コナンが追う最終目標にして最大の敵・黒ずくめの組織！
その幹部であり、コナンの体を小さくさせた張本人の一人こそ、この謎の大男・ウォッカ！！
ジンを兄貴と慕い、高い技能でサポートし、組織の任務を冷酷に遂行するまさに悪党！
・・・かと思えばちょっと抜けており、非情に徹しきれない甘さもアリ！？
普段ジンの陰に隠れてしまい目立たないウォッカの素顔や活躍ぶり、ジンとの関係や今後の展開などを見ていきましょう！
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素顔が見えないウォッカの本名や年齢・身長は？どこまで判明している？
職業とコードネーム、そして本名は？
コナンを薬で小さくしてしまったために、コナンに追われることになった因縁の敵・ジンとウォッカ。
ウォッカはジンの弟分であり、所属する「黒ずくめの組織」は、世界をまたぐ悪の巨大組織です。
組織は金や銃の取引、組織に邪魔な人物の暗殺、ソフト開発、謎の薬の研究など、多岐にわたる活動を展開しています。
その目的は「不老不死」に関するというだけで詳細はまだわからず、組織のボスは死んだはずの老富豪だったりと、まだまだ謎が多いようです。
ウォッカはその組織の幹部の一人です！
実働部隊として、潜入捜査や情報収集、取引の実行等を担当しています。
また、ジンの愛車「ポルシェ 356A」でジンを助手席に乗せ、運転手をしていることが多いです。
幹部は皆、酒の名前のコードネームが与えられていますが、このウォッカ（Vodka）とはどんなお酒なのでしょうか？
世界４大スピリッツ（蒸留酒）といわれるジン・ウォッカ・ラム・テキーラの中で、ジンとウォッカはよく似ています。
見た目や原料、アルコール度数はほぼ同じです。
違うのは、その味と製造工程。
ジンは薬草で風味付けされますが、ウォッカには薬草は使われず、炭でろ過され不純物が取り除かれるという点です。
類似点はまるで二人の縁を表しているようで、そしてウォッカのほうが不純物が除かれているというのが二人の性格の違いを表しているような、暗示のようにも感じられますね。
「魚塚三郎」というのがウォッカの本名あるいは偽名と思われます。
というのも、原作28巻 アニメ222～224話にて、不老不死の人魚伝説のある美國島を訪れた人の名簿の中に、宮野志保に並んでこの名前があるのみだからです。
「不老不死」は組織の目的に通じるため、魚塚三郎がウォッカで間違いないようですが、それ以上は推測の域を出ません。
特徴的な容姿と言葉遣い
黒ずくめの名の通り、全身黒一色です。
年中黒スーツを着用し、常にサングラスと黒ハットを深くかぶっています。
そのため人相は見えにくく、年齢や身長など細かい情報も不明のものが多いです。
大柄な体格に、受け口とエラが張ったあごが特徴的な、角ばった顔です。
「～ですぜ」「～ですかい兄貴」といった、江戸訛りのような舎弟っぽい言葉遣いが独特です。
そのため大物のジンに対し、小物感ただようキャラクター性に。
ジンとベルモットに対しこのような敬語を使い、目上？の相手には礼儀正しいようです。
冷酷だが人間味を残すその性格
ジンの相棒・・・というか舎弟的立ち位置で、いつも一緒に行動しているウォッカ。
ジンとの間にはっきりと上下関係があり、ウォッカのジンへの忠誠心は篤いです！
実は、コードネーム持ちは同格のはず（83巻おまけページ参照）なのですが、これはどういうことなのでしょうか？
現にコルンやキャンティに対してはウォッカは普通にタメ口です。
その理由は、ジンがたまたまリーダー的な役割を担っているからだと、単行本で明かされています。
もしかしたらウォッカは個人的にも「兄貴！」として慕っているのかもしれませんね。
冷酷なジンのそばにいるため目立ちませんが、ウォッカもジンに同調する冷酷さ、残忍さを持っています。
ジンの「疑わしきは罰せよ」という方針にも同意しているようです。
一方で、ジンほど非常に徹しきれない一面もあり、人間臭い感じがします。
それは組織の中でも珍しいかもしれませんね。
ウォッカは頭の切れる方ではなく、どこか抜けているため、仕事でポカをやらかしジンに叱責されるのは常のようです。
しかし厳罰を受けるほどの大きなミスは犯さないのが、幹部にとどまっていられるゆえんでしょうか。
@gamesyu 💾日記こっちか。この回〜〜そうじゃんぐんま‼️って大はしゃぎしたし、宝石強盗の車とか、ウォッカのコインロッカーのやつとか！懐かしかったぁ。ここで赤井さんがFBI？ってなるのね、なるほど。しかしコナンくんほんと無茶するよなぁ……ここでボール⚽️のベルト初登場でもあるのね。 pic.twitter.com/d4N5vL6zmh
— しゅう🌻 (@syuZbaaam) August 6, 2022
原作者によるウォッカ誕生の意図とは！？そして声優は有名なあの人！
原作者が語るウォッカ談！？
ウォッカの素顔は原作者も知らないそうです。
というのも、ジンとウォッカはあまり考えなしに、３０秒ほどでデザインされたキャラだというのは有名ですね。
推理物の漫画なんて半年ぐらいで終わるだろう・・・くらいの軽いノリで作られた悪役だと。
デザインのコンセプトは、ジンが「ヤセでノッポ」、ウォッカが「チビでデブ」らしいです。
対照的な二人としてデザインされたようですね。
ファンブックにて、ウォッカの素顔はという質問に、原作者・青山先生は「意外と二重だったりして結構かわいい目してるのかも(笑)」と答えていらっしゃいました。
さらに「黒の組織ができるキャラばかりだと困る」として、有能キャラ達の引き立て役に充てられたのがウォッカのようです。
「組織にとってワトソン的なキャラ」とおっしゃっています。
作者の言葉ではないが・・・公式からこんなウォッカ観！？
ここからは少年サンデー特別編集プロジェクト編「コナンドリル オフィシャルブック」より。
ウォッカは、全体監視役ジンの秘書係、組織の潤滑油のような役割なのではないかと考察されています。
そして面白いのが「ウォッカの長い夜」というコラムです。
公式設定ではなく、あくまで著者によるウォッカのプライベートの想像らしいのですが。
なんとも哀愁漂うサラリーマン風のおっさん・ウォッカの姿が描かれています。
・・・古びたアパート、壁にはアイドルのポスターを貼り、夜は一人寂しく酒を飲み、ジンに対する愚痴をこぼし、テレビ番組にツッコミを入れ、故郷への哀愁に浸る・・・。
こういった親近感あふれる、どこにでもいるおっさんか！？なウォッカ観には、なんとも親しみがわいてしまいますね。
人気声優・立木文彦さんがウォッカの声を担当！
ウォッカの声優は「新世紀エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウ役で有名な立木文彦（たちき ふみひこ）さん！
1961年4月29日生まれで、長崎県ご出身です。
デビューは1983年のゼット・ライト（聖戦士ダンバイン）役、とご本人はおっしゃっていますが、実際には前番組（戦闘メカザブングル）に脇役として既にご出演とのことです。
立木さんの代表作がどのようなものか見てみましょう。
長谷川泰三（銀魂）
（実写版「銀魂」でも、長谷川泰三役としてご出演）
更木剣八（BLEACH）
赤犬（ONE PIECE）
大谷吉継（戦国BASARA）
モントゥトゥユピー（HUNTER×HUNTER）
黒磯（クレヨンしんちゃん）
他にアニメやゲームにて声を当てる他、海外の映画・アニメの吹き替え、ＣＭやテレビ番組のナレーションとしてもご活躍されています！
ドジが目立つウォッカの魅力は？実は有能で強い？かわいいという声も！
ウォッカの高い技能！
まず、ウォッカは体格がいいので（スーツではっきりしませんが、あれは脂肪ではなく筋肉でしょう）、腕っぷしは強そうですし体力もありそうです。
さらに、ああ見えてウォッカは、かなりの技能の持ち主であることが物語の端々で見受けられます！
拳銃の取り扱いはもちろんとして、車、バイク、戦闘ヘリ（オスプレイ）といったあらゆる乗り物を操縦できる技術があります！
原作42巻 アニメ345話「黒の組織との真っ向勝負 満月の夜の二次元ミステリー」で既出の通り、ゾンビの特殊メイクによる見事な変装術も見せました！
劇場版第20作「純黒の悪夢」の公式サイトでは、彼がITスキルに長けていることも明記されています！
実際に劇中にて、サーモグラフィーを操作して敵味方の位置を探りジンに告げる重要な役どころをこなしていました！
これらのことからウォッカは、高い「右腕」スキルを持っていると言えるでしょう！
華々しく立ち回るジンの兄貴の陰で、地味に活躍している彼です！
右腕スキル以外の所でも、ウォッカは死亡したテキーラとほぼ同格の地位にあるためか、彼が二年前から手掛けていた仕事も受け継いでこなしています。
意外とジンを名補佐！？
無口なジンに一方的に話しかけたりするウォッカの姿は、健気でかわいいと映る読者・視聴者もいるようです。
ジンはしゃべる時、自分がわかっていればいいようで言葉足らずが多く、補うのがウォッカの役割のようです。
ジンの発言の意味を掘り下げてくれたり、状況を説明的にしゃべってくれるので、読者・視聴者からしたら助かる、と。
また、殺した人はすぐ忘れてしまうジンに対し、ウォッカは記憶力がよく覚えています。
ほらあいつですよ、という風にジンにリマインドするのも大事なお仕事のようです。
このように見てくると、ジンが立てた作戦の実質的準備や裏方、事務的な面など、見えないところでも健気に補佐しているのがウォッカではないでしょうか。
ジンは頭は切れますが、ウォッカがいないと案外やっていけなかったりして・・・？
なにより、気が短く気まぐれですぐ殺したがりのジンのそばに長年？生きて居続けていられるだけで凄いことではないでしょうか。
劇場版第20作「純黒の悪夢（ナイトメア）」ではキュラソーが逃げただけで裏切ったと決めつけ、確かめもせず救助→処刑に大転換するようなジンです。
ジンの相棒というだけで、空気が読めて細かな気遣いができる有能、と判断できるかもしれません！
大物感醸し出すジンに対し、小物感漂う口調と言動のウォッカですが、それがかえっていいのかもしれません。
彼のほかにジンの相棒を勤められる人材は組織にいるのでしょうか！？
そう考えると、ウォッカは黒の組織にとってなくてはならない重要な存在であるといえるでしょう！
左回りの法則はコナンでジンが言ってたな pic.twitter.com/pjtOOVHFl1
— 四季卿 (@Gardevoir_3710) August 5, 2022
CIAやFBI・公安からの潜入多し！正体がばれ死んだスパイが多い中でウォッカの正体と今後の生死は？
巨大組織ゆえ抜け穴も多い！？
潜入捜査官で成り立っている・・・、と言われるほど政府機関からのスパイが多い黒ずくめの組織。
アメリカのFBIから赤井秀一、日本の公安警察からスコッチこと諸伏景光、劇場版第20作「純黒の悪夢（ナイトメア）」にて粛清されてしまったイギリス、フランスなど世界各国からの幾多の潜入捜査官たち。
さらに、公安の降谷零（安室透）、CIAの水無怜奈などがいまだバレずに絶賛スパイ中です！
そのことをピリピリと気にしている様子のジンの兄貴。
彼と違って、ニブそうなウォッカは目の前にスパイがいても気づかなそう・・・。
・・・なのですが、実はウォッカこそ隠れたスパイなのではないか！？という説も実はあったりするのです！！
ウォッカスパイ説が出てきた理由はいいひとそうだから？
ここまで述べてきたように、冷酷な人間が多い組織の中で、比較的人間味がありいい人そうなのがウォッカ。
冷酷中の冷酷であるジンの隣にいることで、「いいひとそう・・・」な感じが際立ってしまうとも思われます。
裏切者は有無を言わさず処刑するのが組織の方針です。
それを忠実に実行するジンは、頭脳派で感情面では非常に冷酷なタイプ。
対照的にウォッカは脳筋タイプで、感情面では、組織の中でも最も人間味があります。
ジンが仲間を処刑しようとする場面で戸惑いを見せたりするウォッカの姿からは、悪になりきれない半端者という印象を得ます。
そのため、組織から裏切者が出るとしたら一番可能性が高いのがウォッカ！と読者に噂されているのです。
ウォッカが本当に優しさを持つ人間ならば、いずれ組織の冷酷さに嫌気がさしたり、ジンに着いていけなくなったり・・・ということがあるかもしれません。
そして幹部であるウォッカが裏切れば、組織にとっては大きな痛手となり、物語が大きく動く可能性があります！
ともかく、これはあくまでありえるかも・・・という話で、現状でウォッカがスパイである可能性は非常に低いでしょう。
ウォッカを待ち受ける未来は！？
コナンが生まれる原因を作ったジンとウォッカ。
名探偵コナンの物語の中で重要な立ち位置におり、いずれコナンと対決することは避けられない運命でしょう！
物語が進展し、黒の組織が物語に絡んでくるほど、彼らの登場も増え、活動も濃厚になってくることでしょう。
コナンとの戦いも激しさを増していくことと思われます！
実行部隊であるウォッカは（もちろんジンと共に）戦闘においても最前線に赴くと考えられます。
実際、コナンとも何度もニアミスしています。
劇場版第13作「漆黒の追跡者（チェイサー）」では実際に、相手がコナンと知らないまま命を懸けて戦ったほどです！
ウォッカは基本ジンのそばを離れないでしょうから、最後もジンと一緒なのかもしれません。
考えられる所では、二人ともに戦いの中で命を散らしてしまうか、追いつめられもはやこれまでと極端な選択をしてしまうか、あるいは生きてコナン達に逮捕されてしまうか・・・。
それとも、他の選択肢があるのでしょうか？
ウォッカは・・・上のスパイ説のように、状況によっては組織を裏切ってコナン側に付く、ということもないとは言いきれません。
どちらに転ぶのか予測の難しいウォッカの今後・・・。
黒ずくめの組織の運命と共に、彼の今後がとても気になりますね！
いつも兄貴と一緒の登場回とその陰に隠れてしまう彼の名言は！？
ウォッカ登場回とその貴重な活躍＆名言は！？
ジンの相棒（舎弟？）として、いつも一緒に行動しているウォッカ。
必然ジンとの会話が多くなり、無口なジンを補うようによくしゃべっている印象です。
ですが、名言と言えるほど大したことをしゃべっていないのは、その立ち位置ゆえの悲しさでしょうか・・・。
ドジをやって、新一には取引を見られ、コナンの罠にはかかり、ジンに怒られるパターンのウォッカ。
そんな彼の登場回一覧を、彼の貴重な言動を拾いながら、１話から最新話まで見ていきましょう！
- 原作1巻 アニメ1話「ジェットコースター殺人事件」
警察にビビったり死体に驚いていたウォッカの、この回一番かっこいいと言えそうなセリフは「あせるなよ・・・金が先だ・・・」（取引相手に対して）です。
しかし、新一に後をつけられその現場をバッチリ見られているのが、ウォッカのウォッカたるゆえんでしょうか。
- 原作2巻 アニメ13話「奇妙な人探し殺人事件」（ウォッカ未登場）＆128話「黒の組織10億円強奪事件」（ウォッカ登場）
- 原作4巻 「新幹線大爆破事件」（アニメでは未登場）
コナンのような小さな子供に「オラ、邪魔だ！どけ！！」とイキッてしまう相変わらずのウォッカ。
しかも、けっこう人の耳のある新幹線の座席で、取引の内容をペラペラ話しちゃう無邪気さ？
おかげでコナンは事態を把握し、新幹線爆破を食い止めます。
- 原作18・19巻 アニメ129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」
- 原作24巻 アニメ176～178話「黒の組織との再会」
ジン・ウォッカがシェリーこと灰原を追い詰め、ついに再会してしまう緊張の回！？
ジンがたくさん考えたくさんしゃべっています。
そんなジンに「兄貴・・・この女吐きませんぜ・・・」くらいの言葉を添えていたウォッカなのでした。
- 原作29巻 アニメ230・231話「謎めいた乗客」
- 原作37・38巻 アニメ309～311話「黒の組織との接触 交渉編/追跡編/決死編」
ゲームクリエイター板倉のふりをしたコナンとウォッカが会話し、コナンにまんまと取引を誘導されてしまいます。
コナンの思惑通りに指紋や唾液の証拠を残しそうになりますが、すんでの所でジンが現れ止めてくれます。
怖い顔で自分に銃を突きつけるジンに「あ、兄貴！？」とビックリしています。
- 原作42巻 アニメ345話「黒の組織との真っ向勝負 満月の夜の二次元ミステリー」
かなり見事なゾンビメイクで扮装してパーティに潜入するウォッカが見られます！
ジンと違い工藤新一のことを「前に兄貴が組織の薬で毒殺したガキですよ・・・」とよく覚えており、珍しく彼にヒヤリとさせられます！
- 原作48・49巻 アニメ425話「ブラックインパクト！組織の手が届く瞬間」
すんでの所で毛利小五郎の命が組織に奪われそうになった緊張の回！
（小五郎が）「盗聴器の音を性懲りもなく聞いてんだろーぜ・・・」と言うウォッカの発言にジンが「ならば望み通りこっちの声を聞かせてやろう」と掛け合うのが見られます。
- 原作53・54巻 アニメ462～465話「黒の組織の影 幼い目撃者/奇妙な照明/謎の高額報酬/真珠の流れ星」
- 原作58・59巻 アニメ491～504話「赤と黒のクラッシュ 発端/血縁/絶叫/冥土/昏睡/侵入/覚醒/攪乱/偽装/遺言/嫌疑/潔白/決死/殉職」
こちらは長編で見ごたえたっぷり！
コナン＆赤井たちFBIと、黒の組織とのがっつり対決のエピソード！
俄然、ウォッカの出番も増えます！
兄貴と一緒に悪い笑いを浮かべて、楽しそうにFBIを追い詰めているウォッカが見られます。
- 原作67巻 アニメ578～581話「危機呼ぶ赤い前兆（オーメン）/黒き13の暗示（サジェスト）/迫る黒の刻限（タイムリミット）/赤く揺れる照準（ターゲット）」
- 原作78巻 アニメ701～704話「漆黒の特急（ミステリートレイン） 発射/隧道/交差/終点」
- 原作90巻 アニメ863・864話「霊魂探偵殺害事件 前編/後編」
- 原作95巻 アニメ941・942話 「マリアちゃんをさがせ！」
- 原作99・100巻 「ショーはこれから」（アニメ放送はまだ）
- 原作100巻「血染めのID」他（アニメ放送はまだ）
黒の組織VS FBI再び！
勢揃いの組織メンバーが、ジンをリーダーにラムの命令でさかんに動き回ります！
ウォッカも「了解！」をたくさん発しています！
さらに結構重要なラム情報を発言していて、それを物陰からFBIのキャメルに聞かれてしまいます！
「ラムの義眼以外の情報は攪乱のためのブラフ」だとか、「顔を変えふざけた名前を名乗っている」だとか。
本人は気づいていませんが、ちょっとやらかした感の残るウォッカ・・・。
- スペシャル（リメイク） エピソード”ONE”小さくなった名探偵
第一話のリメイクですが、ジンとウォッカがバーで男と取引するシーンなど、新しく追加されているシーンが見ごたえありです。
- 劇場版第5作「天国へのカウントダウン」
西多摩市のツインタワービルを「確か天国に一番近いって」というウォッカの発言を、「あの世にもっとも近い・・・（シェリーの）処刑台にしてやろうじゃねえか」とジンが受けています。
- 劇場版第13作「漆黒の追跡者（チェイサー）」
ウォッカがちょっとしたポカを！
ジンと訪れた事件現場で絵具を踏み、痕跡から佐藤刑事に第三者（黒の組織）の存在を感づかれてしまいます！
- 劇場版第18作「異次元の狙撃手（スナイパー）」
- 劇場版第20作「純黒の悪夢（ナイトメア）」
ジンに処刑されそうなスパイに「苦しみたくはねえだろ」と笑いながら言う残忍さを垣間見せています。
他方、まだ裏切者の確証の無い段階でキールとバーボンを処刑しようとするジンに対しては、躊躇を見せています。
ここから、仲間を思う気持ちはあり、仲間にまではジンのようには冷酷さを貫けない人間味が感じ取れます。
- 劇場版第26作（2023年公開予定）
ジンの登場が確定しているので、ウォッカももちろん出てくるのではないでしょうか！
以上まとめると、ウォッカのセリフで最も多く連呼されているのは「兄貴」なので、名ゼリフはある意味「兄貴」かも・・・！？
服部の「おい工藤！」と同じくらい発せられています。
セリフからも彼の立ち位置がわかってきて興味深いですね。
また、今でこそ悪党感溢れる貫禄を出しているジンとウォッカですが。
初期の彼らは、今では考えられない小物感を醸し出しています。
刑事に焦ったり、死体に動揺したり、何よりジェットコースターなんていう遊具に二人して乗っているなんて・・・。
そのキャラの違いの理由は、初期ではまだ組織および彼らの設定が明確になっていなかったかららしいです。
ウォッカたち組織のますますの登場や、これからも彼の「兄貴」が聞けるのが楽しみですね。
シナリオストックをかさ増しする為に、あのコナンシナリオ群を復刻してもいいかもしれない。
久々に組織でGMが遊びたい気持ちもあるし pic.twitter.com/3rDxRasg0Z
— T (@TeitokuYomenai) August 7, 2022