫女 中編
死亡したミホは住人たちに運ばれ、井戸に入れられるところから始まります。
ミホの帰りが遅く、心配した3人は宴会場に探しに行くも、全員の姿はありませんでした。
二次会に行くとメールがあり3人は眠りにつきました。
翌朝になってもミホは戻って来ず、3人は探そうとしますが、住民は二次会に誘った私たちの責任と言い自分たちで探すといい、3人は探させてもらえません。
バイト最終日になってもミホは見つからず、３人は井戸を見せてほしいと宮司さんに頼みますが、住民に阻まれ確認することができませんでした。
白浜と黒嶺は神主さんから、これ以上、上級国民(住民)の邪魔をするな。
井戸に触れるなと脅され、毎年、神隠しが起きていることを察したところで20話は終了します。
21話 助勤巫女 後編
白浜と黒嶺はミホの行方、井戸について考えますが、自分の命を第一優先としアルバイトが終了するまで大人しくしています。
マコトは住民の長からミホの生贄、福ノ神について知り激怒し、掴みかかりますが、押し倒されてしまい、万事休すです。
しかし、そこに現れたのは白浜と黒嶺です。
2人はやはりマコトを放っておけませんでした。
マコトは1人で井戸に行き、ミホに会おうとします。
井戸の中をライトで照らすとそこには福ノ神の姿がありました。
マコトは自分を生贄に福ノ神とミホ殺害に関与した人物を殺害すること契約しました。
その後1年以内、ミホ殺害に関与した計176名は死亡し、マコトの願いは叶い、助勤巫女編は終了します。
22話 水族館スタッフ 前編
水族館のバイトにやってきた白浜和美(しらはまなごみ)と黒嶺ユメ(こくりょうゆめ)。
今回は白浜の後輩の篠月橙(しのつきだいだい)の3人で業務します。
依頼主の草津から今回のバイトの内容、バックヤードツアー担当の軽い説明を受けました。
ツアー代は１人300万円で表側にはない特別な生物が展示されているそうです。
バックヤードは大きな真っ黒な水槽だけがありました。また、バックヤードということで大きな機械音が鳴り響いています。
黒嶺は違和感を覚えましたが、この場を後にし、3人は休憩に向かいます。
大きな機械音が鳴り響く中、真っ黒の水槽の前で全裸の草津が呟きます。
「あの3人の中で誰がいいの？」
すると水槽の中で何かが動きます・・・。
ここで22話は終了します。
23話 水族館スタッフ 中編
休憩中の3人の会話から話は続きます。
みんなどうして裏バイトをしているのか？
黒嶺は親の借金の返済のためと答え、借金額を橙に耳打ちすると橙は驚いた様子から動かなくなり、相当な額が残っているそうです。
白浜は世界旅行のためと言い、3人はバックヤードに戻ります。
表側の水槽の前には何か魅入る女性の姿があります。
女性は仕事のことで悩んでいる様子です。
バックヤードは相変わらず大きな音が鳴り響いています。
黒嶺は業務のことで不明点を表側の職員に質問するも、頑なにバックヤードに行こうとしないことに不審がります。
ある日働いていると橙がバックヤードで迷子になります。
どうやら大きな水槽は一面だけでなく、通路を挟んで両方にあるようです。
いつも先輩の2人についていくだけだったので、迷子になりました。
そんな橙に声をかけてきたのが草津でした。
そんな中、何かに魅入っていた女性がツアー参加客としてやってきます。
ここで23話は終了します。
24話 水族館スタッフ 後編
バックヤードツアーから24話ははじまります。
白浜と黒嶺はツアー案内をするのですが、女性はなぜかバックヤードを知っているようで、2人は女性を見失います。
アルバイトの内容は受付と管理だけだったので、2人は女性を放って橙を探しに行きます。
橙は水槽の中で本来の自分に帰ろうと草津に諭されます。
水槽の中で聞く大きな機械音はまるで母親のお腹の中にいるように落ち着くようです。
そんな中、橙は白浜の怒号で目を覚まします。
こうして橙は現実に戻れました。
もし、このまま、現実世界に戻れなかったら、どうなっていたのだろうか、だけど水槽の中にいた草津と女性は幸せそうだったなと思う橙。
囲われた水槽の中で自由に泳ぎ回る魚は幸せそうだな、魚達から見る外の人間達はどのように見えているのか？と考える客の姿が描かれ水族館スタッフ編は終了します。