彼岸島アマルガム邪鬼強さランキング一覧まとめ！最強女亡者は姫？5人ユリユキ正体48日後！

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吸血鬼に支配された孤島での戦い・脱出を描いた、松本光司による人気の吸血鬼サバイバルホラー漫画『彼岸島』

 

『週刊ヤングマガジン』にて2002年から2010年まで連載されていた『彼岸島』は、緊迫感溢れるサバイバル要素やバトル要素はもちろんの事、敵味方問わず魅力的なキャラクターが多く登場する作品となっています。

 

今回はそんな彼岸島に登場する敵キャラクター『アマルガム・邪鬼』について、その詳細や強さ・人気を含めたランキングなどをネタバレを含みつつ、様々な角度からご紹介していこうと思います！

 

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5人のアマルガムは雅の息子！？そもそも邪鬼とは？

《邪鬼とは》

 

『彼岸島』に登場する邪鬼とは、吸血鬼の進化系とも成れの果てともいえるような存在です。

 

ひとたび吸血鬼となってしまうと本能的に人間の血を求めるようになり、定期的に血液を摂取しないと酷い吸血衝動に見舞われてしまいます。

 

しかしその状態でもなお人間の血液を摂取することを拒み長期間摂取せずにいると、多くは見た目が著しく変化し人間らしい要素が無くなった化け物、通称・邪鬼と成り果ててしまいます。

 

邪鬼は基本的に体が尋常でない程巨大化し、通常の吸血鬼とは比べ物にならないレベルの戦闘力と耐久力を得ることができますが、吸血鬼の頃に持っていた自我などは殆ど崩壊してしまうというデメリットもあります。

 

また比較的醜悪な見た目となることがほとんどであり、索敵の範囲内に入った者は人間であろうと吸血鬼であろうと区別なく襲い掛かってしまいます。

 

《アマルガムとは》

 

アマルガムとは、彼岸島の島内で生まれた『突然変異型の吸血鬼』のことです。

 

吸血鬼は同じ吸血鬼の血液を大量に摂取してしまうと激しい拒絶反応を起こしてしまい、その大半は拒絶反応に身体が耐えきれず全身から血を吹き出して爆裂死してしまいます。

 

しかし百人に一人という割合で拒絶反応に耐えた結果、姿形が大きく変化し尋常でない細胞分裂能力と強大な能力を得た新種の吸血鬼へと生まれ変わります。

 

それらは『混血種（アマルガム）』と呼ばれ、作中では暇を持て余した雅が希望者を募り混血種の大量生産を図りました。

 

師匠の正体は吸血鬼！？ユキも邪鬼になる！？

 

彼岸島では人間と吸血鬼との戦いがメインに描かれていますが、主人公・宮本明（みやもとあきら）率いる人間軍の中には吸血鬼でありながら人間側に付き戦っている人物も存在します。

 

例として明を弟子に加え戦いの術を叩き込んだ人物・師匠（ししょう）の正体は吸血鬼であり、彼は敵対している吸血鬼軍の親玉・雅（みやび）と同じ古来より彼岸島に生息する吸血鬼一族の生き残りとなっています。

 

そして師匠には雅により暮らしていた村を壊滅状態に追い込まれた際、対抗手段として吸血鬼の血を体内に取り込み混血種（アルマガム）へと進化したという過去も持ち合わせており、常人離れした巨体や戦闘能力もそれにより得たものとなっています。

 

また、彼岸島ではストーリーの端々に仲間が感染し吸血鬼・邪鬼へと変貌してしまう描写もあります。

 

そのなかでも初期の頃からのメンバーであり著しい成長を遂げていたユキが『彼岸島４８日後』にて邪鬼へと成り果ててしまった場面はかなり衝撃的であり、多くのファンや読者を驚愕させる展開となっていました。

 

カップルの鬼も存在する！？ユリ＆吉昭

 

彼岸島作中にて感染し吸血鬼となってしまった元人間が、他の人間の血液を摂取することを頑なに拒み、結果として邪鬼化してしまうという例は少なくはありません。

 

ひとたび邪鬼となってしまえば自我はほとんど無く、人間であろうと吸血鬼であろうとお構いなしに襲い掛かるようになりますが、その中には稀に自我を取り戻す者や一部の人物のみを認識する者なども存在しています。

 

また、『彼岸島４８日後』にて登場する邪鬼・ユリと吉明（よしあき）は作中でも珍しいカップルの邪鬼となっています。

 

ユリは『彼岸島４８日後』にて登場する人物・岩田健太（いわたけんた）の実の妹であり、吉昭はその恋人…ユリは邪鬼と化した際、細長く巨大な胴体に無数の乳房が付いた化け物と化し、健太曰く元々は美少年であったという吉昭もその面影が一切見られない醜悪な姿へと変貌しています。

 

ユリと吉昭には自我の有無は不明であるものの、瀕死となった吉昭をユリがかばったり交尾を始めたりと、お互いを想い助け合っているような描写があります。

 

これに関してネット上では『邪鬼になってもなおお互いに恋人であるという認識があった』という意見や『ただ単に性の本能に忠実に動いただけ』といった相対する意見で分かれているようです。

 

しかしながら吉昭の死亡後にユリがその亡骸を抱えてその場を去っていくという描写もあるため、『少なからず人間であった頃の自我が残っているのではないか』という意見が多く寄せられているようです。

 

他にはどんな鬼がいる？『彼岸島48日後…』に登場する邪鬼＆アマルガムを一部ご紹介！

《『彼岸島４８日後…』に登場する邪鬼》

死神（しにがみ）

 

邪鬼使いに操られていない野良の邪鬼。

 

かなり特殊な見た目で体から生えた複数のうち二本の腕は指そのものが腕の形をしており、背中から羽を出して空を飛ぶことも可能です。

 

睡眠を妨げられることを非常に嫌っており、体に少しでも触れられてしまうとすぐに起床します。

 

人間であろうと吸血鬼であろうと、対象となった者は関係なしに襲い掛かる気性の粗さを持っています。

 

エテ公

 

遠目で見ると巨大な女体のように見えるものの、実際はエビのような胴体をしており、女性器を模した部分から男性の顔が覗いているという異様な容姿をしています。

 

人間であった頃は仙石原ススキ野原近辺に出没する痴漢であり、名前は人間の頃に付けられたあだ名です。

 

本土に吸血鬼が侵攻してきた頃に邪鬼と化しており、邪鬼となってもなお女好きは変わらず、人間であろうと吸血鬼であろうと関係なく女の匂いに反応し襲いかかってきます。

 

邪鬼化妙子（たえこ）

 

父親と共に隠れていた地下にて、食料と引き換えに差し出されてしまった幼い少女。

 

地下で餌をあげていたネズミにのみ唯一心を開いていましたが、妙子に飽きた吸血鬼から目を潰されたうえに感染された挙句、大人達からも散々な扱いを受けたことで即座に邪鬼化しました。

 

別名として『ネズミの王様』とも呼ばれており、ミミズのような頭部で股間からは無数のネズミの頭部が生えています。

 

邪鬼化する前に目を潰されているため視力はなく音のみを頼りに活動しており、口で獲物をかみ砕いてから股のネズミに餌でもやるかのように与えています。

糞食い爺（くそぐいじじい）

 

腹部にカンガルーのような袋を持ち、年老いた老人の様な顔をした邪鬼。

 

人間の脱糞を食べれば若返る事が出来るという謎の妄想に取りつかれている特殊な邪鬼でもあります。

 

そのため捕まえた人間は捕食せずに背中に埋め込み、食事を与えて排泄した糞を食べています。

 

また、住処からはとてつもない悪臭が放たれています。

 

《彼岸島シリーズに登場するアマルガム》

斧神（おのがみ）

 

黒山羊の被り物と丈の長い腰巻きをした巨大な混血種吸血鬼（アマルガム）。

 

巨大な斧を常に所持しており、気に入らない者や邪魔な物は躊躇なく斧で斬り刻むといった残忍な面がありますが、吸血鬼になる前はレジスタンスに所属しており、師匠とも師弟関係にありました。

 

雅との戦いの最中に感染し吸血鬼となった後、雅を倒すために吸血鬼側につきましたが、雅の思想に共鳴したことにより寝返り、忠誠を誓ってしまいます。

 

残酷で凶暴なその様は雅からも一目置かれており、結果右腕として雅から絶大な権限を与えられています。

 

金剛（こんごう）

 

金剛力士像の様な容姿をした大男のアマルガム。

 

雅に心酔しており、雅に仕えるための力欲しさに自ら他の吸血鬼の血を注射しましたが、拒絶反応によりおぞましい化け物へ成り果ててしまい失敗作として捨てられました。

 

しかしながら捨てられた後も執念で自我を保ち続け、雅に認められようと自らの身体を彫刻刀で彫り、吸血鬼や邪鬼の肉を食らい体やを膨大化させました。

 

作中では斧神に並ぶ雅の片腕とも言われていました。

 

まり子

 

長い黒髪と和服姿、大きな顔面の大半が縦に閉じる巨大な一つ目となっているのが特徴的な、五重塔内の門番を兼ねる女アマルガム。

 

顔面の右側には小さい目玉が一列に並んでおり、その目のすぐ下に大きく裂けた口があるという醜怪な顔をしています。

 

非常に残忍な性格をしており、門番をしている部屋の中に侵入した者を捕まえ拷問するのを生き甲斐にしています。

 

吸血鬼になる前から醜い容姿のせいで村人から蔑まれており、そんな時に雅だけが自分を必要としてくれたということがきっかけで心酔し、雅に忠誠を誓いました。

姑獲鳥（うぶめ）

 

東京で生まれた5人のアマルガムであり、通称『雅の息子』。

 

雅の暇潰しにより数百体のアマルガムが誕生させ、さらに殺し合いを行わせた際の生き残りです。

 

元々はいじめられっ子の病弱でひ弱な人間で悔しい思いをしていましたが、雅によるバイオテロで吸血鬼化した後に力が付き、アマルガムへと進化したことで自信を付け強いものと戦うことを求めるようになりました。

 

武器は巨大な三又矛で人間を食料と呼び、持ち前の巨大な嘴で対象物を丸かじりにしてしまいます。

 

５つ顔（本名不明）

 

頭部の他に、首元・胸元に４つの顔があるという計５つの顔を持ったアマルガム。

 

山羊のような３本の角とお相撲さんの化粧まわしを身に着けた大型のアマルガムであり、名前の詳細は作中では語られなかった特殊な登場人物です。

 

武器は大鎌で東都ドームの武道大会に出場し、１回戦で姑獲鳥と当たった事でアマルガム対アマルガムという異例の場を造り上げ周囲を沸かせました。

 

最強の女亡者は姫！？彼岸島アマルガム邪鬼強さランキング一覧まとめ！

『彼岸島シリーズ』にて登場する邪鬼・アマルガムを、強さや人気度を含めたランキングでご紹介します！

第６位・椿（つばき）

 

おかっぱ頭の女性型の巨大な邪鬼。

 

椿は元々雅の付人の吸血鬼であり雅に片思いをしていましたが、独占欲が勝った結果、雅が自分のものにならないならと殺害を企て失敗…。

 

雅を怒らせ窮地に立たされるも想いは変わらず、最終的に「貴方を見ることがかなわない目など要らない」と自分の両目を潰して謝罪した事で死罪を免れましたが、その後邪鬼化しました。

 

目の部分からチューブ状の触角が生えており、先端の牙が生えた口から人間や吸血鬼を吸い込む事が可能で、さらに喉の辺りには巨大な口があり体中から無数の指が生えています。

 

視力は一切無い代わりに嗅覚が発達しており、周囲の匂いを嗅いで獲物の位置を確かめます。

 

歪みのある雅への愛と一途さ、攻撃時の残忍さなどが印象的であり、人気も高いようです。

 

第５位・姫（ひめ）

 

彼岸島に女性型邪鬼として最初に登場した炭鉱内のお姫様、普段は炭鉱の螺旋階段の空洞に潜んでいます。

 

とてつもなく長く巨大なムカデのようなで、若い女性の顔の頭部とは別に巨大な口を持っており、体の表面には硫酸の母乳を吹き出す無数の乳房、側面の左右には無数に人間の腕とインパクト大な容姿をしています。

 

目を合わせると形相が変わって凶暴化し、人間・吸血鬼問わず執拗に喰い殺そうとする習性があります。

 

作品登場時の容姿の変化の恐ろしさや強さから、女亡者としても非常に人気の高いキャラクターとなっています。

 

第４位・チワワ様

 

なまはげのような顔と虎のような胴体に人間の後肢を持った雅のお気に入りのペット。

 

五重塔の中に棲息する四足歩行をする獣のような邪鬼で、名前の『チワワ』は雅配下の吸血鬼からの呼称であり実在する犬種のものとは無関係なのだとか…。

 

首の関節が存在していないのか胴体と繋がっていないか、頭部だけを超高速で回転させる事が可能です。

 

戦いにおける強さは勿論のこと、雅と明の最終決戦にて窮地に追いやられていた雅を勝利に導く切り札ともなった事から、人気や知名度は非常に高いキャラクターとなっています。

 

第３位・師匠（邪鬼）

 

蚊の地下実験場にて、師匠が発作を起こし遂に邪鬼化。

 

頭部に師匠の上半身が残っているものの、多数生えた足は細い昆虫のような形をしており、頭部の下側からは巨大な両腕とハサミの様なものが生えています。

 

壁や人間を切り裂ける他、壁を自由自在に登ることも可能。

 

邪鬼化した際は明達だけでなく作品ファンをも絶望に落とし込みましたが、邪鬼としての本能を持ち前の強靭な精神力で押さえ込み自我を取り戻しました。

 

第２位・ユキ

 

吸血鬼化したユキが限界を迎えた末に邪鬼化した姿。

 

花のような形の巨大な頭部に、細身でありながら蜘蛛のような複数の手足と尾を持ち合わせた異形の身体をしています。

 

吸血鬼化した西山（にしやま）によって操られいますが、頭部の口の部分にある蕾から針のような触覚を飛び出して攻撃・捕食する他、通天閣をへし折り大阪城まで投げ飛ばすレベルの怪力を持っています。

 

背骨の一部が吸血鬼化する前のユキの上半身として残っており、唯一の弱点となっています。

 

戦闘能力・再生力ともに非常に高く、並大抵の邪鬼はもろともしない程の強さを誇っています。

 

第１位・眠り姫

 

タコの体に女性の頭部を持つ邪鬼であり、邪鬼を一口で食べる程の巨体を持っているにも関わらず泳ぐスピードがすさまじく早く、並大抵の生物は逃亡することが叶いません。

 

女性の頭は視力が弱く人間程のサイズは動いていないと見えていませんが、胴体にあるもう一つ目は小さなものも認識します。

 

国連軍の空爆により湖と化した池袋の湖底に長い間眠っていたことから『眠り姫』という名で呼ばれていました。

 

登場当初も眠っていましたが、吸血鬼の人間狩り部隊が連れてきた邪鬼によるビルの崩落にり目覚めてしまい、それにより周囲にいた人間・吸血鬼・邪鬼問わず捕食…。

 

眠り姫に見つかって生き延びる方法が運次第という最強さから、強さ・人気共に非常に高いキャラクターとなっています。

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