ウシジマくんの最後は死亡？生きている？どうなった？プレスやミンチ母親や父親・指を調査

この記事では、2004年から2019年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載された「闇金ウシジマくん」（全46巻）の主人公、「丑嶋　馨(うしじま　かおる)」について紹介します。

この記事では以下の点について解説します。

・ウシジマくんはどんなキャラクターなのか

・ウシジマくん作中でのトラウマシーン

・ウシジマくんの強さはどれほどか

・最終章、ウシジマくんはどうなったのか

・最後は生きているのか

『闇金ウシジマくん』は漫画アプリ『マンガワン』で読める

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追記：『闇金ウシジマくん』の作者・真鍋昌平さんの最新作『九条の大罪』が漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で無料で読めるようになりました。『闇金ウシジマくん』を越える人気を誇っています。めちゃめちゃ面白いです！

おすすめアプリ

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ウシジマくんはどんなキャラ？母親は？父親は？

ギャンブルにハマった奴の明日は信用しねェ！ pic.twitter.com/YzkmdMSmcg

— 闇金ウシジマくんの響く言葉 (@ushijimanvoice) November 13, 2024

ウシジマくんはどんなキャラ

「闇金ウシジマくん」の主人公であり、カウカウファイナンスの社長として闇金業を営む実業家。不動産や風俗店などの副業にも携わり、多方面に精通しています。

作中での年齢は23歳。短髪にあごひげ、縁なしの丸い眼鏡をかけた特徴的な顔立ちで、身長は180cmを超える長身。

筋肉質な体格からくる威圧感と、その冷徹な態度が彼の強烈な存在感をさらに際立たせています。

世の中を「奪うか奪われるか」という価値観で捉え、「奪う側」に立つことを信条としています。

闇金業では、債務者がどのような境遇に陥ろうと容赦なく取り立てを実行。その徹底ぶりは冷酷そのものですが、自力で返済に向き合おうとする者や才能の片鱗を見せる人物には優しさや寛容さを見せることもあります。

一方で、裏切り者や信用を損なう行為には非情で冷酷な対応を貫き、彼の厳格な一面を印象づけています。

また、ウシジマくんは仲間意識が非常に強い人物でもあります。特に幼馴染である柄崎や加納とは固い絆で結ばれており、彼らを家族のように扱うシーンも描かれています。

普段は冷静沈着なウシジマくんですが、仲間を裏切る者や仲間に危害を加える者に対しては容赦しません。

その一方で、柄崎の誕生日を祝うなどの心遣いもあり、非情な闇金業者であると同時に人間味のある一面を垣間見ることができます。

その冷酷さと喧嘩の強さは物語全体を通じて描かれており、暴走族リーダーの愛沢浩司による「地元で頭めがけて金属バットをフルスイングできる奴は2人しかいなかった。

滑皮と丑嶋。やつらは別世界の人間だ」というセリフは、ウシジマくんの特異性を象徴するエピソードの一つです。

ウシジマくんの家族は？

ウシジマくんの家族背景は複雑です。

彼は父親から「妾の子」と呼ばれており、作中に登場する父親が実父であるかは明言されていません。

彼自身は父親を「じいさん」「じじい」と呼んでおり、実父の存在は曖昧です。幼少期は極貧環境で育ち、母親を小学校6年生の時に亡くしました。

その後、酒に溺れ寝たきりとなった「じいさん」の介護を余儀なくされ、壮絶な子供時代を過ごします。

中学時代には傷害事件を起こして少年院送りとなり、入所中に父親が死亡。実家も引き払われ、家族の縁が断たれる形となりました。

このような過酷な環境がウシジマくんの価値観を形成し、「奪う側」として生きる信念の礎となったと考えられます。

ウシジマくんトラウマシーン、プレス機死体ミンチ指切断など

ウシジマくんの「洗脳くん編」久々に読んだけど最高。 pic.twitter.com/e3g22UKxWD

— にっしー映画感想 (@nishiedogawa) June 16, 2024

【洗脳くん編】死体ミンチ

『闇金ウシジマくん』の【洗脳くん編】で描かれる死体ミンチのシーンは、読者に強烈なトラウマを残した場面でした。

洗脳された家族が、神堂大道の指示に従って父・重則の遺体を処理。

ミンチ機に遺体をかける音や飛び散る血の描写は非常にリアルで、読者に嫌悪感を抱かせると同時に、人間の尊厳が失われる恐怖を伝えます。

涙を浮かべながらも冷静に作業を進めるまゆみの姿は、彼女が完全に正常な判断力を失い、支配されていることを物語っていました。

このシーンは単なるグロテスクな表現だけでなく、「極限状態の人間」を見せ付けられ、生々しい恐怖と不快感を残し、物語全体の陰鬱な空気を決定づける忘れられないエピソードとなっています。

【ウシジマくん編】 プレス機

【ウシジマくん編】で描かれるプレス機のシーンは、暴力団の冷酷さと非情さを象徴する場面として多くの読者にトラウマを与えます。

滑皮の指示により、外国人労働者2人が巨大な工業用プレス機にかけられるこの場面は、命が奪われる瞬間を冷徹かつ容赦なく描写。

プレス機が動き始めると、2人は必死に命乞いをしますが、その叫び声は無情にもかき消されます。

鋼鉄の板が彼らの身体を徐々に押しつぶし、骨が砕ける音や血が機械から滴る描写がリアルに展開され、読む者に耐えがたい嫌悪感を与えます。

滑皮はそんな光景を平然と見下ろしながら、「見せしめ」としてこの残酷な行為を実行。

この無感情さが彼の冷酷さを際立たせ、暴力が人命を簡単に踏みにじる裏社会の残酷な現実を浮き彫りにしています。

【ウシジマくん編】 ゆび切断

最後のトラウマシーンは【ウシジマくん編】で、獅子谷がウシジマくんの指を切断するシーン。

他のシーンに比べて指の切断は軽そうな感じがしますが、切断された指が宙に舞う描写があり、切断面がリアルに描写されています。

なにより主人公であるウシジマくんの指が切断されることでクライマックスへ向けて絶望感が広がりました。

ウシジマくんの強さは？滑川とはどっちが強い？

ウシジマくんで滑川が組長に買ってあげたベントレーがフラスパなのかGTなのか一生考えてる pic.twitter.com/4jbr0xNPKY

— うしろ (@Bordeaux_mica) December 6, 2023

ウシジマくん最大のライバル滑川とは

滑皮秀信（なめりかわ ひでのぶ）は、ウシジマくんの最大のライバルであり物語のラスボス的存在です。

初めての登場は【ヤンキーくん編】で「カウカウファイナンス」の後ろ盾となっているヤクザ、若琥会・若琥一家二代目猪背組の幹部候補生として登場。

かつては暴走族「悶主陀亞（モンスタア）連合」の総長であり、ウシジマくんの地元では「絶対に逆らってはいけない」3人、滑皮秀信、愛沢浩司、鰐戸三蔵と言われていました。しかし、作中では他二人とは別格の存在となっています。

目的のためには手段は選ばず、ウシジマくんから「腐れ外道」と言われるほど残忍な性格です。

頭も良く、武闘派の部下だけではなく、戌亥（いぬい）も上手に利用するなど、冷静にウシジマくんを追い詰めます。

鋭すぎる反面、先輩ヤクザから恨みを買うことも多く、兄貴分の熊倉が半グレの鼓舞羅に半殺しにされた際には、責任として右手の小指を詰められます。

兄貴分の熊倉を殺害したウシジマくんへの復讐のため、追い詰めることに成功しますが、あと一歩のところで戌亥達に嵌められ、最後は殺人罪で警察に逮捕されます。

ウシジマくんと滑川どっちが強い？

ウシジマくんと滑皮の暴力による直接対決はありません。なぜなら滑皮はヤクザの幹部であり、ウシジマくんが逆らえる相手ではなかったからです。

しかし作中の描画では残酷な描写はありますが、滑皮が直接喧嘩するシーンは少なく、物理的な戦闘力ではウシジマくんが上と考えられます。

一方、滑皮は暴走族の総長からヤクザの組長へと成り上がり、組織力や経済力を駆使して勢力を拡大しました。そのため、組織的な影響力や経済的な力では滑皮が上回っているといえます。

最終章、ウシジマくんはどうなった？

最終章はどんな話？

最終章では、最大のライバル滑皮との壮絶な戦いを繰り広げます。

滑皮はウシジマくんを追い詰めるため、仲間を裏切らせ、産廃処理場に監禁。拘束されたウシジマくんがプレス機にかけられそうになったりします。

ウシジマくんは、冷静な判断力でピンチの状況を切り抜けます。

滑皮はさらに圧力を強めますが、ウシジマくんの反撃により徐々に追い詰められていきます。

最後には滑皮の犯罪行為を暴き、彼の支配構造を崩壊させます。滑皮は組織内での地位を失い、法の裁きを受けることになります。

最終的に、ウシジマくんは自らの過去と向き合い、闇金業を終わらせる事を決断。

物語は、彼がこれまでの人生の重荷を背負いつつ、新たな一歩を踏み出そうとする場面で幕を閉じます。

最終章でウシジマくんは生き残れる？

最終章でウシジマくんは何度もピンチに襲われます。

獅子谷に山奥の廃墟に連れ出し、拷問を加受けますがトラップにかけて獅子谷を殺害。

その後、滑皮が雇った殺し屋に銃を突きつけられ廃棄物処理場に連されます。

プレス機にて殺されかかったりもしますが、滑川の舎弟になると演技をし窮地を逃れます。

最後は戌井と柄崎ともに滑川を騙して勝利します。

ウシジマくんの最終回は？最後はどうなる？死亡する？生きている？

ウシジマくんの最終回は？

いつものように集金業務をするウシジマくん。

債務者である風俗嬢菊池文香の再建回収時、彼女を殺そうとする弟の辰也から守るためにナイフで刺されます。

その後も平然と振る舞い、文香の借金を回収しますが、柄崎との電話を終えた直後、路上で倒れ込みます。

ウシジマくん最後は生きている？

最後のシーン、スマホを片手に腹から血を大量に流し路上に倒れるシーンは死亡しているように見えます。

明確に死亡したという描写はありませんがおそらく死んでいるのではないでしょうか。

連載終了後に刊行された作者描き下ろしによる「もしもくん」では最後に生きているウシジマくんが登場しますがあくまでアナザーストーリーとしての位置づけのようです。