QP全巻無料(我妻涼も)で読む方法紹介!キューピー面白い?漫画バンクrawは違法|アプリでタダ?

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悩んでいる人
『QP(我妻涼)』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してくださいね。 

『QP(我妻涼)』は漫画アプリ『マンガBANG!』にて全巻無料で読める?漫画バンクrawは違法

『QP(我妻涼)』はこちらの株式会社Amaziaが運営する漫画アプリマンガBANG!にて無料読むことができます。

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『マンガBANG!』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

このようにマンガBANG!では『QP(我妻涼)』を無料で公開してくれています。

 

『QP』は2023年3月31日まで『QP(我妻涼)』は2022年11月30日までの期間限定配信ですが、配信期限が延長させることもあるので、ダウンロードして確かめてみてください。

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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

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  • キングダム
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  • メイちゃんの執事
  • 初×婚(ういこん)
  • これは経費で落ちません
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  • 悪魔とラブソング
  • 雛鳥のワルツ
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『QP(我妻涼)』ってどんなストーリー?あらすじ紹介!

あるガソリンスタンドに石田小鳥(いしだことり)という男がやって来ました。

 

梵天(ぼんてん)高校時代にキューピーと呼ばれた伝説の不良です。

 

恵まれた体格から、喧嘩は負け知らずの男が、少年院で更生し街に戻ってきました。

 

そんな真面目に生きようとする石田小鳥に対して、友人の我妻涼(あづまりょう)が再び、アウトローな世界で生きるべきと誘います。

 

しかし、石田小鳥は、一緒に働くガソリンスタンドのスタッフ達や高校時代の友人達が夢に向かって着実に進んで様子を見て、自分自信も真面目に頑張る事を誓います。

 

光と闇、それぞれの世界で生きようとする石田小鳥と我妻涼の人生が、交わる事はあるのでしょうか。

 

『QP(我妻涼)』は面白い?魅力とは?見どころ紹介!

先に結論、『QP(我妻涼)』は全巻読む価値アリに面白いです!

 

『QP(我妻涼)』の見どころを5つご紹介いたします!

見どころ① 喧嘩シーンや戦闘シーン

物語はコミックスを通して、ガソリンスタンドで働く石田小鳥とその周りの人物達のお話がメインです。

 

そして、石田小鳥が語る中学校や高校時代の過去編に分かれて展開されます。

 

同作者によるクローズやワーストのような不良達の戦闘シーンは必見です。

 

これまでの同一作者のクローズやワーストのカッコイイ、スタイリッシュな主人公とは異なります。

 

画面凶器で、プロレスラーのような体型の石田小鳥による破壊力抜群な喧嘩は壮快なシーンです。

 

暴力大魔王と自称していた中学時代なのでトラックに乗って突撃します。

 

石田小鳥らしい暴れ方は、この作品の見どころと言えます。

 

また、これまで描かれなかったアウトローな世界で生きる人間たちの激しい戦いも見どころです。

 

拳銃を使っての抗争シーンや、登場人物が亡くなる事もあり、生きるか死ぬかを、掛けた裏社会の男達の駆け引きは読んでいて、目が離せないシーンです。

見どころ② キャラクターの成長と名言

今までの高橋ヒロシ作品から少し違った大人な雰囲気が漂う作品です。

 

喧嘩ばかりでなく、大人になった石田小鳥や我妻涼達の、今をしっかり生きようとする姿や、葛藤、夢に向かって進む様子は親近感を持つ方も多いと思います。

 

また、不良だった石田小鳥や、裏社会で生きる我妻涼だけでなくガソリンスタンドのメンバーにも注目です。

 

作品の中では脇役ですが、マンガ家を目指す金四郎や、普通に働く野口や、クリーニング屋のター坊等、何かと不良や裏社会の人間の登場が多い作品ですが、物語を通じて石田小鳥に与える影響は大きな存在です。

 

自分達がやってきた事はなんだったのか?夢に向かう事ってカッコイイと感じとれる作品です。

 

物語を通じて成長をする石田小鳥や我妻涼が発する言葉は、名言と言える言葉やセリフが多いです。

 

作品を通じて読者を、一つ大人にしてくれるかもしれない作品です。

 

見どころ③ ファンサービス

物語を通して、クローズに登場していたキャラクターが登場する嬉しいファンサービスカットもあります。

 

作者のファンにとっては嬉しい登場です。

 

クローズやワースト作品とまた別な物語ですが、作品を通じて、様々なキャラクターの生きざま等が描かれるのは、本作者作品の面白い部分です。

 

様々な登場人物を探してみてください。

見どころ④ 人気キャラクターとスピンオフ作品

主人公石田小鳥の友人で、もう一人の主人公である我妻涼。

 

物語後半に登場するトムとジェリーやSMOKE-Sなど、クローズやワーストでは登場しなさそうな殺し屋たちも、人気の高いキャラクターです。

 

それぞれキャラクターの個性が強いので、お気に入りのキャラクターを探すのも楽しみの一つです。

 

我妻涼やトムとジェリーについては、オリジナルのスピンオフ作品が登場する程の人気キャラクターです。

 

そんな登場人物達の原点となるが本作です。

 

クールで冷酷なキャラクターですが、友達想いで、たまに見せる感情的な言葉が魅力的な我妻涼ですが、彼が、この先どのような生き方をするのかを描いた作品があります。

 

また、作中の中で窮地に追い込まれながら戦う殺し屋トムとジェリーの青春時代を描いた作品もあります。

 

そんな、キャラクター達が交わるのが本作品です。

 

主人公石田小鳥を彩る周りのキャラクター達も楽しんでみてください。

見どころ⑤ ギャクシーン

石田小鳥の小学生時代や幼稚園時代のエピソードなど思わず笑ってしまうシーンが度々登場します。

 

シリアスなシーンが多い作品ですが、石田小鳥の学生時代エピソードやター坊が語るQP伝説は楽しめます。

 

高橋ヒロシ先生お得意のさりげないギャクシーンも楽しみながら読める作品です。

 

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『QP(我妻涼)』登場人物紹介!

『QP(我妻涼)』の主な登場人物を紹介します!

 

ネタバレも多少含みますので、ご注意ください!

石田小鳥(いしだことり)

物語の主人公です。

 

学生時代の髪型がキューピーちゃんのようだったのでこのあだ名が付きました。

 

そんなあだ名とは異なり、暴力大魔王と呼ばれる怪力の持ち主です。

 

怪力だけでなく抜群の運動神経を持ち、スポーツの世界に真面目に取り組んだら、大物になれたと教師から言われる程です。

 

高校時代の暴力事件がきっかけで、少年院に行く事になりますが、出所してから真面目に生きる石田小鳥の姿が描かれます。

 

自分自信が前に進むため、暴力で解決できる事も我慢をします。

 

一方で、親友の我妻涼の事をずっと気にかけている友達思いの優しい一面もあります。

我妻涼(あづまりょう)

石田小鳥の友人で、本作では、もう一人の主人公的な立ち位置です。

 

アウトローな世界で生きる事を選び、闇の世界で真っ直ぐに生きようしています。

 

石田小鳥や奈良岡常吉、鈴本幸三とは中学生時代からの友人で、また一緒に闇の世界で

 

活躍できる事を心の底から願っていました。

 

一緒に暴力の世界で生きて欲しいと石田小鳥とは対立します。

 

己の道を貫くためには、暴力団の組長とも対等に渡り合って行きます。

 

作品の中では、悪のカリスマと成長を続けていきます。

 

高校時代から石田小鳥をトップとしたアウトローな世界に君臨しようと暗躍をします。

奈良岡常吉(ならおかつねよし)

通称ツネと呼ばれる石田小鳥達の親友です。

 

中学時代は喧嘩にあけくれ、石田小鳥と数度に渡りタイマンをしかけますが

 

幾度となく負けてしまい。いつのまにか友達になります。

 

高校生時代からロックにはまっていき、現代では、音楽の世界で生きようとしています。

鈴本幸三(すずもとこうぞう)

奈良岡常吉と同じく中学時代からの石田小鳥達の友人です。

 

奈良岡常吉とは異なり、石田小鳥達と一緒に手を組み、

 

当日の上級生を倒す事で友達になっていきます。

 

現代では、大工の仕事につきながら、結婚し、幸せな家庭を作っています。

山岡金四郎(やまおかきんしろう)

マンガ家になる事が夢で、ガソリンスタンドでは店長に続いて長く働いているリーダーポジションです。

 

高校時代は決して強くはないですが、不良だったのでキューピー伝説などを知っています。

 

みんなのムードメーカーです。

野口(のぐち)

スタンドで働くメタボ体型の男性です。

 

吞気そうな性格ですが、入社したばかりの石田小鳥にコーヒーを差し入れしたりと優しい人物です。

トオル

高校生の時に両親を亡くしてしまいます。

 

それ以来、妹を自分だけの力で育て、好きな事をさせると決心し、学校を辞め、不良グループとも縁を切り、ガソリンスタンドで精一杯働いています。

サブロー

石田小鳥や山岡金四郎が働くガソリンスタンドに通う人物です。

 

金四郎やター坊とは同級生で、今度の町内対抗仮装大会の打合せに大忙しです。

ター坊

パンクでロックなクリーニング屋さんを目指す男です。

 

不良会の情報通で、様々なキューピー伝説や不良情報を、物語を通じて教えてくれます。

上田秀虎(うえだ ひでとら)

中学生時代に石田小鳥とタイマン勝負をする事になる人物です。

 

その男気から、周りの不良達から一目置かれています。

 

どうせやるなら、意味のある喧嘩をしろと石田小鳥を諭します。

 

のちに石田小鳥や木場好晃等からも厚い信頼を得て、秀虎会や青道高校のトップになります。

国見竜次(くにみりゅうじ)

浅ヶ沼高校1年を力で制した男です。

 

浅ヶ沼高校の頭であった津川が石田小鳥にやられた事で、1年生ながら統率をします。

 

中学時代はしっかりしていたと木場好晃に評価されますが、一年連合という組織に関わる事で外道な手も使うようになってしまいます。

 

木場好晃と戦いの後、木場の右腕となっていきます。

木場好晃(きばよしあき)

中学時代は手の付けられない喧嘩小僧で、誰からも相手されなくなります。

 

しかし、高校に入り、上田秀虎と出会う事で、芯の通った男になっていきます。

 

石田小鳥とは小学生時代から因縁がありましたが、喧嘩や抗争通じて、固い絆で結ばれていきます。

 

石田小鳥が少年院に行って以降は街での不良の顔として力を発揮しました。

 

現代では保育園で保父さんを務めています。

殺し屋 トムとジェリー

物語の後半に登場する関西の殺し屋二人組です。

 

名前を聞かれ、とっさにトムとジェリーと答えて以降、その名前が定着しています。

 

お調子者のトムと、寡黙なジェリーの喧嘩や武器の扱いは一流です。

 

個性のあるキャラクターです。

SMOKE-S(スモークス)

銃を使わないナイフオンリーの殺し屋です。

 

確実に静かに仕事をこなす一級品の殺し屋集団と紹介されます。

 

合計7名で登場しますが、個人名は未登場のままです。

河島政春(かわしま まさはる)

我妻涼をボスする組織のナンバー2です。

 

我妻涼のやり方に対して不満を持ち、暗躍を始めます。口元に傷があり、不気味な男です。

金城

我妻涼のチームの一員です。

 

舎弟の潮岡が物語冒頭にして石田小鳥に負けてしまい敵をとる為に、

 

石田小鳥に喧嘩を仕掛けます。ナイフを使った脅しや喧嘩を得意とします。

市川

我妻涼のチームの一員です。その忠誠心は高く、我妻涼を心から慕っています。

吉川

石田小鳥や我妻涼達が住む街で力を持つ暴力団組織の一員です。

『QP(我妻涼)』ドラマ化した?

喧嘩だけでなく、ヒューマンドラマがこの作品の見どころです。

 

上田秀虎の影響と、少年院で過ごしながら、暴力の世界は間違っていた事に気が付いた石田小鳥が、少しずつ真面目に生きる事を学び成長して行く姿と、暴力の世界に拘る生き方をする我妻涼が対照的に描かれます。

 

小学校5年生の時に、石田小鳥と我妻涼は出会います。

 

そんな二人だからこそ、お互いの事をよく知っていて理解しているから、互いが進む道が異なり葛藤します。

 

石田小鳥が我妻涼へぶつける本心は、心に響きます。

 

また、高校生時代、不良だった人間がその後、このままではダメだと言う事に気が付き、更生し、不器用ながら前を向いて生きていくシーンは、青春時代を思い出す人も多いかもしれません。

 

『QP(我妻涼)』原作者・高橋ヒロシとは?

作者はクローズやワーストなどのヤンキーマンガのヒット作を次々生み出した高橋ヒロシ先生です。

 

石田小鳥達の若い中学生や高校時代の話はクローズを彷彿とさせますが、ガソリンスタンドで働く人達など、今まであまり描かれなかった不良達が卒業した後の姿を楽しめます。

 

高橋ヒロシ作品には女性キャラクターが出て来ないのが定番ですが、冒頭に小さな女の子が登場します。

 

クローズやワーストとは少し違ったヤンキーの世界を楽しめる作品です。

『QP(我妻涼)』続編について

石田小鳥を中心としたQP(キューピー)は完結しましたが、スピンオフ作品と外伝作品があります。

 

もう一人の主人公でも我妻涼をメインにした作品や物語中盤より登場する殺し屋トムとジェリーがなぜアウトローな世界で生きる事になったのかを描く「月に手をのばせ」があります。

『QP(我妻涼)』の読者の評価は?

 

『QP(我妻涼)』序盤ネタバレ紹介!

第1話 キューピーがやって来た!!

小さな女の子が風船を持って歩いています。

 

つい手を放してしまい風船は、フワフワと空を飛んで行ってしまいました。

 

思わず「あっ」と声がもれますが、どうする事もできない女の子。

 

そこに、もの凄い勢いで走り抜け、風船目掛けてジャンプをする男性が現れました。

 

見事、風船をつかみ、小さな女の子に返してあげる優しい男性。

 

しかし、次の瞬間、女の子は大きな声をあげて泣いてしまいました。

 

あまりにも、その男性の顔が怖かったからです。

 

その男性の名前は石田小鳥(いしだことり)。

 

通称「キューピー」と呼ばれるこの物語の主人公です。

 

あるガソリンスタンドの1室で、従業員同志の会話が盛り上がっています。

 

金四郎さんが休んでいる間に新しい人が入りましたよと、報告する若い男性トオル。

 

山岡金四郎(やまおかきんしろう)は、このガソリンスタンドで働く男性です。

 

「どのスタンドだってかわいい女が一人ぐらいいるはずなのに」また男性社員の入社に落胆します。

 

山岡金四郎は、横に目をやり、「ハハッ・・・」とメタボ体型の男性が笑います。

 

男性の名前は野口、ダイエットしたら、ご飯が美味しくて、さらにブヨブヨの体になってしまいました。

 

話題は、3日前に入った石田小鳥の話題になります。

 

男のくせに、ひ弱そうな名前だと思いながら、金四郎は挨拶にいく事にしました。

 

不良気質の金四郎は、先輩として、ビシッと決めてやろうと考え石田小鳥の元へ向かいます。

 

そにには、あまりも怖い顔石田小鳥の顔がありました。

 

その迫力に、思わず叫び出し、その場を離れてしまう金四郎でした。

 

スクーターに乗り、ガソリンスタンドにやって来た男がトオルに声をかけます。

 

「オス」と声をかける男性はサブローです。

 

町内対抗仮装大会の打合せで立ち寄ったサブローは、死んだ目をしている金四郎を呼びます。

 

仮装の内容が決まった仮面ライダーだと話、ショッカーの戦闘員の衣装を渡します。

 

サブローは、ガソリンスタンドのメンバーにショッカー役を頼みたいと言います。

 

衣装をわたしますが、野口から新しい人が入った事を知ります。

 

サブローが、ふとガソリンスタンド内を見渡すと寡黙に作業する石田小鳥の姿がありました。

 

「あれは、石田小鳥・・・キューピーだよ!」とサブローは金四郎に伝えます。

 

そこで、金四郎が高校生時代にいた梵天(ぼんてん)高校の不良が石田小鳥である事が判明します。

 

その夜、石田小鳥=キューピーを説明する為、夜のガソリンスタンドに集まります。

 

それは、金四郎、サブロー、クリーニング屋のター坊が、浅ヶ沼(あさがぬま)高校に通っていた頃の話です。

 

学校の裏側でタバコを吸いながらサボっていたサブローの前に、石田小鳥が現れます。

 

「津川ってヤローはどこだ?」他校へと乗り込んできた石田小鳥に、サブローは食って掛かります。

 

しかし、サブローは石田小鳥のパンチ一撃で気絶してしまいます。

 

その間、石田小鳥は体育館に乗り込み、3年の津川とその仲間を倒しました。

 

サブローが、気が付いたころには石田小鳥の姿はなく、これから数多く語られるキューピー伝説の一つ「朝高体育館殴り込み事件」となりました。

 

他にも、荒れた噂が多く、少年院へ行った。ヤクザと関係を持った。などが語られました。

 

なぜ、こんなガソリンスタンドで働いているのかも、疑問になりました。

 

サブローは、石田小鳥が働いている間は、このスタンドに来ないようにすると話すと帰路につきます。

 

その場に残ったガソリンスタンドメンバーは、明日からどうしようという事だけを考えます。

 

新たなキューピー伝説が、甦ろうとしているのでした。

第2話 I am SHOCKER!

ある日、ガソリンスタンドでは金四郎、野口が元気に働いています。

 

その様子を偵察する2名の人物がいます。目的は石田小鳥の観察でした。

 

目が合い、身を隠します。「梵天のキューピーだ。」伝説の不良が目の前にいる事を確信しました。

 

偵察する2名は、キューピー伝説を語り出します。

 

中学生ながらに100キロの体重があり、なんと100メートルを11秒で走ったという

 

「100メートルを11秒で走る100キロのデブ」伝説が語られました。

 

そんな二人のうち一人は、サブローです。

 

もう一人はパンクでロックなクリーニング屋ター坊でした。

 

石田小鳥を確認して、二ガソリンスタンドを二人が去った直後、仕事に遅れてきたトオルがやってきます。

 

顔を怪我していますが、金四郎や野口が心配する中、なんでもないので、と言って更衣室に行ってしまいます。

 

金四郎が口を開きます。

 

トオルはまだ17歳ながら、1年くらい前に両親を事故でなくしています。

 

学校を辞めて、不良グループも抜け、妹の為に働いていますが、不良グループがトオルに対して嫌がらせをしている事が明らかになります。

 

石田小鳥も思う事はあるようですが、何も口にしません。

 

少し雰囲気が落ち込む中、定時となった石田小鳥が先に退勤します。

 

相変らず、野口と金四郎は石田小鳥に対して低姿勢です。

 

石田小鳥が着替えをしていると野口が近寄ります。

 

「良かったら、これどうぞ」コーヒーの差し入れを野口が手渡しします。

 

「ありがとう」と言う石田小鳥の顔には優しげな笑顔が浮かびます。

 

その顔を見た野口は、そんなに悪い人ではないのではないかと思うのでした。

 

時を同じくして、爆音で車が1台ガソリンスタンドに入ってきます。

 

先ほど金四郎が語っていた不良グループ達が攻めて来ました。

 

バットを振り回しながら、物を破壊していきます。

 

トオルは、リーダー各の潮岡に対して、抵抗する気配はありません。

 

立ち向かう金四郎ですが、1発でノックアウトさせてしまいます。

 

一方、野口はまだ休憩室にいる石田小鳥へ助けを求めます。

 

しかし、窮屈な場所に逆戻りはできない。約束を破る事になる。と意味深な回答がでます。

 

野口は察したように、困りながらも石田小鳥の元を離れます。

 

その後もトオルに対する暴行は続きます。

 

ボロボロになりながらも「中身がなにもない人間になったら、俺を生んでくれた。両親に申しわけがない!」

 

トオルの強い決心から出た言葉でした。

 

両親をなくし、一人で妹を育てていくと決めたトオルの信念です。

 

それでも続く暴行に対して、野口は怯えています。

 

そんな野口や金四郎達の前に、一人の男が立ち上がります。

 

驚いて腰を抜かす野口、その姿を見て気絶する金四郎、暴行を続ける潮岡たちも一瞬おどろきます。

 

そこには仮面ライダーのショッカーのコスプレをした石田小鳥が立っていたのです。

第3話 前略 院長先生様

潮岡がバットを振り回し、ショッカー姿の石田小鳥目掛けてバットを叩きつけようとします。

 

しかし、石田小鳥がバットを掴み離そうとしません。

 

その腕力の強さに、潮岡は焦ります。

 

潮岡からバットを奪った石田小鳥は潮岡たちが乗ってきた車目掛けてバットをフルスイングします。

 

乗ってきていた車はBMWでしたが、原型が分からないくらいになってしまいます。

 

その後、4名いた不良グループのうち3名は白目を向いて倒れてしまいます。

 

石田小鳥は潮岡を家来のようにし、肩もみをさせます。

 

しばらくして、潮岡の免許証をとりあげ、住所を覚える石田小鳥。

 

「このスタンドにもトオルの前にも、二度とその顔を出すな」と脅します。

 

潮岡は「イー!!!」とショッカーのように叫び、ガソリンスタンドを走りさります。

 

潮岡達による殴り込み事件はこれにて終わったのでした。

 

この件以来、石田小鳥と、トオルと野口の距離は近づき、笑いの絶えない休憩時間を過ごしています。

 

そんな事件の後、石田小鳥は少年院の院長先生に向けて手紙を書くのでした。

 

前略 院長先生様・・・生まれ育った町に戻った事。

 

ようやく仕事に慣れて、職場の人と楽しく働けている事。

 

昔の自分なら、人の優しさや温かさに気が付かず、辞めていただろうと綴ります。

 

「進むべき光みたいなものがある・・・」院長先生が教えてくれた光にむかっている事。

 

これからの人生を頑張る。

 

石田小鳥のそんな思いが詰まった手紙でした。

 

潮岡達の暴行事件の事を金四郎は、サブローとター坊に伝えます。

 

石田小鳥の活躍で難を逃れた事を語る金四郎にター坊は、キューピー伝説を語ります。

 

「恐怖8時21分の止まらないバス」と言う話です。

 

いつも通学の為、石田小鳥が使っていたバスが、石田小鳥に恐怖した乗客達がまったく乗らなくなり、自然と誰も寄り付かず、バス停にも止まらない石田小鳥のワンマンバスに、なったという伝説です。

 

そんな話をしながらも、金四郎には心配事がありました。

 

潮岡はグループの中では下端の存在です。

 

上層部にはまだまだ厄介な人物がいるので、仕返しを恐れていました。

 

それから2日すぎた午後の事です。

 

金四郎の心配事は現実となり、ガラの悪い不良達が再びガソリンスタンドに訪れるのでした。

第4話 夢

ガソリンスタンドで働く金四郎、野口、トオルの動きが固まっています。

 

それもそのはず、目の前にいるのは、先日訪れた潮岡達より各上のメンバー達が乗り込んで来ました。

 

トオルもここまでのメンバーが仕返しに来るとは思わず、顔が引きつります。

 

その中でガラの悪いスーツを着た男、金城が近寄ります。

 

金城は、ショッカーの服装をした強い男がいると聞いたので、自分にも合わせろと要求します。

 

そこに素顔のまま、石田小鳥が現れます。

 

直感的に、ショッカーの姿をした男の正体に気が付いた金城は、石田小鳥に詰め寄ります。

 

「お前がショッカーか・・・・強いよな?」と金城は挑発します。

 

そんな様子を見ていたグループの中のひとり河島が金城を呼び止めます。

 

左口元に切り傷がある不気味な男河島は、石田小鳥を知っていました。

 

殴り込みをやめさせ、金城もなぜかわからないまま、撤退する事になりました。

 

しばらく経過し、金城達が攻めて来た事を、金四郎がまた、サブロー、ター坊に話しています。

 

不良事情に詳しいター坊から、河島政晴(かわしままさはる)という人物が、どんな人間なのかを聞く事になります。

 

世代は、金四郎達より1個下ながら、不良グループのナンバー2の存在である事。

 

最近は組事務所にも出入りをしている危険な男である事が伝えられます。

 

また恒例のキューピー伝説をター坊が語ります。

 

石田小鳥の中学生時代の卒業アルバムをなぜか持っていて、それを金四郎とサブローに見せます。

 

そこには、校長先生がはいるべきページに石田小鳥が映っています。

 

そして全クラスの集合写真にも石田小鳥が映っており、このようなアルバムが存在してしまう事が恐ろしい。

 

「身の毛もよだつ卒業アルバム」というキューピー伝説の話でした。

 

そんな、アルバムを見ていると金四郎はある人物に気が付きます。

 

我妻涼(あづまりょう)・・・という人物です。

 

キューピー、石田小鳥には中学、高校と行動を共にした仲間がいました。

 

そのひとりが、我妻涼、そして奈良岡常吉(ならおかつねよし)、鈴本幸三(すずもとこうぞう)の3名です。

 

そこに、石田小鳥を加えた4名が梵天高校時代に、この街の高校を支配していたとター坊が説明します。

 

上級生17名が恐れて学校をやめたという伝説もあります。

 

金四郎は、これからのガソリンスタンドでの生活が不安になるのでした。

しかし、それからしばらくは、ガソリンスタンドは平和でした。

 

同い年だから、「石田」や「小鳥」でいいはずだけど・・そんな度胸はないな・・・と金四郎は考えます。

 

金四郎は、石田小鳥の呼び方をどうしようと考えるくらい穏やかな時間が流れます。

 

そんな穏やかな休憩時間で、金四郎、トオル、石田小鳥は、夢の話を語ります。

 

親戚の手をかりないで、自分の力で妹に行きたい道に進ませると語るトオルは語ります。

 

実はマンガ家になりたいとトオルに暴露され、金四郎は、恥ずかしがります。

 

そんなみんなの夢を聞いて感心する石田小鳥に対して、金四郎とトオルも石田小鳥の夢に興味を持ちます。

 

石田小鳥が「オレのは、夢は・・・」と口を開こうとした時、野口に呼ばれます。

 

「親分に会いたいって人が来ているよ・・・」と野口が言います。

 

スタンドの方を見ると黒のジャケットに、金髪のオールバック姿でタバコを吸う怪しげな男性が立っています。

 

「涼・・・」石田小鳥が呟きます。

 

中学、高校と行動を共にしていたあの我妻涼が、石田小鳥を訪ねてきたのです。

 

我妻涼の登場が、キューピーこと石田小鳥やスタンドのメンバーに暗雲をもたらす事になっていきます。

第5話 眼を覚ませ!!

「久しぶりだな」我妻涼が寡黙に声をかけます。

 

ガソリンスタンドから場所を変え、とある橋の上で会話が続きます。

 

再開を喜ぶ我妻涼に対して、石田小鳥は、どこか複雑な表情を浮かべます。

 

もちろん石田小鳥も我妻涼に合おうとし、実家に連絡をとっていました。

 

しかし、我妻涼の祖父から、もう半年も顔を見ていないと言われていました。

 

心配する石田小鳥を気にせず、我妻涼は自分の夢でもあり、かつて石田小鳥が口にした言葉を発します。

 

オレ達の帝国をつくる。暴力でこの街を支配する。と話します。褒められる事ではありません。

 

それでも、我妻涼は石田小鳥と組む事を心の底から望んでいました。

 

先日、ガソリンスタンドに乗り込んだ潮岡や金城、河島政春のボスが自分自身である事を石田小鳥に伝えます。

 

今では、この街で逆らう人間はいなくなったと拳銃を見せつけます。

 

吉川(きっかわ)という組の幹部と手を組んでいる事等アウトローな世界で活躍している事を語ります。

 

「もう昔の俺ではない。その世界で生きてく気なんてもうない」と石田小鳥は我妻涼に伝えます。

 

思わず熱くなる我妻涼は、ずっと小鳥の帰りをまっていた事や、石田小鳥こそ暴力の世界で生きるべき人間であると熱弁します。

 

その言葉は、少年院で更生をした石田小鳥にはもう届きません。

 

目を覚ませと怒鳴る我妻涼に対して、拳銃を奪い取り、川に投げ捨て、我妻涼に強烈な一撃を与えます。

 

「目を覚ます必要があるのは、おまえだ涼」

 

我妻涼が倒れると、寂しげな表情で、気絶す我妻涼を見下ろす石田小鳥がそこにいました。

 

一方、金城や河島政春達、グループのメンバーは拠点にしているバーにいました。

 

金城は荒れています。

 

潮岡は、金城にとって舎弟であり、仕返しができない事について苛立ちを隠せません。

 

河島政春に、食って掛かりますが、頭(我妻涼)が直接、話をつけに行ったと伝え、その場を収めるのでした。

 

しかし、我妻涼は、殴られて帰ってきました。

 

いきなり我妻涼は、殴られたと舎弟から聞かされる河島政春は、どういう経緯か考えます。

 

その直後でした。

 

我妻涼から金城、川辺(かわべ)、三原(みはら)に対して、石田小鳥を二度と歩けないように徹底的にぶちのめせと指示がでます。

 

ようやく仕返しができると喜ぶ、金城は不敵な笑みをうかべます。

 

石田小鳥に高校時代の姿に戻させる。

 

思い出させてやる。石田小鳥の中に眠るキューピーの血を・・・

 

我妻涼はまだ完全に石田小鳥を仲間にする事を諦めた訳ではなさそうです。

 

石田小鳥に魔の手がせまります。

 

そんな中、金四郎と野口、トオルによって、石田小鳥の歓迎会が開催される事となりました。

 

人に歓迎された事がないという石田小鳥は心から喜ぶのでした。

第6話 Holiday

石田小鳥がガソリンスタンドで働き出してから初めての休日です。

 

ある人物を訪ねて街を歩いていると、布団を叩く男性がいました。

 

「小鳥!」「幸三!」と呼び合います。

 

この男性こそ、石田小鳥が訪ねて来た、高校生時代の友人「鈴本幸三(すずもとこうぞう)でした。

 

鈴本幸三と石田小鳥の再会は、我妻涼との時と異なり笑顔での再会となりました。

 

大工の仕事についており、結婚までしていました。

 

来月には子供も生まれるとの事で、石田小鳥は心の底から友達のよい知らせを喜びました。

 

そんな賑やかな会話が続く中、同じ日、我妻涼はある駐車場にいました。

 

アガリは?と尋ねるスーツ男性は、我妻涼が出入りしている組の吉川(きっかわ)です。

 

我妻涼は、舎弟として吉川の下につくつもりはない様子ですが、

 

それなりの忠誠を誓うので、我妻涼のグループの存在を、裏社会に認めてほしいという話をします。

 

傘下になるわけでもなく、一つのグループの存在を認める事は、他のグループや組が納得せず、抗争になる可能性が高く危険な話です。

 

我妻涼は、吉川の一派以外なら、どの組と争う事になったとしても負ける事はないと自信を持っていました。

 

結局、この日は、その話が先に進む事はありませんでした。

 

最後に、吉川は、石田小鳥に殴られた我妻涼の顔を見て伝えます。

 

裏社会では、一度なめられたら終わりだ・・・と忠告を促します。

 

我妻涼はこの言葉に、いずれ、吉川も潰す事を決意するのでした。

 

ある公園では、石田小鳥と鈴本幸三が話を続けています。

 

「常(つね)は?元気なのか?」と石田小鳥は尋ねます。

 

常とは、「奈良岡常吉(ならおかつねよし)」鈴本幸三と同じ昔からの友達です。

 

東京でバンドをやっているとの事で、それぞれが、頑張っている事を聞けて安心します。

 

石田小鳥に対して、鈴本幸三は尋ねます。「本当は涼の事、知りたいのだろ?」

 

石田小鳥が少年院に入っている間。我妻涼、鈴本幸三、奈良岡常吉は3人で行動を共にしていました。

 

我妻涼の暴走は止まらず、奈良岡常吉と我妻涼は喧嘩になってしまいそれ以来会っていないそうです。

 

悪い噂ばかり流れる我妻涼です。

 

しかし、石田小鳥が少年院から出たあとは、石田小鳥を組長として、自分は若頭になる。

 

そんなアウトローな生き方を、我妻涼は本気で望み夢みていたようでした。

 

我妻涼の事を考えながら、石田小鳥は、ガソリンスタンドメンバーに開いてもらった歓迎会へ向かいます。

 

歓迎会に向かう途中、陸橋の下で待ち伏せしていた金城達と対面するのでした。

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