MFゴースト池谷先輩と真子のその後は？車で失神？イニシャルDでの事故とは？シルビア！

イニシャルDの中でも拓海が普段から敬意を払って接しているキャラクターが多くいます。

特にプロジェクトDに本格的に入るまでは、拓海は実質、秋名スピードスターズのメンバーのように見られており、そのメンバーとはバイト先も一緒であることから、普段からよく話しています。

その中でも注目される事が多いのが池谷浩一郎です。

彼は拓海を走り屋の世界に連れてきた張本人であり、常に拓海の応援をしているという熱い精神を持っている一方で、数々のヘンテコエピソードや恋愛に奥手な部分も含めて、非常に魅力的な部分のあるキャラクターになっています。

そんな愛される先輩、池谷浩一郎を今回は紹介します。

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愛車はシルビア！イニシャルDでの池谷先輩とはどんな人物？

池谷浩一郎のプロフィール

池谷浩一郎 pic.twitter.com/jV1JcDeg1G

— ︎︎むっしゅ (@Musyu_roadster) March 29, 2021

池谷浩一郎は主人公である藤原拓海のバイト先の先輩社員です。

初登場時は21歳のため、さほど年齢差が大きいわけではないですが、店長からも頼りにされている部分も多く、先輩としてのどっしりとした感じは非常に強く伝わってきます。

また、ガソリンスタンドの店員としての活動の傍ら、「秋名スピードスターズ」という走り屋のチームのリーダーを行っており、よくガソリンスタンドに来ている健二は同じチームメンバーであり親友です。

周りからは「池谷」や「池谷先輩」とよく呼ばれています。

池谷浩一郎の愛車は？

4 頭文字D
池谷 浩一郎 pic.twitter.com/rbeu02NXoN

— 大人になれない赤しおん (@40n______) February 8, 2018

そんな池谷浩一郎の愛車は日産の「S13 シルビアK‘s」です。

日産の中の有名なスポーツカーの1つとして非常に有名な車ですが、その中でも池谷はS13というシルビアシリーズの中で本格的にスポーツ走行に力を入れ始め、歴代シルビアの中でも最も人気のある車を愛車にしています。

また、池谷はS13という車に非常に愛着を持っており、逆にS14という後継車が嫌いであるという一面も持っています。

ちなみに池谷の最大の友人である健二は、シルビアの姉妹車である180SX(ワンエイティ)という車に乗っています。

池谷先輩と藤原拓海の関係は？事故を起こしたり車で失神したりなど情けない一面も？

池谷浩一郎が藤原拓海と知り合ったきっかけは？

8、池谷浩一郎 pic.twitter.com/rsphBpXtCQ

— かん (@kagatsuka_250) February 9, 2019

池谷と拓海の関係は、元々はただのバイト仲間といった程度でした。

ただし、自身のチームである秋名スピードスターズと高橋兄弟がチームの中心となって動いている赤城レッドサンズの対抗戦を機に、拓海との距離は一気に縮まりました。

元々はそのまま対抗戦に臨むのがほとんどなのですが、元から高橋兄弟を中心とした赤城レッドサンズのドライビング技術は相当高いもので、最初から涼介も秋名スピードスターズのメンバーの走りを見て「話にならない」と一蹴していました。

また、それは秋名スピードスターズのメンバーも理解しており、対抗戦が決まった日に魅せた高橋兄弟の走りのレベルの高さを見て、秋名スピードスターズのメンバーは意気消沈していました。

それでも何とか一矢報いたいと思い、池谷は自身で特訓に励みます。しかしその練習中に対向車が来たのを咄嗟によけようとしたため、池谷は事故を起こしてしまい、ケガをしてしまいました。

この絶望的な状況で池谷が向かった先が拓海の家でした。目的は拓海…ではなく、拓海のお父さんの文太でした。

文太は昔は走り屋の世界で非常に名高い人であり、その時点では一線引いているものの、いまだにレジェンドのような存在として、走り屋の世界では有名になっていたのです。

そこで池谷は文太に、今度の対抗戦に出てくれないかと必死にお願いをします。文太も最初はハッキリと断っていたのですが、池谷の力強い頼みを聞いているうちに、何とかしたいという想いも出てきました。

そして、対抗戦当日にハチロクに乗って現れたのが拓海だったのです。

拓海はもともと、ガソリンスタンドでのバイト中や学校での樹との会話でもついていけないくらい、車の知識などは全く知らず、周りからはかろうじて運転できる程度だと認識されていました。

しかし実は、拓海はお父さんがメインで行っている藤原とうふ店のお手伝いを行っており、秋名山を通って豆腐をお客さんのところに届けるという事も行っておりました。

また、帰り道がちょうど秋名山の下りのルートになり、そこを早く帰りたいという想いからドリフトなどのドライビングテクニックを身に着けており、結果として文太に引けをとらないほどの技術を身に着けていたのです。

池谷浩一郎はそもそも運転が苦手なのか？

#アニマックス#頭文字D

池谷先輩 コーナー3つで失神事件 pic.twitter.com/31uZdm1sF4

— andhi (@andhi_andhi1710) August 11, 2020

とはいえ、事故を起こしてしまうなど、池谷のドライビングテクニックを疑ってしまう人も多いかもしれませんが、実際のところ運転が得意かと言われると、微妙というのが正しいと思います。

普通の車の運転という面に関しては、非常に上手いと周りから評価はされています。実際に上司から「池谷ならば社用車の運転も安心して任せられる」と言われています。

その一方で走り屋としてのレベルはお世辞にも高いとは言えません。

本人は車全般のパーツの知識やメカニズムは知っているものの、ドライビングテクニックの部分は全く詳しくなく、最初はパワースライドとドリフトの区別もついていませんでした。

そしてもう一つ、池谷を語るうえで欠かせないワードがあります。

それが「コーナー3つで失神事件」です。

これは、拓海の技術を何としても戴冠して自分でも使えるようになりたいという池谷の要望から生まれた事件でした。

ある日、拓海に運転してもらい池谷は助手席に座り、秋名山のダウンヒルを走るという事を行いました。

ドリフトのテクニックやコーナリングの部分は特に池谷も気にかけており、拓海から勉強したいと思っていたのでしょう。

しかし、拓海のコーナリングへの進入やスピード感に全く慣れていない池谷は、早速怖くなってしまいます。

そしてその結果、池谷は拓海がコーナーを3つ曲がったタイミングで気絶してしまったのです。

これが「コーナー3つで失神事件」です。そしてこのエピソードは池谷の走り屋としての技術の無さを露呈させるエピソードとなってしまったのです。

池谷浩一郎の一大転機！佐藤真子との関係とは？

佐藤真子とはどうやって知り合った？

初めて好きになったアニメキャラは
頭文字Dの佐藤真子ちゃん pic.twitter.com/GIbHh2MA0v

— ユーズ 11/3までお嬢様言葉 (@us3_418) October 20, 2023

佐藤真子とはイニシャルDの中でも1位2位を争うほどの美女であり、それであり走り屋としての技術も高く、実際に拓海とバトルも行っています。

そんな真子が池谷と出会ったのはひょんなことがきっかけでした。

ある日、真子は車の運転中に車が故障してしまい、立ち往生してしまう事となってしまったのですが、そこに偶然池谷が遭遇します。

車のメカニックに関する知識を持っていた池谷は、真子が立ち往生している姿を見過ごせなかったのか、真子に声をかけ事情を聴き、その場で車の修理を行なったのです。

この姿を見た真子は池谷に惚れ、池谷に好意を寄せ始めたのです。

そこから真子と池谷はとても仲睦まじい姿を見せていました。

ドライブデートやプールデートなど、二人だけではないものの、一緒に遊ぶ機会が増えていきました。

佐藤真子とのその後の関係は？

ただし、そんな二人の関係も長くは続きませんでした。

まず、ドライブデートですがとても仲良く進んでいたものの、その中で池谷は真子が走り屋であり、後々拓海とバトルを行いたいという旨の話をします。

これは、池谷の男としてのプライドをズタズタにした事でしょう。自分の好きな彼女は自分よりも運転が上手く、自分も同じ走り屋であるにも関わらず、自分の方が運転が下手であると暗に伝えられたような気分だったかもしれません。

しかし、真子も強い決意を持っていました。自分の本拠地である碓氷峠で拓海とバトルを行った結果負けた場合は走り屋を引退する気持ちを持っていました。加えて女性としての気持ちもあり、池谷に自身のバージンを捧げたいという発言をしています。それだけ真子も真剣だったのです。

しかし、池谷の心中は穏やかでは無かったはずです。自分の後輩と好きな女性が戦う事、運転技術の部分の差の事、色んな事に対する葛藤があったはずです。

そんな中、池谷にとってさらに衝撃的な事実が発覚します。

なんと真子が尊敬していた人物の中に「高橋涼介」の名前があったのです。

真子がこの話をしたのは、そこまで深い意味があったわけでなく、運転技術の部分で憧れの人物であるという程度でした。

しかし、池谷にとってはこの一言でさらに頭を抱えます。

自身には走り屋でありながら高橋涼介ほどの力が無いという部分が、憧れとはほど遠いという引け目に近い感情を池谷に抱かせる事になったのです。

また憧れの対象が高橋涼介であった事も池谷にとっては嫌だったでしょう。

もし憧れの存在が自分に縁が遠い人だったら、まだそこまで引け目には感じなかったでしょう。

しかし、高橋涼介はかつて対抗戦で面と向かって向き合った事のある人物で、池谷にとってはある意味、身近なところにいる存在です。これがより池谷に後ろ向きな感情を抱かせたことでしょう。

これにより、池谷は大きな勘違いをしてしまったのです。

「自分は真子の隣にいるには十分な存在ではない」と。

そんな気持ちの中、真子は池谷に場所と時間を指定して待ち合わせをする事になります。

そこで真子は池谷に告白する予定だったのです。

しかし、池谷はその待ち合わせに行くのをかなりためらい、待ち合わせの直前になるまで自身のガソリンスタンドにいました。そしてそこで店長にこの話をしたところ、店長に怒られます。

「あくまでも高橋涼介が好きなのはドライバーとしての憧れであった事」、「真子は池谷に人として好意があり、本気で付き合いたいと思っているだろうという事」、そして「池谷が抱いているものは勘違いである」という事を説得しながら怒ります。

この言葉で池谷は思い直し、急いで車を走らせ、待ち合わせの時間はとっくに過ぎているものの、何とかして少しでも早く真子に会えるよう、動き始めました。

しかし、「時すでに遅し」という状態でした。

イニシャルDは90年代後半をモデルにした作品です。当時はまだ携帯電話も今ほど普及しているわけではありません。なので、すぐさま連絡する手段など何もありません。

つまり、直接会う事でしか、自身の想いは伝えられないのです。

真子は待ち合わせの時間が過ぎても、ずっと待ち合わせの場所で待っていました。

10分、20分と時間が過ぎていき、真子も最初は不安に思うも、きっと来てくれるだろうと思っていたのです。

しかし、それでも池谷がくる姿が見えない事で、真子は察してしまうのです。

「池谷さんは自分と付き合う気持ちを持っていないのだ」と。

その悲しみから真子は涙を流し、待ち合わせの場所から去ってしまいます。

そして、そのわずか数分後に、池谷は待ち合わせの場所に着きます。もちろんそこに真子の姿はありません。

これにより池谷も「真子ちゃんが自分に愛想をつかしたんだ」と察し、池谷は一人で虚しさをかみしめるシーンに切り替わるのです。

こうして、池谷と真子の恋は終わってしまったのです。

そこから池谷と真子は一度だけ会う機会はあったものの、そこでも池谷はトラブルにあってしまい、さらに真子の口からレーサーになりたい旨の話を聞いて、彼女のために身を引いた方が良いと池谷は思い、恋愛に発展する事はありませんでした。

池谷浩一郎のその後は？MFゴーストでの活躍は？結婚や恋愛は？真子とのその後は？

MFゴーストでは池谷浩一郎はどうなった？

池谷先輩、MFゴーストで禿げちらかしたおっさんになってて悲しくなった pic.twitter.com/L6ufVvtibi

— Vやねんちゃん＠優勝 (@GoblinSmithy) January 6, 2022

MFゴーストでは池谷はガソリンスタンドの店長として、拓海や樹が働いていたバイト先で働く姿が映されています。

池谷、樹、健二の三人で仲良く話している姿はイニシャルDの頃を彷彿とさせるものがあるでしょう。

しかし、MFゴーストの頃には池谷ももう40代に差し掛かっており、頭は禿げてしまい老化も進んでいるので、とても残念な姿になってしまっています。

結婚や恋愛はしているの？真子とのその後の接点はある？

加えて恋愛や結婚の面ですが、池谷はいまだに独身です。真子との接点もありません。

樹や健二はMFゴーストの作中では既に結婚しているという設定があるので、その面も非常に寂しさがあると言えるでしょう。

また、本人曰く恋愛や結婚ができない理由が明記されています。それが、池谷が作中で発した「好きで独身やってるわけじゃないんだよー。忘れられない女性（ヒト）がいるだけだよー」という言葉です。

これは名前を出さずとも真子の事であると理解できる人は多いでしょう。

ある意味、ずっと一途で好きな人の事を思い続けているという事ですが、ファンにとっては少し残念に見えてしまうのも仕方がないかもしれないですね。