「薬屋のひとりごと」は、Web小説サイト「小説家になろう」にて連載されているライトノベル作品です。
2017年にコミカライズされ全シリーズ累計発行部数が2100万部を突破しており、2023年にアニメ化が決定されるなどSNS上でも評価が高いことで知られています。
今回は、薬屋のひとりごとはもう完結したのか、最終回の結末の予想についてなどをご紹介していきます。
『薬屋のひとりごと』を全巻無料で読む方法は？
日向夏による原作小説『薬屋のひとりごと』は、2つの漫画雑誌にてコミカライズされています。
1つ目は「月刊サンデーGX」に連載されている『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』です。
原作：日向夏
作画：倉田三ノ路
キャラクター原案：しのとうこ
もう一つは「月刊ビッグガンガン」にて連載されている『薬屋のひとりごと』です。
原作：日向夏
作画：ねこクラゲ
構成：七緒一綺
『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』もしくは同じく小学館が運営する『マンガワン』にて無料で読むことができます。
『サンデーうぇぶり』『マンガワン』共に公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
漫画アプリの『サンデーうぇぶり』『マンガワン』では、『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』第1巻から最新巻（最新話）に収録されているすべてのエピソードを無料で読むことが可能です。
安心安全に、そしてタダで『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』を最新巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』もしくは『マンガワン』を使う方法がベストです。
※『サンデーうぇぶり』『マンガワン』では、1日に無料で読める話数に制限があります。2つのアプリをダウンロードして読み進めることをオススメします。
『薬屋のひとりごと』（月刊ビッグガンガン）は漫画アプリ『マンガUP！』で読める
月刊ビッグガンガンで連載中の『薬屋のひとりごと』は、スクウェア・エニックスが運営する公式漫画アプリ『マンガUP！』にて最新巻まで無料で読むことができます！
月刊サンデーGXの方と読み比べてみて、お好きな方を読み進めみてはいかがでしょうか？(^^)/
※もちろん『マンガUP！』をダウンロードする際もお金は一切かかりませんので安心してください！
薬屋のひとりごとはもう完結した？何巻まで出ている？
原作はもう完結した？
薬屋のひとりごとの原作であるWeb小説版は、結論から述べますと完結しておりません。
Web小説版は2011年から不定期に連載しており、2023年4月現在も続いています。
現在は新たな章として「華佗編」が開始され、緑青館の妓女である女華（ジョカ）の元に皇族の落とし子を探していると思しき人物が現れ、また一波乱が起きそうな気配がします。
Web小説版に加筆・修正を行ったものが書籍版として2014年に「ヒーロー文庫」から刊行されていますが、こちらも連載が続いております。
現在原作は何巻まででている？
薬屋のひとりごと13巻
羅漢のおうち賑やかい！(表紙)
西都から戻ってきた人たちと、成長していたり変化があったりな人たちの話。
連続短編集なのかな？て雰囲気がありつつ、漢大尉の執務室で起こったこと、女華のこと、不穏な空気が次巻に続くって感じでした。#読書記録 #読了 pic.twitter.com/smYhxbr36K— あさ(朝羽岬) (@asa_toraneko) April 3, 2023
現在は13巻まで発売されています。
これまでの傾向として、半年から1年で新刊が発売されています。
Web小説版で一つの章が終わると、書籍版が刊行され販売されるケースがほとんどのため、現在の連載ペースが落ちなければ次巻である14巻目は今年末か来年になると思われます。
原作は何巻で完結する？
おそらく約20巻で完結すると予想します。
これまで猫猫と壬氏との恋の進展がゆっくりとしたペースで描かれていましたが、書籍版13巻にて猫猫は自分の気持ちに気づき、壬氏の想いに素直に向き合うことを決めました。
しかし、今後も様々な課題が残っていることから、解決するのに時間がかかると思われます。
壬氏が己の立場をどう解決するのか、二人の関係性についてどのようにして周囲の人々に納得してもらえるのか、問題を一つひとつクリアしていかなければなりません。
また皇族絡みの事件が起こる可能性が高いので、猫猫もさらに宮廷の陰謀に巻き込まれることでしょう。
二人の関係性はもどかしく感じますが、ゆっくりと着実に進んでいるので気長に見守りたいところですね。
『薬屋のひとりごと』原作の最終回に繋がる展開をネタバレ込みでご紹介！
少しずつ変化していく猫猫の気持ち
猫猫は壬氏のことをナメクジを見るような目で邪険に扱っていましたが、壬氏からの熱烈なアプローチによって少しずつ気持ちに変化が訪れます。
その変化が見られるのは、書籍版8巻20話からです。
壬氏が猫猫と玉葉后と現皇帝の目の前で、自身の脇腹に奴隷の焼印を押し当て皇族を辞めることや、猫猫以外の女性と結婚するつもりはないと宣言するのです。
このことで、猫猫と壬氏は共有の秘密を持つことになり、さらに猫猫自身が壬氏の火傷を治療することを余儀なくされ、禁忌とされてきた医術の知識と技術を身につけるべく羅門に教えを乞うことに。
猫猫は次第に壬氏のことを放っておけない人として意識し始め、壬氏を拒むのを止め真剣に考えるようになります。
書籍版9巻最後には猫猫から壬氏に目隠ししながら頬にキスするシーンがあり、猫猫が壬氏に好意を抱き始めているのが分かります。
猫猫の決意と壬氏の立場
書籍版9巻から猫猫の気持ちに変化があり、そこから牛歩のごとくゆっくりと壬氏と進展していきます。
そして、書籍版13巻にてついに壬氏の気持ちに素直に向き合うことを決意した猫猫。
二人はようやく両想いになり、壬氏は猫猫も自分と同じ想いを抱いていることに喜びます。
しかし、現在の二人はあくまでも表向きは皇族と女官という関係にあり、この身分の違いが障害となっているため思うように関係を進展できずにいます。
薬屋のひとりごと 13巻 感想絵
もうさぁ～～～～～壬猫が最高すぎる！！！！両想いありがとう！！！！！伝えたいこと沢山あるのに語彙力ないから良かったとか最高だったとかしか言えんけど、とりあえず壬猫幸せになってくれ～～～～～～～！！！！！！ pic.twitter.com/s1n6KiiwBK— marikofu (@mrzrhm) March 26, 2023
壬氏は皇帝の弟という立場にある以上、様々な人物に狙われる運命にあります。
そのため慎重にならざるを得ませんし、猫猫もそれを承知の上で壬氏の想いを受け止める覚悟を決めたのです。
奴隷の焼印で皇位継承を放棄することを明言した壬氏ですが、最終的にどのように落ち着くのか未だ不透明です。
果たして、二人の身分の問題や恋の進展に決着はつくのでしょうか。
『薬屋のひとりごと』原作の最終回結末やラスト・その後を予想！最後はどうなる？ネタバレ
最後に大きな事件が巻き起こる？
薬屋のひとりごとはミステリー作品であるが故に様々な事件が巻き起こり、猫猫も知らず知らずのうちに何かしらの陰謀に巻き込まれることが増えています。
そのため原作の終盤で宮廷全体を巻き込む、大きな事件が発生するのではないかと予想します。
これまでも壬氏は子一族に命を狙われたことがありますし、今後も壬氏を含む皇族に恨みや妬みを持っている人物は出てくる可能性は十分にあります。
皇后となった玉葉后や、その子どもで皇位継承者である東宮を狙っている人物がいてもおかしくないです。
宮廷は伏魔殿のような場所なので、多くの悪事や陰謀が未だ根付いており、何が起きても不思議ではないでしょう。
猫猫と壬氏は結ばれるのか？
#薬屋FA pic.twitter.com/GOA17GJio4
— Lima (@unatyame) April 6, 2023
結論から述べますと、猫猫と壬氏は終盤で正式に結ばれる可能性はあります。
書籍版13巻目でようやく両想いになった二人ですが、身分の違いについて解決できなければ正式に付き合うのは難しいでしょう。
しかし、猫猫は軍部の大尉で重鎮でもある羅漢の実娘であるため、そこを上手く活用できれば突破口を開けるのではないでしょうか。
また皇位継承の問題は、玉葉后の息子である東宮が成長し無事皇位継承できれば、現皇帝も安心して壬氏を送り出すことも出来ると思います。
二人の間には様々な課題が存在し一筋縄ではいきませんが、人望がある二人なら周囲の人々から何らかの協力を得ることも出来るはずです。
猫猫と壬氏は誠実な人物でもあるため、長い時間をかけて周囲の人々を納得させられるように動くことでしょう。
『薬屋のひとりごと』主な登場人物紹介！
猫猫（マオマオ）
おめでとうございます！！🎉 #薬屋のひとりごと pic.twitter.com/eX3r5e9AgD
— しのとうこ (@touco_shino) February 16, 2023
本作の主人公で、小柄で細身の17歳の少女。
花街で養父である羅門（ルォメン）に育てられ、薬や毒、病気などの知識を豊富に持ち、好奇心や研究心が人一倍強い性格の持ち主です。
人買いに攫われたことで後宮で下女として働くことになった後に、玉葉（ギョクヨウ）妃の娘である鈴麗（リンリー）公主の命を救ったことで壬氏（ジンシ）に目を付けられ、妃の毒見役として出世することになります。
その後も、本人の好奇心も相まって様々な事件の解決を、方々から頼まれることが増えていきます。
花街で育った影響か、恋愛や世の中の不条理に対して達観的な見方をしており、他人に対してややドライな部分があります。
しかし人並みの正義感もあるので、人が理不尽な理由で傷つくところを見ると放っておけず、何かしらの行動を起こすことが多いです。
何かと関わることの多い壬氏の事は悪く思ってはいませんが、彼の美貌に全く興味を持たない上に粘着質な絡み方に対して苦手としているため、かなりぞんざいに扱っています。
壬氏（ジンシ）
薬屋のひとりごと
壬氏さまアニメ化しないかなあ
するといいなあ(*´-`) pic.twitter.com/O4ioypAbsA— 極甘みかん (@nekonyan322) February 9, 2020
後宮を管理する宦官で、様々な謎を秘めている容姿端麗な公称24歳の青年。
毒おしろい事件をきっかけに猫猫の能力を買い、玉葉妃付きの侍女に抜擢します。
初めは自身のことを邪険に扱う猫猫を、新しい玩具が出来たかのように面白がっていましたが、次第に好意を抱くようになります。
その正体は華 瑞月（カ ズイゲツ）という名で実年齢は19歳であり、皇帝の弟とされている人物です。
素性を隠して宮廷内で目立つ容姿で活動することにより、裏切り者や不貞を働こうとする者をあぶり出し、皇帝への忠誠心を試す試金石の役割を担っているのでした。
また自身は皇帝の座に就くことを望んでおらず、後宮の治安を安定させ世継ぎとなる東宮を誕生させることで、皇位継承候補から外れようと目論んでいます。
玉葉（ギョクヨウ）妃
#茅野愛衣
先日アニメ化が決定した『薬屋のひとりごと』ですが、玉葉ママのcvが茅野愛衣さんになって欲しいなー！【大概のことは「あらあら〜」と上手に流して、物事に動じる描写も少ない】※pixivより
『あらあら〜』（cv.茅野愛衣）が聞きたい
アプリで読んでた時あったけど、脳内再生余裕 pic.twitter.com/wJxuDeqUEw— KALF (@IRWtSAYH2077) February 27, 2023
後宮内でも位の高い上級妃で、皇帝の寵愛を一番に受けている人物。
猫猫を「自分と娘の恩人」として絶大な信頼を寄せており、毒見役の侍女として招き入れます。
その性格は聡明で思慮深く落ち着きがあるため、物事に動じることが少なめです。
さらに寵妃という立場にいるためか、あまり表には出しませんが慎重で用心深い人物でもあります。
その一方19歳という若い年齢もあって、頭が柔らかく好奇心旺盛な一面もあり、猫猫の謎解きを楽しんでいる様子。
壬氏が猫猫に好意を寄せていることを早い段階で気づいており、それを遠目で楽しんだりからかったりしています。
後に東宮を出産したことから、上級妃から皇后となり「玉葉后」と呼ばれるようになります。
漢 羅門（カン・ルォメン）
今月の薬屋のひとりごとラストで後宮に羅門登場。この小説（漫画）の良心。猫猫はヒーローなので良心ではないですね。ただ一人猫猫と羅漢を御する事のできる人。 pic.twitter.com/JLv8OcS7wh
— ふうい (@strange_taste) June 22, 2022
花街で薬屋を営んでいる中年男性で、猫猫の養父であり薬の師匠でもあります。
猫猫は「おやじ」と呼んでいますが、実際は大叔父にあたる人物です。
元宦官ということもあり、丸い身体つきで老婆のような外見と穏やかな性格の持ち主です。
西方の国に留学し医学を学んだ経験があり、頭脳明晰で医師としての腕前は確かなものです。
しかし、過去に生まれたばかりの皇子を死なせたとして、片膝の骨を抜かれる肉刑を受けて後宮を追放された経験があります。
漢 羅漢（カン・ラカン）
最近、マンガUPで読んでた「薬屋のひとりごと」が面白かったのでなろうの原作も読んでる
推しは羅漢
アニメ化したら絶対CV大塚芳忠だと思うガンガン版の方はかなり嫌な狂人な印象だったけどなろうは可哀想な狂人だったので好き
基本的に可哀想な人が好き pic.twitter.com/YZQTbKtHeO
— けしごむ (@kc0x9x52) November 22, 2020
軍部の最高幹部であり、奇抜な言動から陰で「変人軍師」と呼ばれることが多い人物。
15年という年月で現在の地位を築き上げた実力者で、どの派閥にも属していないため制御できる人間が一部を除いてほぼ存在せず、宮廷内では厄介な人物として見られています。
人材を登用する能力がずば抜けているため、昼間に自分がぶらぶらしていても仕事が回るように手配しているずる賢い人間でもあります。
実は羅漢は猫猫の実父で、羅門の甥にあたる人物なのです。
羅漢自身は猫猫のことを溺愛しているのですが、猫猫は父親と認めておらず嫌っています。