国民的人気マンガ『H2』。
今回は、そんな『H2』に登場する比呂（ひろ）・ひかり・春華（はるか）・英雄（ひでお）の複雑な恋愛関係は最終回までにどうなったのか？などについて詳しくご紹介します。
また『H2』を無料で読みたい！という方に『H2』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介しています。
最終回のネタバレの前に『H2』を全巻無料で読む方法です。👇
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『H2』最終回のネタバレの前に『H2』とはどんな話なのか？を簡単に振り返ります。
また主要な登場人物をおさらいします。
『H2』とは…？
この作品を手掛けたのは「タッチ」や「MIX」などの有名な作品を描いたあの「あだち充」先生が作者であり、H2も他作品と同じく王道の高校野球と恋愛を絡めた物語となっております。
高校野球という定番のジャンルでありながらも、友情、恋愛、努力、悔しさが綺麗にまとまり、どこかもどかしく、つい続きが読みたくなってしまうような作品です。
また、青春マンガでありながらもギャグ要素が万歳で、コメディのジャンルとしても読む事ができます。
『H2』主要な登場人物を簡単解説！
国見比呂（くにみ ひろ）
本作の主人公で中学時代に名を馳せた凄腕ピッチャーです。
スケベでだらしない性格ではあるが、運動神経が高く野球への熱意が人一倍ありセンスも抜群です。
肘の故障からこのまま投げたら壊れると言われたが、誤診だった事がわかりもう一度野球を始めます。
橘英雄（たちばな ひでお）
国見の親友でありライバルです。
中学時代の功績から名門校の野球部に入り1年生ながらレギュラーの座を獲得します。
甲子園で活躍したことからファンが多いが、雨宮と付き合っています。
雨宮ひかり（あまみや ひかり）
本作品のヒロインの一人です。
中学の時に国見の紹介で橘と付き合うが、幼馴染である国見との交流も深いです。
物語が進むにつれ、次第に国見に対する自分の気持ちの変化に気づき始めます。
古賀春華（こが はるか）
本作品のもう一人のヒロインです。
高校で国見と出逢い高校野球のファンだったことや国見自身に惹かれ始めます。
ドジっ子ではあるが好意や提案など自分の思ったことははっきり伝えるタイプです。
比呂・ひかり・春華・英雄の最終回までのストーリーおさらい！
1年生編
主人公の国見比呂は中学時代に親友である橘英雄、野田敦と共に東京の地区大会で２連覇を達成したことにより、橘英雄と国見比呂の二人が名門校やプロからも注目されていました。
しかし国見は試合の途中で肘が故障し、その後医師の診断で肘に爆弾を抱えていると告げられ、高校での野球を断念します。
野球部のない千川高校へ入学した国見はサッカー部へ、同じく腰の故障で野球を断念した野田は腰の治療のため水泳部に入部します。
野球を諦めた国見ですが、千川高校に入学してから古賀春華という少女と出逢います。
その古賀春華という少女は、千川高校の野球愛好会のマネージャーでした。
そんなある日野球愛好会とサッカー部で野球の試合をすることになりました。
完全に見下しているサッカー部は、ふざけながらも愛好会のバッターを次々と三振に抑えます。
それを見ていたサッカー部として参加していた国見と、ベンチで見学していた野田がそれぞれの部活を退部し、その場で野球愛好会に入ります。
国見と野田はサッカー部を圧倒し、高校野球が大好きな古賀は、中学時代に活躍した本物の国見であることに気づきます。
あと一歩のところで愛好会は負けてしまいましたが、国見と野田は古賀と愛好会の先輩たちともう一度野球を始めます。
国見と野田を筆頭に野球愛好会は様々な問題を解決していき、見事正式な部活として認めてもらい、橘英雄と雨宮ひかりは祝福すると同時に甲子園で戦いたいという夢を語ります。
2年生編
千川高校は春の選抜高校野球の予選となる昨年の秋季大会にて決勝まで勝ち進むも負けてしまいました。
一方で橘のいる明和第一高校は春の甲子園で準優勝を果たし、橘英雄が全国に知れ渡ることとなりました。
その後、夏の甲子園では千川と明和第一のどちらも無事地区予選を制し、甲子園への出場が決まり、甲子園の舞台で対決するという夢に期待を抱きます。
しかし、明和第一との対決まで残り１試合というところで、国見が試合中に足を痛めてしまいます。
それが原因で、2回戦で敗退したものの、国見の名前は大きく広まることになりました。
夏の甲子園では明和第一が優勝し、2年生の夏での夢の実現を叶えることができませんでした。
3年生編
2年生の秋季大会にて、千川は昨年の雪辱を晴らし、春の選抜高校野球出場を果たします。
しかし、橘英雄が率いる明和第一は新しいエースの育成を優先した結果、予選敗退をしてしまいます。
その後、3年生になった国見たち率いる千川高校は、見事春の甲子園を優勝する事ができました。
そして夢をかけた最後の夏に遂に甲子園の準決勝の舞台で国見と橘が、戦える事が決まりました。
超高校級のピッチャー率いる千川と超高校級のスラッガー率いる明和第一の試合は、どちらも負けられない熱い戦いが繰り広げられました。
２－０のまま9回2アウトの打席で国見と橘の最後の勝負になりました。
結果はストレートで三振に押さえ親友対決は国見に軍配があがりました。
比呂・ひかり・春華・英雄の人間関係や出来事について紹介！ひかりの母は死亡？
上記のあらすじ紹介で大まかな物語の内容を書きましたが、今度は主要キャラの関係性や出来事などを紹介します。
幼少期から中学時代まで
国見比呂、雨宮ひかり、野田淳の3人は幼馴染であり、国見と雨宮は家が隣同士だったこともあり家族ぐるみの交流がありました。
雨宮は同年代ながらも自分よりも背の小さい国見のことを弟のように思っており、部屋の片付けやご飯を作るなどよく面倒を見ていました。
また、互いの両親も国見と雨宮をそれぞれもう一人の息子、娘として世話をしていました。
そんな日々が続く中、中学時代に国見の紹介で雨宮は橘英雄と出会い、付き合い始めます。
橘の誠実な行動や優しさに次第に雨宮も好きになっていき、国見も良い行いだと思っていました。
しかし、国見の体が急激に成長して雨宮の身長を軽々と超えた頃、国見は雨宮に対し、異性として意識し始めます。
それは雨宮も同じでした。
ですが雨宮は橘と付き合っており、国見が自分で紹介しこともあり、後悔を覚えながらもそれぞれが思いを隠したまま高校へと進みました。
高校時代 古賀春華＆国見比呂
雨宮は彼氏の橘と同じ明和第一高校へ進学し、国見は入学した千川高校で古賀春華と出会います。
古賀は国見の父が勤める会社の社長令嬢であり、大の高校野球ファンでもあります。
中学時代の国見のことを知っていた古賀は、人柄や野球への熱意に次第に好意を寄せていきます。
国見もその気持ちに気づいており、古賀と国見がふざけ合っているシーンなどが度々見られます。
古賀がグラウンドの物置に閉じ込められたり、帰国子女の男に言い寄られた時に国見が助けるなど物語が進むにつれ相思相愛になっていきます。
また、国見の雨宮に対する未練も古賀は理解していました。
2年生の夏に海辺で国見と雨宮が抱きしめ合っている姿を見守っていました。
雨宮ひかりの父親から「長生きする嫁をもらえ」という言葉を受けて春華に「長生きしろよな」と伝えたり、最終話では紙飛行機を飛ばして古賀にどこまで飛んだか聞かれ「ちょいと大リーグまでな」と言い、春華のプロ野球選手の嫁になりたいという夢を共に追う事を確認する描写もあります。
高校時代 雨宮ひかり＆橘英雄
橘は自分の彼女である雨宮が国見の面倒を見たり世話をするのを容認していました。
時々国見と雨宮が二人きりになっても橘は親友の国見だったら大丈夫とかなり信頼しています。
しかし、自分以上に雨宮のことを理解している国見を見たり、国見と何があったか教えてくれない雨宮に対し、嫉妬を覚え、またその嫉妬をする自分のことが嫌になっていました。
雨宮は最初は弓道部に入部していましたが、橘を支えるため一時的に野球部のマネージャーを兼務します。
大会が終え、再び弓道部に戻るも新しく入った後輩の小山内美歩が橘に熱烈なアピールをしていたことから度々野球部に顔を出すようになります。
そんな中、2年生の夏に甲子園で野球部のマネージャーとして来ていた雨宮は海辺で2回戦で敗退した国見と出逢います。
チームのみんなを勝たせられなかったことや、橘との夢を果たせなかったこと、そして雨宮の誕生日に自分のウイニングボールを渡せなかったことに落ち込み泣いていました。
そんな国見を抱きしめながら慰めたことで国見から自身が初恋の相手だったことを告げられます。
最後の夏の甲子園で国見達との試合の前に、橘にこの試合でもう一度自分か国見のどちらを選ぶか見極めて欲しいと告げられます。
最終話では一瞬でも国見との真っ向勝負を疑った橘に雨宮は「最初からないよの、選ぶ権利なんか…」と告げ、橘も国見との勝負により「誰よりも雨宮ひかりが必要なのは、この俺だ。」と互いに自分の気持ちを改めて伝え合い抱き合いました。
国見比呂と野田敦の復活
野球愛好会に入り、しばらくして雨宮から朝刊を見てと電話が来ました。
それは国見と野田を診察した医者が医師免許がないヤミ医者だったため、改めて別の病院で診察してもらいました。
その結果、野田の腰に以上はなく、国見に至ってはガラスはガラスでも防弾ガラスのような丈夫な肘だったと冗談まじりに雨宮と橘に話しました。
雨宮ひかりの母親の急死
3年生の春の選抜で千川が甲子園で優勝したことで、春の千川、夏の明和第一と今年の夏の甲子園での対決が期待されていた中、雨宮の母親が急死してしまいます。
幼馴染の母親でありながらも我が子のように可愛がってもらっていた国見はとてもショックを受けます。
それと同時に雨宮と同じ悲しみを共感できたことから、互いに繋がりのようなものを感じました。
その時橘は、うまく慰められないもどかしさや、互いの距離を縮める雨宮と国見への嫉妬、そしてその嫉妬してしまう自分に嫌気が差すなど葛藤を抱いていました。
比呂・ひかり・春華・英雄のキスや好き告白など結末まとめ
H2の続編や後日談は描かれていません。
古賀を思いながらも雨宮に未練を残していた国見でしたが、準決勝で国見は橘に聞こえるように野田に自分が雨宮ひかりが好きだと言い、宣戦布告して、最後の打席で改めて雨宮ひかりを掛けた恋の勝負で橘に負けたと実感しました。
そして、野球には勝ったが恋愛に負けた国見はマウンドで流した涙と共に雨宮への未練がなくなったのだと思います。
上記でも書いていますが、雨宮の父の発言や最終話で古賀の夢を汲むような発言をしています。
また、雨宮も橘の思いを改めて受け止めていたことから、雨宮も国見をへの未練をなくすことができたのだと思います。
個人的にはタッチの26年後を描いたMIXのような続編や読切の後日談があってほしいと思いました。
『H2』読者の反応は？
H2のドラマ見続けて最終回来たけど比呂と英雄が最後まで一回も戦うことなかったのに最終回でやっっっと戦うの最高にアチいな
— wamotu (@uma_wug_0914key) May 20, 2020
サンデーうぇぶりでのH2最終回、何度か読み返してちょっと分かったようなこの洗練された良さ。爽やかさ。
表情が晴れた比呂が見れて嬉しかった。この漫画を読めてよかった。古賀ちゃんがずっと可愛かった。— 目森 (@rmgqxaxKv4BsgHQ) July 7, 2019
H2の最終回で比呂に夏色を歌わせるあだち充のセンス最高だよ
— 滝沼 (@Tak1numa) August 27, 2017
こつこつと、サンデーウェブリであだち充の「H2」を読了。
最終回のひかりの決断が、難解。わからなくてWikipediaもみたけど難解。
なんと自分の恋愛偏差値の低さよ。— 高野ちん太郎 (@takanochintaro) August 23, 2020
中学の頃にドラマでやっていたH2を昨日の夜から一気に観たら最終回が終わってしまった笑 改めて観ると幼馴染のひかりの母が亡くなった時に感情移入して泣いてしまった😅もういい歳になったなぁ…笑
— こばしょう (@kobasyou_dayo) December 8, 2018
あだち充先生の作品で一番好きなのは『H2』。比呂とひかりの関係がすごく好きでした。
二人だけの時間、空間を言葉や表情が無くても伝わる、あだち充先生にしか作れない名作です！！
二人を応援していたので、最終回は辛かったなぁ、、#あだち充読書感想文— りさ (@sDxU0qznc37mvFa) August 31, 2018
雨宮ひかりちゃんと古賀春華ちゃんで悩んでたらめちゃめちゃ読みたくなってきたからH2の文庫版か何か買って帰ろう……スポーツ漫画の最終回の中でH2が一番好きかもしれない ひかりちゃんのトランクの鍵のこととお母さんのこととライブの話と最終回のスチュワーデスは～っていうあれが好き……
— ヒロ (@hiro1220) August 7, 2017