ベルセルク ガッツの最後は死亡?幼少期子供時代の過去やかっこいい剣・鎧を解説!名言や狂戦士の正体とは

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32年もの間、連載が続いている至高のファンタジー大作『ベルセルク』。

 

今回は主人公『ガッツ』を紹介したいと思います。

 

彼のプロフィールや生い立ち、人格を形作った重要人物や過去、ガッツらしさがよく表れた作中の名言などをご紹介していきます!

 

また漫画『ベルセルク』を1巻から最新巻まで無料で読みたい!という方に『ベルセルク』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

 

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ガッツの正体とは?鎧や大剣「ドラゴン殺し」狂戦士の甲冑の強さを紹介!

ガッツのプロフィール紹介!

  • 身長:204cm
  • 体重:115kg
  • 年齢:24歳

※第一話登場時点

 

作品の中でもガッツは非常に体格の良い人物として描かれています。

 

身長も体重も大きく筋肉質で、現実でいえば大柄の格闘家のような体格です!

 

そして年齢は何と24歳

 

一見、壮年のような顔立ちなのでびっくりしますね!

 

風貌は黒髪、黒の瞳、右目と左腕を失っており、左腕は義手を備えています。

 

そして首筋には「生贄の烙印」と呼ばれる魔物を呼び寄せる印が刻まれています。

 

性格は一匹狼で頑固、そして不愛想で冷淡、他人に心を開こうとしない人物です。

 

ですがこれは彼の生い立ちやトラウマが影響している部分が大きいです。

 

一方で通りすがりに人助けをしたり、戦いに巻き込んでしまった相手に対して自分を責めてしまったりと、繊細さと優しさを持ち合わせた人物でもあります。

 

そんなガッツは無頼で困難な状況でも自力で道を切り開こうとする意志の強さを持っています。

 

そうした優しさと強さを併せ持つ所が魅力的な人物です!

 

そんな彼も旅の中でパックやキャスカ、ファルネーゼなどの多くの人と出会い、行動を共にする事となります。

 

最初こそ周りに殺伐とした印象を与えていた彼でしたが、周囲の人との関わりから段々と心を開いていくようになっていきます。

 

41巻とボリュームの大きい作品ですが、ぜひ1巻から読んでいただき、こうしたガッツの心境の変化を感じてほしいです!

装備について徹底解説!

ここからはガッツの強さを支える装備について解説していきたいと思います!

「ドラゴン殺し」

ガッツが昔に寄宿していた鍛冶屋の主人ゴドーから譲り受けた巨大な大剣です。

 

204cmあるガッツを超えるほどの大きさで、甲冑を着た兵士は一振りで両断され、岩や巨木も叩き斬るほどの破壊力を発揮します。

 

その巨大さと頑強さから盾としても使えるほどです!

 

昔、ゴドーがまだ若かった頃に「ドラゴンをも殺せる剣を造って欲しい」との依頼から造り上げたもので、普通の人間では扱いきれないほどに大きく重いため、無用の長物となり果ててしまった若き日のゴドーの失敗作であったものです。

 

ところがガッツはこの『ドラゴン殺し』を難なく使いこなし、以降は彼の愛剣として活躍することになります。

 

常識外れの膂力を持ち、体の小さい幼少期から大人の扱う剣を使っていた彼にとっては、身の丈を超える大型武器の扱いはお手の物だったのです。

 

数々の戦闘経験や大柄な体格を持つガッツと、彼をも超える大剣だった『ドラゴン殺し』との出会いは運命的で、最高の相棒だと思います!

 

「鋼鉄製の義手」

過去にガッツが所属していた『鷹の団』という傭兵団のメンバーの一人、リッケルトが製作した義手。

 

様々な用途が出来る義手です!

 

小型の大砲の砲身を利用した義手で、あらかじめ火薬と弾丸を仕込んでおけばハンドキャノンとして撃ち出すことが可能です。
威力もありますがその分反動も大きく、体格の良いガッツだからこそ扱える代物です。

 

また、大砲の反動を利用した大技もあり、発射の反動でドラゴン殺しを振りかざす「大砲回転切り」で、巨大な敵や数で圧倒してくる敵を一蹴することが出来ます。

 

鋼鉄で作られているため、頑丈で敵の攻撃を避ける盾としても用いる事が出来ます。

 

また、強力な磁石が仕込まれており、鋼鉄製のドラゴン殺しをしっかりと掴んでおけるようになっています。

「連射式ボウガン」

連射機能を持つ新型クロスボウです。

 

ハンドルを回すことで弓を引き、連続で矢を放つ機構が備わっています。

 

鍛冶屋ゴドーの倉庫に眠っていたものをリッケルトが見つけ、隻腕のガッツにも扱えるよう、義手に装着可能に改造したものです。

 

最初は組み立てや矢の装填に手間がかかる武器でしたが、後に改良され、自動組立式で装填はカードリッジ方式となりました。

「狂戦士の甲胄」

ドワーフが製作した呪いの甲冑です。怒りの感情を引き出し全身の痛覚を麻痺させ、肉体の限界まで力を引き出す事が出来ます。

 

フローラという魔女が厳重に封印していたものですが、ガッツに譲渡されることになりました。

 

甲冑が引き出す力は相当なもので、ドラゴン殺しを高速で振り回し、10mもの距離を一度に跳躍し、巨大な恐竜ほどの使徒の口を力でこじ開けるなど、まさに人智を超えた力を得ることが出来ます。

 

一方でデメリットも大きく、甲冑の力に自我が飲み込まれた場合、バーサーカーのような状態に陥り、敵味方関係なく周囲に襲い掛かり自らが動けなくなるまで戦いを止めません。

 

肉体への負荷も相当なもので、ケガをすると甲冑の内側から鋼の棘が食い込んで肉体を修復・固定して戦闘を継続させます。

 

作中ではガッツが身に付けた後、戦闘で使徒を一方的に蹂躙するほどの超人的な力を発揮したものの、戦闘の後は身体中に刺さった鎧の棘を外さないと甲冑が脱げず、相当な苦痛を強いられました。

 

また、その後遺症としてガッツの前髪の一部は白髪になり、さらに戦闘を繰り返していくにつれて色覚異常、味覚障害、視野狭窄などを引き起こしています。

 

形状は着る者によって変化するようで、義手の大砲も甲冑と一体化し着用したまま使用できるようになっていました。

 

また兜にあたる部分もガッツが着用することで、獣のような形状に変化しました。

 

子供の頃から鎧を着ていた?ガッツの幼少期とは?

ガッツは気難しい所がある性格ですが、それは彼の生い立ちが大きく影響しています。

 

そんな彼の幼少期について紹介していきたいと思います!

ガッツの両親って?ガンビーノとの関係は?

ガッツの両親についてはあまりよく分かっていません

 

父親は作中では登場しておらず一切が不明です。

 

一方の母親は初登場の時点でとある戦場で木に吊るされ、既に息絶えた状態でした。

 

驚く事に、既にこと切れていたにもかかわらずこの母親の足元には生まれたばかりの赤ん坊が泣いており、これが後のガッツでした。

 

つまり、戦場で死んだ母親から文字通り生まれ落ちた子供、それがガッツだったのです。

 

その後、当時傭兵団を率いていたガンビーノと彼の内縁の妻にあたるシスに拾われ、ガッツの激動の人生が始まるのでした。

悲惨な幼少期と育ての父への思い

小さい頃は比較的恵まれて育てられたものの、3歳の時にシスがペストでなくなり、ガンビーノが唯一の親と呼べる存在となりました。

 

ガンビーノはシスを愛しており、亡くなったのはガッツのせいだと思いこんで憎悪を向けるようになります。

 

剣術を叩きこみ9歳で傭兵として戦場に立たせる、同じ団員に男娼として売り渡すなど、正に虐待と言える扱いをしていたのです。

 

そんな中、敵の砲弾で片足を失って戦場に立てなくなり、ガッツへの態度はますます酷く、つらく当たるようになります。

 

ですが、幼いガッツはそれでもガンビーノの事を親として慕い、愛情を求めて健気に面倒を見ていました。

傭兵団からの逃亡と放浪生活の始まり

精神が荒廃していったガンビーノは、自身の不幸は全てガッツのせいだと思い込むようになります。

 

酒を飲んで酩酊した彼は、勢いのままガッツに手をかけるのですが、ガッツがとっさに手にした剣で反撃を受け、そのまま息絶えてしまいます。

 

傭兵団の団長である養父を手にかけてしまったガッツは、そのまま剣を片手に逃亡し、以来たった一人で傭兵として戦地を放浪する事となるのです。

 

壮絶な過去!鷹の団とは?ガッツと団長グリフィスやキャスカとはどんな関係?

ガッツにとって大きな存在である人物、それがグリフィスキャスカの二人です。

 

この二人との出会い、関係がどんなものであったかについて解説していきます!

鷹の団とは?団長グリフィス、キャスカとの関係は?

一人戦地を放浪していたガッツは、グリフィスという人物の目に留まり、決闘を申し込まれます。

 

そこで敗北を喫したガッツはグリフィスの配下となり、彼の傭兵団に加わる事になります。

 

その傭兵団は、グリフィスの「自分の国を持つ」という壮大な夢を実現するために結成した「鷹の団」と呼ばれる組織でした。

 

この傭兵団の中でも屈指の実力を持ち、紅一点だった女性剣士がキャスカです。

 

ガッツはそこで頭角を現し、100人斬りを成し遂げるほどの成長を遂げ、グリフィスとは唯一無二の親友に、キャスカとは衝突を繰り返しつつも互いに想い寄せ合う間柄になっていきます。

グリフィスとの決別、ガッツの退団について

鷹の団はグリフィスの才覚やガッツの武功もあって、ミッドランドという王国の正規軍にまで登りつめます。

 

グリフィスは自分の理想に付き従うだけの他の団員とは違い、最も近い対等な関係で唯一の親友となったガッツが心の拠り所となっていました。

 

一方のガッツは「自分は本当にグリフィスの友と言えるのか」と疑問を募らせていました。

 

グリフィスの夢に乗っかっているだけの自分は友である資格があるのか、肩を並べていると言えるのか…

 

そして、グリフィスとは対等な関係でありたいと思ったガッツはグリフィスへ決闘を申し込み、彼を下します。

 

そしてキャスカの制止を振り切って鷹の団を退団し、自身の進む道を探す旅に出るのでした。

 

残されたグリフィスですが、親友であるガッツを失った彼は精神のバランスを崩していきます。

 

この二人のすれ違いが、後の運命を決定づけるものとなりました。

 

ガッツの最後は死亡する?『ベルセルク』最新巻ではどうなっている?『蝕』って?

グリフィスの乱心

ガッツが去った後、グリフィスは自暴自棄に陥り、ミッドランド王女シャルロットと密通を行います。

 

それが国王の知る所となり、グリフィスは捕らえられ、拷問を受ける事となります。

 

1年後、鷹の団に合流したガッツはグリフィスの救出に成功します。

 

しかしこのとき、グリフィスは手足の腱を切られ、舌を抜かれ、既に再起不能な状態でした。

『蝕』の発現とグリフィスの転生

救い出された後も絶望の淵にいたグリフィスは、自身が昔に占い師から手に入れた卵型の首飾り『深紅のベヘリット』を使って異空間に自身とガッツらを引きずり込み、『蝕』と呼ばれる儀式を発現させます。

 

『蝕』とは人間から「ゴッドハンド」という超常の存在へ転生を行う儀式です。

 

その転生を果たすためには、自分が最も大切にしていた物を生贄とする必要があります。

 

グリフィスは自身の夢の実現と引き換えに、鷹の団の団員たち、キャスカ、そしてガッツを生贄とする事を、4人のゴッドハンドへ誓いました。

 

そうして満身創痍であったグリフィスは第五のゴッドハンド「フェムト」へと転生を果たすことになるのです。

生贄とされたガッツ達の運命は…

一方の生贄とされたガッツ達は、「生贄の烙印」が体に刻まれ、使徒と呼ばれる魔物たちに襲われることになります。

 

使徒たちは巨大で禍々しい姿をしており、膨大な数で襲い掛かります。

 

ガッツ達も必死に抵抗しますが、ほとんど一方的にやられていきました。

 

鷹の団のメンバーは次々に凄惨な最期を遂げ、ガッツも左腕と右目を失います。

 

そしてキャスカはガッツの目の前でグリフィスに凌辱され、正気を失ってしまうのです。

 

もはや地獄そのものと言ってもいいかもしれません。

『蝕』からの脱出と物語の始まり

しかし、『蝕』は突如として終わりを迎えます。

 

「髑髏の騎士」という謎の存在が『蝕』の異空間に乱入、ゴッドハンドに斬りかかり、ガッツとキャスカを連れて『蝕』から離脱しました。

 

辛くもガッツとキャスカは『蝕』から逃れ、生き延びることが出来ました。

 

しかし、キャスカは正気を失い、ガッツはトラウマと悪夢を抱えることになり、更にグリフィスらゴッドハンドへの強い憎悪に支配されることになります。

 

これがガッツの旅路の始まり、「ベルセルク」という物語のキーポイントでもある出来事なのです。

 

最新刊においてガッツ、キャスカ、グリフィスの三人は再会することになります。

 

この三人の因縁はどう決着を迎えるのか…「ベルセルク」の物語は佳境を迎えつつある中、要注目です!

 

大見出し・旅路の果てにキャスカ復活?!しかし…

 

ガッツはキャスカを守るため、そして失われた心を取り戻す為、パックの故郷「妖精郷」を目指す事としました。

 

紆余曲折あって旅の仲間も増え、長い航海を経て「妖精郷」にたどり着いたガッツ一行は「花吹雪く王」との謁見を果たし、旅の仲間であるファルネーゼとシールケがキャスカの精神世界へと入る事になります。

 

そして精神世界に巣食っていた邪悪な存在を打倒した後、約2年の時を経てキャスカは心を取り戻す事が出来ました。

 

漫画の中では約2年ですが、パックの提案で妖精郷に向かうことにしたのが2001年、読者が正常なキャスカに会えるまで、実に22年かかっています!

 

そしてガッツとの再会…と思いきや、ガッツの姿を見た途端、キャスカは酷く取り乱します。

 

心を取り戻すと同時に記憶をも蘇らせてしまった事から、ガッツの姿を見ると『蝕』の記憶がフラッシュバックしてしまうのです。

 

長い長い旅の末、ようやく愛する人を取り戻せたと思った途端、一緒にいる事が叶わなかったガッツの心境は推し量るに余りあります。

 

一方のキャスカも決してガッツを憎んでいるわけではなく、むしろ昔のままで元の様に接しようとしているもののうまくいかない様子です。

 

この二人の関係はどうなっていくのか、今後の展開に期待したいですね!

 

人生に迷った貴方に…ガッツのかっこいい名言を紹介!

最後にガッツの名言を紹介していきます!

 

自分の力で道を切り開いていくガッツらしさを感じる名言を3つ、選びました!

『逃げ出した先に楽園なんてありゃしねぇのさ。』第16巻

 

「霧の谷」近くの村に住んでいた少女、ジルへのセリフ。

 

日常に楽しみも希望も無かった彼女は「霧の谷」での戦いの後、「ここじゃないどこかに連れて行って」とガッツに旅に連れていくよう頼みます。

 

しかしガッツは『逃げ出した先に楽園なんてありゃしねぇのさ。そこにあるのは、やっぱり戦場だけだ』と諭すようにジルへと語ります。

 

結局のところ、逃げだしたところで戦う事からは逃れられない、だから戦って自分で道を切り開くしかない。

 

戦い続けてきたガッツだからこそ言える人生の哲学の様な名言ですね。

『何千何万人がそろいもそろって、女一人にすがりついてんじゃねえ!!』

怪異が人々を襲い、救いを求める群衆に異端審問官モズグスが「この魔女を殺せば化け物はいなくなる」と演説した際に放ったセリフ。

 

『ふざけんじゃねえ。祈ってるだけだろうが』

 

『これだけ雁首そろえて、自分のケツに火がついてる時に拝んでるだけだろ、こいつら』

 

『何千何万人がそろいもそろって、女一人にすがりついてんじゃねえ!!』

 

自分の力で足掻こうともせずに誰かを踏み台にして助かろうとする人々に対しての怒りを感じるセリフです。

『神に会えたら言っとけ! ほっとけってな!!』第21巻

 

異端審問官モズグスとの闘いの最後、とどめの一撃を加えたときに放った一言。

 

自身の行いを神の名の下に全てを正当化するモズグスや他の信者たち、自分では何もせず祈るばかりの人々、これまでの人生で自分を振り回してきた「神」への怒りがこもったセリフです。

 

例え神であっても頼らない、自分で切り開く、といういかにもガッツらしい力強い名言だと思います!

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