今回は「東京リベンジャーズ」で、東卍(とうまん)史上最大にして最後の抗争の相手、天竺(てんじく)の総長である黒川イザナを紹介します。
主人公のタケミチの宿敵・稀咲(きさき)が過去で東卍を追放されるまで、黒川イザナは一度も登場していません。
そんなイザナが過去では巨大なチームを率いて東卍を攻めてきて、現代では東卍の実質トップに立っているのは何故なのか。
タケミチが過去と現代で情報を集めた結果、イザナとマイキーには深い因縁があることが判明します。
さらにイザナについて特筆すべきは、「(これまで)暴力で全てをねじ伏せてきた」と言い切るほどの圧倒的な強さ。
東卍とマイキーにとって過去最強の敵なのは間違いありません。
第20巻から始まる、東卍と天竺の頂上決戦とも言うべき総長同士の喧嘩は必見です。
ここからは、黒川イザナが一体何者で、なぜ東卍とマイキーを潰しに来るのか、そして最期に明かした出生の秘密などを解説していきます。
また漫画『東京リベンジャーズ』を1巻から最新巻まで無料で読みたい!という方に『東京リベンジャーズ』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。
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黒川イザナは天竺の総長で現代では東卍の実質トップ?
黒川イザナは、東卍を追放された稀咲が新たに入った暴走族「天竺」の総長です。
天竺はイザナと同年代の「S62世代」と呼ばれる不良たちを中心に、横浜で結成されたばかりのチーム。
稀咲ら天竺の連中はある日いきなり東京まで攻め込んできて、各所で東卍メンバーを襲撃してきました。
「やられっぱなしは気に入らねぇ」という総長マイキーの考えの元、東卍は総動員で天竺と抗争することになり士気が高まります。
しかしタケミチには、この抗争自体が稀咲の思惑通りに進んでいるような悪い予感がしていました。
抗争の先にどんな未来が待っているのか、それを確かめるためタケミチは現代にタイムリープして橘直人(たちばな なおと)と協力して情報を集め始めます。
そこで、かつて十代目黒龍としてタケミチや三ツ谷らと争った柴大寿(しばたいじゅ)から天竺と黒川イザナについて話を聞けることに。
まず黒川イザナは柴大寿よりも前の八代目黒龍のボスだった男で、現代では東卍の幹部になっていました。
天竺の総長だったイザナが、現代でなぜ東卍の幹部になれたのか。
それは、東卍が長い抗争の果てに天竺と合併し、トップにマイキー、ナンバー2とナンバー3には稀咲と黒川イザナが顔を揃える、最悪の犯罪集団に生まれ変わっていたからです。
マイキーは死亡、稀咲も海外で身を隠していると思われている現代では、イザナは東卍の実質的なトップにまで上り詰めていました。
さらに柴大寿の話によるとイザナは、かつての東卍副総長・ドラケン以上にマイキーから信頼されていたそうです。
「なんでこんな奴が?」「何者なんだよ?黒川イザナ」と、タケミチの疑問は深まるばかり。
そこへ、タケミチと直人を襲撃しに来たのがイザナと稀咲です。
直人と共に銃で撃たれ瀕死の重傷を負ったタケミチは、最後の力を振り絞って過去へタイムリープ。
現代の直人が死亡してタイムリープ出来ないという絶望的な状況の中、タケミチは最悪の未来を変えるため、イザナとマイキーの関係を調べ始めるのでした。
黒川イザナはエマの”お兄ちゃん”で、マイキーの異母兄弟?
「マイキーは元々イザナと知り合いだったんじゃないか?」という仮説を確かめるため、過去でマイキーの家を訪れるタケミチ。
そこに居合わせたマイキーの腹違いの妹・佐野エマの話で、黒川イザナはエマの兄だと分かりました。
エマが佐野家に預けられる前の旧姓は「黒川」で、エマがまだ3歳だった頃に施設へ預けられた兄がイザナだと言うのです。
イザナがエマの実兄だとすると、マイキーからすれば腹違いの兄にあたります。
しかしエマもマイキーも、イザナについて知ってることはほとんどありませんでした。
イザナと別々に暮らすことになった頃のエマはまだ幼かったし、マイキーはイザナとつい最近会ったばかりだからです。
イザナと親交があったのは、マイキーの実兄・佐野真一郎でした。
真一郎は、施設で孤独に暮らしていたイザナの元へ「兄」として訪れていたのです。
イザナは母親に捨てられた日から孤児として生きてきて、さらにちょうどこの頃「お兄ちゃんが欲しかった」と考えていたこともあり、真一郎の存在が唯一の心の支えになりました。
第20巻172話では、イザナが真一郎からいろんなことを教わりながら楽しそうに過ごす様子が描かれています。
そんなイザナと真一郎の関係が崩れ始めたのは、真一郎の実の弟であるマイキーにイザナが激しい嫉妬と憎悪を持ち始めてからです。
真一郎が死んだ今、イザナは天竺を率いて東卍とマイキーを潰しに来ました。
こうして始まったのが、東卍史上最大にして最後の抗争となる「関東事変」です。
黒川イザナの強さはどれくらい?マイキーとの頂上対決の決着は?
東卍伍番隊の元隊長で天竺に寝返ったムーチョの話では、イザナのカリスマ性は「圧倒的な戦才(センス)」によるもの。
関東事変にゲストとして呼んだ東京中の不良のトップたちを暴力で屈服させたり、天竺と東卍の戦いが始まると参番隊隊長代理のぺーやんを蹴り一発で失神させたりと、イザナの強さが徐々に見えてきます。
ぺーやんは壱番隊隊長の三ツ谷が「腕っぷしならオレより上」と認めるほどの強さなので、そのぺーやんを一撃で倒した時点でイザナが東卍の隊長クラスよりもはるか格上なのが分かります。
第20巻171話でマイキーとの頂上対決がいよいよ始まると、イザナの強さが本領発揮。
マイキーといえば、愛美愛主(めびうす)の長内、芭流覇羅(ばるはら)の半間、黒龍(ぶらっくどらごん)の柴大樹など、これまで東卍が戦ってきた敵チームのボスたちを一撃で沈めるほど強烈な蹴りを持っています。
そんなマイキーの蹴りをイザナは三度も防ぎ、四度目にはマイキーの顔面にカウンターの蹴りを決めてみせます。
マイキーが蹴り倒されたという事実がどれだけショッキングなことなのかは、二人のタイマンを見ていた東卍メンバーの驚いた表情からも明らかです。
イザナのことをよく知る天竺四天王筆頭の鶴蝶(かくちょう)は、「孤独がイザナの強さ」だと語ります。
他人に興味がないイザナには「これ以上やったら殺してしまう」というリミッターがないため、相手を殺すつもりで戦っているというのです。
その後もマイキーを圧倒するイザナでしたが、少しずつ動きが鈍くなっていきます。
マイキーの強烈な蹴りを受け続けてきたイザナの腕や足が、すでにボロボロになっていたからです。
自分の蹴りをかわされたところにマイキーから拳と蹴りの連撃を受けて、ついにイザナがダウン。
マイキーの蹴りをまともに食らってすぐに立ち上がるタフさにはタケミチも驚いていますが、動きを完全に見切られたイザナに勝ち目はありませんでした。
最終的にマイキーから「オマエの負けだ」と告げられて追い詰められたイザナは、稀咲から奪い取った銃をマイキーに向けます。
銃に頼った時点で「喧嘩では勝てない」と認めたも同然なので、イザナはマイキーとの頂上決戦に敗れたことになります。
それでもイザナがマイキーにとって過去最強の敵だったのは、2人の戦いを見ていたドラケンほか東卍メンバーの反応からして間違いないでしょう。
しかもタイマンが始まったあたりでは、イザナはマイキーの強さを確かめながら戦っているようにも見えます。
もしイザナが初めから殺すつもりでマイキーと戦っていたら、勝負の結果は違っていたかもしれません。
黒川イザナは最後は仲間をかばって死亡?
イザナは、稀咲に銃で撃たれそうだった鶴蝶をかばって死亡します。
稀咲の計画では、天竺とイザナを利用して東卍を潰し、マイキーを裏から操って闇社会のトップに立つはずでした。
そのため、マイキーに喧嘩で敗れたイザナに潔く負けを認めてほしいという思いから戦いを止めようとした鶴蝶が稀咲には邪魔だったんですね。
背後から稀咲に一発撃たれ、その後トドメを刺されそうになった鶴蝶を守ったのがイザナでした。
イザナは鶴蝶のことを下僕と呼び、天竺のメンバーたちも「自分への恐怖と利害で従っているだけ」と言い切っていたように、仲間のことを何とも思っていないような発言をしてきました。
しかし最後は自分を身代わりにして鶴蝶を守ったことから、本心ではイザナなりに仲間のことを大事に思っていたのが分かります。
黒川イザナの名言は?下僕と呼んでいた鶴蝶への本心から出た言葉とは?
イザナの名言として、イザナが鶴蝶をかばった理由が分かる台詞を紹介します。
まずは第20巻175話で明かされる、2人の過去についておさらいしておきましょう。
イザナは子供の頃に母親に見捨てられ、孤児として施設で暮らしてきました。
一方、鶴蝶は事故で両親を失ってしまい、イザナのいる施設にやってきました。
親を亡くし、さらに施設でイジメにあっていた鶴蝶は生きる理由を失っていました。
鶴蝶が死ぬつもりだったその日に、イザナは「オレの下僕として生きろ」と命じることで生きる価値を与えました。
鶴蝶はそれ以来、王であるイザナの下僕として、イザナのためなら命すら捧げるつもりで生きてきました。
それなのにイザナが自分なんかをかばって死んでいくのが、鶴蝶には理解することも許すことも出来ませんでした。
「オマエは王としてオマエの時代を作らなきゃいけない」「なんでオレなんかをかばった?」と鶴蝶が問いただすと、イザナは「ゴメンな鶴蝶」と素直に謝ります。
そして「…でもオレには、オマエしかいないから」と続けた、イザナの本心から出た言葉。
これこそがイザナの名言ではないでしょうか。
鶴蝶がイザナのことを「王」と認め特別に思っていたように、イザナもまた同じだったのです。
第20巻178話では、瀕死の鶴蝶が走馬灯のように施設にいた頃を思い出しています。
そこには、雪の中でまるで兄弟のようにはしゃぐイザナと鶴蝶の姿がありました。
イザナの母はフィリピンの女?死に際に明かした過去とは?
エマの記憶によるとイザナはエマの実兄で、マイキーや真一郎の異母兄弟だと思われていました。
しかしイザナが死に際にマイキーに明かした出生の秘密から、誰とも血がつながっていないことが分かったのです。
イザナは、自分を捨てた母親に街で偶然出会った際に「アンタは前の旦那がフィリピンの女と作った連れ子」、「アンタは他所(よそ)の子」と聞かされていたのです。
イザナの父親はチンピラに刺されて死亡、本当の母親もフィリピンの女という情報しか出てきません。
つまりイザナには、身の周りに血のつながった人間が誰もいなかったと思われます。
兄としてイザナの前に現れた真一郎はなぜかイザナの出生に気づいていましたが、そのことをイザナには黙っていました。
真一郎は血のつながりなどなくても、イザナを本当の弟のように思っていたからです。
それでも、イザナにとって血のつながりは一番大事なことでした。
腹違いとはいえ血のつながった兄だと思っていた真一郎が赤の他人だったと知り、イザナは深く絶望しました。
第20巻177話でイザナはこの絶望を「あると思ってた幸せがある日突然奪われた地獄」と表現し、涙を流しながら真一郎を責めています。
黒川イザナのピアスと同じ柄の刺青を入れた男は何者?現代で生きている?
過去で天竺との戦いを終えて現代に戻ってきたタケミチは、ニュースで「梵天(ぼんてん)」と呼ばれる犯罪組織の存在を知ります。
「(東卍は解散した現代なのに)東卍みてぇのが今でもいんだなー」とのんきにニュースを見ていたタケミチですが、梵天メンバーの中の一人の男に目が留まります。
白髪のその男の首には、黒川イザナが付けていたピアスの模様と全く同じ刺青が入っていたのです。
「もしかして、イザナが現代で生きているのでは…?」と危機感を持ったタケミチは、犯罪組織課の橘直人に梵天の調査を依頼。
調査の結果、黒川イザナはタケミチが見てきた過去の通り死亡していました。
そして日本最大の犯罪組織「梵天」のトップに立つ刺青の男の正体は佐野万次郎、つまりマイキーであることが判明します。
マイキーは12年前に東卍を解散したあとにドラケンたち東卍メンバーと決別し、新たな組織を率いていたのです。
マイキーがなぜイザナのピアスと同じ模様の刺青を入れているのか、その理由は明かされていません。
可能性の一つとして考えるられるのは、イザナの死を忘れないためです。
マイキーが死者と関連のある模様の刺青を入れている例は、別の現代でも確認することができます。
例えば第14巻117話、この現代でマイキーはドラケンや三ツ谷を自分の手で殺害しており、その首には2人と同じ龍の刺青が入っています。
イザナはマイキーが殺したわけではありませんが、腹違いの兄だと信じていたイザナを目の前で亡くしたショックは相当なものだったでしょう。
その過去を忘れないために、マイキーはイザナのピアスと同じ模様の刺青を首に入れたのかもしれません。
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