君に届け あやね最後の結末はどうなる?その10年後健人と付き合う?大学進路や告白恋人を調査

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椎名軽穂による『君に届け』に登場するキャラクターの一人、矢野あやね。

 

主人公・黒沼爽子(くろぬまさわこ)のクラスメイトであり、親友です。

 

ややギャル風の女子ですが、見た目に反して礼儀正しく、成績も悪くない方。

 

恋愛経験が豊富らしく、そのせいか他人の感情の機微に敏感です。

 

いつも一緒に行動する爽子と吉田千鶴の三人の中ではもちろん、他の同級生とくらべても精神的に大人な性格で、一歩引いて的確な意見を言うことが多い印象。

 

ですが、クールと思いきや愛情深さを隠し持っており、爽子や千鶴のことを親身になって心配し、姉のような目線でいつも見守っています。

 

そんな姉御肌なあやねですが、番外編を含め、作中の女性メインキャラクターの中で唯一、恋が実らずに結末を迎えています。

 

今回は『君に届け』を振り返りながら、あやねの恋について紹介していきたいと思います。

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あやねの性格について解説!千鶴との出会い・今までの恋人についても調査!

クールに見えて情に厚い?大人なアドバイザー

爽子のことは、はじめは周囲にもれず「浮いている子」だと感じていた、あやね。

 

仲良くなり始めてからも、お人好しの千鶴よりも少し冷静な目で爽子の様子を見ていました。

 

ですが、純粋に千鶴や自分のことを想ってくれる爽子を見て、あやねの心も動きます。

 

今では、クラスメイトと打ち解けようとする爽子を保護者のように見守り、また、その恋を応援するようになりました。

 

爽子や千鶴が苦手とする、いわゆる女子の駆け引きも、あやねは自分の役割だと言わんばかりに迎え撃ちます。

 

あやねの的確なアドバイスは、爽子の背中を押し、同時に、いつしかあやねは、爽子のやさしさ・強さに、憧れと期待をこめるようになっていきます。

第一印象最悪!千鶴との出会い

高校入学の4月、千鶴は中学時代のノリでにぎやかに喋りかけ、一方あやねは、人見知りで年上の彼氏がいる“大人びたクールな女子”として一目置かれつつも、心の中では他人と一線を引いていました。

 

あやねによる千鶴の第一印象は「バカっぽい奴」、千鶴による第一印象は「きどった奴」。

 

お互いに、気が合わなそう!!と思っていました。

 

ですが、あやねを「やのちん」と呼び、握手を求めてくるノリについていけないと思いながらも、言動に悪気があるわけではないのだと、千鶴の天真爛漫さがあやねに伝わり始めます。

 

ある日、男子が女子を品定めしていた教室で、矢野がエロいと言う話題に千鶴は大声で割って入り「あたしの方がエロイよ!」と一喝しました。

 

自分のことをかばったのか、ただ張り合っただけのバカなのか…?

 

でも、嬉しかったことだけは確か。

 

体育の長距離走で張り合うように一緒に走る中、あやねは千鶴にお礼を言い、他人から見られている印象と実際の自分との違い、それによる人間関係の面倒さについて語ります。

 

千鶴もまた、自分が他人にどう見られているのかを語り、そんな中で、今あやねと喋れていることが嬉しい、一緒にいるのが楽しいと明かすのでした。

歴代彼氏は全員年上?大人の恋愛遍歴

高2の秋の時点で、あやねには大学生の彼氏がおり、その時点で恋愛遍歴は多かった様子。

 

前述の高校入学当時にも年上の彼氏がいることが明らかにされています(同一人物かは不明)。

 

ただ、その相手は束縛系なようで、朝も昼も夜中もメール・電話・メール・電話…の繰り返しで、学校にいる時でさえ「男といんの?」と聞いてくる始末。

 

別れを切り出した際も、あやねの頬を平手打ちした上に、泣き言であやねの話も聞いていない有り様。

 

それからは「男はめんどくさい」モードに入ったのか、気付けばあやねは爽子や千鶴の恋を見守る保護者的立場になり、自分の恋からは遠ざかっています。

 

ちなみに、今までのどの相手も、あやねが告白されたようで、あやね自身から告白したことはないとのこと。

 

あやねが恋愛で見せる冷静さは、もしかしたら、まだ誰かをたまらなく好きになったことのない表れかもしれません。

 

爽子や千鶴が、不器用ながらも全力で恋をする様子を見て、あやね自身もそれに気づき始めるのですが…。

 

自分から好きになったことがないあやね、それを気にかける健人…二人は付き合う?

修学旅行前に新カレ!「いつ好きになったの?」

修学旅行を目前に、あやねは違うクラスの男子・茂木(もぎ)に告白されます。

 

その日たまたま廊下でぶつかっただけで、茂木のことを何も知らないあやねでしたが、その場ですぐに、付き合うことを承諾します。

 

今まで年上の軽い男としか付き合ったことのなかったあやねは、同学年でタイプも違いそうだし、修学旅行も楽しくなりそう、と爽子や千鶴にもそう話します。

 

そんな中、修学旅行の自由行動の際、あやねは茂木が他の男子生徒と話しているのを聞いてしまい、茂木があやねに告白したのは、キスやその先、いわゆる高校生にとって大人な行為を期待してのことだったと知ります。

 

その場は軽くあしらい、あやねは別に気にしていないという様子で茂木に別れを告げます。

 

そこへ、クラスメイトの三浦健人(みうらけんと・通称ケント)が、路地裏でひとり、しゃがみ込むあやねを見つけ、声をかけます。

 

自分から好きになったことなんてない、「好きだから」付き合ったことなんてない、だから仕方ない。

 

そう言って涙を流すあやね。

 

でも、爽子や千鶴のように、一生懸命に告白したりされたりしてるのを見ていたあやねは思っていたのです。

 

彼もそうだったかもしれない、だったら自分も大好きになったかもしれない…。

 

ケントは何も言わず、あやねをぎゅっと抱きしめました。

ケントなら好きになれるかもしれない…あやねの新しい恋!

修学旅行以来、距離感の変わったあやねとケント。

 

あやねが茂木と付き合っていた時も、あやねの様子を気にかけていたケントですが、以前から、人のことばかりを心配するあやねのことが気になっていました。

 

もともと軽いノリで、複数の女の子に囲まれているケントですが、どこか自己評価の低いあやねに、「そんなことない」とまっすぐに見て言うケントの姿に、あやねの心も動きます。

 

ケントは悪い奴じゃない、ちゃんと優しい、それはわかっているものの、ケントの気持ちが本気に見えると、どうすればいいのかわからなくなる。

 

どうしたらいいか、どうすればいいのか、彼氏が欲しいのか、恋愛したいのか。

 

だからこそ、ケントに惹かれながらも「いい奴」だからダメだ、とあやねは自分に言い聞かせます。

 

そしてクリスマス、カラオケパーティーで茂木に遭遇したケントは、あやねと別れた原因を聞き、またそれをハハッと笑いながら話す茂木に殴りかかります。

 

その時、あやねがどんな気持ちだったのかを想って。

 

そして、あやねに告げます。

 

不器用で、お人好しで、そんなあやねが好きだと。

 

「今まで誰も好きになってないなら、オレを好きになってよ」

 

あやねを強く抱きしめながら、ケントは続けます。

 

「オレを好きになって、オレが大事にする。あやねちゃんを大事にする」

 

あやねも、その目に浮かべた涙をこぼし、「うん…」と抱きしめ返しました。

 

上京して大学へ?進路に揺れるあやねと健人の恋はどうなる?

大学も恋愛も楽な道へ?あやねの迷い

高校3年、大学受験を控え、推薦で大学に行く予定のあやねと、同じ大学に通うんだと勉強に意気込むケント。

 

ですが、あやねは以前から留学に強い東京の大学が頭の中にありました。

 

ただ自分の学力を考えると難しい挑戦になるかもしれず、無難に推薦を狙っていたこともあり、ケントには言えないまま…。

 

いつか、担任の荒井一市(あらいかずいち・通称ピン)に言われた言葉がよぎります。

 

勉強でもスポーツでも、恋愛でも、なんでいいから、なにか全力でやったことはあるのか、と。

 

推薦の大学は、今の自分の学力で無理せず行ける、楽な道。

 

そして、ケントと付き合う前、自分を大事にしてくれるケントの想いを受け入れることをためらっていたのは、それが楽な道だったから。

 

ですが、爽子たちが進路に向かっていく姿に、三者面談でのピンの言葉に、自分も頑張ってみたくなったあやねは、ついにケントに東京の大学を考えていると告げます。

 

告げられたケントの表情に、あやねは選択を間違えたと感じ、すぐに撤回しますが、その後、何を聞かれても受験のことには向き合えず、ケントを突っぱねます。

 

はぐらかすあやねに、自分と付き合う前から考えていた受験のことを、付き合うようになってから考えたときに、自分はその中にいたのか、と問いかけるケント。

 

「オレのこと少しでも、頭にあった?」というその言葉に、肯定できなかったあやね。

 

東京の大学に行くことを考えたときに、遠恋になるかも、別れてしまうかも、そんなことすら考えなかったくらい、ケントのことが頭になかった。

 

そう気付いてしまったあやねは、自分はいつだって本気になれずに相手を傷つけてしまうんだと自分を責めます。

 

ですが、だったらやるべきことがあるのではないかと千鶴や爽子に諭され、あやねはケントと本気で向き合うことを決めました。

あやねの決断!ケントとの別れ

今まで付き合った相手が悪かったのは、運が悪かったせい、相手が悪かったせい、そうやって乗り越えてきたあやね。

 

でも、そうではないケントと出会って付き合って、気持ちを楽にしてもらった。

 

だからこそ、もう誰のせいにもしたくない…ずるい自分と向き合うために、あやねはケントに「別れよう」と告げます。

 

その言葉に、ケントはもう一度やり直そう、と引き止めます。

 

ですが、あやねは甘える自分を変えたいと、東京で挑戦する決意を語ります。

 

そして「同じ気持ちに好きになれなくてごめん」と。

 

そんなあやねの表情を見て、ケントは自分と付き合ったことを後悔してるかと問いかけます。

 

こんなに大事にされて、嬉しくて、楽しかった、後悔はない、そう答えるあやね。

 

その言葉に、「オレがいた意味…あったわ」と、ケントは別れを受け入れました。

 

そして、あやねの肩をしっかりつかんで告げます。

 

あやねのことを本気で大好きだった自分がいたことを覚えておいてほしい、そして今度こそ本当に好きな人を作ってほしい、と。

導いてくれる担任・ピンが気になる?

ケントと別れ、受験の決意も新たにしたあやね。

 

進路指導もあり、ピンと接する機会も一段と増えます。

 

これまでも度々、悩んでいる時や自己肯定感が下がっている時、あやねに力強い言葉をくれていたピン。

 

普段は教師らしからぬ振る舞いがほとんどで、生徒を振り回すような一見バカ全開のピンですが、あやねはふとした時にピンを思い浮かべるようになります。

 

自分ではそんなに思い出しているつもりはなかったのですが、爽子や千鶴と話していて、その回数が多い自分に気付き、あやねは戸惑います。

 

その矢先、たまたまピンに遭遇し、自分の気持ちを自覚するあやね。

 

あやねは常に彼女を欲しがっているピンに一喜一憂しながらも、ピンからもらったのど飴をお守りに、励みにして自分を鼓舞します。

 

想いは胸に秘めたまま誰にも言わず、大学に合格して、ただ卒業する。

 

そのつもりでした。

 

ですが、合格発表を期に、ピンのそばにいれる時間があとわずかだということに、想いがあふれ出してしまったあやねは、自分の想いを打ち明けるため、ピンのもとへ走るのでした。

 

高校生活も最後、ピンともう会えない…あやねの告白の行方は?結末をネタバレ!

好きになったのはいつから?あやねに響いたピンの言葉の数々

自分の優しさは爽子や千鶴とは違う、自分のは優しさじゃなくて計算からくる行動だ、と言うあやねに、「ふぅん?」と笑いながら、あやねの頭をポンポンとなで「やさしいねぇ」と言い去って行くピン。

 

この時から、ピン×あやねの恋愛模様を期待した読者も多いのではないでしょうか。

 

ピンは気ままな俺様人間で、見本にしたくない大人代表のような言動が目立ちますが、意外と生徒一人一人をきちんと見ていて、生徒たちに対して的確な助言をする頼もしい一面もあります。

 

生徒たちを恋愛対象として見ることのないピンの、大人として、担任教師としての言葉だからこそ、悩むあやねの心に響きます。

 

あやねが受験とケントにうまく向き合えず、選択を間違えたと後悔を吐露した時も、それとは知らず、けれども強く導いたピン。

 

「ちゃんと後悔しろ、次に生かせ」

 

無難な推薦入学を決めようとした時にも、可能性を見出してくれたピン。

 

自信のなさも長所として肯定してくれるピン。

 

ピンがいなければ、きっとなにもかも、とっくにあきらめていたかもしれない…。

 

受験勉強を頑張れるようにと、ピンに右手を差し出し握手を求めるあやね。

 

するとピンは、両方出せと言って、あやねの両手をしっかり握ります。

 

「心配すんな大丈夫だ、お前ならできる!!」

 

大学合格発表!あやねの告白もサクラサク!?

東京の志望校に合格したものの、会ってしまえば気持ちが漏れてしまうと、合格報告に行けずにいたあやね。

 

ですが、ケントにも背中を押され、人生最初にフラれるならピンがいいと思い立ったあやねは、ピンのもとへ向かいます。

 

急遽コンビニで購入したチョコと共に、あやねは「ピンが好き」と想いを告げます。

 

ピンは箱を開け、黙々とチョコを食べ、まっすぐにあやねと向き合います。

 

「…10年はえーんだよな!わりーが範囲外だ!」

 

そう笑ってスッパリとあやねをふるピンに、「やっぱダメかぁ!」とあやねも笑います。

 

ピンは絶対に生徒に手を出すような先生じゃないと知っていたけれど、きっと全部受け止めてくれるということも知っていた…あやねは、最後にひとつだけ、とピンに質問します。

 

生徒としてではなく、一度でも少しでも可愛いと思ったことはないか、と。

 

「ねーよ!」と、あやねの額を小突くピン。

 

始めて自分から好きになった相手に、完全玉砕してしまったあやねですが、この失恋を糧に、たとえば10年後、ピンに恥ずかしくないような大人でありたいと誓うのでした。

 

『君に届け』完結のその後、10年後の番外編がある?あやねは誰とくっつく?

あやね×くるみの百合展開!?

あやねの失恋はそのままに、『君に届け』は完結しました。

 

この時点で、くるみもまた、作中で失恋したまま新しい恋が描かれることなく最終回を迎えました。

 

「くるみ」こと胡桃沢梅(くるみざわうめ)は、主人公・爽子が想いを寄せる風早翔太(かぜはやしょうた)に、同じく想いを寄せる、いわゆるライバル的存在の同級生。

 

陰で様々な嫌がらせなどを画策し、爽子と風早の距離を引き離そうとします。

 

当初、爽子と千鶴はまったく気付いていませんでしたが、その経験値からか、いち早く察したのはあやね。

 

それ以降、慣れ合うことはないものの、くるみに対してどこか理解者のような言動が描かれることもありました。

 

特に、爽子と風早が付き合うことになり、失恋が決定したくるみにあやねが言った言葉は、連載当時も話題になりました。

 

私が男だったら、あんたの汚いところを全部わかってあげられた上で、受け止められるのにと。

 

そんな二人が、失恋したまま作品が完結したことにより、あやね×くるみの女のコ同士の恋愛が描かれることを期待した読者も、少なからずいたようです。

 

ですが、作品完結から約半年後、『君に届け 番外編~運命の人~』が発表され、くるみの新しい恋が描かれ、一部の読者が期待した百合展開は、露と消えることとなりました。

ピン×あやねの今後の展開は?

10年はえーよ、とピンにフラれたあやね。

 

作中でも登場キャラクターたちが10年後の自分、を想像する場面が多々あったこともあり、あやねとピンの10年後を描いた番外編のようなものがある?という声もあります。

 

残念ながら、2025年現在、そういった作品は発表されていません。

 

ですが、詳細は定かではありませんが、以前、作者の椎名軽穂先生のイベントで、あやねとピンの今後について質問した参加者がおり、「もう少し待っててね」というようなことを言われたそうです。

 

『君に届け』本編完結の2017年から、10年後の2027年まであと少しです。

 

あやねは東京で新しい恋を見つけているのか、ピンとの再会はあるのか、そしてそのストーリーが描かれることはあるのか…。

 

10年後ちょうどに発表されるとは限りませんが、イベントで言及されたという椎名先生の言葉に期待したいですね。

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