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『無能なナナ』3巻ネタバレ紹介!
第12話 ネクロマンサーPART3
シンジに取り押さえられたナナは、肌の冷たい感触から、彼が既に死んでいると確信します。
そんなナナを尻目に、ユウカはシンジとの思い出を話し始めました。
シンジは短気でプライドが高く、98点のテストに満足できずに破り捨てたこと、映画館でデートをして飲み物をこぼしたこと、その映画館が火事になり、能力を使って観客を逃がそうとしたシンジが逃げ遅れて死んでしまったこと…。
ナナは葬式で死体のツネキチを操っていたのはユウカだったのかと確認します。
ユウカは顔を赤らめて、シンジがすごい能力者だということと、シンジにはユウカがいなきゃダメだということをみんなに覚えておいて欲しかったと言いました。
だから、あたかもシンジがツネキチを動かしているかのようにみんなの前で装ったというわけです。
シンジはナナの処遇をユウカに尋ねます。ユウカはそれに受け答えをしますが、シンジは既に死んでおり、意思はありません。
つまり、シンジの発言は全て操作主であるユウカがそのように喋らせているもので、ユウカの思い通りの言葉がシンジから発せられているわけです。
ナナが人形劇と称していますが、その通りですね…。
シンジはナナのポケットから毒針セットを取り上げました。
ユウカはこれからナナがやろうとしていたことをクラスで説明してもらうと言います。
息を呑むナナに、ツネキチ、中島ナナオ、渋沢ヨウヘイの3名を殺したのかとユウカが問いました。ナナはそれらを認め、フッと笑います。強気ですね!
ナナは、みんなには見回りをしていただけだと証言し、ユウカが本当はネクロマンサーでシンジの死体を操っていたことを暴露すると言いました。
ユウカは反発しますが、クラスのリーダーであるナナと、シンジが生きていると偽り、死体とイチャつくユウカ。どちらが信用されるかは明らかですよね。
さらにナナはこの場を切り抜けるためにある提案をします。
・シンジの秘密は誰にも漏らさず、ユウカとシンジには手を出さない
・死んだシンジがユウカに今なんと囁きかけているかを教える
ナナは能力で死者の声が聞けると偽っています。この提案と交換に自分を解放しろとユウカに持ちかけました。
ロマンチストなユウカは「天国からのメッセージ」などと乗せられて、ナナを解放します。
しかし、これは当然ナナの作戦です。ナナはユウカの隙をついて部屋から逃げ出しました。
ユウカは秘密を守るため、ナナを殺すことを決意。シンジと共に後を追います。
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第13話 ネクロマンサーPART4
ユウカの部屋から飛び出したナナは夜の森へ逃げ込みます。
ユウカを殺すためには、まず側にいるシンジを操作不能にしなければ勝ち目がありませんでした。
ナナはユウカのベッドの下にツネキチのネックレスが落ちていたのを思い出し、ある作戦に打って出ます。
ナナは茂みに隠れながら、ユウカが常に身に付けているネックレスについて尋ねます。
そのネックレスにはシンジの遺骨でも入っているのかとナナが聞くと、ユウカは警戒する気配もなく肯定しました。
さらに、ネクロマンシーの能力には遺品が必要で、ツネキチのネックレスも死体を動かすために必要だったと認めたのです。
ナナは闇に紛れてユウカのネックレスを狙います。しかし、あと一歩のところで、シンジが阻止し、ナナはさらに森の奥へ逃げてゆきます。
闇の中にも関わらず、ユウカはナナを見失いません。それを不審に思っていると、突然ナナに複数の死体が襲い掛かります。
ナナに追いついたユウカは、島には元から多くの死体が埋まっており、暗視の能力者の死体を使ってナナの居場所が分かるのだと言いました。
ナナはこの島の過去について疑問を抱きますが、ひとまず死体軍団から逃げるのが先とその場から駆け出しました。
この死体の数ではユウカを襲うのは不可能だと判断し、ナナは森の奥の小屋に逃げ込みます。
小屋は内側の鍵が壊れ、外側からしか鍵がかからなくなっていました。
走り疲れ、体力も限界の状態にありながらも、ナナは必死で打開策を考えます。
シンジの部屋が昼間なのに暗かったことを思い出し、ネクロマンシーの能力が陽光の中では使えないのではないかと仮説を立てます。そして、逃げずに仮説を立証するため、あるトリックを思い付くのです。
ナナは小屋の中にあった工具を持ち出し、外側から小屋の扉に細工を施します。
そこへユウカと死体軍団が追い付きました。ナナは急いで小屋の中へ…。
シンジの怪力の能力があるため、ユウカは立て籠もっても無駄だとナナに迫ります。
余裕なユウカに対し、早く入ったらどうだと挑発するナナ。
しかし、ユウカは既に仕掛けていました。小屋の中にも死体があったのです。
襲われたナナでしたが、朝日が差し込み、間一髪のところで死体は動かなくなりました。
そこで、ユウカは外側から小屋の鍵を閉めます。夜になり、死体を動かせるようになるまでナナをこのまま閉じ込めておくつもりなのです。
小屋の中には脱出に役立ちそうなものはありません。悔しがるナナの叫びが響きます。
まさかナナがこれほど追い詰められるなんで驚きの展開ですね…。
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第14話 ネクロマンサーPART5
学校ではナナが休んでいることをキョウヤが不審に思っていました。キョウヤは居眠りするユウカにナナのことを尋ねますが、休んだ理由は知らないと言います。
その頃、小屋ではナナが脱出しようと動いていました。
夜になり、死体軍団を引き連れて小屋に戻るユウカ。シンジが鍵を開けて小屋の中を確認しますが、ひっそりと静まりかえる小屋の中にナナの姿はありません。
ユウカたちはナナが体当たりをして鍵を壊したのではないかと思い、実践してみますが、ナナの体力とパワーでは無理だという結論に至ります。
窓にも格子がはまっており、どう考えても脱出は不可能でした。とにかく死体軍団を使って周辺を捜索し、ナナを見つけようとするユウカ。
しかし、朝になってもナナは見つかりませんでした。ユウカは動かなくなったシンジを背負い、寮に戻ろうとします。そこへナナが現れました。
逃げるユウカを取り押さえたナナは、ユウカのポケットからあるものを奪いました。
ユウカはそんなものを盗ってどうするのか、ネックレスがあればシンジを動かせるのにと訴えますが、ナナは冷静です。
実はナナは以前からネックレスの留め具が壊れていることに気付いていたのでした。本当に無くしたくないものなら修理するはずです。
さらに、昨夜ネックレスを不意に奪おうとした際に、ユウカがネックレスではなく、咄嗟にポケットを押さえていたことをナナは見逃しませんでした。
ネックレスはダミーだったのです。ナナの洞察力がすごいですね。
ナナが奪ったものは、シンジが破り捨てたという98点のテストの切れ端でした。これがシンジを動かすのに必要な本物の遺品だったのです。
捨てられたくなければシンジを背負ってついて来いとナナはユウカに指示します。
たどり着いたのは、中島ナナオを突き落とした崖の上でした。
ユウカはどうやって小屋から出たのかとナナに聞きます。ナナはユウカに見つかった時、小屋の扉に細工を施していました。
ユウカは侵入を防ぐための補強だと思い込んでいましたが、実はナナはわざと扉の鍵を壊し、鍵かかかったように見える細工をしていたのです。
これによって、ナナは容易に小屋の外に出ることができたわけです。
ナナはユウカに閉じ込められる可能性と閉じ込められたフリをして脱出する結末までをも予測して仕組んでいたのでした。あの悔しがった様子も演技だったんですね…。
一枚も二枚も上手のナナに恐怖を覚えるユウカ。
震えながら謝罪し、何でも言うことを聞くからシンジの遺品を返してと頼みます。
ナナは毒針ケースを投げて返すよう言います。素直に従うユウカ。しかしその瞬間、ナナはシンジの遺品を崖の下へ投げ捨てました。ユウカは泣き叫びます。
ナナはユウカに、シンジとの映画デートのエピソードについて矛盾点を指摘します。
しどろもどろに言い訳するユウカに、ナナはシンジの遺品が破り捨てたテストの切れ端である点を追及しました。
幼馴染で恋人ならばそんなゴミではなく、もっと身近なものを持っているはずです。頭を抱えて震えるユウカに、ナナは容赦なく「このストーカーめ!」と恫喝。
錯乱するユウカは、シンジが恋人とデートをしている映画館に放火したことを自白。シンジが死ねば手に入れられると思ったと言います。
ユウカが語っていた映画館デートは、すべてストーキングして見ていた内容だったんですね。
そんなユウカの背後に毒針を持つナナの姿が…。
倒れたユウカ。ナナは袖口からシンジの遺品を取り出しました。崖から捨てたように見せただけで、本当は捨てていなかったのです。
しかしナナはそんな自分に疑問を抱きます。もしユウカが善人だったら助けていたのだろうかと…。
ナナは「まさかな」と言いながら、今度こそ本当にシンジの遺品を崖下に捨てたのでした。
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第15話 能力者VS無能力者PART4
ユウカの死体を崖から落としたナナ。シンジの死体が腐乱し、溶け始めているのを見つけます。ツネキチ、ユウカ、シンジと、ナナに関わった人間が次々と消え、さらにナナは昨日、学校を休んでいます。
キョウヤに疑いの目を向けられるとまずいと考えたナナは、次の作戦を仕掛けます。
ナナは森の中で、以前犬飼ミチルをからかっていた羽生に出会います。羽生は唾液を毒にできる能力者でしたが、定期的に爬虫類を食べなければならなかったため、蛇を捕まえているところでした。
ナナはいつも羽生と一緒にいる瞬間移動の能力者、高梨カオリについて尋ねます。すると、羽生は彼女とはケンカ中だと言い、携帯電話のメッセージのやり取りをナナに見せました。
カオリのカラーコンタクトを羽生が勝手に借りたことで仲違いしているようです。
ナナは一瞬の隙をついて羽生を押し倒し、首筋に毒針を刺します。苦しむ羽生に、携帯のロックナンバーを教えれば解毒剤を渡すと言うナナ。
羽生はロックナンバーを叫びますが、当然解毒剤など用意されているはずがありません。そのまま羽生は死んでしまいます。
ナナは羽生の携帯電話を奪い、羽生の死体を別の死体がある場所まで運びました。
その後、コンタクトレンズのケースを誰かの部屋の机の上に設置します。風が強いので開いている窓を閉めますが、この窓は左側の立て付けが悪く、どうやら右側しか開かないようです。
ナナは学校へ向かいます。
早速キョウヤが昨日は何をしていたのかと問い質してきました。
ユウカもシンジも学校に来ていないので、キョウヤはナナを疑っています。
それに対し、ナナは涙ながらにユウカを死なせてしまったと言います。
キョウヤの他に、ミチル、セイヤ、モグオを引き連れて、ナナはあの崖まで向かいます。道すがら、本当はシンジではなくユウカがネクロマンサーで、シンジを殺害したのもユウカだったことを明らかにするナナ。
その秘密を暴いてしまったため、逆上したユウカに死体を使って殺されかけたのだと告白します。
しかし、ユウカは最後には自分の罪を認め、崖から飛び降りて自殺したのだとナナは話しました。キョウヤ以外は大変驚いています。
ナナは炎使いのモグオに、今なお苦しんでいるシンジの亡骸を燃やしてほしいとお願いしました。
許可を求められたキョウヤも渋々OKを出します。キョウヤは何よりもナナから目を離さないことの方が重要だと考えているのでした。
シンジの死体を燃やし、次はナナを追い回していた死体軍団を燃やすことに。再びキョウヤに許可を取ります。
そんなに死体を調べてほしいのかと問うキョウヤ。ナナはキョウヤの厳しい視線を感じながら、この中にキョウヤの行方不明の妹がいたかもしれないと思うのでした。
寮に戻ったナナはユウカが“人類の敵”に操られていた可能性があり、彼女は悪くなかったのだとミチルたちに話しました。しかし、キョウヤだけはナナが一連の犯人だと疑います。
なぜなら、誰かが死ぬときに限っていつもナナの所在が不明だったからです。
しかしその時、寮から悲鳴が…!
慌てて向かうとそこには高梨カオリの死体がありました。キョウヤは死体を調べ、死後2時間以内だと推定します。しかしそうだとすれば、これまで行動を共にしていたナナには犯行は無理なのです。
ほくそ笑むナナと焦るキョウヤ。すべてナナの計画通りなのでした。
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第16話 能力者VS無能力者PART5
部屋で死んでいた高梨カオリ。ミチルはまだ助かるかもしれないと駆け寄りますが、キョウヤに止められます。
キョウヤはナナに自分の目の届く範囲から動くなと言います。やはりめちゃくちゃ疑っている様子です。
キョウヤはカオリが目をえぐり出そうとした様子で死んでいることから、机の上のコンタクトレンズのケースに目を付けます。
そしてためらいもなく、キョウヤはケースに残る液体を飲み干しました。
ぎょっとするナナ。「毒だっ!暑い…」とひどく苦しむキョウヤの言葉を受け、ナナは迷うことなく右側の窓を開けました。つらそうなキョウヤでしたが、不老不死の能力者である彼は、毒の苦しみはあっても死ぬことはないようです。
落ち着きを取り戻したキョウヤは、毒の保存液がついたコンタクトレンズが凶器で、他殺だと言います。
そして、机の周りに鏡がないことから、カオリにカラーコンタクトを付ける習慣があったと見抜き、犯人がその習慣を利用したのだと推理。
さらにキョウヤは、「冗談だが…」と前置きして、ナナが午後からしか学校に来ていなかったことを挙げ、午前中に毒を仕込むことが可能であり、カオリの心を読んでカラーコンタクトを付ける習慣を知ることもできたのではないかとナナに言いました。
そこでミチルがナナには動機がないと庇います。
「もっともだ」と引き下がるキョウヤ。ひとまずナナとミチルとキョウヤで聞き込みを開始することに…。
聞き込みをしながら、死んだカオリとケンカをしていた羽生の能力が唾液を毒にできることであり、その羽生が今日は学校に来ていなかったことをキョウヤは知ります。
羽生を犯人だと断定し、羽生の部屋へ向かいますが彼女はいませんでした。
キョウヤは心の中では毒を設置したのがナナだと疑い続けていますが、まだ追及するためのピースが足りません。カオリとナナとの接点を洗い出すため、再度カオリの部屋を調べることに…。
カオリの部屋でキョウヤは意味深に窓を眺めながら、カオリと仲が良かったのかをナナに聞きます。
ナナはハッとしました。先程、キョウヤが苦しんでいた時に、取っ手が無く、普通は開けない右側の窓を開けたことに気付いたからです。
これでは、ナナが左側の窓の立て付けが悪いと知っていた、つまりこの部屋に入ったことがあるという証明になってしまうのです。
ナナは咄嗟に、一度だけ部屋に入ったことがあると誤魔化しましたが、キョウヤの底知れない体力と精神力に怯んでしまいます。
キョウヤは苦しみながらもナナの行動をしっかりと見ていたんですね。
しかしそこで、ミチルがカオリの携帯電話を取り出し、やはり羽生が犯人だと言ってキョウヤを止めました。
携帯電話には羽生からカオリへ、謝罪とコンタクトレンズを机の上に置いた旨のメッセージが送られていました。
そして送信時間は、ナナがみんなと一緒にいた時間帯です。したがって、ナナがこのメールを送れるはずがないとミチルは言います。
しかしキョウヤは、やはりナナが犯人だと言い出して…。
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第17話 能力者VS無能力者PART6
ナナとキョウヤが対峙する中、モグオやセイヤなどのクラスメイトがやってきます。
キョウヤはカオリを殺害した犯人はナナだとして、今からリーダーの正体を暴くとモグオたちに告げます。
ナナはどれだけ疑わしくても証拠を暴かれるはずはないと自分を落ち着けます。
キョウヤは、羽生を殺した後にカオリの部屋に毒を置き、何食わぬ顔で午後から登校したナナの行動を順番に説明しますが、ナナはそもそも羽生が死んでいると何故わかるのかと反論。
キョウヤは羽生の遺体が既に燃やしてしまった死体軍団の中に紛れていたのではないかと推理します。あの時、ナナがキョウヤに死体を調べないのかとしきりに勧めていたのをキョウヤは不審に思っていたのです。
そして、本来はキョウヤが死体に目を奪われているうちに羽生の携帯電話という証拠を捨てようとしていたのではないかとナナに迫ります。
そうされないためにキョウヤはずっとナナの行動を見張っていました。
キョウヤは羽生の携帯電話からカオリに謝罪のメッセージを送ったのもナナだと断定。ナナは携帯のロックナンバーはどうするのかと食い下がりますが、論破されてしまいます。
事件が起きてからキョウヤはナナをずっと監視していました。キョウヤはナナに証拠を捨てる余裕は無く、ナナが今も羽生の携帯電話を持っているはずだと言います。
後ずさるナナ。キョウヤは「調べさせてもらうぞ」とナナに手を伸ばし、身体検査を始めます。
しかし、結局何も出てきませんでした。どういうことかと悔しがるキョウヤ。ナナは内心、危なかったと思いながら、証拠の処分方法について回想します。
方法は3つありました。1つは毒を設置した午前の段階でカオリにメッセージを送り、すぐに携帯を処分する方法です。しかしこれではナナのアリバイが成立しない可能性がありました。
2つ目はキョウヤの推理通り、携帯を隠し持ち、みんなが死体軍団に目を奪われているうちに処分する方法です。ナナはこの方法を選びかけていましたが、やはり3つ目のリスクは大きいけれど見返りも大きい方法を選ぶことにしたのです。
3つ目は死体にメッセージの送信ボタンを押させ、死体ごと携帯を処分する方法です。これは正しく送信できない可能性や、キョウヤが死体軍団を調べた場合に見つかる可能性がありましたが、成功すればアリバイも成立し、証拠品処分もできる方法でした。
ミチルはキョウヤにナナに謝ってほしいと言います。渋々、謝罪するキョウヤ。
ナナは人類の敵に操られた羽生がカオリを殺害したのだと説明し、羽生の魂がみんなで仲良くしてほしいと訴えていると言います。
ひとまず握手をして和解するナナとキョウヤ。
しかし、決定的な証拠はないもののキョウヤはナナを疑い続けていました。
夜、寮の外で見張りをするナナのもとにミチルがやって来ます。
ミチルは「人の心が読めるんですよね?」と言い、突然ナナの首筋にカッターナイフを押し付けます。
驚愕するナナに、心が読めるのになぜ気づかなかったのかと問うミチル。
一体何がどうなっているのでしょうか。
第18話 適者生存PART1
カッターナイフを突き付けられて戸惑うナナに、ミチルは本当の能力は何かと聞きます。
ナナは咄嗟にミチルの深層心理が読めたと取り繕い、今ミチルはナナに流れる血が猛毒だったらどうしようと恐れていると強気に言ってのけました。
ミチルは毒殺事件の後だから効果のある言葉だと笑います。その隙を突いて、ナナはミチルの腕を壁に叩き付けて反撃。ミチルは手首にケガを負い、カッターナイフを落とします。
ミチルはやはり只者ではないと言い、ナナと腹の探り合いをしますが、騒ぎを聞いてクラスメイトがやってきてしまいます。ミチルは「なんでもないですよ!」といつもの様子に戻り、ナナにニッコリと笑いかけました。怒りの表情のナナ。
翌朝、学校でナナのもとにミチルがやって来ます。ミチルはリーダーとして頑張っているナナにプレゼントがあると言い、小さな箱を取り出しました。
そして、中身を当ててみてくださいと微笑みます。心を読めるなら当てられるはずですが、能力のないナナには当然無理です。今は疲れているのでと断りますが、また昼休みに聞くとミチルは笑います。
クラスメイトの前でナナの能力を暴きたいミチルですが、ナナは切り抜けるための作戦を仕掛けました。
昼休み、キョウヤが担任と教室に入ると、ナナの周りにクラスメイトが集まっていました。ミチルがナナに箱の中身を聞いているところです。
ナナはクラスメイトの心の声が多く飛び交っているので、ミチルの声だけを聞き取ることはできないと言います。「わからないんですか?」とミチル。
ナナは箱の中身はメッセージカードではないかと言いますが、正解は入浴剤でした。大丈夫ですか?と白々しく言うミチルに対し、ナナは、今も「ナナしゃん大好き」という誰かの心の声が聞こえていると言います。
そこへキョウヤがやってきて、背中に貼り紙が貼られていることをミチルに告げます。貼り紙には「ナナしゃん大好き」と書かれていました。
周囲のクラスメイトは貼り紙に気付いていましたが、それをミチル本人に教える人はおらず、みんな心の中でこの貼り紙は何だろうと考えていたようです。
これを貼ったのは実はナナでしたが、ナナは「誰がこんなイタズラを!」と怒り、あたかも今知ったかのように装いました。これによって、ナナは「ナナしゃん大好き」という貼り紙の内容をクラスメイトの心の声で知ったと細工することができたのです。
つまり、箱の中身は分からなかったけれど、心の声が聞こえないわけではないと証明したのでした。
キョウヤだけは貼り紙を貼った犯人が誰かを気にしていましたが、証拠もないのにナナを疑った失敗を思い出し、犯人捜しはやめました。
放課後、見回りをするというナナにミチルがついてきました。
たどり着いた崖の上で、ナナは本物のミチルはどこかと尋ねます。
ナナは本物のミチルであれば手首のケガを自分で治せるはずだと言い、変身の能力者なのではないかと問い詰めます。
ナナが一瞬目を離した隙に、ミチルは消え、橘ジンと名乗る男が姿を現しました。
身構えるナナ。
橘は既にクラス名簿には自分の名前はなく、能力者の先輩だと言います。
そして、ナナと取引がしたいと言い出しました。
第19話 適者生存PART2
能力者の先輩、橘ジンについていくナナ。ミチルは睡眠薬で眠らせただけで、今頃部屋で目覚めているから安心しろと橘は言います。
連れてこられたのは洞窟。人の食事がしたくなった時に使う場所だと橘は言い、ナナにコーヒーを淹れようとします。橘は鳥や猫に変身しつつナナを監視しており、ナナの毒針や犯行の手口など全て知っている様子です。
ナナは橘に森の中の死体と同年代なのかと問います。橘は肯定しました。ナナと橘は互いに腹の探り合いをしますが、橘が先に五年前の出来事を明かすことになりました。
その頃、キョウヤはカオリに使われた毒の特定をしていました。そして、純度の高い毒を使うナナが一体何者なのかと疑い始めます。
五年前、誰が最も優れているかを決めるために自然と殺し合いが始まったのだと橘は話し始めました。一人、また一人と犠牲になり、次第にいくつかのグループに別れて命を奪い合うようになり、互いに相手が“人類の敵”だと決めつけ、妄想に駆られていったと言います。
学校側は対応しなかったのかとナナは尋ねますが、争いを予期していたかのように教官たちの撤退が早く、島から逃げようとする能力者には銃弾が降り注いだのだと橘は言いました。
そして、最後の仲間が死んだ後、橘は能力を駆使して本土へ帰還しました。しかし彼は、本土では既に“人類の敵”と戦って戦死したことになっていたのでした。
その後、橘は警察を自称する者たちに追われるようになったと言います。
それから、島での出来事は世間には伏せられ、再度能力者の募集が始まりました。
これらのことを受け、橘は一連の出来事に国家的な陰謀があったのではないかと疑い、調査をしているのだと言います。そして、今回の能力者の中にナナという動機不明の殺人を繰り返す人間が紛れ込んでいることを不審に思い、接触したのでした。
橘はナナに殺人の動機を説明するよう迫り、断れば殺すと言います。
しかしその時、突然橘が苦しみ始めました。ナナがコーヒーの中に毒を入れていたのです。
倒れた橘を尻目に、五年前の生き残りの存在を委員会に報告しようと端末を取り出すナナ。ところが、背後から端末を取り上げられてしまいます。振り返るとそこにはキョウヤが…。
戸惑うナナの前に今度はミチルが現れ、手首のキズが治ってないかのように装ったのは、わざとだと言います。そして次は氷使いのセイヤが現れ、ナナの足を氷漬けにして身動きが取れないようにしました。
ナナは手首のキズが治っていないことから、橘の能力を変身だけだと見誤っていましたが、実は能力までをもコピーできるのが橘の能力だったのです。
ナナの前に最強の敵が現れた瞬間でした。
橘はナナの背後にある組織の存在を薄々感じており、ナナが油断して尻尾を出すように仕掛けていたのですね。
さらに、あらゆる能力者に化けてその能力を使えるという桁外れの能力を持っている橘の登場でナナがこれからどうなるのか、目が離せません!