ミスミソウ相場晄の本性はやばいクズ?最後や写真をネタバレ!おじいちゃんを暴行?妙子との関係は?

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2018年に実写映画化し話題となった、押切蓮介によるミステリーホラー漫画『ミスミソウ』。

 

主に“鬱漫画”として知られているこの作品は、その残酷な描写とあまりに救われないラストで多くの読者を苦悶させた事でも有名ですが、予想を遥かに超え覆される展開は非常に面白味があり深く読み込める作品であると評判も高く人気の作品となっています。

 

今回はそんな『ミスミソウ』の登場人物でありキーマンの『相場晄(あいばみつる)』について、人物像やその他の登場人物との関係、その結末などネタバレを含みながらご紹介していこうと思います!

 

『ミスミソウ』は漫画アプリ『マンガがうがう』にて全巻無料で読める?

『ミスミソウ』はこちらの双葉社が運営する漫画アプリ『マンガがうがう』にて無料で読むことができます。

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『マンガがうがう』は双葉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

『マンガがうがう』では、『ミスミソウ』第1巻から最終巻までのすべてのエピソードを無料公開してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『ミスミソウ』を全巻無料で読破したい方は『マンガがうがう』を使うのがベストです。

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『ミスミソウ』の作者・押切蓮介先生の人気作でもあり、アニメ化もされた話題作ハイスコアガールは、こちらの漫画アプリマンガUPにて全巻無料で読むことができます。

 

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  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
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  • 久保さんは僕を許さない
  • TIEMPO-ティエンポー
  • 干物妹!うまるちゃん
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  • 群青戦記
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  • 地獄先生ぬ~べ~
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などなど…

 

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相場晄とは何者?プロフィール紹介!

≪ミスミソウの物語あらすじ≫

物語の舞台は過疎化の進む田舎町・大津馬村。

 

主人公・野咲春花(のざきはるか)は両親の都合で東京からこの田舎へ引っ越し、廃校寸前の中学校へと転校する事となりますが、悲しい事に彼女は田舎特有の排他的意識を持つクラスメイト達により“よそ者”と認定されいじめの対象となってしまいます。

 

問題を起こしたくないクラス担任は見て見ぬフリを貫き通し、自身がいじめの対象になる事を恐れるクラスメイト達はその筆頭でありクラスのリーダー的存在である少女・小黒妙子(おぐろたえこ)に加担し一緒に春花をいじめる始末…。

 

日々エスカレートしてくいじめに憔悴しながらも大切な両親と妹の祥子(しょうこ)に心配を掛けまいといじめられている事実を隠し続ける春花は、クラスで唯一自分の味方をしてくれる少年・相場晄(あいばみつる)を心の支えに卒業までの2ヶ月を乗り越えようと耐え忍びます。

 

両親がいじめの事実に気付いた事をきっかけに休学を決め、卒業までのわずかな日数を平穏に過ごそうとする春花でしたが、彼女が家を留守にしたある日、家は火事に見舞われてしまい、家に居た彼女の両親は火事により死亡し、奇跡的に救出された妹も大火傷で瀕死の重体に…。

 

悲惨な現状に絶望する春花でしたが、クラスメイト・佐山流美のとある発言により表情は一変。

 

流美を含めた複数のクラスメイト達がこの火事に関係している事に気が付いた春花は、やがてクラスメイト達の殺害を決意。

 

全てを奪われた彼女の復讐劇がはじまるのでした…。

≪物語のキーマン!?相場晄とは≫

 

春花に好意を寄せ、彼女を精神的に支えようと奮闘するカメラが趣味の少年。

 

両親は離婚しており旧姓は村瀬(むらせ)で、仙台から移住してからは母方の祖母と暮らしています。

 

春花と似た様な境遇であり特定の友人もいませんが、彼女とは違いいじめの対象にはされておらず、意外にもクラスでは妙子に負けず劣らずの発言力を持っています。

 

春花の家が火事に見舞われた際には火の中へ飛び込み妹・祥子を救出するなどまるでヒーローのような一面が見られる一方、妙子からはなぜか『変態』と呼ばれ非常に忌み嫌われている様子…。

 

相場晄は春花と妙子を裂いた張本人?野咲春花・小黒妙子との関係は?

≪野咲春花と小黒妙子の関係破綻は相場がきっかけ!?≫

実は転校したばかりの頃の春花と妙子の関係は非常に良好的なものでした。

 

しかし相場の存在が原因で良好だった2人の関係には亀裂が生じてしまいます。

 

春花に独占的な想いを抱いていた妙子は彼女に自身が毛嫌いしている人物・相場には関わらないよう忠告していたのですが、春花は彼女の忠告を聞かずに相場と関係を深めてしまったのです。

 

その結果妙子は自身の忠告を無視し気持ちも蔑にした春花を毛嫌いするようになり2人の関係は完全に破綻…後のいじめへと繋がってしまったのでした。

≪野咲春花と相思相愛?2人を近付けた三角草の花言葉とは≫

 

漫画版『ミスミソウ』の作中で春花と相場が実際に交際を始めるような発言をすることはありませんが、お互いに特別な感情を抱き親密な関係となっていく描写はあることから恐らく2人は交際関係にあると思われます。

 

そんな春花と相場の2人が急接近するきっかけとなったのは、道端に咲いていた小さな野草『三角草(ミスミソウ)』でした。

 

春花はある日学校の帰り道でカメラを構え写真を撮る相場を目にし、彼に何を撮っているのかと尋ねます。

 

すると相場は写真に納めている野草は三角草という名前であること、厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして小さな花を咲かせる事等を彼女に教え、『春が来て卒業すれば、今よりもっと笑って過ごせる日がくるだろ』と意味深な言葉を伝えます。

 

『野に咲く春の花』はまさに春花の名前と一致していること、その花言葉が『はにかみや』であることなどからなぞらえて春花のような植物だと微笑み、その言葉を受けた春花もまた同じように微笑むのでした。

 

また、春花が家を焼かれ両親を亡くしたショックで声を失っていた際にも優しい言葉を投げかけ、『安心しろ、俺も野咲と一緒に耐える』『俺がお前を支える』と強く伝えた事で春花の心に僅かな希望が灯り、その言葉は春花が声を取り戻すきっかけにもなったのです。

 

こうした出来事を重ねたことで2人は男女としての仲も深めていくのでした。

 

いい奴?やばい奴?相場晄の本性とは?

≪本当はやばい奴!?小黒妙子が相場晄を嫌う本当の理由とは≫

物語の序盤では温厚で優しい少年というイメージが強く、これまで何度も春花の支えとなってきたことからまるでヒロインを救うヒーローのように見える相場ですが、どういう訳か小黒妙子だけは彼に対し真逆の印象を持っており、作中のとある場面でも相場の事を『とんでもない変態だ』と告げ嫌悪感を示しています。

 

実は相場は非常に偏執的かつ暴力的というとんでもない本性を内に秘めており、妙子はそんな彼の本性を唯一知っている人物だったのです。

 

作中で妙子が相場の本性を知るきっかけとなった場面等の描写はありませんが、彼女は春花が転校してくるよりも前からその事に気付いていたようで、転校当初相場と関わらないよう春花に忠告した理由のひとつはそのためだったのでした。

≪暴力=愛情表現!?相場の過去と真の本性とは!?≫

温厚で優しく見えた相場晄の真の本性は、思い込みの激しい偏執心と思い通りにいかない際は暴力で解決に導こうとする凶暴性を兼ね備えた非常に危険性の高い粗暴なもの…。

 

しかし相場がそんな本質を築き上げてしまった原因は、実の両親との関係性にありました。

 

幼い頃から父親が母親に対し暴力を振るう様を見て育った相場。

 

日常的に繰り返されていたその光景をどうすることも出来ず、見て見ぬフリを突き通していた彼でしたが、中学生になったある日母親が泣いている様子を見てとうとう意を決し、母親を救おうと手にカッターナイフを握りしめ、暴力を振るっている最中の父親の背中を切りつけてしまいます。

 

それを機に両親は離婚し暴力的な父親から母親を救う事に成功した相場でしたが、救ったと思っていた母親から発せられたのは感謝の言葉ではなく暴言の数々でした。

 

なんと母親は夫婦関係を維持するために今までわざと父親の暴力を受け入れていた為、離婚の原因となった彼の行動を恨んでいたのです。

 

相場に対し憎悪を募らせた母親は彼を罵倒し続けた揚句『産むんじゃなかった』とまで告げ、それに激怒した彼はまるで父親の再現のように母親を殴りつけてしまいます。

 

その際の母親の反応を見た相場は、母親は父親の暴力によって愛情を感じていたのだと勘違いし、その結果『暴力=愛情』という理論が彼の中に定着。

 

母親に捨てられ祖母と暮らすようになった現在もその思考は何一つ変わらないのでした。

 

おじいちゃんを暴行したのは誰?野咲春花が見た写真とは…!

≪野咲春花と上京する?相場晄が密かに立てた計画とは…≫

卒業後に春花が祖父と妹と共に東京へ戻る予定であると知った相場は、密かに彼女との未来を据えたある計画を企てていました。

 

それは卒業後、春花と共に東京へ行き二人きりの同棲生活を送るというもの…。

 

当然のように一緒に行く事を伝え『お前の近くにいたいんだ』と甘い言葉を囁く相場でしたが、春花は『おじいちゃんと暮らすから』とその提案を拒み、自分と一緒に暮らすと思い込んでいた相場はこの事に異常なまでに腹を立て苛立ちはじめます。

 

実は相場が春花に対して抱いている気持ちは純粋な恋愛的感情なんてものではなく、周囲から孤立してしまった彼女に対し『救えるのは自分だけ』『彼女には自分しかいない』といった自己的発想からなる歪んだ偏執心が主なものであり、その思い込みは遂に彼女の意見を聞き入れると言う余地も無い程に深刻化していたのです。

 

予想外の彼女の返答を受け入れる事が出来なかった相場は、彼女が自分と暮らせないと言う理由は全て祖父の存在が原因であると解釈し、春花が妹・祥子の元へお見舞いに行った隙に彼女の祖父の元へ…その場で酷い暴行を加えてしまいます。

 

自分と彼女を妨げる祖父が居なくなれば問題なく東京で一緒に暮らせるだろうと都合の良い解釈を続け、春花との理想の未来のため計画を遂行しようとする相場でしたが、その後すぐに異変に気が付いた春花に手の暴行痕を見られてしまい、それを機に隠し通してきた彼の本性は全て彼女にバレてしまうのでした…。

≪きっかけは1枚の写真!?野咲春花が見てしまったものとは…≫

祖父を暴行した事が春花にバレてしまった相場は、彼女にこの痕は自分の祖母を殴った事で出来たものであり春花の祖父の暴行事件とは関係ないとシラを切ろうと試み、その暴行理由を自分が東京に行き春花と暮らすのを認めない祖母を説得する為だったと語りはじめます。

 

『大人たちは何もわかっていない』『俺と野咲ならうまくやっていける、そうだろう?』と理解を求めようと手を差し伸べますが、彼の言葉を信じることが出来なかった春花はその手を振り払い拒絶…。

 

その瞬間相場は顔色を変え『野咲まで俺を捨てるのか』『俺がお前を支えるって誓った仲じゃないか!』と憤り、とうとう春花にもその本性を露わにしてしまいますが、そのやり取りを見ていた流美が茶々を入れるように2人の会話に割り込み、突然春花を煽るかのように『放火の真実』を語りだすという事態に発展してしまいます。

 

嬉々として放火の犯人が自分である事やその時の状況等を詳細に語る流美に我慢の限界に達した春花は怒りを露わにし、相場には目もくれずに流美へと勢いよく迫りますが、初めからそれが狙いだった流美により隠し持っていた包丁で腹部を深く刺されてしまいます。

 

その一部始終を目の当たりにした相場は激怒しその場で激しく流美を暴行…ところがその際に彼の鞄から複数の写真が飛び散り、その中にあった一枚の写真に目が留まった春花は思わず絶句してしまいます。

 

なんとその写真には、春花の父親と妹の焼け焦げた姿が映し出されていたのです。

 

あの火事の際現場に飛び込んで行った相場は、迫る火の手から祥子を守ろうと身を挺したまま息絶えている父親の姿に酷く憧憬し、あろうことか死にかけている祥子をすぐには助けようとせずに遺体を隣に並べ写真に納めていたのでした…。

 

最後は野咲春花を説得できる?クズ男・相場晄のラストをネタバレ!

≪説得は失敗!?野咲春花の反撃≫

自分を励まし支え続け、燃え盛る家の中から妹を救出してくれたヒーローだと思っていた相場の本当の正体が、思っていた姿とは真逆の酷く恐ろしい本質を持った暴力的かつサイコパスな人間だったと知り絶望する春花…。

 

本性に気付かれてしまった挙句写真までも見られてしまった相場はどうにか誤魔化そうと試みますが、全てを知り理解してしまった彼女にはもうどんな言葉も響きません。

 

春花は激しい怒りと悲しみに満ちた表情で自分の腹部に刺さる包丁を引き抜き相場にその刃を振りかざしますが、相場は咄嗟に流美を盾にして攻撃を防ぎそのまま流美ごと春花を突き飛ばしてしまいます。

 

倒れ込む春花に対し『俺から離れようとするどころか、刺そうとするなんて…!』『俺が守るって言ったじゃねーかよ!』と叫び、狂ったように彼女を殴り続ける相場…やがて春花はうずくまったまま動かなくなり、気が晴れた相場は彼女から離れカメラを手にします。

 

そしてまるで彼女から全ての希望を奪い洗脳するかのように『妹は長くは生きられない』『頼れる人間は俺だけだ』『俺と生きると約束してくれ』といった言葉を次々と投げかけ、改めて自分と一緒に暮らそうと提言し説得を試みます。

 

自己的な理想を述べ終え、残すは春花からの良い返事を聞くだけとなった彼は、現状の春花の姿を写真に納めようとレンズを覗き込みましたが、そこに写ったのは彼の納めようとした弱々しい春花の姿ではなく、こちらにボウガンを向け最後の反撃に出る春花の姿だったのでした。

≪生存?死亡?圧巻のラスト!≫

 

2人が居たその場所はかつて春花が復讐対象としていたクラスメイトと対峙した場所であり、その手に持つボウガンもクラスメイトが彼女に向け使用していたもの…そして皮肉にもそこはいつしか2人で三角草を眺めた思い出の場所でもありました。

 

そんな場所でも春花は躊躇うことなく相場に向けボウガンの矢を放ち、真っ直ぐに飛んだ矢はカメラ諸共彼の右目を貫通してしまいます。

 

レンズ越しに見た春花の姿に驚く間もなく矢を受けその場に倒れ込んだ相場は、地面を這いながら『待ってくれ、行かないでくれ』と縋るように去っていく春花に手を伸ばしますが、彼の言葉に彼女が振り返る事はもうありません。

 

そして最後は刺さった矢が致命傷となり、相場は誰に看取られる訳でもなくその場で息絶えてしまうのでした。

 

実写映画ミスミソウで相場晄を演じているのは?漫画と映画で異なるシーンとは

≪実写映画『ミスミソウ』の相場晄役は?≫

 

実写映画『ミスミソウ』で相場晄を演じているのは清水尋也(しみずひろや)さん。

 

数多くの映画に出演している俳優さんで、映画の他にもドラマやテレビCMなどで活躍されています。

≪漫画も映画もラストは同じ?≫

 

漫画版『ミスミソウ』での相場晄の最後は、春花の放ったボウガンの矢が右目を貫いた事による怪我が致命傷となり死亡というものでしたが、この結末は映画版でも同じものとなっています。

 

漫画の中でも映画の中でも報われずに終わる相場でしたが、その結末はまさに自業自得といえるものなのでしょう…。

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